JP4146316B2 - プロテクタ - Google Patents

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Description

本発明は、例えばハイブリッド車、電気自動車などの車両の床下に装備され、シールド性能を兼ね備えたプロテクタに関するものである。
図4は、従来のプロテクタの一形態を示すものである。
複数の高圧電線81が一括して編組90に通されて高圧電線81のシールドが行われる。また、複数の高圧電線81が編組90に通されることにより、ワイヤハーネス80が構成されている。プロテクタ50は、樹脂製ベース60と、この樹脂製ベース60に組み付けられる樹脂製カバー70とを備えた容器とされている。扁平かつ長尺状のプロテクタ50が略水平な状態とされたときに、ベース60側を下側とし、カバー70側を上側とする。なお、この明細書における「上下」の定義は、プロテクタを説明するうえでの便宜上のものとされる。
プロテクタ50を構成する樹脂製ベース60の収容部に、編組90により束ねられた複数の高圧電線81が収納される。その後、下側の樹脂製ベース60に、上側の樹脂製カバー70が被せられることでプロテクタ50が組み立てられる。ベース60に設けられた突起状の係止部69に、カバー70に設けられた矩形孔状の係合部79が係り合わせられることで、ベース60にカバー70が組み付けられる。複数の高圧電線81と、各高圧電線81のシールドを行うと共に各高圧電線81を束ねる編組90とを備えたワイヤハーネス80は、合成樹脂製のプロテクタ50内に収容される。
また、上記形態以外の従来のものとして、電磁シールド効果を有し、かつ軽量で加工性の良好なワイヤプロテクタというものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2003−143734公報(第1,2頁、第1−6図)
また、シールド電線同士のジョイント部をシールドすることが出来ると共に、軽量なシールド電線用ジョイントプロテクタというものもある(例えば特許文献2参照)。
実開平6−77121号公報(第1,6頁、第1−3,7図)
また、簡単な構造によってケーブルを係止することができ、シールドも同時に行うことができるケーブル用係止具というものもある(例えば特許文献3参照)。
実開平3−48320号公報(第5頁、第1図)
また、飛石が保護チューブに当たることがあっても、その衝撃が配管に直接加えられることが殆ど無く、緩衝性能が大幅に向上され、保護チューブが取り付けられる際の位置決め作業が不要とされた車両用配管保護チューブというものもある(例えば特許文献4参照)。
実開昭57−75288号公報(第1,5,6頁、第1−7図)
また、外部から衝撃や振動が加えられることがあっても、挿通物が閉断面内壁に当接することなく、騒音の発生や挿通物の損傷を解消させたワイヤハーネス等の支持装置というものもある(例えば特許文献5参照)。
実開昭55−161187号公報(第2頁、第1,2図)
また、粘着テープなどが用いられることなく電線束を固定させることのできるプロテクタというものもある(例えば特許文献6参照)。
特開平11−234844号公報(第1,2頁、第1−5図)
しかしながら、図4に示す上記従来のプロテクタ50にあっては、車両(図示せず)の床下にプロテクタ50が取り付けられ、不図示の車両が走行された場合、泥砂(図示せず)がプロテクタ50内に入り込むことがあった。また、プロテクタ50内に入り込んだ泥砂は、編組90の編目91から編組90の内側に入り込むことがあった。
プロテクタ50が装着された不図示の車両に振動が生じたときに、電線81と、編組90との間に摩擦が生じる。そのときに、電線81と編組90との間に多くの泥砂が介在されていると、泥砂により、電線81もしくは編組90の何れか一方または両方に、摩耗が生じるということがあった。また、プロテクタ50が装着された不図示の車両に振動が生じたときに、編組90とプロテクタ50との間に多くの泥砂が介在されていると、泥砂により、編組90もしくはプロテクタ50の何れか一方または両方に、摩耗が生じるということがあった。このように、プロテクタ50内に入り込んだ泥砂により、電線81、編組90、プロテクタ50が摩耗し、これらのものが劣化するということが問題とされていた。
本発明は、上記した点に鑑み、電線などに摩耗が生じることなく、シールド特性に優れたプロテクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るプロテクタは、底壁と該底壁の両側から起立した側壁とを有するプロテクタ本体と、該プロテクタ本体に取り付けられるカバーとを有し、電線が収容されて車両の床下に配索されるプロテクタにおいて、前記プロテクタ本体の底壁に、前記電線の直径より幅狭で、前記電線と線接触して前記電線を前記底壁から離間して載置する線接触部を有する溝を形成し、前記プロテクタ本体内に入り込んだ泥砂を前記溝の中に落下させるようにしたことを特徴とする。
上記構成により、プロテクタ内に入り込んだ泥砂は、プロテクタ本体の溝の中に落される。電線とプロテクタ本体との間に泥砂が介在するということは、防止される。従って、泥砂により電線に異常摩耗が発生するということは、防止されることとなる。
請求項に係るプロテクタは、請求項記載のプロテクタにおいて、前記線接触部は、前記電線が傷付けられることを防止する湾曲部とされたことを特徴とする。
上記構成により、泥砂は、プロテクタ本体の溝の上側に、より堆積され難くなる。従って、プロテクタ本体の溝上に位置する電線の耐摩耗性は、より向上されることとなる。
請求項に係るプロテクタは、請求項1又は2記載のプロテクタにおいて、複数の前記電線がまとめられてワイヤハーネスが構成され、該ワイヤハーネスを構成する各電線は、前記プロテクタ本体の収容部内に収納されたことを特徴とする。
上記構成により、複数の電線がまとめられてワイヤハーネスが構成されるときに、各電線をプロテクタ本体の収容部に収納させることで、ワイヤハーネスが構成される。従って、ワイヤハーネスは、容易に組み上げられることとなる。
請求項に係るプロテクタは、請求項1〜3の何れか1項に記載のプロテクタにおいて、前記プロテクタ本体及び前記カバーは、金属材料が用いられて形成されたことを特徴とする。
上記構成により、プロテクタのシールド性は、より向上されることとなる。また、複数の電線が収容されたプロテクタ本体にカバーが取り付けられることで、各電線は、分離されることなく、一つのものとして確実にまとめられる。さらに、金属材料が用いられてプロテクタ本体が形成されているから、車両が走行されているときに、跳ね上げられた石などがプロテクタに当たり、プロテクタが損傷するということは、防止されることとなる。
請求項に係るプロテクタは、請求項1〜4の何れか1項に記載のプロテクタにおいて、前記プロテクタ本体に摺接可能なスライド部が設けられ、該スライド部に対応して、該プロテクタ本体に取り付けられるカバーに摺接可能なスライド部が設けられ、該プロテクタ本体の該スライド部に該カバーの該スライド部が合わせられることで、該カバーは、該プロテクタ本体に組み付けられたことを特徴とする。
上記構成により、カバーは、容易にプロテクタ本体に組み付けられることとなる。
請求項に係るプロテクタは、請求項記載のプロテクタにおいて、前記プロテクタ本体に設けられた前記スライド部は、該プロテクタ本体の長手方向に沿って形成されると共に断面略凸形状に形成され、前記カバーに設けられた前記スライド部は、該カバーの長手方向に沿って形成されると共に断面略凹形状に形成されたことを特徴とする。
上記構成により、プロテクタ本体は、容易に製造されることとなる。また、カバーは、容易に製造されることとなる。また、カバーは、容易にプロテクタ本体に組み付けられることとなる。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、泥砂による電線の異常摩耗の発生を防止することができる。
請求項の発明によれば、電線の耐摩耗性を向上させることができる。
請求項記載の発明によれば、容易にワイヤハーネスを組み上げることができる。
請求項記載の発明によれば、プロテクタのシールド性をより向上させることができる。
請求項記載の発明によれば、プロテクタ本体に、容易にカバーを組み付けることができる。
請求項記載の発明によれば、容易にプロテクタ本体を製造することができる。また、容易にカバーを製造することができる。
以下に本発明に係るプロテクタの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るプロテクタの第一の実施例を示す斜視図、図2は、同じくプロテクタの第一の実施例を示し、(a)はプロテクタ本体を示す正面図、(b)はプロテクタ本体の底を示す概念図である。
扁平かつ長尺状のものとして構成されたプロテクタの上下方向の定義については、背景技術で記載された通りのものとされていることから、ここではその詳細な説明を省略する。
図1および図2(a)に示すプロテクタ1は、内部に複数の高圧電線41,42,43が収容された後に、ハイブリッド車、電気自動車などの車両(図示せず)の床下に配索される。ハイブリッド車とは、複数の動力源が利用されて走行可能な自動車を意味する。ハイブリッド車として、例えば、ガソリンエンジンと、電動機とが組み合わせられた自動車などが挙げられる。また、電気自動車として、例えば燃料電池などから発生される電気を動力源とした自動車などが挙げられる。プロテクタは、電気自動車、ハイブリッド車などの電気を動力源として走行可能な車両の床下に装備されるシールドプロテクタとして使用される。なお、電線と共に他の線状体がプロテクタ内に収容されたものも使用可能とされる。
図1および図2(a)の如く、長尺状かつ断面略円形状の銅製またはアルミニウム製など金属製導体44の周囲に、長尺状かつ断面略円筒状の合成重合体製の絶縁被覆体45が設けられることで、高圧電線41,42,43が形成されている。また、プロテクタ1を構成するプロテクタ本体10が用いられ、プロテクタ本体10によって各電線41,42,43が束ねられることで、ワイヤハーネス40が構成される。ワイヤハーネス40を構成するプロテクタ本体10は、剛性を有する金属材料が用いられて形成されている。金属材料として、例えば鉄鋼材料よりも軽量なアルミニウム材料などが用いられた。アルミニウム材料として、例えば各種のアルミニウム合金などが挙げられる。
プロテクタ本体10は、断面略波形の底壁11と、この底壁11から上側に向けて延設された両側壁12,13とを備える金属製ベース10として形成されている。図2(b)の如く、プロテクタ本体の底壁11は、複数の断面略半円状の線接触部15Rを備えるものとして形成されている。図1および図2(a)の如く、プロテクタ本体10内に収容される各電線41,42,43の直径45Dよりも、幅15Wの狭い溝15が、プロテクタ本体10の底壁11に形成されている。プロテクタ本体10の上側の開口部10pから、各電線41,42,43がプロテクタ本体10の収容部10a内に配索される。そのときに、プロテクタ本体10の断面略凹凸状の底壁11と、電線41,42,43との間に、空間16が形成される。
即ち、プロテクタ本体10の底壁11に、各電線41,42,43の直径45Dより幅狭で、各電線41,42,43と線接触して電線を底壁11から離間して載置する線接触部15Rを有する溝15が形成されている。
前記プロテクタ本体10内に各電線41,42,43が収容されたプロテクタ1が、前記車両の床下に装着されていれば、プロテクタ1内に入り込んだ泥砂(図示せず)は、プロテクタ本体10の底壁11に設けられた溝15の中に落される。プロテクタ1の収容部10a内に入り込んだ泥砂は、ワイヤハーネス40を構成する電線41,42,43と、プロテクタ本体10の底壁11に設けられた断面略半円状の線接触部15Rとに囲まれて形成された空間16に落される。
従って、泥砂と、電線41,42,43とが、長期に亘って摩擦接触の状態におかれるということは回避される。これにより、電線41,42,43とプロテクタ本体10との間に、多くの泥砂が介在され、泥砂により、電線41,42,43の絶縁被覆体45もしくはプロテクタ本体10の底壁11の何れか一方または両方が摩耗し劣化するということは、未然に防止される。
例えば不図示の車両が長期に亘って使用された場合、前記車両は、長い間、振動が加えられた状態とされる。多くの泥砂の上に位置する電線(41,42,43)に、長い間、振動が加えられると、泥砂により、電線(41,42,43)の絶縁被覆体(45)に異常摩耗が発生して、電線(41,42,43)の導体(44)の一部が露出され、導体(44)に流されていた高圧電流が漏電して、ショートが発生するといったことが心配される。
しかしながら、プロテクタ本体10内に収容される各電線41,42,43の直径45Dよりも、幅15Wの狭い溝15が、プロテクタ本体10の底壁11に形成されていれば、前記ショートなどの不具合の発生は、未然に防止されることとなる。前記プロテクタ1が不図示の車両の床下に装備されることにより、電線41,42,43の絶縁被覆体45の摩耗量が甚だしく増大するということは、殆ど見られなくなった。
また、金属材料が用いられてプロテクタ本体10が形成されているから、従来の編組90(図4)によるシールド特性に比べ、プロテクタ1(図1,図2(a))のシールド特性は、向上されることとなる。さらに、剛性を有する金属材料が用いられてプロテクタ本体10が形成されているから、不図示の車両が走行されているときに、前記車両のタイヤ(図示せず)などにより跳ね上げられた石(図示せず)などがプロテクタ1に当たり、プロテクタ1が簡単に損傷するということは、確実に防止される。従って、各電線41,42,43は、プロテクタ1により確実に保護され続ける。
図1および図2(a)の如く、プロテクタ本体10の底壁11に設けられた溝15の上側に、電線41,42,43が線接触の状態で載置される一対の線接触部15Rが設けられている。一対の線接触部15Rは、電線41,42,43と、プロテクタ本体10とが、線接触の状態で接触可能なR形状に形成されている。線接触部15Rは、電線41,42,43が線接触の状態で載置可能とされ、且つ、電線41,42,43が傷付けられることを防止する断面略半円状の湾曲部15Rとして形成されている。
底壁11の溝15の上側に、R形状の湾曲部15Rが設けられていれば、プロテクタ1内に入り込んだ泥砂は、プロテクタ本体10の溝15の上側に堆積され難くなる。従って、プロテクタ本体10の溝15の上側に載置される電線41,42,43の耐摩耗性は、より向上されることとなる。また、プロテクタ本体10の底壁11に設けられた溝15の湾曲部15Rの上側に、電線41,42,43が支持されるから、電線41,42,43の絶縁被覆体45が例えば角部に支持された場合に比べ、電線41,42,43の絶縁被覆体45の損傷は、回避され易くなる。
図1および図2(a)の如く、複数の電線41,42,43がまとめられてワイヤハーネス40が構成される。ワイヤハーネス40を構成する各高圧電線41,42,43は、全てプロテクタ本体10の収容室10a内に略等間隔に並べられた状態で収納されている。
複数の電線41,42,43がまとめられてワイヤハーネス40が構成されるときに、各電線41,42,43をプロテクタ本体10の収容室10aに収納させることで、ワイヤハーネス40が構成される。複数の電線41,42,43を束ねてワイヤハーネス40を構成するものとして、プロテクタ1がその役割を果す。従って、プロテクタ1が用いられることにより、ワイヤハーネス40は、容易で迅速に一つのものとして組み上げられる。
図1および図2(a)に示すプロテクタ本体10に取り付けられるカバー30(図1)も、前記プロテクタ本体10と同様に、アルミニウム合金などの金属材料が用いられて形成されている。プロテクタ本体10(図1,図2(a))と、カバー30(図1)とは、同じ材質の金属材料が用いられて形成される。カバー30は、略平板状の基壁31と、この基壁31に対し略直交する方向に延設され、且つ基壁31の下側に向けて延設された一対の側壁32,33とを備えるものとして形成されている。図1の如く、プロテクタ1は、金属製ベース10と、この金属製ベース10に組み付けられる金属製カバー30とを備えた金属製容器とされている。下側の金属製ベース10に、上側の金属製カバー30が被せられることで金属製プロテクタ1が組み立てられる。図1に例示されるシールドプロテクタ1は、アルミニウム合金などの剛性を有する金属材料だけが用いられて構成されている。
プロテクタ1を構成するプロテクタ本体10の材料や、カバー30の材料として、例えばアルミニウム材料が用いられることで、自動車(図示せず)の車両の重量が極端に増加するということは回避される。アルミニウム合金の密度は、約2.8g/cm3 とされている。これに対し、鉄鋼の密度は、約7.8g/cm3 とされている。また、銅合金の密度は、約8.9g/cm3 とされている。また、例えば密度が約1.7g/cm3 のマグネシウム合金も発表されている。このように、アルミニウム合金などの軽合金は、軽量な金属材料とされている。プロテクタ本体やカバーに用いられる軽量な金属材料として、例えば密度が0を超え2.8g/cm3 以下の金属材料、好ましくは密度が1.7〜2.8g/cm3 の金属材料が用いられることで、不図示の車両は、軽量なものとされる。
また、アルミニウム合金などの金属材料が用いられて、プロテクタ本体10と、カバー30とが形成されているから、プロテクタ1のシールド特性は、より向上される。複数の高圧電線41,42,43が、金属製のプロテクタ1内に収容されることで、高圧電線41,42,43のシールドが行われ、プロテクタ1の内外の電界は、遮断され易くなる。また、金属製のプロテクタ1が、金属製の車両ボディ(図示せず)などに接地されることで、シールド効果は、十分に発揮されることとなる。
また、アルミニウム合金などの金属材料が用いられて、プロテクタ本体10や、カバー30が形成され、これにより高圧電線41,42,43のシールドが行われるから、従来のプロテクタ(50)(図4)に配索されていたワイヤハーネス(80)の編組(90)を、ワイヤハーネス(80)から省略させることができる。また、編組(90)が省略されたことにより、ワイヤハーネスの価格の低減化が図られることとなる。車両の床下に配索されていたケーブルなどの電線81を備える従来のワイヤハーネス80に比べ、図1に示すワイヤハーネス40においては、部品点数が少ないことから安価なハーネス組立体となる。また、編組(90)がワイヤハーネスから省略されるから、泥砂により編組(90)が摩耗するといった不具合は、発生されなくなる。
図1の如く、複数の電線41,42,43が収容されたプロテクタ本体10にカバー30が取り付けられることで、各電線41,42,43は、分離されることなく、一つのものとして確実にまとめられる。
図1および図2(a)の如く、プロテクタ本体10に、摺接可能な一対のスライド部18,18が設けられている。一対のスライド部18,18に対応して、図1の如く、プロテクタ本体10に取り付けられるカバー30に、摺接可能な一対のスライド部38,38が設けられている。プロテクタ本体10のスライド部18に、カバー30(図1)のスライド部38が合わせられることで、カバー30は、プロテクタ本体10にスライド可能に組み付けられる。
前記スライド部18,18がプロテクタ本体10に設けられていれば、カバー30は、容易にプロテクタ本体10に組み付けられる。また、プロテクタ本体10と、カバー30とがスライド可能もしくはスライド自在な状態で合わせられていれば、ハイブリッドカーや電気自動車などの自動車(図示せず)が解体されてリサイクルが行われるときに、プロテクタ1は、容易に自動車の車両から取り外されて、分解される。従って自動車のリサイクル作業が行われやすいプロテクタ1が、自動車部品組立メーカなどに提供される。
プロテクタ本体10の両側壁12,13に設けられた長尺状のスライド部18は、長尺状のプロテクタ本体10の長手方向に沿って延長形成されると共に、断面略湾曲状の凸部18として形成されている。また、長尺状のカバー30の両側壁32,33に設けられた長尺状のスライド部38は、長尺状のカバー30の長手方向に沿って延長形成されると共に、断面略湾曲状の凹部38として形成されている。
このような形状のスライド部18がプロテクタ本体10に設けられていれば、プロテクタ本体10が製造されるときに、押出などが行われることにより、プロテクタ本体10は、効率よく容易に連続成形される。また、このような形状のスライド部38がカバー30に設けられていれば、カバー30が製造されるときに、押出などが行われることにより、カバー30は、効率よく容易に連続成形される。
従って、プロテクタ本体10や、カバー30が生産されるときに、人件費などが削減化され、安価なプロテクタ本体10およびこれに対応したカバー30を備えるシールドプロテクタ1を、自動車部品組立メーカなどに提供することができる。また、プロテクタ1の設計仕様などにより、安価なプロテクタ本体10が自動車部品組立メーカなどに提供されることとなる。プロテクタ本体10およびカバー30は、共に押出可能な成型材料が用いられて形成されている。
また、前記スライド部18がプロテクタ本体10に設けられ、これに対応したスライド部38がカバー30に設けているから、プロテクタ本体10に対するカバー30の組付け作業は、容易となる。また、プロテクタ本体10の前記スライド部18と、カバー30の前記スライド部38とにより、プロテクタ本体10と、カバー30とのシール性が向上される。従って、プロテクタ1内に泥砂が入り込むということは、回避され易くなる。
プロテクタ本体10に、カバー30が組み付けられる工程について説明する。プロテクタ本体10の一端部10eと、カバー30の他端部とが合わせられる。一端部30eに対する長手方向反対側が、カバー30の他端部とされている。プロテクタ本体10に対し、カバー30が長手方向に沿ってスライド移動されて、プロテクタ本体10と、カバー30とが合わせられ、プロテクタ本体10の一端部10eと、カバー30の一端部30eとが揃えられることで、プロテクタ本体10にカバー30が組み付けられる。
そのときに、プロテクタ本体10の長手方向に沿って、プロテクタ本体10の側壁12,13に延設された断面略湾曲状のスライド部18の外側面18f(図2(a))と、カバー30(図1)の長手方向に沿って、カバー30の側壁32,33に延設された断面略湾曲状のスライド部38の内側面38fとが摺接される。このようにして、プロテクタ1が組み立てられる。
図1の如く、プロテクタ本体10およびカバー30が、略直線状の形状のものとされたときに、前記組付け方法は、有効とされる。なお、プロテクタ(1)の設計仕様などにより、例えばプロテクタ本体(10)の上側からカバー(30)が組み付けられるものも使用可能とされる。
図3は、本発明に係るプロテクタの第二の実施例を示し、(a)はプロテクタ本体を示す正面図、(b)はプロテクタ本体の底を示す概念図である。
図1および図2(a)に示すプロテクタ本体10と、図3(a)に示すプロテクタ本体20とは、底壁11,21の形状が異なる点を除き、略同じ形状のものとされている。第二の実施例において、上記第一の実施例と略重複する内容については、要部の説明にとどめ、その詳細な説明を省略した。
図3(a)に示すプロテクタ2は、内部に複数の高圧電線41,42,43が収容された後に、ハイブリッド車、電気自動車などの車両(図示せず)の床下に配索される。また、プロテクタ2を構成するプロテクタ本体20が用いられ、プロテクタ本体20によって各電線41,42,43が束ねられることで、ワイヤハーネス40が構成される。ワイヤハーネス40を構成するプロテクタ本体20は、剛性を有する上記金属材料が用いられて形成されている。そのような金属材料としてアルミニウム合金が用いられた。
プロテクタ本体20は、断面略波形の底壁21と、この底壁21から上側に向けて延設された両側壁22,23とを備える金属製ベース20として形成されている。図3(b)の如く、プロテクタ本体の底壁21は、複数の断面略波状の線接触部25Rを備えるものとして形成されている。図3(a)の如く、プロテクタ本体20内に収容される各電線41,42,43の直径45Dよりも、幅25Wの狭い溝25が、プロテクタ本体20の底壁21に形成されている。プロテクタ本体20の上側の開口部20pから、各電線41,42,43がプロテクタ本体20の収容部20a内に配索される。そのときに、プロテクタ本体20の断面略波形の底壁21と、電線41,42,43との間に、空間26が形成される。
即ち、プロテクタ本体20の底壁21に、各電線41,42,43の直径45Dより幅狭で、各電線41,42,43と線接触して電線を底壁21から離間して載置する線接触部25Rを有する溝25が形成されている。
前記プロテクタ本体20内に各電線41,42,43が収容されたプロテクタ2が、前記車両の床下に装着されていれば、プロテクタ2内に入り込んだ泥砂(図示せず)は、プロテクタ本体20の底壁21に設けられた溝25の中に落される。プロテクタ2の収容部20a内に入り込んだ泥砂は、ワイヤハーネス40を構成する電線41,42,43と、プロテクタ本体20の底壁21に設けられた断面略波形の線接触部25Rとに囲まれて形成された空間26に落される。
従って、泥砂と、電線41,42,43とが、長期に亘って摩擦接触の状態におかれるということは回避される。これにより、電線41,42,43とプロテクタ本体20との間に、多くの泥砂が介在され、泥砂により、電線41,42,43の絶縁被覆体45もしくはプロテクタ本体20の底壁21の何れか一方または両方が摩耗し劣化するということは、未然に防止される。前記プロテクタ2が不図示の車両の床下に装備されることにより、電線41,42,43の絶縁被覆体45の摩耗量が甚だしく増大し、上記不具合などが発生するということは、殆ど見られなくなった。
また、金属材料が用いられてプロテクタ本体20が形成されているから、従来の編組90(図4)によるシールド特性に比べ、プロテクタ2(図3(a))のシールド特性は、向上されることとなる。さらに、剛性を有する金属材料が用いられてプロテクタ本体20が形成されているから、不図示の車両が走行されているときに、前記車両のタイヤ(図示せず)などにより跳ね上げられた石(図示せず)などがプロテクタ2に当たり、プロテクタ2が簡単に損傷するということは、確実に防止される。従って、各電線41,42,43は、プロテクタ2により確実に保護され続ける。
図3(a)の如く、プロテクタ本体20の底壁21に設けられた溝25の上側に、電線41,42,43が線接触の状態で載置される一対の線接触部25Rが設けられている。一対の線接触部25Rは、電線41,42,43と、プロテクタ本体20とが、線接触の状態で接触可能なR形状に形成されている。線接触部25Rは、電線41,42,43が線接触の状態で載置可能とされ、且つ、電線41,42,43が傷付けられることを防止する断面略波状の湾曲部25Rとして形成されている。
底壁21の溝25の上側に、R形状の湾曲部25Rが設けられていれば、プロテクタ2内に入り込んだ泥砂は、プロテクタ本体20の溝25の上側に堆積され難くなる。従って、プロテクタ本体20の溝25の上側に載置される電線41,42,43の耐摩耗性は、より向上されることとなる。また、プロテクタ本体20の底壁21に設けられた溝25の湾曲部25Rの上側に、電線41,42,43が支持されるから、電線41,42,43の絶縁被覆体45が例えば角部に支持された場合に比べ、電線41,42,43の絶縁被覆体45の損傷は、回避され易くなる。
図3(a)の如く、複数の電線41,42,43がまとめられてワイヤハーネス40が構成される。ワイヤハーネス40を構成する各高圧電線41,42,43は、全てプロテクタ本体20の収容室20a内に略等間隔に並べられた状態で収納されている。プロテクタ2が用いられることにより、ワイヤハーネス40は、容易で迅速に一つのものとして組み上げられる。
プロテクタ本体20(図3(a))と、プロテクタ本体20に取り付けられるカバー30(図1)とは、同じ材質の金属材料が用いられて形成される。金属材料が用いられて、プロテクタ本体20と、カバー30とが形成されているから、プロテクタ2のシールド特性は、より向上される。また、複数の電線41,42,43が収容されたプロテクタ本体20にカバー30が取り付けられることで、各電線41,42,43は、分離されることなく、一つのものとして確実にまとめられる。カバー30は、上記プロテクタ本体10(図1,図2(a))と、前記プロテクタ本体20(図3(a))との両方に装着可能な形状のものとされている。
また、図3(a)の如く、プロテクタ本体20に、カバー30(図1)に設けられた一対のスライド部38,38と摺接可能な一対のスライド部28,28(図3(a))が設けられている。プロテクタ本体20(図3(a))のスライド部28に、カバー30(図1)のスライド部38が合わせられることで、カバー30は、プロテクタ本体20(図3(a))にスライド可能に組み付けられる。
前記スライド部28,28がプロテクタ本体20に設けられていれば、カバー30(図1)は、容易にプロテクタ本体20(図3(a))に組み付けられる。また、このようなプロテクタ本体20に、カバー30が組み付けられていれば、自動車(図示せず)が解体されてリサイクルが行われるときに、プロテクタ2は、容易に自動車の車両から取り外されて、分解される。
プロテクタ本体20の両側壁22,23に設けられた長尺状のスライド部28は、長尺状のプロテクタ本体20の長手方向に沿って延長形成されると共に、断面略湾曲状の凸部28として形成されている。このような形状のスライド部28がプロテクタ本体20に設けられていれば、プロテクタ本体20が製造されるときに、押出などが行われることにより、プロテクタ本体20は、効率よく容易に連続成形される。
また、前記スライド部28がプロテクタ本体20に設けられ、これに対応したスライド部38(図1)がカバー30に設けているから、カバー30がプロテクタ本体20(図3(a))に装着されるときの組付け作業は、容易となる。また、プロテクタ本体20の前記スライド部28と、カバー30(図1)の上記スライド部38とにより、カバー30と、プロテクタ本体20(図3(a))とのシール性が向上される。従って、プロテクタ2内に泥砂が入り込むということは、回避され易くなる。
プロテクタ本体20に、カバー30(図1)が組み付けられる工程について説明する。プロテクタ本体20(図3(a))の一端部20eと、カバー30(図1)の他端部とが合わせられる。カバー30がプロテクタ本体20(図3(a))の長手方向に沿ってスライド移動されて、プロテクタ本体20と、カバー30(図1)とが合わせられ、カバー30の一端部30eと、プロテクタ本体20(図3(a))の一端部20eとが揃えられることで、プロテクタ本体20にカバー30(図1)が組み付けられる。
そのときに、カバー30の長手方向に沿って、カバー30の側壁32,33に延設された断面略湾曲状のスライド部38の内側面38fと、プロテクタ本体20(図3(a))の長手方向に沿って、プロテクタ本体20の側壁22,23に延設された断面略湾曲状のスライド部28の外側面28fとが摺接される。このようにして、プロテクタ2が組み立てられる。
本発明に係るプロテクタの第一の実施例を示す斜視図である。 同じくプロテクタの第一の実施例を示し、(a)はプロテクタ本体を示す正面図、(b)はプロテクタ本体の底を示す概念図である。 本発明に係るプロテクタの第二の実施例を示し、(a)はプロテクタ本体を示す正面図、(b)はプロテクタ本体の底を示す概念図である。 従来のプロテクタの一形態を示す斜視図である。
符号の説明
1,2 プロテクタ
10,20 ベース(プロテクタ本体)
10a,20a 収容室(収容部)
11,21 底壁(底)
15,25 溝
15R,25R 湾曲部(線接触部)
18,28 凸部(スライド部)
30 カバー
38 凹部(スライド部)
40 ワイヤハーネス
41,42,43 高圧電線(電線)
45D 直径(径)

Claims (6)

  1. 底壁と該底壁の両側から起立した側壁とを有するプロテクタ本体と、該プロテクタ本体に取り付けられるカバーとを有し、電線が収容されて車両の床下に配索されるプロテクタにおいて、
    前記プロテクタ本体の底壁に、前記電線の直径より幅狭で、前記電線と線接触して前記電線を前記底壁から離間して載置する線接触部を有する溝を形成し、
    前記プロテクタ本体内に入り込んだ泥砂を前記溝の中に落下させるようにしたことを特徴とするプロテクタ。
  2. 前記線接触部は、前記電線が傷付けられることを防止する湾曲部とされたことを特徴とする請求項1記載のプロテクタ。
  3. 複数の前記電線がまとめられてワイヤハーネスが構成され、該ワイヤハーネスを構成する各電線は、前記プロテクタ本体の収容部内に収納されたことを特徴とする請求項1又は2記載のプロテクタ。
  4. 前記プロテクタ本体及び前記カバーは、金属材料が用いられて形成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のプロテクタ。
  5. 前記プロテクタ本体に摺接可能なスライド部が設けられ、該スライド部に対応して、該プロテクタ本体に取り付けられるカバーに摺接可能なスライド部が設けられ、該プロテクタ本体の該スライド部に該カバーの該スライド部が合わせられることで、該カバーは、該プロテクタ本体に組み付けられたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のプロテクタ。
  6. 前記プロテクタ本体に設けられた前記スライド部は、該プロテクタ本体の長手方向に沿って形成されると共に断面略凸形状に形成され、前記カバーに設けられた前記スライド部は、該カバーの長手方向に沿って形成されると共に断面略凹形状に形成されたことを特徴とする請求項5記載のプロテクタ。
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