JP5638898B2 - ワイヤハーネス配索構造及びシールドカバー - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤハーネスをシールドカバーにて覆うワイヤハーネス配索構造と、この配索構造に使用するシールドカバーとに関する。
電気自動車やハイブリッド自動車において、これらに搭載される例えばモータユニット及びインバータユニットは、大電流・高電圧用のワイヤハーネスにより接続されている(例えば下記特許文献1参照)。大電流・高電圧用のワイヤハーネスには、電磁波シールド対策が施されている。
特開2003−115223号公報
ワイヤハーネスにあっては、例えば走行中の振動等が伝わり易い環境下に配索されることが多いことから、振れによる影響が懸念されている。また、ワイヤハーネス自身の発熱や接続先から伝わる熱による影響も懸念されている。これらの影響は、電磁波シールド対策を施した場合に支障を来さないことが好ましいと考えられる。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、電磁波シールド対策を施した場合であっても振れや熱による影響を低減することが可能なワイヤハーネス配索構造を提供することを課題とする。また、振れや熱による影響を低減することが可能なシールドカバーを提供することも課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のワイヤハーネス配索構造は、ワイヤハーネスを構成するハーネス本体の導電路に湾曲部を形成し、前記ワイヤハーネスを覆う電磁シールド機能を備える導電性のシールドカバーの前記ワイヤハーネスの湾曲部に対応する位置に外側に突出する凸部を形成し、前記凸部の内面に前記湾曲部を部分的に且つ直接又は間接的に接触状態及び/又は保持状態にすることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ハーネス本体の導電路とシールドカバーとを部分的に接触状態にすると、及び/又は、部分的に保持状態にすると、ワイヤハーネス側の熱をシールドカバー側へ伝えて放熱することが可能になる。また、ワイヤハーネス側の振れを抑制することも可能になる。本発明において、振れの抑制に関しては、保持状態にすることが効果的である。
請求項2記載の本発明のワイヤハーネス配索構造は、請求項1に記載のワイヤハーネス配索構造において、前記シールドカバーの内面に固定し前記ワイヤハーネスの被保持部を保持し該ワイヤハーネスの振れを抑制する振動対策手段を設けることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ワイヤハーネス側の振れを振動対策手段にて吸収し効果的な抑制に繋げることが可能になる。
請求項3記載の本発明のワイヤハーネス配索構造は、請求項1に記載のワイヤハーネス配索構造において、前記シールドカバーの外面該シールドカバーに発生する熱を効果的に放熱をする放熱手段を設けることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ワイヤハーネス側から伝わる熱をシールドカバーの放熱手段にて効果的に放熱することが可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の本発明のシールドカバーは、ワイヤハーネスを覆うとともに該ワイヤハーネスを構成するハーネス本体の導電路の湾曲部を接触する凸部を形成し、該凸部の内面に前記ワイヤハーネスの湾曲部の一部を直接又は間接的に接触状態及び/又は保持状態にすることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ハーネス本体の導電路に部分的に接触すると、及び/又は、導電路を部分的に保持すると、ワイヤハーネス側の熱が伝わりこれを放熱することが可能になる。また、ワイヤハーネス側の振れを抑制することも可能になる。本発明において、振れの抑制に関しては、保持状態にする部分を有することが効果的である。
請求項1に記載された本発明によれば、電磁波シールド対策を施した場合であっても振れや熱による影響を低減することが可能なワイヤハーネス配索構造を提供することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、ワイヤハーネス側の振れを効果的に抑制することができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、ワイヤハーネス側から伝わる熱を効果的に放熱することができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、ワイヤハーネス側の振れや熱による影響を低減することが可能なシールドカバーを提供することができるという効果を奏する。
本発明のワイヤハーネス配索構造を採用するハイブリッド自動車の模式図である。 (a)はワイヤハーネスの斜視図、(b)はワイヤハーネス配索構造の斜視図である(実施例1)。 (a)はワイヤハーネス配索構造の平面図、(b)はワイヤハーネス配索構造の底面図である。 (a)は図3のA−A線断面図、(b)は図3のB−B線断面図である。 (a)はシールドカバーを振動対策部材側から見た斜視図、(b)は振動対策部材の拡大斜視図である。 本発明の他の例となるワイヤハーネス配索構造を示す図であり、(a)はワイヤハーネス配索構造の底面図、(b)は(a)のC−C線断面図である(実施例2)。 本発明の更に他の例となるワイヤハーネス配索構造を示す図であり、(a)はワイヤハーネス配索構造の平面図、(b)はワイヤハーネス配索構造の底面図である(実施例3)。 (a)は図7のD−D線断面図、(b)は図7のE−E線断面図である。
ワイヤハーネスと、このワイヤハーネスを覆う電磁波シールド対策用のシールドカバーとを備えるワイヤハーネス配索構造は、ワイヤハーネスにおけるハーネス本体の導電路とシールドカバーとを部分的に接触状態及び/又は保持状態にする構造である。
上記ワイヤハーネスは、ハイブリッド自動車又は電気自動車に配索するものを対象にしている。以下では、ハイブリッド自動車での例を挙げて説明をするものとする(電気自動車の場合でも本発明のワイヤハーネス配索構造及びシールドカバーの構成、構造、及び効果は基本的に同じであるものとする。尚、ハイブリッド自動車又は電気自動車に限らず、通常の自動車等でも本発明を適用することができるものとする)。
図1は本発明のワイヤハーネス配索構造を採用するハイブリッド自動車の模式図である。
図1において、引用符号1はハイブリッド自動車を示している。ハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータユニット3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータユニット3にはインバータユニット4を介して図示しないバッテリー(電池パック)からの電力が供給されるようになっている。エンジン2、モータユニット3、及びインバータユニット4は、本形態において前輪等がある位置のエンジンルーム5に設置(搭載)されている。また、図示しないバッテリーは、エンジンルーム5の後方に存在する自動車室内、又は後輪等がある自動車後部に設置(搭載)されている。
モータユニット3とインバータユニット4は、高圧となる本発明のワイヤハーネス配索構造21により接続されている。また、図示しないバッテリーとインバータユニット4は、高圧のワイヤハーネス6により接続されている。ワイヤハーネス6は、エンジンルーム5から例えばフロアパネルの地面側となる床下にわたって配索されている。
ここで本形態での補足説明をすると、モータユニット3はモータ及びジェネレータを構成に含んでいるものとする。また、インバータユニット4は、インバータ及びコンバータを構成に含んでいるものとする。モータユニット3は、シールドケース7を含むモータアッセンブリとして形成されるものとする。また、インバータユニット4もシールドケース8を含むインバータアッセンブリとして形成されるものとする。図示しないバッテリーは、Ni−MH系やLi−ion系のものであって、モジュール化してなるものとする。尚、例えばキャパシタのような蓄電装置を使用することも可能であるものとする。図示しないバッテリーは、ハイブリッド自動車1や電気自動車に使用可能であれば特に限定されないものとする。
インバータユニット4は、本形態においてモータユニット3の直上に配置固定されている。すなわち、インバータユニット4とモータユニット3は近接するように設置されている。このような設置状態であることから、ワイヤハーネス配索構造21は短いものとなっている。インバータユニット4とモータユニット3とに関し、引用符号9はモータユニット3の直上に配置固定するための固定脚部を示している。
以下、ワイヤハーネス配索構造21の実施例について説明をする。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図2(a)はワイヤハーネスの斜視図、図2(b)はワイヤハーネス配索構造の斜視図、図3(a)はワイヤハーネス配索構造の平面図、図3(b)はワイヤハーネス配索構造の底面図、図4(a)は図3のA−A線断面図、図4(b)は図3のB−B線断面図、図5(a)はシールドカバーを振動対策部材側から見た斜視図、図5(b)は振動対策部材の拡大斜視図である。
図2及び図3において、ワイヤハーネス配索構造21は、ワイヤハーネス22と、このワイヤハーネス22を覆う電磁波シールド対策用のシールドカバー23と、シールドカバー23をシールドケース7、8(図1参照)に接続固定するための複数のボルト(ネジ止めするための部材。図示省略)とを備えて構成されている。
ワイヤハーネス22は、ハーネス本体24と、このハーネス本体24の一端に設けられるモータ側コネクタ25と、ハーネス本体24の他端に設けられるインバータ側コネクタ26とを備えて構成されている。ハーネス本体24は、略同一平面上に所定の間隔をあけて並ぶ複数本(ここでは三本)の高圧導電路27(導電路)を備えて構成されている。
モータ側コネクタ25は、モータユニット3のシールドケース7(図1参照)に差し込まれ、内部において電気的な接続がなされるようになっている。また、インバータ側コネクタ26も同様で、インバータユニット4のシールドケース8(図1参照)に差し込まれ、内部において電気的な接続がなされるようになっている。
モータ側コネクタ25は、端子部28と、絶縁性を有するハウジング29と、このハウジング29に連成されて端子部28及び高圧導電路27の連続部分をオーバーモールドするオーバーモールド部30とを有している。また、インバータ側コネクタ26も同様で、端子部31と、絶縁性を有するハウジング32と、このハウジング32に連成されて端子部31及び高圧導電路27の連続部分をオーバーモールドするオーバーモールド部33とを有している。
図4において、高圧導電路27は、導体34と、この導体34を覆う絶縁体35とを備えて構成されている。導体34の一端及び他端は、端子部28及び31に連成されている。導体34は、本実施例において、導電性を有する金属板(銅や銅合金やアルミニウム製)をプレス加工することにより形成されている。すなわち導体34は、所定の導体幅及び肉厚を有するバスバー形状(帯板形状)に形成されている。
尚、導体34はバスバー形状に限らないものとする。例えば、素線を撚り合わせてなる導体構造のものや、断面矩形又は丸形となる棒状の導体構造(例えば平角単心や丸単心となる導体構造)のものであってもよいものとする。
絶縁体35は、絶縁性を有しており、導体34を保護することができるように、また、防水等をすることができるように形成されている。絶縁体35は、ゴムや熱可塑性エラストマー等のエラストマーを用いてオーバーモールドすることにより形成されている。
本実施例の高圧導電路27には、湾曲部36が形成されている。この湾曲部36は、シールドカバー23に直接的に接触する部分として形成されている。湾曲部36は、略半円弧状に突出する形状に形成されている。尚、湾曲部36の形状は一例であるものとする。すなわち、シールドカバー23に直接接触することができれば特に形状は限定されないものとする。湾曲部36を形成しない場合は、シールドカバー23側を高圧導電路27に接触させるように突出させてもよいものとする。
また、本実施例の高圧導電路27には、被保持部37が形成されている。この被保持部37は、シールドカバー23に間接的に保持される部分として形成されている。被保持部37の形状は、保持可能な形状であれば特に限定されないものとする。本実施例においては、何も加工のない真っ直ぐな高圧導電路27にて対応するものとする。
図2ないし図5において、シールドカバー23は、ワイヤハーネス22に対し電磁シールド機能を発揮することができる導電性の金属部材であって、ワイヤハーネス22全体を覆うことができるように形成されている。シールドカバー23は、本実施例において、天井壁38と、この天井壁38の周縁に連成される側壁39と、側壁39の所定位置に連成される複数の固定部40とを有して、図示のような箱形の形状に形成されている。本実施例のシールドカバー23には、振動対策部材41(振動対策手段)が設けられている。
天井壁38には、凸部42が形成されている。この凸部42は、外側から見ると天井壁38が一部突出するように形成されている(内側から見ると凹部となるように形成されている)。凸部42は、この内面がワイヤハーネス22の湾曲部36に対する接触部分として形成されている。凸部42は、この内面に湾曲部36が接触すると、ワイヤハーネス22に生じる熱を吸収してシールドカバー23の略全体で放熱をすることができるようになっている。
固定部40は、モータユニット3のシールドケース7(図1参照)やインバータユニット4のシールドケース8(図1参照)にネジ止め固定される部分であって、ネジ穴43を有する舌片形状に形成されている。
シールドカバー23は、導電性を有する金属板を絞り加工することにより、或いは金属板を打ち抜き折り曲げ加工をすることにより形成されている。尚、本実施例のシールドカバー23は一部品構成となる構造であるが、これに限らず二部品構成となる分割構造等であってもよいものとする。
図3ないし図5において、振動対策部材41は、シールドカバー23の内面に固定される部品であって、ワイヤハーネス22の被保持部37を保持し、これによりワイヤハーネス22の振れを抑制することができるように形成されている。尚、本実施例の振動対策部材41は樹脂成形品であるが、振動の吸収を高めたり被保持部37との当たりを緩和したりするためにゴム等のエラストマーで形成してもよいものとする。以下、本実施例の振動対策部材41について図5を参照しながらもう少し具体的に説明をする。
図5において、振動対策部材41は、断面コ字状となる溝形状の保持部44を複数(ここでは三つ)連続させて形成されている。各保持部44は、ワイヤハーネス22の高圧導電路27の並びに合わせて配置形成されている。各保持部44の溝側部には、ワイヤハーネス22の被保持部37の側部を押さえ付ける突起45が複数形成されている。各突起45は、保持部44に対して被保持部37を圧入状態にすることができるように形成されている。
振動対策部材41は、各保持部44の溝底部位置でシールドカバー23の天井壁38の内面に接触するように形成されている。また、振動対策部材41は、この両側部がシールドカバー23の側壁39に係止されるように形成されている。本実施例においては、振動対策部材41の両側部に係止突起46が形成され、この係止突起46がシールドカバー23の側壁39の係止穴47に引っ掛かり係止されるようになっている。
上記構成及び構造に基づきながら、ワイヤハーネス22によるモータユニット3とインバータユニット4との接続作業について、また、ワイヤハーネス配索構造21の組み付け作業について、を説明する。図面は図1ないし図5を参照するものとする。
ワイヤハーネス22を製造した後、先ず、ワイヤハーネス22のモータ側コネクタ25をモータユニット3に接続する作業を行う。この時、モータ側コネクタ25はシールドケース7を貫通する。また、シールドケース7の内部においては電気的な接続がなされるようになる。次に、ワイヤハーネス22のインバータ側コネクタ26をインバータユニット4に接続する作業を行う。この時、インバータ側コネクタ26はシールドケース8を貫通する。また、シールドケース8の内部においては電気的な接続がなされるようになる。以上によりワイヤハーネス22の接続に係る作業が完了する。
続いて、ワイヤハーネス22に対してシールドカバー23を被せ、これをネジ止め固定する作業を行う。シールドカバー23を被せる作業においては、シールドカバー23に予め設けておいた振動対策部材41がワイヤハーネス22の被保持部37を保持する。これにより、ワイヤハーネス22の振れを抑制することが可能な状態になる。また、シールドカバー23を被せる作業においては、シールドカバー23の凸部42の内面がワイヤハーネス22の湾曲部36に接触する。これにより、シールドカバー23の略全体でワイヤハーネス22に生じる熱を放熱することが可能な状態になる。以上により、ワイヤハーネス配索構造21の組み付けに係る作業が完了し、ワイヤハーネス22はシールドカバー23によって電磁シールド対策が施され、ノイズによる影響を受けないような状態になる。
実施例1のワイヤハーネス配索構造21によれば、電磁波シールド対策を施した場合であっても、振れや熱による影響を受け難くすることができる。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図6は本発明の他の例となるワイヤハーネス配索構造を示す図であり、図6(a)はワイヤハーネス配索構造の底面図、図6(b)は(a)のC−C線断面図である。尚、上記実施例1と同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6において、実施例2のワイヤハーネス配索構造21は、図3及び図4と比較すれば分かるように、振動対策部材41を設けてない点で実施例1と相違する。実施例2は、シールドカバー23の凸部42の内面がワイヤハーネス22の湾曲部36に接触することから、シールドカバー23の略全体でワイヤハーネス22に生じる熱を放熱することが可能な状態になる。尚、凸部42の内面と湾曲部36とを接触させていることから、ワイヤハーネス22は内面に押さえられて振れ難い状態にもなっている。
実施例2のワイヤハーネス配索構造21によれば、実施例1と同様に、電磁波シールド対策を施した場合であっても、振れや熱による影響を受け難くすることができる。
以下、図面を参照しながら実施例3を説明する。図7は本発明の更に他の例となるワイヤハーネス配索構造を示す図であり、図7(a)はワイヤハーネス配索構造の平面図、図7(b)はワイヤハーネス配索構造の底面図、図8(a)は図7のD−D線断面図、図8(b)は図7のE−E線断面図である。尚、上記実施例1、2と同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図7及び図8において、実施例3のワイヤハーネス配索構造21は、図6と比較すれば分かるように、シールドカバー23の天井壁38の外面に複数の放熱フィン48(放熱手段)を設けている点で実施例2と相違する。放熱フィン48は、表面積を稼ぐ部分であって、シールドカバー23の長手方向に真っ直ぐ伸びるリブ形状に形成されている。シールドカバー23は、放熱フィン48を複数設けることにより、効果的に放熱をすることができるようになっている。尚、表面積を増やすことができれば、本実施例の放熱フィン48の形状に限らないものとする。
実施例3のワイヤハーネス配索構造21によれば、実施例1、2と同様に、電磁波シールド対策を施した場合であっても、振れや熱による影響を受け難くすることができる。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…ハイブリッド自動車
2…エンジン
3…モータユニット
4…インバータユニット
5…エンジンルーム
6…ワイヤハーネス
7、8…シールドケース
9…固定脚部
21…ワイヤハーネス配索構造
22…ワイヤハーネス
23…シールドカバー
24…ハーネス本体
25…モータ側コネクタ
26…インバータ側コネクタ
27…高圧導電路(導電路)
28、31…端子部
29、32…ハウジング
30、33…オーバーモールド部
34…導体
35…絶縁体
36…湾曲部
37…被保持部
38…天井壁
39…側壁
40…固定部
41…振動対策部材(振動対策手段)
42…凸部
43…ネジ穴
44…保持部
45…突起
46…係止突起
47…係止穴
48…放熱フィン(放熱手段)

Claims (4)

  1. ワイヤハーネスを構成するハーネス本体の導電路に湾曲部を形成し、前記ワイヤハーネスを覆う電磁シールド機能を備える導電性のシールドカバーの前記ワイヤハーネスの湾曲部に対応する位置に外側に突出する凸部を形成し、前記凸部の内面に前記湾曲部を部分的に且つ直接又は間接的に接触状態及び/又は保持状態にする
    ことを特徴とするワイヤハーネス配索構造。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネス配索構造において、
    前記シールドカバーの内面に固定し前記ワイヤハーネスの被保持部を保持し該ワイヤハーネスの振れを抑制する振動対策手段を設ける
    ことを特徴とするワイヤハーネス配索構造。
  3. 請求項1に記載のワイヤハーネス配索構造において、
    前記シールドカバーの外面該シールドカバーに発生する熱を効果的に放熱をする放熱手段を設ける
    ことを特徴とするワイヤハーネス配索構造。
  4. ワイヤハーネスを覆うとともに該ワイヤハーネスを構成するハーネス本体の導電路の湾曲部を接触する凸部を形成し、該凸部の内面に前記ワイヤハーネスの湾曲部の一部を直接又は間接的に接触状態及び/又は保持状態にする
    ことを特徴とするシールドカバー。
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