JP2009294313A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポリゴンスキャナにおける振動音を抑制でき効率の良い排熱を実現し、高品質な書込み画像を得ることのできる光走査装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】ポリゴンスキャナ110が装着されるスキャナユニット装着部を、少なくともポリゴンミラー111の平面形状の周囲を囲むように光学ハウジング101の底板101aから突出する凸部102aとして設け、その上面にスキャナ基板114が直接接触して密着させる。これにより、凸部102aと光学ハウジング101の底板101aによりポリゴンスキャナ110の底部を覆って密閉する。
【選択図】図5

Description

本発明は、デジタル複写機やレーザプリンタ等の書込系に用いられる光走査装置とそれを搭載する画像形成装置に関する。
特開2006−35570号公報 特開平8−2000号公報 特開2001−296495号公報 特許2774444号公報 特開2002−107649号公報
レーザービームプリンタ、デジタル複写機、レーザーファクシミリなどの画像形成装置は、像担持体(感光体)上に潜像を書き込むための光走査装置を備えている。その光走査装置として、光源からの光束(光ビーム)を回転偏向器により偏向して感光体を露光走査するよう構成されたものがある。
また、近年の画像形成装置ではプリント速度の高速化や画素密度の高密度化が要求されており、それに対応するために40,000〜50,000rpmで高速回転するポリゴンスキャナが要求されている。高速回転を達成する中で、モーター部振動音とポリゴンスキャナの高速回転による消費電力増大に伴う発熱量の増大はポリゴンスキャナを開発する上で、大きな技術課題となっている。
騒音に対する課題に関し、高速化や高密度化への対応の他に、装置の静音化設計も求められており、装置性能における騒音という問題点でポリゴンスキャナが発する音がクローズアップされ、システムとしての静音化設計を達成することが重要である。
「モーター部振動音」とは、以下の4点に分類することができる、1)ポリゴンミラー風切り音、2)回転シャフトのうねりによる振動音、3)モーターの巻き線コイルによる励磁音、4)軸受摩擦振動音、これらの音全ては振動音として外部に伝わって行き、音漏れという形で騒音という問題項目になる。
また、ポリゴンスキャナの高速回転を達成するために、必要とする電流値も上がることになり、消費電力増大に伴う発熱量の増大による光走査装置(書込ユニット)内部の温度上昇は当然のことながら予測できる問題点である。光走査装置はレーザーの走査線上にゴミなどが入ってしまうと、ゴミにレーザーがケラレてしまい画像出力時に白スジという問題項目になってしまう。そのため光走査装置はゴミの進入を防ぐために、完全な密閉構造にしなければならない。
光走査装置内には特に熱に弱いレンズなどの走査光学系部品が、多数実装されているため、密閉筐体内に熱源のポリゴンスキャナを搭載するには、効率の良い排熱構造にする工夫が必要になってくる。ポリゴンスキャナ単体で騒音量低減や効率の良い排熱構造を達成するのは、近年要求されている40,000rpm以上のポリゴンスキャナ仕様では、限界の域に来ていると言える。
これらへの対策技術が例えば特許文献1〜4などにおいて提案されている。
特許文献1では、走査光学系部品が搭載される光学ハウジングにポリゴンスキャナを取り付けるために、別部材のポリゴンスキャナ取り付け部材を設け、画像形成装置の本体フレームに光学ハウジングとポリゴンスキャナ取り付け部材を取り付ける構造が提案されている。
また、特許文献2では、走査光学系部品は光学ハウジングに取り付け、ポリゴンスキャナは画像形成装置の本体フレームに取り付け、ポリゴンスキャナの振動が直接走査光学系に伝わらない構造が提案されている。
また、特許文献3では、放熱部材でポリゴンスキャナを密閉し、放熱と騒音低減を行う構造が提案されている。
また、特許文献4では、ポリゴンスキャナ単体構成の中の、ポリゴンミラー搭載範囲を完全密閉することで、音漏れ防止構造とした構造が提案されている。
また、特許文献5では、ポリゴンスキャナ単体構成の中で、ポリゴンミラーによる風切り音の漏れを低減するために、弾性シール部材を設けた構造が提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、本体フレームに直接ポリゴンスキャナ取り付け部材を固定しているため、ポリゴンミラー面倒れ特性が本体フレームの組立精度に左右されてしまうため、副走査方向のピッチむらが発生する懸念がある。またポリゴンスキャナの傾き取り付けにより、ポリゴンミラー有効範囲をレーザ光が外れる懸念もあるため、量産対応が難しい構造になっている。
また、特許文献2に記載のものにおいては、本体フレームに直接ポリゴンスキャナを固定しているため、ポリゴンミラー面倒れ特性が本体フレームの組立精度に左右されてしまうため、副走査方向のピッチむらが発生する懸念がある。またポリゴンスキャナの傾き取り付けにより、ポリゴンミラー有効範囲をレーザ光が外れる懸念もあるため、量産対応は難しい構造になってしまう。
また、特許文献3に記載のものにおいては、ポリゴンミラーの面倒れ特性上、放熱部材の光学ハウジング接触面の面精度出しと、ポリゴンスキャナ基板の取り付け面の面精度出しが必要になる。したがって、プレス品の放熱部材の使用は難しく、また放熱部材との共振懸念もある。また発熱源のポリゴンスキャナを小スペースで完全密閉にするため、熱の問題もクリアされない構造になっている。
また、特許文献4に記載のものにおいては、ポリゴンスキャナ基板をポリゴンハウジングに固定し、次に光学ハウジングに固定するという構成であるため、近年要求されている高速回転に対応する効率の良い排熱構造ではない。排熱経路には、熱抵抗となる部品を極力搭載しない方が排熱効率が上がるためである。
また、特許文献5に記載のものも、効率の良い排熱が行なわれるものではなく、近年の高速回転型ポリゴンスキャナにおける騒音抑制と発熱防止を実現できるものではない。
本発明は、従来の光走査装置における上述の問題を解決し、ポリゴンスキャナにおける振動音を抑制でき効率の良い排熱を実現し、高品質な書込み画像を得ることのできる光走査装置及び画像形成装置を提供することを課題とする。
前記の課題は、本発明により、ポリゴンスキャナを光学ハウジング内に搭載する光走査装置において、前記ポリゴンスキャナは、光源からの光ビームを反射するポリゴンミラーと、該ポリゴンミラーを回転可能に支持する軸受と、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータの構成要素を搭載するスキャナ基板とを有し、前記ポリゴンスキャナが装着されるスキャナユニット装着部を、少なくとも前記ポリゴンミラー平面形状の周囲を囲むように前記光学ハウジングの底板から突出する凸部として設け、前記凸部の上面に前記スキャナ基板が直接接触して密着されることにより、前記凸部と前記光学ハウジングの底板により前記ポリゴンスキャナの底部を覆って密閉することにより解決される。
また、前記凸部が、前記スキャナ基板の周辺部に沿って連続する壁状に形成されると好ましい。
また、前記凸部が、前記スキャナ基板の平面形状と略同形状の上面形状を有するように前記スキャナユニット装着部全体が前記光学ハウジングの底板から突設されると好ましい。
また、前記軸受の一部が前記ポリゴンミラーと反対側の前記スキャナ基板面に突出しており、該軸受の突出部を逃げる逃げ部が、前記光学ハウジングの底板または前記スキャナユニット装着部の上面に凹部として形成されていると好ましい。
また、前記スキャナ基板に、少なくとも励磁コイル、磁石、ホール素子、配線及びコネクタが実装されると好ましい。
また、前記スキャナ基板が、鉄基板またはガラスエポキシ基板の下に鉄板が付いた構成であると好ましい。
また、前記ポリゴンスキャナを制御する駆動回路が、前記スキャナ基板に含まれると好ましい。
また、前記ポリゴンミラーを覆うカバー部材が前記スキャナ基板に固定して設けられると好ましい。
また、前記の課題は、本発明により、請求項1〜8のいずれか1項に記載の光走査装置を具備する画像形成装置により解決される。
本発明の光走査装置によれば、光学ハウジングの底板から突設させた凸部の上面にスキャナ基板を直接接触させて密着させることにより、その凸部と光学ハウジングの底板によりポリゴンスキャナの底部を覆って密閉するので、スキャナ基板に実装されるポリゴンモータによる振動音の外部(ハウジング外)への漏れを効果的に防ぐことができ、光走査装置の静音化を実現することができる。
また、スキャナ基板が上記凸部の上面に直接接触して密着されるので、スキャナ基板から凸部(光学ハウジング)への熱伝導効率に優れ、高速回転に伴う軸受の発熱及び高速回転による消費電力増大に伴う基板の発熱を効率的に排熱することができ、ポリゴンスキャナにおける発熱防止を実現することができる。
さらに、スキャナユニット装着部を光学ハウジングの底板から突出する凸部として設けたことにより、スキャナ基板の取付面となる上記凸部上面の2次加工を行なうことが可能となり、面精度を高めることができることによって、ポリゴンスキャナと光学ハウジングとの隙間からの音漏れをより低減できるとともに、排熱能力を向上させることができる。
請求項2の構成により、2次加工する領域を極力少なくすることができ、コストを低減させることができる。
請求項3の構成により、スキャナ基板の取付面の面積を最大とすることができ、排熱能力をより高めることができる。
請求項4の構成により、スキャナ基板の底面に軸受の一部が突出する構成であっても、スキャナ基板と上記凸部上面とを直接に密着させることが可能となる。
請求項5の構成により、スキャナ基板上に実装したポリゴンモータの振動音の漏れ防止とモータ部で発生した熱の排熱とを行なうことができる。
請求項6の構成により、スキャナ基板の強度、磁気シールド性及び排熱効率を高めることができる。
請求項7の構成により、ポリゴンスキャナの制御基板(駆動回路)をスキャナ基板と一体にすることで、部品点数を削減してコスト抑制できるとともに、光走査装置の省スペース化を図ることができる。
請求項8の構成により、スキャナ基板上方への音及び熱の伝達を防ぎ、ポリゴンスキャナの静音化及び排熱性向上を図ることができる。
請求項9の画像形成装置によれば、ポリゴンスキャナにおける振動音を抑制でき効率の良い排熱を実現し、高品質な書込み画像を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る光走査装置の一例における要部構成を示す斜視図である。この図に示す光走査装置100は、光学ハウジング101の底板部にスキャナユニット装着部102が設けられており、該装着部102にポリゴンスキャナ110が装着固定される。また、光学ハウジング101内には、fθレンズ103,長尺レンズ104,反射鏡105等の光学素子や、光源であるレーザダイオードを搭載する光源ユニット106等が取り付けられて保持される。
図2は、光学ハウジング101の一部とともに、ポリゴンスキャナ110を分解して示す模式図である。また、図3は、ポリゴンススキャナの要部構成を示す斜視図である。これらの図に示すように、ポリゴンスキャナ110は、ポリゴンミラー111と、ポリゴンミラー111を固定し回転させる回転シャフト112と、回転シャフト112を支持する軸受113と、スキャナ基板114及びポリゴンカバー115から構成されている。なお、符号107は、ポリゴンカバー115をスキャナ基板114に固定するためのネジである。また符号108は、ポリゴンスキャナ110を光学ハウジング101(のスキャナユニット装着部102)に装着するためのネジである。
ポリゴンミラー111は、光源ユニット106(図1)のレーザダイオードから出射された光ビームを反射させる多面鏡であり、回転シャフト112に固定され軸受113を介してスキャナ基板114に回転可能に支持される。スキャナ基板114は、ポリゴンミラー111の回転駆動に必要な最低限の要素、例えば励磁コイル、磁石、ホール素子、配線及びコネクタを実装してポリゴンモータを構成する基板である。このスキャナ基板114は、本例では鉄基板またはガラスエポキシ基板の下に鉄板が付いた構成となっており、強度,磁気シールド,放熱効率に優れたものとなっている。
図4に、スキャナ基板の構成例を示す。この図に示すスキャナ基板114には、ポリゴンカバー115を固定するための3個所のネジ穴118及びポリゴンスキャナ110を光学ハウジング101に固定するための3個所のネジ穴119が設けられている。軸受113は、基板中心部に設けられた穴から回転シャフト112(図3)を受ける円筒部113aを突出させて基板114に装着される。その軸受円筒部113aを囲むようにして励磁コイル116が実装される。また、基板端部に位置してコネクタ117が設けられている。コネクタ117には、駆動回路109(図1)から図示しないハーネスが接続される。
なお、本例では、スキャナ基板114に対して電流値などを制御し、ポリゴンスキャナ110を制御する制御基板109(ポリゴンスキャナの駆動回路)を、スキャナ基板114とは別個に設けた構成であるが、制御基板をスキャナ基板と一体に設け、ポリゴンスキャナに搭載する構成も可能である。
そして、スキャナ基板114に回転可能に支持されたポリゴンミラー111を覆うようにポリゴンカバー115を被せてスキャナ基板114にネジ107により固定してポリゴンスキャナ110を構成し、そのポリゴンスキャナ110を光学ハウジング101のスキャナユニット装着部102にネジ108により固定する(図1,5参照)。
さて、ポリゴンミラー111が高速で回転されることにより、ポリゴンスキャナは発熱して温度上昇が起きるため、効率良く排熱する必要がある。そこで、本実施形態では、ポリゴンスキャナ110のスキャナ基板114を、直接光学ハウジング101に取り付けるように構成している。すなわち、図2及び図5に示されるように、光学ハウジング101の底部にはスキャナユニット装着部102が設けられているが、このスキャナユニット装着部102は、ハウジング101の底板101aから突設された壁部102aとして構成されている。壁部102aは、スキャナ基板114の平面形状(本例では略四角形)に対応して略四角形に連続した壁状に形成されており、壁部102aで囲まれた内側部分102bは周囲の壁部102aから一段低くなっている(ハウジング底板と同じ高さ)。この壁部102aの上面にスキャナ基板114が装着される。スキャナユニット装着部102の中央部には、軸受113を逃がすための凹部102cが形成されている。図1,2ではハウジング101の底板に円形の穴が開いているように(開口のように)見えるが、実際は貫通穴ではなく、図5に示されるように、ハウジング底板面から一段低くなった凹みである。
このように、本実施形態においては、スキャナユニット装着部102のハウジング底板に開口を設けず、ハウジング底板から突設させた壁部102a上面にスキャナ基板114を直接取り付け固定することにより、ハウジング底板101aと壁部102aとによりポリゴンスキャナ110の底部を覆って密閉するため、ポリゴンスキャナの振動音の外部への音漏れを効果的に防止でき、光走査装置及び画像形成装置の静音化を実現することができる。
また、本実施形態においては、スキャナ基板114が直接取り付けられる壁部102aは、光学ハウジングの底板101aから一段高く形成され、その上面(取付面)に、ポリゴンスキャナのスキャナ基板114を直接に取り付け固定している。上記取付面(壁部102aの上面)をハウジングの底板から一段高くして設けたことにより、取付面の2次加工を行なうことが可能となり、面精度を高めることができる。これにより、ポリゴンスキャナ110(のスキャナ基板114)と取付面との密着性を高めることができ、ポリゴンスキャナと光学ハウジングとの隙間からの音漏れを防いで音響レベルを低減させることができる。上記したように、ポリゴンスキャナの軸受113は貫通穴ではなく凹部102cによって逃げるため、図5に示されるように、スキャナユニット装着部102は閉鎖空間として形成され、ポリゴンスキャナ110(のスキャナ基板114)と取付面とが密着されていることと合わせて、ポリゴンモータ回転部が完全に密閉されるために高い防音効果を発揮することができる。
さらに、スキャナ基板114と取付面との密着性が高いことから排熱能力(スキャナ基板114から光学ハウジング101への熱伝導効果)も高まり、ポリゴンミラー111の高速回転による温度上昇を効率良く排熱して、ポリゴンスキャナの発熱を効果的に防止することができる。なお、本例では、図6に示すように、光学ハウジング101の裏面側には複数のフィン120が設けられており、表面積を増大させて放熱能力を高めるヒートシンクの役目を持たせている。
図7は、本実施形態の光走査装置の音響レベルを測定したグラフ及び所定の周波数における音響レベルを示す表である。グラフの横軸は周波数(kHz)、縦軸は音響レベル(db)である。また、図8,9はそれぞれ、ポリゴンスキャナと光学ハウジングとの間に隙間を有する構造の比較例1,2を用いて音響レベルを測定したものである。これらのグラフ及び表から分かるように、全体的な音響レベル(Overall)及びピークレベルの双方とも、本実施形態のものは比較例よりも低減しており、光走査装置の静音化が実現されている。
図10は、本発明による光走査装置の第2実施例を示すものである。この第2実施例では、上記第1実施例が有している壁部102aで囲まれた内側部分102b(図2,5参照)が設けられておらず、スキャナユニット装着部102全体がハウジング底板から一段高くなった取付面102dとして設けられている。本例では、軸受113を逃げる凹部102cは、基板取付面102dに凹部として形成されている。これ以外の構成は第1実施例と同じであるので重複する説明は省略する。
本第2実施例では、スキャナユニット装着部102の全体が基板取付面102dとして設けられていることにより、スキャナ基板114の平面形状と取付面102dの上面形状とが略同形状となり、取り付け面の面積が大幅に増大されて排熱能力が大きく向上される。そのため、ポリゴンスキャナの発熱をさらに効果的に防止することができる。
次に、本実施形態の光走査装置における書き込み動作について主に図1を参照して簡単に説明する。光源ユニット106から出射された走査光は、図示しないシリンダレンズを通過した後に図示しないミラーにより折り返され、スキャナユニット装着部102に装着されたポリゴンスキャナ110に導かれる。そのポリゴンスキャナ110のポリゴンミラー111に反射された走査光は、fθレンズ103及び長尺レンズ104を通り、反射鏡105で反射され、光学ハウジング101から図において下方に出射され、走査対象である画像形成装置の感光体(図示せず)を走査する。
最後に、本発明による光走査装置を備える画像形成装置の一例を図11を参照して説明する。
この図に示す画像形成装置10は複写装置として構成されたものであり、装置本体のほぼ中央に画像形成部1が配置され、この画像形成部1の下方に給紙部2が配置されている。給紙部2は各段に給紙トレイ21を備えている。画像形成部1の上方には原稿を読み取る読取部3が配設されている。画像形成部1の左側には排紙収納部4が形成され、画像形成された用紙が排紙収納される。
画像形成部1には作像ユニット6が配置され、像担持体である感光体ドラム61の周囲には、感光体表面に帯電処理を行う帯電器62,感光体表面に形成された静電潜像を可視化する現像装置63及び感光体に残留するトナーを除去回収するクリーニング装置64等が配置されている。また、作像ユニット6の上方には、上記説明した光走査装置100が配設されている。そして、感光体ドラム61の下には、感光体61上に作像されたトナー像を用紙に転写する転写装置51が配置されている。その転写装置51の側方には、用紙上に転写されたトナーを、一対のローラ間を通過して熱と圧力を加えることによってトナー像を定着処理する定着装置52が配置されている。定着装置52を通過した用紙は排紙ローラ53により排紙収納部4に排紙される。
給紙部2においては、各段の給紙トレイ21に未使用の用紙が収容されており、回動可能に支持された底板24が最上紙をピックアップローラ25が当接可能な位置まで上昇させる。給紙ローラ26の回転により、最上紙は給紙トレイ21から送り出され、搬送ローラ対27,28によりレジストローラ対29へと搬送される。
レジストローラ対29は用紙の搬送を一時止め、感光体ドラム61表面のトナー像と用紙先端との位置関係が所定の位置になるよう、タイミングをとって回転が開始するよう、制御される。
読取部3では、コンタクトガラス31上に載置される原稿の読み取り走査を行うために、原稿照明用光源とミラーよりなる読み取り走行体32,33が往復移動する。この読み取り走行体32,33により走査された画像情報は、レンズ34の後方に設置されているCCD35に画像信号として読み込まれる。この読み込まれた画像信号は、画像処理部(図示せず)によってデジタル化され画像処理される。画像形成部1では、画像処理部によって処理された画像信号に基づいて、光走査装置100内のレーザダイオード(LD)の発光により感光体ドラム61の表面に静電潜像が形成される。読取部3の上方には、原稿を自動的に搬送する自動原稿搬送装置30が取り付けられている。
なお、両面印刷時は、定着後の用紙が分岐部91にて分岐され、反転両面部90で用紙が反転されてレジストローラ対29まで搬送され、レジストローラ対29で用紙のスキューが補正され、裏面画像形成動作に至る。
本例の画像形成装置10は、上記のように原稿を読み取りデジタル化して用紙に複写する、いわゆるデジタルコピー機としての機能の他に、図示せぬ制御部により原稿の画像情報を遠隔地と授受するファクシミリの機能や、コンピュータが扱う画像情報を用紙上に印刷するいわゆるプリンタの機能を有する多機能の画像形成装置である。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ポリゴンミラーを覆うカバーの形状や構造などは適宜設定することができる。また、スキャナ基板の材料や構造なども任意であるし、スキャナ基板に搭載する要素も任意である。さらに、制御基板(ポリゴンスキャナの駆動回路)をスキャナ基板と一体に設けてポリゴンスキャナに搭載する構成も可能である。また、スキャナユニット装着部の形状等も任意であり、ハウジング底板から立ち上げる壁部の高さなども適宜設定できるものである。
また、光走査装置におけるレンズやミラー等の光学素子の配置などは任意である。図1では、光学ハウジング101から図の下方に走査光を出すよう構成したが、図の上方に走査光を出すことも可能である。さらに、本発明は、マルチビーム方式の光走査装置や、ポリゴンミラーの両側に光学素子を2組配置したフルカラー画像形成装置用の光走査装置にも適用可能である。
画像形成装置においては、作像部をはじめとして各部の構成も任意であり、モノクロ装置に限らず、多色機やフルカラー機にも本発明を適用することができる。もちろん、画像形成装置としては複写機に限らず、プリンタやファクシミリ、あるいは複数の機能を備える複合機であっても良い。
本発明に係る光走査装置の一例における要部構成を示す斜視図である。 光学ハウジングの一部とともに、ポリゴンスキャナを分解して示す模式図である。 ポリゴンススキャナの要部構成を示す斜視図である。 スキャナ基板の構成例を示す平面図及び側面図である。 ポリゴンスキャナを光学ハウジングに取り付けた様子を示す断面図である。 光学ハウジングの裏面側に設けた放熱フィンを示す部分斜視図である。 本発明による光走査装置の音響レベルを測定したグラフ及び表である。 比較例の光走査装置の音響レベルを測定したグラフ及び表である。 他の比較例の光走査装置の音響レベルを測定したグラフ及び表である。 光走査装置の第2実施例を示す模式図である。 本発明による光走査装置を備える画像形成装置の一例を示す断面構成図である。
符号の説明
10 画像形成装置
100 光走査装置
101 光学ハウジング
101a ハウジング底板
102 スキャナユニット装着部
102a 壁部
102d スキャナ基板取付面
103 fθレンズ
104 長尺レンズ
105 反射鏡
106 光源ユニット
109 制御基板(ポリゴンスキャナ駆動回路)
110 ポリゴンスキャナ
111 ポリゴンミラー
112 回転シャフト
113 軸受
114 スキャナ基板
115 ポリゴンカバー
116 励磁コイル
117 コネクタ

Claims (9)

  1. ポリゴンスキャナを光学ハウジング内に搭載する光走査装置において、
    前記ポリゴンスキャナは、光源からの光ビームを反射するポリゴンミラーと、該ポリゴンミラーを回転可能に支持する軸受と、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータの構成要素を搭載するスキャナ基板とを有し、
    前記ポリゴンスキャナが装着されるスキャナユニット装着部を、少なくとも前記ポリゴンミラー平面形状の周囲を囲むように前記光学ハウジングの底板から突出する凸部として設け、
    前記凸部の上面に前記スキャナ基板が直接接触して密着されることにより、前記凸部と前記光学ハウジングの底板により前記ポリゴンスキャナの底部を覆って密閉することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記凸部が、前記スキャナ基板の周辺部に沿って連続する壁状に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記凸部が、前記スキャナ基板の平面形状と略同形状の上面形状を有するように前記スキャナユニット装着部全体が前記光学ハウジングの底板から突設されることを特徴とする、請求項1に記載の光走査装置。
  4. 前記軸受の一部が前記ポリゴンミラーと反対側の前記スキャナ基板面に突出しており、該軸受の突出部を逃げる逃げ部が、前記光学ハウジングの底板または前記スキャナユニット装着部の上面に凹部として形成されていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の光走査装置。
  5. 前記スキャナ基板に、少なくとも励磁コイル、磁石、ホール素子、配線及びコネクタが実装されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記スキャナ基板が、鉄基板またはガラスエポキシ基板の下に鉄板が付いた構成であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光走査装置。
  7. 前記ポリゴンスキャナを制御する駆動回路が、前記スキャナ基板に含まれることを特徴とする、請求項1に記載の光走査装置。
  8. 前記ポリゴンミラーを覆うカバー部材が前記スキャナ基板に固定して設けられることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の光走査装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の光走査装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
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