JP2005189577A - 走査光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 別途放熱部材を設けることなくポリゴンモータの放熱効果を高めるとともに、ポリゴンモータと光学系との位置関係のずれを防止する走査光学装置を提供する。
【解決手段】 回路基板1は4本のビス2a、2b、2c、2dによりハウジング部16bに固定されており、ポリゴンモータ17は回路基板1を介してハウジング部16bに固定されている。ビス2a〜2dはハウジング部16bの内側から外側に向けて貫通しており、ビス2a及び2b、ビス2c及び2dは、それぞれ板ナット5によりハウジング部16bの外側から締結されている。これにより、発生した摩擦熱は回路基板1及びビス2a〜2dを介して板ナット5より外部に放出されるため、別途放熱板等を設けることなく装置内部の温度上昇を抑制することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、走査光学装置に関し、特に高速回転する偏向装置を搭載する走査光学装置の冷却に関するものである。
ポリゴンミラーをモータにより回転させ、その多角形の側面に設けられた反射面にレーザ光を照射してその反射光を走査させる走査光学装置が複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置に用いられている。このような走査光学装置の構成について図7を用いて説明する。
同図において、10は複数のLD素子を備えたLDユニットであり、画像信号に基づき光変調したレーザ光(光ビーム)を射出している。11はコリメータレンズであり、LDユニット10から射出したレーザ光を略平行光束にしている。12は副走査方向にのみ所定の屈折力を有するシリンドリカルレンズである。13は偏向手段としてのポリゴンミラーであり、ここでは側面に6つの偏向面(反射面)を有する正六角形の回転多面鏡から成っており、モータ等の駆動手段(図示せず)により矢印A方向に所定の速度で回転している。
14はfθ特性を有する走査レンズであり、ポリゴンミラー13によって偏向反射されたレーザ光を感光体ドラム15上に結像させている。尚、上述したポリゴンミラー13、走査レンズ14等の各要素は光走査手段の一要素を構成している。感光体ドラム15はモータ等の駆動手段(図示せず)により矢印C方向(副走査方向)に所定の速度で回転しており、該感光体ドラム15上に結像するレーザ光により画像情報が潜像として書き込まれる。また、感光体ドラム15の周囲には電子写真プロセス手段としての帯電ユニット、現像ユニット、転写ユニット等(いずれも図示せず)が配設されている。
この例においてはLDユニット10より射出したレーザ光をコリメータレンズ11によって略平行光束とし、略平行光束となったレーザ光を副走査方向にのみ屈折力を有するシリンドリカルレンズ12に入射させている。シリンドリカルレンズ12に入射した平行光束のうち主走査断面においてはそのまま平行光束の状態で、副走査方向においては収束して射出し、ポリゴンミラー13の偏向面13aに線像として結像している。そして偏向面13aで偏向反射されたレーザ光は走査レンズ14を介して感光体ドラム15上に導光(結像)され、該感光体ドラム15上に所定の大きさのスポット径を形成している。そしてポリゴンミラー13を図中矢印A方向に回転させることによって感光体ドラム15を図中矢印B方向に光走査して画像情報の記録を行っている。
電子写真プロセスを用いた画像形成装置の内部では。静電潜像の現像に用いるトナーや用紙の搬送に伴い発生する紙粉、画像形成装置外部から侵入してくる粉塵等が飛散、浮遊している。これらの粉塵が光学装置内に侵入してレンズ、ミラーなどの光学素子及び光学部材に付着すると走査光の光路が一部遮断され、画像品質が低下する原因となる。このため、光学装置の密閉性を高め、外部からの粉塵の侵入を防ぐ方策が採られてきた。
一方、近年の画像形成装置の高速化、高解像度化に伴い、走査システムの偏向装置であるポリゴンミラーを回転させるモータの高速回転化の要求も年々増してきている。このようにモータの高速回転化が進むにつれ、モータの回転子が回転することにより発生する熱とモータの回転を制御する回路基板から発せられる熱の放熱の必要性が高まっている。しかし、放熱処理は機密性の高い光学装置では困難であり、開放系での設計が必要となるが、前述した粉塵対策には密閉系が好ましく、発熱対策と粉塵対策の両方を兼ね備えた光学装置の設計が重要な課題となっている。
そこで、図8に示すようにポリゴンモータの下部に放熱用のフィンを設けて空冷する走査光学装置が種々提案されている。図8において、走査光学装置の筺体16にはポリゴンモータ17が設置されている。ポリゴンモータ17にはポリゴンミラー13が固定されており、ポリゴンモータ17が回転することによりポリゴンミラー13も高速回転し、図示しないLD素子から射出されたレーザ光を偏向する。
14はポリゴンミラー13により偏向されたレーザ光を走査対象物上に結像させるための走査レンズである。走査レンズ14を通過したレーザ光は折り返しミラー18により光路を変更され、カバーガラス19を通過して感光体などの走査対象物を走査する。20はポリゴンモータ17より発生する熱を放出するための放熱板であり、筺体16の外部に露出するようにポリゴンモータ17の下部に設けられている。
上記の冷却方法においては、いずれも走査光学装置の密閉性を保持しながらポリゴンモータの熱放出を行う点で粉塵対策がなされてはいるが、モータに大型の放熱板を取り付けた場合、放熱効果は期待できる反面、別途放熱板及び放熱板取り付けのためのスペースが必要となり、部品点数や組み立て工程数も多くなるため走査光学装置の大型化及び高コスト化が問題となる。
また、特許文献1には、走査光学装置の底面に開口部を設け、ポリゴンモータが固定されるベース部材を開口部より外部に露出して冷却する方法が開示されている。特許文献2には、筐体底面の材質を熱伝導率の高いアルミニウムとして放熱効率を高める方法が開示されている。さらに、特許文献3には、筐体底面のポリゴンモータ固定部分と光学系固定部分とで熱伝導率の異なる材質を用いた走査光学装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1〜3の方法では、ポリゴンモータの固定される部材は、その熱伝導率が高く、且つ、寸法精度が高いことが要求される。即ち、ポリゴンモータが直接熱伝導率の高い部材に固定されている場合、その熱伝導率が高くなるほど冷却効果は高くなるが、同時にポリゴンミラーの偏向精度を確保するためには熱による寸法変化の少ない材質である必要が生じ、使用できる材質が制限されるために高コスト化を招くという問題点があった。また、特許文献3の方法においては、ポリゴンモータ固定部分と光学系固定部分とで筐体の材質が異なるため、筐体の構成が複雑になってしまう。
特開平4−166961号公報 特開2003−127457号公報 特許第3075497号
本発明は上記問題点に鑑み、ポリゴンモータと光学系との位置関係のずれを防止するとともに、放熱板等の部材を別途設けることなくポリゴンモータの放熱効果を高めた走査光学装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、側面がミラーで構成される正多角形のポリゴンミラーと、該ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータと、を筐体内部に備え、前記ポリゴンミラーを回転駆動することにより光ビームを偏向走査する走査光学装置において、前記ポリゴンモータを前記筐体に固定するビスを、前記筐体の内側から外側へ貫通させ、表面に放熱フィンを設けたナットを用いて前記ビスを前記筐体の外側から締結することにより、前記ナットを放熱部材と兼用したことを特徴としている。
また本発明は、側面がミラーで構成される正多角形のポリゴンミラーと、該ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータと、を筐体内部に備え、前記ポリゴンミラーを回転駆動することにより光ビームを偏向走査する走査光学装置において、前記ポリゴンモータを前記筐体に固定するビスを、前記筐体の内側から外側へ貫通させ、板ナットを用いて前記ビスを前記筐体の外側から締結することにより、前記板ナットを放熱部材と兼用したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置において、前記板ナットは、一枚で複数のビスを締結可能であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置において、前記板ナットは、前記筐体と所定の間隔を隔てて締結されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置において、前記板ナットは、前記ポリゴンモータの一部と接触することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置において、前記板ナットは、表面に放熱フィンが設けられることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置において、前記ナット若しくは前記板ナットは、アルミニウムで形成されることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、ポリゴンモータを固定するビスを筐体の内側から外側へ貫通させ、表面に放熱フィンを設けたナットを用いてビスを筐体の外側から締結してナットを放熱部材と兼用させることにより、ポリゴンモータの回転により発生した熱をビス及びナットを介して外部に放出することができ、ナットを利用して別途放熱部材を用いずにポリゴンモータの放熱効果を高めることができる。
また、本発明の第2の構成によれば、ナットとして表面積の広い板ナットを用いてビスを筐体の外側から締結して板ナットを放熱部材と兼用させることにより、ナットの放熱効果をより高めることができる。さらに通常のナットに比べ薄く形成しても表面積を大きくすることができ、ナット取り付けのためのスペースが少なくて済む。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の走査光学装置において、ポリゴンモータを固定する複数のビスを一枚の板ナットにより締結することで、板ナットの面積が大きくなり発生した熱を効率的に外部に放出することができるとともに、部品点数も少なくなる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第2又は第3の構成の走査光学装置において、板ナットと筐体との間に隙間を設けることにより、板ナットの表裏両面からの放熱が可能となるので放熱効率が良くなる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第2乃至第4のいずれかの構成の走査光学装置において、板ナットがポリゴンモータの一部と接触することにより、ポリゴンモータの回転により発生した摩擦熱は直接板ナットに伝達され、より効率的に外部に放出することができる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第2乃至第5のいずれかの構成の走査光学装置において、板ナットの表面に放熱フィンが設けられるため、板ナットの表面積がさらに大きくなり、一層放熱効果の高い走査光学装置とすることができる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第1乃至第6のいずれかの構成の走査光学装置において、ナット若しくは板ナットを熱伝導率の高いアルミニウムで形成したことにより、放熱効果をさらに向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1(a)は本発明の第1実施形態に係る走査光学装置の構成を示す概略断面図であり、図1(b)は走査光学装置の裏面図である。従来例の図6、図7と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。なお、図1においては、走査光学装置の一部である偏向装置付近の構成についてのみ示している。1はポリゴンミラー13を回転させるポリゴンモータ17の駆動を制御する回路基板であり、ポリゴンモータ17が回路基板1を貫通するように固定されている。筺体16はカバー部16a及びハウジング部16bによって内部の密閉性が保持されるように構成され、外部からの粉塵等の侵入を防止する。
4本のビス2a、2b、2c、2dは、回路基板1及びハウジング部16bを貫通して先端がハウジング部16bの外側に突出する。これにより、ポリゴンモータ17は回路基板1を介してハウジング部16b内に固定されている。ビス2a〜2dは、それぞれナット3a、3b、3c、3dによりハウジング部16bの外側から締結されている。ナット3a〜3dの表面にはひだ状の放熱フィン4が形成されている。
本発明においては、ポリゴンモータ17の固定用ビス2a〜2dを締結するナットを放熱部材として利用したことを特徴とするものである。ポリゴンモータ17が高速回転すると、ポリゴンモータ17の摩擦熱及び回路基板1から発せられる熱により装置内の温度が上昇し、ポリゴンモータ17の寿命が短くなるが、放熱フィン4を備えたナット3a〜3dをハウジング部16bの外側から締結することにより、ポリゴンモータ17及び回路基板1から発生した熱はビス2a〜2dを介してナット3a〜3dより外部に放出される。即ち、ナット3a〜3dが放熱部材の役割を果たすため、別途放熱板等を設けることなく装置内部の温度上昇を抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態を図面を参照して説明する。図2(a)は本実施形態の走査光学装置の構成を示す断面図であり、図2(b)は走査光学装置の裏面図である。図1と共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。図2においては、ビス2a及び2b、ビス2c及び2dは、それぞれ板ナット5によりハウジング部16bの外側から締結されている。通常のナットに比べ表面積が広い板ナット5を用いてビス2a〜2dを締結することにより、ナットの放熱効果をより高めることができる。また、板ナットの場合、厚みを薄くしても放熱に必要な表面積を確保することができるため、ナット取り付けのためのスペースを考慮する必要がなく、装置の薄型化、コンパクト化にも貢献する。
次に、本発明の第3実施形態を図面を参照して説明する。図3は本実施形態の走査光学装置の構成を示す裏面図であり、図2と共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。図3においては、回路基板1を固定する4本のビス2a〜2dを一枚の板ナット5で締結している。これにより、第2実施形態に比べて板ナット5の面積がより大きくなり、放熱効率が向上する。また、板ナット5が一枚で足りるので、部品点数を少なくすることができる。
次に、本発明の第4実施形態を図面を参照して説明する。図4(a)は本実施形態の走査光学装置の構成を示す概略断面図であり、図4(b)は走査光学装置の裏面図である。図2と共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。本実施形態においては、図2の構成に加えて、4本のビス2a〜2dと板ナット5の間にワッシャ6a〜6dを介在させ、ハウジング部16bと板ナット5との間に隙間を設けている。これにより、板ナット5の表裏両面からの放熱が可能となるため第2実施形態に比べて放熱効率が向上する。なお、ワッシャ6a〜6dを介在させる代わりに、図4(c)のように板ナット5を予め断面凹字型に形成しておいても良い。
次に、本発明の第5実施形態を図面を参照して説明する。図5は本実施形態に係る走査光学装置の構成を示す概略断面図であり、図2と共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。本実施形態においては、図3の構成に加えて、板ナット5の中央部に凸部5aを設け、ハウジング部16b内で凸部5aをポリゴンモータ17の軸受け部17aに接触させている。これにより、ポリゴンモータ17及び回路基板1から発せられる熱がビス2a〜2dを介して板ナット5に伝達されるのみでなく、ポリゴンモータ17の回転による摩擦熱の発生が最も顕著な軸受け部17aから熱が直接板ナット5に伝達されるため、第3実施形態に比べて発生した熱をより効率良く外部に放出することができる。
次に、本発明の第6実施形態を図面を参照して説明する。図6は本実施形態に係る走査光学装置の構成を示す概略断面図であり、図5と共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。本実施形態においては、図5の構成に加えて、板ナット5の表面に放熱フィン4を設けている。これにより、板ナット5の表面積が大きくなり、放熱板としてより好ましい形状となるため、第5実施形態に比べて一層放熱効果を高めることができる。
上記各実施形態においては、いずれも4本のビス2a〜2dを用いて回路基板1をハウジング部16bに固定し、ナット3或いは板ナット5によりビス2a〜2dを締結しているが、回路基板1の固定に用いるビスの径及び本数は適宜設定することができ、ビス径を太くする程、またビスの本数を多くする程放熱効果を高めることができる。一枚の板ナット5により締結可能なビスの本数についても同様に適宜設定が可能である。
ナット3及び板ナット5の材質は、金属製であれば特に制限はないが、例えばアルミニウムのような熱伝導率の高い金属を用いて形成した場合はより放熱効果を高めることができる。この場合、アルマイト処理等の表面処理を行うことにより、放熱効果を高めながらナットとしての強度も確保されるためより好ましい。
なお、以上の各実施形態は用途及び目的に応じて適宜組み合わせて使用できるのはもちろんである。
本発明は、側面がミラーで構成される正多角形のポリゴンミラーと、該ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータとを筐体内部に備え、ポリゴンミラーを回転駆動することにより光ビームを偏向走査する走査光学装置において、ポリゴンモータを筐体に固定するビスを、筐体の内側から外側へ貫通させ、表面に放熱フィンを設けたナットを用いてビスを筐体の外側から締結することにより、ナットを放熱部材と兼用したものである。
これにより、ポリゴンモータの回転により発生した熱をビス及びナットを介して外部に放出できるため、別途放熱板等を用いることなくポリゴンモータより発生する摩擦熱の放熱効果を高めることができ、部品点数や組み立て工程数の少ないコンパクトで低コストな走査光学装置を提供することができる。
また、ナットを厚みが薄く表面積の大きい板ナットとすることにより、ナットの放熱効果をより高めるとともに装置の高密度化、コンパクト化を図ることができる。さらに、一枚の板ナットにより複数のビスを締結することにより、板ナットの面積がより大きくなり放熱効率が向上するとともに部品点数もより少なくすることができる。
また、板ナットと筐体底面との間に隙間を設けたり、或いは板ナットをポリゴンモータの一部と接触させたりすることにより、ポリゴンモータからの放熱を一層効率良く行うことができる。また、板ナットの表面にフィン構造を設けることにより、板ナットの表面積をさらに大きくして放熱板としての効果を高めることができる。
また、ナットや板ナットを熱伝導率の大きいアルミニウムで形成することにより、より放熱効果の高い優れた走査光学装置を提供することができ、さらに装置の軽量化、コンパクト化及び低コスト化にも貢献する。
は、本発明の第1実施形態に係る走査光学装置のポリゴンモータ付近の構成を示す概略図である。 は、本発明の第2実施形態に係る走査光学装置のポリゴンモータ付近の構成を示す裏面図である。 は、本発明の第3実施形態に係る走査光学装置のポリゴンモータ付近の構成を示す概略図である。 は、本発明の第4実施形態に係る走査光学装置のポリゴンモータ付近の構成を示す概略図及び板ナットの一例を示す概略図である。 は、本発明の第5実施形態に係る走査光学装置のポリゴンモータ付近の構成を示す断面図である。 は、本発明の第6実施形態に係る走査光学装置のポリゴンモータ付近の構成を示す断面図である。 は、従来の走査光学装置の構成を示す概略図である。 は、従来の他の走査光学装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 回路基板
2a〜2d ビス
3a〜3d ナット
4 放熱フィン
5 板ナット
5a 凸部
6a〜6d ワッシャ
10 LDユニット
11 コリメータレンズ
12 シリンドリカルレンズ
13 ポリゴンミラー
14 走査レンズ
15 感光体ドラム
16 筺体
16a カバー部
16b ハウジング部
17 ポリゴンモータ
17a 軸受け部
20 放熱板

Claims (7)

  1. 側面がミラーで構成される正多角形のポリゴンミラーと、該ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータと、を筐体内部に備え、前記ポリゴンミラーを回転駆動することにより光ビームを偏向走査する走査光学装置において、
    前記ポリゴンモータを前記筐体に固定するビスを、前記筐体の内側から外側へ貫通させ、表面に放熱フィンを設けたナットを用いて前記ビスを前記筐体の外側から締結することにより、前記ナットを放熱部材と兼用したことを特徴とする走査光学装置。
  2. 側面がミラーで構成される正多角形のポリゴンミラーと、該ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータと、を筐体内部に備え、前記ポリゴンミラーを回転駆動することにより光ビームを偏向走査する走査光学装置において、
    前記ポリゴンモータを前記筐体に固定するビスを、前記筐体の内側から外側へ貫通させ、板ナットを用いて前記ビスを前記筐体の外側から締結することにより、前記板ナットを放熱部材と兼用したことを特徴とする走査光学装置。
  3. 前記板ナットは、一枚で複数のビスを締結可能であることを特徴とする請求項2に記載の走査光学装置。
  4. 前記板ナットは、前記筐体と所定の間隔を隔てて締結されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の走査光学装置。
  5. 前記板ナットは、前記ポリゴンモータの一部と接触することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の走査光学装置。
  6. 前記板ナットは、表面に放熱フィンが設けられることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の走査光学装置。
  7. 前記ナット若しくは前記板ナットは、アルミニウムで形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の走査光学装置。
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