JP2016161896A - 走査光学装置、および画像形成装置 - Google Patents

走査光学装置、および画像形成装置 Download PDF

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進 成田
山川 健志
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Abstract

【課題】本発明はポリゴンミラーに起因して発生する熱を、効率よくかつ低コストで放熱する。
【解決手段】ビームレーザー光源から出射したレーザー光束を偏向するポリゴンミラー1と、ポリゴンミラー1を回転駆動するポリゴンスキャナ14と、ポリゴンスキャナ14を設けた基板部20と、基板部20と一体的に固定されたベース部材22と、ベース部材22を保持するハウジング15と、ハウジング15を覆う放熱板部材19と、を備え、ベース部材22は、金属板材を折り曲げ加工して形成されてなり、基板部20の平面方向に平行に延び、基板にカシメ加工により固定される基板取付板部23と、ポリゴンミラー1の上方に位置して外部に臨んで配置される放熱板部25と、基板取付板部23と放熱板部25とを接続する接続板部24とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、走査光学装置、および画像形成装置に関する。
電子写真式の画像形成装置では、光学走査装置から書込光としてレーザー光を走査して感光体ドラムに照射するものがある。このレーザー光は、レーザー光源からのレーザー光ビームを回転駆動されるポリゴンミラー(多面鏡)を備える走査光学装置で走査される。このような走査光学装置は、内部においてポリゴンミラーを高速回転させており、ポリゴンミラーの軸受や駆動源等からの発熱が多い。このため、発生した熱によってポリゴンミラー軸受や駆動源の近傍に配置された部品の温度を上昇させてしまう。これに対処するため、ポリゴンミラーの上側を金属製のカバー部材で覆って放熱性を上げたり、光学走査装置に冷却用のフィンを配置したりして温度上昇を防止している。
図10は従来の走査光学装置を示す断面図である。レーザーダイオード等の光源からのレーザー光Lは高速回転するポリゴンミラー1とこのポリゴンミラー1を回転駆動する駆動源とを備えるポリゴンスキャナ14により偏向走査され、走査レンズ17へと導かれる。そして、このレーザー光Lは下流の光学素子を経て感光体へ到達する。ポリゴンスキャナ14、走査レンズ17等はハウジング15により保持され、更に、ハウジング15は、カバー部材18で覆われている。光源からのレーザー光を高速に偏向走査するため、ポリゴンスキャナ14は毎分数万回転させており、この高速回転に伴って、軸受部や基板部の制御電子部品などが発熱する。これらから発せられた熱はポリゴンスキャナ14の回転に伴う気流によって移動して内部を加熱することになる。ここで、ポリゴンスキャナ14と走査レンズ17の間には防音ガラス16を配置している。
また、ポリゴンスキャナ14は、ポリゴンミラー1が高速回転していることから、内部雰囲気中に漂っている塵埃、例えばトナー粉等の異物がポリゴンミラー1の反射面に衝突してしまい、ポリゴンミラー1の反射面に曇りが発生してしまうことがある。この対策として、ポリゴンスキャナ14を格納している空間部を外部に対して密閉構造とし、外部からの塵埃の侵入を防ぐ。すると、上述した防音ガラス16とこの密閉構造により、ポリゴンスキャナ14と防音ガラス16の間の空間に熱がたまりやすくなり、温度上昇によりポリゴンスキャナ14の使用ができなくなることがある。このため、ポリゴンスキャナ14の上方に放熱性のよい金属板製の放熱板部材19を配置してポリゴンスキャナ14の温度上昇を防ぐようにしている。
ここで、走査レンズ17にポリゴンスキャナ14からの熱風が当たらないようにする気流変更部材などを使うことや、ポリゴンスキャナ14の格納空間を密閉せず、走査光学装置自体を密閉する場合もあるが、プラスチックモールド製のハウジングやカバーでは放熱性が悪く、結果的に走査光学装置の内部に熱がたまることになる。このため、ポリゴンミラーを高速回転させる中速・高速画像形成装置の走査光学装置は、ポリゴンミラーの上方に金属板製のカバー部材を配置することが多い。
また、コストダウンのため、ポリゴンスキャナ14の基板部として、電子部品を載せる特殊な鋼板に代えて、電子部品が載置されたフェルト材を用いた基板と、金属板製のベース部をカシメ固定した構造を採用したものもある。
特許文献1には、走査光学装置の発熱を防止するため、ポリゴンスキャナの横側ユニット外部にL字状のフィンを配置し、フィンの他端がユニット内部に入り込みポリゴン近傍に接するように配置されたものが開示されている。
しかし、従来の走査光学装置では、金属板製のカバー部材はプラスチックモールド製のハウジングに取り付けられているし、またカバー部材とポリゴンミラーとの間には空気層が存在している。このため、熱の伝達が良好に行われず、ポリゴンカバーからポリゴンスキャナの熱を効率よく放出できないという問題があった。またポリゴンミラーにフィンを取り付ける特許文献1に記載の装置は、熱伝導のよいアルミ等の金属製部品を取り付けなければならず、コストが増すという問題がある。
そこで、本発明は回転するポリゴンミラーに回転駆動に起因して発生する熱を効率よくかつ低コストで放熱することを目的とする。
本発明に係る走査光学装置は、光源と、前記光源から出射した光束を偏向するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段を配置した基板部と、前記基板部と一体的に固定されたベース部材と、前記ベース部材を保持するハウジングと、前記ハウジングを覆うカバー部材と、を備える走査光学装置において、前記ベース部材は、金属板材で形成されており、前記基板部に固定される基板取付板部と、前記ポリゴンミラーの上方に位置し、前記カバー部材の外側に露出して配置される放熱板部と、前記基板取付板部と前記放熱板部とを接続する接続板部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、回転するポリゴンミラーの回転駆動に起因して発生する熱を効率よくかつ低コストで放熱することができる。
本発明の実施形態に係る走査光学装置の概略構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係る走査光学装置を示す断面図である。 図3に示した走査光学装置における接続板部の形状を示す断面図である。 同じく走査光学装置における接続板部の変形例を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る走査光学装置を示す断面図である。 本発明の実施形態3に係る走査光学装置を示す断面図である。 本発明の実施形態4に係る走査光学装置を示す断面図である。 本発明の実施形態5に係る走査光学装置を示す断面図である。 従来の走査光学装置を示す断面図である。
本発明を実施するための形態に係る走査光学装置、および画像形成装置について説明する。まず、走査光学装置の概略構造について説明する。図1は本発明の実施形態に係る走査光学装置の概略構造を示す図である。走査光学装置40は、ポリゴンスキャナ14、f−θレンズ2a、2c、ミラー3a、3b、3c、3d、4b、4c、副走査方向に絞る第2のレンズ5a、5b、5c、5d、防塵ガラス6a、6bを備える。ポリゴンスキャナ14は、ポリゴンミラー1およびポリゴンミラー1を回転駆動するモータ等の駆動手段を備える。ポリゴンミラー1は、正多角形の側面に反射ミラーを有して駆動手段によって高速回転され、入射するレーザー光を偏向走査する。レーザー光は、レーザー光源から射出され、レーザー光源は、1つ、または複数の発光点を持つ1つ以上の光束としてレーザービームを発生する。
f−θレンズ2a、2cは、ポリゴンミラー1による走査ビームの等角度運動を等速直線運動へと変換する。ミラー3a、3b、3c、3d、4b、4cは、画像形成部を構成する感光体7a、7b、7c、7dへとレーザー光を導く。第2のレンズ5a、5b、5c、5dは、走査光を副走査方向に絞る。防塵ガラス6a、6bは、走査光学装置40のハウジング内への塵埃等の落下を防止する。これらの光学素子は、光学ハウジング8に配置され、上カバー9が光学ハウジング8を密閉する。なお、それぞれのレーザー光の光路を、10a、10b、10c、10dで示した。
図2は本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。画像形成装置50は、カラー画像形成装置であり、画像形成部55において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のカラートナーを重ねて記録媒体に形成する。画像形成装置50は、装置本体51内に、走査光学装置40、感光体7a、7b、7c、7d、中間転写ベルト52、給紙トレイ53、定着装置54等を備える。中間転写ベルト52は、矢印Aに示す方向に駆動される。感光体7a、7b、7c、7dには、それぞれ現像器、感光体除電器、帯電器が配置される。走査光学装置40からの書込レーザー光が光路10a、10b、10c、10dに沿って感光体7a、7b、7c、7dに走査される。静電潜像が形成された感光体7a、7b、7c、7dは、各色の現像器で現像される。これにより各感光体7a、7b、7c、7dには各色のトナー像が形成される。これら各色のトナー像は中間転写ベルト52に重ね合わせて転写され、更に記録媒体に未定着カラートナー像として転写される。そして、記録媒体は定着装置54で熱および圧力で定着されて排出される。
<実施形態1>
次に本発明の実施形態に係る走査光学装置について説明する。図3は本発明の実施形態1に係る走査光学装置を示す断面図である。ポリゴンスキャナ14は、ポリゴンミラー1とこのポリゴンミラー1を回転駆動する駆動源と備える。駆動源は基板部20に配置されており、基板部20は、金属板材で形成されたベース部材22に配置されている。ベース部材22は、基板取付板部23と、接続板部24と、放熱板部25とで構成される。基板取付板部23は、平板状であり基板部20にカシメ加工で一体的に固定され水平方向に沿って配置される。なお、例えば溶接や接着剤によって固定してもよい。接続板部24は、基板取付板部23に対し90度の角度で上側に折り曲げられ形成され、レーザー光Lを透過する。放熱板部25は、接続板部24に対して90度の角度をなして水平方向に折り曲げ形成され、ポリゴンミラー1の上方に位置する。放熱板部25は、更にカバー部材18の開口18aを覆って、カバー部材18の外側に露出して、ポリゴンミラー1の上方を覆っている。また、ハウジング15は、ベース部材22の基板取付板部23を保持している。
ポリゴンスキャナ14の回転によって発生する熱は、軸受部と基板部の電子部品から発生するものが多い。ここで、ポリゴンスキャナ14の近傍に配置される部材に使用される素材の熱伝導率は、プラスチック製モールド:0.2〜0.4〔W/m・K〕、ガラス:1.0〔W/m・K〕、鋼板:50〔W/m・K〕、SUS:16〜26〔W/m・K〕、空気:0.023〔W/m・K〕である。これから、鋼板を含め金属が他に比べ非常に高い値となっていることが分かる。
従来においては、ポリゴンスキャナ14の軸受部と電子部品で発生する熱は、空気を伝わって放熱板部材19に達していた。また、ポリゴンスキャナ14からの熱は、プラスチック製モールドのハウジング15および防音ガラス16、カバー部材18を伝って放熱板部材19まで至ることになる。このため、放熱板部材19にまで熱が伝わるには時間がかかり、ポリゴンスキャナ14近傍の空気の温度が上昇してしまっていた。
これに対して、本実施形態では、ベース部材22の基板取付板部23をポリゴンスキャナ14の基板部20にカシメ加工で結合し、放熱板部25を接続板部24で基板取付板部23に連結している。このため、熱は、基板取付板部23から接続板部24を経て放熱板部25に伝達されて外部に放出される。
ベース部材22としては、熱伝導が高い部材が好ましく、熱伝導率がガラス以上である熱伝導率が2〔W/m・K〕以上のものを選定する。これにより、効率よく放熱できる。ベース部材22の素材としては熱伝導率が良好で、安価かつ強度の高いSECC等の鋼板が最適である。また、本例では、ベース部材22は、基板取付板部23、接続板部24、放熱板部25を備えているとしたが、ベース部材22にその他の板部を配置してもよく、ベース部材22の途中に曲げ部や絞り部を形成してもよい。
図4は図3に示した走査光学装置における接続板部の形状を示す断面図、図5は同じく走査光学装置における接続板部の変形例を示す断面図である。両図は、図3中のA方向から矢視図である。図4に示した例は、ベース部材22の接続板部24に防音ガラス16を配置するための開口窓33を形成している。また、図5に示した例は、防音ガラス16を配置するため、放熱板部25に切欠部34を形成している。これにより、レーザー光Lを透過させることができる。
なお、図3に示した例ではベース部材22の接続板部24をポリゴンスキャナ14の図中左側に立ち上げて配置した。しかし、接続板部24は、図3中においてポリゴンスキャナ14の右側、手前側、もしくは奥側から立ち上げて放熱板部25に接続する構成としてもよい。これによっても、同様にポリゴンスキャナ14で発生した熱を放熱板部25に伝達して良好に放熱を行うことができる。
<実施形態2>
図6は本発明の実施形態2に係る走査光学装置を示す断面図である。本実施形態に係る走査光学装置40Aでは、ベース部材22Aは、基板取付板部23Aから2枚の接続板部24Aa、24Abをポリゴンスキャナ14の両側に立ち上げるように配置している。そして、接続板部24Aa、24Abの先端に放熱板部25Aa、25Abを配置し、先端において重ね合わせている。本例では、2枚の接続板部24Aa、24Abを備えるため更に放熱効率を上げることができる。なお、図6に示した例ではベース部材22Aの接続板部24Aa、24Abを、ポリゴンスキャナ14を挟んで図6中の左右に立ち上げて配置した。しかし、接続板部24Aa、24Abは、図6中のポリゴンスキャナ14を挟んで手前側および奥側から立ち上げて放熱板部25Aa、25Abに接続する構成としてもよい。これにより同様にポリゴンスキャナ14で発生した熱を放熱板部25Aa、25Abに伝達して良好に放熱を行うことができる。
<実施形態3>
図7は本発明の実施形態3に係る走査光学装置を示す断面図である。本実施形態に係る走査光学装置40Bでは、ベース部材22Bの放熱板部25Bの長さ寸法(図中矢印C)を基板取付板部23Bの長さ寸法(図中矢印B)より大きくしている。これにより、放熱板部25Bがハウジング15から立ち上げた取付柱部15a、15aにかぶさるようにしている。そして、放熱板部25Bを両端部において、取付柱部15a、15aに、ねじ26、27で固定している。これにより、ベース部材22Bの放熱板部25Bは、ハウジング15に走査レンズ17の回転軸方向に固定される。なお、基板取付板部23Bおよび接続板部24Bの構成は、実施形態1と同一である。
本実施形態によれば、放熱板部25Bの長さ寸法を基板取付板部23Bの長さ寸法より大きくでき、矢印βで示した放熱板部25Bの回転方向に対して高い位置決め精度を出すことができる。また、本実施形態では、外部にねじ26、27を配置しているので、ねじ26、27を外すことにより、簡単にポリゴンスキャナ14を取り外すことができるようになる。ポリゴンスキャナ14は、重要なパーツであり、かつ駆動されるパーツであるため、交換対象部品としていることが多い。このため、交換を容易にしてサービス性を向上させることができる。
<実施形態4>
図8は本発明の実施形態4に係る走査光学装置を示す断面図である。本実施形態に係る走査光学装置40Cは、ポリゴンスキャナ14交換を更に容易にしてサービス性を向上させたものである。走査光学装置として片側走査光学系、またはモノクロ光学系を用いたものがある。このような走査光学装置では、図6に示すように、ポリゴンスキャナ14を、走査光学装置の端部であって走査光学装置外部に面している箇所に配置している。本実施形態では、ベース部材22Cには、基板取付板部23Cの端部から上下方向に接続板部24Cを設けている。そして、接続板部24Cの上端に放熱板部25Cを形成し、接続板部24Cの下端部にハウジング15との固定部28を形成し、ねじ29で接続板部24Cをハウジング15に固定している。また、放熱板部25Cの先端には折曲部25Caを形成し、この折曲部25Caをカバー部材18の穴部18bに引っかけ、放熱板部25Cをカバー部材18に取付け、全体としてベース部材22Cを固定している。
これにより、ベース部材22Cの接続板部24Cは、カバー部材18で構成される装置本体の側壁の一部をなし、装置本体の外壁面を構成する。本実施形態では、係る構成により、ベース部材22Cの位置決めを走査光学装置の外部で行えるものとし、かつベース部材22Cを走査光学装置の端部に配置することができる。それ故、画像形成装置の本体側板31を外した後、固定部28に取り付けられたねじ29を取り外すだけでポリゴンスキャナ14を交換できる。
なお、本実施形態に係る走査光学装置では、走査光学装置の本体配置位置によっては本体側板を外した後、書込モジュールを引き出す作業が発生する場合がある。この場合には、書込モジュールの配置位置に応じて固定位置を決めればよい。
<実施形態5>
図9は本発明の実施形態5に係る走査光学装置を示す断面図である。本実施形態に係る走査光学装置40Dは、基本的には、実施形態1に係る走査光学装置40と同じである。本実施形態に係る走査光学装置40Dでは、ベース部材22Dの放熱板部25Dに絞り部32を設けて異形部を形成したものである。本実施形態では、絞り部32を設けた分だけ放熱板部25Dの表面積を増すことができ、放熱性を向上させることができる。また、絞り部32を設けることにより放熱板部25Dの強度を増すことができる。なお、絞り部32の形状は、表面積を増すような凹凸形状であれば図示した形状に限らない。また、ベース部材22Dは接続板部24Dに関しても表面積が大きいほうがよいが、ビームレーザー光源からの光やポリゴンからの走査光があるため、この光を避ける形状とする必要がある。
以上のように、本発明の各実施形態によれば、ポリゴンスキャナの駆動部品、制御電子部品を配置している基板部に基板取付板部、接続板部、放熱板部を一体に形成した金属板製のベース部材を配置している。このため、ポリゴンスキャナで発生した熱を、接続板部で放熱板部まで効率よく伝熱して、放熱板部から効率よく放出できる。このため、走査線位置変動を抑えられ、連続通紙時の色ずれを低減させることができる。また、フィン等の別部品を使わずに効率よく冷却できるため走査光学装置のコストダウンを図ることができ、更にポリゴンスキャナの最高温度を下げることができるため、ポリゴンスキャナの耐久性向上にも貢献することができる。
1:ポリゴンミラー
14:ポリゴンスキャナ
15:ハウジング
16:防音ガラス
17:走査レンズ
18:カバー部材
20:基板部
21:ベース部
22:ベース部材
23:基板取付板部
24:接続板部
25:放熱板部
28:固定部
31:本体側板
32:絞り部
33:開口窓
特許4591144号公報

Claims (10)

  1. 光源と、前記光源から射出した光束を偏向するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段を配置した基板部と、前記基板部と一体的に固定されたベース部材と、前記ベース部材を保持するハウジングと、前記ハウジングを覆うカバー部材と、を備える走査光学装置において、
    前記ベース部材は、金属板材で形成されており、
    前記基板部に固定される基板取付板部と、
    前記ポリゴンミラーの上方に位置し、前記カバー部材の外側に露出して配置される放熱板部と、
    前記基板取付板部と前記放熱板部とを接続する接続板部と、
    を備えることを特徴とする走査光学装置。
  2. 前記ベース部材は、前記放熱板部において前記ハウジングに位置決めされていることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
  3. 前記ベース部材の前記接続板部は、装置本体の側壁の一部を形成しており、前記装置本体の外壁面を形成していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の走査光学装置。
  4. 前記接続板部の一部が前記ポリゴンミラーの回転軸方向において前記ハウジングに固定されていることを特徴とする請求項3に記載の走査光学装置。
  5. 前記ベース部材は、熱伝導率が2〔W/m・K〕以上であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の走査光学装置。
  6. 前記放熱板部は、1つ以上の絞り形成した異形部を備えることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の走査光学装置。
  7. 前記ベース部材は、装置本体の外部に面している箇所において固定されていることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の走査光学装置。
  8. 前記ベース部材には1つ以上の開口窓が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の走査光学装置。
  9. 前記ベース部材と前記カバー部材とは一体の部材として構成されていることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれかに記載の走査光学装置。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の走査光学装置と、該走査光学装置で静電潜像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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