JP2001330791A - 光書込装置 - Google Patents

光書込装置

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JP2001330791A
JP2001330791A JP2000149613A JP2000149613A JP2001330791A JP 2001330791 A JP2001330791 A JP 2001330791A JP 2000149613 A JP2000149613 A JP 2000149613A JP 2000149613 A JP2000149613 A JP 2000149613A JP 2001330791 A JP2001330791 A JP 2001330791A
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chamber
cover
deflection chamber
deflection
imaging
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JP2000149613A
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Rumiko Ono
ルミ子 小野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング内の温度上昇を防止できる光書込
装置を提供する。 【解決手段】 半導体レーザ光源29からのレーザ光を
偏向走査するポリゴンミラー17と、ポリゴンミラー1
7を回転駆動する駆動装置19と、ポリゴンミラー17
により偏向されたレーザ光を感光体3に結像させるfθ
レンズ35及び長尺レンズ37と、プラスチック製のハ
ウジング5とを備え、ハウジング5は、ポリゴンミラー
17及び駆動装置19を収納する偏向室11とfθレン
ズ35及び長尺レンズ37を収納する結像室13とに区
画され、偏向室11及び結像室13を防音ガラス15で
隔てている光書込装置1において、偏向室11の開口を
覆って略密閉に保持する偏向室用カバー27と、結像室
13の開口を覆って略密閉に保持する結像室用カバー4
5とを備え、偏向室用カバー27は金属製であり、結像
室用カバー45は偏向室用カバー27よりも熱伝導率の
小さいプラスチック製である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に組み込まれ、
画像データを像担持体上に書き込む光書込装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の光書込装置として、特開平8−
254665号公報に開示されているものがある。図7
に示すように、光書込装置120は、ハウジング100
に、モータ101により回転駆動するポリゴンミラー1
03と、ポリゴンミラー103により偏向されたレーザ
光が透過する結像レンズ105、107とが配置されて
いる。モータ101とポリゴンミラー103とは、金属
製の円筒状カバー111により覆われており、円筒状カ
バー111は、ハウジング100を閉塞するハウジング
カバー113に設けられた開口部114から外部に突出
している。円筒状カバー111には、ポリゴンミラー1
03により偏向されたレーザ光を通過させるための開口
部115が形成されている。また、ハウジングカバー1
13と結像レンズ105との間には、フィルタ121が
設けられており、ハウジング100の開口部117から
侵入する粉塵等が、ポリゴンミラー103を汚すことを
防止している。
【0003】光書込装置120の駆動時において、モー
タ101の駆動で回転するポリゴンミラー103により
偏向されたレーザ光は、開口部115、結像レンズ10
5、107、及びハウジング100に形成された開口部
117を通って、感光体119に書込を行う。
【0004】このモータ101の駆動により、モータ1
01を駆動するための駆動用ICや、モータ101の軸
受部から熱が発生する。特に、モータ101が毎分25
000回転以上にて高速回転をおこなったときには、モ
ータ101の軸受部における摩擦熱が大きくなるが、円
筒状カバー111内の熱を、ハウジングカバー113か
ら突出している円筒状カバー111の上部から外部に放
熱することにより、円筒状カバー111内の温度上昇を
防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
では、円筒状カバー111内の温度上昇は防止できる
が、円筒状カバー111は熱伝導率の大きい金属で構成
されているので、円筒状カバー111内で発生した熱
が、円筒状カバー111の筒状部111aや開口部11
5から結像レンズ105、107を収納する収納室12
3に伝わり、収納室123の温度上昇が大きくなってし
まい、ハウジング内の温度上昇を防止できないとという
課題がある。
【0006】収納室123の温度上昇が大きくなると、
結像レンズ105、107が熱変形を引き起こしてしま
い、結像レンズ105、107の光学特性が大幅に変化
してしまう。特に、生産性、コスト性といった面から、
結像レンズを、ガラス製よりも使用温度範囲の狭いプラ
スチック製で構成した場合には、温度上昇による結像レ
ンズの熱変形が著しくなってしまう。
【0007】そこで、本発明は、ハウジング内の温度上
昇を防止できる光書込装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、レーザ光発生手段と、レーザ光発生手段からのレー
ザ光を偏向走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラー
を回転駆動する駆動装置と、ポリゴンミラーにより偏向
されたレーザ光を像担持体に結像させる結像レンズと、
これらを収納する樹脂製のハウジングとを備え、ハウジ
ングは、ポリゴンミラー及び駆動装置を収納する偏向室
と結像レンズを収納する結像室とに区画され、偏向室及
び結像室を透明の仕切板で隔てている光書込装置におい
て、偏向室の開口を覆って略密閉に保持する偏向室用カ
バーと、結像室の開口を覆って略密閉に保持する結像室
用カバーとを備え、偏向室用カバーは金属製であり、結
像室用カバーは偏向室用カバーよりも熱伝導率の小さい
材質であることを特徴とする。
【0009】この請求項1に記載の発明では、レーザ光
発生手段から透明の仕切板を通ったレーザ光は、駆動装
置により回転駆動するポリゴンミラーにより偏向され、
透明の仕切板及び結像レンズを通って像担持体に結像す
る。このポリゴンミラーの回転駆動により、偏向室内に
発生した熱は、熱伝導率の大きい金属製の偏向室用カバ
ーによって、ハウジングの外部に放熱される。
【0010】結像室用カバーを偏向室用カバーよりも熱
伝導率の低い材質で構成することにより、偏向室内から
偏向室用カバーに伝わった熱が、結像室用カバーに伝わ
り難くなるとともにハウジング外に放熱されるので、偏
向室及び結像室の温度上昇を防止できる。
【0011】また、結像室内の温度上昇を防止できるの
で、結像室内の熱による結像レンズの熱変形を防止でき
る。更に、偏向室を偏向室用カバーで略密閉しているこ
とにより、防塵性が良いとともに、ポリゴンミラーの回
転駆動に伴う騒音を低減できる。しかも、ハウジング内
の温度上昇を防止するために、冷却ファン等を別途設け
る必要がないので、簡単な構成で且つコストの低減が図
れる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、偏向室と結像室とを区画する壁には、
中空部が形成されていることを特徴とする。
【0013】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、壁の
中空部により空気層が形成されるので、偏向室からの熱
が結像室に伝わることを更に防止できるとともに、偏向
室からの騒音を更に低減できる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、偏向室用カバーの外周にハウジ
ングの底部に向けて突出する鍔部を設け、偏向室用カバ
ーが、偏向室の壁の上端と外周面とに接触することを特
徴とする。
【0015】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、偏向室用カバーで偏向室を覆ったとき、偏向室用カ
バーの裏面と偏向室の壁の上端、及び鍔部の内面と偏向
室の壁の外周面とが接触する。即ち、偏向室用カバーと
偏向室の壁とが2面にて接触する(ラビリンス構造)こ
とにより、偏向室と偏向室用カバーとの間に隙間が形成
され難くなるので、防塵性が更に良くなるとともに、騒
音を更に低減できる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、偏向室用カバーと偏
向室の壁の上端との間に、クッション材を介在させたこ
とを特徴とする。
【0017】この請求項4に記載の発明では、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、クッション材を介在させることにより、偏
向室用カバーと偏向室との間に隙間が形成され難くなる
ので、防塵性が更に良くなるとともに、騒音を更に低減
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。先ず、図1乃
至図3に基づいて、第1実施の形態を説明する。光書込
装置1は、図示しないレーザプリンタに設けられてお
り、像担持体である感光体3に、レーザ光による書込を
おこなって原稿画像の画像データに対応した静電潜像を
形成するものである。光書込装置1は、プラスチック製
のハウジング5を有しており、ハウジング5には、防塵
ガラス7が設けられている。ハウジング5は、ハウジン
グ5に一体に成形された内壁9により偏向室11と結像
室13とに区画されており、偏向室11と結像室13と
は、防音ガラス(透明の仕切板)15により隔てられて
いる。
【0019】偏向室11には、ポリゴンミラー17と、
ポリゴンミラー17を矢印A方向に回転駆動させる駆動
装置19とが配置されている。駆動装置19は、モータ
21と、モータ21を駆動するための駆動用IC23
と、駆動用IC23が実装された駆動基板25とから主
に構成されている。この駆動装置19により回転駆動す
るポリゴンミラー17は、レーザ光を偏向しつつ、感光
体3上を図2の矢印B方向に等速走査するようになって
いる。
【0020】結像室13には、レーザ光発光手段である
半導体レーザ光源29と、コリメータレンズ31と、シ
リンドリカルレンズ33と、fθレンズ(結像レンズ)
35と、像面湾曲補正用、或いは面倒れ補正用の長尺レ
ンズ(結像レンズ)37と、同期検知ミラー39と、同
期検知用シリンダレンズ41と、同期検知センサ43と
が収納されている。尚、本実施の形態では、fθレンズ
35及び長尺レンズ37は、生産性、コスト性の観点か
らプラスチックで構成されているが、これに限定され
ず、ガラス製であっても良い。
【0021】図1及び図2に示すように、偏向室11の
開口は、金属製の偏向室用カバー27により覆われてい
る。偏向室用カバー27は、偏向室11の外壁10の上
端に、ねじ止めにより固定されており、この偏向室用カ
バー27及び防音ガラス15により、偏向室11は、略
密閉状態を保持している。偏向室11が略密閉なので、
ハウジング5外からの粉塵の侵入を防止でき、ポリゴン
ミラー17の反射面に汚れが付くことを防止できる。ま
た、ポリゴンミラー17の回転駆動に伴う騒音を低減す
ることができる。
【0022】また、結像室13の開口は、偏向室用カバ
ー27よりも熱伝導性の小さいプラスチック製の結像室
用カバー45により覆われている。結像室用カバー45
は、結像室13の外壁12の上端に、ねじ止めにより固
定されており、結像室13は、結像室用カバー27、防
音ガラス15及び防塵ガラス7により、略密閉状態を保
持している。ハウジング5を覆うカバーを、偏向室用カ
バー27及び結像室用カバー45の2つに分けることに
より、1つ1つのカバー27、45の大きさを小さくで
きるので、カバーの剛性を上げることができる。
【0023】尚、本実施の形態では、偏向室用カバー2
7及び結像室用カバー45は、ねじ止めにより偏向室1
1及び結像室13に固定されているが、これに限定され
るものではなく、例えば、接着等により固定しても良
い。
【0024】次に、上述した構成に基づき、本実施の形
態の作用を説明する。半導体レーザ光源29から発せら
れたレーザ光は、コリメータレンズ31、シリンドリカ
ルレンズ33を透過後に、防音ガラス15から偏向室1
1に入射する。防音ガラス15から偏向室11に入射し
たレーザ光は、駆動装置15により回転駆動するポリゴ
ンミラー17により偏向され、防音ガラス15から感光
体3に向けて出射する。防音ガラス15から出射したレ
ーザ光は、fθレンズ35、長尺レンズ37を透過後、
防塵ガラス7を介して、感光体3上を走査する。尚、有
効書込領域外のレーザ光の一部は、同期検知ミラー39
によって反射され、同期検知用シリンダレンズ41を透
過後に、同期検知センサ43の受光面に入射し、これに
より同期検知センサ43による同期検知が行われる。
【0025】本実施の形態では、ポリゴンミラー17
は、駆動装置19により毎分25000回転以上にて高
速回転駆動しており、このポリゴンミラー17の回転駆
動による摩擦熱や、駆動用IC23からの発熱等によ
り、偏向室11内に熱が発生する。この熱は、熱伝導率
の大きい金属製の偏向室用カバー27を介して、ハウジ
ング5の外部に放熱される。偏向室用カバー27を金属
製にすることにより、偏向室11内の温度上昇を防止す
ることができる。
【0026】また、偏向室11及び結像室13とは、内
壁9及び防音ガラス15により仕切られており、偏向室
11で発生した熱により暖められた空気が、結像室13
に直接流れ込まない。従って、偏向室11から結像室1
3への熱の伝わりは、ハウジング5の底部、ハウジング
5と一体に成形された内壁9、防音ガラス15、偏向室
用カバー27、及び結像室用カバー45間において行わ
れる。
【0027】本実施の形態では、ハウジング5は、プラ
スチック製であり、熱伝導率が小さく、偏向室11内の
熱が伝わり難いとともに、金属製の偏向室用カバー27
よりも、プラスチック製の結像室用カバー45の方が熱
伝導率が小さいので、偏向室用カバー27から結像室用
カバー45に熱が伝わり難い。このため、偏向室11で
発生した熱が、結像室13に伝わり難くなるので、結像
室13内の温度上昇を防止でき、温度の影響を受け易い
プラスチック製のfθレンズ35及び長尺レンズ37の
熱変形を防止することができる。
【0028】即ち、偏向室11内の熱が、偏向室用カバ
ー27により放熱されるとともに、結像室13に伝わり
難くなっているので、ハウジング5内の温度上昇を防止
できる。また、ハウジング5内の温度上昇を防止するた
めに、冷却ファン等を別途設ける必要がないので、構成
が簡単であり且つコストの低減をも図れる。
【0029】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。
【0030】図4は、第2実施の形態にかかる光書込装
置を示す断面図である。第2実施の形態では、偏向室1
1及び結像室13を区画する内壁9に、中空部9aを形
成していることのみが、第1実施の形態と異なる。内壁
9の中空部9aにより、空気層が形成されるので、偏向
室11からの熱が、結像室13に伝わるのをより防止で
きるとともに、偏向室11からの騒音をより防止でき
る。
【0031】図5は、第3実施の形態にかかる光書込装
置を示す断面図である。第3実施の形態では、偏向室用
カバー27の外周全体に亘って、ハウジング5の底部に
向けて突出する鍔部27aを形成し、結像室用カバー4
5における偏向室用カバー27との接触部分に、段差部
45aを設けたことが第1実施の形態と異なる。
【0032】この第3実施の形態では、偏向室用カバー
27の裏面と偏向室11の外壁10及び内壁9の上端と
が接触するとともに、及び鍔部27aの内面と偏向室1
1の外壁10及び内壁9の外周面とが接触しており、偏
向室用カバー27と偏向室11の外壁10とが2面にて
接触している(ラビリンス構造)。同様に、偏向室用カ
バー27の表面及び鍔部27aの外面が、結像室用カバ
ー45の段差部45aに当接しており、偏向室用カバー
27と結像室用カバー45とが2面にて接触している。
【0033】偏向室用カバー27と偏向室11の外壁1
0が2面で接触するとともに、偏向室用カバー27と結
像室用カバー24とが2面で接触することにより、偏向
室用カバー27と偏向室11との間、及び偏向室用カバ
ー27と結像室用カバー45との間に隙間が形成され難
くなるので、防塵性が向上するとともに、騒音をより低
減することができる。
【0034】図6は、第4実施の形態にかかる光書込装
置を示す断面図である。第4実施の形態では、偏向室用
カバー27と偏向室11の外壁10及び内壁9の上端と
の間に、スポンジ等のクッション材51を介在させたこ
とが、第1実施の形態と異なる。この第4実施の形態で
は、クッション材51を介在させることにより、偏向室
用カバー27と偏向室11との間に隙間が形成され難く
なるので、防塵性が更に向上するとともに、騒音を更に
低減できる。
【0035】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、本実施の形態では、ハウジング
5に、偏向室11及び結像室13の2つの室を形成した
が、例えば、結像室を2つの室に分割したり、半導体レ
ーザ光源29用の室を別途設け、それぞれの室にカバー
を設けても良い。
【0036】本実施の形態では、結像室用カバー45を
プラスチック製としたが、これに限定されるものではな
く、偏向室用カバー27よりも熱伝導率の低い材質であ
れば良い。
【0037】本実施の形態では、偏向室11の内壁9に
中空部9aを設けたが、偏向室11の外壁10に中空部
を設けても良い。
【0038】本発明は、レーザプリンタの光書込装置と
して用いたが、例えば、複写機、ファクシミリ等の画像
形成装置の光書込装置として用いても、同様な作用効果
を得る。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、結像室用カ
バーを偏向室用カバーよりも熱伝導率の低い材質で構成
することにより、偏向室内から偏向室用カバーに伝わっ
た熱が、結像室用カバーに伝わり難くなるとともにハウ
ジング外に放熱されるので、偏向室及び結像室の温度上
昇を防止できる。
【0040】また、結像室内の温度上昇を防止できるの
で、結像室内の熱による結像レンズの熱変形を防止でき
る。更に、偏向室を偏向室用カバーで略密閉しているこ
とにより、防塵性が良いとともに、ポリゴンミラーの回
転駆動に伴う騒音を低減できる。しかも、ハウジング内
の温度上昇を防止するために、冷却ファン等を別途設け
る必要がないので、構成が簡単で且つコストの低減が図
れる。
【0041】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、壁の中空部に
より空気層が形成されるので、偏向室からの熱が結像室
に伝わることを更に防止できるとともに、偏向室からの
騒音を更に低減できる。
【0042】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、偏向室
用カバーと偏向室の壁とが2面にて接触することによ
り、偏向室と偏向室用カバーとの間に隙間が形成され難
くなるので、防塵性が更に良くなるとともに、騒音を更
に低減できる。
【0043】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、クッション材を介在させることにより、偏向室用カ
バーと偏向室との間に隙間が形成され難くなるので、防
塵性が更に良くなるとともに、騒音を更に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態にかかるハウジング、偏向室用
カバー及び結像室用カバーを示す分解斜視図である。
【図2】第1実施の形態にかかる光書込装置を示す断面
図である。
【図3】図2の光書込装置のハウジング内の構成を示す
平面図である。
【図4】第2実施の形態にかかる光書込装置を示す断面
図である。
【図5】第3実施の形態にかかる光書込装置を示す断面
図である。
【図6】第4実施の形態にかかる光書込装置を示す断面
図である。
【図7】従来にかかる光書込装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 光書込装置 3 感光体(像担持体) 9 内壁(偏向室と結像室とを区画する偏向室の
壁) 9a 中空部 10 外壁(偏向室の壁) 11 偏向室 13 結像室 15 防音ガラス(透明の仕切板) 17 ポリゴンミラー 19 駆動装置 27 偏向室用カバー 27a 鍔部 29 半導体レーザ(レーザ光発生手段) 35 fθレンズ(結像レンズ) 37 長尺レンズ(結像レンズ) 45 結像室用カバー 51 クッション材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光発生手段と、レーザ光発生手段
    からのレーザ光を偏向走査するポリゴンミラーと、ポリ
    ゴンミラーを回転駆動する駆動装置と、ポリゴンミラー
    により偏向されたレーザ光を像担持体に結像させる結像
    レンズと、これらを収納する樹脂製のハウジングとを備
    え、ハウジングは、ポリゴンミラー及び駆動装置を収納
    する偏向室と結像レンズを収納する結像室とに区画さ
    れ、偏向室及び結像室を透明の仕切板で隔てている光書
    込装置において、 偏向室の開口を覆って略密閉に保持する偏向室用カバー
    と、結像室の開口を覆って略密閉に保持する結像室用カ
    バーとを備え、 偏向室用カバーは金属製であり、結像室用カバーは偏向
    室用カバーよりも熱伝導率の小さい材質であることを特
    徴とする光書込装置。
  2. 【請求項2】 偏向室と結像室とを区画する壁には、中
    空部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の光書込装置。
  3. 【請求項3】 偏向室用カバーの外周にハウジングの底
    部に向けて突出する鍔部を設け、偏向室用カバーが、偏
    向室の壁の上端と外周面とに接触することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の光書込装置。
  4. 【請求項4】 偏向室用カバーと偏向室の壁の上端との
    間に、クッション材を介在させたことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の光書込装置。
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