JP2000330061A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2000330061A
JP2000330061A JP13638099A JP13638099A JP2000330061A JP 2000330061 A JP2000330061 A JP 2000330061A JP 13638099 A JP13638099 A JP 13638099A JP 13638099 A JP13638099 A JP 13638099A JP 2000330061 A JP2000330061 A JP 2000330061A
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JP
Japan
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housing
motor
substrate
deflecting device
deflector
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JP13638099A
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English (en)
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Kozo Yamazaki
宏三 山▲ざき▼
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源からのビームを反射させて副走査方向に
偏向するポリゴンミラーと、これを回転させるモータ
と、モータを駆動する回路とを備えた偏向装置を、筐体
内の底部に設置した走査光学装置において、複雑な構造
を用いたり部品点数を増やしたりすることなく、偏向装
置の温度上昇を抑える。 【解決手段】 筐体10の底部に、偏向装置4の基板1
8の形状に合わせて開口部5を形成するとともに、開口
部5を縁取るようにして段部6を形成し、段部6上に偏
向装置4を載せて固定した。偏向装置4の熱源であるモ
ータ15bの動力部と駆動回路の回路素子を、筐体10
の外に露出させて外部の空気と積極的に接触させるとと
もに、これら熱源側と筐体10の内側との間を基板18
で遮ることにより、偏向装置4の温度上昇を抑えるとと
もに筐体10内への熱の侵入を効果的に抑えることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式を
用いたプリンタ、ファクシミリ、複写機などにおいて、
主走査方向に移動する感光体表面にビームを副走査方向
に走査して画像を書き込む光走査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機やレーザプリンタなどに
搭載される光走査装置として、光源、光源からのレーザ
ビームを副走査方向に偏向する偏向装置、偏向装置から
のレーザビームを感光体表面に結像させる結像光学系な
ど、各種光学部品を一つの筐体内に納めたものが知られ
ている。この種の光走査装置では、ほこり等の侵入を防
ぐために筐体がほぼ密閉された構造になっているため、
光源や偏向装置で発生した熱が筐体内にこもりやすい。
とくに、偏向装置はポリゴンミラーを回転させるための
モータやモータを駆動する回路を備えているため、他の
構成要素と比較して発熱量が格段に大きい。このため、
偏向装置周辺の温度がとくに高温になり、光走査装置を
構成しているレンズやミラーなどの取り付け位置や姿勢
に歪みが生じることがある。これを放置していると、不
正常な画像が形成されてしまう原因となる。そこで、特
開平10-221633号公報に示された光走査装置では、光走
査装置の筐体内に偏向装置を収納する密閉室を形成し、
この密閉室内を強制排気して真空に近い状態にすること
で、偏向装置の温度上昇を抑えるとともに周囲への熱の
伝導を抑えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
の発明では、偏向装置を収納する密閉室を設ける必要が
あるため光走査装置の筐体構造が複雑になり部品点数も
多くなる。また密閉室内を真空に近い状態まで強制排気
するための強力な排気手段を設ける必要があるため、装
置の大型化、高コスト化を招く。そこで、この発明の課
題は、簡単な構成で、偏向装置の温度上昇を抑えるとと
もに、偏向装置の発熱の影響を低減できる光走査装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、光源からのビームを反射
させて副走査方向に偏向するポリゴンミラーと、当該ポ
リゴンミラーを回転させるモータと、当該モータを駆動
する駆動回路とを備えた偏向装置を、筐体内の底部に設
置した走査光学装置において、前記筐体の底部に、前記
偏向装置の下部形状に合わせて、筐体外部に開放された
開口部を形成するとともに、当該開口部を縁取るように
して段部を形成し、当該段部上に前記偏向装置を載せて
固定した。また、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の光走査装置において、前記偏向装置は、前記段部上に
前記開口部を閉塞するようにして固定される基板を備
え、当該基板の下面側に前記モータの動力部と前記駆動
回路の回路素子とを配置するとともに、当該基板を貫通
して上面側に突出したモータ回転軸に前記ポリゴンミラ
ーを固定してなる。段部の高さは、偏向装置を取り付け
たときにモータの動力部や駆動回路の回路素子が筐体の
下面から突出しない高さに設定することが望ましい。ま
た、請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に
記載の光走査装置において、前記偏向装置の下方に冷却
用のファンを備えた。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。図1はこの発明が適用される光
走査装置の天井蓋を外した状態を例示する全体斜視図、
図2は図1に示す光走査装置と感光体とを示す平面図で
ある。この光走査装置1は、デジタル複写機やレーザプ
リンタなどに搭載される光走査装置である。この光走査
装置1において、光源11から放射された発散するレー
ザビームは、出射方向に設けられたコリメートレンズ1
2によって平行なビームとされ、その光軸上にある絞り
13によってビーム断面が一定の形状となるように絞ら
れ、シリンドリカルレンズ14に入射する。シリンドリ
カルレンズ14は、副走査方向にのみ屈折性を有し、こ
れに入射したビームは主走査面上に集束し、偏向装置4
のポリゴンミラー15の反射面にほぼ線像として結像す
る。偏向装置4の反射面で反射されることにより偏向さ
れたビームは、fθ特性を有する結像光学系16を通過
した後、筐体10の側壁10bに形成されたスリット2
を通して感光体3の表面に集光照射され、このビーム照
射により、感光体3の表面に静電潜像が形成される。ま
た、ポリゴンミラー3の角度誤差等による主走査方向の
誤差を解消するために、変調開始直前に主走査線上の所
定方向のビームを、レンズ17を介して同期検知装置2
2に入射させている。同期検知装置22はビームを受光
する度に同期信号を図示しない制御装置へ出力する。制
御装置はその同期信号から所定時間遅れて、光書き込み
を行うための画像信号を出力開始するように各部の動作
を制御する。
【0006】上記の光源11、コリメートレンズ12、
絞り13、シリンドリカルレンズ14、偏向装置4、結
像光学系16、レンズ17、同期検知装置22等の光学
部品は筐体10の底部10a上の各々の所定位置に固定
して設けられる。筐体10は樹脂を成形してなる構造部
品である。筐体10は、ほこり等の侵入を防ぐために図
示しないカバー(天井蓋)にて閉じられるため、光源1
1や偏向装置4で発生した熱が筐体10内にこもりやす
い。とくに、偏向装置4はポリゴンミラー15を回転さ
せるためのモータ15bやモータ15bを駆動する駆動
回路18aを備えているため(図4、図5参照)、他の
構成要素と比較して発熱量が格段に大きい。このため、
偏向装置4の周辺の温度がとくに高温になり、光走査装
置1を構成している結像光学系16やシリンドリカルレ
ンズ14などの取り付け位置や姿勢に歪みが生じること
がある。これを放置していると、不正常な画像が形成さ
れてしまう原因となる。そこで、この発明の光走査装置
1では、図3(a)に示すように、筐体10の底部10
aの偏向装置4を取り付ける部分に、偏向装置4の下部
形状(基板18の形状)に合わせて、筐体10の外部に
開放された開口部5を形成するとともに、この開口部5
を縁取るようにして段部6を形成し、段部6上に偏向装
置4を載せて固定する。段部6には複数箇所(この例で
は4箇所)にねじ穴7が設けられており、基板18側の
ねじ止め孔(図示省略)を段部5のねじ穴7に合わせる
ようにして偏向装置4を段部5上に載せ、ねじ20を締
めて固定することにより、偏向装置4の取り付けを簡単
且つ正確に行うことができる。
【0007】図3(c)に示すように、偏向装置4は、
開口部5を閉塞するようにして段部6上に固定される基
板18の下面側に、モータ15bの動力部と駆動回路1
8aの回路素子とを配置し、基板18を貫通して上面側
に突出したモータ回転軸15aにポリゴンミラー15を
固定してなる。したがって、光走査装置1の最大の熱源
となる偏向装置4のモータ15bの動力部と駆動回路1
8aの回路素子とが筐体10の外部に露出した状態で配
置され、かつ、これら熱源側と筐体10の内側とが基板
18で遮断された状態になる。このように、光走査装置
1の最大の熱源となるモータ15bの動力部と駆動回路
18aの回路素子を、筐体10の外に露出させて外部の
空気と積極的に接触させるとともに、これら熱源側と筐
体10の内側との間を基板18で遮ることにより、偏向
装置4の温度上昇を抑えるとともに筐体10内への熱の
侵入を効果的に抑えることができる。したがって、偏向
装置4の基板18は熱伝導率ができるだけ小さい材質で
形成することが望ましい。なお、この発明は以上説明し
た実施の形態に限定されるものではない。たとえば、図
3(b)に示すように、モータ15bの動力部と嵌合す
る位置決め部8を段部6とともに形成してもよい。ま
た、図3(d)に示すように、段部6に基板18の周縁
部と嵌合する段差を設けてもよい。このようにすれば、
基板18による開口部5の閉塞性が向上するので、筐体
10内への熱の侵入を遮断する性能がより向上する。ま
た、図5に示すように、偏向装置4の下方に冷却用のフ
ァン9を設け、偏向装置4の下面側に強制的に空気を送
って冷却するようにしてもよい。偏向装置4をファン9
で強制的に冷却することにより、モータ回転数のさらな
る高速化に対応できるようになる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
以下のような優れた効果が得られる。請求項1記載の発
明によれば、光走査装置を構成する部品の中で最も発熱
量が大きい構成部品である偏向装置を外部の空気により
冷却することができるので、複雑な構造を用いたり部品
点数を増やしたりすることなく、偏向装置の温度上昇を
抑えることができる。請求項2記載の発明によれば、偏
向装置の熱源であるモータの動力部と駆動回路の回路素
子を、筐体の外に露出させて外部の空気と積極的に接触
させるとともに、これら熱源側と筐体の内側との間を基
板で遮ることにより、偏向装置の温度上昇を抑えるとと
もに筐体内への熱の侵入を効果的に抑えることができ
る。請求項3記載の発明によれば、偏向装置の下方に冷
却用のファンを設け、偏向装置をファンで強制的に冷却
することにより、モータ回転数のさらなる高速化に対応
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される光走査装置の天井蓋を外
した状態を例示する全体斜視図である。
【図2】図1に示す光走査装置と感光体とを示す平面図
である。
【図3】(a)はこの発明の実施の形態の一例を示す光
走査装置の筐体の部分破断斜視図、(b)は別の実施の
形態を示す筐体の部分斜視図、(c)は筐体の段部に偏
向装置を取り付けた状態を例示する側断面図、(d)は
段部に偏向装置の基板周縁部と嵌合する段差を設けた例
を示す部分側断面図である。
【図4】偏向装置の構造を例示する斜視図である。
【図5】この発明の別の実施の形態を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
1:光走査装置 4:偏向装置 5:開口部 6:段部 10:筐体 10a:底部 15:ポリゴンミラー 15a:モータ回転軸 15b:モータ 18:基板 18a:駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からのビームを反射させて副走査方
    向に偏向するポリゴンミラーと、当該ポリゴンミラーを
    回転させるモータと、当該モータを駆動する駆動回路と
    を備えた偏向装置を、筐体内の底部に設置した走査光学
    装置において、 前記筐体の底部に、前記偏向装置の下部形状に合わせ
    て、筐体外部に開放された開口部を形成するとともに、
    当該開口部を縁取るようにして段部を形成し、当該段部
    上に前記偏向装置を載せて固定したことを特徴とする光
    走査装置。
  2. 【請求項2】 前記偏向装置は、前記段部上に前記開口
    部を閉塞するようにして固定される基板を備え、当該基
    板の下面側に前記モータの動力部と前記駆動回路の回路
    素子とを配置するとともに、当該基板を貫通して上面側
    に突出したモータ回転軸に前記ポリゴンミラーを固定し
    てなることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 前記偏向装置の下方に冷却用のファンを
    備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の光走査装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006259356A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Fuji Xerox Co Ltd 光走査装置、及び、画像形成装置
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US8749837B2 (en) 2011-10-31 2014-06-10 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus equipped with light scanning device

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