JPH11119138A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH11119138A
JPH11119138A JP28664797A JP28664797A JPH11119138A JP H11119138 A JPH11119138 A JP H11119138A JP 28664797 A JP28664797 A JP 28664797A JP 28664797 A JP28664797 A JP 28664797A JP H11119138 A JPH11119138 A JP H11119138A
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JP
Japan
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polygon mirror
housing
optical
rotary polygon
gap
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JP28664797A
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English (en)
Inventor
Tomoya Osugi
友哉 大杉
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転多面鏡の防塵性を確保しながら、回転多
面鏡が設けられた空間内の温度が著しく上昇するのを防
止するとともに、回転多面鏡の高速回転により発生する
風切り音による騒音を抑制することができる光走査装置
を得る。 【解決手段】 光学筺体1内は、回転多面鏡3が設けら
れている回転多面鏡収容部30と、光学系4が設けられ
ている光学系収容部40とに壁5によって分割されてお
り、壁5は、凹状部材5aと凸状部材5bとで構成さ
れ、凹状部材5aと凸状部材5bは、間隙6をおいて互
いに嵌まり合い、間隙6を通じて回転多面鏡収容部30
と光学系収容部40との間を空気が出入りすることがで
きるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を用いた
光走査装置に関するものであり、デジタル複写機、レー
ザファクシミリ、レーザ印刷機、レーザプロッタなどに
適用することができる光走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光走査装置に設けられている光偏
向器は、特に高速化が進み、これに用いられる回転多面
鏡は、毎分1万数千回転以上の高速回転を行う。回転多
面鏡をこのような高速度で回転させると、大きな風切り
音が発生する。そのため、回転多面鏡の周囲には、この
風切り音による騒音を低下させるための部材が設けられ
ている。図5及び図6は、回転多面鏡の周囲に上記風切
り音による騒音を低下させるための防音ガラス53が設
けられた従来の光走査装置の例を示している。
【0003】図5に示すように、上面がカバー部材51
で覆われた光学筺体50内には、レーザ光源から出射さ
れ、その出射方向に設けられたシリンドリカルレンズに
よって所定のビーム形状に集光されたレーザ光を偏向す
る回転多面鏡52が設けられている。また、この回転多
面鏡52によって偏向されたレーザ光の通路上には、防
音ガラス53、結像光学系54、および防塵ガラス55
が順に設けられている。従って、回転多面鏡52によっ
て偏向されたレーザ光は、防音ガラス53、結像光学系
54、および防塵ガラス55を順次に透過して、感光体
ドラム56上に結像される。
【0004】上記防音ガラス53は、回転多面鏡52の
風切り音による騒音を低下させるための部材であり、こ
の防音ガラス53によって、光学筺体50内は、回転多
面鏡52が設けられた空間と結像光学系54が設けられ
た空間とに分割されている。また、防音ガラス53とカ
バー部材51との間には、間隙57が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この光走査装置は、上
記防音ガラス53によって回転多面鏡52の高速回転に
より発生する風切り音の騒音を低下させることはできる
が、防音ガラス53とカバー部材51との間に間隙57
が形成されているため、回転多面鏡52の回転によって
発生する空気流が間隙57を流通して、結像光学系54
が設けられた空間内に流出することができ、この空気流
が間隙57を流通する際に、カバー部材51の間隙近傍
部分が振動して騒音を発生してしまうという問題があ
る。また、回転多面鏡52が設けられた空間が密閉され
ていないため、回転多面鏡52に塵などの汚れが付着
し、その結果、白スジ画像等が発生してしまうという問
題がある。
【0006】そこで、図6に示すように、防音ガラス5
3とカバー部材51との間に間隙を形成しないように防
音ガラス53を設けて、回転多面鏡52が設けられた空
間を完全な密閉状態にしたものがある。この場合は、回
転多面鏡52の回転によって発生する空気流が間隙を通
過することはないため、カバー部材51の騒音を防止す
ることができるとともに、回転多面鏡52に塵などの汚
れの付着を防止することができる。
【0007】しかしながら、回転多面鏡52が設けられ
た空間を完全な密閉状態にすると、回転多面鏡52の駆
動部に設けられているICや軸受部などの発熱によっ
て、回転多面鏡52が設けられた空間内の温度が著しく
上昇し、その結果、回転多面鏡52の寿命が低下してし
まうという問題がある。回転多面鏡52が設けられた空
間内の温度が上昇するのを防止するため、冷却用ファン
などを設けることができるが、非常にコスト高となって
しまう。
【0008】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたものであり、回転多面鏡の防塵
性を確保しながら、回転多面鏡が設けられた空間内の温
度が著しく上昇するのを防止するとともに、回転多面鏡
の高速回転により発生する風切り音による騒音を抑制す
ることができる光走査装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
レーザ光源によって発光されたレーザ光を偏向する回転
多面鏡と、上記回転多面鏡によって偏向されたレーザ光
を結像する光学系とを光学筺体に有し、上記光学筺体は
カバー部材によって覆われている光走査装置において、
上記光学筺体内は、上記回転多面鏡が設けられている回
転多面鏡収容部と、上記光学系が設けられている光学系
収容部とに壁によって分割されており、上記壁は、上記
光学筺体と上記カバー部材に設けられた凹状部材と凸状
部材とで構成され、上記凹状部材と凸状部材は、間隙を
おいて互いに嵌まり合い、上記間隙を通じて上記回転多
面鏡収容部と上記光学系収容部との間を空気が出入りす
ることができることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記壁の一部が、回転多面鏡で偏向された
レーザ光を透過させる透明体でなることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記凹状部材が、上記カバー部材とともに
プラスチックで一体成形されていることを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記光学筺体が、密閉されていることを特
徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、上記回転多面鏡収容部内の熱を上記光学筺
体外に放出するためのヒートシングが設けられているこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる光走査装置の実施の形態について説明する。図
1に示すように、符号1は、光走査装置の光学筺体を示
しており、この光学筺体1の上面は、光学筺体1内を完
全に密閉しないようにカバー部材2によって覆われてい
る。
【0015】図1に示すように、光学筺体1内の右側に
は、光学筺体1内の所定の位置に設けられたレーザ光源
(図示せず)によって発光されたレーザ光を偏向する回
転多面鏡3が設けられている。一方、光学筺体1の左側
には、回転多面鏡3によって偏向されたレーザ光を結像
する結像光学系4が設けられている。また、回転多面鏡
3の外周側には、壁5が設けられていて、この壁5によ
って、光学筺体1内は、回転多面鏡3が設けられている
回転多面鏡収容部30と、結像光学系4が設けられてい
る光学系収容部40とに分割されている。
【0016】上記壁5について具体的に説明する。図1
に示すように、この壁5は、カバー部材2の下面に設け
られた凹状部材5aと光学筺体1の上面に設けられた凸
状部材5bとで構成されていて、凹状部材5aと凸状部
材5bとは、間隙6をおいて互いに嵌まり合った状態に
なっている。従って、間隙6は、逆U字状のラビリンス
状に形成されている。この間隙6を通じて回転多面鏡収
容部30と光学系収容部40との間を光学筺体1内の空
気が出入りすることができる。
【0017】また、回転多面鏡3によって偏向されたレ
ーザ光を結像光学系4によって結像させるために、回転
多面鏡収容部30と光学系収容部40との間に位置する
壁5の一部、すなわち凸状部材5bの上部は、ガラス等
の透明体5b’によって形成されている。従って、回転
多面鏡3によって偏向されたレーザ光は、透明体5b’
を透過して結像光学系4によって結像される。
【0018】また、光学筺体1の左側壁の一部には、結
像光学系4を透過したレーザ光を感光体ドラム8上に結
像させるために透明体のガラス部材7が取り付けられて
いる。従って、結像光学系4を透過したレーザ光は、ガ
ラス部材7を透過して感光体ドラム8上に結像されるこ
とができる。図示の例では、ガラス部材7の直近に感光
体ドラム8が配置されているが、ガラス部材7を透過し
たレーザ光の進路をミラーで曲げて感光体ドラム8に導
くこともある。あるいは、光学筺体1内にミラーを設
け、レーザ光の進路を光学筺体1内で曲げたのちガラス
部材を透過させ感光体ドラム8に導くようにしてもよ
い。このガラス部材7は、特に、光学系収容部40内に
塵などが入らないように防塵用としても機能している。
【0019】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。光学筺体1内の所定の位置に設けられたレーザ光
源(図示せず)から出射され、その出射方向に設けられ
ているシリンドリカルレンズによって所定のビーム形状
に集光されたレーザ光は、回転多面鏡3によって偏向さ
れ、透明体5b’、結像光学系4、さらにガラス部材7
を透過して感光体ドラム8に至る。このレーザ光は、上
記結像光学系4によって感光体ドラム8上に結像され、
また、回転多面鏡3で偏向されることにより感光体ドラ
ム8上を主走査方向に走査され、レーザ光のオン・オフ
に応じて画像が形成される。なお、回転多面鏡3によっ
て反射されたレーザ光の一部は、走査開始信号に変換さ
れる。
【0020】この動作の際、回転多面鏡3は、毎分1万
数千回転以上の高速回転で回転駆動しているため、この
回転多面鏡3の高速回転によって大きな風切り音が発生
する。しかしながら、回転多面鏡3の外周には壁5が設
けられているため、この壁5によって上記風切り音によ
る騒音を抑制することができる。
【0021】また、回転多面鏡3が高速回転で回転駆動
されると、回転多面鏡収容部30内には、回転多面鏡3
の回転駆動に伴って、その回転方向に流動する空気流が
発生する。この空気流は、矢印αに示すように、上記凹
状部材5aと凸状部材5bとの間に形成されているラビ
リンス状の間隙6を通じて、光学系収容部40との間で
流通する。間隙6は、前述のように、逆U字状のラビリ
ンス状に形成されているため、上記空気流は、間隙6内
で流通方向を数回にわたり変えられながら光学系収容部
40との間で流通する。従って、空気流は間隙6を通る
間に徐々に流速を失って減速される。
【0022】従来技術の欄で述べたように、図5に示す
従来の光走査装置においては、防音ガラス53とカバー
部材51との間に、単に、間隙57が形成されているた
めに、空気流は、間隙57内で流通方向を変えられるこ
とはなく、間隙57を通る間に流速を失うことはなかっ
た。その結果、カバー部材51の間隙近傍部分が振動し
て騒音を発生してしまうという問題があったが、上記実
施の形態においては、間隙6は逆U字状に形成されてい
るため、空気流は、間隙6内で流通方向を複数回にわた
って変えられながら光学系収容部40との間で流通す
る。従って、空気流は間隙6を通る間に徐々に流速を失
って減速され、カバー部材2の間隙近傍部分が振動して
騒音を発生してしまうということはない。
【0023】また、上記壁5は、凹状部材5aと凸状部
材5bとが間隙6をおいて互いに嵌まり合った状態にな
っているため、回転多面鏡収容部30内を完全に密閉状
態にすることはできないが、間隙6が逆U字状のラビリ
ンス状に形成されているため、塵などが回転多面鏡収容
部30内に進入しにくく、その結果、回転多面鏡収容部
30内を密閉状態にした場合に得られる防塵性と略同等
の防塵性を確保することができる。
【0024】また、図6に示す従来の光走査装置におい
ては、回転多面鏡52が設けられた空間が完全な密閉状
態になっているため、回転多面鏡52の駆動部に設けら
れているICや軸受部などの発熱によって、回転多面鏡
52が設けられた空間内の温度が著しく上昇し、その結
果、回転多面鏡52の寿命が低下してしまうという問題
があったが、上記実施の形態においては、間隙6を通じ
て回転多面鏡収容部30と光学系収容部40との間を光
学筺体1内の空気が出入りすることができるようになっ
ているため、この空気の流通によって回転多面鏡収容部
30内が冷却され、回転多面鏡3の駆動部に設けられて
いるICや軸受部などの発熱によって、回転多面鏡収容
部30内の温度が著しく上昇するのを防止することがで
きる。
【0025】以上説明した図1に示す実施の形態では、
上記凹状部材5aはカバー部材2に設けられているが、
カバー部材2をプラスチックで形成するとすれば、凹状
部材5aも、カバー部材2とともにプラスチックで一体
成形することができる。図2には、凹状部材5aがカバ
ー部材2と一体成形されたものを示している。このよう
に、凹状部材5aをカバー部材2とプラスチックで一体
成形することにより、コストを削減させることができる
と共に、凹状部材5aの組み付け性を向上させることが
できる。
【0026】図3に示すように、光学筺体1内を完全に
密閉するように、カバー部材2を光学筺体1の上面に設
けることができる。このようにしておけば、装置外から
の塵などの進入を防止することができ、回転多面鏡収容
部30内の防塵性を確保するだけでなく、光学系収容部
40内の防塵性も確保することができる。つまり、光学
筺体1内全体の防塵性を確保することができる。
【0027】さらに、図4に示すように、カバー部材2
の回転多面鏡収容部30に対応する部分であり、かつ、
回転多面鏡3の上方側に位置するカバー部材2に、回転
多面鏡収容部30内の熱を光学筺体1外に放出するため
のヒートシング50を設けてもよい。このようにしてお
けば、光学筺体1内の防塵性を確保しながら、次に述べ
るような放熱効果も得ることができる。
【0028】回転多面鏡3の高速回転により発生する風
切り音の騒音の抑制および回転多面鏡収容部30内の防
塵性を確保するためには、上記間隙6の大きさには一定
の限度がある。そのため、間隙6を通じて回転多面鏡収
容部30内の温度上昇の防止を図るのにも限度がある。
また、近年では、コスト削減を図るために光学素子をプ
ラスチックで形成しているため、安定した光学性能を得
るためには、温度の変動をなるべく小さくする必要があ
り、そのためには回転多面鏡収容部30内から光学系収
容部40内に効率よく熱を逃がす必要があるが、それに
は限度がある。そこで、上述のようにヒートシング50
を設けておけば、回転多面鏡収容部30内の熱を効率的
に光学筺体1外に放出することができるので、光学筺体
1全体の温度上昇も抑制され、光学素子をプラスチック
で形成しても何ら問題はない。
【0029】図4に示す例では、ヒートシング50は、
カバー部材2によって完全に密閉された光学筺体1に設
けられているが、図1及び図2に示すように、光学筺体
1内が完全に密閉されていないものにも設けることがで
きる。この場合も、上述と同様に、回転多面鏡収容部3
0内の熱を効率的に光学筺体1外に放出することができ
る。
【0030】いままで述べてきた壁5は、凹状部材5a
がカバー部材2の下面に設けられ、凸状部材5bが光学
筺体1の上面に設けられて構成されているが、凸状部材
5bをバー部材2の下面に設け、凹状部材5aを光学筺
体1の上面に設けることもできる。また、間隙6は、回
転多面鏡3の外周全域に設けることもできるし、回転多
面鏡3の外周の一部に設けることもできる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、レーザ光
源によって発光されたレーザ光を偏向する回転多面鏡
と、上記回転多面鏡によって偏向されたレーザ光を結像
する光学系とを光学筺体に有し、上記光学筺体はカバー
部材によって覆われている光走査装置において、上記光
学筺体内は、上記回転多面鏡が設けられている回転多面
鏡収容部と、上記光学系が設けられている光学系収容部
とに壁によって分割されており、上記壁は、上記光学筺
体と上記カバー部材に設けられた凹状部材と凸状部材と
で構成され、上記凹状部材と凸状部材は、間隙をおいて
互いに嵌まり合い、上記間隙を通じて上記回転多面鏡収
容部と上記光学系収容部との間を空気が出入りすること
ができるようになっているため、以下のような効果を得
ることができる。上記壁によって回転多面鏡の高速回転
により発生する風切り音の騒音を抑制することができ
る。上記間隙によって回転多面鏡収容部と光学系収容部
との間で流通する空気流は徐々に流速を失って減速され
るため、カバー部材の間隙近傍部分の振動を防止するこ
とができる。上記間隙は凹状部材と凸状部材との間に形
成されて、空気の流通路が複数回にわたり曲げられてい
るため、塵などが回転多面鏡収容部内に進入しにくく、
その結果、回転多面鏡収容部内を密閉状態にした場合に
得られる防塵性と略同等の防塵性を確保することができ
る。上記間隙を通じて回転多面鏡収容部と光学系収容部
との間を光学筺体内の空気が出入りすることができるよ
うになっているため、回転多面鏡収容部内の温度が著し
く上昇するのを防止することができる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、上記凹状部材は上記カバー部材とプ
ラスチックで一体成形されているため、コストを削減さ
せることができると共に、凹状部材の組み付け性を向上
させることができる。
【0033】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、上記光学筺体は密閉されているた
め、光学筺体内の防塵性を確保することができる。
【0034】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明において、上記回転多面鏡収容部内の熱を上記
光学筺体外に放出するためのヒートシングが設けられて
いるため、光学筺体内の防塵性を確保することができる
とともに、回転多面鏡収容部内の熱を効率的に光学筺体
外に放出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光走査装置の実施の形態を示す
側面断面図である。
【図2】本発明の別の実施の形態を示す側面断面図であ
る。
【図3】本発明のさらに別に実施の形態を示す側面断面
図である。
【図4】本発明のさらに別の実施の形態を示す側面断面
図である。
【図5】従来の光走査装置の例を示す側面断面図であ
る。
【図6】従来の光走査装置の別の例を示す側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 光学筺体 2 カバー部材 3 回転多面鏡 4 結像光学系 5 壁 5a 凹状部材 5b 凸状部材 6 間隙 30 回転多面鏡収容部 40 光学系収容部 50 ヒートシング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源によって発光されたレーザ光
    を偏向する回転多面鏡と、上記回転多面鏡によって偏向
    されたレーザ光を結像する光学系とを光学筺体に有し、
    上記光学筺体はカバー部材によって覆われている光走査
    装置において、 上記光学筺体内は、上記回転多面鏡が設けられている回
    転多面鏡収容部と、上記光学系が設けられている光学系
    収容部とに壁によって分割されており、 上記壁は、上記光学筺体と上記カバー部材に設けられた
    凹状部材と凸状部材とで構成され、 上記凹状部材と凸状部材は、間隙をおいて互いに嵌まり
    合い、上記間隙を通じて上記回転多面鏡収容部と上記光
    学系収容部との間を空気が出入りすることができること
    を特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 上記壁の一部は、回転多面鏡で偏向され
    たレーザ光を透過させる透明体でなることを特徴とする
    請求項1記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 上記凹状部材は、上記カバー部材ととも
    にプラスチックで一体成形されていることを特徴とする
    請求項1記載の光走査装置。
  4. 【請求項4】 上記光学筺体は、密閉されていることを
    特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  5. 【請求項5】 上記回転多面鏡収容部内の熱を上記光学
    筺体外に放出するためのヒートシングが設けられている
    ことを特徴とする請求項4記載の光走査装置。
JP28664797A 1997-10-20 1997-10-20 光走査装置 Pending JPH11119138A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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