JP2000089152A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2000089152A
JP2000089152A JP25395098A JP25395098A JP2000089152A JP 2000089152 A JP2000089152 A JP 2000089152A JP 25395098 A JP25395098 A JP 25395098A JP 25395098 A JP25395098 A JP 25395098A JP 2000089152 A JP2000089152 A JP 2000089152A
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JP
Japan
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housing
laser beam
polygon mirror
scanning device
optical scanning
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Application number
JP25395098A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kanda
聰 神田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置自体が大型化することなく発熱を防止す
る。また、塵がハウジング内に侵入することを防止す
る。 【解決手段】 ハウジング本体11の側面のポリゴンモ
ータ15近傍には、ヒートパイプ25が貫通するように
取り付けられ、また、ハウジング本体11から突き出し
たヒートパイプ25の部分には放熱フィン25aが取り
付けられている。ポリゴンモータ15が高速で回転して
その近傍の空気温度が上昇するとその熱がヒートパイプ
25と放熱フィン25aを介してハウジング外に放出さ
れる。ポリゴンモータ15近傍の蓋部材24の位置には
開口が形成され、この開口が弾性シート26により密閉
されている。ポリゴンモータ15が高速で回転してハウ
ジング(11、24)内において空気の疎密が発生して
も気圧変化が弾性シート26により吸収される

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリゴンミラーを
ポリゴンモータにより回転させてレーザビームを偏向す
る光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の光走査装置は、ポリゴ
ンミラー、ポリゴンモータ、fθレンズ等がハウジング
内に密閉されている。しかしながら、ポリゴンモータが
高速で回転すると発熱し、この発熱によりレンズの屈折
率が変化してスポット径が変化する。これを防止する従
来例としては、例えば特開平10−3054号公報に示
すようにポリゴンモータの上部に大きな空間部が形成さ
れるようにハウジングの上部に張り出し部を形成する構
造が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ポリゴンモータの上部に大きな空間部が形成
されるようにハウジングの上部に張り出し部を形成する
ので、装置自体が大型化するという問題点がある。
【0004】また、ポリゴンモータが高速で回転する
と、ハウジング内において空気の疎密が発生するので、
ハウジングの本体と蓋の間に隙間が発生して塵がハウジ
ング内に侵入するという問題点がある。
【0005】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、装置
自体が大型化することなく発熱を防止することができる
光走査装置を提供することを第1の目的とする。
【0006】本発明はまた、上記従来例の問題点に鑑
み、塵がハウジング内に侵入することを防止することが
できる光走査装置を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記第1の
目的を達成するために、レーザビームを出射するレーザ
光源と、前記レーザビームを主走査方向に偏向するポリ
ゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリ
ゴンモータと、前記ポリゴンミラーにより偏向されたレ
ーザビームを補正するレンズとがハウジング内に取り付
けられた光走査装置において、前記ハウジングの壁部を
貫通するようにヒートパイプを設けたことを特徴とす
る。
【0008】第2の手段は上記第1の目的を達成するた
めに、レーザビームを出射するレーザ光源と、前記レー
ザビームを主走査方向に偏向するポリゴンミラーと、前
記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータと、前
記ポリゴンミラーにより偏向されたレーザビームを補正
するレンズとがハウジング内に取り付けられた光走査装
置において、前記ハウジングの壁部を貫通するように空
気流路を形成したことを特徴とする。
【0009】第3の手段は上記第2の目的を達成するた
めに、レーザビームを出射するレーザ光源と、前記レー
ザビームを主走査方向に偏向するポリゴンミラーと、前
記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータと、前
記ポリゴンミラーにより偏向されたレーザビームを補正
するレンズとがハウジング内に取り付けられた光走査装
置において、前記ハウジングの一部を弾性体で構成した
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る光走査装置の
一実施形態を示す水平断面図、図2は図1の光走査装置
を示す側面断面図である。
【0011】図1、図2に示す光走査装置は、上方が開
口したハウジング本体11とその開口を覆う蓋部材24
により構成されるハウジング内に収納され、蓋部材24
は係止爪24aによりハウジング本体11に固定され
る。ポリゴンモータ15はモータ基板16を介してハウ
ジング本体11の底面に固定され、ポリゴンモータ15
の回転軸にはポリゴンミラー14が取り付けられてい
る。モータ基板16上にはポリゴンモータ15を制御す
るためのIC17が取り付けられている。
【0012】ハウジング本体11の底面には更に、ポリ
ゴンミラー14の反射面に対してレーザビームを出射す
るレーザ光源12と、このレーザビームをポリゴンミラ
ー14の反射面に線状に集光するシリンドリカルレンズ
13と、ポリゴンミラー14により等角速度偏向された
レーザビームを等速度偏向に補正等するレンズ18と、
同期検知信号用の反射ミラー19、レンズ20および光
センサ21が取り付けられている。ハウジング本体11
の側面には、レーザビームを外部の感光体ドラム23に
出力するための防塵ガラス22が取り付けられている。
【0013】更に、ポリゴンモータ15近傍のハウジン
グ本体11の側面には、ヒートパイプ25が貫通するよ
うに取り付けられ、また、ハウジング本体11から突き
出したヒートパイプ25の部分には放熱フィン25aが
取り付けられている。このような構成において、ポリゴ
ンモータ15が高速で回転してその近傍の空気温度が上
昇するとその熱がヒートパイプ25と放熱フィン25a
を介してハウジング外に放出される。したがって、レン
ズ18やIC17の温度を下げることができる。
【0014】次に図3〜図5を参照して第2の実施形態
について説明する。上記の第1の実施形態では、ヒート
パイプ25(及び放熱フィン25a)により放熱させる
ように構成されているが、この第2の実施形態ではハウ
ジング(11、24)の上下方向に貫通する空気流路1
1aが形成されるように、ハウジング本体11のレーザ
ビームの光路を妨げない位置に筒24bが形成されると
共に、この筒24bに対応する蓋部材24の位置に孔2
4cが形成されている。他の構成は第1の実施形態と同
一である。
【0015】このような構成において、ポリゴンモータ
15が高速で回転してその近傍の空気温度が上昇すると
その熱が筒24bを介して外部の気流路11aに伝達さ
れ、したがって、レンズ18やIC17の温度を下げる
ことができる。
【0016】次に図6、図7を参照して第3の実施形態
について説明する。ところで、ポリゴンモータ15が高
速で回転してハウジング(11、24)内において空気
の疎密が発生し、このためハウジング本体11と蓋部材
24の間に隙間が発生すると塵がハウジング(11、2
4)内に侵入する。そこで、この第3の実施形態では、
ポリゴンモータ15近傍の蓋部材24の位置には開口が
形成され、この開口が弾性シート26により密閉されて
いる。
【0017】したがって、ポリゴンモータ15が高速で
回転してハウジング(11、24)内において空気の疎
密が発生しても気圧変化が弾性シート26により吸収さ
れるので、ハウジング本体11と蓋部材24の間に隙間
が発生することを防止することができ、ひいては塵がハ
ウジング(11、24)内に侵入することを防止するこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、ハウジングの壁部を貫通するようにヒートパ
イプを設けたので、装置自体が大型化することなく発熱
を防止することができる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、ハウジング
の壁部を貫通するように空気流路を形成したので、装置
自体が大型化することなく発熱を防止することができ
る。
【0020】請求項3記載の発明によれば、ハウジング
の一部を弾性体で構成したので、塵がハウジング内に侵
入することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光走査装置の一実施形態を示す水
平断面図である。
【図2】図1の光走査装置を示す側面断面図である。
【図3】第2の実施形態の光走査装置を示す水平断面図
である。
【図4】図3の光走査装置を示す側面断面図である。
【図5】図3の光走査装置を示す平面図である。
【図6】第3の実施形態の光走査装置を示す側面断面図
である。
【図7】図6の光走査装置を示す平面図である。
【符号の説明】
11 ハウジング本体 11a 空気流路 12 レーザ光源 14 ポリゴンミラー 15 ポリゴンモータ 16 モータ基板 17 IC 18 レンズ 24 蓋部材 24b 筒 24c 孔 25 ヒートパイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを出射するレーザ光源と、
    前記レーザビームを主走査方向に偏向するポリゴンミラ
    ーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモー
    タと、前記ポリゴンミラーにより偏向されたレーザビー
    ムを補正するレンズとがハウジング内に取り付けられた
    光走査装置において、 前記ハウジングの壁部を貫通するようにヒートパイプを
    設けたことを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 レーザビームを出射するレーザ光源と、
    前記レーザビームを主走査方向に偏向するポリゴンミラ
    ーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモー
    タと、前記ポリゴンミラーにより偏向されたレーザビー
    ムを補正するレンズとがハウジング内に取り付けられた
    光走査装置において、 前記ハウジングの壁部を貫通するように空気流路を形成
    したことを特徴とする光走査装置。
  3. 【請求項3】 レーザビームを出射するレーザ光源と、
    前記レーザビームを主走査方向に偏向するポリゴンミラ
    ーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモー
    タと、前記ポリゴンミラーにより偏向されたレーザビー
    ムを補正するレンズとがハウジング内に取り付けられた
    光走査装置において、 前記ハウジングの一部を弾性体で構成したことを特徴と
    する光走査装置。
JP25395098A 1998-09-08 1998-09-08 光走査装置 Pending JP2000089152A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102854621A (zh) * 2011-06-30 2013-01-02 佳能株式会社 光扫描装置和电子照相成像装置
CN108693640A (zh) * 2017-03-30 2018-10-23 京瓷办公信息系统株式会社 光扫描装置、图像形成装置和异常检测方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102854621A (zh) * 2011-06-30 2013-01-02 佳能株式会社 光扫描装置和电子照相成像装置
CN108693640A (zh) * 2017-03-30 2018-10-23 京瓷办公信息系统株式会社 光扫描装置、图像形成装置和异常检测方法
CN108693640B (zh) * 2017-03-30 2021-02-19 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置和异常检测方法

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