JP2000258719A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2000258719A
JP2000258719A JP6202299A JP6202299A JP2000258719A JP 2000258719 A JP2000258719 A JP 2000258719A JP 6202299 A JP6202299 A JP 6202299A JP 6202299 A JP6202299 A JP 6202299A JP 2000258719 A JP2000258719 A JP 2000258719A
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JP
Japan
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lid
polygon mirror
scanning device
light source
optical box
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Application number
JP6202299A
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English (en)
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Satoshi Kanda
聰 神田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高さ寸法が大きくなることなく安価な構成で
発熱を低減する。 【解決手段】 駆動モータ15の上部に対応する蓋24
の位置には、吸・放熱面積を増加させるために、ポリゴ
ンミラー14の回転軸を中心とする同心円状のビード加
工24bが施されている。駆動モータ15が高速で回転
して駆動モータ15近傍の空気の温度が上昇した場合、
吸・放熱面積が大きいビード加工24bによりその熱が
外部に放熱され、また、ビード加工24bがポリゴンミ
ラー14の回転軸を中心とする同心円状に形成されてい
るので、ポリゴンミラー14により引き起こされる空気
流がビード加工24bに沿って流れやすくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームを回転多
面鏡により走査する光走査装置に関し、特に光走査装置
の発熱低減機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の光走査装置では、回転
多面鏡を回転するための駆動モータが高速で回転して基
板上のモータ駆動用ICやモータ軸受などが発熱し、付
近の空気温度が上昇する。このため、特に合成樹脂材料
から成形された走査レンズが変形して屈折率が変化する
と、感光体上のピント位置がずれ、スポット径が変化す
るので、印字品質が低下する。また、駆動モータが高速
で回転してその振動が光学箱や蓋に伝搬して騒音が発生
する。
【0003】これに対処するため、例えば特開平10−
3054号公報に示すように駆動モータの熱が放熱しや
すいように駆動モータの上部に空間を形成するために、
蓋の一部を凸状に形成する構造が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、蓋の一部が上に突出するので高さ寸法が大き
くなり、画像形成装置に設置するために必要なスペース
が増加してしまう。また、高温の空気が蓋の突出部に集
中してこの突出部のみから放熱するので、放熱面積が小
さく、放熱効果も悪いという問題もある。
【0005】本発明は上記従来例の問題点に鑑みてなさ
れたもので、高さ寸法が大きくなることなく安価な構成
で発熱を低減することができる光走査装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、光源と、前記光源の光ビームを偏向す
る回転多面鏡及びその駆動部と、前記偏向された光ビー
ムを所定位置に結像する結像素子が光学箱内に収容され
た光走査装置において、前記光学箱の上部開口を密閉す
る蓋を金属材料で形成すると共に、前記回転多面鏡の回
転軸を中心とする同心円状またはスパイラル状のビード
加工を前記蓋に形成したことを特徴とする。
【0007】第2の手段は上記目的を達成するために、
光源と、前記光源の光ビームを偏向する回転多面鏡及び
その駆動部と、前記偏向された光ビームを所定位置に結
像する結像素子が光学箱内に収容された光走査装置にお
いて、前記光学箱の上部開口を密閉する蓋を樹脂材料で
形成すると共に、前記回転多面鏡の回転軸を中心とする
同心円状またはスパイラル状のリブを前記蓋に形成した
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る光走査装置の
一実施形態を示す平面図、図2は図1の光走査装置を示
す側面断面図、図3は図1において蓋で閉じた状態を示
す平面図である。
【0009】図1〜図3において光学箱11の上部は開
口しており、上部開口は金属材料で形成された蓋24に
より密閉される。なお、図1は図2、図3に示す蓋24
を外した状態の光学箱11の内部を示している。光学箱
11の内部にはレーザ光を発する半導体レーザ光源12
と、半導体レーザ光源12が発するレーザ光を集光する
シリンドリカルレンズ13と、シリンドリカルレンズ1
3により集光されたレーザ光を偏向して光学箱11外の
感光体23に導くためのポリゴンミラー14と、ポリゴ
ンミラー14により偏向されたレーザ光を補正するレン
ズ18と、防塵ガラス板22と、同期ミラー19と、同
期レンズ20と、同期センサ21が配置されている。
【0010】また、光学箱11内において、ポリゴンミ
ラー14の回転軸が駆動モータ15に同軸に連結され、
駆動モータ15がモータ基板16と共に固定されてい
る。モータ基板16上にはまた、駆動制御用IC17が
取り付けられている。蓋24は図2、図3に示すよう
に、光学箱11側に形成された係止爪24aにより光学
箱11に固定される。そして、駆動モータ15の上部に
対応する蓋24の位置には、吸・放熱面積を増加させる
ために、ポリゴンミラー14の回転軸を中心とする同心
円状のビード加工24bが施されている。
【0011】このような構成において、駆動モータ15
が高速で回転して駆動モータ15近傍の空気の温度が上
昇した場合、吸・放熱面積が大きいビード加工24bに
よりその熱が外部に放熱される。また、このビード加工
24bはポリゴンミラー14の回転軸を中心とする同心
円状に形成されているので、ポリゴンミラー14により
引き起こされる空気流がビード加工24bに沿って流れ
やすくなり、したがって、放熱効果を更に高めて、高熱
に弱いレンズ18や駆動制御用IC17などの発熱を低
減することができる。
【0012】次に図4、図5を参照して第2の実施形態
について説明する。この第2の実施形態では、蓋24は
金属材料の代わりに、金属粉末材料を添加した樹脂材料
で形成され、また、ビード加工24bの代わりに、蓋2
4の表面と裏面にポリゴンミラー14の回転軸を中心と
する同心円状のリブ24cが形成されている。したがっ
て、駆動モータ15が高速で回転して駆動モータ15近
傍の空気の温度が上昇した場合、吸・放熱面積が大きい
リブ24cによりその熱が外部に放熱される。また、リ
ブ24cがポリゴンミラー14の回転軸を中心とする同
心円状に形成されているので、ポリゴンミラー14によ
り引き起こされる空気流がリブ24cに沿って流れやす
くなり、したがって、放熱効果を更に高めて、高熱に弱
いレンズ18や駆動制御用IC17などの発熱を低減す
ることができる。
【0013】図6は第3の実施形態を示し、蓋24の内
側の面に制振塗料25が塗布されている。図7は第4の
実施形態を示し、蓋24は制振綱板で形成されている。
このように構成すると、駆動モータ15の高速回転によ
り発生し、光学箱11を介して蓋24に伝搬した振動
は、征振塗料25や征振綱板の蓋24により抑制され
る。なお、図6、図7ではビード加工24bやリブ24
cが示されていないが、これらを蓋24に形成すること
により、発熱低減効果と防振効果の両方を実現すること
ができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、光学箱の上部開口を密閉する蓋を金属材料で
形成すると共に、回転多面鏡の回転軸を中心とする同心
円状またはスパイラル状のビード加工を蓋に形成したの
で、蓋の吸・放熱面積が増加すると共に回転多面鏡によ
り引き起こされる空気流が同心円状のビード加工に沿っ
て流れやすくなり、したがって、高さ寸法が大きくなる
ことなく安価な構成で発熱を低減することができる。
【0015】請求項2記載の発明によれば、光学箱の上
部開口を密閉する蓋を樹脂材料で形成すると共に、回転
多面鏡の回転軸を中心とする同心円状またはスパイラル
状のリブを蓋に形成したので、蓋の吸・放熱面積が増加
すると共に回転多面鏡により引き起こされる空気流が同
心円状のリブに沿って流れやすくなり、したがって、高
さ寸法が大きくなることなく安価な構成で発熱を低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光走査装置の一実施形態を示す平
面図である。
【図2】図1の光走査装置を示す側面断面図である。
【図3】図1において蓋で閉じた状態を示す平面図であ
る。
【図4】第2の実施形態の光走査装置を示す平面図であ
る。
【図5】図4の光走査装置を示す側面断面図である。
【図6】第3の実施形態の光走査装置を示す側面断面図
である。
【図7】第4の実施形態の光走査装置を示す側面断面図
である。
【符号の説明】
11 光学箱 24 蓋 24b ビード加工 24c リブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、前記光源の光ビームを偏向する
    回転多面鏡及びその駆動部と、前記偏向された光ビーム
    を所定位置に結像する結像素子が光学箱内に収容された
    光走査装置において、 前記光学箱の上部開口を密閉する蓋を金属材料で形成す
    ると共に、前記回転多面鏡の回転軸を中心とする同心円
    状またはスパイラル状のビード加工を前記蓋に形成した
    ことを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 光源と、前記光源の光ビームを偏向する
    回転多面鏡及びその駆動部と、前記偏向された光ビーム
    を所定位置に結像する結像素子が光学箱内に収容された
    光走査装置において、 前記光学箱の上部開口を密閉する蓋を樹脂材料で形成す
    ると共に、前記回転多面鏡の回転軸を中心とする同心円
    状またはスパイラル状のリブを前記蓋に形成したことを
    特徴とする光走査装置。
JP6202299A 1999-03-09 1999-03-09 光走査装置 Pending JP2000258719A (ja)

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