JP2962901B2 - 走査光学装置 - Google Patents
走査光学装置Info
- Publication number
- JP2962901B2 JP2962901B2 JP29145791A JP29145791A JP2962901B2 JP 2962901 B2 JP2962901 B2 JP 2962901B2 JP 29145791 A JP29145791 A JP 29145791A JP 29145791 A JP29145791 A JP 29145791A JP 2962901 B2 JP2962901 B2 JP 2962901B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polygon mirror
- scanning optical
- optical box
- optical device
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリン
タ，複写機等の情報記録装置に用いられる走査光学装置
に関するものである。
タ，複写機等の情報記録装置に用いられる走査光学装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、上記情報記録装置において、高速
化，高精細化が進み、それにともなってレーザスキャナ
の高速化が要求されているが、同時に上記装置の静粛性
が問題となっている。
化，高精細化が進み、それにともなってレーザスキャナ
の高速化が要求されているが、同時に上記装置の静粛性
が問題となっている。
【０００３】レーザスキャナの高速化の為に偏向器であ
る回転多面鏡を高速回転する時、騒音源として問題とな
るのが回転多面鏡の風切音である。
る回転多面鏡を高速回転する時、騒音源として問題とな
るのが回転多面鏡の風切音である。
【０００４】その対策として従来知られているのが、図
４，及び図５の従来例に示すレーザスキャナ装置であ
る。
４，及び図５の従来例に示すレーザスキャナ装置であ
る。
【０００５】図４は、レーザビームプリンタにおいて用
いられ、感光体を光束によって走査するための従来の走
査光学装置の構成を説明する平面図であり、偏向面（偏
向器の偏向反射面で偏向された光束が経時的に形成する
光線束面）に平行な断面内での機能を説明するための図
である。又、図５は上記偏向面と垂直な方向のｆθレン
ズ１２の光軸に沿った断面内の様子を示す図である。
いられ、感光体を光束によって走査するための従来の走
査光学装置の構成を説明する平面図であり、偏向面（偏
向器の偏向反射面で偏向された光束が経時的に形成する
光線束面）に平行な断面内での機能を説明するための図
である。又、図５は上記偏向面と垂直な方向のｆθレン
ズ１２の光軸に沿った断面内の様子を示す図である。
【０００６】走査光学装置は、光源である半導体レーザ
１、前記半導体レーザ１から発生する光束を平行光束に
するコリメータレンズ２、前記コリメータレンズ２から
の平行光束を線状に集光するシリンドリカルレンズ４、
前記シリンドリカルレンズ４によって集光されてできる
光束の線像の近傍に偏光反射面５ａを有する回転多面鏡
５、ｆθレンズ１２等を含んで構成されている。
１、前記半導体レーザ１から発生する光束を平行光束に
するコリメータレンズ２、前記コリメータレンズ２から
の平行光束を線状に集光するシリンドリカルレンズ４、
前記シリンドリカルレンズ４によって集光されてできる
光束の線像の近傍に偏光反射面５ａを有する回転多面鏡
５、ｆθレンズ１２等を含んで構成されている。
【０００７】偏光反射面５ａにおいて偏向反射された光
束は、ｆθレンズ１２を介して反射鏡１１に入射し、該
反射鏡１１において反射され、光学箱８のレーザビーム
の出射する開口部を通過し、感光体２０を照射する。
束は、ｆθレンズ１２を介して反射鏡１１に入射し、該
反射鏡１１において反射され、光学箱８のレーザビーム
の出射する開口部を通過し、感光体２０を照射する。
【０００８】ｆθレンズ１２は、偏向反射面５ａにおい
て反射される光束が感光体２０上においてスポットを形
成するように集光され、また、前記スポットの走査速度
が等速に保れるように設計されている。このようなｆθ
レンズ１２の特性を得るために、該ｆθレンズ１２は球
面レンズ６とトーリックレンズ７の２つのレンズで構成
されている。
て反射される光束が感光体２０上においてスポットを形
成するように集光され、また、前記スポットの走査速度
が等速に保れるように設計されている。このようなｆθ
レンズ１２の特性を得るために、該ｆθレンズ１２は球
面レンズ６とトーリックレンズ７の２つのレンズで構成
されている。
【０００９】光学箱８には光束透過部に一部切り欠きが
ある円環状のリブ形状部８ａが設けられていて、前記回
転多面鏡５はその内周部で回転する構成となっている。
これは前記回転多面鏡５が高速回転する際に、ポンプ作
用によって、回りの空気を吸い寄せ渦流を発生し、その
渦流によって騒音を発生するのを防止する為で、リブ形
状部８ａが回転多面鏡５への空気の供給を制限する事に
よって、騒音レベルを下げるはたらきをする。
ある円環状のリブ形状部８ａが設けられていて、前記回
転多面鏡５はその内周部で回転する構成となっている。
これは前記回転多面鏡５が高速回転する際に、ポンプ作
用によって、回りの空気を吸い寄せ渦流を発生し、その
渦流によって騒音を発生するのを防止する為で、リブ形
状部８ａが回転多面鏡５への空気の供給を制限する事に
よって、騒音レベルを下げるはたらきをする。
【００１０】回転多面鏡５を駆動するモータ部１０及び
モータ部１０に取り付けられた回転多面鏡５は、光学箱
８底面に設けられた開口部８ｂから、光学箱８に対して
取り付けられる構成となっている。
モータ部１０に取り付けられた回転多面鏡５は、光学箱
８底面に設けられた開口部８ｂから、光学箱８に対して
取り付けられる構成となっている。
【００１１】３は半導体レーザ１を駆動するためのレー
ザ駆動回路基板である。
ザ駆動回路基板である。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、回転多面鏡５を駆動するモータ部１０を光学
箱８内に収容する事が困難な為、次のような欠点があっ
た。
来例では、回転多面鏡５を駆動するモータ部１０を光学
箱８内に収容する事が困難な為、次のような欠点があっ
た。
【００１３】（１）モータ部取付が光学箱下方向からと
なり、組立性が悪い。
なり、組立性が悪い。
【００１４】（２）回転多面鏡付のモータ部を光学箱に
取り付けようとすると、光学箱底面に広い開口部が必要
となり、光学箱の強度が弱くなる。
取り付けようとすると、光学箱底面に広い開口部が必要
となり、光学箱の強度が弱くなる。
【００１５】（３）モータ部のドライブ用のプリント基
板が、光学箱の外にある為、ＩＣのノイズ対策が別途必
要となる。
板が、光学箱の外にある為、ＩＣのノイズ対策が別途必
要となる。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光学箱
の上蓋側に円環状のリブ形状を設ける事により、そのリ
ブ形状により回転多面鏡を囲み、回転多面鏡への空気の
供給を制限するようにしたものである。
の上蓋側に円環状のリブ形状を設ける事により、そのリ
ブ形状により回転多面鏡を囲み、回転多面鏡への空気の
供給を制限するようにしたものである。
【００１７】
【実施例】図１は本発明の走査光学装置の第１実施例の
構成を説明する断面図、図２は平面図である。装置の基
本的な構成は先に図４及び図５で説明した装置と同様で
あるので、同一の機能を有する部材には、同一の符号を
付し説明は省略する。
構成を説明する断面図、図２は平面図である。装置の基
本的な構成は先に図４及び図５で説明した装置と同様で
あるので、同一の機能を有する部材には、同一の符号を
付し説明は省略する。
【００１８】光学箱８には、該箱内部に、箱上方向から
回転多面鏡５を有するモータ部１０が取付けられてい
て、モータ部１０の駆動回路基板１０ａも、光学箱内に
納められている。光学箱８の上部には、上蓋９が爪嵌合
（図示せず）によって取り付けられていて、上蓋９には
光束透過部に一部切欠きのある円環状のリブ形状９ａが
設けられている。リブ形状９ａは回転多面鏡５及びモー
タのロータ部を囲むように、上蓋９上に一体成形されて
いる。
回転多面鏡５を有するモータ部１０が取付けられてい
て、モータ部１０の駆動回路基板１０ａも、光学箱内に
納められている。光学箱８の上部には、上蓋９が爪嵌合
（図示せず）によって取り付けられていて、上蓋９には
光束透過部に一部切欠きのある円環状のリブ形状９ａが
設けられている。リブ形状９ａは回転多面鏡５及びモー
タのロータ部を囲むように、上蓋９上に一体成形されて
いる。
【００１９】図３は本発明の走査光学装置の第２実施例
の外観説明図で、上蓋９の回転多面鏡５を囲むリブ形状
部９ｂは、透明部材により、２色成形されている為、切
欠きのない円環形状とする事が出来、回転多面鏡部の密
閉性に優れている。
の外観説明図で、上蓋９の回転多面鏡５を囲むリブ形状
部９ｂは、透明部材により、２色成形されている為、切
欠きのない円環形状とする事が出来、回転多面鏡部の密
閉性に優れている。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、光源部
からの光束を回転多面鏡によって被走査面を走査する走
査光学装置であって、前記回転多面鏡を上蓋に一体成形
したリブ形状で囲う構成とする事によって、回転多面鏡
への空気の供給を制限し、騒音を小さくするようにした
ものである。
からの光束を回転多面鏡によって被走査面を走査する走
査光学装置であって、前記回転多面鏡を上蓋に一体成形
したリブ形状で囲う構成とする事によって、回転多面鏡
への空気の供給を制限し、騒音を小さくするようにした
ものである。
【００２１】又、このような構成をとることによって、
回転多面鏡のモータ部をすべて光学箱内に収容する事が
可能となった為、組立性の改善、光学箱の強度増加、モ
ータドライブＩＣからのノイズ遮蔽などの点で効果があ
る。
回転多面鏡のモータ部をすべて光学箱内に収容する事が
可能となった為、組立性の改善、光学箱の強度増加、モ
ータドライブＩＣからのノイズ遮蔽などの点で効果があ
る。
【図１】本発明の走査光学装置の第１実施例の構成を説
明する断面図である。
明する断面図である。
【図２】本発明の走査光学装置の第１実施例の構成を説
明する平面図である。
明する平面図である。
【図３】本発明の走査光学装置の第２実施例の構成を説
明する斜視図である。
明する斜視図である。
【図４】従来の走査光学装置の構成を説明する平面図で
ある。
ある。
【図５】従来の走査光学装置の構成を説明する断面図で
ある。
ある。
１ 半導体レーザ ５ 回転多面鏡 ８ 光学箱 ９ 上蓋 １０ モータ部 ２０ 感光体
Claims (1)
- 【請求項１】 光源部からの光束を偏向器により偏向し
被走査面上を走査する走査光学装置であって、前記偏向
器が光学箱内に取りつけられ前記光学箱は上蓋により封
止されたものにおいて、前記偏向器は上蓋に形成された
円環状のリブ形状で囲まれている事を特徴とする走査光
学装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29145791A JP2962901B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29145791A JP2962901B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 走査光学装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05127117A JPH05127117A (ja) | 1993-05-25 |
| JP2962901B2 true JP2962901B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=17769120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29145791A Expired - Lifetime JP2962901B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 走査光学装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2962901B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP29145791A patent/JP2962901B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05127117A (ja) | 1993-05-25 |
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Legal Events
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