JPH0862528A - 光学走査装置 - Google Patents
光学走査装置Info
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- JPH0862528A JPH0862528A JP6224198A JP22419894A JPH0862528A JP H0862528 A JPH0862528 A JP H0862528A JP 6224198 A JP6224198 A JP 6224198A JP 22419894 A JP22419894 A JP 22419894A JP H0862528 A JPH0862528 A JP H0862528A
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- Japan
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- polygon mirror
- optical
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光学箱内へ流入する空気によって回転多面鏡
が汚染されるのを防ぐ。 【構成】 光源ユニット11から発生されたレーザ光L
1 は回転多面鏡12によって偏向走査され、結像レンズ
13を経て光学箱20の窓22から取り出される。光学
箱20の図示しないふたに風路板33が設けられてお
り、窓22から光学箱内に流入する空気を静電吸着フィ
ルタ24へ導入し、これによって清浄化された空気が矢
印W1 〜W5 に示すように回転多面鏡12のまわりを流
動して窓22へ還流される。
が汚染されるのを防ぐ。 【構成】 光源ユニット11から発生されたレーザ光L
1 は回転多面鏡12によって偏向走査され、結像レンズ
13を経て光学箱20の窓22から取り出される。光学
箱20の図示しないふたに風路板33が設けられてお
り、窓22から光学箱内に流入する空気を静電吸着フィ
ルタ24へ導入し、これによって清浄化された空気が矢
印W1 〜W5 に示すように回転多面鏡12のまわりを流
動して窓22へ還流される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリンタ
やレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられる光
学走査装置に関するものである。
やレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられる光
学走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタやレーザファクシ
ミリ等の画像形成装置に用いられる光学走査装置は一般
的に、図6に示すように半導体レーザやコリメータレン
ズをユニット化した光源ユニットS0 と、これから発生
された平行光束のレーザ光L0を偏向走査する回転多面
鏡R0 と、偏向走査されたレーザ光を回転ドラムD0 の
表面の感光体に結像させる結像レンズF0 等を有し、回
転多面鏡R0 や結像レンズF0 は光学箱120に収容さ
れ、また、光源ユニットS0 は光学箱120の側壁12
1等に組み付けられる。
ミリ等の画像形成装置に用いられる光学走査装置は一般
的に、図6に示すように半導体レーザやコリメータレン
ズをユニット化した光源ユニットS0 と、これから発生
された平行光束のレーザ光L0を偏向走査する回転多面
鏡R0 と、偏向走査されたレーザ光を回転ドラムD0 の
表面の感光体に結像させる結像レンズF0 等を有し、回
転多面鏡R0 や結像レンズF0 は光学箱120に収容さ
れ、また、光源ユニットS0 は光学箱120の側壁12
1等に組み付けられる。
【0003】光学箱120の開口120aは、光学箱1
20内に必要部品をすべて組み込んだうえで図7に示す
ふた130によって閉塞される。ふた130は、光学箱
120の側壁121の上端に当接される平板状の本体1
31と、その一端縁に配設された一対の係止部材132
を有し、各係止部材132を光学箱120の側壁121
に設けられた突起121aに係止させることで、ふた1
30を光学箱120に固定する。なお、光学箱120の
側壁121には回転多面鏡R0 によって偏向走査された
レーザ光を外部の回転ドラムD0 に向かって取り出すた
めの窓122が設けられる。
20内に必要部品をすべて組み込んだうえで図7に示す
ふた130によって閉塞される。ふた130は、光学箱
120の側壁121の上端に当接される平板状の本体1
31と、その一端縁に配設された一対の係止部材132
を有し、各係止部材132を光学箱120の側壁121
に設けられた突起121aに係止させることで、ふた1
30を光学箱120に固定する。なお、光学箱120の
側壁121には回転多面鏡R0 によって偏向走査された
レーザ光を外部の回転ドラムD0 に向かって取り出すた
めの窓122が設けられる。
【0004】光源ユニットS0 の半導体レーザから発生
されたレーザ光L0 はその内部のコリメータレンズによ
って平行化され、シリンドリカルレンズE0 によって回
転多面鏡R0 の反射面に線状に集光され、結像レンズF
0 を経て光学箱120の窓122から回転ドラムD0 に
向かって取り出される。このようにして、回転ドラムD
0 上の感光体に結像するレーザ光は、回転多面鏡R0 に
よる主走査と回転ドラムD0 の回転による副走査によっ
て静電潜像を形成する。
されたレーザ光L0 はその内部のコリメータレンズによ
って平行化され、シリンドリカルレンズE0 によって回
転多面鏡R0 の反射面に線状に集光され、結像レンズF
0 を経て光学箱120の窓122から回転ドラムD0 に
向かって取り出される。このようにして、回転ドラムD
0 上の感光体に結像するレーザ光は、回転多面鏡R0 に
よる主走査と回転ドラムD0 の回転による副走査によっ
て静電潜像を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述のように、光学箱の上部開口はふ
たによって閉塞され、回転多面鏡や結像レンズが塵等に
よって汚染されるのを防ぐように工夫されているが、光
学箱から回転ドラムに向かってレーザ光を取り出すため
の窓から外部の空気が光学箱内に流入し、回転多面鏡や
結像レンズを汚染するのを避けることができない。特
に、高速回転する回転多面鏡の反射面は、周囲の空気と
の摩擦のために極めて塵が付着しやすい状態にあり、回
転多面鏡の反射面が汚染されてその反射率が低下する
と、光学走査装置の性能が大きく損われる。
の技術によれば、前述のように、光学箱の上部開口はふ
たによって閉塞され、回転多面鏡や結像レンズが塵等に
よって汚染されるのを防ぐように工夫されているが、光
学箱から回転ドラムに向かってレーザ光を取り出すため
の窓から外部の空気が光学箱内に流入し、回転多面鏡や
結像レンズを汚染するのを避けることができない。特
に、高速回転する回転多面鏡の反射面は、周囲の空気と
の摩擦のために極めて塵が付着しやすい状態にあり、回
転多面鏡の反射面が汚染されてその反射率が低下する
と、光学走査装置の性能が大きく損われる。
【0006】また、光学箱の窓を透明板によって閉塞
し、光学箱内に外部の空気が流入しないように密閉する
ことも提案されているが、光学箱を密閉すると回転多面
鏡を回転させるモータの発熱によって光学箱内の温度が
著しく上昇し、回転多面鏡の熱歪によって反射面の平面
度が低下したり、結像レンズの屈折率等が大きく変化
し、光学走査装置の精度低下や短命化を招くおそれがあ
り、好ましくない。
し、光学箱内に外部の空気が流入しないように密閉する
ことも提案されているが、光学箱を密閉すると回転多面
鏡を回転させるモータの発熱によって光学箱内の温度が
著しく上昇し、回転多面鏡の熱歪によって反射面の平面
度が低下したり、結像レンズの屈折率等が大きく変化
し、光学走査装置の精度低下や短命化を招くおそれがあ
り、好ましくない。
【0007】本発明は、上記従来の技術の有する未解決
の課題に鑑みてなされたものであり、光学箱に流入する
空気等の雰囲気ガスによって回転多面鏡が著しく汚染さ
れるおそれのない光学走査装置を提供することを目的と
するものである。
の課題に鑑みてなされたものであり、光学箱に流入する
空気等の雰囲気ガスによって回転多面鏡が著しく汚染さ
れるおそれのない光学走査装置を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光学走査装置は、窓を有する光学箱に収容
された回転多面鏡と、前記光学箱へ前記窓から流入する
雰囲気ガスを所定の流動路に沿って前記回転多面鏡に向
かって流動させる案内手段を有し、前記流動路に、前記
雰囲気ガスを清浄化するガス清浄化手段が配設されてい
ることを特徴とする。
め、本発明の光学走査装置は、窓を有する光学箱に収容
された回転多面鏡と、前記光学箱へ前記窓から流入する
雰囲気ガスを所定の流動路に沿って前記回転多面鏡に向
かって流動させる案内手段を有し、前記流動路に、前記
雰囲気ガスを清浄化するガス清浄化手段が配設されてい
ることを特徴とする。
【0009】光学箱の開口を閉塞するふたが設けられて
おり、案内手段が、前記ふたと一体である少なくとも1
個の風路板を備えているとよい。
おり、案内手段が、前記ふたと一体である少なくとも1
個の風路板を備えているとよい。
【0010】また、案内手段が、光学箱の底壁と一体で
ある少なくとも1個の風路板を備えているとよい。
ある少なくとも1個の風路板を備えているとよい。
【0011】また、光学箱内にレンズ手段が収容されて
おり、該レンズ手段とこれを支持する支持手段によって
前記光学箱の内部が2つの内部空間に分割されており、
前記支持手段にガス清浄化手段が支持されているとよ
い。
おり、該レンズ手段とこれを支持する支持手段によって
前記光学箱の内部が2つの内部空間に分割されており、
前記支持手段にガス清浄化手段が支持されているとよ
い。
【0012】
【作用】光学箱の窓から流入する空気等の雰囲気ガスを
ガス清浄化手段によって清浄化したうえで回転多面鏡に
接触させる。
ガス清浄化手段によって清浄化したうえで回転多面鏡に
接触させる。
【0013】回転多面鏡に接触する空気等が清浄化され
ているために回転多面鏡の反射面が塵等によって汚染さ
れるおそれはない。
ているために回転多面鏡の反射面が塵等によって汚染さ
れるおそれはない。
【0014】光学箱の開口を閉塞するふたが設けられて
おり、案内手段が前記ふたと一体である少なくとも1個
の風路板を備えていれば、風路板を有するふたを一体成
形することで、安価な案内手段を実現できる。
おり、案内手段が前記ふたと一体である少なくとも1個
の風路板を備えていれば、風路板を有するふたを一体成
形することで、安価な案内手段を実現できる。
【0015】光学箱のふたと底壁の双方に風路板が設け
られていれば、所定の流動路に沿って空気等を一層円滑
に流動させ、回転多面鏡を駆動するモータ等を効果的に
冷却できる。
られていれば、所定の流動路に沿って空気等を一層円滑
に流動させ、回転多面鏡を駆動するモータ等を効果的に
冷却できる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0017】図1は一実施例による光学走査装置を示す
模式平面図であって、これは、半導体レーザやコリメー
タレンズをユニット化した光源ユニット11と、これか
ら発生された平行光束のレーザ光L1 を偏向走査する回
転多面鏡12と、偏向走査されたレーザ光L2 を図示し
ない回転ドラムの表面の感光体に結像させるレンズ手段
である結像レンズ13等を有し、回転多面鏡12や結像
レンズ13は光学箱20に収容され、また、光源ユニッ
ト11は光学箱20の側壁21に組み付けられる。
模式平面図であって、これは、半導体レーザやコリメー
タレンズをユニット化した光源ユニット11と、これか
ら発生された平行光束のレーザ光L1 を偏向走査する回
転多面鏡12と、偏向走査されたレーザ光L2 を図示し
ない回転ドラムの表面の感光体に結像させるレンズ手段
である結像レンズ13等を有し、回転多面鏡12や結像
レンズ13は光学箱20に収容され、また、光源ユニッ
ト11は光学箱20の側壁21に組み付けられる。
【0018】光学箱20の開口20aは、光学箱20内
に必要部品をすべて組み込んだうえで図2および図3に
示すふた30によって閉塞される。なお、ふた30は、
光学箱20の側壁21の上端に当接される平板状の本体
31と、その一端縁に配設された一対の係止部材32を
有し、各係止部材32を光学箱20の側壁21に設けら
れた突起21aに係止させることで、ふた30を光学箱
20に固定する。なお、光学箱20の側壁21には回転
多面鏡12によって偏向走査されたレーザ光L 2 を外部
の回転ドラムに向かって取り出すための窓22が設けら
れる。
に必要部品をすべて組み込んだうえで図2および図3に
示すふた30によって閉塞される。なお、ふた30は、
光学箱20の側壁21の上端に当接される平板状の本体
31と、その一端縁に配設された一対の係止部材32を
有し、各係止部材32を光学箱20の側壁21に設けら
れた突起21aに係止させることで、ふた30を光学箱
20に固定する。なお、光学箱20の側壁21には回転
多面鏡12によって偏向走査されたレーザ光L 2 を外部
の回転ドラムに向かって取り出すための窓22が設けら
れる。
【0019】光源ユニット11の半導体レーザから発生
されたレーザ光L1 はその内部のコリメータレンズによ
って平行化され、シリンドリカルレンズ11aによって
回転多面鏡12の反射面に線状に集光され、結像レンズ
13を経て光学箱20の窓22から回転ドラムに向かっ
て取り出される。このようにして回転ドラム上の感光体
に結像するレーザ光L2 は、回転多面鏡12による主走
査と回転ドラムの回転による副走査によって静電潜像を
形成する。
されたレーザ光L1 はその内部のコリメータレンズによ
って平行化され、シリンドリカルレンズ11aによって
回転多面鏡12の反射面に線状に集光され、結像レンズ
13を経て光学箱20の窓22から回転ドラムに向かっ
て取り出される。このようにして回転ドラム上の感光体
に結像するレーザ光L2 は、回転多面鏡12による主走
査と回転ドラムの回転による副走査によって静電潜像を
形成する。
【0020】光学箱20は結像レンズ13の両端を支持
する支持手段である第1、第2の立設部23a,23b
を有し、第1の立設部23aはガス清浄化手段である静
電吸着フィルタ24を支持する。結像レンズ13の上端
と第1の立設部23aの上端と静電吸着フィルタ24の
上端は光学箱20の底面から同じ高さに配設され、光学
箱20がふた30によって閉塞されたときに側壁21と
ともにふた30の本体31に当接されて、光学箱20内
を窓22に隣接する第1の内部空間Q1 と回転多面鏡1
2を収容する第2の内部空間Q2 に分割する。
する支持手段である第1、第2の立設部23a,23b
を有し、第1の立設部23aはガス清浄化手段である静
電吸着フィルタ24を支持する。結像レンズ13の上端
と第1の立設部23aの上端と静電吸着フィルタ24の
上端は光学箱20の底面から同じ高さに配設され、光学
箱20がふた30によって閉塞されたときに側壁21と
ともにふた30の本体31に当接されて、光学箱20内
を窓22に隣接する第1の内部空間Q1 と回転多面鏡1
2を収容する第2の内部空間Q2 に分割する。
【0021】第2の立設部23bの上端は第1の立設部
23aより低い位置に配設され、光学箱20がふた30
によって閉塞されたときにふた30との間に所定幅の間
隙を形成し、この間隙と静電吸着フィルタ24のみによ
って、光学箱20の第1、第2の内部空間Q1 ,Q2 が
互に連通するように構成されている。
23aより低い位置に配設され、光学箱20がふた30
によって閉塞されたときにふた30との間に所定幅の間
隙を形成し、この間隙と静電吸着フィルタ24のみによ
って、光学箱20の第1、第2の内部空間Q1 ,Q2 が
互に連通するように構成されている。
【0022】また、ふた30は合成樹脂によって一体成
形されており、その本体31の下面には、光学箱20の
第1の内部空間Q1 へ突出する案内手段である複数の風
路板33が設けられ、これらは、図4の矢印W1 〜W5
で示すように、回転多面鏡12の回転によって光学箱2
0の窓22から光学箱20の第1の内部空間Q1 へ吸引
された雰囲気ガスである空気を静電吸着フィルタ24へ
導入し、ついで、回転多面鏡12の回転方向上流側に向
かって流動させる役目をする。静電吸着フィルタ24へ
導入された空気はこれを通過する間に清浄化されて光学
箱20の第2の内部空間Q2 へ流入し、回転多面鏡12
の周囲を流動する間に駆動部12a(図3)のモータを
冷却し、ふた30と第2の立設部23bの間の間隙を通
って第1の内部空間Q1 へ還流し、続いて、窓22から
外部へ排出される。
形されており、その本体31の下面には、光学箱20の
第1の内部空間Q1 へ突出する案内手段である複数の風
路板33が設けられ、これらは、図4の矢印W1 〜W5
で示すように、回転多面鏡12の回転によって光学箱2
0の窓22から光学箱20の第1の内部空間Q1 へ吸引
された雰囲気ガスである空気を静電吸着フィルタ24へ
導入し、ついで、回転多面鏡12の回転方向上流側に向
かって流動させる役目をする。静電吸着フィルタ24へ
導入された空気はこれを通過する間に清浄化されて光学
箱20の第2の内部空間Q2 へ流入し、回転多面鏡12
の周囲を流動する間に駆動部12a(図3)のモータを
冷却し、ふた30と第2の立設部23bの間の間隙を通
って第1の内部空間Q1 へ還流し、続いて、窓22から
外部へ排出される。
【0023】このように、回転多面鏡12の周囲を流動
する空気は静電吸着フィルタ24によって清浄化された
ものであるため、回転多面鏡12を高速回転させてもそ
の反射面が塵等によって汚染されるおそれはない。ま
た、回転多面鏡12の駆動部12aのモータ等も塵等に
よって汚染されることなく極めて効果的に冷却される。
する空気は静電吸着フィルタ24によって清浄化された
ものであるため、回転多面鏡12を高速回転させてもそ
の反射面が塵等によって汚染されるおそれはない。ま
た、回転多面鏡12の駆動部12aのモータ等も塵等に
よって汚染されることなく極めて効果的に冷却される。
【0024】本実施例は、光学箱内へ流入する空気を清
浄化することで回転多面鏡の汚染を防ぐとともに、清浄
化した空気を回転多面鏡の周囲に積極的に導入し、その
モータ等を効果的に冷却するものであるため、長期にわ
たって高い精度を維持できる。すなわち、高性能でサー
ビスコストの低い光学走査装置を実現できる。
浄化することで回転多面鏡の汚染を防ぐとともに、清浄
化した空気を回転多面鏡の周囲に積極的に導入し、その
モータ等を効果的に冷却するものであるため、長期にわ
たって高い精度を維持できる。すなわち、高性能でサー
ビスコストの低い光学走査装置を実現できる。
【0025】図5は一変形例による光学走査装置の模式
断面図を示し、これは、ふた30に設けられた風路板3
3と同様の第2の風路板34を光学箱20の底壁23と
一体的に設けたものである。このように光学箱20の底
部を流動する空気を第2の風路板34によって静電吸着
フィルタ24に積極的に導入することで、光学箱20の
内部空間Q1 ,Q2 を流動する空気の流れが一層スムー
ズになり、回転多面鏡12の周囲に乱流が発生するのを
防ぎ、騒音を低減するとともにモータの冷却をより効果
的に行なうことができる。
断面図を示し、これは、ふた30に設けられた風路板3
3と同様の第2の風路板34を光学箱20の底壁23と
一体的に設けたものである。このように光学箱20の底
部を流動する空気を第2の風路板34によって静電吸着
フィルタ24に積極的に導入することで、光学箱20の
内部空間Q1 ,Q2 を流動する空気の流れが一層スムー
ズになり、回転多面鏡12の周囲に乱流が発生するのを
防ぎ、騒音を低減するとともにモータの冷却をより効果
的に行なうことができる。
【0026】なお、静電吸着フィルタの替わりに、単に
通気路を設け、第2の内部空間Q2内の空気の流動路に
例えば粘着面を有する衝風板等を配設してもよい。
通気路を設け、第2の内部空間Q2内の空気の流動路に
例えば粘着面を有する衝風板等を配設してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
で、次に記載するような効果を奏する。
【0028】光学箱に流入する空気等の雰囲気ガスによ
って回転多面鏡が著しく汚染されるのを防ぐことができ
る。これによって、光学走査装置の高精度化や長寿命化
を大きく促進できる。
って回転多面鏡が著しく汚染されるのを防ぐことができ
る。これによって、光学走査装置の高精度化や長寿命化
を大きく促進できる。
【図1】一実施例による光学走査装置をふたを取りはず
した状態で示す模式平面図である。
した状態で示す模式平面図である。
【図2】図1の装置のふたを示す斜視図である。
【図3】図1の装置を図2のふたで閉塞した状態を示す
模式断面図である。
模式断面図である。
【図4】図3のA−A線からみた模式断面図である。
【図5】一変形例を示す模式断面図である。
【図6】従来例をふたを取りはずした状態で示す斜視図
である。
である。
【図7】従来例のふたを示す斜視図である。
11 光源ユニット 12 回転多面鏡 13 結像レンズ 20 光学箱 22 窓 24 静電吸着フィルタ 30 ふた 33,34 風路板
Claims (4)
- 【請求項1】 窓を有する光学箱に収容された回転多面
鏡と、前記光学箱へ前記窓から流入する雰囲気ガスを所
定の流動路に沿って前記回転多面鏡に向かって流動させ
る案内手段を有し、前記流動路に、前記雰囲気ガスを清
浄化するガス清浄化手段が配設されていることを特徴と
する光学走査装置。 - 【請求項2】 光学箱の開口を閉塞するふたが設けられ
ており、案内手段が、前記ふたと一体である少なくとも
1個の風路板を備えていることを特徴とする請求項1記
載の光学走査装置。 - 【請求項3】 案内手段が、光学箱の底壁と一体である
少なくとも1個の風路板を備えていることを特徴とする
請求項1または2記載の光学走査装置。 - 【請求項4】 光学箱内にレンズ手段が収容されてお
り、該レンズ手段とこれを支持する支持手段によって前
記光学箱の内部が2つの内部空間に分割されており、前
記支持手段にガス清浄化手段が支持されていることを特
徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の光学走査
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6224198A JPH0862528A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 光学走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6224198A JPH0862528A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 光学走査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0862528A true JPH0862528A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16810065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6224198A Pending JPH0862528A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 光学走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0862528A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998053357A1 (en) * | 1997-05-16 | 1998-11-26 | Fujifilm Electronic Imaging Limited | A method of reducing the effect of a contaminated environment |
JP2007164048A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
JP2007293201A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
JP2007290318A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
JP2010243928A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 光走査装置 |
-
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