JPH0980347A - 光学偏向装置 - Google Patents
光学偏向装置Info
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- JPH0980347A JPH0980347A JP7259395A JP25939595A JPH0980347A JP H0980347 A JPH0980347 A JP H0980347A JP 7259395 A JP7259395 A JP 7259395A JP 25939595 A JP25939595 A JP 25939595A JP H0980347 A JPH0980347 A JP H0980347A
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- rotary polygon
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/47—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
- B41J2/471—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror
Landscapes
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転多面鏡のモータの発熱によってレンズの
屈折率等が変化するのを防ぐ。 【解決手段】 回転多面鏡１の走査光Ｌ1 はレンズ２と
折り返えしミラー３を経て回転ドラムＤ1 上の感光体に
結像する。回転多面鏡１やレンズ２等を収容する光学箱
１０のふた部材２０は、レンズ２の近傍に外気を吸引す
る吸気口２１ａと、回転多面鏡１のモータ４等の近傍に
設けられた排気口２２ａと、前記外気を矢印Ａ1 〜Ａ4
に示すように吸気口２１ａから排気口２２ａに向かって
誘導する風路板２３を有し、これらによって発生する空
気流によってレンズ２とモータ４等を強制的に冷却す
る。
屈折率等が変化するのを防ぐ。 【解決手段】 回転多面鏡１の走査光Ｌ1 はレンズ２と
折り返えしミラー３を経て回転ドラムＤ1 上の感光体に
結像する。回転多面鏡１やレンズ２等を収容する光学箱
１０のふた部材２０は、レンズ２の近傍に外気を吸引す
る吸気口２１ａと、回転多面鏡１のモータ４等の近傍に
設けられた排気口２２ａと、前記外気を矢印Ａ1 〜Ａ4
に示すように吸気口２１ａから排気口２２ａに向かって
誘導する風路板２３を有し、これらによって発生する空
気流によってレンズ２とモータ４等を強制的に冷却す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタやレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられ
る光学偏向装置に関するものである。
ンタやレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられ
る光学偏向装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】レーザビームプリンタやレーザファクシ
ミリ等の画像形成装置に用いられる光学偏向装置は一般
的に、図６に示すように、半導体レーザやコリメータレ
ンズをユニット化した光源ユニットＳ0 と、これから発
生された平行光束のレーザ光Ｌ 0 を偏向走査する回転多
面鏡Ｒ0 と、偏向走査されたレーザ光を回転ドラムＤ0
の表面の感光体に結像させるレンズＦ0 等を有し、回転
多面鏡Ｒ0 やレンズＦ0は光学箱１１０に収容され、ま
た、光源ユニットＳ0 は光学箱１１０の側壁等に組み付
けられる。
ミリ等の画像形成装置に用いられる光学偏向装置は一般
的に、図６に示すように、半導体レーザやコリメータレ
ンズをユニット化した光源ユニットＳ0 と、これから発
生された平行光束のレーザ光Ｌ 0 を偏向走査する回転多
面鏡Ｒ0 と、偏向走査されたレーザ光を回転ドラムＤ0
の表面の感光体に結像させるレンズＦ0 等を有し、回転
多面鏡Ｒ0 やレンズＦ0は光学箱１１０に収容され、ま
た、光源ユニットＳ0 は光学箱１１０の側壁等に組み付
けられる。
【０００３】光学箱１１０の開口は、光学箱１１０内に
必要部品をすべて組み込んだうえでふた１２０によって
閉塞される。ふた１２０は、光学箱１１０の側壁の上端
に当接される平板であり、公知のビス止め等の方法で光
学箱１１０に固着される。なお、光学箱１１０の底壁に
は回転多面鏡Ｒ0 によって偏向走査されたレーザ光を外
部の回転ドラムＤ0 に向かって取り出すための窓１１１
が設けられる。
必要部品をすべて組み込んだうえでふた１２０によって
閉塞される。ふた１２０は、光学箱１１０の側壁の上端
に当接される平板であり、公知のビス止め等の方法で光
学箱１１０に固着される。なお、光学箱１１０の底壁に
は回転多面鏡Ｒ0 によって偏向走査されたレーザ光を外
部の回転ドラムＤ0 に向かって取り出すための窓１１１
が設けられる。
【０００４】光源ユニットＳ0 の半導体レーザから発生
されたレーザ光Ｌ0 はその内部のコリメータレンズによ
って平行化され、シリンドリカルレンズＥ0 によって回
転多面鏡Ｒ0 の反射面に線状に集光され、レンズＦ0 と
折り返えしミラーＭ0 を経て光学箱１１０の窓１１１か
ら回転ドラムＤ0 に向かって取り出される。このように
して回転ドラムＤ0 上の感光体に結像するレーザ光は、
回転多面鏡Ｒ0 による主走査と回転ドラムＤ0 の回転に
よる副走査によって静電潜像を形成する。
されたレーザ光Ｌ0 はその内部のコリメータレンズによ
って平行化され、シリンドリカルレンズＥ0 によって回
転多面鏡Ｒ0 の反射面に線状に集光され、レンズＦ0 と
折り返えしミラーＭ0 を経て光学箱１１０の窓１１１か
ら回転ドラムＤ0 に向かって取り出される。このように
して回転ドラムＤ0 上の感光体に結像するレーザ光は、
回転多面鏡Ｒ0 による主走査と回転ドラムＤ0 の回転に
よる副走査によって静電潜像を形成する。
【０００５】図５に示すように、回転多面鏡Ｒ0 を回転
駆動するモータＨ0 は、回転多面鏡Ｒ0 と一体であるロ
ータと、モータ基板Ｇ0 上に実装されたステータからな
り、該ステータはモータ基板Ｇ0 上の駆動回路Ｎ0 から
供給される駆動電流によって励磁されてモータＨ0 を回
転させる。
駆動するモータＨ0 は、回転多面鏡Ｒ0 と一体であるロ
ータと、モータ基板Ｇ0 上に実装されたステータからな
り、該ステータはモータ基板Ｇ0 上の駆動回路Ｎ0 から
供給される駆動電流によって励磁されてモータＨ0 を回
転させる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、光学箱の上部開口を閉塞するふた部材
は、回転多面鏡やレンズが外気中の粉塵等によって汚染
されるのを防ぐために光学箱を密閉するものであるが、
光学箱がこのように密閉されると、回転多面鏡を回転駆
動するモータの発熱によって光学箱の内部の温度が上昇
し、レンズが熱膨張を起こしてその屈折率が変化する。
その結果、光学偏向装置の光学特性が著しく劣化すると
いう未解決の課題がある。
の技術によれば、光学箱の上部開口を閉塞するふた部材
は、回転多面鏡やレンズが外気中の粉塵等によって汚染
されるのを防ぐために光学箱を密閉するものであるが、
光学箱がこのように密閉されると、回転多面鏡を回転駆
動するモータの発熱によって光学箱の内部の温度が上昇
し、レンズが熱膨張を起こしてその屈折率が変化する。
その結果、光学偏向装置の光学特性が著しく劣化すると
いう未解決の課題がある。
【０００７】例えば、室温２５℃の状態でモータを駆動
して回転多面鏡を回転させたとき、モータ基板上の駆動
用ＩＣ部品の表面温度は７０〜１００℃程度に上昇し、
このために、光学箱内の雰囲気の温度は５０〜６０℃に
達し、レンズの温度もほぼ同じ温度に上昇する。特にレ
ンズが合成樹脂製である場合には、この程度の温度変化
でも屈折率が著しく変化するため、光学偏向装置の光学
特性が大きく損なわれる。
して回転多面鏡を回転させたとき、モータ基板上の駆動
用ＩＣ部品の表面温度は７０〜１００℃程度に上昇し、
このために、光学箱内の雰囲気の温度は５０〜６０℃に
達し、レンズの温度もほぼ同じ温度に上昇する。特にレ
ンズが合成樹脂製である場合には、この程度の温度変化
でも屈折率が著しく変化するため、光学偏向装置の光学
特性が大きく損なわれる。
【０００８】本発明は、上記従来の技術の有する未解決
の課題に鑑みてなされたものであって、回転多面鏡を回
転させるモータの発熱等によるレンズの熱膨張を防ぎ、
運転中にレンズの屈折率等が著しく変化して光学特性が
劣化するおそれのない光学偏向装置を提供することを目
的とするものである。
の課題に鑑みてなされたものであって、回転多面鏡を回
転させるモータの発熱等によるレンズの熱膨張を防ぎ、
運転中にレンズの屈折率等が著しく変化して光学特性が
劣化するおそれのない光学偏向装置を提供することを目
的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光学偏向装置は、回転多面鏡と、これを回
転させる駆動部と、前記回転多面鏡によって偏向走査さ
れた走査光を感光体に結像させる少なくとも１個のレン
ズと、該レンズと前記回転多面鏡と前記駆動部を収容す
る収容手段を有し、該収容手段が、前記レンズの近傍に
開口する吸気口と、前記駆動部の近傍に開口する排気口
と、前記吸気口から前記収容手段へ流入する外気を前記
排気口に向かって誘導する誘導手段を備えていることを
特徴とする。
め、本発明の光学偏向装置は、回転多面鏡と、これを回
転させる駆動部と、前記回転多面鏡によって偏向走査さ
れた走査光を感光体に結像させる少なくとも１個のレン
ズと、該レンズと前記回転多面鏡と前記駆動部を収容す
る収容手段を有し、該収容手段が、前記レンズの近傍に
開口する吸気口と、前記駆動部の近傍に開口する排気口
と、前記吸気口から前記収容手段へ流入する外気を前記
排気口に向かって誘導する誘導手段を備えていることを
特徴とする。
【００１０】吸気口から収容手段へ外気中の粉塵が侵入
するのを防ぐための防塵手段が設けられているとよい。
するのを防ぐための防塵手段が設けられているとよい。
【００１１】また、排気口から収容手段へ外気中の粉塵
が侵入するのを防ぐための第２の防塵手段が設けられて
いるとよい。
が侵入するのを防ぐための第２の防塵手段が設けられて
いるとよい。
【００１２】排気口に、風圧によって自動的に開閉する
開閉弁が設けられていてもよい。
開閉弁が設けられていてもよい。
【００１３】
【作用】回転多面鏡を回転させるモータ等の駆動部は、
その駆動中に発熱し、このために収容手段の内部の温度
が上昇し、レンズが熱膨張を起こして屈折率が変化する
おそれがある。これを防ぐために、レンズの近傍の吸気
口から収容手段の内部に外気を流入させ、回転多面鏡の
駆動部の近傍の排気口に向かう空気流によってレンズと
駆動部を強制的に冷却する。
その駆動中に発熱し、このために収容手段の内部の温度
が上昇し、レンズが熱膨張を起こして屈折率が変化する
おそれがある。これを防ぐために、レンズの近傍の吸気
口から収容手段の内部に外気を流入させ、回転多面鏡の
駆動部の近傍の排気口に向かう空気流によってレンズと
駆動部を強制的に冷却する。
【００１４】収容手段が完全に密閉されている場合に比
べて、駆動部を強制的に冷却することで収容手段全体の
温度上昇を軽減し、加えて、レンズ自体を強制的に冷却
することでレンズの熱膨張を大幅に低減できる。これに
よって、回転多面鏡の回転中にレンズの屈折率等が変化
して画質が低下する等のトラブルを回避し、高性能でし
かも高速化に適した光学偏向装置を実現できる。
べて、駆動部を強制的に冷却することで収容手段全体の
温度上昇を軽減し、加えて、レンズ自体を強制的に冷却
することでレンズの熱膨張を大幅に低減できる。これに
よって、回転多面鏡の回転中にレンズの屈折率等が変化
して画質が低下する等のトラブルを回避し、高性能でし
かも高速化に適した光学偏向装置を実現できる。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【００１６】図１は一実施例による光学偏向装置を示す
断面図であって、これは、図示しない光源光学系から発
生された平行光束のレーザ光を偏向走査する回転多面鏡
１と、偏向走査された走査光Ｌ1 を回転ドラムＤ1 上の
感光体に結像させるレンズ２と、回転多面鏡１やレンズ
２等を収容する光学箱１０と、その上部開口を閉塞し光
学箱１０とともに収容手段を構成するふた部材２０を有
する。回転ドラムＤ1は光学箱１０の外側に配設され、
前記走査光Ｌ1 は折り返えしミラー３によって反射され
たうえで、光学箱１０の底壁に設けられた窓１１から回
転ドラムＤ1 に向かって取り出される。
断面図であって、これは、図示しない光源光学系から発
生された平行光束のレーザ光を偏向走査する回転多面鏡
１と、偏向走査された走査光Ｌ1 を回転ドラムＤ1 上の
感光体に結像させるレンズ２と、回転多面鏡１やレンズ
２等を収容する光学箱１０と、その上部開口を閉塞し光
学箱１０とともに収容手段を構成するふた部材２０を有
する。回転ドラムＤ1は光学箱１０の外側に配設され、
前記走査光Ｌ1 は折り返えしミラー３によって反射され
たうえで、光学箱１０の底壁に設けられた窓１１から回
転ドラムＤ1 に向かって取り出される。
【００１７】回転多面鏡１を回転させる駆動部であるモ
ータ４は、回転多面鏡１と一体であるロータと、モータ
基板５と一体であるステータを有し、モータ基板５上の
駆動回路６から供給される駆動電流によってステータを
励磁してモータ４を回転させる。
ータ４は、回転多面鏡１と一体であるロータと、モータ
基板５と一体であるステータを有し、モータ基板５上の
駆動回路６から供給される駆動電流によってステータを
励磁してモータ４を回転させる。
【００１８】回転ドラムＤ1 上に結像する走査光Ｌ1
は、回転多面鏡１の回転による主走査と回転ドラムＤ1
の回転による副走査によって前記感光体上に静電潜像を
形成する。
は、回転多面鏡１の回転による主走査と回転ドラムＤ1
の回転による副走査によって前記感光体上に静電潜像を
形成する。
【００１９】ふた部材２０は、図２に示すように、板状
の本体２１とその一端に一体的に設けられた側板２２を
有し、本体２１は、吸気口２１ａ（図１参照）と誘導手
段である複数の風路板２３を備えており、側板２２には
排気口２２ａ（図１参照）が形成され、ふた部材２０の
本体２１は光学箱１０の上部開口を閉塞し、ふた部材２
０の側板２２は光学箱１０の側壁に設けられた切欠開口
１０ａを閉塞するように構成される。ふた部材２０の本
体２１の吸気口２１ａと風路板２３は、それぞれ、ふた
部材２０を光学箱１０に装着したときにレンズ２と回転
多面鏡１に近接するように配設され、ふた部材２０の側
板２２の排気口２２ａは、ふた部材２０を光学箱１０に
装着した状態でモータ基板５の駆動回路６の近傍に開口
するように配設されている。
の本体２１とその一端に一体的に設けられた側板２２を
有し、本体２１は、吸気口２１ａ（図１参照）と誘導手
段である複数の風路板２３を備えており、側板２２には
排気口２２ａ（図１参照）が形成され、ふた部材２０の
本体２１は光学箱１０の上部開口を閉塞し、ふた部材２
０の側板２２は光学箱１０の側壁に設けられた切欠開口
１０ａを閉塞するように構成される。ふた部材２０の本
体２１の吸気口２１ａと風路板２３は、それぞれ、ふた
部材２０を光学箱１０に装着したときにレンズ２と回転
多面鏡１に近接するように配設され、ふた部材２０の側
板２２の排気口２２ａは、ふた部材２０を光学箱１０に
装着した状態でモータ基板５の駆動回路６の近傍に開口
するように配設されている。
【００２０】また、風路板２３は、ふた部材２０の吸気
口２１ａから排気口２２ａに向かって先細りの風路２３
ａを形成し、回転多面鏡１の回転によって吸気口２１ａ
から光学箱１０内に吸引された外気を、排気口２２ａに
向かって流動させる。
口２１ａから排気口２２ａに向かって先細りの風路２３
ａを形成し、回転多面鏡１の回転によって吸気口２１ａ
から光学箱１０内に吸引された外気を、排気口２２ａに
向かって流動させる。
【００２１】ふた部材２０の吸気口２１ａにはここから
光学箱１０内へ流入する外気中の粉塵を除去するための
防塵手段である静電吸着フィルタ２４が付けられ、ま
た、ふた部材２０の排気口２２ａには開閉弁２５が設け
られており、開閉弁２５はその上端がふた部材２０に枢
動された薄肉の板状部材であって、前述のように回転多
面鏡１の回転に伴って発生する気流の風圧によって自動
的に開くように構成される。また、光学箱１０から走査
光Ｌ1 を取り出すための窓１１には、ここから光学箱１
０内に外気が流入するのを防ぐための密封ガラス１１ａ
が取り付けられている。
光学箱１０内へ流入する外気中の粉塵を除去するための
防塵手段である静電吸着フィルタ２４が付けられ、ま
た、ふた部材２０の排気口２２ａには開閉弁２５が設け
られており、開閉弁２５はその上端がふた部材２０に枢
動された薄肉の板状部材であって、前述のように回転多
面鏡１の回転に伴って発生する気流の風圧によって自動
的に開くように構成される。また、光学箱１０から走査
光Ｌ1 を取り出すための窓１１には、ここから光学箱１
０内に外気が流入するのを防ぐための密封ガラス１１ａ
が取り付けられている。
【００２２】回転多面鏡１が回転しないときは排気口２
２ａの開閉弁２５が自重によって閉じており、光学箱の
内部は外気から完全に遮断され、従って、外気中の粉塵
等が侵入するおそれはない。モータ４が駆動されて回転
多面鏡１が回転すると、これによって発生した吸引力に
よって矢印Ａ1 で示すようにふた部材２０の吸気口２１
ａから外気が流入し、その多くは、矢印Ａ2 で示すよう
にレンズ２のまわりを流動し、続いて矢印Ａ3 で示すよ
うに回転多面鏡１およびモータ４のまわりを迂回して、
矢印Ａ4 で示すように排気口２２ａから排出される。
２ａの開閉弁２５が自重によって閉じており、光学箱の
内部は外気から完全に遮断され、従って、外気中の粉塵
等が侵入するおそれはない。モータ４が駆動されて回転
多面鏡１が回転すると、これによって発生した吸引力に
よって矢印Ａ1 で示すようにふた部材２０の吸気口２１
ａから外気が流入し、その多くは、矢印Ａ2 で示すよう
にレンズ２のまわりを流動し、続いて矢印Ａ3 で示すよ
うに回転多面鏡１およびモータ４のまわりを迂回して、
矢印Ａ4 で示すように排気口２２ａから排出される。
【００２３】このように、レンズ２および回転多面鏡１
のモータ４のまわりを流動する空気流によってレンズ２
やモータ基板５上の駆動回路６等が強制的に冷却され
る。従って、駆動回路６から発生する熱の多くが直ちに
排気口２２ａから除去されるため光学箱２０内の雰囲気
が著しく昇温するおそれがないうえに、レンズ２自体も
前述の空気流によって強制的に冷却されるため、熱膨張
を起こして光学特性が劣化するのを効果的に回避でき
る。その結果、回転多面鏡の回転中にレンズの光学特性
が劣化して画像不良等を起すおそれのない高性能な光学
偏向装置を実現できる。
のモータ４のまわりを流動する空気流によってレンズ２
やモータ基板５上の駆動回路６等が強制的に冷却され
る。従って、駆動回路６から発生する熱の多くが直ちに
排気口２２ａから除去されるため光学箱２０内の雰囲気
が著しく昇温するおそれがないうえに、レンズ２自体も
前述の空気流によって強制的に冷却されるため、熱膨張
を起こして光学特性が劣化するのを効果的に回避でき
る。その結果、回転多面鏡の回転中にレンズの光学特性
が劣化して画像不良等を起すおそれのない高性能な光学
偏向装置を実現できる。
【００２４】図３は第１の変形例を示すものでこれは、
ふた部材２０の排気口２２ａに開閉弁２５を設ける替わ
りに、吸気口２１ａの静電吸着フィルタ２４と同様の第
２の防塵手段である静電吸着フィルタ２６を取り付けた
ものである。これによって排気口２２ａから光学箱１０
内に外気中の粉塵等が侵入するのを防ぐ。
ふた部材２０の排気口２２ａに開閉弁２５を設ける替わ
りに、吸気口２１ａの静電吸着フィルタ２４と同様の第
２の防塵手段である静電吸着フィルタ２６を取り付けた
ものである。これによって排気口２２ａから光学箱１０
内に外気中の粉塵等が侵入するのを防ぐ。
【００２５】図４は、第２の変形例を示すもので、これ
は、光学箱１０に切欠開口１０ａを設けこれを閉塞する
側板２２をふた部材２０に設ける替わりに、方形箱形の
光学箱３０に排気口３０ａを設け、ふた部材４０には光
学箱３０の排気口３０ａを閉じる開閉弁３４のみを設け
たものであり、開閉弁３４は、ふた部材４０の一端にこ
れと一体的に設けられた薄肉部分によって構成される。
開閉弁を個別に製作する必要がないために光学偏向装置
の組立部品点数を削減できるという利点がある。
は、光学箱１０に切欠開口１０ａを設けこれを閉塞する
側板２２をふた部材２０に設ける替わりに、方形箱形の
光学箱３０に排気口３０ａを設け、ふた部材４０には光
学箱３０の排気口３０ａを閉じる開閉弁３４のみを設け
たものであり、開閉弁３４は、ふた部材４０の一端にこ
れと一体的に設けられた薄肉部分によって構成される。
開閉弁を個別に製作する必要がないために光学偏向装置
の組立部品点数を削減できるという利点がある。
【００２６】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
で、次に記載するような効果を奏する。
【００２７】回転多面鏡を回転させるモータの発熱等に
よるレンズの熱膨張を防ぎ、運転中にレンズの屈折率等
が著しく変化して光学特性が劣化するおそれのない光学
偏向装置を実現できる。
よるレンズの熱膨張を防ぎ、運転中にレンズの屈折率等
が著しく変化して光学特性が劣化するおそれのない光学
偏向装置を実現できる。
【００２８】回転多面鏡の回転速度が速くなれば、モー
タ等の発熱量も増加するためレンズの放熱を促進してそ
の熱膨張を防ぐことが重要である。従って、特に高速化
された光学偏向装置に好適である。
タ等の発熱量も増加するためレンズの放熱を促進してそ
の熱膨張を防ぐことが重要である。従って、特に高速化
された光学偏向装置に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図１】一実施例による光学偏向装置を示す模式断面図
である。
である。
【図２】図１の装置のふた部材のみを示す斜視図であ
る。
る。
【図３】第１の変形例を示す模式断面図である。
【図４】第２の変形例を示す模式断面図である。
【図５】従来例を示す模式断面図である。
【図６】図５の装置のふた部材と光学箱を個別に示す斜
視図である。
視図である。
１ 回転多面鏡 ２ レンズ ３ 折り返えしミラー ４ モータ ５ モータ基板 １０，３０ 光学箱 ２０，４０ ふた部材 ２１ａ 吸気口 ２２ａ，３０ａ 排気口 ２３ 風路板 ２４，２６ 静電吸着フィルタ ２５，３４ 開閉弁
Claims (5)
- 【請求項１】 回転多面鏡と、これを回転させる駆動部
と、前記回転多面鏡によって偏向走査された走査光を感
光体に結像させる少なくとも１個のレンズと、該レンズ
と前記回転多面鏡と前記駆動部を収容する収容手段を有
し、該収容手段が、前記レンズの近傍に開口する吸気口
と、前記駆動部の近傍に開口する排気口と、前記吸気口
から前記収容手段へ流入する外気を前記排気口に向かっ
て誘導する誘導手段を備えていることを特徴とする光学
偏向装置。 - 【請求項２】 吸気口から収容手段へ外気中の粉塵が侵
入するのを防ぐための防塵手段が設けられていることを
特徴とする請求項１記載の光学偏向装置。 - 【請求項３】 排気口から収容手段へ外気中の粉塵が侵
入するのを防ぐための第２の防塵手段が設けられている
ことを特徴とする請求項１または２記載の光学偏向装
置。 - 【請求項４】 排気口に、風圧によって自動的に開閉す
る開閉弁が設けられていることを特徴とする請求項１ま
たは２記載の光学偏向装置。 - 【請求項５】 収容手段が光学箱とその開口を閉塞する
ふた部材を有し、誘導手段が、前記ふた部材に一体的に
設けられた少なくとも１個の風路板を有することを特徴
とする請求項１ないし４いずれか１項記載の光学偏向装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7259395A JPH0980347A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 光学偏向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7259395A JPH0980347A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 光学偏向装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0980347A true JPH0980347A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17333545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7259395A Pending JPH0980347A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 光学偏向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0980347A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007017624A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Noritsu Koki Co Ltd | 光走査装置 |
| JP2007293201A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
| JP2010113329A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-05-20 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置、および画像形成装置 |
| JP2010224269A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Kyocera Mita Corp | 光走査装置及び画像形成装置 |
| US8199391B2 (en) * | 2005-09-13 | 2012-06-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical scanning apparatus having an air path for airflow generated by a rotating mirror |
| JP2016102813A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | コニカミノルタ株式会社 | 光学装置及び画像形成装置 |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP7259395A patent/JPH0980347A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007017624A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Noritsu Koki Co Ltd | 光走査装置 |
| US8199391B2 (en) * | 2005-09-13 | 2012-06-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical scanning apparatus having an air path for airflow generated by a rotating mirror |
| JP2007293201A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
| JP2010113329A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-05-20 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置、および画像形成装置 |
| JP2010224269A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Kyocera Mita Corp | 光走査装置及び画像形成装置 |
| JP2016102813A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | コニカミノルタ株式会社 | 光学装置及び画像形成装置 |
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