JP2003302594A - 偏向走査装置 - Google Patents

偏向走査装置

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JP2003302594A
JP2003302594A JP2002105344A JP2002105344A JP2003302594A JP 2003302594 A JP2003302594 A JP 2003302594A JP 2002105344 A JP2002105344 A JP 2002105344A JP 2002105344 A JP2002105344 A JP 2002105344A JP 2003302594 A JP2003302594 A JP 2003302594A
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optical box
deflector
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Taku Fukita
卓 蕗田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学箱の密閉性を上げながら、光学箱内の昇
温を押さえ、光学系の汚れと昇温による歪みによる画像
劣化を低減すること。 【解決手段】 光学箱を密閉するためのふたを、偏向器
の回路基板で代用する。さらに、偏向器の回転駆動部、
電気実装部品を光学箱の外にくるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ビーム等を用いた
記録装置において、光ビームを感光体に走査するための
多面鏡を有する偏向走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】偏向走査装置の高速化、高印字密度化に
より、偏向器の偏向速度も高速化が要求されている。そ
れに伴い、以下のような2つの問題が挙げられる。
【0003】(1)多面鏡は、より高速で回転駆動され
るため反射面の汚れ、また、多面鏡により光学箱内の空
気が撹拌され結像レンズ、シリンドリカルレンズ等の光
学系の汚れが問題となる。多面鏡の反射面の汚れ、光学
系の汚れは、像担持体上に偏向走査される光束の光量低
下、あるいは部分的な光量低下による光量むらを招き、
画像の劣化につながる。この光学系の汚れを防止するた
めには、光学箱の蓋は必須であり、さらには多面鏡を含
む偏向器を光学箱内により密閉することで、空気の出入
りを極力低減することが必要になる。この問題に対し
て、特開平10−227990号公報においては、光学
箱の蓋を金属製で構成することで、光学箱と蓋との密着
性を上げ光学箱内の防塵性を向上させている。さらに、
光学箱と偏向器であるスキャナモータの嵌合穴も袋状に
閉じることで、光学箱内への空気の出入りを極力低減さ
せる構成をとっている。
【0004】(2)偏向器の偏向速度の高速化は、より
高速で偏向器を駆動させなくてはならない。これによ
り、偏向器の駆動回路等電気部品からの発熱は増加し光
学箱内は昇温する。それに伴い光学箱内のシリンドリカ
ルレンズ、結像レンズ、多面鏡といった光学部品への熱
による変形や、歪みが生じ、画像劣化に繋がる。この問
題に対して、特開平05−257079号公報において
は、偏向器であるスキャナモータの偏向部と駆動回路部
を光学箱の中で別の空間に分離し、光学系である偏向部
への熱の影響を低減させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、偏向走
査装置の高速化、高印字密度化による、偏向器の偏向速
度の高速化を考えたとき、上記従来の技術は、互いに相
反する手法で対処している。すなわち、偏向走査装置の
高速化、高印字密度化に伴い多面鏡の反射面の汚れ、光
学系の汚れによる画像の劣化といった問題に対して、光
学箱の密閉性を向上させた構成をとることは、一方で
は、偏向走査装置の高速化、高印字密度化に伴い偏向器
の駆動回路からの発熱は増大するため、密閉性を上げた
光学箱内の昇温は増長され、この場合光学系の熱による
変形や、歪により画像の劣化を招くことになる。そこ
で、本発明は、上記従来技術における課題を解決し、光
学箱の密閉性を上げながら、かつ光学箱内の昇温を押さ
えた画像劣化の少ない偏向走査装置を提供することと同
時に、構成部品を減らすことでコスト低減も図ることを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)光源手段から出射
された光束を偏向器に入射し、該偏向器で偏向された光
束を少なくとも1枚以上のレンズで構成される結像レン
ズを通し被走査面上に偏向走査し、これらが光学箱内に
配置されている偏向走査装置において、前記偏向器を構
成する回路基板が、前記光学箱を密閉するための蓋を兼
ねていることを特徴とする偏向走査装置。上記構成で
は、光学箱の蓋を廃止し偏向器の回路基板で光学箱の蓋
を代用するため、偏向走査装置の構成部品を削減でき、
さらには光学箱内での主熱源となる偏向器の駆動部が取
り付いている回路基板が、工学箱の外に剥き出しになる
ことで放熱効果が得られ、光学箱内の昇温を軽減するこ
とが可能である。
【0007】(2)前記偏向器の多面鏡が前記光学箱内
に配置され、前記回路基板を挟んで反対側の前記光学箱
の外側に、ステータ部およびロータ部から構成される回
転駆動部と電気実装部品が配置されていることを特徴と
する請求項1記載の偏向走査装置。上記構成では、光学
箱内での主熱源となる偏向器の回転駆動部を光学箱の外
に配置し、さらに電気実装部品も光学箱の外に配置でき
るので、光学箱内の密閉度を保ちながら、昇温をさらに
軽減することが可能である。
【0008】(3)前記ステータ部および前記ロータ部
は、前記光学箱の上方に構成されていることを特徴とす
る請求項1、請求項2記載の偏向走査装置。上記構成で
は、光学箱内での主熱源となる偏向器の回転駆動部を光
学箱の上方に配置し、さらに電気実装部品も光学箱の外
に配置することで、光学箱内に熱をこもらすことなく、
回転駆動部からの熱を上方へ逃がし、昇温をさらに軽減
することが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、実施
形態1の構成を示すものであり、本発明の特徴を最もよ
く表わす図である。図1では、本発明における代表的な
例として、玉軸受を用いたもので説明をする。
【0010】光源ユニット1から発生されたレーザ光L
を、シリンドリカルレンズ2によって偏向器7に取付け
られた多面鏡3の反射面に線状に集光させ、多面鏡3の
回転によって偏向走査し、結像レンズ(a)4を経て像
担持体6上の感光体に結像させる。光源ユニットはネジ
28により、光学箱8と締結されている。多面鏡3で偏
向されたレーザ光Lの一部は結像レンズ5を経て、光源
ユニット1の基板上にある光センサ10上に結像され、
走査開始信号を形成する。このとき本実施形態では、シ
リンダレンズ2と結像レンズ(b)5が一体的に形成さ
れた複合レンズ27を示している。光源ユニット5、シ
リンドリカルレンズ、多面鏡1を回転駆動するための偏
向器7、結像レンズ(a)4、は光学箱8の側壁や底壁
に取付けられる。像担持体6は光学箱8の外側に配置さ
れており、光学箱8の上部開口部はネジ9を用い、偏向
器7の回路基板17によって閉塞されている。このと
き、結像レンズ(a)4および複合レンズ27の上部に
は、光学箱8の密閉蓋を兼ねた偏向器7の回路基板17
との隙間を塞ぐための弾性部材からなる防塵部材26が
構成されている。図3は、図1に示す偏向走査装置の構
成を示す斜視図である。
【0011】図2は偏向器7を示す図であり、多面鏡3
を回転駆動させる偏向器7は軸受部23の回転軸24
に、真鍮製のフランジ25が圧入等の手段で締結されて
おり、回転軸24にはロータ板金20が圧入されてい
る。軸受部23はハウジング18に接着等の手段で締結
され、さらにハウジング18は回路基板17にカシメ止
め等の手段で締結されている。また、ロータ板金20の
内側には、ロータグネット21が圧入や接着等の手段で
固定されている。多面鏡3は真鍮製のフランジ25に押
さえバネ12、固定具13、グリップリング14等の締
結手段により押圧され一体的に結合している。回路基板
17上にはコアおよび巻線からなるステータコア部22
がネジ等の締結手段により固定され、ステータコア部2
2のコイルを励磁することで、ステータコア部22と対
向するロータマグネット21がロータ板金20を介して
回転軸24を回転駆動し多面鏡3を一体的に回転させ
る。回路基板17の上面には、ステータコア部22、ロ
ータ板金20、ロータマグネット21からなる回転駆動
部および、駆動IC15、コネクタ16等の電気実装部
品が構成されている。上記構成では、光学箱の蓋を廃止
し偏向器の回路基板で光学箱の蓋を代用するため、偏向
走査装置の構成部品を削減でき、さらには光学箱内での
主熱源となる偏向器の駆動部が取り付いている回路基板
が、工学箱の外に剥き出しになることで放熱効果が得ら
れ、光学箱内の昇温を軽減することが可能である。さら
に本実施形態の構成では、光学箱内での主熱源となる偏
向器の回転駆動部を光学箱の外に配置し、また駆動IC
等の電気実装部品も光学箱の外に配置することで、光学
箱内の密閉度を保ちながら、昇温をさらに軽減すること
が可能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば偏
向器を構成する回路基板が、光学箱を密閉するための蓋
を兼ねていることにより、偏向走査装置の構成部品を削
減でき、さらには光学箱内での主熱源となる偏向器の駆
動部が取り付いている回路基板が、工学箱の外に剥き出
しになることで放熱効果が得られ、光学箱内の昇温を軽
減することが可能である。また、前記偏向器の多面鏡が
光学箱内に配置され、前記回路基板を挟んで反対側の光
学箱の外側に、ステータ部およびロータ部から構成され
る回転駆動部と電気実装部品が配置されていることで、
光学箱内での主熱源となる偏向器の回転駆動部を光学箱
の外に配置し、さらに電気実装部品も光学箱の外に配置
できるので、光学箱内の密閉度を保ちながら、昇温をさ
らに軽減することが可能である。さらに、前記ステータ
部およびロータ部から構成される回転駆動部と電気実装
部品を前記光学箱の上方に配置することで、光学箱内に
熱をこもらすことなく、回転駆動部からの熱を上方へ逃
がし、昇温をさらに軽減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す偏向走査装置の
構成断面図。(a)本偏向走査装置の上面図、(b)a
図におけるAA断面構成
【図2】本発明の第1の実施形態を示す偏向器の構成断
面図。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す偏向走査装置の
斜視図。
【符号の説明】
1 光源ユニット 3 多面鏡 4 結像レンズ(a) 7 偏向器 8 光学箱 10 光センサ 15 駆動IC 16 コネクタ 17 回路基板 18 ハウジング 20 ロータ板金 21 ロータマグネット 22 ステータコア部 23 軸受部 26 防塵部材 27 複合レンズ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段から出射された光束を偏向器に
    入射し、核偏向器で偏向された光束を少なくとも1枚以
    上のレンズで構成される結像レンズを通し被走査面上に
    偏向走査し、これらが光学箱内に配置されている偏向走
    査装置において、 前記偏向器を構成する回路基板が、前記光学箱を密閉す
    るための蓋を兼ねていることを特徴とする偏向走査装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の偏向走査装置において、
    前記偏向器の偏向部である多面鏡が前記光学箱内に配置
    され、前記回路基板を挟んで反対側の前記光学箱の外側
    に、ステータ部およびロータ部から構成される回転駆動
    部と電気実装部品が配置されていることを特徴とする請
    求項1記載の偏向走査装置。
  3. 【請求項3】 前記ステータ部および前記ロータ部は、
    前記光学箱の上方に構成されていることを特徴とする請
    求項1、請求項2記載の偏向走査装置。
JP2002105344A 2002-04-08 2002-04-08 偏向走査装置 Withdrawn JP2003302594A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109964164A (zh) * 2016-11-17 2019-07-02 佳能株式会社 光学扫描装置和图像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109964164A (zh) * 2016-11-17 2019-07-02 佳能株式会社 光学扫描装置和图像形成装置
CN109964164B (zh) * 2016-11-17 2022-01-11 佳能株式会社 光学扫描装置和图像形成装置

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