JP2001337290A - 光書込ユニット - Google Patents

光書込ユニット

Info

Publication number
JP2001337290A
JP2001337290A JP2000155792A JP2000155792A JP2001337290A JP 2001337290 A JP2001337290 A JP 2001337290A JP 2000155792 A JP2000155792 A JP 2000155792A JP 2000155792 A JP2000155792 A JP 2000155792A JP 2001337290 A JP2001337290 A JP 2001337290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
optical
optical housing
printed wiring
writing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000155792A
Other languages
English (en)
Inventor
Rumiko Ono
ルミ子 小野
Noboru Kususe
登 楠瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000155792A priority Critical patent/JP2001337290A/ja
Publication of JP2001337290A publication Critical patent/JP2001337290A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学ハウジングの温度上昇を防止できる光書
込ユニットを提供する。 【解決手段】 半導体レーザ光源29から出射された光
ビームを偏向するポリゴンミラー17と、ポリゴンミラ
ー17を回転駆動するポリゴンモータ21と、表面にの
み駆動用IC23が実装されたポリゴンモータ駆動用の
金属ベースプリント配線板25と、ポリゴンミラー17
により偏向された光ビームを感光体3に結像するfθレ
ンズ34及び長尺レンズ37と、これらを収納する光学
ハウジング5とを備え、金属ベースプリント配線板25
の裏面25bが、光学ハウジング5の底部11aに載置
される光書込ユニット1において、光学ハウジング5の
底部11aには、金属ベースプリント配線板25の裏面
25bを露出させるための切欠き穴57が形成されてお
り、且つ切欠き穴57から放熱される熱を案内する案内
通路59を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、或いはこれらの複合機等の画像形成
装置に用いられる光書込ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来にかかる光書込ユニットを
示す断面図である。光書込ユニット100には、モータ
ハウジング101がビス止めにより光学ハウジング10
3に固定されており、モータハウジング101の上部に
は、金属製の駆動回路基板105を介してポリゴンモー
タ107が設けられている。ポリゴンモータ107は、
モータ軸受部109において支持されており、ポリゴン
モータ107の回転軸111には固定ばね113により
ポリゴンミラー115が取り付けられている。
【0003】駆動回路基板105には、集積回路117
が設置され、駆動回路基板105の集積回路117を設
けた位置の裏面には、先端部分が光学ハウジング103
の外部に突出する放熱フィン119が取り付けられてい
る。
【0004】ポリゴンミラー115の回転駆動時におい
て、集積回路117からの発熱やポリゴンモータ107
からの摩擦熱を、金属製の駆動回路基板105を介して
放熱フィン119から放熱することにより、光学ハウジ
ング103内の温度上昇を防止しようとしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、放熱フィン1
19は駆動回路基板105の裏面の一部にしか接してお
らず、放熱フィン119と駆動回路基板105の裏面と
の接する面積が小さいことにより、放熱フィン119か
ら放熱される熱量が少なく、熱が光学ハウジング103
内に残留してしまうので、光学ハウジング103内の温
度が上昇してしまうという課題がある。
【0006】そこで、本発明は、光学ハウジングの温度
上昇を防止できる光書込ユニットを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、光ビーム発生手段から出射された光ビームを偏向す
るポリゴンミラーと、ポリゴンミラーを回転駆動するポ
リゴンモータと、表面にのみ電子部品が実装されたポリ
ゴンモータ駆動用の金属ベースプリント配線板と、ポリ
ゴンミラーにより偏向された光ビームを像担持体に結像
する光学素子と、これらを収納する光学ハウジングとを
備え、金属ベースプリント配線板の裏面が、光学ハウジ
ングの底部に載置される光書込ユニットにおいて、光学
ハウジングの底部には、金属ベースプリント配線板の裏
面を露出させるための切欠き穴が形成されており、且つ
切欠き穴から放熱される熱を案内する案内通路を設けた
ことを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明では、ポリゴン
モータにより回転駆動するポリゴンミラーは、光ビーム
発生手段からの光ビームを偏向し、光学素子は、ポリゴ
ンミラーにより偏向された光ビームを像担持体に結像す
る。ポリゴンミラーの回転駆動に伴い、金属ベースプリ
ント配線板の電子部品が発熱したり、ポリゴンモータの
摩擦熱が発生するが、この熱は、金属ベースプリント配
線板に伝わり、切欠き穴を介して案内通路から光学ハウ
ジングの外部に放熱される。
【0009】金属ベースプリント配線板の裏面が切欠き
穴から露出しており、露出した裏面全体が案内通路を介
して直接外気と接することにより、充分な放熱を行うこ
とができるので、光学ハウジング内の温度上昇を防止す
ることができる。また、温度上昇を防止するための放熱
フィン等を別途設ける必要が無いので、部品点数及びコ
ストの低減が図れるとともに、構成が簡単である。更
に、案内通路を設けることにより、切欠き穴から露出し
ている金属ベースプリント配線板の裏面に、外力が直接
作用し難くなるので、金属ベースプリント配線板の変形
を防止できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、電子部品のうち少なくとも1つはコネ
クタであり、金属ベースプリント配線板におけるコネク
タの実装部分に対応する裏面が、光学ハウジングの底部
と接触していることを特徴とする。
【0011】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、コネ
クタを金属ベース配線板に接続するとき、光学ハウジン
グの底部が金属ベースプリント配線板を受けることによ
り、コネクタの接続の際に、金属ベースプリント配線板
に直接負荷がかからなくなるので、金属ベースプリント
配線板の変形を防止できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、光学ハウジングは、ポリゴンミ
ラーとポリゴンモータと金属ベースプリント配線板とを
収納する収納部を備え、収納部の底部は、光学ハウジン
グの底部の一部を形成しており、収納部の底部の面積
は、金属ベースプリント配線板の面積と略等しいことを
特徴とする。
【0013】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、収納部の底部の面積を金属ベースプリント配線板の
面積と略等しくすることで、収納部を小さくすることが
できることにより、収納部の剛性を向上することができ
るので、光学ハウジングの変形を防止できる。また、光
学ハウジングの変形による異常画像の発生を防止でき
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
に記載の発明において、光学ハウジングと金属ベースプ
リント配線板との間で且つ少なくとも切欠き穴を除いた
部分に、発泡部材を介在させたことを特徴とする。
【0015】この請求項4に記載の発明では、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、発泡部材が光学ハウジングと金属ベースプ
リント配線板との間を塞ぐことにより、光学ハウジング
の密閉性が向上するので、防塵性が向上するとともに、
ポリゴンミラーの風切り音等の騒音を低減することがで
きる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の発明において、光学ハウジングの底
部には、金属ベースプリント配線板をねじ止めするため
のねじ穴を備え、ねじ穴がめくら穴であることを特徴と
する。
【0017】この請求項5に記載の発明では、請求項1
乃至4のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、ねじ穴がめくら穴であることにより、ねじ
の締結時に生じる削りカスが、光学ハウジングの外部に
漏れることを防止できる。また、削りカスが光学ハウジ
ングの外部に漏れるのを防止できることにより、光書込
ユニットが装着された画像形成装置内の他の電子部品や
装置等に、削りカスが混入するのを防止でき、削りカス
の混入による電子部品の導通不良を防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。先ず、図1乃
至図4に基づいて、第1実施の形態を説明する。光書込
装置1は、図示しないレーザプリンタに設けられてお
り、像担持体である感光体3に、光ビームによる書込を
おこなって原稿画像の画像データに対応した静電潜像を
形成するものである。
【0019】光書込装置1は、樹脂製の光学ハウジング
5を有しており、光学ハウジング5は、金属製のカバー
6により覆われており、光学ハウジング5に一体に成形
された内壁9により偏向室(収納部)11と結像室13
とに区画されている。この内壁9には、光ビームを通過
可能にするために図示しない防音ガラスが設けられてい
る。尚、カバー6は、樹脂製であっても良い。また、光
学ハウジング5に内壁9を設けずに、偏向室11と結像
室13とを1つの室として構成しても良い。
【0020】光学ハウジング5を樹脂で構成すること
で、亜鉛・アルミダイキャストやマグネシウム合金等の
金属材料を用いることに比べて、コストを低減でき、光
学ハウジング5の軽量化を図ることができる。
【0021】偏向室11には、ポリゴンミラー17と、
ポリゴンミラー17を矢印A方向に回転駆動させる駆動
装置19とが配置されている。駆動装置19は、ポリゴ
ンモータ21と、金属ベースプリント配線板25(以
後、単に「配線板」という)とを有している。この駆動
装置19により回転駆動するポリゴンミラー17は、光
ビームを偏向しつつ、感光体3上を図2の矢印B方向に
等速走査するようになっている。尚、本実施の形態で
は、ポリゴンミラー17と駆動装置19とは、例えば、
モータハウジング等により密閉に保持されておらず、偏
向室11内で開放されている(いわゆる開放タイプ)。
【0022】ポリゴンモータ21は、配線板25上に設
けられており、ポリゴンモータ21の軸受部22が配線
板25の裏面25bから突出している。配線板25は、
ポリゴンモータ21が取り付けられている表面25a側
にのみ、駆動用IC(電子部品)23、コネクタ(電子
部品)24等が設けられている。また、配線板25の裏
面25bは、光学ハウジング5の底部5aの一部である
偏向室11の底部11aに載置されており、配線板25
は、配線板25に形成されたねじ穴25dを介してねじ
26により固定されている。
【0023】本実施の形態では、偏向室11の底部11
aを、配線板25の面積と略等しくなるように偏向室1
1を設けている。従って、偏向室11を小さくすること
ができるので、偏向室11の剛性が向上し、光学ハウジ
ング5の変形を防止できる。また、光学ハウジング5の
変形を防止できるので、光学ハウジング5の変形による
光ビームの光路のずれ等を防止でき、異常画像の発生を
防止できる。
【0024】偏向室11の底部11aには、配線板25
の裏面25bから突出する軸受部22が嵌合する嵌合穴
51と、嵌合穴51に嵌合した軸受部22の底部に嵌合
しつつ軸受部22を支持する支持部52と、ねじ26の
ねじ穴53と、受け面11cとが形成されている。偏向
室11の底部11aの嵌合穴51に、ポリゴンモータ2
1の軸受部22が嵌合しつつ支持部22に支持されるこ
とにより、ポリゴンモータ21が光学ハウジング5に対
して位置決めされる。本実施の形態では、嵌合穴51の
直径は、ポリゴンモータ21の軸受部22の外径と略同
じか、やや大きめに設定されている。
【0025】ねじ穴52は、めくら穴であり、偏向室1
1の外部に突出したボス55に形成されている。ねじ穴
52がめくら穴であることにより、ねじ26の締結時に
生じる削りカスが、光学ハウジング5の外部に漏れるこ
とを防止できる。削りカスの漏出を防止できることによ
り、例えば、樹脂の削りカスがレーザプリンタ内の他の
電子部品に混入して導通不良を起こしたりすることを防
止でき、レーザプリンタ内の汚れを防止できる。
【0026】受け面11cは、コネクタ24が配線板2
5に差し込まれたとき、配線板25におけるコネクタ2
4の実装部分に対応する裏面25cを受けるものであ
る。これにより、コネクタ24を配線板25に差し込ん
だときに、配線板25に直接負荷がかからなくなるの
で、配線板25の変形を防止できる。これに対し、後述
する切欠き穴57により、コネクタ24の実装部分に対
応する裏面25cが露出している場合は、コネクタ24
を差し込んだときの負荷により、配線板25が変形する
虞がある。
【0027】また、偏向室11の底部11aには、嵌合
穴51及びねじ穴52の近傍を避けるように、放熱用の
切欠き穴57が形成されており、切欠き穴57から配線
板25の裏面25bが露出している。本実施の形態で
は、切欠き穴57は、図3に示すように、嵌合穴51の
左右に位置して設けられており、各切欠き穴57から放
熱される熱を案内する案内通路59が、光学ハウジング
5と一体に設けられている。
【0028】案内通路59は、断面が略L字状をなして
おり、L字状の底部59aの面積は、それぞれの切欠き
穴57と略同じ面積にしている。また、偏向室11と、
案内通路59の底部59aとの間には所定の隙間hが形
成されており、切り抜き穴57から露出する配線板25
の裏面25bと外気との熱交換を容易に行えるようにし
ている。尚、隙間hは、1mm以上形成されていること
が好ましい。
【0029】結像室13には、光ビーム発生手段である
半導体光ビーム源29と、コリメータレンズ31と、シ
リンドリカルレンズ33と、fθレンズ(結像レンズ)
35と、像面湾曲補正用、或いは面倒れ補正用の長尺レ
ンズ(結像レンズ)37と、同期検知ミラー39と、同
期検知用シリンダレンズ41と、同期検知センサ43と
が収納されている。尚、本実施の形態では、fθレンズ
35及び長尺レンズ37は、生産性、コスト性の観点か
らプラスチックで構成されているが、これに限定され
ず、ガラス製であっても良い。
【0030】次に、上述した構成に基づき、本実施の形
態の作用を説明する。ポリゴンモータ21が設けられた
配線板25を偏向室11に取り付けるときは、ポリゴン
モータ21の軸受部22を嵌合穴51に嵌合することに
より、ポリゴンミラー17の位置決めを行い、配線板2
5の4つのねじ穴53にそれぞれ、ねじ26を締結して
配線板25を偏向室11の底部11aに固定することに
よりおこなう。
【0031】光書込ユニット1の駆動時においては、半
導体光ビーム源29から発せられた光ビームは、コリメ
ータレンズ31、シリンドリカルレンズ33を透過した
後に、偏向室11に入射する。偏向室11に入射した光
ビームは、駆動装置19により回転駆動するポリゴンミ
ラー17により偏向され、感光体3に向けて出射する。
偏向室11から出射した光ビームは、fθレンズ35、
長尺レンズ37を透過後、感光体3上を走査する。尚、
有効書込領域外の光ビームの一部は、同期検知ミラー3
9によって反射され、同期検知用シリンダレンズ41を
透過後に、同期検知センサ43の受光面に入射し、これ
により同期検知センサ43による同期検知が行われる。
【0032】ポリゴンミラー17は、駆動装置19によ
って回転駆動するが、この回転駆動による摩擦熱や、駆
動用IC23からの発熱等により、偏向室11内に熱が
発生する。この熱は、熱伝導率の高い金属製の配線板2
5に伝わり、底部11aに形成された切欠き穴57から
案内通路59に案内されて光学ハウジング5外に放熱さ
れる(図1の矢印C参照)。
【0033】配線板25の裏面25bが底部11aの切
欠き穴57から露出しており、露出した裏面25b全体
が案内通路59を介して直接外気と接することにより、
充分な放熱を行うことができる。従って、光学ハウジン
グ5内の温度上昇を防止することができる。また、温度
上昇を防止するための放熱フィン等を別途設ける必要が
無いので、部品点数及びコストの低減が図れるととも
に、構成が簡単である。更に、案内通路26を設けるこ
とにより、切欠き穴57から露出している配線板25の
裏面25bに、外力が直接作用し難くなるので、配線板
25の変形を防止できる。
【0034】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。
【0035】図5に示すように、第2実施の形態では、
支持部22及び案内通路26が設けられていないことが
第1実施の形態と異なる。ポリゴンモータ21が取り付
けられた配線板25の偏向室11への取り付けは、ポリ
ゴンモータ21の軸受部22を嵌合穴51に嵌合して位
置決めをおこなった後、各ねじ穴53にそれぞれねじ2
6を締結することによりおこなう。駆動時において、ポ
リゴンモータ21や集積回路23からの熱は、配線板2
5に伝わった後に、切欠き穴57を介して直接放熱され
る。
【0036】次に、図6及び図7に基づいて、第3実施
の形態を説明する。第3実施の形態では、配線板25の
裏面25bと偏向室11の底部11aとの間に、ウレタ
ンゴム等の発泡部材60を介在させたことが第2実施の
形態と異なる。本実施の形態では、発泡部材60は、図
7に示すように、略O字型をなしており、嵌合穴51、
ねじ穴53、切欠き穴57を避けるように配置されてい
る。尚、発泡部材60の厚さtは、1mm以上にしてい
る。発泡部材60が、底部11aと配線板25の裏面2
5bとの間を塞ぐことにより、光学ハウジング5の密閉
性が向上するので、防塵性が向上するとともに、ポリゴ
ンミラー17の風切り音等の騒音を低減することができ
る。
【0037】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、切欠き穴57の形状及び数は、
上述の実施の形態に限定されるものではなく、偏向室1
1の底部11aにおいて、嵌合穴51及びねじ穴53の
近傍以外の部位に形成すれば、その形状及び数は特に限
定しない。尚、切欠き穴57が大きいほど、放熱性が良
くなることは言うまでもない。
【0038】発泡部材60配置位置は、第3実施の形態
に限定されるものではなく、例えば、配線板25の外周
に配置して、配線板25の外周部分と偏向室11の底部
11aとを塞ぐように配置する等、配線板25と偏向室
11の底部11aとを塞ぐとともに、嵌合穴51、ねじ
穴53、及び切欠き穴57を塞がないように配置すれば
良い。
【0039】また、発泡部材60を、第1実施の形態の
配線板25及び偏向室11の底部11aとの間に配置し
ても良い。
【0040】本発明は、レーザプリンタに適用したが、
これに限定されるものではなく、例えば、複写機、ファ
クシミリ、或いはこれらの複合機等の画像形成装置に適
用しても同様な作用効果を得る。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、金属ベース
プリント配線板の裏面が切欠き穴から露出しており、露
出した裏面全体が案内通路を介して直接外気と接するこ
とにより、充分な放熱を行うことができるので、光学ハ
ウジング内の温度上昇を防止することができる。また、
温度上昇を防止するための放熱フィン等を別途設ける必
要が無いので、部品点数及びコストの低減が図れるとと
もに、構成が簡単である。更に、案内通路を設けること
により、切欠き穴から露出している金属ベースプリント
配線板の裏面に、外力が直接作用し難くなるので、金属
ベースプリント配線板の変形を防止できる。
【0042】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、コネクタを金
属ベース配線板に接続するとき、光学ハウジングの底部
が金属ベースプリント配線板を受けることにより、コネ
クタの接続の際に、金属ベースプリント配線板に直接負
荷がかからなくなるので、金属ベースプリント配線板の
変形を防止できる。
【0043】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、収納部
の底部の面積を金属ベースプリント配線板の面積と略等
しくすることで、収納部を小さくすることができること
により、収納部の剛性を向上することができるので、光
学ハウジングの変形を防止できる。また、光学ハウジン
グの変形による異常画像の発生を防止できる。
【0044】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、発泡部材が光学ハウジングと金属ベースプリント配
線板との間を塞ぐことにより、光学ハウジングの密閉性
が向上するので、防塵性が向上するとともに、ポリゴン
ミラーの風切り音等の騒音を低減することができる。
【0045】請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
4のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、ねじ穴がめくら穴であることにより、ねじの締結時
に生じる削りカスが、光学ハウジングの外部に漏れるこ
とを防止できる。また、削りカスが光学ハウジングの外
部に漏れるのを防止できることにより、光書込ユニット
が装着された画像形成装置内の他の電子部品や装置等
に、削りカスが混入するのを防止でき、削りカスの混入
による電子部品の導通不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の偏向室を示す断面図である。
【図2】第1実施の形態に係る光書込ユニットを示す平
面図である。
【図3】偏向室に金属ベースプリント配線板を取り付け
る状態を示す図である。
【図4】ねじ穴を示す断面図である。
【図5】第2実施の形態に係る偏向室を示す断面図であ
る。
【図6】第3実施の形態に係る偏向室を示す断面図であ
る。
【図7】偏向室に金属ベースプリント配線板を取り付け
る状態を示す図である。
【図8】従来に係る光書込ユニットを示す図である。
【符号の説明】
1 光書込ユニット 3 感光体(像担持体) 5 光学ハウジング 11 偏向室(収納部) 11a 偏向室の底部 17 ポリゴンミラー 21 ポリゴンモータ 23 駆動用IC(電子部品) 24 コネクタ(電子部品) 25 金属ベースプリント配線板 29 半導体光ビーム源(光ビーム発生手段) 35 fθレンズ(光学素子) 37 長尺レンズ(光学素子) 53 ねじ穴 57 切欠き穴 59 案内通路 60 発泡部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビーム発生手段から出射された光ビー
    ムを偏向するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーを回転
    駆動するポリゴンモータと、表面にのみ電子部品が実装
    されたポリゴンモータ駆動用の金属ベースプリント配線
    板と、ポリゴンミラーにより偏向された光ビームを像担
    持体に結像する光学素子と、これらを収納する光学ハウ
    ジングとを備え、金属ベースプリント配線板の裏面が、
    光学ハウジングの底部に載置される光書込ユニットにお
    いて、 光学ハウジングの底部には、金属ベースプリント配線板
    の裏面を露出させるための切欠き穴が形成されており、
    且つ切欠き穴から放熱される熱を案内する案内通路を設
    けたことを特徴とする光書込ユニット。
  2. 【請求項2】 電子部品のうち少なくとも1つはコネク
    タであり、金属ベースプリント配線板におけるコネクタ
    の実装部分に対応する裏面が、光学ハウジングの底部と
    接触していることを特徴とする請求項1に記載の光書込
    ユニット。
  3. 【請求項3】 光学ハウジングは、ポリゴンミラーとポ
    リゴンモータと金属ベースプリント配線板とを収納する
    収納部を備え、収納部の底部は、光学ハウジングの底部
    の一部を形成しており、収納部の底部の面積は、金属ベ
    ースプリント配線板の面積と略等しいことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の光書込ユニット。
  4. 【請求項4】 光学ハウジングと金属ベースプリント配
    線板との間で且つ少なくとも切欠き穴を除いた部分に、
    発泡部材を介在させたことを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の光書込ユニット。
  5. 【請求項5】 光学ハウジングの底部には、金属ベース
    プリント配線板をねじ止めするためのねじ穴を備え、ね
    じ穴がめくら穴であることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載の光書込ユニット。
JP2000155792A 2000-05-26 2000-05-26 光書込ユニット Pending JP2001337290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000155792A JP2001337290A (ja) 2000-05-26 2000-05-26 光書込ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000155792A JP2001337290A (ja) 2000-05-26 2000-05-26 光書込ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001337290A true JP2001337290A (ja) 2001-12-07

Family

ID=18660674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000155792A Pending JP2001337290A (ja) 2000-05-26 2000-05-26 光書込ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001337290A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6943926B2 (en) 2002-06-07 2005-09-13 Fujinon Corporation Optical scanner
JP2006195288A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Ricoh Co Ltd 光書込装置および画像形成装置
JP2007333917A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Ricoh Co Ltd 光書込装置、画像形成装置
US7466936B2 (en) 2005-03-18 2008-12-16 Funai Electric Co., Ltd. Laser printer apparatus

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6943926B2 (en) 2002-06-07 2005-09-13 Fujinon Corporation Optical scanner
CN1307459C (zh) * 2002-06-07 2007-03-28 富士能株式会社 光扫描装置
JP2006195288A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Ricoh Co Ltd 光書込装置および画像形成装置
JP4520312B2 (ja) * 2005-01-14 2010-08-04 株式会社リコー 画像形成装置
US7466936B2 (en) 2005-03-18 2008-12-16 Funai Electric Co., Ltd. Laser printer apparatus
JP2007333917A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Ricoh Co Ltd 光書込装置、画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100694141B1 (ko) 광주사장치
JP2007240944A (ja) 光走査装置、画像形成装置
US7019878B2 (en) Optical deflector and optical scanner having the optical deflector
JP2006251166A (ja) 光走査装置
JP2007219508A (ja) 光走査装置
JP2001337290A (ja) 光書込ユニット
JP4398289B2 (ja) 光書込装置及び画像形成装置
JP4594017B2 (ja) 走査光学装置
JP2005189577A (ja) 走査光学装置
JP2001330791A (ja) 光書込装置
JPH10268218A (ja) 光書込ユニット
JP2001194612A (ja) 走査光線出力ユニットおよびプリント装置
JP2001337291A (ja) 光書込ユニットの冷却機構
JP5061178B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2001296495A (ja) 光書込装置
JP5320709B2 (ja) 画像形成装置
JP5238732B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2003127457A (ja) 光書込み装置
JP2000338439A (ja) 光書込ユニット
JP4387260B2 (ja) 光書込装置及び画像形成装置
JP2000330061A (ja) 光走査装置
JP2010224083A (ja) 画像形成装置
JP3187645B2 (ja) 光走査装置
JP2002131676A (ja) 書込光学装置及び画像形成装置
JP2001330792A (ja) 光書込ユニット