JP2006119276A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006119276A
JP2006119276A JP2004305806A JP2004305806A JP2006119276A JP 2006119276 A JP2006119276 A JP 2006119276A JP 2004305806 A JP2004305806 A JP 2004305806A JP 2004305806 A JP2004305806 A JP 2004305806A JP 2006119276 A JP2006119276 A JP 2006119276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
plate
cover
motor
polygon motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004305806A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kojima
隆宏 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004305806A priority Critical patent/JP2006119276A/ja
Priority to US11/253,760 priority patent/US20060082639A1/en
Publication of JP2006119276A publication Critical patent/JP2006119276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】モータの振動騒音及び熱の発生を低減させる。
【解決手段】光源からの光線を走査するポリゴンモータ20をハウジング15内に備えた
光走査装置である。上記ポリゴンモータ20を支持するプレート21と、当該プレート21に固定されて上記ポリゴンモータ20を覆うカバー22とを備えた。上記ハウジング15は合成樹脂で成形し、上記プレート21及びカバー22は金属で成形した。上記カバー22には、放熱フィン30を備え、この放熱フィン30を上記ハウジング15から外部に延出させた。上記プレート21は、上記ポリゴンモータ20の基端部を嵌め合いで位置決めして固定する固定筒部24を備えた。固定筒部24の先端には放熱フィン26を備え、ハウジング15の非接触挿入穴18に、接触しないように挿入して、ハウジング15から外部に延出させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファクシミリやプリンタなどに用いられる電子写真方式を採用した画像形成装置等に装着される光走査装置に関する。
電子写真方式を採用した画像形成装置は、感光体ドラムの周囲に帯電器、露光装置、現像装置および転写装置が配設されている。そして、感光体ドラムを回転して、帯電器により感光体ドラムの表面を露光して静電潜像を形成し、次いで現像装置により静電潜像を現像して感光体ドラムの表面にトナー像を形成し、次いで転写装置により感光体ドラムの表面のトナー像を記録紙に転写する。さらに、トナー像を転写された記録紙は定着装置で定着する。
この画像形成装置の露光装置では、レーザ光源と、このレーザ光源から出射されるレーザ光を偏向走査するポリゴンミラーと、このポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータと、上記ポリゴンミラーで偏向走査されたレーザ光を前記感光体に結像する光学系とを、ハウジング内に収めて構成されている。
そして、電気信号により変調されたレーザ光をレーザ光源から出射し、出射したレーザ光をポリゴンミラーで反射してレンズにより感光体ドラムに収束して結像させる。さらに、ポリゴンモータによりポリゴンミラーを回転させることで、レーザ光を偏向させて感光体ドラムの表面を走査させて、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する。
このような構成の露光装置の一例としては特許文献1がある。
特開2002−108152
このような従来の露光装置では、ポリゴンモータがハウジングに直接固定されているため、ポリゴンモータの振動が問題になる。ポリゴンモータが小さい場合や回転数が低い場合には振動も小さくて特に問題にならないが、ポリゴンモータが大きい場合や回転数が高い場合は、振動が大きくなってハウジングを共振させて、騒音が発生するという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、ポリゴンモータで生じる振動の伝達を抑えて騒音を低減した光走査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、光源からの光線を走査するポリゴンモータをハウジング内に備えた光走査装置であって、上記ポリゴンモータを支持するプレートと、当該プレートに固定されて上記ポリゴンモータを覆うカバーとを備え、上記ハウジングを合成樹脂で成形し、上記プレート及びカバーを金属で成形したことを特徴とする。
上記構成により、上記プレート及びカバーを金属で成形することで、上記ポリゴンモータは金属で覆われ、上記ハウジングに伝わる振動が遮断される。
上記カバーには、放熱フィンを備えると共に、上記ハウジングに固定された状態で、上記放熱フィンが上記ハウジングから外部に延出するように構成することが望ましい。
これにより、上記ポリゴンモータ等で生じる熱を外部に効率的に放出することができる。
上記プレートは、上記ポリゴンモータの基端部を嵌め合いで位置決めして固定する固定筒部を有し、当該固定筒部が、上記プレートが上記ハウジングに固定された状態で、当該ハウジングと接触しないように当該ハウジングとの間に隙間を設けて形成することが望ましい。
これにより、上記固定筒部によって上記ポリゴンモータを嵌め合いで固定することで、ポリゴンモータで発生する振動を低く抑えることができる。さらに、上記固定筒部と上記ハウジングとの間に隙間を設けて互いに接触しないようにすることで、ポリゴンモータで発生する振動の上記ハウジングへの伝達を抑えることができる。
上記プレートの固定筒部は、その先端部に放熱フィンを備えると共に、上記プレートが上記ハウジングに固定された状態で、上記放熱フィンが上記ハウジングから外部に延出させることが望ましい。
これにより、ポリゴンモータで発生する熱は、固定筒部に伝わり、上記ハウジングから外部に延出した上記放熱フィンに伝わって、外部に放出される。
上記プレートとカバーとの間には、上記ポリゴンモータで発生する振動を吸収する緩衝材を備えることが望ましい。
これにより、ポリゴンモータで発生する振動は、プレートに伝わり、カバーにも伝わるが、このとき緩衝材が振動を吸収して低減させる。
上記プレート及びカバーを金属で成形して、上記ポリゴンモータを金属で覆い、上記ハウジングに伝わる振動を遮断するため、上記ハウジングが共振して発生する騒音を大幅に低減することができる。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は本実施形態に係る光走査装置のモータブロックを示す分解斜視図、図2は本実施形態に係る光走査装置を組み込んだ画像形成装置の構成を模式的に示す断面図、図3は本実施形態に係る光走査装置のモータブロックをそのカバーを除いた状態で示す分解斜視図、図4は本実施形態に係るモータブロックを示す斜視図、図5はハウジングにプレートを固定する状態を示す分解斜視図、図6はハウジングにプレートを固定した状態を示す斜視図、図7はハウジングに蓋板を取り付けた状態を示す斜視図、図8はハウジングをその裏面から示す底面図である。
図2に示す画像形成装置は、記録紙を下側から上側へ上下方向に沿って搬送して画像記録を行う方式を採用したもので、現像剤として磁性トナーを用いている。図中の1は画像形成装置本体、2は感光体ドラムで、この感光体ドラム2は図示しない回転駆動装置により図示矢印方向へ回転される。この感光体ドラム2の周囲には図中の左側位置から帯電装置3、光走査装置4、現像装置5、転写装置6およびクリーニング装置7が設けられている。コロナ帯電方式を採用した帯電装置3は回転する感光体ドラム2の表面を帯電させる。次いで、光走査装置4は感光体ドラム2の表面にレーザ光Lを照射して露光して静電潜像を形成する。次いで、現像装置5は現像ローラ5aにより感光体ドラム2の表面に磁性トナーTを供給して静電潜像を現像してトナー像を形成する。次いで、転写装置6は感光体ドラム2の表面に形成されたトナー像を記録紙Pに転写する。次いで、クリーニング装置7は転写後に感光体ドラム2の表面に残留する磁性トナーを取り除く。
図中8は現像装置5の下側に設けられた給紙カセット、9は給紙カセット8に積層して収容された記録紙Pを繰り出す繰り出しローラ、10は繰り出された記録紙Pを感光体ドラム2と転写装置6との間に向けて上昇搬送する搬送ローラ、11は感光体ドラム2と転写装置6との間の上側に設けられ、これらの間を通過してトナー像を転写された記録紙Pを通過させてトナー像を定着する定着装置、12は定着装置11を通過した記録紙Pを装置本体1の上面部に設けた排紙トレイ13へ排出する排出ローラである。
次に、上記画像形成装置に組み込まれた光走査装置4について説明する。この光走査装置4は、レーザ式光走査装置であり、図1、図3ないし図8に示すように構成されている。
光走査装置4は主に、ハウジング15と、蓋板16と、モータブロック17とから構成されている。なおここでは、説明を簡単にするために、光源等の光学素子は省略しているが、偏向前光学系はモータブロック17の外部に設けられる。モータブロック17の内部に設ける場合もある。いずれの構成でも本願発明を適用することができる。
ハウジング15は、図5から図8に示すように、全体を皿状に設けられ、その一端(図8中の下端)にモータブロック17が装着されるモータブロック収納部15Aが設けられている。このモータブロック収納部15Aには、後述するモータブロック17の固定筒部24が接触しないで挿入される非接触挿入穴18が設けられている。ハウジング15の他端側(図8中の上端側)には、モータブロック17で偏向されたレーザ光の出射経路を確保した扇状の空間が形成されている。このハウジング15は、その全体を合成樹脂で成形されている。この合成樹脂としては、ポリカーボネートとABS樹脂とを混合したもの等を使用している。また、ハウジング15の全面に補強用のリブが設けられている。
蓋板16は、図7に示すように、ハウジング15内にモータブロック17等が組み込まれた状態で、内部を塞ぐための部材である。この蓋板16は、ハウジング15の全体を塞ぐ形状には形成されておらず、後述するモータブロック17のカバー22の放熱フィン30が外部へ延出する部分(モータブロック収納部15A)を取り除いて形成されている。この蓋板16は、その全体を合成樹脂で成形されている。この合成樹脂としては、上記ハウジング15と同様に、ポリカーボネートとABS樹脂とを混合したもの等を使用している。
モータブロック17は、図1、図3及び図4に示すように、ポリゴンモータ20と、このポリゴンモータ20を支持するプレート21と、このプレート21に固定されてポリゴンモータ20を覆うカバー22とから構成されている。
ポリゴンモータ20は、ポリゴンミラー20Aを備えており、このポリゴンミラー20Aを高速で回転させることで、光源からのレーザ光を主走査方向に走査させる。さらに、ポリゴンモータ20は、回路板部20Bとモータ軸20Cとを備えている。
回路板部20Bは、ポリゴンモータ20を制御する制御回路を搭載した板材である。モータ軸20Cは、ポリゴンモータ20の本体部分であって、内部に回転軸(図示せず)を備えている。そして、この回転軸にポリゴンミラー20Aが取り付けられている。回路板部20Bは、モータ軸20Cの中間位置に取り付けられ、モータ軸20Cの基端部(図3の下端部)が回路板部20Bから下方に延出して形成されている。
プレート21は、ポリゴンモータ20を支持するための板材である。プレート21は、長方形状の平板で構成されている。プレート21の上側面には、回路板部20Bの位置決め用立て板21Aが2カ所に設けられている。さらに、プレート21には、ポリゴンモータ20のモータ軸20Cの基端部を固定するための固定筒部24が設けられている。この固定筒部24は、プレート21の下側面に一体的に設けられ、プレート21の上側面にモータ軸固定穴25が開口して設けられている。このモータ軸固定穴25の内径は、モータ軸20Cの基端部の外径とほぼ同じ寸法の設定されている。これにより、モータ軸20Cの基端部が、モータ軸固定穴25に嵌め合いで堅く挿入されて、位置決め固定される。さらに、固定筒部24の先端部(下端部)には放熱フィン26が設けられている。この放熱フィン26は、ポリゴンモータ20で発生する熱を外部に放出するための部材である。放熱フィン26を含む固定筒部24は、モータブロック17がハウジング15内に装着された状態で、ハウジング15の非接触挿入穴18に挿入されて、ハウジング15から外部に延出される。これにより、ポリゴンモータ20で発生する熱を、固定筒部24からハウジング15外に延出した放熱フィン26に伝えて、外部に放出するようになっている。さらに、放熱フィン26を含む固定筒部24は、モータブロック17がハウジング15内に装着されてこの固定筒部24がハウジング15の非接触挿入穴18に挿入された状態で、ハウジング15と接触しないようにハウジング15との間に隙間を設けて形成されている。即ち、放熱フィン26を含む固定筒部24の直径は、ハウジング15の非接触挿入穴18よりも小さく形成されて、互いに接触しないようになっている。これは、ポリゴンモータ20で発生した振動がハウジング15に直接伝達しないようにするためである。なお、プレート21の四隅には、カバー22を固定するためのネジ穴21Bが設けられている。これにより、カバー22がプレート21に、シール材27を介して取り付けられ、4本のネジ(図示せず)で固定される。
上記構成のプレート21は、アルミニウム等の金属で構成されている。これは、プレート21を熱伝導率のよいアルミニウム等の金属にすることで、固定筒部24の放熱フィン26に熱がよく伝わって、放熱効率が向上するためである。さらに、アルミニウム等の金属にすることで、ポリゴンモータ20をより堅固に支持することができると共に、ハウジング15を振動させやすい周波数の振動の伝達を抑えて騒音抑制効率を向上させることができるためである。また、ポリゴンモータ20より発せられる熱によって変形や解けることも無い。
カバー22は、ポリゴンモータ20を覆ってこのポリゴンモータ20から直接発生する騒音を外部に広げないようにするための部材である。カバー22は、上下を逆にした四角形の皿状に形成され、ポリゴンモータ20全体を覆うようになっている。カバー22の四隅には、プレート21とネジ(図示せず)で固定するためのネジ穴22Aが設けられている。カバー22の上側面には、その全面に放熱フィン30が設けられている。この放熱フィン30は、上記固定筒部24の放熱フィン26と同様に、ポリゴンモータ20で発生する熱を外部に放出するための部材である。放熱フィン30は、モータブロック17がハウジング15内に装着されて蓋板16で覆われた状態で、蓋板16とハウジング15との隙間から外部に延出するようになっている。さらにこの状態で、カバー22及び放熱フィン30が、ハウジング15及び蓋板16に接触しないように、その寸法及び形状が設定されている。なお、カバー22の一側面(図4の左奥側面)には、偏向前光学系からのレーザ光が入射し、ポリゴンミラー20Aで偏向されたレーザ光が出射する開口部(図示せず)が設けられている。
上記構成のカバー22は、上記プレート21と同様に、アルミニウム等の金属で構成されている。これにより、上記プレート21と同様に、放熱フィン30に熱を伝えて、放熱効率が向上させることができるようになる。さらに、プレート21と一体になってポリゴンモータ20を覆い、ハウジング15を振動させやすい周波数の振動の伝達を抑えて騒音抑制効率を向上させることができるようになる。
以上の構成により、画像形成装置の動作に伴って、光走査装置4では、ポリゴンモータ20が高速で回転して、レーザ光を走査する。これに伴って、ポリゴンモータ20から振動が発生し、ポリゴンモータ20や光源等から熱が発生する。
このうち、ポリゴンモータ20からの振動は、このポリゴンモータ20がモータ軸固定穴25に嵌め合いで堅固に固定された金属のプレート21によって抑制される。このとき、ポリゴンモータ20の振動を完全に抑えることはできないため、プレート21が振動するが、この振動はカバー22で抑える。カバー22も金属であって相当の重量でプレート21を押さえているため、このカバー22によってプレート21の振動が大幅に低減される。
さらに、プレート21及びカバー22の金属の固有振動数は、合成樹脂製のハウジング15に比べて遙かに高いので、プレート21の振動と、ハウジング15の振動とが共振することもほとんど無い。
この場合でも、固定筒部24は、ポリゴンモータ20のモータ軸20Cを直接支持するため、プレート21に比較して振動が大きいが、固定筒部24は、ハウジング15の非接触挿入穴18に挿入されて、ハウジング15と接触していないため、固定筒部24の振動が直接ハウジング15に伝わることはない。大幅に低減されたプレート21からの振動がハウジング15に僅かに伝わるだけとなる。
これにより、ポリゴンモータ20からの伝達によるハウジング15の振動が減少して、ハウジング15の振動に伴う騒音を大幅に減少させることができる。
また、ポリゴンモータ20自体も騒音を発生するが、この騒音は、金属のプレート21とカバー22とで囲まれた空間から外部にほとんど伝達せず、走査されるレーザ光の開口部から僅かに伝達するだけである。この結果、ポリゴンモータ20で発生する騒音を大幅に減少させることができる。
一方、ポリゴンモータ20等で発生する熱は、プレート21及び固定筒部24に伝わるが、この熱は、ハウジング15の外部に延出している放熱フィン26に伝わって外部に放出される。さらに、カバー22にも熱が伝わるが、この熱はハウジング15の外部に延出している放熱フィン30に伝って外部に放出される。これにより、ポリゴンモータ20等を効率的に冷却して、ハウジング15内に熱がこもって異常に加熱するのを確実に防止することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
上記第1実施形態では、ポリゴンモータ20を覆うカバー22を設けたが、本実施形態はこのカバー22を設けない構成である。
ポリゴンモータ20から直接発生する騒音が低い場合は、ポリゴンモータ20の振動を抑えるだけでよいため、図3、図5、図6、図8に示すように、カバー22を設けずにポリゴンモータ20をプレート21に固定するだけの構成でもよい。この場合の構成は、上記第1実施形態の構成からカバー22を除いた構成であり、他の部分はすべて第1実施形態と同様である。
これにより、ポリゴンモータ20で発生する振動が、上記第1実施形態と同様に、プレート21で抑えられて、ハウジング15に伝わるのを防止する。この結果、ハウジング15の共振による騒音を大幅に低減させることができる。
[変形例]
上記実施形態では、プレート21とカバー22との間にシール材27を設けたが、このシール材27を設けずに、カバー22をプレート21に直接取り付けてもよい。この場合も、上記各実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
また、プレート21とカバー22との間に、ポリゴンモータ20で発生する振動を吸収する緩衝材を設けてもよい。この緩衝材としては、肉厚の弾性板材を使用し、プレート21とカバー22とを直接的には固定せず、プレート21と弾性板材及び弾性板材とカバー22とを互いに固定して、カバー22を弾性板材で支持する。これにより、ポリゴンモータ20からプレート21に伝わる振動を、弾性板材の弾性変形による熱に変換して吸収する。即ち、相当の重量のあるカバー22がおもりとなって、あまり振動せずに弾性板材を支持し、この弾性板材の弾性変形によって振動エネルギーを熱エネルギーに変換して、プレート21の振動を吸収する。これにより、プレート21の振動を低減させて、ハウジング15の振動を低減させることができる。
また、上記実施形態では、プレート21を板状に、カバー22を皿状に形成したが、逆にプレート21を皿状に、カバー22を板状にしてもよいことは言うまでもない。
[実施形態の効果]
上記実施形態によれば、上記プレート及びカバーを金属で成形して、上記ポリゴンモータを金属で覆い、上記ハウジングに伝わる振動を遮断するため、上記ハウジングが共振して発生する騒音を大幅に低減することができる。
上記カバーの放熱フィンで、上記ポリゴンモータ等で生じる熱を外部に効率的に放出するため、ハウジング内に熱がこもって加熱するのを防止することができる。
上記固定筒部で上記ポリゴンモータを固定してポリゴンモータで発生する振動を低く抑えると共に、上記固定筒部と上記ハウジングとの間に隙間を設けて互いに接触しないようにすることで、ポリゴンモータで発生する振動の上記ハウジングへの伝達を抑えることができるため、上記ハウジングが共振して発生する騒音を大幅に低減することができる。
上記固定筒部の先端部に放熱フィンを備えて、ポリゴンモータで発生する熱を、固定筒部から上記放熱フィンに伝えて外部に放出するため、上記ハウジング内が加熱するのを防止することができる。
上記プレートとカバーとの間に設けた緩衝材が、ポリゴンモータで発生する振動を吸収して低減させるため、上記ハウジングが共振して発生する騒音を大幅に低減することができる。
本発明の実施形態に係る光走査装置のモータブロックを示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る光走査装置を組み込んだ画像形成装置の構成を模式的に示す断面図である。 本発明の実施形態に係る光走査装置のモータブロックをそのカバーを除いた状態で示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るモータブロックを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るハウジングにプレートを固定する状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るハウジングにプレートを固定した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るハウジングに蓋板を取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るハウジングをその裏面から示す底面図である。
符号の説明
4:光走査装置、15:ハウジング、15A:モータブロック収納部、16:蓋板、17:モータブロック、18:非接触挿入穴、20:ポリゴンモータ、20A:ポリゴンミラー、20B:回路板部、20C:モータ軸、21:プレート、21A:位置決め用立て板、21B:ネジ穴、22:カバー、22A:ネジ穴、24:固定筒部、25:モータ軸固定穴、26:放熱フィン、27:シール材。

Claims (5)

  1. 光源からの光線を走査するポリゴンモータをハウジング内に備えた光走査装置であって、
    上記ポリゴンモータを支持するプレートと、当該プレートに固定されて上記ポリゴンモータを覆うカバーとを備え、
    上記ハウジングを合成樹脂で成形し、上記プレート及びカバーを金属で成形したことを特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1に記載の光走査装置であって、
    上記カバーが、放熱フィンを備えると共に、上記ハウジング内に装着された状態で、上記放熱フィンが上記ハウジングから外部に延出したことを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項1又は2に記載の光走査装置であって、
    上記プレートが、上記ポリゴンモータの基端部を嵌め合いで位置決めして固定する固定筒部を有し、
    当該固定筒部が、上記プレートが上記ハウジング内に装着された状態で、当該ハウジングと接触しないように当該ハウジングとの間に隙間を設けて形成されたことを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項3に記載の光走査装置において、
    上記プレートの固定筒部が、その先端部に放熱フィンを備えると共に、上記プレートが上記ハウジング内に装着された状態で、上記放熱フィンが上記ハウジングから外部に延出したことを特徴とする光走査装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    上記プレートとカバーとの間に、上記ポリゴンモータで発生する振動を吸収する緩衝材を備えたことを特徴とする光走査装置。
JP2004305806A 2004-10-20 2004-10-20 光走査装置 Pending JP2006119276A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004305806A JP2006119276A (ja) 2004-10-20 2004-10-20 光走査装置
US11/253,760 US20060082639A1 (en) 2004-10-20 2005-10-20 Light scanning unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004305806A JP2006119276A (ja) 2004-10-20 2004-10-20 光走査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006119276A true JP2006119276A (ja) 2006-05-11

Family

ID=36537236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004305806A Pending JP2006119276A (ja) 2004-10-20 2004-10-20 光走査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006119276A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008265222A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Kyocera Mita Corp 走査光学装置及びこれを搭載した画像形成装置
KR100913763B1 (ko) 2009-03-25 2009-08-25 삼성탈레스 주식회사 주사 장치의 모터 고정 장치
JP2009294313A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2013113982A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Kyocera Document Solutions Inc ポリゴンモーターユニット、およびこれを備えた光走査装置、画像形成装置
JP2014178341A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Canon Inc 画像形成装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0675184A (ja) * 1992-08-25 1994-03-18 Canon Inc 光偏向走査装置
JPH09105881A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Canon Inc 光走査装置
JPH11202250A (ja) * 1998-01-14 1999-07-30 Canon Inc 走査光学装置および画像形成装置
JPH11326813A (ja) * 1998-05-20 1999-11-26 Minolta Co Ltd ポリゴンミラー組立体
JP2000111825A (ja) * 1998-10-06 2000-04-21 Canon Inc 走査光学装置
JP2001208997A (ja) * 2000-01-28 2001-08-03 Ricoh Co Ltd 光走査装置
JP2003127457A (ja) * 2001-10-26 2003-05-08 Ricoh Co Ltd 光書込み装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0675184A (ja) * 1992-08-25 1994-03-18 Canon Inc 光偏向走査装置
JPH09105881A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Canon Inc 光走査装置
JPH11202250A (ja) * 1998-01-14 1999-07-30 Canon Inc 走査光学装置および画像形成装置
JPH11326813A (ja) * 1998-05-20 1999-11-26 Minolta Co Ltd ポリゴンミラー組立体
JP2000111825A (ja) * 1998-10-06 2000-04-21 Canon Inc 走査光学装置
JP2001208997A (ja) * 2000-01-28 2001-08-03 Ricoh Co Ltd 光走査装置
JP2003127457A (ja) * 2001-10-26 2003-05-08 Ricoh Co Ltd 光書込み装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008265222A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Kyocera Mita Corp 走査光学装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2009294313A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
KR100913763B1 (ko) 2009-03-25 2009-08-25 삼성탈레스 주식회사 주사 장치의 모터 고정 장치
JP2013113982A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Kyocera Document Solutions Inc ポリゴンモーターユニット、およびこれを備えた光走査装置、画像形成装置
JP2014178341A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Canon Inc 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5496170B2 (ja) ポリゴンモーターユニット、およびこれを備えた光走査装置、画像形成装置
US20060082639A1 (en) Light scanning unit
JP2006251166A (ja) 光走査装置
US7242505B2 (en) Beam deflector, light scanning unit using the same, and image forming apparatus using the light scanning unit
CN107976885B (zh) 成像设备
JP5272523B2 (ja) 画像形成装置
JP2006119276A (ja) 光走査装置
US10425550B2 (en) Optical scanning device with duct for heat dissipation, and image forming device having the same
JP2010276983A (ja) 画像形成装置および光走査装置
JP2011150005A (ja) 光学装置,画像形成装置
US20060198005A1 (en) Scanning unit and an image forming device comprising the same
JP2008020589A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2000180776A (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP5061178B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP5255795B2 (ja) 画像形成装置
JP5320709B2 (ja) 画像形成装置
JP4890954B2 (ja) 光書込装置、画像形成装置
JP5439396B2 (ja) 光走査装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5348303B2 (ja) 光走査装置
JP2007328276A (ja) 光走査装置
JP2007058000A (ja) 光学走査装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2017076000A (ja) 露光装置、及び画像形成装置
JP2000002854A (ja) 光偏向走査装置およびこれを搭載する画像形成装置
JP2008310142A (ja) 走査光学装置
JP2001208997A (ja) 光走査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100318

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110104