JP2009291376A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】球受皿の貯留量を多くすると共に確実に遊技球を一列に整流して打球発射部へ供給することができる遊技機を提供する。
【解決手段】球払出装置から払出される遊技球を貯留する貯留皿部36を備え、該貯留皿部36の遊技球を整流して打球発射部へ供給するようにした遊技機であって、貯留皿部36の後側壁部7aには球払出装置から払出される遊技球を該貯留皿部36へ導き入れる導入口37と、該貯留皿部36の遊技球を打球発射部へ送り出す導出口38が開設され、後側壁部7aの後方側に位置して導出口38から導出される遊技球を一列に整流して打球発射部へ供給する整流通路部44を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技球を貯留する貯留皿部を備え、この貯留皿部の遊技球を整流して打球発射部へ供給するようにした遊技機に関する。
従来、ぱちんこ遊技機において、球払出装置から払い出された遊技球は、遊技機の裏面側に設けられた球通路を通って遊技機前面側の球受皿に一時的に貯留され、球受皿から溢れた遊技球は、球受皿の下方に連通して設けられる余剰球皿に送り込まれて貯留される。そして、球受皿に貯留された遊技球は、打球発射部へ供給するために球受皿の貯留皿部内に突出して設けられた球崩し部により通路幅を下流に向かって徐々に絞り込む整流部により、遊技球を一列に整流して球出口から打球発射部へ供給するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、上記球受皿は、遊技球を整流する球崩し部が貯留皿部内に突出して設けられているため、球受皿に貯留される遊技球の貯留量がどうしても少なくなり、すぐに余剰球皿に溢れて貯留されることになる。しかも、整流時に球崩し部で球圧により球詰りが発生し易いため、球崩し部での球圧を小さくする必要があり、貯留皿部に一段状態で貯留するように、貯留皿部に遊技球が流入する導入口の開口下端とこの開口下方の貯留皿部の底面とを略同一の高さにしている。そのため、球受皿の遊技球がすぐに減少してしまい、遊技者は余剰球皿に溢れた遊技球を頻繁に上方の球受皿に移し換えて遊技をしなければならず、煩わしいものとなり遊技の興趣を損なう虞がある。
そこで、余剰球皿をなくして球受皿の後方に第二貯留部を設けて遊技機の貯留量を増やして、遊技球を球受皿に戻す煩わしさをなくすようにしたものが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−340085号公報 特開2007−190092号公報
しかしながら、上記特許文献2の構成では、依然として球受皿内に球崩し部を設けて整流しているため、この球崩し部により遊技球の貯留量が制約されて球受皿の貯留量を増やすことができないという問題がある。しかも、貯留皿部内に多量の遊技球を貯留すると、整流の際に球圧が大きくなるため球崩し部で球詰りが発生しやすくなるという問題がある。また、貯留部内に整流部が設けられているため、整流部で一列に整流された遊技球の上に遊技球が積み重なることがあり、球出口付近で球詰りが発生して打球発射部へ供給できなくなるという問題がある。
そこで本発明は、貯留皿部の貯留量を多くすると共に貯留皿部の遊技球を確実に一列に整流して打球発射部へ供給することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、球払出装置から払出される遊技球を貯留する貯留皿部を備え、該貯留皿部の遊技球を整流して打球発射部へ供給するようにした遊技機であって、前記貯留皿部の後側壁部には前記球払出装置から払出される遊技球を該貯留皿部へ導き入れる導入口と、該貯留皿部の遊技球を前記打球発射部へ送り出す導出口が開設され、前記後側壁部の後方側に位置して前記導出口から導出される遊技球を一列に整流して前記打球発射部へ供給する整流通路部を備えたことを特徴とする。
また、前記整流通路部は、前記導出口を介して前記球貯留部と連続する上流側の通路幅を後方に拡幅して球貯留部を形成すると共に下流側に向かうに従って通路幅を漸次縮幅したことを特徴とする。
前記導入口の開口下縁から該導入口の下方の前記貯留皿部の底面までの高低差を遊技球の直径より大きい段差で形成したことを特徴とする。
また、前記導出口の近傍に位置して前記貯留皿部内に該貯留皿部の遊技球を該導出口に誘導する誘導部を設けたことを特徴とする。
本発明においては、球圧により球詰りが起き易い整流通路部を貯留皿部の後側壁部の後方側に位置して設けたので、貯留皿部内に遊技球を整流するための球崩し部を設ける必要がなく、後側壁部の前面側に位置する貯留皿部の貯留量を増大させることができる。しかも、貯留皿部に遊技球が多量に貯留しても貯留皿部での遊技球の流下方向と整流通路部での遊技球の流下方向が逆になり、球圧が分散されるため整流通路部への球圧の影響が少なく、球詰りを起こすことなく貯留皿部の遊技球を確実に一列に整流して打球発射部に供給することができる。また、貯留皿部内での球詰りを気にすることがないので、貯留皿部の形状等の設計変更が容易にでき、機種により球受皿のデザインを自由に変更することができる。
また、前記導入口の開口下縁から該導入口の下方の前記貯留皿部の底面までを遊技球の直径より大きい高低差を有する段差で形成することにより、貯留皿部の底面に遊技球が貯留されている状態で、導入口から流入する遊技球が底面に貯留されている遊技球の上に自然に積み重なるように供給されるので、貯留皿部に多段状態で貯留されることになり、貯留皿部に流入する遊技球が増大し貯留量を多くすることができる。
以下に、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は遊技機としてのぱちんこ遊技機の正面図、図2はぱちんこ遊技機の背面図である。ぱちんこ遊技機1は、図1及び図2に示すように、そのぱちんこ遊技機1の外郭を形成する額縁状の外枠2を備え、その外枠2の前面に一側を軸支手段を介して枢支して、その前面側に向かって片開き可能に内枠3が支持されている。内枠3には、ガイドレール4により遊技領域5aが形成された遊技盤5が装着され、その下方に発射機構8が設けられている。また、内枠3の一側に遊技盤5の正面を覆う透明板を備えた前面枠6が開閉自在に設けられている。そして、その下方に前枠7が開閉自在に設けられ、その前面に遊技球を貯留し、貯留した遊技球を整流して発射機構8に遊技球を供給する球受皿9が設けられている。また、この球受皿9の右下側に遊技球の発射力を調節する発射ハンドル10が設けられている。
なお、本明細書において、ぱちんこ遊技機1における上下方向とは遊技盤5の盤面に沿う態様で遊技領域5aを遊技球が流下する方向(鉛直方向)を意味する。また、左右方向とは遊技盤5の盤面に沿う態様で上下方向に直交する方向(水平方向)を意味する。また、前後方向とは遊技盤5の盤面に直交する方向(水平方向)を意味し、遊技盤5の遊技者側が前側であり、遊技盤5の奥側(遊技領域5aの反対側)が後側である。
内枠3は、図2に示すように合成樹脂により縦長方形状に形成されると共に中央に窓部11が開設された枠状に形成され、窓部11の背面上方には、補給経路(図示せず)から補給される遊技球を貯留する球タンク12が設けられると共に、球タンク12の下流側に遊技球を整列して流下する直線又は屈曲状の球誘導路13が設けられる。そして、その下流に所定個数の遊技球を払出す球払出装置14が設けられ、その下方には、球払出装置14から払出された遊技球を球受皿9へ導く排出樋15が設けられている。
発射機構8は、図4に示すように、ベース体16に遊技球を遊技領域5aに向けて案内する発射レール17を備えると共に、後述する整流器18により発射レール17の打球発射部19に1個ずつ導かれた遊技球を遊技領域5aに打ち込む打球槌20と、打球槌20を往復動させる電気的駆動源としてのロータリーソレノイド21とを備え、発射ハンドル10の操作により遊技球を発射させる力を調整する可変抵抗器等の発射力調整手段を調節して、打球槌20を駆動させて遊技球を遊技領域5aに発射するようにしている。
また、ベース体16の後面側は、ロータリーソレノイド21やその制御基板が設けられる基板ケースとなっている。打球槌20は基端部をロータリーソレノイド21の回転軸21aに固定されており、該ロータリーソレノイド21を起動すると打球槌20がストッパー22aとストッパー22bとの間を往復動する。
整流器18は、図5に示すように、ケース体23に揺動自在に軸支され遊技球を打球発射部19に1個ずつ送り出す球送り部材24と、通電によりこの球送り部材24のヨークを吸着する電磁石25とを備えている。球送り部材24は、整流器18内へ導かれた遊技球を受け止め打球発射部19への流出を阻止する球止め部26と揺動により球止め部26に受け止められていた遊技球を受け入れ打球発射部19に送り出す受入凹部27とにより略V字状に形成されている。ぱちんこ遊技機1を正面視してケース体23の右側壁には球受皿9からの遊技球を受け入れる球入口28が開設され、後壁には打球発射部19に遊技球を1個ずつ送り出す球出口29が開設されている。そして、電磁石25を励磁・消磁を繰り返すことにより球送り部材24を揺動して、球止め部26に受け止められた遊技球を受入凹部27に受け入れて、球出口29を通じて打球発射部19へ遊技球を1個ずつ送り出すようになっている。また、最先の遊技球が球止め部26に止められる待機部の底部には球抜き孔が開設されて球抜き通路30と連通しており、常態では球抜き弁31により閉塞されて、後述するカバー体32に設けられる操作部33を操作することによりリンク部材34を介して球抜き孔を開閉するようになっている。なお、球入口28及び球出口29の開設箇所は、実施例に示した箇所に限定されるものではなく、打球発射部19等の位置により、球入口28は球送り部材24の球止め部26に遊技球を送り込む位置であればケース体23の前後左右及び上壁のいずれに開設してもよく、球出口29においてもケース体23の前後左右及び下壁のいずれかに開設すればよい。
球受皿9は、図3及び図7に示すように、前枠7の板状部の前面側に膨出状に設けられる合成樹脂製の皿本体35と、この皿本体35を囲むように曲線的に膨出した形状の合成樹脂製のカバー体32とを備え、皿本体35と前枠7とにより遊技球を貯留する凹状の貯留皿部36を構成している。つまり、前枠7の一部が貯留皿部36の後側壁部7aを構成している。貯留皿部36(皿本体35)は、図3に示すように平面視で左右に湾曲部を有した略左右対称形状をしており、貯留皿部36の底面49は、図6に示すように左右の一端側(実施例では左側)から他端側に向けて下り傾斜している。そして、後側壁部7aには上流側に位置して排出樋15と連通して、球払出装置14から払出される遊技球を貯留皿部36へ導き入れる導入口37を開設し、下流側に貯留皿部36の遊技球を打球発射部19へ送り出す導出口38を開設している。導入口37及び導出口38は横幅方向に遊技球が複数個(実施例では略3個分)同時に通過可能な大きさに開設しており、導出口38は高さ方向にも大きく(遊技球略2個分)開口している。
そして、導入口37は、図6及び図7に示すように開口下縁から導入口37の下方(直下)の貯留皿部36の底面49まで段差48を有して形成し、その高低差Dを遊技球の直径より大きくしている。そのため、貯留皿部36の底面49に遊技球が貯留された状態で、さらにその遊技球の上に導入口37から流入する遊技球が自然に積み重なるように供給され、貯留皿部36に遊技球が複数段で貯留されることになり、球受皿9に流入する遊技球が増大し貯留皿部36の貯留量を多くすることになる。
また、導入口37の下方には、図7仮想線に示すように導入口37から落下してくる遊技球の衝突による衝撃音や跳ね返りによる外部への飛び出しなどを軽減するために、樹脂製の緩衝部材39が設けられている。このとき、図7に示すように底面49を後方から挟み込むように前面側に傾斜して設けられ、底面49と緩衝部材39とのの間に0.3mmから0.7mm程度の隙間(好ましくは0.5mm程度)ができるように設けている。このため、導入口37から落下した遊技球が緩衝部材39に衝突し、その衝撃により緩衝部材39がその隙間範囲内で自在に揺動するため、遊技球の衝突エネルギーが緩衝部材39に吸収され、底面49に衝突した遊技球がその反発によって跳ね上がるのを抑えることができる。なお、緩衝部材39は、衝撃により破損しても交換できるように、着脱自在に設けられている。また、緩衝部材39は、傾斜により導入口37からの遊技球の流れを前方側に誘導すると共に、底面49との段差により球圧方向が一定とならず球崩しの効果を奏する。なお、緩衝部材39は、緩衝パットなどの敷物を敷設するようにしてもよい。
また、図3及び図6に示すように、貯留皿部36の下流側底面49に球抜き孔40が設けられ、この球抜き孔40にはカバー体32に設けられる操作レバー41を操作することにより開閉される開閉板42が配設されている。また、球抜き孔40は図6に示すように段差を介して設けられ、球抜き孔40に開閉板42を設けた状態で段差の上流側流下面,開閉板42,段差の下流側流下面の順に低くなるように設定されている。このため、球抜き孔40部(開閉板42上)に遊技球が滞留することがなく、しかも遊技球が段差を通過する際に球圧を分散して遊技球の相互の圧接状態を壊して遊技球の流れをスムーズにすることができる。
また、導出口38の近傍に位置して、後側壁部7a側から貯留皿部36内に突出するように貯留皿部36の遊技球を導出口38に誘導する誘導部43が形成されている。誘導部43は、図3に示すように流下方向に沿って前方への突出長さが徐々に増大する形状に形成され、上面は図6及び図8に示すように上面に載った遊技球が導出口38に向かわないように前方及び上流側(図上左側)に緩やかに下傾している。誘導部43を設けることにより、貯留皿部36の遊技球は誘導部43と貯留皿部36の湾曲周壁によって迂回するように導出口38にスムーズに誘導される。
なお、誘導部43に替えて図3鎖線に示すように、導出口38近傍の貯留皿部36の下流側湾曲壁に沿うように突出部50を形成してもよい。この突出部50は、湾曲壁から貯留皿部36内に突出するように設けられ、底面49との境界部に滑らかな凹曲面を形成している。そして、導入口37から流入した遊技球が貯留皿部36の前面周壁に沿って流下する際に、その突出部50に干渉することにより導出口38に向かう遊技球の流勢を減衰させて導出口38に誘導するように作用する。なお、誘導部43及び突出部50は貯留皿部36内に必ずしも設ける必要はなく、遊技球の自然流下により導出口38から流出するようにすればよい。
また、後側壁部7aの後方側に位置して、図3及び図8に示すように導出口38から導出される遊技球を一列に整流して整流器18を介して打球発射部19へ供給する整流通路部44が設けられている。言い換えれば、整流通路部44が後側壁部7aを介して前後方向に隣接して折り返すように形成されている。したがって、整流通路部44での遊技球の流下方向と整流通路部44での遊技球の流下方向が後側壁部7aを介して逆になり、遊技球は後側壁部7aを介してUターンするように流下する。このため、整流通路部44の球圧が緩和されることになる。また、整流通路部44は、導出口38と連通する上流側の通路幅を後方に湾曲状に拡幅(膨出)して球貯留部46を形成し、下流側に向かうに従って通路幅を漸次縮幅する収斂部45により、遊技球が一列で通過可能な幅に狭めて、その終端を整流器18の球入口28に連通させている。収斂部45には、球貯留部46の遊技球の球心を高さ方向にずらして、球圧を分散して一列に整流し易くする隆起部47が周壁側に頂部を有して形成されている。なお、整流通路部44の底部を球圧が分散して遊技球が整流し易いように段状に形成するようにしてもよい。また、実施例では後側壁部7aが整流通路部44の側壁部を構成している。
上記構成のぱちんこ遊技機1は、球払出装置14から貸球又は賞球として払い出される遊技球が図7仮想線に示すように導入口37から供給されると、遊技球は貯留皿部36を流下して図3仮想線に示すように誘導部43(突出部50)と皿本体35の湾曲壁に案内されて導出口38から後側壁部7aの後方に配設された球貯留部46に流出する。また、遊技者が遊技球を貯留皿部36内へ直接投入したり、台間球貸し機から貯留皿部36に払出したりする場合も、同様に、遊技球は底面49を転動して導出口38から球貯留部46に流出する。なお、貯留皿部36の周壁に突出部50を設けた場合には、周壁に沿うように流下した遊技球の流勢が突出部50に干渉することにより弱められ、球貯留部46に流出することになり、球貯留部46における球圧も緩和されることになる。そして、球貯留部46に流出した遊技球は、収斂部45で一列に整流され球入口28から整流器18に供給される。このとき、遊技球が収斂部45で整流される際に、隆起部47によって整流される遊技球同士の球心位置が高さ方向にずれるため、球圧方向が通路の底壁に沿った方向(二次元方向)から底壁と交差する方向(三次元方向)に変わることになる。このため、収斂部45で球詰りを起こすことなくスムーズに一列に整流することができる。そして、整流器18に入った遊技球は、図5に示す仮想線のように球送り部材24の球止め部26で受け止められる。そして、遊技者が発射ハンドル10を操作すると、発射機構8が発射動作し、それに伴って、球送り部材24が動作して球止め部26で受け止められた遊技球を1個ずつ受入凹部27に受け入れて、所定のタイミングで打球発射部19に供給し、打球槌20の打撃により遊技球は遊技領域5aに向けて発射される。
このように、球圧により球詰りが起き易い整流通路部44を貯留皿部36の後側壁部7aの後方側に位置して設けたので、後側壁部7aの前面側に位置する貯留皿部36に遊技球が多量に貯留されても、貯留皿部36での遊技球の流下方向と整流通路部44での遊技球の流下方向が逆になり、球圧が分散されるため整流通路部44への球圧の影響が少なく、球詰りを起こすことなく遊技球を確実に打球発射部19に供給することができる。また、整流通路部44を貯留皿部36の後側壁部7aの後方側に位置して設けることで、従来のように整流通路部44で一列に整流された遊技球の上に貯留皿部36の遊技球が直接積み重なることがないため、確実に一列状態で打球発射部19に供給することができる。しかも、貯留皿部36内に遊技球を一列に整流するための球崩し部を設ける必要がないため、貯留皿部36の貯留量を増大させることができる。
なお、貯留皿部36の後側壁部7aは、少なくとも球貯留部46及び整流通路部44の側壁部に相当する部位を、例えば透光性を有する合成樹脂等で形成し、球貯留部46及び整流通路部44に貯留されている遊技球が遊技者から視認できるようにしてもよい。これにより、球貯留部46及び整流通路部44の遊技球の状態を遊技者が把握することができ、球詰り等のトラブルも簡単に対応することができる。さらに球貯留部46及び整流通路部44(特に上流部)を照射する発光体を設けるのがよく、遊技球が遊技者から視認し易くなる。なお、この発光体は発射ハンドル10の操作時(遊技中)にのみ発光するように制御するのが好ましい。
また、実施例では球受皿9を、前枠7を介して前面枠6と別体で回動するように設けたが、前面枠6と一体的に回動するように設けるようにしてもよい。また、整流通路部44は内枠3側に設けるようにしても前枠7側に設けるようにしてもよい。
また、上記実施例において、遊技機としてぱちんこ遊技機を例に説明したが、遊技球を遊技媒体として遊技する雀球遊技機,アレンジボール式遊技機等にも本発明を適用することができる。また、実施の形態に示した内容に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の形態を実施し得るものである。
ぱちんこ遊技機の正面図である。 ぱちんこ遊技機の背面図である。 球受皿部の平面図である。 発射機構の正面図である。 整流通路部と整流器との関係を示す要部断面図である。 球受皿の要部正面断面図である。 球受皿の要部側断面図である。 球受皿の要部側断面図である。
符号の説明
1 ぱちんこ遊技機(遊技機)
7 前枠
7a 後側壁部
14 球払出装置
19 打球発射部
36 貯留皿部
37 導入口
38 導出口
43 誘導部
44 整流通路部
45 収斂部
46 球貯留部
48 段差
49 底面
50 突出部(誘導部)
D 高低差

Claims (4)

  1. 球払出装置から払出される遊技球を貯留する貯留皿部を備え、該貯留皿部の遊技球を整流して打球発射部へ供給するようにした遊技機であって、
    前記貯留皿部の後側壁部には前記球払出装置から払出される遊技球を該貯留皿部へ導き入れる導入口と、該貯留皿部の遊技球を前記打球発射部へ送り出す導出口が開設され、
    前記後側壁部の後方側に位置して前記導出口から導出される遊技球を一列に整流して前記打球発射部へ供給する整流通路部を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記整流通路部は、前記導出口を介して前記球貯留部と連続する上流側の通路幅を後方に拡幅して球貯留部を形成すると共に下流側に向かうに従って通路幅を漸次縮幅したことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記導入口の開口下縁から該導入口の下方の前記貯留皿部の底面までの高低差を遊技球の直径より大きい段差で形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記導出口の近傍に位置して前記貯留皿部内に該貯留皿部の遊技球を該導出口に誘導する誘導部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
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