JP5828476B2 - 遊技機 - Google Patents
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遊技球(P)が貯留される貯留部(42a)を形成した球受け皿(16)に、貯留部(42a)の底面で開口する球抜き口(50)と、該球抜き口(50)と連通して下向きに開口する球出口(65)と、球抜き口(50)と球出口(65)とを連通する球抜き通路(44)とが形成され、前記貯留部(42a)に貯留されている遊技球(P)を球出口(65)から排出するようにした遊技機において、
前記球抜き通路(44)は、後側から前側に向けて延在して球抜き口(50)から流入する遊技球(P)を案内する球通路(44b)を備え、該球通路(44b)の底面の前端部に前記球出口(65)が開口し、
前記球出口(65)より球通路(44b)を流下する遊技球(P)の進行方向前側に臨む壁面(68a)に、球出口(65)に向かう遊技球(P)に干渉して減勢する突部(69)が突設され、
前記突部(69)は、上側から下側に向かうにつれて後側に向けて漸次突出する形状に形成されたことを要旨とする。
また、突部に当った遊技球は後側に跳ね、球出口における後側に偏った位置から球箱に落下するので、球箱の前側へ遊技球が飛び出すのを抑制し得る。
請求項2に係る発明によれば、突部の傾斜面に当った遊技球を横方向に跳ねさせることができ、該遊技球を隣り合う別の傾斜面に当て遊技球をより減勢して、遊技球が飛散するのをより抑制し得る。また、傾斜面に当った遊技球が横方向に向かうことで球箱の一部に遊技球が集中して落下するのを防止することができる。すなわち、球箱の一部に遊技球が集中して落下すると該球が山形に貯留され、後から落下する遊技球が山の上部の遊技球に当ることで球箱から飛び出し易くなってしまうが、請求項3の発明では球箱に分散して遊技球を排出することができるので遊技球が山形に貯留され難く、これにより遊技球の球箱からの飛び出しを抑制し得る。
遊技球(P)が貯留される貯留部(42a)を形成した球受け皿(16)に、貯留部(42a)の底面で開口する球抜き口(50)と、該球抜き口(50)と連通して下向きに開口する球出口(65)と、球抜き口(50)と球出口(65)とを連通する球抜き通路(44)とが形成され、前記貯留部(42a)に貯留されている遊技球(P)を球出口(65)から排出するようにした遊技機において、
前記球抜き通路(44)は、前記球出口(65)の開口方向と交差する方向に延在して球抜き口(50)から流入する遊技球(P)を案内する球通路(44b)を備え、該球通路(44b)の底面に前記球出口(65)が開口し、
前記球出口(65)より球通路(44b)を流下する遊技球(P)の進行方向前側に臨む壁面(68a)に、球出口(65)に向かう遊技球(P)に干渉して減勢する突部(69)が突設され、
前記球出口(65)を挟んで前記壁面(68a)とは反対側の球通路(44b)の底面は、球通路(44b)を流下する遊技球(P)を前記突部(69)に向け案内する上向きの傾斜面(67b)を備えたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、遊技球が突部に当ることで減勢され、球受け皿の下方にセットした球箱に落下する際の遊技球の勢いは弱くなるので、該遊技球が球箱から飛び出すのを抑制することができる。
また、球通路を流下する遊技球を傾斜面によって突部に向けて案内することができ、遊技球の勢いを確実に減らすことができる。また、傾斜面自体も上向きとなっているので、遊技球が傾斜面を上ることでも勢いを弱まらせることができる。
実施例に係るパチンコ機10は、図1または図2に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤12を着脱可能に保持する本体枠としての中枠13が開閉および着脱可能に組付けられて、該遊技盤12の裏側に、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置14が着脱可能に配設されている。また、前記中枠13の前面側には、前記遊技盤12を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透明部材で前後に開口する窓部を覆うよう構成された開閉部材としての前枠15が開閉可能に組付けられると共に、該前枠15の下部位置にはパチンコ球Pを貯留する球受け皿16が前枠15と一体的に開閉可能に組付けられる。前枠15には、球受け皿16の側方に、前記中枠13に配設された打球発射装置(図示せず)を作動する操作ハンドル17が設けられ、該操作ハンドル17の回動操作によって打球発射装置が作動されて、前記球受け皿16に貯留されたパチンコ球Pが前記遊技盤12に向けて発射されるようになっている。なお、実施例では、前記図柄表示装置14としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置を採用し得る。
前記遊技盤12は、ベニヤ板や透明なアクリル板等から所定板厚の略矩形状に形成された板状体であって、該遊技盤12の表面(盤面)に配設された略円形状に湾曲形成する案内レール18により、パチンコ球Pが流下可能な遊技領域19が画成される。また、前記遊技盤12の裏面に、前記図柄表示装置14が取付けられた設置部材(図示せず)が配設されている。遊技盤12には、図柄表示装置14の図柄表示部に対応する位置に前後に開口する表示開口部(図示せず)が開設され、該表示開口部に合わせて、所要の装飾を施したセンター役物とも称される枠状装飾体20が臨むようになっている。また遊技盤12には、遊技領域19に臨む位置に、パチンコ球Pの入賞により図柄表示装置14の図柄を変動開始させる始動入賞装置21や、大当りの発生時に開放する特別入賞装置22の各種遊技部品が配設されている。
図2に示すように、前記中枠13は、上縁をなす上枠部23と、下縁をなし、スピーカや球発射装置等を設置する設置部材として機能する下枠部24と、一方の側縁(パチンコ機10の前側から見て左側)をなす第1側枠部25と、他方の側縁(パチンコ機10の前側から見て右側)をなす第2側枠部26とから構成されて、これら上下左右の枠部23,24,25,26を組付けた際に、全体が外枠11の開口領域に整合する大きさに形成される。そして、外枠11に対して中枠13の第1側枠部25側が、ヒンジ機構を介して回動自在に支持されて、第2側枠部26側が施錠装置により施錠されるようになっている。また、中枠13には、上下左右の枠部23,24,25,26を組付けることで前後に開口する開口領域が画成され、この開口領域に遊技盤12が設置される。なお、前記外枠11には、中枠13の下枠部24から下方に延出する部分に、該部分の前面を覆う幕板11aが配設され、前記球受け皿16からの球抜きに際して島設備の球箱載置部に載置した球箱72の後面を幕板11aに当接することで、該球箱72が球受け皿16の下方に臨んで後述する球出口65から排出されるパチンコ球Pを受け入れ得るようになっている(図8参照)。
前記前枠15は、図3および図4に示す如く、内側に窓部を開口した枠体31と、この枠体31の下部に設けられた設置部32とから基本的に構成され、枠体31に前記透明部材が後側から取付けられて窓部を覆うよう構成される。一方、設置部32には、前記中枠13に配設したスピーカの出力部を挿通可能な通孔32aが形成されると共に後側に球送り装置33が配設され、また通孔32aに挿通されたスピーカを前側から覆うように前記球受け皿16が設置部32に対して前側から取付けられる。設置部32には、中枠13に対して閉成した状態で、該中枠13に形成されて前記球通出案内部28に連通する球経路部(図示せず)に連通する球受入口32bが前後方向に開口するよう形成され、該球受入口32bは、球受け皿16の後述する貯留部42aに連通するよう構成される。すなわち、前記球払出装置30の作動によって球通出案内部28に供給されたパチンコ球Pは、前枠15の球受入口32bを介して球受け皿16の貯留部42aに給出されるようになっている。
前記前枠15の設置部32に配設された前記球受け皿16は、図6に示す如く、当該球受け皿16の外郭となる上方および後方に開口する箱状の外郭体34と、該外郭体34の裏側に配設されてパチンコ球Pを貯留する貯留部42aを画成した球皿本体35と、外郭体34と球皿本体35との間の隙間に嵌合され、各種操作ボタン37,38,39が装備された操作ユニット36とを基本的な構造部材として組付けることでユニット化されている。また、球受け皿16は、前記前枠15の設置部32の左右方向の幅に整合するサイズに構成されている(図3,図5参照)。
前記球皿本体35は、図6および図7に示す如く、上方および後方に開口する受皿部42が上部に設けられ、球受け皿16を前記設置部32に取付けることで、該受皿部42と設置部32の前面とにより、パチンコ球Pを貯留する上方に開口する貯留部42aが画成される。また球皿本体35には、受皿部42の下側に球皿構成部43が設けられ、該球皿構成部43に、後方および下方に開口する第1球抜き通路(球抜き通路)44と、後方に開口すると共に第1球抜き通路44に連通接続する第2球抜き通路45とが形成され、これら球抜き通路44,45の後方開口は、球受け皿16を設置部32に取付けることで該設置部32の前面で閉成されるよう構成される。なお、球皿構成部43には、前記スピーカと対応する位置に、筒状の収容壁部46が設けられ、前記設置部32に球受け皿16を配設することで、該収容壁部46内にスピーカの出力部が収容されるよう構成される。また、収容壁部46で画成される内部空間は、前記底壁部40に形成した放音口40a(図10参照)に連通すると共に、該空間の途中に設けた壁にスピーカ用の多数の透孔が形成されている。すなわち、スピーカから出力された音は、底壁部40の放音口40aから放出されるようになっている。なお、底壁部40には、多数の透過孔47aが形成されたカバー部材47が下側から配設され、該カバー部材47における透過孔47aの形成領域で放音口40aが覆われている。
前記第1球抜き通路44は、図6,図7または図8に示す如く、前記球抜き口50の下側から下方に向けて縦方向に延在する第1通路部44aと、該第1通路部44aの下端に接続して前側に向けて延在する第2通路部(球通路)44bとから構成され、該第2通路部44bの前端部が、後述する球出口65に連通するよう構成される。第1通路部44aは、受皿部42の下面から下方に向けて延在する第1壁53と、左右方向に離間して第1壁53から後方に延出する第2壁54および第3壁55と、前記設置部32の前面とによって画成される。第2壁54と第3壁55とは、図6に示す如く、第1通路部44aの上側から途中までの間で上側から下側に向かうにつれて左右方向の幅が徐々に広がった後、一定幅で垂下するように形成される。図6において右側に位置する第3壁55は、前記収容壁部46の一部を構成するものであって、該第3壁55の上部は第2壁54に向けて凸となるよう湾曲し、この湾曲部分が、前記球抜き口50の下方に臨んでいる。すなわち、球抜き口50を通出したパチンコ球Pは、第3壁55の湾曲部分に当って落下方向が第2壁54に向かうように変更されるようになっており、これによってパチンコ球Pを減勢し得るようになっている。なお、湾曲部分の外面(パチンコ球Pが落下する部位)には、複数の補強リブ55aが前後方向に並設されて補強されており、パチンコ球Pの落下の衝撃によって第3壁55が損傷するのを抑制し得るようにしてある。
前記球送り口49は、図6に示す如く、前記球皿構成部43に形成した前記第2球抜き通路45の上流端に接続し、該接続部に球送り口49を開閉する第2開閉弁59(図7参照)が操作可能に配設される。この第2開閉弁59は、前記操作ユニット36に設けた第2球抜き操作ボタン39の操作によって開閉作動し、開放状態で球送り口49を第2球抜き通路45に連通し、受皿部42(貯留部42a)に貯留されているパチンコ球Pを第2球抜き通路45を介して第1球抜き通路44に通出し得るようになっている。なお、第2開閉弁59は、閉成状態で球送り口49と第2球抜き通路45との連通状態を遮断すると共に、球送り口49に通入したパチンコ球Pを上面で前記球送り装置33に案内するべく機能する。
前記外郭体34の底壁部40には、図7および図8に示す如く、前記第1球抜き通路44における第1通路部44aの下側に臨む位置に凹部63が設けられ、該凹部63に受部材64が着脱自在に配設されている。この受部材64は、第1球抜き通路44における第2通路部44bの底面を構成する部材であって、該受部材64は、前記球皿構成部43を形成する樹脂材料(例えばABS樹脂)より軟質な樹脂材料(例えばポリプロピレン(PP))で形成されて、パチンコ球Pの衝突時の衝撃を緩和すると共に騒音低減を図り得るよう構成される。また底壁部40には、凹部63より前側に上下方向に開口する球出口65が形成されており、底壁部40の上面に、該球出口65を囲繞するように前記第5壁58の下端が当接している。すなわち、球出口65は、前後方向に延在する前記第2通路部44bの前端部において交差する上下方向に開口する状態で連通し、第1通路部44aから第2通路部44bに流入したパチンコ球Pは、受部材64上を前側に流下して球出口65から下方に排出されるよう構成される。言い替えるなら、球出口65の開口方向と、第2通路部44bの延在方向とは交差しており、第2通路部44bを進行してくるパチンコ球Pは、そのままの方向で外部に排出されるのではなく、該進行方向と交差する方向に進行方向が変更されて外部に排出されるようになっている。
前記底壁部40における前記球出口65を画成する内周面68であって、前記受部材64上を流下するパチンコ球Pの進行方向前側に臨む前壁面(壁面)68aに、左右方向に離間して複数(実施例では2つ)の第1突部(突部)69が、後側(球出口65側)に向けて突設されている。第1突部69は、上側から下側に向かうにつれて後側に向けて漸次突出する形状に形成される。実施例の第1突部69は、図10に示す如く、上下方向に延在する稜線69aが上側から下側に向かうにつれて後側に向けて傾斜する山形に形成され、該稜線69aを挟む左右両側に、三角形状の第2傾斜面(傾斜面)69b,69bが形成されている(図9参照)。また実施例では、一対の第1突部69,69が、図9に示す如く、前記受部材64に設けた減勢部67の前方において左右両側に臨むように位置して、該減勢部67の第1傾斜面67bで進行方向が変向されたパチンコ球Pが対応する第1突部69に向かうよう構成される。また実施例では、受部材64における減勢部67と各側壁64cとの間に画成される通路を斜状面66bに沿って流下して該受部材64の前端から前方に飛び出したパチンコ球Pも第1突部69に向かうようになっている。
次に、実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。前記球受け皿16に貯留されているパチンコ球Pを排出する際には、該球受け皿16の下方に球箱72(図8参照)を位置決めした状態で、前記第1球抜き操作ボタン52を操作して、第1開閉弁51を開放状態として前記球抜き口50を開放する。これにより、球受け皿16の貯留部42aにおいて球抜き口50より上流側に貯留されているパチンコ球Pは、該球抜き口50から第1球抜き通路44に通入し、前記球出口65から球箱72に排出される。
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例では、前枠の設置部で球受け皿の貯留部や各通路の後側の開口を閉成する構成としたが、球受け皿の必要箇所に後壁を設けて貯留部や各通路の後側の開口を閉成する構成であってもよい。
(2) 実施例では、第1突部を2つ設ける場合で説明したが、1つあるは3つ以上設けるようにしてもよい。また、複数の第1突部を設ける場合の配置は、左右方向に離間する実施例の配置に限らず、上下方向に離間して配置したり千鳥状に配置する等、各種の配置形態を採用し得る。
(3) 実施例では、減勢部を1つ設ける場合で説明したが、2以上設けるようにしてもよい。また、複数の減勢部を設ける場合の配置は、左右方向に離間する配置に限らず、受部材でのパチンコ球の進行方向の前後に離間して配置したり千鳥状に配置する等、各種の配置形態を採用し得る。
(4) 実施例では、第1突部を三角形状の山形に形成した場合で説明したが、円錐形状や多角形状等、上側から下側に向かうにつれて第2通路部でのパチンコ球の進行方向後方に漸次突出する形状であればよい。すなわち、上側から下側に向けて連続して変位するものでなく、階段状に変位する形状等であってもよい。
(5) 実施例では、第1突部と第2突部とを別体で構成した場合で説明したが、第1突部の下端に第2突部を一体で形成する構成を採用し得る。
(6) 実施例では、減勢部を略三角形状の山形に形成した場合で説明したが、円錐形状や多角形状等、パチンコ球の進行方向上流側から下流側に向かうにつれて上方への突出寸法が大きくなるものであればよい。
(7) 実施例では、第1球抜き通路における第2通路部を後側から前側に向けて延在するよう構成したが、該第2通路部を左右方向に延在するよう構成したものであってもよく、該第2通路部を流下するパチンコ球の進行方向前側の壁面に突部が設けられていればよい。
(8) 実施例では、球受け皿を1つだけ設けた1枚皿タイプのパチンコ機を挙げたが、上下2つの球受け皿を備えた2枚皿タイプのパチンコ機であってもよい。
(9) 遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
42a 貯留部
44 第1球抜き通路(球抜き通路)
44b 第2通路部(球通路)
50 球抜き口
65 球出口
67b 第1傾斜面(傾斜面)
68a 前壁面(壁面)
69 第1突部(突部)
69a 稜線
69b 第2傾斜面(傾斜面)
P パチンコ球(遊技球)
Claims (3)
- 遊技球が貯留される貯留部を形成した球受け皿に、貯留部の底面で開口する球抜き口と、該球抜き口と連通して下向きに開口する球出口と、球抜き口と球出口とを連通する球抜き通路とが形成され、前記貯留部に貯留されている遊技球を球出口から排出するようにした遊技機において、
前記球抜き通路は、後側から前側に向けて延在して球抜き口から流入する遊技球を案内する球通路を備え、該球通路の底面の前端部に前記球出口が開口し、
前記球出口より球通路を流下する遊技球の進行方向前側に臨む壁面に、球出口に向かう遊技球に干渉して減勢する突部が突設され、
前記突部は、上側から下側に向かうにつれて後側に向けて漸次突出する形状に形成された
ことを特徴とする遊技機。 - 前記突部は、上下方向に延在する稜線が上側から下側に向かうにつれて後側に向けて傾斜する山形に形成され、該稜線を挟む両側に傾斜面を備える請求項1記載の遊技機。
- 遊技球が貯留される貯留部を形成した球受け皿に、貯留部の底面で開口する球抜き口と、該球抜き口と連通して下向きに開口する球出口と、球抜き口と球出口とを連通する球抜き通路とが形成され、前記貯留部に貯留されている遊技球を球出口から排出するようにした遊技機において、
前記球抜き通路は、前記球出口の開口方向と交差する方向に延在して球抜き口から流入する遊技球を案内する球通路を備え、該球通路の底面に前記球出口が開口し、
前記球出口より球通路を流下する遊技球の進行方向前側に臨む壁面に、球出口に向かう遊技球に干渉して減勢する突部が突設され、
前記球出口を挟んで前記壁面とは反対側の球通路の底面は、球通路を流下する遊技球を前記突部に向け案内する上向きの傾斜面を備えた
ことを特徴とする遊技機。
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