JP4629073B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4629073B2
JP4629073B2 JP2007178656A JP2007178656A JP4629073B2 JP 4629073 B2 JP4629073 B2 JP 4629073B2 JP 2007178656 A JP2007178656 A JP 2007178656A JP 2007178656 A JP2007178656 A JP 2007178656A JP 4629073 B2 JP4629073 B2 JP 4629073B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
passage
game
guide
foul
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007178656A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009011654A (ja
Inventor
誠 小川
Original Assignee
株式会社藤商事
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社藤商事 filed Critical 株式会社藤商事
Priority to JP2007178656A priority Critical patent/JP4629073B2/ja
Publication of JP2009011654A publication Critical patent/JP2009011654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4629073B2 publication Critical patent/JP4629073B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、パチンコ機等の弾球遊技機に係り、詳しくは、発射手段により発射された遊技球のうち遊技領域に達することなく戻ってきたファール球を受けて返却するファール球返却手段を備えた弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技機本体の前側に配置された上皿から供給される遊技球が発射手段により1個ずつ遊技盤上の遊技領域に向けて発射され、その遊技球が遊技領域内の入賞手段に入賞すると、所定個数の遊技球が賞球として上皿に払い出されるようになっている。また、発射手段により発射された遊技球のうち、遊技領域に達することなく発射手段側に戻ってきたファール球は、ファール球返却手段により遊技者側に返却されるようになっている。
ここで、ファール球返却手段は、発射手段と遊技盤との間でファール球を受ける球受け部と、この球受け部で受けたファール球を貯留皿等に案内する案内通路とを備えているが、従来の弾球遊技機では、この球受け部が、発射球の通過経路に対してその下側にのみ配置されている(例えば特許文献1,2参照)。
特開2000−271278号公報 特開2006−149807号公報
このように、従来の弾球遊技機では、ファール球の球受け部が発射球の通過経路に対してその下側にのみ配置されているため、例えばその球受け部で大きくバウンドしたファール球はその多くが発射レール上に戻ってしまい、以降の発射を妨げる事態が頻繁に発生する問題があった。
特に、特許文献2に記載されているような、遊技球を貯留する皿を一つしか持たない皿一段型の弾球遊技機においては、ファール球を貯留皿に返却するために球受け部を貯留皿よりも高い位置に配置する必要があるため、スペース上の制約等により球受け部をあまり大きくすることができず、特許文献1に記載されているような皿二段型の弾球遊技機に比べて、ファール球が発射レール上へ戻ってしまう可能性はより高いと考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ファール球の発射レール上への戻りを極力防止できる弾球遊技機を提供することにある。
本発明は、遊技盤6側の遊技領域6aに向けて遊技球を発射する発射手段8と、該発射手段8に供給するための遊技球を貯留する貯留皿13と、前記発射手段8により発射された遊技球のうち前記遊技領域6aに達することなく戻ってきたファール球を前記発射手段8と前記遊技盤6との間で受けて返却するファール球返却手段45とを備えた弾球遊技機において、前記ファール球返却手段45は、発射球通過経路Bを挟んでその左右両側に配置される第1,第2受け部91,92と、前記第1,第2受け部91,92で受けたファール球を前記貯留皿13に案内する第1,第2案内通路93x,93yとを備え、前記第1,第2案内通路93x,93yの少なくとも一方に、その通路断面を遊技球が通過可能な最小限の略円形断面に絞る通路絞り部108を設けたものである。
本発明によれば、不規則なバウンド等により発射球通過経路Bの左右両側に戻ってきた遊技球は全て貯留皿13側に返却され、ファール球の発射レール上への戻りを極力防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図17は本発明をパチンコ機に採用した一実施形態を例示している。図1及び図2において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の左右一側、例えば左側のヒンジ3を介して縦軸心廻りに開閉自在及び着脱自在に枢着された内枠4とを備えている。
内枠4には、その上部側に設けられた上部装着部5に遊技盤6が、その上部装着部5の下側に設けられた下部装着部7に発射手段8等が夫々配置されており、その内枠4の前側には、上部装着部5に対応するガラス扉9と、下部装着部7に対応する下部開閉扉10とがヒンジ3と同じ側のヒンジ11により開閉自在及び着脱自在に枢着されている。ガラス扉9には、遊技盤6側の遊技領域6aに対応するガラス窓12が設けられ、また下部開閉扉10には、発射手段8に供給するための遊技球を貯留する貯留皿13、発射手段8を作動させるための発射ハンドル14等が設けられている。
上部装着部5には、遊技盤6を装着するための遊技盤装着枠15が設けられると共に、例えばその上端側には左右一対の上部スピーカ16が着脱自在に装着されている。遊技盤6は、遊技盤装着枠15に対して例えば前側から装着され、1又は複数の固定具15aにより着脱自在に固定されており、その前面側には、発射手段8により発射された遊技球を遊技領域6aの上部側に案内する外レール21と、遊技領域6aの周囲を規定する周壁の少なくとも一部を構成する内レール22とが立設されると共に、遊技領域6a内には、その略中央に画像表示手段を備えたセンターケース23が配置され、更にそのセンターケース23の左側に通過ゲート24が、下側に開閉式入賞手段25及び大入賞手段26が配置される他、普通入賞手段27、風車28等の各種遊技部品が装着されている。
外レール21及び内レール22は例えば金属板により構成されており、外レール21は遊技盤6の下部側の左右方向略中央位置又はそれよりも若干左寄りの位置から遊技盤6の左端側及び上端側を経て右上部側まで略円弧状に配置され、内レール22は遊技盤6の左上方から下部側の左右方向略中央まで外レール21に並行するようにその内側に配設され、更にそのまま遊技盤6の右縁部近傍まで略円弧状に延設されている。
このように、内レール22と外レール21とは、遊技盤6の左側部分において、互いに所定距離をおいて内外に配設されており、その内レール22と外レール21とで挟まれた部分が、発射手段8により発射された遊技球を遊技領域6aに案内する発射案内通路29となっている。また、発射案内通路29から遊技領域6aへの出口付近には、遊技領域6a側から発射案内通路29側への遊技球の戻りを防止するための球戻り防止手段29aが配置されている。
下部装着部7には、その前側の例えば左右方向略中央に発射手段8が配置され、その発射手段8の左側には、図外の払い出し手段から払い出された遊技球を下部開閉扉10側の貯留皿13に排出するための払い出し口31等が、右側には下部スピーカ32等が夫々配置されている。
発射手段8は、図2に示すように、板金製の支持板33と、この支持板33の前面に装着された発射レール34と、支持板33の前面に装着され且つ発射用の遊技球を発射レール34上の発射待機位置Aに保持する球保持部35と、支持板33の前面で前後方向の駆動軸36廻りに揺動自在に支持された打撃槌37と、支持板33の裏側に装着され且つ打撃槌37を駆動軸36を介して打撃方向に駆動するロータリソレノイド等の発射駆動手段38等を備えている。
発射レール34は、その発射方向前端部34aの近傍に発射待機位置Aが設けられ、その発射方向前端部34aよりも発射方向後端部34bが高い傾斜状に配置されており、その発射方向後端部34bと外レール21の発射方向前端部21aとの間には所定距離のレール欠落部39が形成されている。
そして、この発射手段8は、下部開閉扉10側の発射ハンドル14が操作されたときに発射駆動手段38により打撃槌37を打撃方向(時計廻り)に間欠的に駆動することにより、下部開閉扉10側の貯留皿13から発射レール34上の発射待機位置Aに供給された遊技球を発射レール34に沿って打撃して発射させるようになっている。発射された遊技球は、十分に勢いがある場合にはレール欠落部39を飛び越えて遊技盤6側の発射案内通路29内に入り、球戻り防止手段29aを通過して遊技領域6a内に進入する。一方、発射時の勢いが不十分で遊技領域6aまで到達できなかった遊技球(以下、ファール球という)は、例えば発射案内通路29を逆走してレール欠落部39に落下する。
下部開閉扉10は、図3〜図8に示すように、下部装着部7の前側に略平行に配置される台板41と、この台板41の前側上部に配置される貯留皿ユニット42と、台板41の前側で且つ貯留皿ユニット42の下側に配置される集球案内手段54と、貯留皿ユニット42及び集球案内手段54の前側から台板41の略全体を覆う化粧カバー43と、この化粧カバー43の前側に突設される発射ハンドル14と、台板41の裏側に着脱自在に装着される球送り手段44及びファール球返却手段45とを備えている。
台板41は、例えば合成樹脂により下部装着部7を略覆う横長矩形状に形成されており、払い出し排出口46(図5)、球送り排出口47、ファール球排出口48等が前後貫通状に形成されている他、下部スピーカ32の前側に対応する放音孔50a,50b等が設けられている。
払い出し排出口46は、台板41の左側上部に設けられ、その後側には下部装着部7側の払い出し口31に対応して払い出し案内樋51が突設されており、払い出し手段(図示省略)からの遊技球が払い出し口31から払い出し案内樋51を経て払い出し排出口46から前側の貯留皿13に払い出されるようになっている。
台板41の裏側には、払い出し排出口46及び払い出し案内樋51、球送り排出口47、ファール球排出口48、放音孔50a,50b等を除く略全体を覆うように板金製のあて板52が着脱自在に装着されている。
貯留皿ユニット42は、図8等に示すように、払い出し排出口46から前側に払い出された遊技球を貯留する貯留皿13と、この貯留皿13内の遊技球を台板41側の球送り排出口47に向けて一列状に流下させる球送り通路62と、この球送り通路62の下流端近傍から例えば下向きに分岐する第1球抜き通路部63と、球送り通路62から第1球抜き通路部63への流入口63aを開閉する第1球抜き開閉手段64と、貯留皿13の底壁13aの所定位置に下向きに形成される第2球抜き通路部65と、貯留皿13から第2球抜き通路部65への流入口65aを開閉する第2球抜き開閉手段66とを備え、台板41の前側に着脱自在に装着されている。
貯留皿13は、払い出し排出口46が設けられている左右方向の一端側、例えば左端側から他端側、例えば右端側に向けて緩やかに下る傾斜状に設けられており、その下流側で球送り通路62に接続されている。貯留皿13の底壁13aには、貯留皿13内の遊技球を球送り通路62に案内する溝状の整列部67が形成されている。
整列部67は、上流側から下流側に向けて幅が徐々に狭くなり且つ深さが徐々に深くなるように形成されており、緩やかな曲線を描いて球送り通路62の上流側に連通している。なお、第2球抜き通路部65の流入口65aは例えば整列部67の上流端側近傍に配置されている。
球送り通路62は、台板41の前面側に沿って貯留皿13の下流端側、例えば右端側から貯留皿13の流下方向とは逆方向、例えば左向きに配設されており、その下流端側が台板41側の球送り排出口47に連通している。球送り通路62は、台板41と、この台板41の前側に遊技球略1個分の間隔で平行に配置された前壁62aと、それらを前後に接続する底壁62bとで左下がりの緩やかな傾斜状に形成されており、その下流端側の所定範囲に上側を略閉鎖する上壁68が設けられ、その上壁68よりも上流側は上向きに開放された開放部69となっている。
なお、上壁68は、底壁62b上に積み重なった遊技球のうちの下から二層目の遊技球に対応する高さに配置されており、その二層目の遊技球を切り崩して一層目の遊技球のみを下流側に流下させるようになっている。
第1球抜き通路部63は、球送り通路62の底壁62bの下流端近傍に形成された流入口63aと、集球案内手段54の流入口54aとを連結するように例えば上下方向に配置されている。また第1球抜き開閉手段64は、例えば化粧カバー43側に設けられた第1球抜き操作部70aの操作に連動して流入口63aを開閉するように構成されており、通常時は流入口63aを閉鎖して球送り通路62内の遊技球を球送り排出口47側に案内し、第1球抜き操作部70aが操作されたとき、流入口63aを開放してそれよりも上流側の遊技球を第1球抜き通路部63側に流下させるようになっている。第1球抜き通路部63側に流下した遊技球は、集球案内手段54を経て下部排出口53から下向きに排出される。
第2球抜き通路部65は、貯留皿13の底壁13aに設けられた流入口65aと、集球案内手段54の流入口54bとを連結するように例えば上下方向に配置されている。また第2球抜き開閉手段66は、例えば化粧カバー43側に設けられた第2球抜き操作部70bの操作に連動して流入口65aを開閉するように構成されており、通常時は流入口65aを閉鎖して貯留皿13内の遊技球を整列部67側に案内し、第2球抜き操作部70bが操作されたとき、流入口65aを開放してそれよりも上流側の遊技球を第2球抜き通路部65側に流下させるようになっている。第2球抜き通路部65側に流下した遊技球は、集球案内手段54を経て下部排出口53から下向きに排出される。
集球案内手段54は、第1球抜き通路部63、第2球抜き通路部65からの遊技球を下部排出口53に案内するもので、第1球抜き通路部63、第2球抜き通路部65が夫々接続される二つの流入口54a,54bと、下部排出口53に接続される一つの流出口54cとを備え、台板41の前側に着脱自在に装着されている。
化粧カバー43は、貯留皿13の前側を覆う貯留皿カバー部71と、貯留皿13以外の部分の前側を覆う前カバー部72と、例えば前カバー部72と一体に形成され且つ貯留皿13の下側を覆う下カバー部73とを備えている。貯留皿カバー部71には、貸し球操作部74、第1球抜き操作部70a、演出操作部75等が設けられている。
前カバー部72には、例えば貯留皿カバー部71の右側に発射ハンドル装着用の装着孔76、放音孔77a,77b等が、左側に第2球抜き操作部70b、灰皿77等が設けられている。また、下カバー部73には下部排出口53が形成されている。
発射ハンドル14は、発射手段8による発射動作のON/OFF切り換え及び発射速度の調整等の操作を行うためのもので、前カバー部72から前側に突出するように、装着孔76を介して台板41に着脱自在に固定されている。
球送り手段44は、球送り通路62側から球送り排出口47を経て案内されてきた遊技球を、発射手段8の発射動作と同期して発射レール34上に一個ずつ供給するためのもので、球送り排出口47に対応して台板41の後側に着脱自在に装着されており、図7,図12,図13等に示すように、球送りケース81と、この球送りケース81内に揺動自在に配置された球送り部材82と、この球送り部材82を揺動駆動する球送り駆動手段83とを備えている。
球送りケース81は、前後方向に薄い扁平状の箱形に形成されており、その前面側に球送り排出口47に対応する流入口81aが、背面側で且つ流入口81aよりも低い位置に発射レール34上に対応する供給口81bが夫々配置されている。球送り部材82は、球送りケース81内に前後方向の枢軸82a廻りに揺動自在に支持されており、球送り駆動手段83の駆動により、流入口81aから1個の遊技球を球送りケース81内に受け入れる受入位置と、流入口81aからの後続の遊技球の流入を阻止しつつ、先に受け入れた遊技球を供給口81bから前側に流出させる流出位置との間で切り換え可能となっている。
球送り駆動手段83は、例えば電磁ソレノイドにより構成されており、発射手段8による一回の発射動作に対して球送り部材82を流出位置と受入位置との間で一往復させるように制御される。これにより、貯留皿13側の遊技球が、発射手段8の一回の発射に対して一個ずつ発射レール34上に供給される。
ファール球返却手段45は、ファール球を貯留皿13側に返却するためのもので、図7,図9〜図17等に示すように、レール欠落部39でファール球を受ける二つの第1受け部91及び第2受け部92と、第1受け部91及び第2受け部92で受けたファール球を貯留皿13側に案内する案内通路93と、発射球通過経路Bの前側を規制する前カバー部94とを備えている。なお、ファール球返却手段45は、図9,図10に示すように、前側が開放した略箱形に形成された本体部95と、その本体部95の前側を塞ぐ略平板状の蓋部96とで1つのユニット状に形成されており、例えば蓋部96側の係合爪96aを本体部95側の係合部95aに係脱自在に係合することにより結合され、蓋部96の前面側を台板41の裏面側に沿わせた状態で本体部95側の固定基部95bを台板41側にネジ止めすることにより下部開閉扉10に着脱自在に固定されている。
案内通路93は、台板41の背面側に沿って右下がりの緩やかな傾斜状に配置され、本体部95側に設けられた底壁93a、上壁93b及び後壁93cと、蓋部96側に設けられた前壁93dとで遊技球一個分相当の矩形通路を構成しており、更にその上流端側及び下流端側は、例えば本体部95側に設けられた上流側端部壁93e及び下流側端部壁93fにより略閉鎖されている。
案内通路93の下流側端部、即ち右端部には、その前壁93d側に流出口97が、底壁93a側に前下がり状の傾斜案内部98が夫々設けられ、また案内通路93の上流側端部、即ち左端部には、その上壁93b側に上向き開口状の上部開口部99が、後壁93c側に後ろ向き開口状の第1流入口100が夫々設けられ、更に案内通路93の長手方向中間部には、その後壁93c側に後ろ向き開口状の第2流入口101が設けられている。
ここで、流出口97は、台板41側のファール球排出口48と前後に一致しており、第1流入口100又は第2流入口101から流入して案内通路93内を下流端側まで流下してきた遊技球は傾斜案内部98に案内されて流出口97、ファール球排出口48を経て貯留皿13側に排出されるようになっている。
このように、案内通路93は、第1流入口100から流入した遊技球を貯留皿13まで案内する第1案内通路93xと、第2流入口101から流入した遊技球を貯留皿13まで案内する第2案内通路93yとを1つの通路に構成したもので、第1案内通路93xの下流側の一部、即ち第2流入口101よりも下流側の部分が第2案内通路93yとなっている。
なお、ファール球排出口48は、球送り通路62の例えば開放部69に対応して配置されており、その高さ位置は、図17に示すように球送り通路62の底壁62bから遊技球1個分又はそれ以上に設定されている。
また、案内通路93内には、少なくとも第2流入口101よりも下流側、即ち第1案内通路93xと第2案内通路93yとの共通部分に進入防止弁104が設けられている。進入防止弁104は、上流側から下流側への遊技球の流下を許容し、その逆方向への進入のみを阻止するもので、案内通路93内を略閉鎖可能な矩形板状の開閉板104aと、その開閉板104aの上端側に沿って前後方向に配置され且つ案内通路93の上部側に設けられた前後一対の軸受部105により回転自在に支持される枢軸104bとを一体に備え、開閉板104aが自重により軸受部105の略下側に垂れ下がって案内通路93を閉鎖する閉鎖位置(図13に実線で示す)と、開閉板104aが案内通路93の下流側上方に待避して案内通路93を開放する開放位置(図13に仮想線で示す)との間で揺動自在となっている。
また、例えば上壁93b側には、進入防止弁104が閉鎖位置にきたときに進入防止弁104の上流側に当接してそれ以上の回転を規制する閉鎖側規制部106と、進入防止弁104が開放位置にきたときに進入防止弁104の下流側に当接してそれ以上の回転を規制する開放側規制部107とが例えば一体に設けられている。
更に、案内通路93内には、第1案内通路93xと第2案内通路93yとの共通部分における例えば進入防止弁104よりも下流側に通路絞り部108が設けられている。この通路絞り部108は、案内通路93の断面を遊技球が通過可能な最小限の円形断面に絞るもので、案内通路93の長手方向所定幅の範囲に設けられ、案内通路93内の矩形断面とその内部を通過する遊技球の円形断面との間に存在する四隅の隙間を略埋めるように例えば案内通路93内に内向き膨出状に設けられている。
通路絞り部108は、図16等に示すように、例えば前後(案内通路93の長手方向に対する左右)に二分割されており、後側の第1絞り部108aは本体部95側の後壁93cから上壁93b及び底壁93aに跨るように一体に設けられ、前側の第2絞り部108bは、蓋部96側の前壁93dの背面側から後ろ向きに突設されている。
なお、本体部95側には、上壁93b及び底壁93aの前縁側に溝部109が設けられており、蓋部96を本体部95に結合したとき、蓋部96側の第2絞り部108bの上下の突出部110が溝部109に前側から嵌合して、その第2絞り部108b側の内面が上壁93b及び底壁93aの内面に滑らかに繋がるようになっている。
また、案内通路93の本体部95側には、その下流端側を覆う金属カバー111が装着されている。金属カバー111は、後壁93cに沿って配置される後カバー部111aと、下流側端部壁93fに沿って配置される横カバー部111bと、底壁93aに沿って配置される下カバー部111cとを一体に備え、本体部95の外面側に着脱自在に装着されている。
前カバー部94は、案内通路93と共に発射球通過経路Bの前側を規制するもので、案内通路93の長手方向中間部分の下側に一体に設けられており、案内通路93側の後壁93cから下向きに延設された後壁112と、この後壁112の外縁側に沿って設けられる周壁113と、後壁112の前面側に沿って例えば縦横に配置されるリブ114と、案内通路93側の前壁93dから下向きに延設された前壁115とを備えている。
下部開閉扉10を閉じたとき、前カバー部94の後壁112が案内通路93側の後壁93cと共に発射レール34と外レール21との間の発射球通過経路Bを前側から覆うようになっている。
第1受け部91と第2受け部92とは、例えば図12に示すように、左上がりの傾斜状に配置された発射球通過経路Bを挟んでその左右両側で且つ案内通路93の後側に配置されている。第1受け部91は、発射球通過経路Bの左側(下側)で且つ第1流入口100の後側に配置されており、ファール球を受ける球受け部材121と、この球受け部材121よりも発射方向下流側に落下した遊技球を球受け部材121側に案内する下流側案内部122とを備えている。
球受け部材121は、例えばシリコンゴム等の弾性部材により形成され、第1流入口100の下部後側に配置されており、その上部側に、第1流入口100の後側に対応して前下がり状に形成され且つ遊技球を前側に案内する前案内部123と、その前案内部123に対して発射方向下流側に配置され且つ遊技球を前案内部123側に案内する横案内部124と、前案内部123の発射方向上流側に沿って上向き突出状に設けられ且つ前案内部123上の遊技球の発射球通過経路B側への落下を阻止する横規制部125と、前案内部123に対して発射方向下流側の後部側の角部に配置され且つ遊技球を斜め前向きに案内する斜め案内部126とを備えている。
横案内部124は、前案内部123よりも高い段差状に形成され、その上面側が前案内部123側に向けて傾斜する傾斜面となっている。横規制部125は、前案内部123側に略鉛直な規制面125a、発射球通過経路B側にこの発射球通過経路Bに沿う左上がりの傾斜面125bを備えた正面視略三角形状に形成されており、前案内部123側の遊技球を発射方向上流側で規制しつつ、前案内部123よりも発射方向上流側に落下した遊技球を発射球通過経路B側に案内するようになっている。
なお、横規制部125は、その前端側で且つ前案内部123側の角部が平面視三角形状に切り欠かれており、その切り欠き部125cの前縁側が第1流入口100の右端側と略一致している。この切り欠き部125cにより、前案内部123が前広がり状となり、より多くの遊技球を受けて第1流入口100側に案内できる。
斜め案内部126は例えば平面視三角形状で、横案内部124よりも更に高い段差状に形成されており、その上面126aが段差面126b側に向けて斜め前向きの緩やかな傾斜状に形成されると共に、段差面126bも前案内部123及び横案内部124に対して垂直よりも僅かに傾斜するように立設されている。これにより、前案内部123よりも発射方向下流側に落下した遊技球を斜め前向きにバウンドさせることができ、より高い確率でファール球を案内通路93側に案内することができる
なお、本実施形態では、案内通路93の上流端側に、後ろ向き開口状の第1流入口100だけでなく上向き開口状の上部開口部99を設けているため、斜め案内部126上、前案内部123上等で大きくバウンドしたファール球を高い確率で案内通路93側に流入させることが可能である。
また、球受け部材121は、前後方向の装着孔127を複数備えており、案内通路93の後壁93cから後ろ向きに突設された突起部128にこの装着孔127を後側から挿通させることにより本体部95に着脱自在に装着されている。なお、案内通路93の後壁93cから前カバー部94の後壁112にかけて、球受け部材121の下面側に沿う球受け支持板129と、発射球通過経路Bの下側に沿って球受け支持板129の発射方向上流側端部から発射レール34側に延設される下案内板130とが一体に設けられている。
下流側案内部122は、球受け部材121の発射方向下流端側から略上向きに配置される規制壁部122aと、この規制壁部122aの上縁側から発射方向に沿って下流側に延設され且つその端部が外レール21の発射方向前端部21aに滑らかに連通する傾斜壁部122bとを備え、案内通路93の後壁93cの後側に一体に形成されており、球受け部材121の上流側に落下した遊技球を球受け部材121側に案内するようになっている。
第2受け部92は、発射球通過経路Bの右側(上側)で且つ第2流入口101の後側に配置されており、ファール球を受ける球受けレール部131と、この球受けレール部131で受けたファール球を第2流入口101側に案内する球受け案内部132とを備えている。
球受けレール部131は、第2流入口101の下部後側から案内通路93の後壁93cに沿って発射球通過経路B側、即ち左側に向けて配置され、第2流入口101側が低い緩やかな傾斜状に形成されており、その発射球通過経路B側端部が、発射球通過経路Bの上側に沿って右下がりの傾斜状に配置される上案内板133に緩やかに連結されている。なお、上案内板133は、その上端部133aが案内通路93の上部開口部99の前側近傍に位置しており、例えば球受け部材121や下流側案内部122により発射球通過経路B側に大きくバウンドしたファール球を受けて球受けレール部131側に案内するようになっている。
球受けレール部131の下流端側には、第2流入口101の下流側縁部に沿って上向きに立設される端部壁134と、この端部壁134の後端側から球受けレール部131の後縁側に沿って延設される側壁135と、第2流入口101の上縁部に沿って後ろ向きに延設される上壁136とが設けられており、第2流入口101の後側はこれら端部壁134、側壁135及び上壁136に覆われて球受けレール部131の上流側のみが開放されている。
球受け案内部132は、球受けレール部131上を第2流入口101の後側まで流下してきた遊技球を斜め前向きに押し出すことにより第1流出口102側に案内するもので、例えば端部壁134と側壁135とに跨って略水平に配置される三角形のリブにより構成されている。なお、端部壁134は、その前端側の一部が球受け案内部132と同じ角度に屈曲している。
以上のようなパチンコ機において、貸し球又は賞球として払い出し手段(図示省略)から払い出された遊技球は、払い出し口31から払い出し案内樋51を経て払い出し排出口46から前側の貯留皿13に排出される。そして、貯留皿13内の遊技球は整列部67により右向きに案内され、一列に整列した状態で球送り通路62内を流下し、最先の遊技球が、球送り排出口47において球送り手段44の球送り部材82に当接した状態で規制される。
遊技者が発射ハンドル14を操作すると、球送り手段44の球送り駆動手段83が作動して球送り部材82が流出位置→受入位置→流出位置…の順序で揺動動作を開始し、それによって球送り通路62内の遊技球が1個ずつ発射レール34上の発射待機位置Aに供給される。そして、それと同期して発射手段8の発射駆動手段38が作動して打撃槌37が発射ハンドル14の操作量に応じた強さで発射方向への揺動を開始し、発射待機位置A上の遊技球を発射レール34に沿って順次打撃して発射させる。
発射された遊技球は、十分に勢いがある場合には発射球通過経路Bを通過して遊技盤6側の発射案内通路29内に入り、球戻り防止手段29aを経て遊技領域6a内に進入する。一方、発射時の勢いが不十分で遊技領域6aまで到達できなかったファール球は、発射案内通路29を逆走してレール欠落部39の第1受け部91又は第2受け部92上に落下する。
第1受け部91上に落下したファール球は、球受け部材121に案内されて第1流入口100又は上部開口部99から案内通路93(第1案内通路93x)内に流入した後、慣性力により進入防止弁104を閉鎖位置から開放位置に押し上げつつ通過し(図13)、更に通路絞り部108を通過して案内通路93の最下流側に到達する。そして、傾斜案内部98により前向きに案内されて流出口97を通過し、ファール球排出口48から貯留皿13側の球送り通路62上に排出される。
また、例えば第1受け部91側で大きくバウンドするなどして上案内板133の上端部133aを超えたファール球は、球受けレール部131及び球受け案内部132により案内されて第2流入口101から案内通路93(第2案内通路93y)内に流入する。そしてそれ以降は第1受け部91側から案内通路93内に流入したファール球と同様の経路を辿って貯留皿13側の球送り通路62上に排出される。
また、不正の目的で例えばピアノ線等がファール球排出口48から案内通路93内に挿入された場合、そのピアノ線等はファール球排出口48に入ったところで屈曲し、多くの場合、その先端側は案内通路93内の角部に沿って進むと考えられるが、案内通路93内には矩形状の通路断面を遊技球が通過可能な最小限の円形断面に絞る通路絞り部108が設けられているため、ピアノ線等の先端がこの通路絞り部108に引っ掛かって容易には上流側へ進入することができない。
また、ピアノ線等が仮に通路絞り部108を通過できたとしても、通路絞り部108の上流側は進入防止弁104により閉鎖されており、しかも進入防止弁104は下流側にしか揺動しないため、そのピアノ線等の先端は進入防止弁104を通過することはできない。従って、ピアノ線等を遊技領域6aに進入させて行う釘曲げ等のゴト行為を効果的に防止できる。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、ファール球返却手段45が、発射球通過経路Bを挟んでその左右両側に配置される第1,第2受け部91,92と、第1,第2受け部91,92で受けたファール球を貯留皿13に案内する第1,第2案内通路93x,93yとを備えているため、不規則なバウンド等により発射球通過経路Bの左右両側に戻ってきた遊技球は全て貯留皿13側に返却され、ファール球の発射レール34上への戻りを極力防止できる。
第1案内通路93xの下流側の一部が第2案内通路93yとなっているため、通路構成に無駄が無く、限られたスペースを有効に活用できる。
案内通路93内の例えば第1,第2案内通路93x,93yの共通部分に、その通路断面を遊技球が通過可能な最小限の円形断面に絞る通路絞り部108を設けているため、下流側から挿入されたピアノ線等の進入を効果的に阻止できる。
また、通路絞り部108よりも上流側に、案内通路93を閉鎖して流下方向への遊技球の通過のみを許容する進入防止弁104を設けているため、下流側から挿入されたピアノ線等が仮に通路絞り部108を通過できたとしても、その上流側で進入を確実に阻止することができる。また、進入防止弁104の下流側に通路絞り部108が設けられていることで、例えば進入防止弁104を下流側から開放する行為もより困難となる。
案内通路93(第1,第2案内通路93x,93y)は、発射球通過経路B及び第1,第2受け部91,92の前側に配置され、第1,第2受け部91,92は、受けた遊技球を前側の第1,第2案内通路93x,93y側に案内するように構成され、更に第1受け部91は、傾斜状に配置された発射球通過経路Bの下側に配置され、第1案内通路93xの上流端側には、第1受け部91に連通する後ろ向き開口状の第1流入口100と、上向き開口状の上部開口部99とが設けられているため、例えば第1受け部91上で前側、即ち案内通路93側に大きくバウンドした遊技球についても上部開口部99により確実に捕捉して貯留皿13側に案内できる。
貯留皿13は、遊技機本体1の前側に開閉自在に装着される下部開閉扉10の前側に設けられ、この下部開閉扉10に貯留皿13側に開口するファール球排出口48が設けられ、第1,第2案内通路93x,93yは、第1,第2受け部91,92とファール球排出口48とを接続するように下部開閉扉10の裏側に沿って傾斜状に配置されているため、ファール球排出口48と第1,第2受け部91,92との間の距離を、ファール球排出口48の排出方向と異なる方向に十分に長くとることができ、ファール球排出口48からピアノ線等を挿入して行うゴト行為をより困難にすることができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態は本発明を皿一段型のパチンコ機に適用した例を示したが、皿二段型のパチンコ機等についても同様に適用可能である。
第1案内通路93xと第2案内通路93yとは、その流入口から流出口まで全て別個に設けてもよいし、夫々の下流側の一部分のみを共通にしてもよい。
通路絞り部108、進入防止弁104は、第1案内通路93xと第2案内通路93yとの一方にのみ設けてもよいし、両方に設けてもよいが、実施形態のように共通部分があるときにはその共通部分に設けることが望ましい。
通路絞り部108は、進入防止弁104の上流側に設けてもよい。また、進入防止弁104と通路絞り部108との何れか一方のみを設けてもよい。また、進入防止弁104と通路絞り部108との少なくとも一方を複数配置すれば、ファール球排出口48からピアノ線等を挿入して行うゴト行為をより困難にすることができる。進入防止弁104の逆方 通路絞り部108は、通路内を完全な円形断面に絞るものでなくても、例えば円形断面に近い多角形断面、楕円形断面等であってもよい。
更に、実施形態では本発明をパチンコ機に適用した例を示したが、アレンジボール機等の各種弾球遊技機において同様に実施可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態を示すパチンコ機の全体正面図である。 本発明の一実施形態を示すパチンコ機でガラス扉及び下部開閉扉を外した状態の正面図である。 下部開閉扉の平面図である。 下部開閉扉の背面図である。 下部開閉扉の斜視図である。 下部開閉扉の斜視図である。 下部開閉扉の要部拡大斜視図である。 下部開閉扉の分解斜視図である。 ファール球返却手段の分解斜視図である。 ファール球返却手段の分解斜視図である。 下部開閉扉の要部平面断面図である。 図3におけるA−A断面図である。 図3におけるB−B断面図である。 図12におけるC−C断面図である。 図12におけるD−D断面図である。 図12におけるE−E断面図である。 図12におけるF−F断面図である。
符号の説明
6 遊技盤
6a 遊技領域
8 発射手段
10 下部開閉扉(開閉扉)
13 貯留皿
45 ファール球返却手段
48 ファール球排出口
91 第1受け部
92 第2受け部
93x 第1案内通路
93y 第2案内通路
99 上部開口部
100 第1流入口
104 進入防止弁
108 通路絞り部
B 発射球通過経路

Claims (7)

  1. 遊技盤(6)側の遊技領域(6a)に向けて遊技球を発射する発射手段(8)と、該発射手段(8)に供給するための遊技球を貯留する貯留皿(13)と、前記発射手段(8)により発射された遊技球のうち前記遊技領域(6a)に達することなく戻ってきたファール球を前記発射手段(8)と前記遊技盤(6)との間で受けて返却するファール球返却手段(45)とを備えた弾球遊技機において、前記ファール球返却手段(45)は、発射球通過経路(B)を挟んでその左右両側に配置される第1,第2受け部(91,92)と、前記第1,第2受け部(91,92)で受けたファール球を前記貯留皿(13)に案内する第1,第2案内通路(93x,93y)とを備え、前記第1,第2案内通路(93x,93y)の少なくとも一方に、その通路断面を遊技球が通過可能な最小限の略円形断面に絞る通路絞り部(108)を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記第1案内通路(93x)と前記第2案内通路(93y)とは下流側の少なくとも一部分が共通であることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記通路絞り部(108)は、前記第1,第2案内通路(93x,93y)の矩形状の通路断面とその内部を通過する遊技球の円形断面との間に存在する四隅の隙間を略埋めるように内向き膨出状に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記通路絞り部(108)よりも上流側に、前記第1,第2案内通路(93x,93y)を閉鎖して流下方向への遊技球の通過のみを許容する進入防止弁(104)を設けたことを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記第1,第2案内通路(93x,93y)は、前記発射球通過経路(B)及び前記第1,第2受け部(91,92)の前側に配置されており、前記第1,第2受け部(91,92)は、受けた遊技球を前側の前記第1,第2案内通路(93x,93y)側に案内するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記第1受け部(91)は、傾斜状に配置された前記発射球通過経路(B)の下側に配置され、前記第1案内通路(93x)の上流端側には、前記第1受け部(91)に連通する後ろ向き開口状の第1流入口(100)と、上向き開口状の上部開口部(99)とが設けられていることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記貯留皿(13)は、遊技機本体(1)の前側に開閉自在に装着される開閉扉(10)の前側に設けられ、この開閉扉(10)に前記貯留皿(13)側に開口するファール球排出口(48)が設けられ、前記第1,第2案内通路(93x,93y)は、前記第1,第2受け部(91,92)と前記ファール球排出口(48)とを接続するように前記開閉扉(10)の裏側に沿って傾斜状に配置されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
JP2007178656A 2007-07-06 2007-07-06 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP4629073B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007178656A JP4629073B2 (ja) 2007-07-06 2007-07-06 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007178656A JP4629073B2 (ja) 2007-07-06 2007-07-06 弾球遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010251577A Division JP2011025090A (ja) 2010-11-10 2010-11-10 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009011654A JP2009011654A (ja) 2009-01-22
JP4629073B2 true JP4629073B2 (ja) 2011-02-09

Family

ID=40353276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007178656A Expired - Fee Related JP4629073B2 (ja) 2007-07-06 2007-07-06 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4629073B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5604357B2 (ja) * 2011-04-11 2014-10-08 京楽産業.株式会社 遊技機
JP5670865B2 (ja) * 2011-11-17 2015-02-18 株式会社ニューギン 遊技機
JP5670866B2 (ja) * 2011-11-17 2015-02-18 株式会社ニューギン 遊技機
JP5871248B2 (ja) * 2014-10-21 2016-03-01 サミー株式会社 弾球遊技機
JP6007966B2 (ja) * 2014-12-16 2016-10-19 タイヨーエレック株式会社 遊技機
JP6780384B2 (ja) * 2016-08-31 2020-11-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP7067584B2 (ja) * 2020-05-07 2022-05-16 株式会社三洋物産 遊技機

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1157129A (ja) * 1997-08-26 1999-03-02 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
JP2000271278A (ja) * 1999-02-22 2000-10-03 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2004065834A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Heiwa Corp パチンコ機
JP2004208959A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Samii Kk 弾球遊技機
JP2005118387A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Mrd:Kk 遊技機
JP2006102226A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Heiwa Corp 遊技機の遊技機枠
JP2006198190A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Aruze Corp 弾球遊技機
JP2007068638A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Olympia:Kk 弾球遊技機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1157129A (ja) * 1997-08-26 1999-03-02 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
JP2000271278A (ja) * 1999-02-22 2000-10-03 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2004065834A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Heiwa Corp パチンコ機
JP2004208959A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Samii Kk 弾球遊技機
JP2005118387A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Mrd:Kk 遊技機
JP2006102226A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Heiwa Corp 遊技機の遊技機枠
JP2006198190A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Aruze Corp 弾球遊技機
JP2007068638A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Olympia:Kk 弾球遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009011654A (ja) 2009-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4629073B2 (ja) 弾球遊技機
JP2008284282A (ja) 弾球遊技機
JP2010273704A (ja) 遊技機
JP4949739B2 (ja) 遊技機
JP4580406B2 (ja) 弾球遊技機
JP4865836B2 (ja) 遊技機
JP4109563B2 (ja) 弾球遊技機のファール球回収装置
JP2011025090A (ja) 弾球遊技機
JP4009544B2 (ja) 弾球遊技機の球こぼれ防止装置
JP4729532B2 (ja) 弾球遊技機
JP5395877B2 (ja) 遊技機
JP4336510B2 (ja) 弾球遊技機の球こぼれ防止装置
JP4180336B2 (ja) 弾球遊技機
JP4584605B2 (ja) 弾球遊技機
JP4384459B2 (ja) 封入循環式遊技機
JP5631473B2 (ja) 遊技機
JP3659789B2 (ja) 遊技機
JP4116496B2 (ja) 弾球遊技機
JP3905481B2 (ja) 弾球遊技機の球こぼれ防止装置
JP2004089519A (ja) 球供給部材およびこれを備えたパチンコ機
JP2001170315A (ja) パチンコ遊技機
JP4159502B2 (ja) 弾球遊技機
JP2004255025A (ja) 弾球遊技機
JP4722160B2 (ja) 弾球遊技機
JP2004275205A (ja) 弾球遊技機のファール球回収装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4629073

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees