JP2007068638A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 賞球がファール球の返却通路に回りこんで逆流することの無い遊技機を提供する。
【解決手段】 ファールカバー20にファール球受部20bと返却出口通路22aと払い出し出口通路22bとを設け、ファールカバー20を本体基盤24に組み込むと、本体基盤24に設けられたプラスティック枠26とファールカバー20との間でファール球の返却通路26aが形成され、裏セット下アッセンブリ部25とファールカバー20との間で賞球の賞球通路25aが形成される。返却通路26a及び返却出口通路22aとは、賞球通路25a及び払い出し出口通路22bと独立して形成されるので、賞球が返却通路26a及び返却出口通路22aに入り込むことは無い。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技者が遊技盤上に設けられた遊技領域に遊技球を打ち出すことによって遊技が行われる弾球遊技機に関するものである。
弾球遊技機にはピンボール,スマートボールなど種々のものがあるが、一般にパチンコ機が広く知られている。パチンコ機には、遊技の興趣を高めるために遊技盤上の遊技領域には入賞口やこの入賞口にパチンコ球が入賞すると始動する種々の入賞装置(ヤクモノ)が設けられており、更に、この遊技領域に遊技球(パチンコ球)を打ち出すための遊技球発射装置、遊技球発射装置を作動させる操作ハンドル、遊技球発射装置によって打ち出されたパチンコ球を遊技領域に導くために遊技盤上に設けられたガイドレールで形成される遊技球通路などが設けられている。遊技者は操作ハンドルを操作してパチンコ球を一発ずつ遊技領域に向けて発射させ、入賞口にパチンコ球を入賞させることで得られる賞球を景品に交換することを目当てに遊技を楽しむ。
通常、パチンコ機の本体は遊技盤の設けられている本体上部と遊技球発射装置の設けられている本体下部の二つの部分から構成されていて、本体上部と本体下部とは仕切り板によって分離されている。遊技球発射装置は本体下部の左右いずれかの側に設けられていて、本体上部に設けられた遊技盤上には、遊技球発射装置の配置されている位置の上方の上下方向にガイドレールによって形成される遊技球通路が設けられている。遊技球発射装置の上方の本体下部には遊技球発射装置から発射されるパチンコ球を遊技球通路に導くための発射球通路が設けられおり、発射球通路の上方の本体上部と本体下部との境界に設けられた仕切り板には開口(以下、発射球口と呼ぶ)が設けられている。操作ハンドルを操作して遊技球発射装置によって発射されたパチンコ球は、発射球通路から発射球口を通って遊技球通路に打ち出され、ガイドレールに導かれて遊技球通路を通って遊技領域へ到達する。遊技領域には入賞口やこの入賞口にパチンコ球が入賞すると始動する各種の入賞装置及びパチンコ球が入賞口に入賞し難くするための障害釘などの障害物が設けられており、遊技領域に到達したパチンコ球は障害物に障害されながら遊技領域を流下して入賞口に入賞するか、もしくは入賞せずに遊技領域の最下段に設けられたアウト口からアウト球として回収される。
パチンコ球が入賞口に入賞すると、予め定められた数の賞球がパチンコ機本体の前面に設けられた受け皿に払い出され、貯留される。賞球はパチンコ機本体内部に設けられた賞球通路を通って受け皿のパチンコ機本体側の壁に設けられた開口(導入開口)から受け皿に払い出される。受け皿に貯留された賞球はそのまま遊技に供されるか、得られた賞球数に対応した景品との交換媒体として用いられる。
ところで、遊技球発射装置によって発射されたパチンコ球のうちいくつかは遊技領域に到達せずにガイドレールで形成される遊技球通路を逆戻りして、ファール球として処理される。ファール球は、発射球口の近傍に設けられたファール球受け口に入り、ファール球受け口の下方の本体下部に設けられたファール球受部に落下し、ファール球通路(返却通路)を通って導入開口から受け皿に返却され、再び遊技に供されるか、賞球と一緒にして景品との交換媒体として用いられる。(特許文献1)
特開2003−205085号公報
しかしながら、従来のこの種のパチンコ機では、返却通路が賞球通路の中間地点で合流する構造となっていて、合流地点以降はファール球及び賞球が同じ賞球通路を経由して一つの導入開口から受け皿に払い出される構造となっている。通常は、返却通路が賞球通路より狭い通路となっていて、ファール球が合流地点から賞球通路へ流れ込んで行くと、返却通路におけるファール球の溜めが少なくなり、その状態で賞球が払い出されると賞球が合流地点で返却通路側に回り込んで逆流するという欠点が見受けられた。賞球が返却通路に逆流すると、賞球が正しく払い出されたかがわからなくなるとともに返却通路を詰まらせたりして、遊技者の興趣を損なってしまうことになる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、賞球通路と返却通路とを独立して設け、更に賞球通路から導入開口までの間に賞球を払い出す払い出し出口通路と返却通路から導入開口までの間にファール球を返却する返却出口通路とを独立して設けることによって、賞球が返却通路や返却出口通路に回り込んで逆流することの無い弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の弾球遊技機は、遊技球を貯留する受け皿と、遊技領域が前面側に形成された遊技盤とを備え、前記遊技領域に打ち出された遊技球が入賞口に入賞すると賞球が前記受け皿に払い出されるとともに、前記遊技領域に到達しなかった遊技球がファール球として前記受け皿に返却される弾球遊技機において、前記受け皿に設けられていて、賞球及びファール球を前記受け皿に導入する単一の導入開口と、賞球を前記受け皿に向けて案内する賞球通路と、ファール球を前記受け皿に向けて案内する返却通路と、前記導入開口と前記賞球通路との間に設けられていて賞球を前記受け皿に払い出すための払い出し出口通路と、前記導入開口と前記返却通路との間に設けられていてファール球を前記受け皿に返却するための返却出口通路と、を設けたことを特徴とする。
また、前記払い出し出口通路と前記返却出口通路とが形成されているとともに、前記払い出し出口通路と前記返却出口通路とが隣接して形成された遊技球排出部材を備えたことを特徴とする。
本発明の弾球遊技機(パチンコ機)は、遊技球(パチンコ球)が遊技領域に設けられた入賞口に入賞して得られる賞球が受け皿に払い出されるまでの賞球通路及び払い出し出口通路と、遊技領域に到達せずに戻されるファール球が受け皿に返却されるまでの返却通路及び返却出口通路とを独立して設けることによって、賞球が返却通路及び返却出口通路に回りこんで逆流することがなくなる特徴を有するから、遊技者がより楽しく遊技を行うことができる。
また、払い出し出口通路と返却出口通路とを備えるとともに、払い出し出口通路と返却出口通路とが隣接して形成された遊技球排出部材を構成することにより、パチンコ機の構成部材を少なくするとともに組み立て易く、また、遊技球排出部材が破損した場合の交換を行い易くすることができ、パチンコ機の製造者にとってコストダウンが図れる。
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。図1に弾球遊技機(パチンコ機)10の外観を示す。パチンコ機10の本体は本体枠10aとその前方を覆う上前扉10b及び下前扉10cで構成される。上前扉10bの後方の本体枠10aの内部には遊技盤11が設けられており、遊技盤11には遊技領域12及び後述の遊技球発射装置19(図3)によって発射されて発射球口15から飛び出したパチンコ球を遊技領域12に導くガイドレール14a及び14bによって形成される遊技球通路14が設けられている。また、遊技領域12には入賞口12aやこの入賞口12aにパチンコ球が入賞すると始動する各種の入賞装置12c及び図示しない障害釘などの障害物が設けられており、最下部には入賞口12a及びそれ以外の入賞口にも入賞しなかったパチンコ球がアウト球として回収されるアウト口12bが設けられている。なお、本実施例では遊技球発射装置19及び遊技球通路14を遊技盤11の左側に位置するところに配置したが、この限りではない。
そして、発射球口15の近隣には、発射球口15から飛び出したパチンコ球のうち遊技領域12に到達せず、遊技球通路14を逆戻りして落下してくるパチンコ球を受け入れるファール球受け口16が設けられている。発射球口15はパチンコ球1個が通り抜けられる大きさの開口となっていて、ファール球受け口16はパチンコ球が複数個通過できる大きさの開口となっている。そして、発射球口15にはファール球が入らないように発射球口15の一辺に板バネなどで係合された蓋(図示しない)が設けられていて、その蓋は遊技球発射装置19から発射されたパチンコ球の勢いで上方に押し開けられるが、パチンコ球が通過後はバネの力で戻って発射球口15を塞ぐように構成されている。従って、遊技球通路14を逆戻りして落下してくるファール球が発射球口15に入ることはない。
下前扉10cの前方には、パチンコ球を貯留する受け皿18が設けられており、受け皿18の下前扉10c側の壁にはパチンコ球が入賞口12aに入賞したときに払い出される賞球及び遊技領域12に到達せずに返却されるファール球を受け皿18に導入する導入開口17が設けられている。そして、受け皿18の右側下方に操作ハンドル13が設けられていて、操作ハンドル13を操作することによってパチンコ球を発射させる遊技球発射装置19(図3)が作動される。下前扉10cの後方の本体枠10aの内部には、遊技球発射装置19のほかに図示しない電源部や各種の制御手段などが設けられている。
図3は、下前扉10cを開放した状態の図2における円Aで囲んだ部分を拡大して示している。図3において、遊技球発射装置19はその一部が示されており、遊技球発射装置19の上方には遊技球発射装置19から発射されたパチンコ球を遊技盤上に導く発射球通路20aと、発射球ガイド21とが設けられている。
図4は本発明の実施例の一つであるファールカバー20を示している。図4に示すように、発射球通路20aの左側に隣接してファール球受部20bが設けられており、発射球通路20aの右側には、ファール球の返却出口通路22aと賞球の払い出し出口通路22bとが仕切り22cを挟んで設けられており、プラスティックなどの硬度の高い樹脂で成型された一体構造のファールカバー20を構成していて、パチンコ機本体10に取り付け易くなっている。発射球通路20aの右側の壁の下部20dにおける発射球通路20の幅w2は上部20cにおける発射球通路20の幅w1よりやや広くなっていて上部20cと下部20dの間に形成される段差20eを発射球ガイド21の上部にあてがいながら取り付けるようになっていて、発射球ガイド21の内面と発射球通路20aの壁の上部20cの内面とが一つの面を成して、パチンコ球が引っかかることなく滑らかに通過するようになっている(詳細な取り付け方法については省略する)。また、発射球通路20aの後方でファール球受部20bから返却出口通路22aに至る部分にはファール球受部20bに落下したファール球が返却出口通路22aに導かれるように仕切り20fが設けられている。そして、パチンコ機本体枠10a内の本体基盤24にはプラスティックなどの硬度の高い樹脂で凹部状に形成されたプラスティック枠26(図5)が設けられていて、ファールカバー20を取り付けるとプラスティック枠26の仕切り26bとファールカバー20に設けられた仕切り20f及び仕切り22cとでファール球の返却通路26aが形成される。仕切り22cの返却出口通路22a側の面22dはファール球が返却出口通路22aに流入し易いように凹面の湾曲をしている。
返却出口通路22aの右側に仕切り22cを挟んで隣接して賞球が払い出される払い出し出口通路22bが設けられている。そして、ファールカバー20を本体基盤24に取り付けると、払い出し出口通路22bと予め本体基盤24に設けられている裏セット下アッセンブリ部25における仕切り25bとの間で賞球通路25aが形成される(図5)。従って、ファール球の返却出口通路22aと賞球の払い出し出口通路22bとは分離されており、返却出口通路22aに連結されたファール球の返却通路26aと賞球の賞球通路25aとは分離されているから、賞球が返却通路26a及び返却出口通路22aに回りこむことはない。
図5は本体基盤24におけるファールカバー20を取り付ける部分をパチンコ機10の本体枠10aの上方から見た断面図を示している。図5(A)はファールカバー20を取り付ける前の状態で、図5(B)はファールカバー20を取り付けた様子を示している。図5(A)におけるスペース27はファールカバー20を取り付けた後、ファール球及び賞球を受け皿18に導く導入開口17(図1)を取り付けるためのスペースで、図5(B)では導入開口17も設けられた状態を示している。そして、裏セット下アッセンブリ部25の底面、つまり、賞球通路25aの底面は本体基盤24の前面方向に向けてやや下り勾配になっており、賞球が払い出されると賞球は裏セット下アッセンブリ部25の底面を本体基盤24の前面方向に向けて流下してゆき、払い出し出口通路22bに自然に流れ込むようになっている。払い出し出口通路22bの底面も裏セット下アッセンブリ部25の底面と連続して滑らかに賞球が受け皿18へ払い出されるように受け皿18に向けて下り勾配となっている。従って、払い出し出口通路22bへ流れ込んだ賞球はそのまま導入開口17を経由して受け皿18へ払出される。
一方、プラスティック枠26の底面、つまり返却通路26aの底面は、ファール球受部20bの位置から返却出口通路22aの方向へ向けて下り勾配となっており、ファール球受部20bに落下したファール球は返却通路26aを下って返却出口通路22aへ流れ込む。返却出口通路22aの底面も払い出し出口通路22bの底面と同様に受け皿18の方向に向けて下り勾配となっていて、返却出口通路22aへ流れ込んだファール球は導入開口17を経由して受け皿18へ返却される。
図5(B)に示すように、賞球通路25aと返却通路26aとは分離されており、かつ、払い出し出口通路22bと返却出口通路22aとが分離されているから、賞球は賞球通路25aを通って払い出し出口通路22bから導入開口17を経由して受け皿18に払いだされ、ファール球は返却通路26aを通って返却出口通路22aから導入開口17を経由して受け皿18に返却されるので、賞球が返却通路26a及び返却出口通路22aに回り込むことは無い。
上記のように構成されたパチンコ機10の動作を以下に説明する。遊技者は遊技を開始するに当り、遊技店から遊技を行うためのパチンコ球の貸し出しを受ける。貸し出されたパチンコ球は受け皿18に貯留される。遊技者が操作ハンドル13を操作すると、パチンコ球は受け皿18と遊技球発射装置19との間に設けられた通路(図示しない)を通って遊技球発射装置19に導かれ、遊技球発射装置19から1個ずつ発射されて、発射球ガイド21に導かれて発射球通路20aを通って発射球口15から遊技球通路14へ打ち出される。
遊技球通路14に打ち出されたパチンコ球はガイドレール14a及び14bによって導かれながら遊技球通路14を通り抜けて遊技領域12へ飛び出す。遊技領域12には入賞口12aやこの入賞口12aにパチンコ球が入賞すると始動する各種の入賞装置12c及び図示しない障害釘などの障害物が設けられており、遊技領域12に飛び出したパチンコ球は障害物に障害されながら遊技領域12を流下して行き、入賞口12aや他の入賞口のいずれかに入賞するか、入賞せずに遊技領域12の最下段に設けられたアウト口12bからアウト球として回収される。パチンコ球が入賞口12aや他の入賞口のいずれかに入賞すると、予め定められた賞球が賞球通路25aを通って払い出し出口通路22bに至り、導入開口17から受け皿18に払い出され、貯留される。
一方で、遊技球通路14に打ち出されたパチンコ球のうちいくつかは、遊技領域12に到達せずに遊技球通路14を落下しつつ逆戻りするファール球となる。ファール球は発射球口15の近傍に設けられたファール球受け口16に入り、ファール球受け口16の下方に設けられたファール球受部20bに落下する。発射球口15にはファール球が入らないように発射球口15の一辺に板バネなどで係合された蓋(図示しない)が設けられていて、その蓋は遊技球発射装置19から発射されたパチンコ球の勢いで上方に押し開けられるが、パチンコ球が通過後はバネの力で戻って発射球口15を塞ぐように構成されている。従って、ファール球は発射球口15に入ることなくファール球受け口16から確実にファール球受部20bに落下する。ファール球受部20bに落下したファール球は返却通路26aを流下して返却出口通路22aに至り、導入開口17から受け皿18に返却される。
導入開口17から払い出された賞球及び返却されたファール球は受け皿18に貯留され、再び遊技に供されるか、遊技を中断して景品と交換するための交換媒体として用いられる。
図6は、本発明の他の実施例である遊技球排出部材30を示している。遊技球排出部材30は、発射球通路30a、ファール球受部30b、返却出口通路32a及び払い出し出口通路32bをプラスティックなどの硬度の高い樹脂で一体成型して、パチンコ機本体に着脱可能とした部材であり、図7の(A)はその平面図、(B)は正面図を示している。図6、図7に示すように、発射球通路30aの左側にファール球受部30bを隣接して設け、発射球通路30aの右側に返却出口通路32aと払い出し出口通路32bとが設けられている。返却出口通路32aと払い出し出口通路32bとは仕切り32cで分離されており、パチンコ機10の本体基盤24に組み込んだときに、本体基盤24に予め設けられたプラスティック枠26においてプラスティック枠の仕切り26bと遊技球排出部材30に設けられた仕切り30f及び仕切り32cとでファール球受部30bから返却出口通路32aに至る返却通路26aが形成され、裏セット下アッセンブリ部25においてその仕切り25bと払い出し出口通路32bとの間で賞球通路25aが形成されるようになっている。
図8(A)は、本体基盤24に遊技球排出部材30を組み込む前の様子、図8(B)は遊技球排出部材30を組み込んだ様子を、パチンコ機10の上方から見た断面図で示している。ファール球を返却出口通路32aへ導くように仕切り32cの返却出口通路32a側の面32dが湾曲して形成されている。図8(B)にハッチングをして示すように、遊技球排出部材30を本体基盤24に組み込むと、プラスティック枠26において返却通路26aが形成され、裏セット下アッセンブリ部25において賞球通路25aが形成されるように遊技球排出部材30が成型されている。遊技球排出部材30が組み込まれた後のパチンコ機10における動作は第一の実施例であるファールカバー20を取り付けた場合と同じであるので説明を省く。返却通路26aと賞球通路25aとは分離されており、返却出口通路32aと払い出し出口通路32bとが分離されているので賞球が返却通路26a及び返却出口通路32aに回り込むことは無い。
遊技球排出部材30を本体基盤24に組み込むには、裏セット下アッセンブリ部25及びプラスティック枠26に設けられたガイド24bにあわせてフック33の爪33aが本体基盤24の仕切り板24aの先端にひっかかって抜けなくなる位置まで押し込む。遊技球排出部材30を本体基盤24からはずすときは、フック33の手前側の突起部33bを矢印Aの方向へ押して爪33aを仕切り板24aからはずして引き抜けばよい。
図9は、パチンコ機10の上前扉10b及び下前扉10cを開放して本体に遊技球排出部材30を組み込もうとする様子、図10はそれを組み込んだ様子を斜視図で示しており、それぞれの図における遊技球排出部材30及び遊技球発射装置19を中心にした円で囲んだ部分を拡大して示してある。図示するように、遊技球排出部材30をパチンコ機10に対して容易に着脱可能としたから、パチンコ機10の構成部品の点数及び組み立て工数を削減できるとともに遊技球排出部材30が破損しても交換が容易となり、短時間で交換が可能である。
上記のように、本発明の弾球遊技機では、賞球を受け皿に払い出すための賞球通路と払い出し出口通路とを、ファール球を受け皿に返却するための返却通路及び返却出口通路と分離して設けたので、賞球が返却通路及び返却出口通路に入って逆流することが無いから、遊技者が安心して遊技を楽しむことができる。
また、払い出し出口通路と返却出口通路とが隣接して形成された遊技球排出部材を構成することにより、部品点数を減らすことができ、また、遊技球排出部材が破損したときには容易に交換が可能となるので、組み立てや交換作業が楽になりパチンコ機の製造コスト削減となる。
なお、上記実施例では、遊技球発射装置の設けられている位置との関係でファール球受部を発射球通路の左側に隣接させ、返却出口通路と払い出し出口通路とをこの順に発射球通路の右側に隣接して設けたが、必ずしもこの限りではなく、また返却出口通路と払い出し出口通路とを隣接させなくてもよく、返却通路と返却出口通路とが賞球通路及び払い出し出口通路と物理的に分離されていればよい。
また、本発明の実施例をパチンコ機を例にして説明したが、遊技球を用いて遊技を行う他の種類の遊技機に適応させることも可能である。
本発明の弾球遊技機(パチンコ機)の外観を示す斜視図である。 パチンコ機の上前扉及び下前扉を開放した様子を示す斜視図である。 遊技球発射装置から発射球通路の近傍を示す斜視図である。 本発明の第一の実施例のファールカバーを示す斜視図である。 ファールカバーを取り付ける様子を示す断面図である。 本発明の第二の実施例の遊技球排出部材を示す斜視図である。 遊技球排出部材の平面図及び正面図である。 遊技球排出部材を本体基盤に取り付ける様子を示す断面図である。 遊技球排出部材を本体に取り付ける前の様子を示す斜視図である。 遊技球排出部材を本体に取り付けた後の様子を示す斜視図である。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
11 遊技盤
12 遊技領域
12a 入賞口
12b アウト口
12c 入賞装置
13 操作ハンドル
14 遊技球通路
15 発射球口
16 ファール球受け口
17 導入開口
18 受け皿
19 遊技球発射装置
20 ファールカバー
20a 発射球通路
20b ファール球受部
22a 返却出口通路
22b 払い出し出口通路
22c 仕切り
25a 賞球通路
26a 返却通路
30 遊技球排出部材
30a 遊技球排出部材の発射球通路
30b 遊技球排出部材のファール球受部
32a 遊技球排出部材の返却出口通路
32b 遊技球排出部材の払い出し出口通路
32c 遊技球排出部材の仕切り
33 フック

Claims (2)

  1. 遊技球を貯留する受け皿と、遊技領域が前面側に形成された遊技盤とを備え、前記遊技領域に打ち出された遊技球が入賞口に入賞すると賞球が前記受け皿に払い出されるとともに、前記遊技領域に到達しなかった遊技球がファール球として前記受け皿に返却される弾球遊技機において、
    前記受け皿に設けられていて、賞球及びファール球を前記受け皿に導入する単一の導入開口と、
    賞球を前記受け皿に向けて案内する賞球通路と、
    ファール球を前記受け皿に向けて案内する返却通路と、
    前記導入開口と前記賞球通路との間に設けられていて賞球を前記受け皿に払い出すための払い出し出口通路と、
    前記導入開口と前記返却通路との間に設けられていてファール球を前記受け皿に返却するための返却出口通路と、
    を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記払い出し出口通路と前記返却出口通路とが形成されているとともに、前記払い出し出口通路と前記返却出口通路とが隣接して形成された遊技球排出部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
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