JP2009288178A - 使用済み燃料再処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用済み燃料から大部分のUを分離して軽水炉燃料として回収可能とし、一方、PuとMA(マイナーアクチニド)をUと一緒に回収することにより高速炉の金属燃料に利用可能とする。
【解決手段】使用済み燃料を硝酸溶液に溶解する溶解工程3と、Npを5価に維持しながらPuを3価に還元する電解価数調整工程4と、有機溶媒と接触させ、6価のUを抽出剤に抽出させてUOを回収するU抽出工程5と、硝酸溶液に残留したMAおよび核分裂生成物をシュウ酸沈殿物として沈殿させるシュウ酸沈殿工程6と、シュウ酸沈殿物に塩酸を添加して塩化物9に転換する塩素化工程8と、塩化物9をArガス流中で脱水させて無水塩化物41を合成する脱水工程40と、無水塩化物41を溶融塩に溶解して電解により陰極にU、PuおよびMAを回収する溶融塩電解工程10と、を有する。
【選択図】図1

Description

使用済み酸化物核燃料からウラン(U)、プルトニウム(Pu)およびマイナーアクチニド(MA)を回収する工程を含む使用済み燃料再処理方法に関する。
原子力発電所から発生する使用済み燃料を再処理して、使用済み燃料中に含まれる有用な物質を精製回収し、かつ不要な核分裂生成物を分離し、燃料として再利用する技術の代表的なプロセスとして、ピューレックス法がある。使用済み燃料中にはウランやプルトニウムなど超ウラン元素(TRU)の他に核分裂生成物(FP)としてアルカリ金属(AM)元素、アルカリ土類金属(AEM)元素、白金族元素が含まれている。
六ヶ所村の日本原燃株式会社の再処理工場ではピューレックス法が採用されている。すなわち、使用済み燃料を硝酸溶液に溶解した後、共除染工程で核分裂生成物を分離した後、UとPuの分配工程でUとPuを分離し、UとPuは各々、U精製工程、Pu精製工程で精製した後、Pu溶液をU溶液と一緒にして混合脱硝することにより、Puが単独で回収できないプロセスとなっている。
特許第2809819号公報 特許第3319657号公報
従来のピューレックス法では、UとPuは一旦分配工程で分離していることから、絶対的な核不拡散性があるとは言いがたい。
そこで、ピューレックス法のプロセスを一部変更し、核不拡散性の高い、すなわち、Puを単独で回収できない再処理プロセスが望まれている。
ところで、ピューレックス法の高レベル廃液には少量のU、Puと大部分のマイナーアクチニド(Np、Am、Cm等)が含まれている。そして、これらの超ウラン元素(Pu、マイナーアクチニド)を一括回収するプロセスとして高レベル廃液にシュウ酸沈殿−塩化物転換−溶融塩電解を適用するアクアパイロ法がある(特許文献1および2)。アクアパイロ法ではPuはUやマイナーアクチニドに同伴し、一括で回収される。すなわち、Puが単独で回収されない。
本発明は、こうした背景技術の課題に鑑みてなされたもので、使用済み燃料溶解液から大部分のウランを分離し、軽水炉燃料として回収可能とし、一方、PuとマイナーアクチニドをUと一緒に回収することにより高速炉の金属燃料に利用可能な、核不拡散性の高い使用済み燃料の再処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る使用済み燃料再処理方法の一つの態様は、使用済み酸化物核燃料を解体してせん断する解体・せん断工程と、前記解体・せん断工程を経た燃料を硝酸溶液に溶解する溶解工程と、前記溶解工程を経た燃料に対して、ネプツニウムを5価に維持しながらプルトニウムを3価に還元する電解価数調整工程と、前記電解価数調整工程を経た燃料を有機溶媒と接触させ、6価のウランを抽出剤に抽出させることにより、酸化ウランを回収するウラン抽出工程と、前記ウラン抽出工程で硝酸溶液に残留したマイナーアクチニドおよび核分裂生成物をシュウ酸沈殿法により共にシュウ酸沈殿物として沈殿させるシュウ酸沈殿工程と、前記シュウ酸沈殿物に塩酸を添加することにより、塩化物に転換する塩素化工程と、前記塩化物を、還元性の不活性なガス気流中で脱水させることにより無水塩化物を合成する脱水工程と、前記無水塩化物を溶融塩に溶解して、電解により陰極にウラン、プルトニウムおよびマイナーアクチニドを回収する溶融塩電解工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る使用済み燃料再処理方法の他の一つの態様は、使用済み酸化物核燃料を解体してせん断する解体・せん断工程と、前記解体・せん断工程を経た燃料を硝酸溶液に溶解する溶解工程と、前記溶解工程を経た燃料に対して、プルトニウムを3価に還元し、ネプツニウムを5価に還元する電解価数調整工程と、前記電解価数調整工程を経た燃料を有機溶媒と接触させ、6価のウランを抽出剤に抽出させることにより、酸化ウランを回収するウラン抽出工程と、前記ウラン抽出工程で硝酸溶液に残留したマイナーアクチニドおよび核分裂生成物をシュウ酸沈殿法により共にシュウ酸沈殿物として沈殿させるシュウ酸沈殿工程と、前記シュウ酸沈殿物を脱水した後に酸化雰囲気中で沈殿物酸化物に転換する酸化・脱水工程と、アルカリ金属の塩化物溶融塩中にアルカリ金属酸化物を溶解した混合溶融塩中または、アルカリ土類金属の塩化物溶融塩中にアルカリ土類金属酸化物を溶解した混合溶融塩中に、前記沈殿物酸化物を浸漬して、この沈殿物酸化物を陰極に接触させて前記沈殿物酸化物中の酸素イオンを引き抜き、前記溶融塩中の陽極側に酸素ガスまたは二酸化炭素ガスとして除去し、前記陰極に前記沈殿物酸化物中のウラン、プルトニウムおよびマイナーアクチニドを回収する電解還元工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、使用済み燃料溶解液から大部分のウランを分離し、軽水炉燃料として回収できるとともに、PuとマイナーアクチニドをUと一緒に回収することにより高速炉の金属燃料に利用することができる。Puを単独で回収できず、PuとマイナーアクチニドをUと一緒に回収するので、核不拡散性が高い。
以下に、本発明に係る使用済み燃料再処理方法の実施形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
はじめに、本発明に係る使用済み燃料再処理方法の第1の実施形態について、図1および図2を参照して説明する。
図1は本発明に係る使用済み燃料再処理方法の第1の実施形態を示す流れ図である。図1で、まず、解体・せん断工程2で、使用済み酸化物燃料1を解体してせん断する。その後、溶解工程3で、全量を硝酸で溶解する。このとき、Uは6価の状態でPuは4価の状態で存在している。
つぎに、電解価数調整工程4でPuを電解還元して3価にする。図2はこの第1の実施形態における電解価数調整工程4で使用される装置の例を示す模式的立断面図である。すなわち、この装置では、陰極室27と陽極室28が隔膜50を介して隔てられている。陰極室27には陰極液24が溜められ、この陰極液24に陰極25と参照電極30が挿入されている。また、陽極室28には陽極液51が溜められ、この陽極液28に陽極26が挿入されている。陰極25および陽極26は電源29に接続されている。また、陰極25と参照電極30が電位差計31に接続されている。参照電極30としては、たとえば銀/塩化銀電極を用いる。なお、陰極室27には陰極液24を攪拌するための攪拌子52が設けられている。
このとき、陰極電位が−100mV以下に、または、陰極電流密度が20mA/cm以上ないし40mA/cmの範囲とすることにより、Npを5価に維持しながら、Puを3価に還元することができる。一部4価還元されたUはPuを4価から3価に還元するためにも使われ、逆にU自身は6価に酸化される。
図3は、この電解価数調整工程4における陰極電位と電流密度との相関を示す実験結果のグラフである。約20mA/cm以上にすることで、陰極電位を−0.1V(−100mV)にすることが実験で示されている。
Uは大部分6価であるので、U抽出工程5で、TBP(リン酸トリブチル)−30%ドデカンで抽出すると、Uの6価のみがTBP−30%ドデカン溶液に抽出される。Puの3価イオン、Npの5価イオンは一部のUの4価イオンと共に、水溶液に残留する。
図4は、この電解価数調整工程4およびU抽出工程5において、参照電極として銀/塩化銀電極基準で電解電位を−100mVに保持したときの電流密度の経時変化の測定結果例を示すグラフである。このとき、陰極電位−100mVに対して、陰極電流密度は20mA/cmないし40mA/cmの範囲となっていることが示されている。
つぎに、U抽出工程5で残留した水溶液に対して、シュウ酸沈殿工程6で、シュウ酸を添加し、シュウ酸沈殿7を生じさせる。シュウ酸沈殿7中にはPuとNpやAm、Cmなどのマイナーアクチニド、希土類元素(RE)およびアルカリ土類金属元素の一部が含まれる。核分裂生成物のうち、アルカリ金属元素や白金族元素はろ液中に沈殿せずに溶解している。
シュウ酸沈殿工程6で、U、Pu、マイナーアクチニドおよび希土類元素などはシュウ酸沈殿7として回収される。
塩素化工程8で、このシュウ酸沈殿7に塩酸を添加し、100℃以下で溶解した後、過酸化水素を添加することによりシュウ酸を水と二酸化炭素に分解する。シュウ酸沈殿7のU、Puおよびマイナーアクチニドはこの塩素化工程8で塩化物9に転換される。
次に、脱水工程40で、塩酸溶液の水分を蒸発除去した後、還元性の不活性ガス(たとえばアルゴンや窒素)の気流中で約200℃前後で水分を完全に除去する。これにより、無水のU、Puおよびマイナーアクチニドの塩化物(無水塩化物)41が生成される。
生成された無水塩化物41を溶融塩電解工程10で電解することにより、高速炉燃料として使用することが可能なU、Puおよびマイナーアクチニドの金属を一括回収することができる。
次に、前記シュウ酸沈殿工程6で得られるシュウ酸沈殿7から白金族核分裂生成物を回収する白金族核分裂生成物回収工程14について、図1および図2を参照して説明する。ここで、この白金族核分裂生成物回収工程14で使用される装置の構造は、電解価数調整工程およびU抽出工程で使用される図2に示す装置と同じ構造のものでよい。たとえば同じ装置を使用してもよいし、同じまたは類似の構造の別の装置を使用してもよい。
このシュウ酸沈殿7中にはPuとNpやAm、Cmなどのマイナーアクチニド、希土類元素およびアルカリ土類金属元素の一部が含まれる。核分裂生成物のうち、アルカリ金属元素や白金族元素はシュウ酸沈殿せず、ろ液(陰極液)24中に溶解している。白金族核分裂生成物回収工程14において、前記核分裂生成物が溶解しているろ液24を陰極室27に入れ、ここに不溶解性の陰極25を浸漬して電解を行なう。
電源29から電圧を陽極26および陰極25に印加すると、陰極室27のろ液24に含まれている核分裂生成物のうち、白金族系核分裂生成物であるPd、Ru、Rh、Mo絵およびTcが陰極25に析出回収される。一方、陽極室28には酸の陽極液51を入れる。このとき、陰極液24であるろ液中のCsなどのアルカリ金属元素およびSrなどのアルカリ土類元素はろ液中に残留するので白金族元素核分裂生成物と分離できる。
印加する電圧は、陰極室27に浸漬した参照電極30と陰極25の電位差を電位差計31で測定し、白金族核分裂生成物であるPd、Ru、Rh、MoおよびTcが水素発生させずに陰極25に析出する電位に制御することが重要である。
白金族核分裂生成物であるPd、Ru、Rh、MoおよびTcが高レベル廃棄物中に移行しないので、ガラス固化体の製造における負担を減少させることができる。さらに、高レベル廃棄物の発生量を低減することができる。
前記U抽出工程5で、TBP−30%ドデカンで抽出された6価Uは、U精製工程11おいて硝酸で洗浄された後、脱硝工程12で酸化物に転換され、高純度のUO13として回収される。高純度のUO13は軽水炉の酸化物燃料として使用することができる。
[第2の実施形態]
つぎに、本発明に係る使用済み燃料再処理方法の第2の実施形態について、図5および図6を参照して説明する。ここで、第1の実施形態と同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。
図5は本発明に係る使用済み燃料再処理方法の第2の実施形態を示す流れ図である。また、図6は第2の実施形態における電解還元工程で使用される装置の例を示す模式的立断面図である。
シュウ酸沈殿工程6でU、Pu、マイナーアクチニドおよび希土類元素のシュウ酸沈殿7を回収するまでの手順は第1の実施形態と同様である。
この第2の実施形態では、金属U、Puおよびマイナーアクチニドを得るために、第1の実施形態の塩素化工程8、脱水工程40および溶融塩電解工程10の代わりに、酸化・脱水工程15および電解還元工程17を有する。
すなわち、酸化・脱水工程15で、前記シュウ酸沈殿工程6で回収されたシュウ酸沈殿7に、オゾンもしくは酸化性のガスを吹き込みながら、水分を加熱しながら除去すると、U、Pu、マイナーアクチニドおよび希土類元素の酸化物(沈殿物酸化物)16が生成する。
つぎに、酸化物16の水分を、酸素を真空に引きながら完全に除去する。その後にステンレス鋼製の陰極バスケット19に前記酸化物16を入れ、溶融塩電解槽22に装荷する。前記U、Pu、マイナーアクチニドおよび希土類元素の酸化物16の入った陰極バスケットを電源23の陰極に接続し、不溶解性の、たとえば白金やグラッシーカーボン製の陽極20を設置する。溶融塩21中で陰極バスケット19と陽極20に電圧を印加し、陰極バスケット19中のU、Puおよびマイナーアクチニド酸化物中の酸素イオンが引き抜かれて金属に還元されるので、U、Puおよびマイナーアクチニド金属18を回収できる。
混合溶融塩中でステンレス鋼製の陰極バスケット19に酸化物16を入れる。この混合溶融塩は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩化物の溶融塩中にアルカリ金属またはアルカリ土類金属の酸化物を溶解したものが好ましい。さらに具体的には、たとえば、LiClの溶融塩中にLiOを溶解した混合溶融塩、MgClの溶融塩中にMgOを溶解した混合溶融塩、CaClの溶融塩中にCaOを溶解した混合溶融塩のいずれかが好ましい。
混合溶融塩中で陰極バスケット19に酸化物16を入れた後に、酸化物16中の酸素イオンを引き抜き、陽極で前記酸素イオンを酸素ガスもしくはCOガスとして除去する。陰極バスケット19から核分裂生成物であるCsなどのアルカリ金属元素やSrのようなアルカリ土類金属元素、およびCeやNdのような希土類元素は溶融塩中に溶解するのでU、Puおよびマイナーアクチニド金属18と分離することができる。
このとき、陰極では、次の式で表わされる金属への還元が起こる。
UO + 4e− → U + 2O2−
PuO + 4e− → Pu + 2O2−
また、陽極では、次の式で表わされるように酸素ガスが発生する。
2O2− → O + 4e−
本発明に係る使用済み燃料再処理方法の第1の実施形態を示す流れ図。 本発明に係る使用済み燃料再処理方法の第1の実施形態における電解価数調整工程および白金族核分裂生成物回収工程で使用される装置の例を示す模式的立断面図。 本発明に係る使用済み燃料再処理方法の第1の実施形態の電解価数調整工程における電極電位と電流密度の初期値の測定結果例を示すグラフ。 本発明に係る使用済み燃料再処理方法の第1の実施形態の電解価数調整工程において、参照電極として銀/塩化銀電極基準で電解電位を−100mVに保持したときの電流密度の経時変化の測定結果例を示すグラフ。 本発明に係る使用済み燃料再処理方法の第2の実施形態を示す流れ図。 本発明に係る使用済み燃料再処理方法の第2の実施形態における電解還元工程で使用される装置の例を示す模式的立断面図。
符号の説明
1:使用済み酸化物燃料
2:解体・せん断工程
3:溶解工程
4:電解価数調整工程
5:U抽出工程
6:シュウ酸沈殿工程
7:シュウ酸沈殿
8:塩素化工程
9:塩化物
10:溶融塩電解工程
11:U精製工程
12:脱硝工程
13:高純度UO
14:白金族核分裂生成物回収工程
15:酸化・脱水工程
16:酸化物(沈殿物酸化物)
17:電解還元工程
18:U、Puおよびマイナーアクチニド金属
19:陰極バスケット
20,26:陽極
21:溶融塩
22:溶融塩電解槽
23,29:電源
24:陰極液(ろ液)
25:陰極
27:陰極室
28:陽極室
30:参照電極
31:電位差計
40:脱水工程
41:無水塩化物
50:隔膜
51:陽極液

Claims (7)

  1. 使用済み酸化物核燃料を解体してせん断する解体・せん断工程と、
    前記解体・せん断工程を経た燃料を硝酸溶液に溶解する溶解工程と、
    前記溶解工程を経た燃料に対して、ネプツニウムを5価に維持しながらプルトニウムを3価に還元する電解価数調整工程と、
    前記電解価数調整工程を経た燃料を有機溶媒と接触させ、6価のウランを抽出剤に抽出させることにより、酸化ウランを回収するウラン抽出工程と、
    前記ウラン抽出工程で硝酸溶液に残留したマイナーアクチニドおよび核分裂生成物をシュウ酸沈殿法により共にシュウ酸沈殿物として沈殿させるシュウ酸沈殿工程と、
    前記シュウ酸沈殿物に塩酸を添加することにより、塩化物に転換する塩素化工程と、
    前記塩化物を、還元性の不活性なガス気流中で脱水させることにより無水塩化物を合成する脱水工程と、
    前記無水塩化物を溶融塩に溶解して、電解により陰極にウラン、プルトニウムおよびマイナーアクチニドを回収する溶融塩電解工程と、
    を有することを特徴とする使用済み燃料再処理方法。
  2. 使用済み酸化物核燃料を解体してせん断する解体・せん断工程と、
    前記解体・せん断工程を経た燃料を硝酸溶液に溶解する溶解工程と、
    前記溶解工程を経た燃料に対して、プルトニウムを3価に還元し、ネプツニウムを5価に還元する電解価数調整工程と、
    前記電解価数調整工程を経た燃料を有機溶媒と接触させ、6価のウランを抽出剤に抽出させることにより、酸化ウランを回収するウラン抽出工程と、
    前記ウラン抽出工程で硝酸溶液に残留したマイナーアクチニドおよび核分裂生成物をシュウ酸沈殿法により共にシュウ酸沈殿物として沈殿させるシュウ酸沈殿工程と、
    前記シュウ酸沈殿物を脱水した後に酸化雰囲気中で沈殿物酸化物に転換する酸化・脱水工程と、
    アルカリ金属の塩化物溶融塩中にアルカリ金属酸化物を溶解した混合溶融塩中または、アルカリ土類金属の塩化物溶融塩中にアルカリ土類金属酸化物を溶解した混合溶融塩中に、前記沈殿物酸化物を浸漬して、この沈殿物酸化物を陰極に接触させて前記沈殿物酸化物中の酸素イオンを引き抜き、前記溶融塩中の陽極側に酸素ガスまたは二酸化炭素ガスとして除去し、前記陰極に前記沈殿物酸化物中のウラン、プルトニウムおよびマイナーアクチニドを回収する電解還元工程と、
    を有することを特徴とする使用済み燃料再処理方法。
  3. 前記電解還元工程は、ステンレス鋼製の陰極バスケット内に前記沈殿物酸化物を収容し、この陰極バスケットを前記溶融塩中に浸漬し、この陰極バスケットに前記陰極を接続して行なうことを特徴とする請求項2に記載の使用済み燃料再処理方法。
  4. 前記混合溶融塩は、LiClの溶融塩にLiOを溶解した混合溶融塩、MgClの溶融塩にMgOを溶解した混合溶融塩、CaClの溶融塩にCaOを溶解した混合溶融塩のいずれかであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の使用済み燃料再処理方法。
  5. 前記シュウ酸沈殿工程で沈殿せずに残ったろ液を陰極室に入れ、この陰極室に不溶解性材料からなる陰極を挿入し、前記陰極室とは隔壁で隔てられた陽極室に酸性溶液を入れて電解して、前記ろ液中に残留する白金族の分裂生成物を前記陰極に析出回収する分裂生成物回収工程をさらに有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の使用済み燃料再処理方法。
  6. 前記電解価数調整工程は、参照電極として銀/塩化銀電極基準で−100mV以下で行なうことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の使用済み燃料再処理方法。
  7. 前記電解価数調整工程は、参照電極として銀/塩化銀電極基準で陰極電流密度20mA/cmないし40mA/cmで行なうことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の使用済み燃料再処理方法。
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