JP2009287465A - 両頭ピストン型斜板式圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シリンダボア35内のフロント側に区画されたフロント側圧縮室35aと、フロントハウジング13の内周側に設けられた軸封装置30の収容室13aとを連通し、収容室13aからフロント側圧縮室35aに冷媒を吸入する導入通路に、ロータリバルブ42を具備した両頭ピストン型斜板式圧縮機10であって、導入通路は、シリンダブロック11に形成されフロントハウジング側端面11cを通して収容室13aと軸孔11aとを連通する切り欠き40と、シリンダブロック11に形成され軸孔11aとフロント側圧縮室35aとを連通する吸入通路41と、回転軸29の外周に形成され回転軸29の回転に伴い切り欠き40と吸入通路41とを順次連通させる溝状通路39とにより構成されている。
【選択図】 図1
Description
フロントハウジング13と回転軸22との間にはリップシール型の軸封装置23が介在されている。軸封装置23はフロントハウジング13に形成された収容室13c内に収容されている。ロータリバルブ49による吸入構造は、回転軸22の外周面に溝状の供給通路47が形成され、供給通路47の一端は、軸封装置23が収容される収容室13cに開口し、供給通路47の他端は、フロント側のシリンダブロック11に形成され、圧縮室28aに連通された吸入通路48と開口する構造となっている。回転軸22の回転に伴い、吸入通路48は供給通路47に間欠的に連通し、収容室13c内の冷媒ガスは供給通路47及び吸入通路48を介して圧縮室28aに吸入される。
路と前記吸入通路とを順次連通させる溝状通路とにより構成されていることを特徴とする
。
請求項2記載の発明によれば、エッジ部に切り欠きを設けるだけでよいので、孔形成の場合と比較して連通路の開口面積を大きくとることができ、冷媒や潤滑油をより多く導入可能である。また、孔形成の場合と比較して製造コストを削減可能である。
請求項3記載の発明によれば、前記連通路と前記吸入通路とは、回転軸収容孔の内周側に開口する各開口部の配置を展開図で見た場合には、各開口部は斜めにずれて配置されていることになる。このため、連通路の開口部と吸入通路の開口部との間隔を所定値以上として、且つ軸方向の距離を小さくとることが可能となり、シールのために必要な距離を確保しつつ溝状通路の軸方向長さを短くすることが可能である。
請求項4記載の発明によれば、シールのために必要な距離を確保しつつ溝状通路の軸方向長さを最大限に短くすることが可能である。
請求項5記載の発明によれば、連通路はエッジ部に全周にわたりテーパ状に形成されているので、連通路の開口面積を大きくとることができる。また、切り欠きや孔加工と比べて、切削加工が簡単に行え製造コストを削減可能である。
請求項6記載の発明によれば、収容室に吸入された冷媒により軸封装置を冷却することができるので、圧縮機の耐久性の向上を図れる。
請求項7記載の発明によれば、吸入口から潤滑油を含んだ冷媒が斜板室に導入されるので、斜板室内における摺動部の潤滑性を向上させることができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る両頭ピストン型斜板式圧縮機について説明する。
この実施形態の両頭ピストン型斜板式圧縮機(以下、単に「圧縮機」と表記する。)は、車載空調装置の冷凍回路の一部を構成する圧縮機である。
図1に示すように、圧縮機10の全体ハウジングは、接合された一対のシリンダブロック11、12と、フロント側のシリンダブロック11に接合されたフロントハウジング13と、リヤ側のシリンダブロック12に接合されたリヤハウジング14とから構成されている。なお、図1において、左側を圧縮機10のフロント側(前側)とし、右側を圧縮機10のリヤ側(後側)とする。
シリンダブロック11、12、フロントハウジング13及びリヤハウジング14は、複数本のボルト15によって共締めされている。各ボルト15は、シリンダブロック11、12、フロントハウジング13及びリヤハウジング14に形成された複数本のボルト通し孔16に挿通され、先端に形成されたねじ部17がリヤハウジング14に螺合されるようになっている。各ボルト通し孔16は、ボルト15の直径よりも大径とされており、ボルト15を挿通した場合に隙間が形成されるようになっている。
フロントハウジング13とシリンダブロック11との間には、バルブプレート22、吐出用の弁形成プレート23及びリテーナ形成プレート24が介在されている。バルブプレート22には、吐出室18と対応する位置に吐出ポート22aが形成されている。また、吐出用の弁形成プレート23には、吐出ポート22aと対応する位置に吐出弁23aが形成されている。リテーナ形成プレート24には、吐出弁23aの開度の規制を行うリテーナ24aが形成されている。
シリンダブロック11、12において、回転軸29が挿通された軸孔11a、12aを形成する内周面には、シール周面11b、12bが形成されている。シール周面11b、12bの径は、軸孔11a、12aの他の内周面の径よりも小さくしてあり、回転軸29はシール周面11b、12bを介してシリンダブロック11、12によって直接支持されている。
そして、斜板室32には、吸入孔21が開口されている。
シリンダブロック11における軸孔11aのフロントハウジング側開口部のエッジ部には、複数の切り欠き40が形成されている。切り欠き40は、収容室13aと軸孔11aとを連通する連通路に相当する。
図3に示すように、切り欠き40は円周方向に等間隔で5個形成されている。図1及び図2では、1つの切り欠き40のみを図示している。
また、切り欠き40の軸孔11a側の開口部40bは、シール周面11b上にあって、溝状通路39の一部と対応する位置に開口している。
回転軸29の回転に伴い、切り欠き40の開口部40bは、溝状通路39に間欠的に連通するようになっており、この切り欠き40を介して収容室13aより吸入冷媒を溝状通路39に導入することが可能となっている。
また、吸入通路41の出口側の開口部41bは、シリンダボア35内のフロント側圧縮室35aに向かって開口している。そして、吸入通路41は、入口側の開口部41aが出口側の開口部41bよりリヤ側に位置するように傾斜して形成されている。
図4に示すように、吸入通路41は円周方向に等間隔で5個形成されている。図1及び図2では、1つの吸入通路41のみを図示している。
回転軸29の回転に伴い、吸入通路41の開口部41aは、溝状通路39に間欠的に連通するようになっており、溝状通路39に導入された吸入冷媒を吸入通路41を介してフロント側圧縮室35aに流入させることができる。
ここで、溝状通路39、切り欠き40及び吸入通路41の位置関係について説明を行う。図5は、軸孔11aに開口する切り欠き40の開口部40bと吸入通路41の開口部41aとの位置関係を展開図で示したものである。
図5において、上下方向が軸方向に該当し上側がリヤ側、下側がフロント側であり、また、左右方向が円周方向に該当する。
ここで、吸入通路41の開口部41aと切り欠き40の開口部40bとの軸方向の距離をg1とし、最も近接する吸入通路41の開口部41aと切り欠き40の開口部40b間の直線距離をg2とし、シール性を確保するための最短距離をg0とすれば、g1<g2で、且つg2>g0となるように配置されている。即ち、吸入通路41の開口部41aと切り欠き40の開口部40bとは、円周方向にずらして形成されていることにより、シール性を確保するための距離を維持しつつ、軸方向の距離が短くなるように設定されている。
長さ距離m1は、吸入通路41の開口部41aの全体と重なり、切り欠き40の開口部40bの一部と重なる長さ距離に設定されている。この長さ距離m1は、吸入通路41の開口部41aと切り欠き40の開口部40bの軸方向の距離g1が小さいほど短く設定できる。
また、長さ距離n1は、常に最低1つの切り欠き40の開口部40bと溝状通路39の開口とが重なるように配置されている。このため、切り欠き40の開口部40bを介して収容室13aと溝状通路39とは常時連通された状態にある。
なお、この重なった部分の開口面積S1(図5にハッチングで示す)によって、溝状通路39と吸入通路41の開口部41aとが連通しフロント側圧縮室35aへ冷媒が吸入されるときに、フロント側圧縮室35aへの冷媒の吸入量が決まってくる。この開口面積S1を大きくとるほど、フロント側圧縮室35aへ吸入される冷媒の吸入量を大きくできる。この開口面積S1は、切り欠き40の各開口部40bの開口面積が大きいほど、大きくとれる。
連通通路43の入口43aは、斜板室32に開口しており、連通通路43の出口43bは、収容室13aに開口している。即ち、連通通路43によって、収容室13aと斜板室32とは連通されている。また、リヤハウジング14には、吸入室20とボルト通し孔16とを連通する連通路44が形成されている。
圧縮機10において、外部冷媒回路の冷媒は、吸入孔21を通じて斜板室32内に吸入され、その後に連通通路43を通って軸封装置30の吸入室に相当する収容室13aに到達する。
ところで、収容室13aと各切り欠き40とは、バルブプレート22、弁形成プレート23及びリテーナ形成プレート24にそれぞれ形成された孔22b、23b、24bを介して接続されており、また、溝状通路39は常に最低1つの切り欠き40と重なるように配置されていることにより、収容室13aと溝状通路39とは常時連通された状態にある。
ロータリバルブ42の作用により、溝状通路39と吸入通路41の開口部41aとが順次連通されて、フロント側の5個のシリンダボア35においてフロント側圧縮室35aへの冷媒の吸入、圧縮、吐出の各行程が順次行われる。
一方、シリンダボア36が吐出行程の状態(即ち、両頭ピストン37が図1の左側から右側へ移行する行程)にあるときには、リヤ側圧縮室36a内の圧縮された冷媒が吐出ポート25aから吐出弁26aを押し退けて吐出室19へ吐出される。そして、吐出室19へ吐出された冷媒は、図示しない通路を通って吐出孔から外部冷媒回路へ流出される。
(1)シリンダブロック11には、フロントハウジング側端面11cを通して収容室13aと軸孔11aとを連通する切り欠き40が形成されており、この切り欠き40を介してフロントハウジング13の内周側に設けられた軸封装置30の収容室13aより吸入冷媒を回転軸29の外周に形成された溝状通路39に導入することが可能である。このため、溝状通路39を従来技術のように収容室13a側に大きく延出させる必要がなく、溝状通路39の軸方向長さm1を短くすることが可能である。また、回転軸29に介装される軸封装置30の配設位置を弁形成プレート23に接近させて配置することが可能である。従って、回転軸の強度低下を防止できると共に、圧縮機の小型化を図ることが可能となる。
(2)フロントハウジング側端面11cを通して収容室13aと軸孔11aとを連通する連通路が、軸孔11aのフロントハウジング側開口部のエッジ部に形成された複数の切り欠き40とされているので、連通路を孔で形成する場合と比較して連通路の開口面積を大きくとることができ、フロント側圧縮室35aへ冷媒や潤滑油をより多く導入可能である。また、孔形成の場合と比較して製造コストを削減可能である。
(3)軸孔11aに開口する切り欠き40の開口部40bと吸入通路41の開口部41aとの位置関係を展開図で見ると、それぞれ隣接する吸入通路41の開口部41a間に各切り欠き40の開口部40bが位置するように円周方向に角度間隔の半分だけずらして配置されており、吸入通路41の開口部41aと切り欠き40の開口部40bとの軸方向の距離g1と、最も近接する吸入通路41の開口部41aと切り欠き40の開口部40b間の直線距離g2との間には、g1<g2で、且つg2>g0の関係がある。(但し、g0はシール性を確保するための最短距離)従って、直線距離g2を最短距離g0以上とされていることにより、シール性を確実に確保することが可能となっている。また、軸方向の距離g1は直線距離g2より小さく設定されていることにより、切り欠き40の開口部40bと吸入通路41の開口部41aとを軸方向に接近して配置でき、溝状通路39の軸方向長さm1を最も短く設定することが可能である。
(4)収容室13a及び吸入室20は、斜板室32を介して冷媒を吸入する吸入孔21と連通されているので、吸入孔21から潤滑油を含んだ冷媒が斜板室32に導入され、斜板室32内における摺動部の潤滑性を向上させることができる。
(5)斜板室32からの冷媒を軸封装置30の収容室13a経由でロータリバルブ42に供給するようにしていることにより、軸封装置30を冷媒によって冷却することができる。従って、軸封装置30の寿命を向上させることができる。
次に、第2の実施形態に係る圧縮機50について図6〜図8に基づき説明する。
この実施形態の圧縮機50は、第1の実施形態における切り欠き40の形状を変更したものであり、その他の構成は共通である。
従って、ここでは説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
図8において、上下方向が軸方向に該当し上側がリヤ側、下側がフロント側であり、また、左右方向が円周方向に該当する。
ここで、吸入通路41の開口部41aとテーパ状連通路51との軸方向の距離をg3とし、シール性を確保するための最短距離をg0とすれば、g3>g0となるように配置されている。即ち、吸入通路41の開口部41aとテーパ状連通路51とは、第1の実施形態とは異なり、斜めにずらして形成することができないために、軸方向の距離g3が最短距離g0以上とされている。
長さ距離m2は、吸入通路41の開口部41aの全体と重なり、テーパ状連通路51の一部と重なる長さ距離に設定されている。なお、長さ距離m2は、第1の実施形態における長さ距離m1より長くとられている。
テーパ状連通路51は全周にわたり形成されていることにより、溝状通路52とテーパ状連通路51とは、回転軸29の回転角度に係わらず常に重なった状態にあり、テーパ状連通路51を介して収容室13aと溝状通路52とは常時連通された状態にある。
なお、この重なった部分の開口面積S2(図8にハッチングで示す)によって、溝状通路39と吸入通路41の開口部41aとが連通しフロント側圧縮室35aへ冷媒が吸入されるときに、フロント側圧縮室35aへの冷媒の吸入量が決まってくる。この開口面積S2を大きくとるほど、フロント側圧縮室35aへ吸入される冷媒の吸入量を大きくできる。
(6)フロントハウジング側端面11cを通して収容室13aと軸孔11aとを連通する連通路が、エッジ部に形成されたテーパ状連通路51とされているので、連通路の開口面積を更に大きくとることができる。また、切り欠きや孔加工と比べて、切削加工が簡単に行え製造コストを更に削減可能である。
○ 第1の実施形態において、g1≦0、即ち開口部41aと開口部40bが軸方向で重なるように配置しても良い。この場合には、溝状通路39の軸方向長さm1を一層短くすることが可能となる。
○ 第1の実施形態では、フロントハウジング側端面11cを通して収容室13aと軸孔11aとを連通する連通路を複数の切り欠き40として説明したが、切り欠き40に代えて連通孔としても良い。
○ 第1の実施形態では、吸入通路41の開口部41aは、切り欠き40の開口部40bに対して、円周方向に角度間隔の半分だけずらして配置されているとして説明したが、ずらす角度間隔は半分でなくても良い。
○ 第2の実施形態では、フロントハウジング側端面11cを通して収容室13aと軸孔11aとを連通する連通路をテーパ状連通路51として説明したが、テーパ状連通路51に代えて座繰り孔としても良い。
○ 第1、第2の実施形態では、斜板室32経由で収容室13a及び吸入室20に吸入孔21から冷媒を吸入するとして説明したが、吸入孔21から収容室13a又は、吸入室20までの通路をフロントハウジング13又は、リヤハウジング14内に形成しても良い。
○ 第1、第2の実施形態では、片側5気筒、両側で10気筒の圧縮機として説明したが、気筒数を変更しても良い。
○ リヤ側圧縮室36aに対する冷媒の吸入構造として、吸入弁28aにて吸入する構造に代えて、ロータリバルブを使用しても良い。
11 シリンダブロック
11a 軸孔
11c フロントハウジング側端面
13 フロントハウジング
13a 収容室
14 リヤハウジング
29 回転軸
30 軸封装置
31 斜板
32 斜板室
35 シリンダボア
35a フロント側圧縮室
37 両頭ピストン
39 溝状通路
40 切り欠き
40b 開口部
41 吸入通路
41a 開口部
42 ロータリバルブ
43 連通通路
m1 溝状通路の軸方向の長さ
n1 溝状通路の円周方向の長さ
g1 吸入通路と切り欠きの軸方向の距離
g2 吸入通路と切り欠きの直線距離
g0 シール性確保のための最短距離
Claims (7)
- フロントハウジングとリヤハウジングとの間に設けられ、複数のシリンダボアを有したシリンダブロックと、該複数のシリンダボア内に摺動可能に嵌装された両頭ピストンと、前記シリンダブロック内に設けられた回転軸収容孔にて回転可能に支持された回転軸と、該回転軸と共に前記シリンダブロック内に設けられた斜板室の室内で回転し、前記シリンダボア内で前記両頭ピストンを往復動させる斜板とを備え、
前記フロントハウジングと前記回転軸との間に設けられた軸封装置と、前記シリンダボア内のフロント側に区画された圧縮室と、前記フロントハウジングの内周側に設けられた吸入室と、前記吸入室から前記圧縮室に冷媒を吸入する導入通路と、前記導入通路に設けられたロータリバルブを具備した両頭ピストン型斜板式圧縮機であって、
前記導入通路は、前記シリンダブロックに形成され前記吸入室と前記回転軸収容孔とを連通する連通路と、前記回転軸収容孔と前記圧縮室とを連通する吸入通路と、前記回転軸の外周に形成され前記回転軸の回転に伴い前記連通路と前記吸入通路とを順次連通させる溝状通路とにより構成されていることを特徴とする両頭ピストン型斜板式圧縮機。 - 前記連通路は、前記回転軸収容孔の前記フロントハウジング側開口部のエッジ部に形成された切り欠きとすることを特徴とする請求項1に記載の両頭ピストン型斜板式圧縮機。
- 前記連通路と前記吸入通路とは、それぞれの前記回転軸収容孔の内周側に開口する開口部の円周方向の配置角度が、互いに異なるように円周方向にずらして形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の両頭ピストン型斜板式圧縮機。
- 前記回転軸収容孔の周面上における、前記連通路と前記吸入通路の開口部は、それぞれ前記周面に対して周方向に同じ角度間隔で配置されており、かつ、前記吸入通路の開口部は、前記連通路の開口部に対して、前記角度間隔の半分だけずらして配置されていることを特徴とする請求項3に記載の両頭ピストン型斜板式圧縮機。
- 前記連通路は、前記回転軸収容孔の前記フロントハウジング側開口部のエッジ部に全周にわたりテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の両頭ピストン型斜板式圧縮機。
- 前記吸入室は、前記軸封装置を収容する収容室を兼ねていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の両頭ピストン型斜板式圧縮機。
- 前記吸入室は、前記斜板室を介して冷媒を吸入する吸入口と連通されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の両頭ピストン型斜板式圧縮機。
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