JP4016556B2 - 圧縮機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両空調用として好適な圧縮機に係り、詳しくは潤滑油を駆動軸の軸受あるいはピストンとシリンダボアや回転斜板とシューとの摺動面等の潤滑対象部に導くための給油技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
駆動軸の軸受に潤滑油を導く構成の圧縮機としては、例えば特開平7−27047号公報がある。この公報記載の圧縮機は、斜板型圧縮機であって、吐出室に吐出された冷媒ガスをシリンダブロックに設けたオイルセパレータに導いて該冷媒ガス中の潤滑油を分離したのち、その分離された潤滑油をシリンダブロックに設けた給油孔を経て駆動軸の軸受に導いて潤滑する構成としたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成された圧縮機は、吐出冷媒から分離後の分離油を、高圧側である油分離室と低圧側である駆動室との圧力差を利用して軸受に導いて潤滑後、駆動室に戻す方式である。そのため、シリンダブロックに形成される潤滑油の給油孔の孔径が大きい場合には、吐出冷媒が漏出することによる性能低下、また高温の潤滑油が大量に漏出して吸入冷媒を加熱することによる性能低下を招き、小さい場合には、給油孔にスラッジ(油泥)等の異物が詰まり易いといった問題がある。
特に、冷媒として二酸化炭素(CO2)を用いる圧縮機の場合には、作動圧力差(吐出圧と吸入圧との差)が高い(5Mpa以上)ため、上記の背反事象の両立がより困難化する。
【0004】
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、圧縮機において、スラッジ等の異物による給油孔の孔詰まりを防止するとともに、吐出冷媒の漏出による性能低下を回避することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明に係る圧縮機は、特許請求の範囲の各請求項に記載の通りの構成を備えた。
従って、請求項1に記載の発明によれば、給油部から潤滑対象部へ送り込まれる潤滑油を給油部と潤滑対象部に交互に連通する潤滑油移送部によって間欠的に移送することによって、給油部と潤滑対象部とを直接に連通させないことが可能となる。このため、潤滑油通路としての孔の孔径を十分大きくすることで異物による孔詰まりを防止できるとともに、吐出冷媒の漏出量を低減し、吐出冷媒の漏出による性能低下を防止できる
【0006】
さらに、回転体が1回転される毎に、その外周面の溝によって給油部から流入される潤滑油を受け入れて移送し、そして放出孔に放出する。このため、請求項1の発明と同様に、給油孔の孔詰まりを防止できるとともに、吐出冷媒の漏出量を低減し、吐出冷媒の漏出による性能低下を防止できる。
この場合、請求項の発明において、前記回転体を駆動軸を支持する軸受に隣接して設け、そして給油部から送り込まれる潤滑油が、回転体と該回転体が嵌合する円形孔との間の隙間を経て軸受に導かれる構成を採用することが望ましい。このような構成を採用したときは、駆動軸の軸受に対して前記隙間によって適量の潤滑油を給油できるように調整することができる。
【0007】
また、請求項に記載の発明によれば、ピストンがシリンダボア内を往復運動するとき、給油部と潤滑対象部とに対して交互に連通することによって、給油部から送り込まれる潤滑油を潤滑対象部に放出することができる。このため、上述した請求項1の発明と同様に、給油孔の孔詰まりを防止できるとともに、吐出冷媒の漏出量を低減し、吐出冷媒の漏出による性能低下を防止できる。
なお、請求項1又は2の発明において、潤滑対象部へ導かれる潤滑油は、オイルセパレータによって吐出冷媒から分離された潤滑油であることが望ましく、しかも吐出側と吸入側との圧力差で導かれる構成とすることが望ましい。特に、冷媒として二酸化炭素を用いる圧縮機に適用した場合に効果的である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は圧縮機の断面図であり、図2及び図3はそれぞれ図1のA−A線拡大断面図である。本実施の形態は斜板型圧縮機に適用したものであって、図示のように、圧縮機の外郭の一部を構成するシリンダブロック1の前端には、フロントハウジング2が結合され、同後端には、吸入室3及び吐出室4が形成されたリヤハウジング5が弁板6を介して結合されている。
【0009】
フロントハウジング2内に形成された駆動室7には、動力源に接続される駆動軸8が挿通され、その駆動軸8は、シリンダブロック1及びフロントハウジング2にそれぞれラジアル軸受9,10を介して回転可能に支持されている。そして、駆動室7内には回転斜板11が収容され、該回転斜板11は駆動軸8に固着されている。なお、駆動室7の底部は、潤滑油が貯留される油溜り、すなわち貯油室を構成している。
一方、シリンダブロック1は円周方向に所定間隔で貫設された複数のシリンダボア12を備え、そのシリンダボア12内には、それぞれピストン13が摺動可能に嵌入されている。そして、ピストン13の基端部が駆動室7内に延出するとともに回転斜板11にシュー14を介して係留されている。
【0010】
従って、駆動軸8が回転されると、その回転運動が回転斜板11及びシュー14を介してピストン13の直線往復運動に変換される。そして、ピストン13がシリンダボア12内を往復動することによって、吸入室3内の冷媒は、吸入弁(図示省略)を介してシリンダボア12内へ吸入されたのち、圧縮されつつ吐出弁15を介して吐出室4へ吐出される。図1の上側には上死点位置(吐出終了位置)のピストン13が示され、下側に下死点位置(吸入終了位置)のピストン13が示されている。
【0011】
また、シリンダブロック1の軸芯部分には、一端が駆動室7に開口する円形孔31が設けられ、その円形孔31内には、駆動軸8を支持する前記ラジアル軸受10の他、後述の回転体30が配置され、さらに孔底側に駆動軸8の後端部を前方に付勢するためのスラストレース16及び皿ばね17が収容されている。そして、皿ばね17の付勢力を、回転斜板11とフロントハウジング2との間に介在されたスラスト軸受18によって支持している。
【0012】
前記弁板6と対向するシリンダブロック1の中心域には、チャンバ19が穿設され、そのチャンバ19は上下方向の略中間部付近においては第1吐出通路20によって吐出室4と連通され、上部側においては第2吐出通路21によって外部回路である冷凍回路と連通される。なお、第1吐出通路20は、吐出弁15を弁板6に固定するための固定具22に貫設されている。
上記チャンバ19内には、該チャンバ19を通って冷凍回路へ送り出される高圧の冷媒ガスから潤滑油を分離するための遠心分離式のオイルセパレータ23が設けられている。オイルセパレータ23は有底円孔状の分離室24を有する基体25と、分離室24の上方開口縁から同心状に垂下するように基体25に装着されたフランジ付導気管26とからなり、基体25の側壁には分離室24と第1吐出通路20とを連通する通孔27が貫設されている。この通孔27は分離室24内に向かって略接線状に開口されている。
【0013】
従って、第1吐出通路20から通孔27を経て、導気管26の周りを旋回するように、冷媒とともに分離室24内に圧送・導入される潤滑油は、遠心力によって分離室24の周壁に衝突するとともに冷媒から分離されて流下し、分離室24の底壁に設けられた貫通孔28を通過してチャンバ19内の底部に滞留する。
一方、潤滑油が分離された吐出冷媒は、導気管26から第2吐出通路21を経由して冷凍回路へと送出される。
【0014】
シリンダブロック1には、チャンバ19内に貯留された潤滑油を駆動軸8のラジアル軸受10に導くための給油孔29が設けられている。この給油孔29は、一端がチャンバ19の底面に流入口として開口され、他端が円形孔31の内周面における回転体30の外周面と対向する部位に流出口29a(図2及び図3参照)として開口されている。オイルセパレータ23と給油孔29は給油部を構成する。
回転体30はラジアル軸受10に隣接して配置されており、駆動軸8の後端部に2面幅によって嵌合(図2及び図3参照)されて駆動軸8と一体に回転する。そして、回転体30はシリンダブロック1に形成された円形孔31内に所定の隙間をもって嵌合されており、この隙間を介して給油孔29がラジアル軸受10の側面に連通されている。従って、上記の隙間は、ラジアル軸受10の潤滑に好適な量の潤滑油が導入されるように設定されている。
【0015】
また、回転体30の外面には、給油孔29を経て送り込まれる潤滑油を低圧側である駆動室7へ間欠的に移送するための1つの溝(又は凹部)32が形成され、この溝32によって潤滑油移送部が構成されている。そして、シリンダブロック1には放出孔33が形成され、この放出孔33は一端が円形孔31の内周面における回転体30の外周面と対向する部位に流入口33aとして開口され、他端が駆動室7に流出口として開口されている。なお、放出孔33の流入口33aは、回転体30の中心を挟んで給油孔29の流出口29aと対称位置に設定されている。かくして、溝32は回転体30が一回転される毎に給油孔29と放出孔33に対して交互に一回ずつ連通される。駆動室7は潤滑対象部を構成する。
【0016】
本実施の形態に係る圧縮機は上記のように構成したものである。従って、駆動軸8と共に回転する回転斜板11に連係したピストン13が、シリンダボア12内を直線的に往復動して圧縮仕事を開始すると、ピストン13によって圧縮された冷媒ガスは吐出弁15を押し開いて吐出室4に吐出されたのち、第1吐出路20からチャンバ19内へ旋回しつつ導入される。そして、チャンバ19内に導入された冷媒ガス中の潤滑油が、分離室24内で遠心力によって冷媒ガスから分離され、自重によって分離室24の壁面を伝って流下し、貫通孔28からチャンバ19の底部に貯留される。
【0017】
チャンバ19内に貯留された潤滑油は、給油孔29から回転体30の外周面と円形孔31の内周面との間の隙間を通ってチャンバ19内の圧力(吐出圧)よりも低圧側である駆動軸8のラジアル軸受10へ給油され、該ラジアル軸受10を潤滑する。
一方、分離室24内で油分離された吐出冷媒は、導気管26から第2吐出通路21を経て冷凍回路へと送出される。
【0018】
給油孔29から流入した潤滑油は、図2に示す如く、駆動軸8と共に回転体30が回転されて外周面の溝32が給油孔29の流出口29aと連通すると、該溝32内に流入する。そして、図3に示す如く、溝32が180度回動して放出孔33の流入口33aに連通すると、該放出孔33を通って低圧側である駆動室7へと放出され、該駆動室7の底部の貯油室に貯留される。
すなわち、回転体30の溝32は、回転体30が一回転する毎に、給油孔29内の潤滑油を運び出し放出孔33を経由して駆動室7へ放出する。このような潤滑油の駆動室7への間欠的な放出を積極的に行うことによって、駆動室7内の回転斜板11とシュー14との摺動面等を潤滑することが可能となる。また、溝32による潤滑油の放出量は、溝32が駆動室7に対して間欠的に連通する構成のため、該溝32の大きさによって適切に調整することができる。さらに、給油孔29と放出孔33とは直接に連通することがないため、駆動室7と吐出室4との圧力差が大きい場合でも、急激な冷媒流入を確実に防止することができる。
【0019】
かくして、本実施の形態によれば、給油孔29内に異物が滞留することを回避して孔詰まりを防止することができるとともに、吐出冷媒の漏出量を低減し、吐出冷媒の漏出による性能低下を防止できる。なお、給油孔29を大きく設定した場合には、穴開け作業を容易に行うことが可能となる。
そして、冷媒として二酸化炭素(CO2)を用いるような非常に高圧状態に導く圧縮機に適用した場合において、より有効となる。
【0020】
また、本実施の形態においては、給油孔29から導入される潤滑油を、回転体30と円形孔31との間の隙間を通してラジアル軸受10へ給油する構成としてあるため、上記隙間によってラジアル軸受10への給油量が適量となるように調整することが可能となり、給油孔29の孔径の設定に関して自由度を得ることができる。
【0021】
次に、本発明の他の実施の形態を図4〜図6に基づいて説明する。図示のように、シリンダブロック1に設けられる給油孔29は、流入口がオイルセパレータ23の底面に開口され、流出口29aがシリンダボア12の内周面に開口されている。
一方、ピストン13の外周面には、ピストン13の往復運動時に、給油孔29の流出口29aと駆動室7とに対して交互に連通することが可能な潤滑油移送用の溝(又は凹部)34が形成されている。すなわち、この溝34によって、給油孔29から送り込まれる潤滑油をそれより低圧の駆動室7へ間欠的に移送するための潤滑油移送部を構成している。
そして、溝34はピストン13が上死点側(圧縮・吐出行程)へ移動したときに、流入口29の流出口29aを横切るか又は一致し、ピストン13が下死点(吸入行程終端)に位置したときには、シリンダボア12から抜け出て駆動室7と連通する位置に設けられている。
【0022】
従って、オイルセパレータ23にて吐出冷媒から分離された潤滑油は、給油孔29を経てピストン13とシリンダボア12との摺動面に給油され、これを潤滑する。この場合において、給油孔29から送られた潤滑油は、ピストン13の上死点側への移動時に溝34が給油孔29の流出口29aに連通すると、溝34内に流入し、ピストン13が下死点へ移動されて溝34が駆動室7に連通すると、駆動室7へ放出されて回転斜板11とシュー14との摺動面を潤滑する。
すなわち、この実施の形態によれば、ピストン13が一回往復運動を行う毎に、給油孔29から送られる潤滑油を溝34によって駆動室7へ積極的に移送することによって、間欠的に潤滑油を駆動室7へ放出することが可能となる。このため、前述した実施の形態の場合と同様に、給油孔29内に異物が滞留することを回避して孔詰まりを防止できるとともに、給油孔29の孔径の大小に関係なく、吐出冷媒の漏出量を低減し、吐出冷媒の漏出による性能低下を防止でき、又、給油孔29の孔径を大きく設定して孔加工の容易化を図ることもできる。
【0023】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することが可能である。
例えば、回転体30の外周面に潤滑油移送用として1つの溝32を設けたが、この溝32を2〜3個に増加した形で実施してもよい。また、回転体30は駆動軸8に一体に形成しても差し支えない。
また、ピストン13の外周面における給油孔29の流出口29aと対向する部位に、潤滑油移送用として所定大の溝34を形成したが、この溝34を外周面の全周に環状に設けてもよい。
また、間欠的に移送される潤滑油の移送先を駆動室7としたが、駆動室7とは別に貯油室を設定し、そこに移送する構成に変更することは何ら差し支えなく、要は吐出側よりも低圧状態でかつ潤滑油を貯留可能な室であればよい。
また、図示の斜板型以外の圧縮機に適用できることは当然であり、さらにはオイルセパレータ23は図示の遠心分離方式に限らず、他の形式であっても差し支えない。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、圧縮機において、スラッジ等の異物による給油孔の孔詰まりを防止するとともに、吐出冷媒の漏出による性能低下を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る圧縮機を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図であり、油放出用の溝が給油孔に連通した状態を示す。
【図3】図1のA−A線拡大断面図であり、油放出用の溝が放出孔に連通した状態を示す。
【図4】他の実施の形態に係る圧縮機を示す断面図である。
【図5】図4のB部拡大図であり、油放出用の溝が給油孔に連通した状態を示す。
【図6】図4のB部拡大図であり、油放出用の溝が駆動室に連通した状態を示す。
【符号の説明】
1…シリンダブロック
2…フロントハウジング
3…吸入室
4…吐出室
5…リヤハウジング
6…弁板
7…駆動室
8…駆動軸
11…回転斜板
12…シリンダボア
13…ピストン
19…チャンバ
23…オイルセパレータ
29…給油孔
29a…流出口
30…回転体
31…円形孔
32…潤滑油移送用の溝
33…放出孔
34…潤滑油移送用の溝

Claims (5)

  1. 潤滑油の給油部と、潤滑すべき潤滑対象部と、前記給油部と前記潤滑対象部に対して交互に連通することによって、潤滑油を前記潤滑対象部へ間欠的に移送する潤滑油移送部とを備え
    前記潤滑油移送部が、回転体の外周面に形成された溝によって構成されており、前記回転体の回転運動によって前記給油部の流出口と、前記潤滑対象部に通じる放出孔の流入口とに対して交互に連通されることを特徴とする圧縮機。
  2. 潤滑油の給油部と、潤滑すべき潤滑対象部と、前記給油部と前記潤滑対象部に対して交互に連通することによって、潤滑油を前記潤滑対象部へ間欠的に移送する潤滑油移送部とを備え、
    前記潤滑油移送部が、シリンダボア内を往復運動するピストンの外周面に形成された溝によって構成されており、前記ピストンの往復運動によって前記給油部の流出口と、前記潤滑対象部とに交互に連通されることを特徴とする圧縮機。
  3. 請求項1又は2に記載の圧縮機であって、前記潤滑油が、オイルセパレータによって吐出冷媒から分離された潤滑油であって、しかも吐出側と吸入側との圧力差で前記潤滑対象部へ導かれることを特徴とする往復式圧縮機。
  4. 請求項に記載の圧縮機であって、前記冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする圧縮機。
  5. 請求項に記載の圧縮機であって、前記回転体が、駆動軸を回転可能に支持するための軸受に隣接して配置されるとともに前記駆動軸に一体回転するように設けられており、しかも前記給油部を経て送り込まれる潤滑油が、前記回転体とその回転体が嵌合する円形孔との隙間を通して前記軸受に給油される構成としたことを特徴とする圧縮機。
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