JPS6050995B2 - モ−タ/圧縮機ユニツト - Google Patents

モ−タ/圧縮機ユニツト

Info

Publication number
JPS6050995B2
JPS6050995B2 JP57075087A JP7508782A JPS6050995B2 JP S6050995 B2 JPS6050995 B2 JP S6050995B2 JP 57075087 A JP57075087 A JP 57075087A JP 7508782 A JP7508782 A JP 7508782A JP S6050995 B2 JPS6050995 B2 JP S6050995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
crankshaft
axial passage
compressor
lubricating oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57075087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5815775A (ja
Inventor
ハリイ・イ−・オウルソン・ジユニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carrier Corp
Original Assignee
Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Carrier Corp filed Critical Carrier Corp
Publication of JPS5815775A publication Critical patent/JPS5815775A/ja
Publication of JPS6050995B2 publication Critical patent/JPS6050995B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/02Lubrication
    • F04B39/0223Lubrication characterised by the compressor type
    • F04B39/023Hermetic compressors
    • F04B39/0238Hermetic compressors with oil distribution channels
    • F04B39/0246Hermetic compressors with oil distribution channels in the rotating shaft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モータ/圧縮機ユニット(モータと圧縮機の
組合せ体)に関し、特に該ユニットのた.めの潤滑系統
に関する。
気密型および半気密型モータ/圧縮機ユニットの使用は
、近年次第に増えており、特に冷凍機の冷媒蒸気を圧縮
するための手段として普及している。
一般に、モータ/圧縮機ユニットは、圧縮機!と、電気
モータなどのモータと、圧縮機およびモータの両方を囲
包する殻体とから成つている。圧縮機は、1つまたはそ
れ以上の圧縮機を画定しており、圧縮手段、例えば往復
動ピストンは各圧縮室内に移動自在に配設されている。
圧縮機は、ま1た、モータと圧縮手段の両方に連結され
た回転自在のクランク軸を備えている。モータは圧縮機
のクランク軸を回転駆動し、クランク軸の回転により圧
縮室内で圧縮手段を移動させ、蒸気を圧縮させる。多く
の場合、この種のモータ/圧縮機ユニットのクランク軸
は、例えば3500rpmのような比較的高い速度で回
転する。
いうまでもなく、そのような高い作動速度では、クラン
ク軸の軸受などの圧縮機部品を適正に潤滑することが肝
要である。しかしながら、このような高速で作動する場
合、潤滑系統に欠陥が生じたとき、軸受が破損し、最終
的には圧縮機全体を破損するおそれがある。このフため
に、モータ/圧縮機ユニットは、通常、潤滑剤の供給源
と、潤滑剤を圧縮機全体を通して循環させる潤滑系統を
有している。一般に、このような潤滑系統は、単段潤滑
剤ポンプを備えているが、多くの場合、二段潤滑剤ポ・
ンプを有する潤滑剤系統を設けることが好ましい。
例えば、半速と全速とで選択的に作動するようになされ
圧縮機の場合は、どちれの作動速度においても潤滑系統
が十分な潤滑剤圧力を設定することができるようにする
ためには二段ポンプが必”要とされる。更に、モータ/
圧縮機ユニットの殻体に、通常の場合のように比較的低
温で低圧の吸込蒸気ではなく、比較的高温で高圧の吐出
蒸気が満たされる場合にも、二段潤滑剤ポンプが必要と
される場合がある。周知のように、冷媒蒸気の一部は圧
縮機の潤滑剤に吸収され、潤滑剤が圧縮機内を潤滑され
る間に、吸収されている蒸気が潤滑剤からフラッシュ蒸
発または沸騰する傾向がある。
フラッシュ蒸発した蒸気は、圧縮機の潤滑系統の通路内
に堆積し、その通路を通る潤滑剤の流れに対する圧力バ
リヤを創生することになる。一般に、潤滑剤内に吸収さ
れる蒸気の量および潤滑系統を通る潤滑剤の流れに対す
る圧力バリヤは、蒸気の圧力および温度の増大と共に増
大する傾向がある。従つて、モータ/圧縮機ユニットの
殻体が高温、高圧の吐出蒸気で満たされる場合は、圧縮
機の運動部分に適正な潤滑剤の流れを供給するのに単段
ポンプでは十分でなく、二段潤滑剤ポンプを必要とする
場合がある。更に、このような条件下で単段潤滑剤ポン
プが十分な潤滑を実施することができるとしても、圧縮
機の作動部品への潤滑剤の流れを増大させ、それによつ
て作動部品に及ぼす潤滑剤流の冷却効果を増大させるた
めに二段潤滑剤ポンプが望ましい場合がある。慣用の二
段潤滑剤ポンプの場合は、圧縮機のクランク軸が下向き
に潤滑剤供給源内へ突入しており、多数の半径方向およ
び軸方向の通路を画定している。
クランク軸が回転すると、潤滑剤が第1段の軸方向通路
を通して上方へ吸上げられ、次いぺ第1半径方向通路を
通して外方へ圧送され、それにより潤滑剤の圧力が増大
される。次いで、潤滑剤は、クランク軸の真下に位置す
るスラスト軸受によつて画定された通路を通して半径方
向内方へ第2段の軸方向通路へ導かれ、該第2段軸方向
通路を上方へ導かれ、再び半径方向外方へ圧送され、そ
れによつて潤滑剤の圧力が更に増大される。そこから潤
滑剤は、クランク軸によつて画定された複数の溝および
内孔を通して潤滑を必要とする圧縮機の各部表面へ運は
れる。このような従来の構成は、幾つかの欠点を有して
いる。
第1に、圧縮機のクランク軸を潤滑油溜め内へ延長させ
なければならないことである。このことは、もちろん、
クランク軸の質量およびコストを増大させるばかりでな
く、殻体内の潤滑油の液面がクランク軸の底部より下に
低下すると、潤滑系統全体が機能不能にされる。第2は
、従来の二段構成においては、二段にうちのどちらか一
方または両方の軸方向通路をクランク軸の回転軸線から
離隔させなければならないことである。そのために、回
転軸が潤滑剤に与えることができる力を最大限に増大さ
せることができない。第3は、従来の潤滑系統の構造お
よび設計は、多少複雑であり、例えば圧縮機のクランク
軸を支持するスラスト軸受の頂面に1つまたはそれ以上
のの溝またはチャンネルを注意深く研削する必要がある
ことである。本発明は、回転自在のクランク軸を備えた
圧縮機と、クランク軸を回転させるために該クランク軸
に連結されたモータと、圧縮機およびモータを囲包する
殻体と、殻体の底部に収容された潤滑油供給源と、潤滑
油を圧縮機内を通して循環させるための潤滑系統とから
成るモータ/圧縮機ユニットにおいて、上記およびその
他の欠点を克服することを企図したものである。
圧縮機ブロックおよび該圧縮機ブロック内に回転自在に
支持されたクランク軸を備えた圧縮機と、クランク軸を
回転させるために該クランク軸に連結されたモータと、
該圧縮機およびモータを囲包する殻体と、殼体の底部に
収容された潤滑油供給源と、潤滑油を前記圧縮機内を通
して循環させるための潤滑系統とから成り、該潤滑系統
は、クランク軸によつて形成、され、前記潤滑油供給源
に連通するようにしてクランク軸の底部から上方に延長
した第1段の軸方向通路と、クランク軸によつて形成さ
れた第2段の軸方向通路と、クランク軸によつて画定さ
れ、第1段の軸方向通路から半径方向外方に延長した第
1段の半径方向通路と、クランク軸によつて形成され、
第2段の軸方向通路から半径方向外方へ延長した第2段
の半径方向通路と、第1段の半径方向通路を通して半径
方向外方へ向けられた潤滑油を受容するためにクランク
軸の半径方向外側に隣接してクランク軸を環状に囲繞す
るように前記圧縮機ブロックによつて画定された段間収
容室と、一端を前記段間収容室に固定され、かつ、該収
容室に連通されて、該収容室から下方に延長し、次いで
第1段の軸方向通路を貫通して上方に延び、第2段の軸
方向通路内へ延長した段間導管を備えており、前記クラ
ンク軸が回転すると、潤滑油が前記潤滑油供給源から第
1段の軸方向通路を通して第1段の半径方向通路内へ吸
引され、該第1段の半径方向通路を通して強制的に送ら
れて圧力を増大し、前記段間収集室、段間導管、第2段
の軸方向通路を通つて第2段の半径方向通路へ送られ、
該第2段の半径方向通路を通して強制的に送られて更に
圧力を増大するようになされたモータ/圧縮機ユニット
において、前記第1段の軸方向通路を画定する前記クラ
ン1ク軸の表面は、クランク軸の回転軸線の第1部分の
周りに延長しており、前記第2段の軸方向通路は第1段
の軸方向通路の上方部分から上方に延長しており、第2
段の軸方向通路を画定するクランク軸の表面はクランク
軸の回転軸線の第2部分の・周りに延長しており、前記
段間導管は第1段の軸方向通路を上向きに貫通して第2
段の軸方向通路内へ突入していることを特徴とするモー
タ/圧縮機ユニットを提供する。
この構成によれば、前記クランク軸が回転する)と、潤
滑油が潤滑油供給源から第1段軸方向通路を通して第1
段半径方向通路内へ吸引され、第1段半径方向通路を通
して強制的に送られて圧力を増大し、前記段間収集室、
段間導管、第2段軸方向通路を通つて第2段半径方向通
路へ送られ、該第2段半径方向通路を通して強制的に送
られて更に圧力を増大する。
以下に添付図を参照して本発明の実施例を説明する。
添付図を参照すると、本発明の好ましい実施例によるモ
ータ/圧縮機ユニット10が示されている。
モータ/圧縮機ユニット10(モータと圧縮機の組合せ
体)は、基本的には、殻体12と、圧縮機14と、電気
モータ16のようなモータと、潤滑油供給源18を含む
潤滑系統20とから成つている。詳述すれば、殻体12
は、水平方向に二分された頂部分22と底部分24とか
ら成つている。圧縮機14は、圧縮機ブロック26と、
シリンダヘッド30と、弁板32と、ピストン34と、
クランク軸36と、スラスト軸受38を備えている。潤
滑系統20は、クランク軸36の下方部分に形成された
第1段軸方向通路40および第2段軸方向通路42と、
同様にクランク軸の下方部分に形成された第1段半径方
向通路44および第2段半径方向通路46と、段間潤滑
油収集室50と、段間導管52とを備えており、更に好
ましい部材として潤滑油吸上げ管54を有している。特
に第1図を参照して説明すると、圧縮機ブロック26は
、慣用の構造であり、シリンダ室56と、軸受容孔58
を有している。ピストン34は、シリンダ室56内に往
復動自在に配設されており、クランク軸36は、軸受容
孔58内に、好ましくはスラスト軸受38を介して回転
自在に支持されている。スラスト軸受38は、慣用の態
様で、例えばボルト60(図では1本だけしか示さ.れ
ていない)によつて圧縮機ブロック26の底面に固定さ
れている。スラスト軸受は、クランク軸36の下方で軸
受容孔58を横切つて延長しており、クランク軸を支持
している。クランク軸36と軸受38との間にスラスト
ワッシャ(図示せ.ず)を介設してもよく、あるいは、
軸受38を圧縮機ブロック26と一体的に形成してもよ
い。また、クランク軸36の下方部分と圧縮機ブロック
26の下方部分との間に両者の相対移動を容易にするた
めに下方ブッシュ62を介設することがで・きる。ピス
トン34は、連接棒64によつてクランク軸56に連結
されており、クランク軸の回転によつてピストンをシリ
ンダ室36内で往復動させ、シリンダ室内へ吸引された
蒸気を圧縮させるようになされている。
弁板32は、シリンダ室56を覆つて延長しており、シ
リンダヘッド30は弁板32および圧縮機ブロック26
を覆つて延長している。シリンダヘッド30は慣用の態
様で圧縮機ブロック26に固定され、ブロック26との
間に弁板32を堅く保持している。シリンダヘッド30
と弁板32とで吸込室(図示せず)を画定しており、シ
リンダヘッドと、弁板と、圧縮機プロツ・ク26とが協
同して吐出室66を画定している。弁板32は、吸込口
(図示せず)と、吸込室からシリンダ室56へ、そして
シリンダ室から吐出室66へ流体を導くための吐出口7
0が設けられている。吸込口および吐出口70を通して
の蒸気の流れを制御するために、それぞれ吸込弁(図示
せず)および吐出弁72が弁板32に連結されている。
モータ16は、圧縮機14のクランク軸36に接続され
ており、クランク軸従つて圧縮機を駆動するようになさ
れている。
モータは、圧縮機の上に配置され、圧縮機によつて支持
されるようにすることが好ましい。圧縮機14およびモ
ータ16は、水平継目に沿つて隣接などによつて接合さ
れた頂部分22と底部分24とから成る殼体12内に囲
包され、支持されている。潤滑油供給源18は、潤滑系
統20に連通する殻体12の底部即ち溜め内に収容され
ている。好ましいモータ/圧縮機ユニット10において
は、低圧蒸気は、入口74を経て殻体12内に流入し、
モータ16を覆つて流れモータを冷却するようになされ
ている。
蒸気は、次いで、シリンダヘッド30の頂部分に接続さ
れた管76へ流入してシリンダヘッドによつて画定され
た吸込室(図示せず)へ導かれる。ピストン34がシリ
ンダ室56内で往復動することにより、蒸気は吸込室か
ら弁板32を通してシリンダ室内へ吸引され、シリンダ
室内で圧縮されてシリンダ室から吐出口70を経て吐出
室66内へ吐出される。圧縮された蒸気は、管78を通
して出口管80へ導かれ、殼体12から排出される。周
知のように、上述の作動中圧縮機に適正な潤滑を施すこ
とが肝要である。
本発明は、圧縮機14の十分な潤滑を保証するために非
常に簡単で、しかも信頼性が高く、効率の良い二段潤滑
系統20を提供する。第2図を参照して潤滑系統発明の
詳細な説明すると、第1段軸方向通路40は、クランク
軸36の底部から上方に延長しており、好ましくは下方
に垂下した潤滑油吸上げ管54を介して潤滑油供給源1
8に連通している。
第1段軸方向通路40を画定しているクランク軸の表面
は、クランク軸の回転軸線の第1部分の周りに、好まし
くは回転軸線と同心的に延長している。第2段軸方向通
路42は、第1段軸方向通路40の上方部分から上に延
長しており、通路42を画定しているクランク軸の表面
は、クランク軸の回転軸線の第2部分の周りに、好まし
くはそれと同心的に延長している。第1段半径方向通路
44は、第1段軸方向通路40から、好ましくはその両
側から半径方向外方に延長しており、第2段半径方向通
路46は、第2段軸方向通路42から外方に延長してい
る。段間油収集室50は、第1段半径方向通路44を通
して外方へ向けられた潤滑油を受容するようにクランク
軸36の半径方向外側に配置されている。段間導管52
は、一端を段間収集室50に連通されてそこから下方へ
延長し、次いで第1段軸方向通路40を貫通して上方に
延長し、第2段軸方向通路42内へ突入している。この
構成によれは、圧縮機のクランク軸36が回転すると、
第1段軸方向通路40の下端即ち入口のところに低圧領
域が創生され、その結果として、潤滑油が供給源18か
ら油吸上げ管54を通して第1段軸方向通路40内へ吸
引され、該通路を通つて第1段半径方向通路軸44へ流
入する。
第1段半径方向通路44を画定している軸36の表面は
、潤滑油を半径方向外方へ強制的に振に分け、潤滑油の
圧力を増大させる。この潤滑油は、段間収集室50内に
収集され、そこから段間導管52を通つて第2段軸方向
通路42内へ流入し、そこから第2段半径方向通路46
内へ入る。第2段半径方向通路46を画定しているクラ
ンク軸36の表面は、潤滑油を半径方向外方へ強制的に
振り分け、潤滑油の圧力を更に増大させる。クランク軸
36にはまた、第2段半径方向通路46の外方部分に連
通する慣用の給油孔および溝82が穿設されており、通
路46から、各軸受および、下方ブッシュ62およびそ
れに隣接する圧縮機ブロック26およびクランク軸36
の上方表面、ならびに潤滑を必要とする圧縮機14その
他の区域へ油を導くようになされている。上述した潤滑
系統20は、同時に幾つかの望ましい目的を達成する。
第1に、クランク軸36の回転軸線が潤滑系統の第1段
と第2段の両方の軸方向通路40,42を貫通している
。第2に、潤滑系統20は、例えば、スラスト軸受38
にクロス・オーバーチャンネルを設ける必要なしに2つ
の段の間で潤滑油を効率的に導くことができる。第3に
、好ましい選択として油吸上げ管54を用いることによ
り、油供給源18からの潤滑系統の第1段へと上方へ油
を導くことができ、それによつてクランク軸36を油供
給源へ延長させる必要性を排除する。潤滑油吸上げ管5
4について詳述すると、吸上げ管54は、その一端を第
1段軸方向通路40内に挿入され、例えば通路40を画
定しているクランク軸36の表面にブレス嵌めされるこ
とによつてクランク軸と共に回転するように該軸に連結
されている。
吸上げ管54は、総体的に弾丸形であり、第1段軸方向
通路40から下方に延長し、スラスト軸受38の中央開
口84を貫通して潤滑油供給源18内へ突入しており、
その下端には管入口86が形成されている。吸上げ管5
4が第1段半径方向通路55より上方に軸方向に突出し
ている場合は、吸上げ管から半径方向通路44への油の
流れを可能するように、吸上げ管の側壁に通路44と整
合する開口90を穿設する。更に、この好ましい実施例
では、段間導管52を段間導管54より下に延長させ、
吸上け管の入口86および吸上け管内を通して上方へ延
長させ、第2段軸方向通路42内へ突入させる。更に、
図示の好ましい実施例ては、クランク軸36に、第1段
半径方向通路44に面して下向き・内方へ傾斜した表面
92を形成し、第2段軸方向通路42の下端を囲繞する
斜切縁94を形成する。
傾斜面92は、遠心作用により第1段半径方向通路44
を通して半径方向外方へ潤滑油を振り分けるのを助成し
、一方、斜切縁94は、段間導ノ管52を第2段軸方向
通路42内へ挿入するのを容易にする。段間導管52の
端部は、第2段軸方向通路42を画定するクランク軸3
6の表面に密に滑り嵌合させることが好ましく、導管5
2は、第2段軸方向通路42の下端即ち入口と、第2段
半径方向通路46との間の軸方向の距離の大部分に亘つ
て延長するようにする。
この軸方向の通路42を画定するクランク軸の内表面と
導管52の端部の外表面との間に密な、比較的長に距離
に亘つての嵌合は、第2段軸方向通路から第1段軸方向
通路への潤滑油の漏れを防止する役割を果し、該両通路
の間で回転シールの役割を果す。更に、段間収集室50
は、軸36に隣接してその半径方向外方に圧縮機ブロッ
ク26によつて画定され、軸36を囲繞する環状室とす
ることが好ましい。また、スラスト軸受38は、段間収
集室50の下に延設し、段間導管52を通すために軸方
向の偏心開口96を有するものとすることが好ましい。
この構成においては、段間導管52をスラスト軸受38
に溶接することができ、導管52の端部を所定位置に固
定することができる。叙上のように、潤滑系統20は非
常に簡単で廉価であり、所要部品数が少く、組立および
据付に要する時間が短くてすみ、熟錬を必要としない。
−しかもこの潤滑系統は、極めて能率的で、信頼性が高
い。更に、本発明は、適用範囲が広く、ここに例示した
ユニット10の他に、多くの型式のモータ/圧縮機ユニ
ットに使用することができる。例えば、本発明は、ピス
トンの数が幾つであれ、作動速度が単一であれ、多速で
あれ、殻体に満たされる蒸気が低圧吸込蒸気であれ、高
圧吐出蒸気であれ、この種のモータ/圧縮機ユニットに
適用することができる。以上、本発明の実施例を説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明
の精神および範囲から逸脱することなく、いろいろな変
型が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を組入れたモータ/圧縮機ユニッ
トの縦断面図、第2図は第1図のユニットの部分拡大断
面図であり、二段潤滑油ポンプの詳細を示す。 図中、12は殼体、14は圧縮機、16はモータ、18
は潤滑油供給源、36はクランク軸、40は第1段軸方
向通路、42は第2段軸方向通路、44は第1段半径方
向通路、46は第2段半径方向通路、50は段間収集室
、52は段間導管、54は吸上げ管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧縮機ブロック26および該圧縮機ブロック内に回
    転自在に支持されたクランク軸36を備えた圧縮機14
    と、クランク軸を回転させるために該クランク軸に連結
    されたモータ16と、該圧縮機およびモータを囲包する
    殻体12と、殻体の底部に収容された潤滑油供給源18
    と、潤滑油を前記圧縮機内を通して循環させるめたの潤
    滑系統20とから成り、該潤滑系統は、クランク軸によ
    つて形成され、前記潤滑油供給源に連通するようにして
    クランク軸の底部から上方に延長した第1段の軸方向通
    路40と、クランク軸によつて形成された第2段の軸方
    向通路42と、クランク軸によつて画定され、第1段の
    軸方向通路から半径方向外方に延長した第1段の半径方
    向通路44と、クランク軸によつて形成され、第2段の
    軸方向通路から半径方向外方へ延長した第2段の半径方
    向通路46と、第1段の半径方向通路を通して半径方向
    外方へ向けられた潤滑油を受容するためにクランク軸3
    6の半径方向外側に隣接してクランク軸を環状に囲繞す
    るように前記圧縮機ブロック26によつて画定された段
    間収容室50と、、一端に前記段間収容室に固定され、
    かつ、該圧縮機に連通されて、該収容室から下方に延長
    し、次いで第1段の軸方向通路40を貫通して上方に延
    び、第2段の軸方向通路42内へ延長した段間導管52
    を備えており、前記クランク軸が回転すると、潤滑油が
    前記潤滑油供給源から第1段の軸方向通路を通して第1
    段の半径方向通路内へ吸引され、該第1段の半径方向通
    路を通して強制的に送られて圧力を増大し、前記段間収
    集室、段間導管、第2段の軸方向通路を通つて第2段の
    半径方向通路へ送られ、該第2段の半径方向通路を通し
    て強制的に送られて更に圧力を増大するようになされた
    モータ/圧縮機ユニット10において、前記第1段の軸
    方向通路を画定する前記クランク軸の表面は、クランク
    軸の回転軸線の第1部分の周りに延長しており、前記第
    2段の軸方向通路は第1段の軸方向通路の上方部分から
    上方に延長しており、第2段の軸方向通路を画定するク
    ランク軸の表面はクランク軸の回転軸線の第2部分の周
    りに延長しており、前記段間導管は第1段の軸方向通路
    を上向きに貫通して第2段の軸方向通路内へ突入してい
    ることを特徴とするモータ/圧縮機ユニット。 2 一端を前記第1段の軸方向通路内に破設され、前記
    クランク軸にそれと共に回転するように連結されて第1
    段の軸方向通路から前記潤滑油供給源内へ下向きに延長
    した潤滑油吸上げ管52を備えており、該吸上げ管の他
    端に管入口86が形成されており、前記段間導管は、該
    吸上げ管およびその管入口を貫通して軸方向に延長して
    いる特許請求の範囲第1項記載のモータ/圧縮機ユニッ
    ト。 3 前記吸上げ管は、第1段の半径方向通路の上方に突
    出しており、該吸上げ管の側壁には、吸上げ管の内部か
    ら第1段の半径方向通路内へ潤滑油が流れることができ
    るように開口90が設けられている特許請求の範囲第2
    項記載のモータ/圧縮機ユニット。 4 前記クランク軸は、前記第1段の半径方向通路を通
    して遠心作用により潤滑油を送るのを助成するために該
    第1段の半径方向通路に面して下向き内方に傾斜した表
    面92を有している特許請求の範囲第1項または2項記
    載のモータ/圧縮機ユニット。 5 前記クランク軸36は、前記段間導管52の挿入を
    容易にするために第2段の軸方向通路42の下端を囲繞
    する斜切縁94を有しており、該段間導管52は、第2
    段の軸方向通路42を画定するクランク軸36の表面に
    密に滑り嵌合しており、第2段の軸方向通路から第1段
    の軸方向通路への潤滑油の漏れを防止するために第2段
    の軸方向通路の下端と第2段の半径方向通路との間の軸
    方向の距離の過半分に亘つて第2段の軸方向通路内へ延
    長している特許請求の範囲第4項記載のモータ/圧縮機
    ユニット。
JP57075087A 1981-05-04 1982-05-04 モ−タ/圧縮機ユニツト Expired JPS6050995B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/260,498 US4400142A (en) 1981-05-04 1981-05-04 Motor-compressor unit
US260498 1981-05-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5815775A JPS5815775A (ja) 1983-01-29
JPS6050995B2 true JPS6050995B2 (ja) 1985-11-11

Family

ID=22989402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57075087A Expired JPS6050995B2 (ja) 1981-05-04 1982-05-04 モ−タ/圧縮機ユニツト

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4400142A (ja)
JP (1) JPS6050995B2 (ja)
DK (1) DK151075C (ja)
ES (1) ES8305912A1 (ja)
FR (1) FR2504989A1 (ja)
IT (1) IT1151389B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63302895A (ja) * 1987-06-03 1988-12-09 株式会社日立製作所 洗たく機
JPH0520309Y2 (ja) * 1987-06-03 1993-05-26

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4750864A (en) * 1986-04-28 1988-06-14 Carrier Corporation Compressor lubrication and noise reduction system
BR9300797A (pt) * 1993-03-02 1994-10-04 Brasil Compressores Sa Bomba de óleo para compressor hermético de velocidade variável
JP2004027846A (ja) * 2002-05-10 2004-01-29 Sanden Corp 圧縮機
RU2578487C1 (ru) * 2014-10-14 2016-03-27 Юрий Андреевич Гребнев Бесшатунный мотор-компрессор
WO2021142525A1 (pt) * 2020-01-17 2021-07-22 Embraco Indústria De Compressores E Soluções Em Refrigeração Ltda. Sistema de transporte de óleo lubrificante em compressor

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE900528C (de) * 1951-12-29 1953-12-28 Hans Goeldner & Co Elektromotorisch angetriebene Kolbenmaschine
US3248044A (en) * 1964-09-28 1966-04-26 Lennox Ind Inc Refrigerant compressor lubrication arrangement
US3584982A (en) * 1969-01-31 1971-06-15 Arthur D Siegel Gas pump
US3926281A (en) * 1974-03-21 1975-12-16 Tecumseh Products Co Compressor oil pump with filter
US4063853A (en) * 1976-05-10 1977-12-20 Carrier Corporation Noise dampening means in refrigeration motor-compressor units and method
US4131396A (en) * 1977-04-07 1978-12-26 Sundstrand Corporation Hermetic compressor lubrication system with two-stage oil pump

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63302895A (ja) * 1987-06-03 1988-12-09 株式会社日立製作所 洗たく機
JPH0520309Y2 (ja) * 1987-06-03 1993-05-26

Also Published As

Publication number Publication date
ES511876A0 (es) 1983-04-16
FR2504989A1 (fr) 1982-11-05
IT8220997A0 (it) 1982-04-29
ES8305912A1 (es) 1983-04-16
FR2504989B1 (ja) 1984-06-08
IT1151389B (it) 1986-12-17
US4400142A (en) 1983-08-23
DK151075C (da) 1988-04-05
DK151075B (da) 1987-10-26
DK199782A (da) 1982-11-05
JPS5815775A (ja) 1983-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4522575A (en) Scroll machine using discharge pressure for axial sealing
JP2530179B2 (ja) 水平の密封圧縮機
US5012896A (en) Lubricating system for rotary horizontal crankshaft hermetic compressor
US4470772A (en) Direct suction radial compressor
US5221191A (en) Horizontal rotary compressor
US5586876A (en) Rotary compressor having oil pumped through a vertical drive shaft
US5322420A (en) Horizontal rotary compressor
US6024548A (en) Motor bearing lubrication in rotary compressors
US5564917A (en) Rotary compressor with oil injection
JP4016556B2 (ja) 圧縮機
US6527085B1 (en) Lubricating system for compressor
US5013225A (en) Lubrication system for a scroll compressor
US4968223A (en) Gas and oil cooling system for a hermetic compressor
JPS6050995B2 (ja) モ−タ/圧縮機ユニツト
JPH0219316B2 (ja)
JPS6027834Y2 (ja) 密閉形圧縮機
JP4026290B2 (ja) 圧縮機
US4111612A (en) Hermetic compressor lubrication system
US3403846A (en) Crankcase scavenging pump for refrigeration compressor
JP2001003867A (ja) 横型圧縮機
CN221120318U (zh) 涡旋压缩机
JPH0783185A (ja) 横形ロータリ式圧縮機
EP4174318A1 (en) Rotary compressor and refrigeration cycle device
KR100226408B1 (ko) 압축기의 오일픽업장치
KR100299589B1 (ko) 유체기계