JP2004027846A - 圧縮機 - Google Patents
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- Y10S251/00—Valves and valve actuation
- Y10S251/902—Springs employed as valves
Abstract
【課題】低流量時の吸入弁の自励振動による振動や騒音の発生を安価な構成によって確実に低減することのできる圧縮機を提供する。
【解決手段】シリンダ11aへの冷媒吸入流路13cに設けられる開度調整弁40を弾性変形可能な螺旋状部材41によって形成し、冷媒の流量に応じて螺旋状部材41の螺旋部41aの間隔を変化させることにより、流路13cの開度を調整するようにしたので、低流量時の吸入弁14cの自励振動による振動や騒音の発生を確実に低減することができるとともに、開度調整弁40の構造を簡素化することができ、製造コストの低減を図ることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】シリンダ11aへの冷媒吸入流路13cに設けられる開度調整弁40を弾性変形可能な螺旋状部材41によって形成し、冷媒の流量に応じて螺旋状部材41の螺旋部41aの間隔を変化させることにより、流路13cの開度を調整するようにしたので、低流量時の吸入弁14cの自励振動による振動や騒音の発生を確実に低減することができるとともに、開度調整弁40の構造を簡素化することができ、製造コストの低減を図ることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両用空気調和装置の冷凍回路に用いられる圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の圧縮機としては、例えば特開2001−289177公報に記載されているように、一端に冷媒吸入口及び吐出口を有するシリンダと、シリンダ内を往復動するピストンと、冷媒吸入口及び吐出口にそれぞれ設けられた板状の吸入弁及び吐出弁とを備え、吸入弁及び吐出弁の弾性変形により冷媒吸入口及び吐出口をそれぞれ開閉するようにしたものが知られている。
【0003】
ところで、前記圧縮機では、吸入弁が所定範囲内で開閉するように吸入弁の一端側(自由端側)を所定開度位置で係止するストッパを設けているが、低流量時には吸入弁がストッパに当接しない範囲で開閉する場合がある。このような場合、吸入弁の自励振動によって吸入冷媒に脈動が生じ、これが原因となり、冷媒吸入側の外部回路に設置される蒸発器等に振動や騒音を発生させるという問題がある。
【0004】
そこで、前記圧縮機では、シリンダヘッドの冷媒吸入側流路に冷媒の流量に応じて流路の開度を調整する開度調整弁を設け、低流量時には開度調整弁の開度を小さくすることにより、蒸発器側に伝播する吸入冷媒の脈動を減衰させて蒸発器等の振動や騒音を低減するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記開度調整弁は、弁体を専用の弁ケースに収容するとともに、弁ケース内に取付けたスプリングによって弁体を所定方向に付勢するといった複雑な構造であるため、製造コストが高くつくという問題点があった。
【0006】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低流量時の吸入弁の自励振動による振動や騒音の発生を安価な構成によって確実に低減することのできる圧縮機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、請求項1では、一端に冷媒吸入口及び吐出口を有するシリンダと、冷媒吸入口に連通する冷媒吸入室及び冷媒吐出口に連通する冷媒吐出室を有するシリンダヘッドと、シリンダ内を往復動するピストンと、冷媒吸入口及び吐出口にそれぞれ設けられた吸入弁及び吐出弁とを備え、吸入弁及び吐出弁の変形により冷媒吸入口及び吐出口をそれぞれ開閉するようにした圧縮機において、前記冷媒吸入室または冷媒吐出室に連通する冷媒流路に設けられ、一端を流路内に固定された弾性変形可能な螺旋状部材からなり、冷媒の流量に応じて螺旋状部材の螺旋部の間隔を変化させることにより流路の開度を調整する開度調整弁を備えている。
【0008】
これにより、高流量時には開度調整弁の螺旋部の間隔が広がり、冷媒流路の開度が大きくなる。また、低流量時においては、開度調整弁の螺旋部の間隔が狭くなって冷媒流路の開度が小さくなることから、低流量時における吸入弁または吐出弁の自励振動によって冷媒に脈動が生じた場合でも、開度調整弁によって冷媒流路側の外部回路に伝播する冷媒の脈動が減衰される。
【0009】
また、請求項2では、請求項1記載の圧縮機において、前記開度調整弁の螺旋状部材を一端側から他端側に向かって螺旋部の径が徐々に小さくなるように形成している。
【0010】
これにより、請求項1の作用に加え、開度調整弁の螺旋部の径が一端側から他端側に向かって徐々に小さくなるように形成されていることから、螺旋状部材が形状が冷媒の流通抵抗を受け易い円錐形をなす。
【0011】
また、請求項3では、請求項1または2記載の圧縮機において、前記開度調整弁に螺旋状部材の一部を閉塞する閉塞部材を設けている。
【0012】
これにより、請求項1または2の作用に加え、閉塞部材が設けられた部分は冷媒が通過しないため、その分だけ冷媒流通量が規制される。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は圧縮機の側面断面図、図2はその要部側面断面図、図3は開度調整弁の側面断面図である。
【0014】
この圧縮機は、冷媒を吸入及び吐出する圧縮機本体10と、圧縮機本体10内に設けられたピストン20と、ピストン20を駆動する駆動部30と、冷媒の流量に応じて開度を調整する開度調整弁40とからなり、駆動部30には外部からの動力が入力されるようになっている。
【0015】
圧縮機本体10は円筒状に形成され、ピストン20側に形成された第1のハウジング11と、駆動部30側に形成された第2のハウジング12と、第1のハウジング11の一端側に配置されるシリンダヘッド13と、第1のハウジング11とシリンダヘッド13との間に配置されるバルブプレート14とからなる。
【0016】
第1のハウジング11は圧縮機本体10の筒軸方向に延びるシリンダ11aを有し、シリンダ11aの一端は第1のハウジング11の一端面に開口している。また、シリンダ11aの一端側には後述する吸入弁14cを所定開度位置で係止するストッパ11bが設けられ、ストッパ11bはシリンダ11aの縁部の切り欠きによって形成されている。
【0017】
第2のハウジング12は一端側を開口し、その内部は第1のハウジング11のシリンダ11aと連通している。
【0018】
シリンダヘッド13はバルブプレート14を介して第1のハウジング11の一端に取付けられ、その中央部にはバルブプレート14側に開口する冷媒吐出室13aが設けられている。冷媒吐出室13aの周囲にはバルブプレート14側に開口する環状の冷媒吸入室13bが設けられ、冷媒吸入室13bはシリンダヘッド13の側面に設けられた冷媒吸入流路13cに連通している。また、冷媒吐出室13aはシリンダヘッド13に設けられた冷媒吐出流路(図示せず)に連通している。
【0019】
バルブプレート14にはシリンダ11aに連通する冷媒吸入口14a及び吐出口14bが設けられ、冷媒吸入口14aはシリンダヘッド13の冷媒吸入室13bに連通し、冷媒吐出口14bは冷媒吐出室13aに連通している。バルブプレート14には冷媒吸入口14a及び吐出口14bをそれぞれ開閉する板状の吸入弁14c及び吐出弁14dが取付けられ、吸入弁14c及び吐出弁14dの弾性変形によって冷媒吸入口14a及び吐出口14bを開閉するようになっている。吸入弁14cの一端側は前記ストッパ11bに係止するようになっており、図2(a) に示すようにピストン20の吐出工程においてはバルブプレート14側に圧接して冷媒吸入口14aを閉鎖し、図2(b) に示すようにピストン20の吸入工程においてはシリンダ11a側に撓んで冷媒吐出口14bを開放するようになっている。この場合、吸入弁14cの一端側(自由端側)がストッパ11bに係止する位置が吸入弁14cの最大開度となる。また、バルブプレート14の中央には吐出弁14dに係止するストッパプレート14eが設けられ、吐出弁14dはストッパプレート14eに係止する位置まで開放可能になっている。
【0020】
ピストン20は、シリンダ11a内に摺動自在に収容され、その一端面側に冷媒を吸入及び吐出するようになっている。また、ピストン20の他端側には駆動部30側と連結される球状のシュー21が摺動自在に取付けられている。
【0021】
駆動部30は、外部からの動力によって回転する駆動シャフト31と、駆動シャフト31によって回転する傾斜板32と、傾斜板32の傾斜角度を所定範囲内に規制する傾斜規制部材33とから構成されている。駆動シャフト31は一端側及び他端側をそれぞれローラベアリング34を介して第1のハウジング11及び第2のハウジング12に回動自在に支持されており、その他端側には、例えば図示しないプーリを介して車両のエンジンの動力が伝達されるようになっている。傾斜板32は環状の摺動部材32aを介して駆動シャフト31に軸方向に移動自在に支持されるとともに、支軸32bを介して摺動部材32aに回動自在に取付けられている。即ち、傾斜板32は、駆動シャフト31の軸方向に対する傾斜角度が支軸32bを中心に任意に変わるようになっている。また、傾斜板32の周端部はピストン20のシュー21に摺動自在に嵌合しており、傾斜板32が回転すると、傾斜板32の傾斜角度に応じてピストン20が往復動するようになっている。傾斜規制部材33は駆動シャフト31と一体に回転するように設けられ、その一端に設けたピン33aを傾斜板32に設けた長孔32cに挿入されている。即ち、傾斜板32が傾動すると、ピン33aが長孔32c内を移動し、ピン33aの長孔32c内における移動範囲に応じて傾斜板32の傾斜角度が所定範囲内に規制されるようになっている。
【0022】
開度調整弁40は、シリンダヘッド13の冷媒吸入流路13c内に設けられ、一端を流路13c内に固定された弾性変形可能な螺旋状部材41からなる。螺旋状部材41は一端側から他端側に向かって螺旋部41aの径が徐々に小さくなるように形成され、冷媒の流量が増加すると、冷媒の流通抵抗によって螺旋部41aの間隔が広がるようになっている。
【0023】
以上のように構成された圧縮機においては、外部からの駆動力によって駆動部30の駆動シャフト31が回転すると、傾斜板32が回転し、傾斜板32の傾斜角度に応じてピストン20がシリンダ11a内を往復動する。また、ピストン20の往復動により、冷媒吸入室13bの冷媒がシリンダ11a内に吸入され、冷媒吐出室13aに吐出される。その際、図示しない圧力制御手段によって冷媒吸入室13bと第2のハウジング12内との間に生ずる差圧により、ピストン20の他端側(ハウジング12側)に加わる圧力に応じて傾斜板32の傾斜角度を変化させることにより、ピストン20の吐出量が制御される。
【0024】
高流量時には、図2(b) に示すように吸入弁14cがストッパ11bに係止する位置まで開放するとともに、開度調整弁40の螺旋部41aの間隔が広がり、冷媒吸入流路13cの開度が大きくなる。また、低流量時においては、開度調整弁40の螺旋部41aの間隔が狭くなって冷媒吸入流路13cの開度が小さくなるため、低流量時における吸入弁14cの自励振動によって吸入冷媒に脈動が生じた場合でも、開度調整弁40によって冷媒吸入流路13c側の外部回路に伝播する吸入冷媒の脈動が減衰され、外部回路に配置される蒸発器(図示せず)等の振動や騒音が低減される。
【0025】
このように、本実施形態の圧縮機によれば、シリンダ11aへの冷媒吸入流路13cに設けられる開度調整弁40を弾性変形可能な螺旋状部材41によって形成し、冷媒の流量に応じて螺旋状部材41の螺旋部41aの間隔を変化させることにより、流路13cの開度を調整するようにしたので、低流量時の吸入弁14cの自励振動による振動や騒音の発生を確実に低減することができるとともに、開度調整弁40の構造を簡素化することができ、製造コストの低減を図ることができる。
【0026】
この場合、開度調整弁40の螺旋状部材41を一端側から他端側に向かって螺旋部41aの径が徐々に小さくなるように形成したので、螺旋状部材41の形状が冷媒の流通抵抗を受け易い円錐形をなし、流路13cの開閉を確実に行うことができる。
【0027】
尚、前記実施形態では、開度調整弁40を冷媒吸入室13bに連通する冷媒吸入流路13cに設けたものを示したが、冷媒吐出室13aに連通する冷媒吐出側流路に設けた場合でも同様の効果を得ることができる。
【0028】
図4は本発明の第2の実施形態を示す開度調整弁の側面断面図で、前記実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
【0029】
即ち、同図に示す開度調整弁50は、前記実施形態と同様の螺旋状部材51を有し、その螺旋部51aの径を一端側から他端側に向かって徐々に小さくなるように形成したものである。また、開度調整弁50の他端側には、螺旋状部材51の他端側の一部を閉塞する閉塞部材52が取付けられている。この閉塞部材52は、例えば螺旋部51aの間をほぼ一周分だけ閉塞する大きさに形成され、最先端の螺旋部51aによって保持されている。
【0030】
本実施形態の開度調整弁50では、第1の実施形態と同様、冷媒の流量に応じて螺旋状部材51の螺旋部51aの間隔が変化し、流路13cの開度が調整されるとともに、閉塞部材52が取付けられた部分は冷媒が通過しないため、その分だけ冷媒流通量が規制される。即ち、閉塞部材52によって冷媒吸入流路13cの流量を適正にすることができるので、圧縮効率の向上を図ることができる。この場合、冷媒吸入量は閉塞部材52を任意の大きさに形成することによって任意に調整が可能である。
【0031】
図5は本発明の第3の実施形態を示す開度調整弁の側面断面図で、前記実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
【0032】
即ち、同図に示す開度調整弁60は、弾性変形可能な螺旋状部材61を有し、その螺旋部61aの径は一端側から他端側に亘って均一に形成されている。また、開度調整弁60には、螺旋状部材61の他端側を閉塞する閉塞部材62が取付けられている。この閉塞部材62は板状の部材からなり、その中央部は冷媒を流通可能な孔62aが設けられている。
【0033】
本実施形態の開度調整弁60では、第1の実施形態と同様、冷媒の流量に応じて螺旋状部材61の螺旋部61aの間隔が変化し、流路13cの開度が調整されるとともに、閉塞部材62が取付けられた部分は冷媒が通過しないため、その分だけ冷媒流通量が規制される。即ち、第2の実施形態と同様、閉塞部材62によって冷媒吸入流路13cの流量を適正にすることができるので、圧縮効率の向上を図ることができる。この場合、冷媒吸入量は閉塞部材62の孔62aを任意の大きさに形成することによって調整が可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の圧縮機によれば、低流量時の吸入弁の自励振動による振動や騒音の発生を確実に低減することができるとともに、開度調整弁の構造を簡素化することができるので、製造コストの低減を図ることができる。
【0035】
また、請求項2の圧縮機によれば、請求項1の効果に加え、開度調整弁の螺旋状部材の形状が冷媒の流通抵抗を受け易い円錐形をなすことから、冷媒吸入側流路の開閉を確実に行うことができる。
【0036】
また、請求項3の圧縮機によれば、請求項1または2の効果に加え、冷媒吸入側流路の流量が適正になるように開度調整弁の冷媒流通量を規制することができるので、圧縮効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態を示す圧縮機の側面断面図
【図2】圧縮機の要部側面断面図
【図3】開度調整弁の側面断面図
【図4】本発明の第2の実施形態を示す開度調整弁の側面断面図
【図5】本発明の第2の実施形態を示す開度調整弁の側面断面図
【符号の説明】
11a…シリンダ、13…シリンダヘッド、13a…冷媒吐出室、13b…冷媒吸入室、14a…冷媒吸入口、14b…冷媒吐出口、14c…吸入弁、14d…吐出弁、20…ピストン、40…開度調整弁、41…螺旋状部材、41a…螺旋部、50…開度調整弁、51…螺旋状部材、51a…螺旋部、52…閉塞部材、60…開度調整弁、61…螺旋状部材、61a…螺旋部、62…閉塞部材。
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両用空気調和装置の冷凍回路に用いられる圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の圧縮機としては、例えば特開2001−289177公報に記載されているように、一端に冷媒吸入口及び吐出口を有するシリンダと、シリンダ内を往復動するピストンと、冷媒吸入口及び吐出口にそれぞれ設けられた板状の吸入弁及び吐出弁とを備え、吸入弁及び吐出弁の弾性変形により冷媒吸入口及び吐出口をそれぞれ開閉するようにしたものが知られている。
【0003】
ところで、前記圧縮機では、吸入弁が所定範囲内で開閉するように吸入弁の一端側(自由端側)を所定開度位置で係止するストッパを設けているが、低流量時には吸入弁がストッパに当接しない範囲で開閉する場合がある。このような場合、吸入弁の自励振動によって吸入冷媒に脈動が生じ、これが原因となり、冷媒吸入側の外部回路に設置される蒸発器等に振動や騒音を発生させるという問題がある。
【0004】
そこで、前記圧縮機では、シリンダヘッドの冷媒吸入側流路に冷媒の流量に応じて流路の開度を調整する開度調整弁を設け、低流量時には開度調整弁の開度を小さくすることにより、蒸発器側に伝播する吸入冷媒の脈動を減衰させて蒸発器等の振動や騒音を低減するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記開度調整弁は、弁体を専用の弁ケースに収容するとともに、弁ケース内に取付けたスプリングによって弁体を所定方向に付勢するといった複雑な構造であるため、製造コストが高くつくという問題点があった。
【0006】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低流量時の吸入弁の自励振動による振動や騒音の発生を安価な構成によって確実に低減することのできる圧縮機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、請求項1では、一端に冷媒吸入口及び吐出口を有するシリンダと、冷媒吸入口に連通する冷媒吸入室及び冷媒吐出口に連通する冷媒吐出室を有するシリンダヘッドと、シリンダ内を往復動するピストンと、冷媒吸入口及び吐出口にそれぞれ設けられた吸入弁及び吐出弁とを備え、吸入弁及び吐出弁の変形により冷媒吸入口及び吐出口をそれぞれ開閉するようにした圧縮機において、前記冷媒吸入室または冷媒吐出室に連通する冷媒流路に設けられ、一端を流路内に固定された弾性変形可能な螺旋状部材からなり、冷媒の流量に応じて螺旋状部材の螺旋部の間隔を変化させることにより流路の開度を調整する開度調整弁を備えている。
【0008】
これにより、高流量時には開度調整弁の螺旋部の間隔が広がり、冷媒流路の開度が大きくなる。また、低流量時においては、開度調整弁の螺旋部の間隔が狭くなって冷媒流路の開度が小さくなることから、低流量時における吸入弁または吐出弁の自励振動によって冷媒に脈動が生じた場合でも、開度調整弁によって冷媒流路側の外部回路に伝播する冷媒の脈動が減衰される。
【0009】
また、請求項2では、請求項1記載の圧縮機において、前記開度調整弁の螺旋状部材を一端側から他端側に向かって螺旋部の径が徐々に小さくなるように形成している。
【0010】
これにより、請求項1の作用に加え、開度調整弁の螺旋部の径が一端側から他端側に向かって徐々に小さくなるように形成されていることから、螺旋状部材が形状が冷媒の流通抵抗を受け易い円錐形をなす。
【0011】
また、請求項3では、請求項1または2記載の圧縮機において、前記開度調整弁に螺旋状部材の一部を閉塞する閉塞部材を設けている。
【0012】
これにより、請求項1または2の作用に加え、閉塞部材が設けられた部分は冷媒が通過しないため、その分だけ冷媒流通量が規制される。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は圧縮機の側面断面図、図2はその要部側面断面図、図3は開度調整弁の側面断面図である。
【0014】
この圧縮機は、冷媒を吸入及び吐出する圧縮機本体10と、圧縮機本体10内に設けられたピストン20と、ピストン20を駆動する駆動部30と、冷媒の流量に応じて開度を調整する開度調整弁40とからなり、駆動部30には外部からの動力が入力されるようになっている。
【0015】
圧縮機本体10は円筒状に形成され、ピストン20側に形成された第1のハウジング11と、駆動部30側に形成された第2のハウジング12と、第1のハウジング11の一端側に配置されるシリンダヘッド13と、第1のハウジング11とシリンダヘッド13との間に配置されるバルブプレート14とからなる。
【0016】
第1のハウジング11は圧縮機本体10の筒軸方向に延びるシリンダ11aを有し、シリンダ11aの一端は第1のハウジング11の一端面に開口している。また、シリンダ11aの一端側には後述する吸入弁14cを所定開度位置で係止するストッパ11bが設けられ、ストッパ11bはシリンダ11aの縁部の切り欠きによって形成されている。
【0017】
第2のハウジング12は一端側を開口し、その内部は第1のハウジング11のシリンダ11aと連通している。
【0018】
シリンダヘッド13はバルブプレート14を介して第1のハウジング11の一端に取付けられ、その中央部にはバルブプレート14側に開口する冷媒吐出室13aが設けられている。冷媒吐出室13aの周囲にはバルブプレート14側に開口する環状の冷媒吸入室13bが設けられ、冷媒吸入室13bはシリンダヘッド13の側面に設けられた冷媒吸入流路13cに連通している。また、冷媒吐出室13aはシリンダヘッド13に設けられた冷媒吐出流路(図示せず)に連通している。
【0019】
バルブプレート14にはシリンダ11aに連通する冷媒吸入口14a及び吐出口14bが設けられ、冷媒吸入口14aはシリンダヘッド13の冷媒吸入室13bに連通し、冷媒吐出口14bは冷媒吐出室13aに連通している。バルブプレート14には冷媒吸入口14a及び吐出口14bをそれぞれ開閉する板状の吸入弁14c及び吐出弁14dが取付けられ、吸入弁14c及び吐出弁14dの弾性変形によって冷媒吸入口14a及び吐出口14bを開閉するようになっている。吸入弁14cの一端側は前記ストッパ11bに係止するようになっており、図2(a) に示すようにピストン20の吐出工程においてはバルブプレート14側に圧接して冷媒吸入口14aを閉鎖し、図2(b) に示すようにピストン20の吸入工程においてはシリンダ11a側に撓んで冷媒吐出口14bを開放するようになっている。この場合、吸入弁14cの一端側(自由端側)がストッパ11bに係止する位置が吸入弁14cの最大開度となる。また、バルブプレート14の中央には吐出弁14dに係止するストッパプレート14eが設けられ、吐出弁14dはストッパプレート14eに係止する位置まで開放可能になっている。
【0020】
ピストン20は、シリンダ11a内に摺動自在に収容され、その一端面側に冷媒を吸入及び吐出するようになっている。また、ピストン20の他端側には駆動部30側と連結される球状のシュー21が摺動自在に取付けられている。
【0021】
駆動部30は、外部からの動力によって回転する駆動シャフト31と、駆動シャフト31によって回転する傾斜板32と、傾斜板32の傾斜角度を所定範囲内に規制する傾斜規制部材33とから構成されている。駆動シャフト31は一端側及び他端側をそれぞれローラベアリング34を介して第1のハウジング11及び第2のハウジング12に回動自在に支持されており、その他端側には、例えば図示しないプーリを介して車両のエンジンの動力が伝達されるようになっている。傾斜板32は環状の摺動部材32aを介して駆動シャフト31に軸方向に移動自在に支持されるとともに、支軸32bを介して摺動部材32aに回動自在に取付けられている。即ち、傾斜板32は、駆動シャフト31の軸方向に対する傾斜角度が支軸32bを中心に任意に変わるようになっている。また、傾斜板32の周端部はピストン20のシュー21に摺動自在に嵌合しており、傾斜板32が回転すると、傾斜板32の傾斜角度に応じてピストン20が往復動するようになっている。傾斜規制部材33は駆動シャフト31と一体に回転するように設けられ、その一端に設けたピン33aを傾斜板32に設けた長孔32cに挿入されている。即ち、傾斜板32が傾動すると、ピン33aが長孔32c内を移動し、ピン33aの長孔32c内における移動範囲に応じて傾斜板32の傾斜角度が所定範囲内に規制されるようになっている。
【0022】
開度調整弁40は、シリンダヘッド13の冷媒吸入流路13c内に設けられ、一端を流路13c内に固定された弾性変形可能な螺旋状部材41からなる。螺旋状部材41は一端側から他端側に向かって螺旋部41aの径が徐々に小さくなるように形成され、冷媒の流量が増加すると、冷媒の流通抵抗によって螺旋部41aの間隔が広がるようになっている。
【0023】
以上のように構成された圧縮機においては、外部からの駆動力によって駆動部30の駆動シャフト31が回転すると、傾斜板32が回転し、傾斜板32の傾斜角度に応じてピストン20がシリンダ11a内を往復動する。また、ピストン20の往復動により、冷媒吸入室13bの冷媒がシリンダ11a内に吸入され、冷媒吐出室13aに吐出される。その際、図示しない圧力制御手段によって冷媒吸入室13bと第2のハウジング12内との間に生ずる差圧により、ピストン20の他端側(ハウジング12側)に加わる圧力に応じて傾斜板32の傾斜角度を変化させることにより、ピストン20の吐出量が制御される。
【0024】
高流量時には、図2(b) に示すように吸入弁14cがストッパ11bに係止する位置まで開放するとともに、開度調整弁40の螺旋部41aの間隔が広がり、冷媒吸入流路13cの開度が大きくなる。また、低流量時においては、開度調整弁40の螺旋部41aの間隔が狭くなって冷媒吸入流路13cの開度が小さくなるため、低流量時における吸入弁14cの自励振動によって吸入冷媒に脈動が生じた場合でも、開度調整弁40によって冷媒吸入流路13c側の外部回路に伝播する吸入冷媒の脈動が減衰され、外部回路に配置される蒸発器(図示せず)等の振動や騒音が低減される。
【0025】
このように、本実施形態の圧縮機によれば、シリンダ11aへの冷媒吸入流路13cに設けられる開度調整弁40を弾性変形可能な螺旋状部材41によって形成し、冷媒の流量に応じて螺旋状部材41の螺旋部41aの間隔を変化させることにより、流路13cの開度を調整するようにしたので、低流量時の吸入弁14cの自励振動による振動や騒音の発生を確実に低減することができるとともに、開度調整弁40の構造を簡素化することができ、製造コストの低減を図ることができる。
【0026】
この場合、開度調整弁40の螺旋状部材41を一端側から他端側に向かって螺旋部41aの径が徐々に小さくなるように形成したので、螺旋状部材41の形状が冷媒の流通抵抗を受け易い円錐形をなし、流路13cの開閉を確実に行うことができる。
【0027】
尚、前記実施形態では、開度調整弁40を冷媒吸入室13bに連通する冷媒吸入流路13cに設けたものを示したが、冷媒吐出室13aに連通する冷媒吐出側流路に設けた場合でも同様の効果を得ることができる。
【0028】
図4は本発明の第2の実施形態を示す開度調整弁の側面断面図で、前記実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
【0029】
即ち、同図に示す開度調整弁50は、前記実施形態と同様の螺旋状部材51を有し、その螺旋部51aの径を一端側から他端側に向かって徐々に小さくなるように形成したものである。また、開度調整弁50の他端側には、螺旋状部材51の他端側の一部を閉塞する閉塞部材52が取付けられている。この閉塞部材52は、例えば螺旋部51aの間をほぼ一周分だけ閉塞する大きさに形成され、最先端の螺旋部51aによって保持されている。
【0030】
本実施形態の開度調整弁50では、第1の実施形態と同様、冷媒の流量に応じて螺旋状部材51の螺旋部51aの間隔が変化し、流路13cの開度が調整されるとともに、閉塞部材52が取付けられた部分は冷媒が通過しないため、その分だけ冷媒流通量が規制される。即ち、閉塞部材52によって冷媒吸入流路13cの流量を適正にすることができるので、圧縮効率の向上を図ることができる。この場合、冷媒吸入量は閉塞部材52を任意の大きさに形成することによって任意に調整が可能である。
【0031】
図5は本発明の第3の実施形態を示す開度調整弁の側面断面図で、前記実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
【0032】
即ち、同図に示す開度調整弁60は、弾性変形可能な螺旋状部材61を有し、その螺旋部61aの径は一端側から他端側に亘って均一に形成されている。また、開度調整弁60には、螺旋状部材61の他端側を閉塞する閉塞部材62が取付けられている。この閉塞部材62は板状の部材からなり、その中央部は冷媒を流通可能な孔62aが設けられている。
【0033】
本実施形態の開度調整弁60では、第1の実施形態と同様、冷媒の流量に応じて螺旋状部材61の螺旋部61aの間隔が変化し、流路13cの開度が調整されるとともに、閉塞部材62が取付けられた部分は冷媒が通過しないため、その分だけ冷媒流通量が規制される。即ち、第2の実施形態と同様、閉塞部材62によって冷媒吸入流路13cの流量を適正にすることができるので、圧縮効率の向上を図ることができる。この場合、冷媒吸入量は閉塞部材62の孔62aを任意の大きさに形成することによって調整が可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の圧縮機によれば、低流量時の吸入弁の自励振動による振動や騒音の発生を確実に低減することができるとともに、開度調整弁の構造を簡素化することができるので、製造コストの低減を図ることができる。
【0035】
また、請求項2の圧縮機によれば、請求項1の効果に加え、開度調整弁の螺旋状部材の形状が冷媒の流通抵抗を受け易い円錐形をなすことから、冷媒吸入側流路の開閉を確実に行うことができる。
【0036】
また、請求項3の圧縮機によれば、請求項1または2の効果に加え、冷媒吸入側流路の流量が適正になるように開度調整弁の冷媒流通量を規制することができるので、圧縮効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態を示す圧縮機の側面断面図
【図2】圧縮機の要部側面断面図
【図3】開度調整弁の側面断面図
【図4】本発明の第2の実施形態を示す開度調整弁の側面断面図
【図5】本発明の第2の実施形態を示す開度調整弁の側面断面図
【符号の説明】
11a…シリンダ、13…シリンダヘッド、13a…冷媒吐出室、13b…冷媒吸入室、14a…冷媒吸入口、14b…冷媒吐出口、14c…吸入弁、14d…吐出弁、20…ピストン、40…開度調整弁、41…螺旋状部材、41a…螺旋部、50…開度調整弁、51…螺旋状部材、51a…螺旋部、52…閉塞部材、60…開度調整弁、61…螺旋状部材、61a…螺旋部、62…閉塞部材。
Claims (3)
- 一端に冷媒吸入口及び吐出口を有するシリンダと、冷媒吸入口に連通する冷媒吸入室及び冷媒吐出口に連通する冷媒吐出室を有するシリンダヘッドと、シリンダ内を往復動するピストンと、冷媒吸入口及び吐出口にそれぞれ設けられた吸入弁及び吐出弁とを備え、吸入弁及び吐出弁の変形により冷媒吸入口及び吐出口をそれぞれ開閉するようにした圧縮機において、
前記冷媒吸入室または冷媒吐出室に連通する冷媒流路に設けられ、一端を流路内に固定された弾性変形可能な螺旋状部材からなり、冷媒の流量に応じて螺旋状部材の螺旋部の間隔を変化させることにより流路の開度を調整する開度調整弁を備えた
ことを特徴とする圧縮機。 - 前記開度調整弁の螺旋状部材を一端側から他端側に向かって螺旋部の径が徐々に小さくなるように形成した
ことを特徴とする請求項1記載の圧縮機。 - 前記開度調整弁に螺旋状部材の一部を閉塞する閉塞部材を設けた
ことを特徴とする請求項1または2記載の圧縮機。
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