JP2009283490A - コンデンサモジュール及びコンデンサの実装構造 - Google Patents

コンデンサモジュール及びコンデンサの実装構造 Download PDF

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    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/38Multiple capacitors, i.e. structural combinations of fixed capacitors

Abstract

【課題】複数の積層型セラミックコンデンサによる回路基板の振動を緩和可能なコンデンサの実装構造を提供すること。
【解決手段】コンデンサの実装構造S1で用いられるコンデンサモジュールM1は、第1の端子電極11と第2の端子電極12とがモジュール基板20に形成された第1のランド25と第2のランド26とにそれぞれ固定されている。複数のコンデンサ10は、第1の端子電極11と第2の端子電極12との対向方向D1と垂直な方向に配列されている。そして、第1のリード端子21が、モジュール基板20とマザー基板30に固定されている。第2のリード端子22が、モジュール基板20とマザー基板30に固定されている。モジュール基板20に固定された第1のリード端子21の固定部と第2のリード端子22の固定部は、複数のコンデンサ10の対向方向D1と交差する直線L1上に位置している。
【選択図】図4

Description

本発明は、積層型のセラミックコンデンサを回路基板に実装するためのコンデンサの実装構造、及びこの実装構造に用いられるコンデンサモジュールに関する。
下記特許文献1には、基板に複数の積層型のコンデンサが実装されたコンデンサモジュールが開示されている。
特開2004−22562号公報
ところで、積層型のセラミックコンデンサは、内部電極層と誘電体層とが交互に積層されている。このコンデンサに交流電圧を印加すると、誘電体層が圧電現象により振動する。このため、上記特許文献1に記載されたコンデンサモジュールでは、コンデンサの振動が基板に伝わる。そして、コンデンサモジュールが接続されたマザー基板までコンデンサの振動が伝わる。この場合、マザー基板に伝わった振動により、可聴音が発生する場合がある。特に、より大きな静電容量を得るために、複数のコンデンサを並列接続すると、複数のコンデンサが同じ周期で振動するので、マザー基板に伝わる振動が増幅される。このため、可聴音がより発生し易くなる。
そこで本発明は、複数の積層型セラミックコンデンサによる基板の振動を緩和可能なコンデンサの実装構造、及びその実装構造に用いられるコンデンサモジュールを提供することを目的とする。
本発明のコンデンサモジュールは、略直方体形状で、両端面にそれぞれ形成された第1の端子電極と第2の端子電極とを有する積層型の複数のコンデンサと、複数のコンデンサの複数の第1の端子電極がそれぞれ固定されると共に複数の第1の端子電極と電気的に接続された第1のランドと、複数の第2の端子電極がそれぞれ固定されると共に複数の第2の端子電極と電気的に接続された第2のランドと、が形成されたモジュール基板と、第1のランドと電気的に接続され、モジュール基板に固定された固定部を有する第1のリード端子と、第2のランドと電気的に接続され、モジュール基板に固定された固定部を有する第2のリード端子と、を備え、複数のコンデンサは、モジュール基板において、第1の端子電極と第2の端子電極との対向方向と垂直な方向に配列され、第1のリード端子のモジュール基板に固定された固定部と第2のリード端子のモジュール基板に固定された固定部は、複数のコンデンサの第1の端子電極と第2の端子電極との対向方向と交差する直線上に位置することを特徴とする。
本発明のコンデンサモジュールでは、コンデンサモジュールにおいて、複数のコンデンサが並列に接続されているので、交流電圧が印加されると、複数のコンデンサが同じ周期で、第1の端子電極と第2の端子電極との対向方向に振動する。各コンデンサは、第1の端子電極と第2の端子電極とが、モジュール基板に形成された第1のランドと第2のランドとにそれぞれ固定されているので、各コンデンサの電歪振動が、モジュール基板に伝わる。複数のコンデンサは、モジュール基板において、第1の端子電極と第2の端子電極との対向方向と垂直な方向に配列され、モジュール基板は、複数のコンデンサの第1の端子電極と第2の端子電極との対向方向にかかる力を受けて振動する。
そして、第1及び第2のリード端子を介して、モジュール基板をマザー基板に固定すると、複数のコンデンサの電歪振動は、第1及び第2のリード端子を介して、マザー基板に伝わる。モジュール基板に固定された第1のリード端子の固定部と第2のリード端子の固定部とは、複数のコンデンサの上記対向方向と交差する直線上にある。すなわち、モジュール基板に固定された第1のリード端子の固定部と第2のリード端子の固定部とを結ぶ直線は、このモジュール基板の振動の方向と交差している。このため、モジュール基板から第1及び第2のリード端子を介してマザー基板に伝わる振動を抑制できる。従って、モジュール基板とマザー基板とで構成される回路基板の振動を緩和することができる。よって、回路基板における可聴音の発生(いわゆる音鳴き)を防止することができる。
本発明のコンデンサモジュールでは、好ましくは、モジュール基板は、略直方形状で、その長手方向に沿って複数のコンデンサが配列し、第1のリード端子は、モジュール基板の一方の短辺側に固定され、第2のリード端子は、モジュール基板の他方の短辺側に固定されている。
この場合、複数のコンデンサが振動する力は、モジュール基板の短手方向にかかるので、モジュール基板の短辺側にそれぞれ固定された第1及び第2のリード端子には、複数のコンデンサが振動する力を伝わり難くすることができる。よって、モジュール基板とマザー基板とで構成される回路基板の振動を緩和することができる。
本発明のコンデンサモジュールでは、好ましくは、第1のリード端子と第2のリード端子とは、モジュール基板に固定された固定部とマザー基板に固定される固定部との間に位置する屈曲部をそれぞれ有する。
この場合、第1及び第2のリード端子をマザー基板に固定すると、第1及び第2のリード端子に伝わるコンデンサの電歪振動を屈曲部により吸収し、マザー基板に伝わるコンデンサの振動をより小さくすることができる。
本発明のコンデンサモジュールでは、好ましくは、モジュール基板は、第1のランドが形成された第1の基板片と、第2のランドが形成された第2の基板片とに分割されている。
この場合、コンデンサの第1の端子電極が固定された第1のランドと第2の端子電極が固定された第2のランドとの間が分割されているので、コンデンサの電歪振動を吸収することができる。よって、マザー基板に伝わる振動を抑制することができる。
本発明のコンデンサモジュールでは、好ましくは、第1の基板片と第2の基板片とは、第1のリード端子と第2のリード端子とによって連結されている。
これにより、第1の基板片と第2の基板片との間の振動を第1のリード端子と第2のリード端子により吸収して、マザー基板に伝わる振動を抑制することができる。
本発明のコンデンサモジュールでは、好ましくは、第1のリード端子と第2のリード端子とは、金属線で形成されている。この場合、金属線はたわみ易いので、複数のコンデンサの振動を第1及び第2のリード端子により更に吸収することができる。
本発明のコンデンサモジュールでは、好ましくは、第1のリード端子と第2のリード端子とは、金属板で形成されている。この場合、第1及び第2のリード端子によって、マザー基板に対してモジュール基板をより安定して固定することができる。
本発明のコンデンサモジュールでは、第1のリード端子と第2のリード端子とは、それぞれ、モジュール基板に固定された固定部とマザー基板に固定される固定部との間に位置して、モジュール基板の面に対して垂直方向に延びた垂直部分を有し、マザー基板に固定される固定部は、モジュール基板の面に対して平行な面である。
この場合、モジュール基板をマザー基板に対して立体的に配置することができる。このため、マザー基板とモジュール基板との間に素子を搭載することが可能となり、回路基板の小型化を図ることができる。
本発明のコンデンサの実装構造は、コンデンサモジュールと、コンデンサモジュールが搭載されたマザー基板と、を用いたコンデンサの実装構造であって、コンデンサモジュールは、略直方体形状で、両端面にそれぞれ形成された第1の端子電極と第2の端子電極とを有する積層型の複数のコンデンサと、複数のコンデンサの複数の第1の端子電極がそれぞれ固定されると共に複数の第1の端子電極と電気的に接続された第1のランドと、複数の第2の端子電極がそれぞれ固定されると共に複数の第2の端子電極と電気的に接続された第2のランドと、が形成されたモジュール基板と、第1のランドと電気的に接続され、モジュール基板に固定された固定部を有する第1のリード端子と、第2のランドと電気的に接続され、モジュール基板に固定された固定部を有する第2のリード端子と、を備え、第1のリード端子は、マザー基板に固定されると共にマザー基板に形成された第1の配線パターンに電気的に接続され、第2のリード端子は、マザー基板に固定されると共にマザー基板に形成された第2の配線パターンに電気的に接続され、複数のコンデンサは、モジュール基板において、第1の端子電極と第2の端子電極との対向方向と垂直な方向に配列され、第1のリード端子のモジュール基板に固定された固定部と第2のリード端子のモジュール基板に固定された固定部は、複数のコンデンサの第1の端子電極と第2の端子電極との対向方向と交差する直線上に位置することを特徴とする。
本発明のコンデンサの実装構造では、コンデンサモジュールにおいて、複数のコンデンサが並列に接続されているので、交流電圧が印加されると、複数のコンデンサが同じ周期で、第1及び第2の端子電極の対向方向に振動する。各コンデンサは、第1の端子電極と第2の端子電極とが、モジュール基板に形成された第1のランドと第2のランドとにそれぞれ固定されているので、各コンデンサの電歪振動が、モジュール基板に伝わる。この複数のコンデンサは、モジュール基板において、第1の端子電極と第2の端子電極との対向方向と垂直な方向に配列され、このモジュール基板において、複数のコンデンサの第1の端子電極と第2の端子電極との対向方向にかかる力を受けて振動する。
そして、モジュール基板は、第1及び第2のリード端子を介して、マザー基板に固定されているので、複数のコンデンサの電歪振動は、第1及び第2のリード端子を介して、マザー基板に伝わる。モジュール基板に固定された第1のリード端子の固定部と第2のリード端子の固定部とは、複数のコンデンサの第1の端子電極と第2の端子電極との対向方向と交差する直線上にある。すなわち、モジュール基板に固定された第1のリード端子の固定部と第2のリード端子の固定部とを結ぶ直線は、このモジュール基板の振動の方向と交差している。このため、モジュール基板から第1及び第2のリード端子を介してマザー基板に伝わる振動を抑制できる。従って、モジュール基板とマザー基板とで構成される回路基板の振動を緩和することができる。よって、回路基板における可聴音の発生を防止することができる。
本発明のコンデンサの実装構造では、好ましくは、モジュール基板は、略直方形状で、その長手方向に沿って複数のコンデンサが配列し、第1のリード端子は、モジュール基板の一方の短辺側に固定され、第2のリード端子は、モジュール基板の他方の短辺側に固定されている。
この場合、複数のコンデンサが振動する力は、モジュール基板の短手方向にかかるので、モジュール基板の短辺側にそれぞれ固定された第1及び第2のリード端子には、複数のコンデンサが振動する力を伝わり難くすることができる。よって、モジュール基板とマザー基板とで構成される回路基板の振動を緩和することができる。
本発明のコンデンサの実装構造では、好ましくは、第1のリード端子と第2のリード端子とは、モジュール基板に固定された固定部とマザー基板に固定された固定部との間に位置する屈曲部をそれぞれ有する。
このため、第1及び第2のリード端子に伝わるコンデンサの電歪振動を屈曲部により吸収し、マザー基板に伝わるコンデンサの振動をより小さくすることができる。
本発明のコンデンサの実装構造では、好ましくは、マザー基板には、モジュール基板に対応した貫通孔が形成され、モジュール基板は、当該モジュール基板の面がマザー基板の面と平行となるように、貫通孔内に配置されている。
この場合、モジュール基板とマザー基板とで構成される回路基板の低背化を図ることができる。
本発明のコンデンサの実装構造では、好ましくは、モジュール基板は、第1のランドが形成された第1の基板片と、第2のランドが形成された第2の基板片とに分割されている。
この場合、コンデンサの第1の端子電極が固定された第1のランドと第2の端子電極が固定された第2のランドとの間が分割されているので、コンデンサの電歪振動を吸収することができる。よって、マザー基板に伝わる振動を抑制することができる。
本発明のコンデンサの実装構造では、好ましくは、第1の基板片と第2の基板片とは、第1のリード端子と第2のリード端子とによって連結されている。
これにより、第1の基板片と第2の基板片との間の振動を第1のリード端子と第2のリード端子により吸収して、マザー基板に伝わる振動を抑制することができる。
本発明のコンデンサの実装構造では、好ましくは、第1のリード端子と第2のリード端子とは、金属線で形成されている。この場合、金属線はたわみ易いので、複数のコンデンサの振動を第1及び第2のリード端子により更に吸収することができる。
本発明のコンデンサの実装構造では、好ましくは、第1のリード端子と第2のリード端子とは、金属板で形成されている。この場合、第1及び第2のリード端子によって、マザー基板に対してモジュール基板をより安定して固定することができる。
本発明のコンデンサの実装構造では、好ましくは、第1のリード端子と第2のリード端子とは、それぞれ、モジュール基板に固定された固定部とマザー基板に固定された固定部との間に位置して、モジュール基板の面に対して垂直方向に延びた垂直部分を有し、モジュール基板とマザー基板とは略平行に配置され、第1のリード端子と第2のリード端子のマザー基板に固定された固定部は、モジュール基板の面に対して平行な面であり、当該面とマザー基板の面とがそれぞれ接合されることにより、第1及び第2のリード端子がそれぞれマザー基板に固定されている。
この場合、モジュール基板をマザー基板に対して立体的に配置することができる。このため、マザー基板とモジュール基板との間に素子を搭載することが可能となり、回路基板の小型化を図ることができる。
本発明のコンデンサモジュールは、長手方向が平行に並んだ第1のランドと第2のランドとが形成されたモジュール基板と、モジュール基板に実装されると共に第1のランドと第2のランドとに跨って長手方向に沿って配列された複数のコンデンサと、モジュール基板における配列された複数のコンデンサの両側の位置にそれぞれ固定され、第1のランドと第2のランドとそれぞれ電気的に接続された第1のリード端子と第2のリード端子と、を備えることを特徴とする。
本発明のコンデンサモジュールでは、複数のコンデンサが並列に接続されているので、交流電圧が印加されると、複数のコンデンサが同じ周期で、配列方向と垂直な方向に振動する。第1のリード端子と第2のリード端子とは、モジュール基板における配列された複数のコンデンサの両側の位置にそれぞれ固定されているので、コンデンサの振動の方向と、第1のリード端子の固定位置と第2のリード端子の固定位置とを結ぶ直線とは交差している。よって、モジュール基板から第1及び第2のリード端子に伝わる振動を抑制できる。このため、第1及び第2のリード端子を介してマザー基板にコンデンサモジュールを接続した場合、複数のコンデンサの電歪振動が第1及び第2のリード端子を介してマザー基板に伝わることを抑制できる。
本発明のコンデンサの実装構造及びコンデンサモジュールによれば、積層型セラミックコンデンサによる回路基板の振動を緩和することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1及び図2を参照して、第1実施形態に係るコンデンサモジュールM1について説明する。図1は、第1実施形態に係るコンデンサモジュールの平面図である。図2は、第1実施形態に係るコンデンサモジュールの側面図である。コンデンサモジュールM1は、複数(本実施形態では6つ)のコンデンサ10と、このコンデンサ10を搭載したモジュール基板20と、モジュール基板20に固定された第1及び第2のリード端子21,22とを備える。
コンデンサ10は、積層型のセラミックコンデンサである。このコンデンサ10は、第1の端子電極11、第2の端子電極12、セラミック素体13、を備える。セラミック素体13は、略直方体形状で、この両端面にそれぞれ第1の端子電極11と第2の端子電極12とが形成されている。
第1の端子電極11は、セラミック素体13の一方の端面の全面に形成され、更に、4つの側面における一方の端面側の領域を覆っている。第2の端子電極12は、セラミック素体13の他方の端面の全面に形成され、更に、4つの側面における他方の端面側の領域を覆っている。
セラミック素体13は、複数の誘電体層と複数の内部電極層とを交互に積層して形成されている。この積層方向は、両端面の対向方向と垂直な方向であり、4つの側面のうち2つの側面の対向方向である。誘電体層は、誘電体セラミック材料で形成され、誘電体としての機能を有すると共に、圧電体としての性質を有する。
複数の内部電極層は、第1の端子電極11に電気的に接続された第1の内部電極層と、第2の端子電極12に電気的に接続された第2の内部電極層とを含み、この第1の内部電極層と第2の内部電極層とが交互に配置されている。すなわち、第1の内部電極層と第2の内部電極層とが誘電体層を挟んで対向しており、コンデンサとしての静電容量を有することとなる。
モジュール基板20は、略長方形状の樹脂基板である。このモジュール基板20には、2つの短辺20a,20b側の中央部に貫通孔23,24が形成されている。モジュール基板20の面上において、貫通孔23,24を結ぶ直線L1は、モジュール基板20の中心を通り、モジュール基板20の長辺20c,20dと平行な直線である。
そして、モジュール基板20の面上には、第1のランド25と第2のランド26とが形成されている。第1のランド25と第2のランド26とは、略長方形状で、その長手方向が、モジュール基板20の長辺20c,20dと平行に形成されている。第1のランド25は、その長方形状の部分25bが、モジュール基板20の面上において、直線L1より長辺20c側に位置している。第2のランド26は、その長方形状の部分26bが、モジュール基板20の面上において、直線L1より長辺20d側に位置している。
また、第1のランド25は、第2のランド26に対して短辺20a側にずれて配置されている。そして、第1のランド25には、短辺20a側の一辺と長辺20d側の一辺とに挟まれた角部に連続して、貫通孔23の周囲を囲む略円形状の接続部25aが形成されている。一方、第2のランド26は、第1のランド25に対して短辺20b側にずれて配置されている。そして、第2のランド26には、短辺20b側の一辺と長辺20c側の一辺とに挟まれた角部に連続して、貫通孔24の周囲を囲む略円形状の接続部26aが形成されている。
複数のコンデンサ10は、このモジュール基板20の長手方向に沿って1列に配列され、第1の端子電極11と第2の端子電極12の対向方向D1がモジュール基板20の長手方向と垂直に配置されている。各コンデンサ10は、セラミック素体13の4つの側面のうち1つの側面が、モジュール基板20の面に対向している。
各コンデンサ10の第1の端子電極11は、第1のランド25に半田(図示せず)によって固定されている。これにより、複数の第1の端子電極11と第1のランド25とが、電気的に接続されている。一方、第2の端子電極12は、第2のランド26に半田(図示せず)によって固定されている。これにより、複数の第2の端子電極12と第2のランド26とが、電気的に接続されている。
すなわち、複数のコンデンサ10は、第1の端子電極11と第2の端子電極12との対向方向D1と垂直な方向に配列されている。複数のコンデンサ10は、モジュール基板20の上方から見て、第1の端子電極11と第2の端子電極12とが、直線L1を挟んで対向するように配置されている。
第1のリード端子21は、金属線で形成され、モジュール基板20に形成された貫通孔23に挿通されている。貫通孔23内には半田27が充填されている。このため、第1のリード端子21において貫通孔23内に位置する固定部21aが、半田27によって、第1のランド25と電気的に接続され、モジュール基板20に固定されている。すなわち、第1のランド25と第1のリード端子21とが電気的に接続され、モジュール基板20に第1のリード端子21が固定されている。
第1のリード端子21の固定部21aの先は、モジュール基板20の裏側に突出している。そして、第1のリード端子21は、固定部21aの上側がモジュール基板20の主面に対して垂直上方に伸び、第1の屈曲部21bがモジュール基板20の短辺20aに向かって直角に折れ曲がっている。そして、モジュール基板20の主面と平行に伸び、更にその先の第2の屈曲部21cが、下方に向かって直角に曲がり、モジュール基板20の短辺20aの外側を通り、その先端がモジュール基板20の裏面より下方に伸びている。すなわち、コの字状の第1のリード端子21の一方端側がモジュール基板20に固定されている。
第2のリード端子22は、金属線で形成され、モジュール基板20に形成された貫通孔24に挿通されている。貫通孔24内には半田28が充填されている。このため、第2のリード端子22において貫通孔24内に位置する固定部22aが、半田28によって、第2のランド26と電気的に接続され、モジュール基板20に固定されている。すなわち、第2のランド26と第2のリード端子22とが電気的に接続され、モジュール基板20に第2のリード端子22が固定されている。そして、第1のリード端子21の固定部21aと第2のリード端子22の固定部22aとは、貫通孔23と貫通孔24とを結ぶ直線L1上にある。
第2のリード端子22の固定部22aの先は、モジュール基板20の裏側に突出している。そして、第2のリード端子22は、固定部22aの上側がモジュール基板20の主面に対して垂直上方に伸び、第1の屈曲部22bが、モジュール基板20の短辺20bに向かって直角に折れ曲がっている。そして、モジュール基板20の主面と平行に伸び、更にその先の第2の屈曲部22cが、下方に向かって直角に曲がり、モジュール基板20の短辺20bの外側を通り、その先端がモジュール基板20の裏面より下方に伸びている。すなわち、コの字状の第2のリード端子22の一方端側がモジュール基板20に固定されている。
本実施形態に係るコンデンサの実装構造では、上述したコンデンサモジュールM1が、第1及び第2のリード端子21,22を介して、図3に示すマザー基板30に接続されている。図3は、このマザー基板30の平面図である。図4は、本実施形態に係るコンデンサの実装構造を示す平面図であり、図5は、その断面図である。
マザー基板30は、樹脂基板であり、モジュール基板20の長方形状に対応する貫通孔31が形成されている。この貫通孔31内に、マザー基板30の主面とモジュール基板20の主面とが平行となるように、モジュール基板20が配置されている。このため、マザー基板30とモジュール基板20とを含む回路基板の低背化を図ることができる。
また、本実施形態では、マザー基板30の主面とモジュール基板20の主面とが同じ面位置となるように配置されているので、更なる回路基板の低背化を図ることができる。そして、マザー基板30の貫通孔31の内面とモジュール基板20の外周面との間には、ギャップが存在する。
マザー基板30には、コンデンサモジュールM1の第1のリード端子21を挿通するための貫通孔33と、第2のリード端子22を挿通するための貫通孔34とが形成されている。貫通孔33には、第1のリード端子21の他方端側が挿入され、貫通孔33内には半田35が充填されている。このため、第1のリード端子21の貫通孔33内に位置する固定部21dが、半田35によってマザー基板30に固定されている。そして、第1のリード端子21の固定部21dの先は、マザー基板30の裏側に突出している。
貫通孔34には、第2のリード端子22の他方端側が挿入され、貫通孔34内には半田36が充填されている。このため、第2のリード端子22の貫通孔34内に位置する固定部22dが、半田36によってマザー基板30に固定されている。第2のリード端子22において貫通孔34内に位置する固定部22dの先は、マザー基板30の裏側に突出している。
マザー基板30には、貫通孔33内の半田35に物理的且つ電気的に接続した第1の配線パターン37が形成されている。この第1の配線パターン37は、第1のリード端子21と第1のランド25とを介して、コンデンサ10の第1の端子電極11と電気的に接続されている。
そして、マザー基板30には、貫通孔34内の半田36に物理的且つ電気的に接続した第2の配線パターン38が形成されている。この第2の配線パターン38は、第2のリード端子22と第2のランド26とを介して、コンデンサ10の第2の端子電極12と電気的に接続されている。これにより、マザー基板30の回路(図示せず)に対して、複数のコンデンサ10が並列接続され、静電容量の大容量化を実現している。
マザー基板30には、その他の電子部品が搭載され、マザー基板30とモジュール基板20とで構成される回路は、例えば、テレビの駆動回路として用いられる。この場合、モジュール基板20上の複数のコンデンサ10には、100V程度の交流電圧が印加される。本実施形態に係るコンデンサの実装構造では、コンデンサモジュールM1において、複数のコンデンサ10が並列に接続されているので、交流電圧が印加されると、複数のコンデンサが同じ周期で、第1及び第2の端子電極11,12の対向方向D1に振動する。
各コンデンサ10は、第1の端子電極11と第2の端子電極12とが、モジュール基板20に形成された第1のランド25と第2のランド26とにそれぞれ固定されているので、各コンデンサ10の電歪振動が、モジュール基板20に伝わる。このモジュール基板20は、複数のコンデンサ10の第1の端子電極11と第2の端子電極12との対向方向D1にかかる力を受けて振動する。
このモジュール基板20は、第1及び第2のリード端子21,22を介して、マザー基板30に固定されているので、複数のコンデンサ10の電歪振動は、第1及び第2のリード端子21,22を介して、マザー基板30に伝わる。複数のコンデンサ10は、対向方向D1に垂直な方向D2に沿って1列に配列し、第1のリード端子21の固定部21aと第2のリード端子22の固定部22aとは、モジュール基板20において複数のコンデンサ10の対向方向D1と交差する直線L1上にある。すなわち、第1のリード端子21の固定部21aと第2のリード端子22の固定部22aとを結ぶ直線L1は、このモジュール基板20の振動の方向と交差している。このため、モジュール基板20から第1及び第2のリード端子21,22を介してマザー基板30に伝わる振動を抑制できる。従って、モジュール基板20とマザー基板30とで構成される回路基板の振動を緩和することができる。このため、電歪振動による可聴音の発生(いわゆる音鳴きの発生)を防止することができる。
本実施形態では、第1のリード端子21の固定部21aと第2のリード端子22の固定部22aとを結ぶ直線L1は、このモジュール基板20の振動の方向である対向方向D1と垂直であるため、モジュール基板20から第1及び第2のリード端子21,22を介してマザー基板30に伝わる振動を更に抑制できる。
また、本実施形態では、モジュール基板20は、略直方形状で、その長手方向に沿って複数のコンデンサ10が配列し、第1のリード端子21は、モジュール基板20の一方の短辺20a側に固定され、第2のリード端子22は、モジュール基板20の他方の短辺20b側に固定されている。このため、複数のコンデンサ10が振動する力は、モジュール基板20の短手方向にかかるので、モジュール基板20の短辺20a,20b側にそれぞれ固定された第1及び第2のリード端子21,22には、複数のコンデンサ10の電歪振動を伝わり難くすることができる。
また、本実施形態では、第1及び第2のリード端子21,22は、それぞれモジュール基板20の短辺20a,20b側の中央部に固定されているので、その第1のリード端子21の固定部21aと第2のリード端子22の固定部22aとを結ぶ直線L1は、モジュール基板20の中央を通り、モジュール基板20の長手方向と平行な直線となる。このため、モジュール基板20の振動を安定させることができる。
また、本実施形態では、第1のリード端子21は、モジュール基板20に固定された固定部21aとマザー基板30に固定された固定部21dとの間に位置する第1及び第2の屈曲部21b,21cを有し、第2のリード端子22は、モジュール基板20に固定された固定部22aとマザー基板30に固定された固定部22dとの間に位置する第1及び第2の屈曲部22b,22cを有する。よって、第1及び第2のリード端子21,22に伝わるコンデンサ10の電歪振動を第1及び第2の屈曲部21b,21c,22b,22cにより吸収し、マザー基板30に伝わる振動を更に抑制できる。
また、本実施形態では、第1及び第2のリード端子21,22は、金属線で形成されているので、モジュール基板20に固定された固定部21a,22aとマザー基板30に固定された固定部21d,22dとの間でたわみ易い。よって、第1及び第2のリード端子21,22に伝わるコンデンサ10の電歪振動を吸収し、マザー基板30に伝わる振動を更に抑制できる。
また、本実施形態では、マザー基板30は、モジュール基板20の長方形状に対応する貫通孔31が形成され、この貫通孔31内に、ギャップを持ってモジュール基板20が配置されている。このため、モジュール基板20からマザー基板30に振動が直接伝わることを防止できる。
ところで、複数のコンデンサ10を第1及び第2の端子電極11,12の対向方向D1に配列させ、その配列方向に第1のリード端子21と第2のリード端子22とを固定した場合、複数のコンデンサ10の振動方向に沿って第1及び第2のリード端子21,22が固定されているので、複数のコンデンサ10の振動が第1及び第2のリード端子21,22に伝わり易くなる。よって、複数のコンデンサ10の振動がマザー基板30にまで伝わり易くなる。
これに対して、本実施形態に係るコンデンサの実装構造S1では、複数のコンデンサ10が第1及び第2の端子電極11,12の対向方向D1と垂直な方向に配列し、この配列方向と垂直な方向に第1のリード端子21と第2のリード端子22とを固定している。このため、複数のコンデンサ10からマザー基板30に伝わる振動を緩和できる。
(第2実施形態)
図6及び図7を参照して、第2実施形態に係るコンデンサモジュールM2について説明する。図6は、第2実施形態に係るコンデンサモジュールの平面図である。図7は、第2実施形態に係るコンデンサモジュールの側面図である。コンデンサモジュールM2は、複数(本実施形態では3つ)のコンデンサ10と、このコンデンサ10を搭載したモジュール基板40と、モジュール基板40に固定された第1及び第2のリード端子41,42とを備える。
モジュール基板40は、略長方形状であり、2つの短辺40a,40b側の中央部に貫通孔43,44が形成されている。モジュール基板40の面上において、貫通孔43,44を結ぶ直線L2は、モジュール基板40の中心を通り、モジュール基板40の長辺40c,40dと平行な直線である。
そして、モジュール基板40の面上には、第1のランド45と第2のランド46とが形成されている。第1のランド45と第2のランド46とは、略長方形状で、その長手方向が、モジュール基板40の長辺40c,40dと平行に形成されている。第1のランド45は、その長方形状の主要な部分45bが、モジュール基板40の面上において、直線L2より長辺40d側に位置している。第2のランド46は、その長方形状の主要な部分46bが、モジュール基板40の面上において、直線L2より長辺40c側に位置している。
また、第1のランド45は、第2のランド46に対して短辺40a側にずれて配置されている。そして、第1のランド45には、短辺40a側から短辺40aと平行に貫通孔43に向かって引き出され、貫通孔43の周囲を囲む接続部45aが形成されている。一方、第2のランド46は、第1のランド45に対して短辺40b側にずれて配置されている。そして、第1のランド45には、短辺40b側から短辺40bと平行に貫通孔44に向かって引き出され、貫通孔44の周囲を囲む接続部46aが形成されている。
複数のコンデンサ10は、このモジュール基板40の長手方向に沿って1列に配列され、第1の端子電極11と第2の端子電極12の対向方向D1がモジュール基板40の長手方向と垂直に配置されている。各コンデンサ10の第1の端子電極11は、半田によって、第1のランド45に固定されると共に電気的に接続されている。第2の端子電極12は、半田によって、第2のランド46に固定されると共に電気的に接続されている。
すなわち、複数のコンデンサ10は、第1の端子電極11と第2の端子電極12との対向方向D1と垂直な方向に配列されている。言い換えれば、複数のコンデンサ10は、モジュール基板40の上方から見て、それぞれ第1の端子電極11と第2の端子電極12とが、直線L2を挟んで対向するように配置されている。
第1のリード端子41は、金属線で形成され、モジュール基板40に形成された貫通孔43に挿通されている。貫通孔43内には半田47が充填されている。このため、第1のリード端子41において貫通孔43内に位置する固定部41aが、半田47によって、第1のランド45と電気的に接続され、モジュール基板40に固定されている。
第1のリード端子41の固定部41aの先は、モジュール基板40の裏側に突出している。そして、固定部41aの上側がモジュール基板40の主面に対して垂直上方に伸び、第1の屈曲部41bがモジュール基板40の短辺40aに向かって直角に折れ曲がっている。そして、モジュール基板40の主面と平行に伸び、更にその先の第2の屈曲部41cが、下方に向かって直角に曲がり、モジュール基板20の短辺20aに形成された切り欠き部49を通り、その先端がモジュール基板40の裏面より下方に伸びている。すなわち、コの字状の第1のリード端子41の一方端側がモジュール基板40に固定されている。
第2のリード端子42は、金属線で形成され、モジュール基板40に形成された貫通孔44に挿通されている。貫通孔44内には半田48が充填されている。このため、第2のリード端子42において貫通孔44内に位置する固定部42aが、半田48によって、第2のランド46と電気的に接続され、モジュール基板40に固定されている。
第2のリード端子42の固定部42aの先は、モジュール基板40の裏側に突出している。そして、固定部42aの上側がモジュール基板40の主面に対して垂直上方に伸び、第1の屈曲部42bが、モジュール基板40の短辺40bに向かって直角に折れ曲がっている。そして、モジュール基板40の主面と平行に伸び、更にその先の第2の屈曲部42cが、下方に向かって直角に曲がり、モジュール基板40の短辺20bに形成された切り欠き部49を通り、その先端がモジュール基板40の裏面より下方に伸びている。すなわち、コの字状の第2のリード端子42の一方端側がモジュール基板40に固定されている。
図8に示すように、本実施形態に係るコンデンサの実装構造では、上述したコンデンサモジュールM2が、第1及び第2のリード端子41,42を介して、マザー基板50に接続されている。図8は、本実施形態に係るコンデンサの実装構造を示す側面図である。
マザー基板50には、コンデンサモジュールM2の第1のリード端子41を挿通するための貫通孔53と、第2のリード端子42を挿通するための貫通孔54とが形成されている。マザー基板50の主面の上方に、マザー基板50の主面とコンデンサモジュールM2の主面とが平行にコンデンサモジュールM2が配置された状態で、貫通孔53には、第1のリード端子41の他方端側が挿入され、貫通孔54には、第2のリード端子42の他方端側が挿入されている。
貫通孔53内には半田55が充填され、第1のリード端子41において貫通孔53内に位置する固定部41dがマザー基板50に固定されている。貫通孔54内には半田56が充填され、第2のリード端子42において貫通孔54内に位置する固定部42dがマザー基板50に固定されている。
マザー基板50には、貫通孔53の半田55に物理的且つ電気的に接続した第1の配線パターン57と、貫通孔54の半田56に物理的且つ電気的に接続した第2の配線パターン58とが形成されている。よって、第1の配線パターン57は、第1のリード端子41と第1のランド45とを介して、コンデンサ10の第1の端子電極11と電気的に接続されている。そして、第2の配線パターン58は、第2のリード端子42と第2のランド46とを介して、コンデンサ10の第2の端子電極12と電気的に接続されている。
本実施形態では、各コンデンサ10の第1の端子電極11と第2の端子電極12とが、モジュール基板40に形成された第1のランド45と第2のランド46とにそれぞれ固定されているので、各コンデンサ10の電歪振動が、モジュール基板40に伝わる。このモジュール基板40において、複数のコンデンサ10は、第1の端子電極11と第2の端子電極12との対向方向D1にかかる力を受けて振動する。
このモジュール基板40は、第1及び第2のリード端子41,42を介して、マザー基板50に固定されているので、複数のコンデンサ10の電歪振動は、第1及び第2のリード端子41,42を介して、マザー基板50に伝わる。複数のコンデンサ10は、対向方向D1に垂直な方向に沿って1列に配列し、第1のリード端子41と第2のリード端子42とは、モジュール基板40において複数のコンデンサ10の対向方向D1と交差する直線L2上にある。すなわち、モジュール基板40における第1のリード端子41の固定部41aと第2のリード端子42の固定部42aとを結ぶ直線L2は、このモジュール基板40の振動の方向と交差している。このため、モジュール基板40から第1及び第2のリード端子41,42を介してマザー基板50に伝わる振動を抑制できる。従って、モジュール基板40とマザー基板50とで構成される回路基板の振動を緩和することができる。このため、電歪振動による可聴音の発生を防止することができる。
本実施形態では、モジュール基板40における第1のリード端子41の固定部41aと第2のリード端子42の固定部42aとを結ぶ直線L2は、このモジュール基板40の振動の方向と垂直であるため、モジュール基板40から第1及び第2のリード端子41,42を介してマザー基板50に伝わる振動を更に抑制できる。
また、本実施形態では、モジュール基板40は、略直方形状で、その長手方向に沿って複数のコンデンサ10が配列し、第1のリード端子41は、モジュール基板40の一方の短辺40a側に固定され、第2のリード端子42は、モジュール基板40の他方の短辺40b側に固定されている。このため、複数のコンデンサ10が振動する力は、モジュール基板40の短手方向にかかるので、モジュール基板40の短辺40a,40b側にそれぞれ固定された第1及び第2のリード端子41,42には、複数のコンデンサ10の電歪振動を伝わり難くすることができる。
また、本実施形態では、第1及び第2のリード端子41,42は、それぞれモジュール基板40の短辺40a,40b側の中央部に固定されているので、その第1のリード端子41の固定部41aと第2のリード端子42の固定部42aとを結ぶ直線L2は、モジュール基板40の中央を通り、モジュール基板40の長手方向と平行な直線となる。このため、モジュール基板40の振動を安定させることができる。
また、本実施形態では、第1のリード端子41は、モジュール基板40に固定された固定部41aとマザー基板50に固定された固定部41dとの間に位置する第1及び第2の屈曲部41b,41cを有し、第2のリード端子42は、モジュール基板40に固定された固定部42aとマザー基板50に固定された固定部42dとの間に位置する第1及び第2の屈曲部42b,42cを有する。よって、第1及び第2のリード端子41,42に伝わるコンデンサ10の電歪振動を第1及び第2の屈曲部41b,41c,42b,42cにより吸収し、マザー基板50に伝わる振動を更に抑制できる。
また、本実施形態では、第1及び第2のリード端子41,42は、金属線で形成されているので、モジュール基板40に固定された固定部41a,42aとマザー基板50に固定された固定部41d,42dとの間でたわみ易い。よって、第1及び第2のリード端子41,42に伝わるコンデンサ10の電歪振動を吸収し、マザー基板50に伝わる振動を更に抑制できる。
また、本実施形態では、マザー基板50とモジュール基板40とが平行で、モジュール基板40は、マザー基板50の上方に隙間を空けて配置されている。このため、モジュール基板40からマザー基板50に振動が直接伝わること防止できる。なお、マザー基板50とモジュール基板40との間に、他の電子部品を搭載してもよい。この場合、マザー基板50上のスペースを有効利用し、マザー基板50を小型化することができる。
(第2実施形態の第1の変形例)
金属線で形成された第1及び第2のリード端子41,42の形状は、種々の変形が可能である。上記実施形態では、第1及び第2のリード端子41,42は、屈曲部41b,41c,42b,42cをそれぞれ2つ有していたが、これに限られない。例えば、図9に示すように、4つずつ有していてもよい。図9は、第2実施形態の第1の変形例に係るコンデンサの実装構造の側面図である。
本変形例に係るコンデンサの実装構造S2aが備えるコンデンサモジュールM2aは、上記第1及び第2のリード端子41,42に変えて、第1のリード端子141と第2のリード端子142とを有する。
第1のリード端子141は、モジュール基板40に固定された一方端側の固定部141aと、マザー基板50に固定された他方端側の固定部141fとの間に4つの屈曲部141b〜141eを有している。上記と同様に、固定部141aは、モジュール基板40に形成された貫通孔43に挿入されると共に固定され、固定部141fは、マザー基板50の貫通孔53に挿入されると共に固定されている。
第1のリード端子141の固定部141aの先は、モジュール基板40の裏側に突出している。そして、固定部141aの上側がモジュール基板40の主面に対して垂直上方に伸び、その先の第1の屈曲部141bがモジュール基板40の短辺40aに向かって直角に折れ曲がっている。そして、モジュール基板40の主面と平行に伸び、更にその先の第2の屈曲部141cが、下方に向かって直角に曲がり、モジュール基板20の短辺20aに形成された切り欠き部49を通り、モジュール基板40の裏面より下方に伸びている。
そして、更に、第3の屈曲部141dが、短辺40aの垂直方向にモジュール基板40の外側に向かって直角に折れ曲がり、マザー基板50の主面と平行に伸び、その先の第4の屈曲部141eが、下方に向かって直角に曲がり、その先の固定部141fがマザー基板50に固定されている。
第2のリード端子142は、モジュール基板40に固定された一方端側の固定部142aと、マザー基板50に固定された他方端側の固定部142fとの間に4つの屈曲部142b〜142eを有している。上記と同様に、固定部142aは、モジュール基板40に形成された貫通孔44に挿入されると共に固定され、固定部142fは、マザー基板50の貫通孔54に挿入されると共に固定されている。
第2のリード端子142において貫通孔44内に位置する固定部142aの先は、モジュール基板40の裏側に突出している。そして、固定部142aの上側がモジュール基板40の主面に対して垂直上方に伸び、その先の第1の屈曲部142bがモジュール基板40の短辺40bに向かって直角に折れ曲がっている。そして、モジュール基板40の主面と平行に伸び、更にその先の第2の屈曲部142cが、下方に向かって直角に曲がり、モジュール基板40の短辺40bに形成された切り欠き部49を通り、モジュール基板40の裏面より下方に伸びている。
そして、更に、第3の屈曲部142dが、短辺40bと垂直方向にモジュール基板40の外側に向かって直角に折れ曲がり、マザー基板50の主面と平行に伸び、その先の第4の屈曲部142eが、下方に向かって直角に曲がり、その先の固定部142fがマザー基板50に固定されている。
このように、第1のリード端子141と第2のリード端子142とが、モジュール基板40に固定された固定部141a,142aとマザー基板50に固定された固定部141f,142fとの間に、より多くの第1〜第4の屈曲部141b〜141e,142b〜142eをそれぞれ有する。よって、第1及び第2のリード端子141,142に伝わるコンデンサ10の電歪振動を第1〜第4の屈曲部141b〜141e,142b〜142eにより吸収し、マザー基板50に伝わる振動を更に抑制できる。
(第2実施形態の第2の変形例)
上記実施形態では、コンデンサモジュールM2が第1のリード端子41と第2のリード端子42とをそれぞれ1つずつ有することとしたが、これに限られない。例えば、図10に示すように、第1のリード端子41と第2のリード端子42とを複数備えていてもよい。図10は、第2実施形態の第2の変形例に係るコンデンサモジュールの平面図である。
本変形例に係るコンデンサの実装構造が備えるコンデンサモジュールM2bは、第1のリード端子41と第2のリード端子42とを3つずつ備える。このため、モジュール基板40には、短辺40a側に、短辺40aと平行に並んだ3つの貫通孔43が形成され、この貫通孔43に、3つの第1のリード端子41の固定部41aがそれぞれ固定されている。
また、モジュール基板40には、短辺40b側に、短辺40bと平行に並んだ3つの貫通孔44が形成され、この貫通孔44に、3つの第2のリード端子42の固定部42aがそれぞれ固定されている。各3つの第1及び第2のリード端子41,42の他方端側は、マザー基板50に形成された各3つの貫通孔53,54に挿入された状態で固定される。
モジュール基板40の3つの第1のリード端子41のうち中央の第1のリード端子41の固定部41aと、3つの第2のリード端子42のうち中央の第2のリード端子42の固定部42aとは、モジュール基板40の中央を通り、長辺40c,40dと平行な直線L2上にある。この直線L2は、対向方向D1と垂直である。このため、上記実施形態と同様に、マザー基板50に伝わるコンデンサ10の電歪振動を抑制できる。
(第2実施形態の第3の変形例)
図11は、第2実施形態の第3の変形例に係るコンデンサの実装構造を示す平面図であり、図12は、その側面図である。本変形例に係るコンデンサの実装構造S2cが備えるコンデンサモジュールM2cは、上記第1及び第2のリード端子41,42に変えて、各3つの第1及び第2のリード端子341,342を有する。
モジュール基板40には、短辺40a側に、短辺40aと平行に並んだ3つの貫通孔43が形成され、この貫通孔43に、3つの第1のリード端子341の一方端側の固定部341aが固定されている。また、モジュール基板40には、短辺40b側に、短辺40bと平行に並んだ3つの貫通孔44が形成され、この貫通孔44に、3つの第2のリード端子342の一方端側の固定部342aが固定されている。各3つの第1及び第2のリード端子341,342の他方端側の固定部341d,342dは、マザー基板50に形成された各3つの貫通孔53,54に挿入された状態で固定される。
モジュール基板40の3つの貫通孔43,44のうち、中央の貫通孔43,44は、モジュール基板40の中央を通り、長辺40c,40dと平行な直線L2a上にある。そして、この直線L2aに対して対称に残りの各2つの貫通孔43,44が形成されている。互いに対向する貫通孔43,44は、それぞれ直線L2aと平行な直線L2b,L2c上に位置している。
第1のリード端子341の固定部341aの先は、モジュール基板40の上方に突出している。そして、固定部341aの下側がモジュール基板40の主面に対して垂直下方に伸び、その先の第1の屈曲部341bがモジュール基板40の短辺40aに向かって直角に折れ曲がっている。そして、マザー基板50の主面と平行に伸び、更にその先の第2の屈曲部341cが、下方に向かって直角に曲がり、マザー基板50に向かって伸び、その先の固定部341dがマザー基板50に固定されている。
第2のリード端子342の固定部342aの先は、モジュール基板40の上方に突出している。そして、固定部342aの下側がモジュール基板40の主面に対して垂直下方に伸び、その先の第1の屈曲部342bがモジュール基板40の短辺40bに向かって直角に折れ曲がっている。そして、マザー基板50の主面と平行に伸び、更にその先の第2の屈曲部342cが、下方に向かって直角に曲がり、マザー基板50に向かって伸び、その先の固定部342dがマザー基板50に固定されている。
この場合においても、第1のリード端子341と第2のリード端子342とが、モジュール基板40に固定された固定部341a,342aとマザー基板50に固定された固定部341d,342dとの間に、第1及び第2の屈曲部341b,341c,342b,342cをそれぞれ有する。よって、第1及び第2のリード端子341,342に伝わるコンデンサ10の電歪振動を第1及び第2の屈曲部341b,341c,342b,342cにより吸収し、マザー基板50に伝わる振動を抑制できる。
(第3実施形態)
図13及び図14を参照して、第3実施形態に係るコンデンサの実装構造S3及びコンデンサモジュールM3について説明する。図13は、第3実施形態に係るコンデンサモジュールの平面図である。図14は、第3実施形態に係るコンデンサモジュールとコンデンサの実装構造の側面図である。図14(a)は、コンデンサモジュールM3の一方の側面側から見た側面図であり、図14(b)は、コンデンサモジュールM3の他方の側面側から見たコンデンサの実装構造S3の側面図である。
コンデンサの実装構造S3は、コンデンサモジュールM3とマザー基板70とを用いる。コンデンサモジュールM3は、複数(本実施形態では3つ)のコンデンサ10と、このコンデンサ10を搭載したモジュール基板60と、モジュール基板60に固定された第1及び第2のリード端子61,62とを備える。
モジュール基板60は、略長方形状で同形状の第1の基板片60Aと第2の基板片60Bとで構成されている。第1及び第2の基板片60A,60Bは、長手方向が互いに平行で端部が揃い、主面が同じ面位置である状態で、間にギャップを持って配置されている。
そして、第1の基板片60Aの一方の端部側に形成された貫通孔63aと、第2の基板片60Bの一方の端部側に形成された貫通孔63bとに、金属線で形成された第1のリード端子61が挿通されている。一方、第1の基板片60Aの他方の端部側に形成された貫通孔64aと、第2の基板片60Bの他方の端部側に形成された貫通孔64bとに、金属線で形成された第2のリード端子62が挿通されている。これにより、第1の基板片60Aと第2の基板片60Bとは、第1及び第2のリード端子61,62によって連結されている。
第1の基板片60Aに形成された貫通孔63aと貫通孔64aとを結ぶ直線L3aは、第1及び第2の基板片60A,60Bの長手方向と平行な直線である。また、第2の基板片60Bに形成された貫通孔63bと貫通孔64bとを結ぶ直線L3bは、第1及び第2の基板片60A,60Bの長手方向と平行な直線である。
第1の基板片60Aには、第1のランド65が形成され、第2の基板片60Bには、第2のランド66が形成されている。第1のランド65と第2のランド66とは、略長方形状で、その長手方向が、第1及び第2の基板片60A,60Bの長手方向と平行に配置されている。
第1のランド65は、第2のランド66より貫通孔63a側にずれて、貫通孔63aの周囲を囲んでいる。第1のランド65と貫通孔64aとは離れて配置されている。第2のランド66は、第1のランド65より貫通孔64b側にずれて、貫通孔64bの周囲を囲んでいる。第2のランド66と貫通孔63bとは離れて配置されている。
複数のコンデンサ10は、このモジュール基板60の長手方向(第1及び第2の基板片60A,60Bの長手方向)に沿って1列に配列され、第1の端子電極11と第2の端子電極12の対向方向D1がモジュール基板60の長手方向と垂直に配置されている。各コンデンサ10の第1の端子電極11は、半田によって、第1のランド65に固定されると共に電気的に接続されている。第2の端子電極12は、半田によって、第2のランド66に固定されると共に電気的に接続されている。すなわち、複数のコンデンサ10は、第1の端子電極11と第2の端子電極12との対向方向D1と垂直な方向に配列されている。
モジュール基板60の下方には、マザー基板70が、モジュール基板60と平行に隙間を空けて配置されている。第1及び第2のリード端子61,62が、マザー基板70にも固定され、モジュール基板60とマザー基板70とを連結している。
引き続いて、第1及び第2のリード端子61,62についてより詳細に説明する。第1及び第2のリード端子61,62は同形状で、コンデンサ10の中央を通り両端面と平行な面に対して対称に形成されている。
第1のリード端子61は、第1の基板片60Aの貫通孔63aに挿入され、この貫通孔63a内の半田67aによって固定された第1の固定部61aと、第2の基板片60Bの貫通孔63bに挿入され半田67bによって固定された第2の固定部61bと、を有する。第1のリード端子61は、半田67aを介して第1のランド65と電気的に接続されている。
第1のリード端子61において、第1の固定部61aと第2の固定部61bとの間の部分は、第1及び第2の基板片60A,60Bの主面上方に位置し、3つずつ対称に形成された屈曲部61cと61dとを有している。第1のリード端子61において、第1の固定部61aより上方の部分は、第1の基板片60Aの垂直上方に伸びて、屈曲部61cが第2の基板片60Bに向かって直角に折れ曲がっている。その先が第1の基板片60Aの上方をこの主面と平行に伸びて、その先の屈曲部61cが上方に向かって直角に折れ曲がっている。更にその先の屈曲部61cが第2の基板片60Bに向かって直角に折れ曲がり、第1の基板片60Aの上方をこの主面と平行に伸びている。
第1のリード端子61において、第1の固定部61aより下方の部分は、第1の基板片60Aの下方にマザー基板70へ向かって伸びている。マザー基板70には、この第1の固定部61aに対応する位置に貫通孔73aが形成され、第1のリード端子61の第1の固定部61aの先に位置する第3の固定部61eが挿入されると共に、貫通孔73a内に充填された半田75aによって固定されている。
マザー基板70には、貫通孔73aの半田75aに物理的且つ電気的に接続した第1の配線パターン77が形成されている。よって、第1の配線パターン77と第1のリード端子61とが電気的に接続されている。
第1のリード端子61において、第2の固定部61bより下方の部分は、第2の基板片60Bの下方にマザー基板70へ向かって伸びている。マザー基板70には、この第2の固定部61bに対応する位置に貫通孔73bが形成され、第1のリード端子61の第2の固定部61bの先に位置する第4の固定部61fが挿入されると共に、貫通孔73b内に充填された半田75bによって固定されている。
第2のリード端子62は、第1の基板片60Aの貫通孔64aに挿入され半田68aによって固定された第1の固定部62aと、第2の基板片60Bの貫通孔64bに挿入され半田68bによって固定された第2の固定部62bと、を有する。第2のリード端子62は、半田68bを介して第2のランド66と電気的に接続されている。
第2のリード端子62において、第1の固定部62aと第2の固定部62bとの間の部分は、第1及び第2の基板片60A,60Bの主面上方に位置し、3つずつ対称に形成された屈曲部62cと62dとを有している。各屈曲部62c,62dでは、金属線が直角に折れ曲がっている。
第2のリード端子62において、第1の固定部62aより下方の部分は、第1の基板片60Aの下方にマザー基板70へ向かって伸びている。マザー基板70には、この第1の固定部62aに対応する位置に貫通孔74aが形成され、第2のリード端子62の第1の固定部62aの先に位置する第3の固定部62eが挿入されると共に、貫通孔74a内に充填された半田76aによって固定されている。
第2のリード端子62において、第2の固定部62bより下方の部分は、第2の基板片60Bの下方にマザー基板70へ向かって伸びている。マザー基板70には、この第2の固定部62bに対応する位置に貫通孔74bが形成され、第2のリード端子62の第2の固定部62bの先に位置する第4の固定部62fが挿入されると共に、貫通孔74b内に充填された半田76bによって固定されている。
マザー基板70には、貫通孔74bの半田76bに物理的且つ電気的に接続した第2の配線パターン78が形成されている。よって、第2の配線パターン78と第2のリード端子62とが電気的に接続されている。
以上説明したコンデンサの実装構造S3では、第1の配線パターン77と第1のリード端子61と第1のランド65とコンデンサ10の第1の端子電極11とが電気的に接続されている。また、第2の配線パターン78と第2のリード端子62と第2のランド66とコンデンサ10の第2の端子電極12とが電気的に接続されている。すなわち、複数のコンデンサ10が並列接続されている。
本実施形態では、各コンデンサ10の第1の端子電極11と第2の端子電極12とが、モジュール基板60に形成された第1のランド65と第2のランド66とにそれぞれ固定されているので、各のコンデンサ10の電歪振動が、モジュール基板60に伝わる。このモジュール基板60において、複数のコンデンサ10は、第1の端子電極11と第2の端子電極12との対向方向D1にかかる力を受けて振動する。
このモジュール基板60は、第1及び第2のリード端子61,62を介してマザー基板70に固定されているので、複数のコンデンサ10の電歪振動は、第1及び第2のリード端子61,62を介してマザー基板70に伝わる。複数のコンデンサ10は、対向方向D1に垂直な方向に沿って1列に配列し、第1のリード端子61の第1及び第2の固定部61a,61bと第2のリード端子62の第1及び第2の固定部62a,62bとは、モジュール基板60において複数のコンデンサ10の対向方向D1と交差する直線L3a又は直線L3b上にある。すなわち、第1のリード端子61の第1の固定部61aと第2のリード端子62の第1の固定部位62aとを結ぶ直線L3aと、第1のリード端子61の第2の固定部61bと第2のリード端子62の第2の固定部62bとを結ぶ直線L3bとは、このモジュール基板60の振動の方向と交差している。このため、モジュール基板60から第1及び第2のリード端子61,62を介してマザー基板70に伝わる振動を抑制できる。従って、モジュール基板60とマザー基板70とで構成される回路基板の振動を緩和することができる。このため、電歪振動による可聴音の発生を防止することができる。
本実施形態では、第1のリード端子61の第1の固定部61aと第2のリード端子62の第1の固定部62aとを結ぶ直線L3aと、第1のリード端子61の第2の固定部61bと第2のリード端子62の第2の固定部62bとを結ぶ直線L3bとは、このモジュール基板60の振動の方向と垂直であるため、モジュール基板60から第1及び第2のリード端子61,62を介してマザー基板70に伝わる振動を更に抑制できる。
また、本実施形態では、モジュール基板60は、第1のランド65が形成された第1の基板片60Aと、第2のランド66が形成された第2の基板片60Bとに分割されている。このため、コンデンサ10の第1の端子電極11が固定された第1のランド65と第2の端子電極12が固定された第2のランド66との間が分割されているので、コンデンサ10の電歪振動を吸収することができる。よって、マザー基板70に伝わる振動を抑制することができる。
また、本実施形態では、第1の基板片60Aと第2の基板片60Bとは、第1のリード端子61と第2のリード端子62とによって物理的に連結されている。これにより、第1の基板片60Aと第2の基板片60Bとの間の振動を第1のリード端子61と第2のリード端子62により吸収して、マザー基板70に伝わる振動を抑制することができる。特に、本実施形態では、第1及び第2のリード端子61,62において、第1の基板片60Aに固定された第1の固定部61a,62aと第2の基板片60Bに固定された第2の固定部61b,62bとの間に屈曲部61c,61d,62c,62dを有するので、この屈曲部61c,61d,62c,62dにより、第1の基板片60Aと第2の基板片60Bとの間の振動を更に吸収することができる。
また、本実施形態では、第1及び第2のリード端子61,62は、金属線で形成されているので、モジュール基板60に固定された第1及び第2の固定部61a,61b,62a,62bとマザー基板70に固定された第3及び第4の固定部61e,61f,62e,62fとの間でたわみ易い。よって、第1及び第2のリード端子61,62に伝わるコンデンサ10の電歪振動を吸収し、マザー基板70に伝わる振動を更に抑制できる。
(第3実施形態の第1の変形例)
金属線で形成された第1及び第2のリード端子61,62の形状は、種々の変形が可能である。例えば、図15(a)に示すように、第1の変形例に係るコンデンサモジュールM3aは、上記第1及び第2のリード端子61,62に変えて、第1のリード端子161と第2のリード端子を備える。第2のリード端子は、第1のリード端子161と同形状で、コンデンサ10の中央を通り両端面と平行な面に対して第1のリード端子161と対称に形成されている。
第1のリード端子161は、第1の基板片60Aの貫通孔63aに挿入され半田67aによって固定された第1の固定部161aと、第2の基板片60Bの貫通孔63bに挿入され半田67bによって固定された第2の固定部161bと、を有する。第1のリード端子161は、半田67aを介して第1のランド65と電気的に接続されている。
第1のリード端子161において、第1の固定部161aの先は、第1の基板片60Aの下方にマザー基板70へ向かって伸びている。第1のリード端子161において、第1の固定部161aと第2の固定部161bとの間の部分は、第1及び第2の基板片60A,60Bの主面上方に位置し、3つずつ対称に形成された屈曲部161cと屈曲部161dとを有している。
第1のリード端子161において、第1の固定部161aより上方の部分は、第1の基板片60Aの垂直上方に伸びて、屈曲部161cが第2の基板片60と反対方向に向かって直角に折れ曲がり、その先が第1の基板片60Aの上方をこの主面と平行に伸びて、その先の屈曲部161cが上方に向かって直角に折れ曲がり、更にその先の屈曲部161cが第2の基板片60Bに向かって直角に折れ曲がり、第1の基板片60Aの上方をこの主面と平行に伸びている。
本実施形態では、第1のリード端子161と第2のリード端子において、第1の基板片60Aに固定された第1の固定部161aと第2の基板片60Bに固定された第2の固定部161bとの間に屈曲部161c,161dを有するので、この屈曲部161c,161dにより、更に第1の基板片60Aと第2の基板片60Bとの間の振動を吸収することができる。
(第3実施形態の第2の変形例)
図15(b)に示すように、第2の変形例に係るコンデンサモジュールM3bは、上記第1及び第2のリード端子61,62に変えて、第1のリード端子261と第2のリード端子を備える。第2のリード端子は、第1のリード端子261と同形状で、コンデンサ10の中央を通り両端面と平行な面に対して第1のリード端子261と対称に形成されている。
第1のリード端子261は、第1の基板片60Aの貫通孔63aに挿入され半田67aによって固定された第1の固定部261aと、第2の基板片60Bの貫通孔63bに挿入され半田67bによって固定された第2の固定部261bと、を有する。これにより、第1のリード端子261は、半田67aを介して第1のランド65と電気的に接続されている。
第1のリード端子261において、第1の固定部261aの先は、第1の基板片60Aの下方にマザー基板70へ向かって伸びている。第1のリード端子261において、第1の固定部261aと第2の固定部261bとの間の部分は、第1及び第2の基板片60A,60Bの主面上方に位置し、屈曲部261cと屈曲部261dとを有している。
第1のリード端子261において、第1の固定部261aより上方の部分は、第1の基板片60Aの垂直上方に伸びて、屈曲部261cが第2の基板片60Bに向かって直角に折れ曲がり、その先が第1の基板片60Aの上方をこの主面と平行に伸びている。すなわち、第1のリード端子261は、コの字状に形成されている。
本実施形態では、第1のリード端子261と第2のリード端子において、第1の基板片60Aに固定された第1の固定部261aと第2の基板片60Bに固定された第2の固定部261bとの間に屈曲部261c,261dを有するので、この屈曲部261c,261dにより、第1の基板片60Aと第2の基板片60Bとの間の振動を吸収することができる。
(第4実施形態)
図16〜図18を参照して、第4実施形態に係るコンデンサモジュールM4とコンデンサの実装構造S4について説明する。図16は、第4実施形態に係るコンデンサモジュールの平面図である。図17は、第4実施形態に係るコンデンサモジュールが有する第1のリード端子を示す斜視図である。図18は、第4実施形態に係るコンデンサの実装構造を示す側面図である。
コンデンサモジュールM4は、複数(本実施形態では3つ)のコンデンサ10と、このコンデンサ10を搭載したモジュール基板80と、モジュール基板80に固定された第1及び第2のリード端子81,82とを備える。
モジュール基板80は、略長方形状であり、2つの短辺80a,80b側にそれぞれ3つの貫通孔83,84が形成されている。3つの貫通孔83は、短辺80a側に短辺80aに沿って形成され、中央の貫通孔83が、短辺80a側の中央に位置している。3つの貫通孔84は、短辺80b側に短辺80bに沿って形成され、中央の貫通孔84が、短辺80b側の中央に位置している。モジュール基板80の面上において、中央の貫通孔83,84を結ぶ直線L4は、モジュール基板80の中心を通り、モジュール基板80の長辺80c,80dと平行な直線である。
そして、モジュール基板80の面上には、第1のランド85と第2のランド86とが形成されている。第1のランド85と第2のランド86とは、略長方形状で、その長手方向が、モジュール基板80の長辺80c,80dと平行に形成されている。第1のランド85は、その長方形状の部分85bが、モジュール基板80の面上において、直線L4より長辺80d側に位置している。第2のランド86は、その長方形状の部分86bが、モジュール基板80の面上において、直線L4より長辺80c側に位置している。
また、第1のランド85は、第2のランド86に対して短辺80a側にずれて配置されている。そして、第1のランド85には、短辺80a側から短辺80aと平行に貫通孔83に向かって引き出され、貫通孔83の周囲を囲む接続部85aが形成されている。一方、第2のランド86は、第1のランド85に対して短辺80b側にずれて配置されている。そして、第1のランド85には、短辺80b側から短辺80bと平行に貫通孔84に向かって引き出され、貫通孔84の周囲を囲む接続部86aが形成されている。
複数のコンデンサ10は、このモジュール基板80の長手方向に沿って1列に配列され、第1の端子電極11と第2の端子電極12の対向方向D1がモジュール基板80の長手方向と垂直に配置されている。各コンデンサ10の第1の端子電極11は、半田によって、第1のランド85に固定されると共に電気的に接続されている。第2の端子電極12は、半田によって、第2のランド86に固定されると共に電気的に接続されている。
すなわち、複数のコンデンサ10は、第1の端子電極11と第2の端子電極12との対向方向D1と垂直な方向に配列されている。言い換えれば、複数のコンデンサ10は、それぞれ第1の端子電極11と第2の端子電極12とが、直線L4を挟んで対向するように配置されている。
第1のリード端子81は、1枚の金属板を断面L字状に曲げて形成されている。このため、第1のリード端子81は、互いに垂直な第1の平面部91と第2の平面部92とを有している。第1の平面部91と第2の平面部92とは、長方形状である。第1のリード端子81の第1の平面部91は、モジュール基板80と平行であり、第2の平面部92及び接続部94は、モジュール基板80に対して垂直である。この第1の平面部91と第2の平面部92との間は、屈曲しているので、この屈曲部93により、第1のリード端子81は、より弾性力を発揮することができる。
そして、第2の平面部92の先端側は、端面から短冊状に伸びた3つの接続部94が設けられている。この3つの接続部94がそれぞれモジュール基板80の3つの貫通孔83に挿入され、この貫通孔83内に位置する固定部81aが貫通孔83内に充填された半田87によってモジュール基板80に固定される。第1のリード端子81の第1の平面部91は、モジュール基板80と平行であり、第2の平面部92及び接続部94の長手方向は、モジュール基板80に対して垂直である。
一方、第1の平面部91が、マザー基板90の面上に半田によって接合されている。第1の平面部91は、略長方形状であり、この第1の平面部91の一方の面と、マザー基板90の主面とが接合され、第1の平面部91が、マザー基板90にモジュール基板80を固定する固定部として機能している。
マザー基板90は、モジュール基板80と平行に配置され、このマザー基板90に対して、第2の平面部92は、垂直である。マザー基板90には、第1の平面部91に対応する位置に配線パターン(図示せず)が形成され、マザー基板90上の回路に第1のリード端子81が電気的に接続されている。
第2のリード端子82は、第1のリード端子81と同形状で、1枚の金属板を断面L字状に曲げて形成されている。第2のリード端子82は、互いに垂直な第1の平面部95と第2の平面部96とを有している。第1の平面部95と第2の平面部96とは、長方形状である。この第1の平面部95と第2の平面部96との間は、屈曲しているので、この屈曲部97により、第2のリード端子82は、より弾性力を発揮することができる。
そして、第2の平面部96の先端側は、端面から短冊状に伸びた3つの接続部98が設けられている。この3つの接続部98がそれぞれモジュール基板80の3つの貫通孔84に挿入され、この貫通孔84内に位置する固定部82aが貫通孔84内に充填された半田88によってモジュール基板80に固定される。第2のリード端子82の第1の平面部95は、モジュール基板80と平行であり、第2の平面部96及び接続部98の長手方向は、モジュール基板80に対して垂直である。
一方、第1の平面部95が、マザー基板90の面上に半田によって接合されている。第1の平面部95は、略長方形状であり、この第1の平面部95の一方の面と、マザー基板90の主面とが接合され、第1の平面部95が、マザー基板90にモジュール基板80を固定する固定部として機能している。このマザー基板90に対して、第2の平面部96は、垂直である。マザー基板90には、第1の平面部95に対応する位置に配線パターン(図示せず)が形成され、マザー基板90上の回路に第2のリード端子82が電気的に接続されている。
よって、マザー基板90上の一つの配線パターンと第1のリード端子81と第1のランド85とコンデンサ10の第1の端子電極11とが電気的に接続されている。そして、マザー基板90上のもう一つの配線パターンと第2のリード端子82と第2のランド86とコンデンサ10の第2の端子電極12とが電気的に接続されている。複数のコンデンサ10は並列に接続されている。また、第1のリード端子81の固定部81aのうち中央の固定部81aと、第2のリード端子82の固定部82aのうち中央の固定部82aとは、直線L4上に位置している。
本実施形態では、各コンデンサ10の第1の端子電極11と第2の端子電極12とが、モジュール基板80に形成された第1のランド85と第2のランド86とにそれぞれ固定されているので、各のコンデンサ10の電歪振動が、モジュール基板80に伝わる。このモジュール基板80において、複数のコンデンサ10は、第1の端子電極11と第2の端子電極12との対向方向D1にかかる力を受けて振動する。
このモジュール基板80は、第1及び第2のリード端子81,82を介して、マザー基板90に固定されているので、複数のコンデンサ10の電歪振動は、第1及び第2のリード端子81,82を介して、マザー基板90に伝わる。複数のコンデンサ10は、対向方向D1に垂直な方向に沿って1列に配列し、第1のリード端子81と第2のリード端子82とは、モジュール基板80において複数のコンデンサ10の対向方向D1と交差する直線L4上にある。すなわち、第1のリード端子81の固定部81aと第2のリード端子82の固定部82aとを結ぶ直線L4は、このモジュール基板80の振動の方向と交差している。このため、モジュール基板80から第1及び第2のリード端子81,82を介してマザー基板90に伝わる振動を抑制できる。従って、このような簡易な構造により、モジュール基板80とマザー基板90とで構成される回路基板の振動を緩和することができる。このため、電歪振動による可聴音の発生を防止することができる。
本実施形態では、第1のリード端子81の中央の固定部81aと第2のリード端子82の中央の固定部82aとを結ぶ直線L4は、このモジュール基板80の振動の方向と垂直であるため、モジュール基板80から第1及び第2のリード端子81,82を介してマザー基板90に伝わる振動を更に抑制できる。
また、本実施形態では、モジュール基板80は、略直方形状で、その長手方向に沿って複数のコンデンサ10が配列し、第1のリード端子81は、モジュール基板80の一方の短辺80a側に固定され、第2のリード端子82は、モジュール基板80の他方の短辺80b側に固定されている。このため、複数のコンデンサ10が振動する力は、モジュール基板80の短手方向にかかるので、モジュール基板80の短辺80a,80b側にそれぞれ固定された第1及び第2のリード端子81,82には、複数のコンデンサ10の電歪振動を伝わり難くすることができる。
また、本実施形態では、第1のリード端子81と第2のリード端子82とは、金属板で形成されているので、マザー基板90に対して、モジュール基板80をより安定して固定することができる。
また、本実施形態では、第1のリード端子81と第2のリード端子82とは、それぞれ、モジュール基板80に固定された固定部81a,82aとマザー基板90に固定された第1の平面部91,95との間に位置して、モジュール基板80の面に対して垂直方向に延びた第2の平面部92,96を有し、マザー基板90に固定された第1の平面部91,95は、モジュール基板80の面に対して平行な面であり、この第1の平面部91,95とマザー基板90の主面とがそれぞれ接合されることにより、第1及び第2のリード端子81,82がそれぞれマザー基板90に固定されている。このため、モジュール基板80をマザー基板90に対して立体的に配置することができる。よって、マザー基板90とモジュール基板80との間に素子を搭載することが可能となり、回路基板の小型化を図ることができる。
(第4実施形態の第1の変形例)
上記、金属板で形成された第1及び第2のリード端子は、種々の変形が可能である。例えば、第1の変形例に係るコンデンサモジュールは、上記の第1及び第2のリード端子81,82に変えて、図19に示す第1のリード端子181と、この第1のリード端子181と同形状の第2のリード端子を有する。
第1のリード端子181は、第1の平面部191が、2つの長方形状の部分191a,191bで構成されている。一方の部分191aは、第2の平面部92の一方側に位置し、他方の部分191bは、第2の平面部92の他方側に位置し、部分191aと部分191bとの間には、隙間がある。このため、第2の平面部92の中央部分がよりたわみ易くなり、モジュール基板80からマザー基板90へ伝わる振動を更に抑制することができる。
(第4実施形態の第2の変形例)
また、例えば、図20,図21に示すように、第2の変形例に係るコンデンサの実装構造S4bに用いられるコンデンサモジュールM4bは、上記の第1及び第2のリード端子81,82に変えて、第1のリード端子281と、この第1のリード端子281と同形状の第2のリード端子282を有する。
第1のリード端子281は、互いに垂直な第1の平面部291と第2の平面部292とを有している。更に、第1のリード端子281は、第1の平面部291と平行な第3の平面部293を有している。第1〜第3の平面部291〜293は、断面がコの字状に形成されている。すなわち、第1の平面部291と第2の平面部292との間には、垂直に曲がった第1の屈曲部294が位置し、第2の平面部292と第3の平面部293との間には、垂直に曲がった第2の屈曲部295が位置している。
そして、第3の平面部293の先端側は、端面から第3の平面部293に対して垂直に伸びた短冊状の3つの接続部296が設けられている。この3つの接続部296がそれぞれモジュール基板80の3つの貫通孔83に挿入され、この貫通孔83内に位置する固定部281aが貫通孔83内に充填された半田87によってモジュール基板80に固定される。第1のリード端子281の第1の平面部291及び第3の平面部293は、モジュール基板80と平行である。そして、第3の平面部293とモジュール基板80との間には、隙間が存在する。また、第2の平面部292及び接続部296の長手方向は、モジュール基板80に対して垂直である。
一方、第1の平面部291が、マザー基板90の面上に半田によって接合されている。第1の平面部291は、略長方形状であり、この第1の平面部291の一方の面と、マザー基板90の主面とが接合され、第1の平面部291が、マザー基板90にモジュール基板80を固定する固定部として機能している。
マザー基板90は、モジュール基板80と平行に配置され、このマザー基板90に対して、第2の平面部292は、垂直である。マザー基板90には、第1の平面部291に対応する位置に配線パターン(図示せず)が形成され、マザー基板90上の回路に第1のリード端子281が電気的に接続されている。
本変形例では、第1のリード端子281が、モジュール基板80に固定された固定部281aと、マザー基板90に固定された第1の平面部291との間に、第1及び第2の屈曲部294,295を備え、第2のリード端子282も同様な形状をしているので、モジュール基板80からマザー基板90へ伝わる振動を第1及び第2の屈曲部294,295により吸収し、回路基板の振動を更に抑制することができる。
(第4実施形態の第3の変形例)
また、例えば、図22,図23に示すように、第3の変形例に係るコンデンサの実装構造S4cに用いられるコンデンサモジュールM4cは、上記の第1及び第2のリード端子81,82に変えて、第1のリード端子381と、この第1のリード端子381と同形状の第2のリード端子382を有する。
第1のリード端子381は、互いに垂直な第1の平面部391と第2の平面部392とを有している。更に、第1のリード端子381は、第2の平面部292と平行且つ第2の平面部292と同じ面位置の第3の平面部393と、第2の平面部392と第3の平面部393との間に位置する振動吸収部394とを有している。
振動吸収部394は、断面コの字状で、一方端が第2の平面部392と接続し、他方端が第3の平面部393と接続し、第2及び第3の平面部392,393から垂直に第1の平面部391の先端側へ突出している。振動吸収部394と第2の平面部392との間は屈曲し、振動吸収部394と第3の平面部393との間も屈曲している。
なお、第1の平面部391と第2の平面部392との間にも屈曲部395が存在している。そして、第3の平面部393の先端側は、端面から短冊状の3つの接続部396が設けられている。この3つの接続部396がそれぞれモジュール基板80の3つの貫通孔83に挿入され、この貫通孔83内に位置する固定部381aが貫通孔83内に充填された半田87によってモジュール基板80に固定される。
第1のリード端子381の第1の平面部391は、モジュール基板80と平行である。そして、第2の平面部392と第3の平面部393と接続部396の長手方向は、モジュール基板80に対して垂直である。
一方、第1の平面部391が、マザー基板90の面上に半田によって接合されている。第1の平面部391は、略長方形状であり、この第1の平面部391の一方の面と、マザー基板90の主面とが接合され、第1の平面部391が、マザー基板90にモジュール基板80を固定する固定部として機能している。
マザー基板90は、モジュール基板80と平行に配置され、このマザー基板90に対して、第2の平面部392及び第3の平面部393は垂直である。マザー基板90には、第1の平面部391に対応する位置に配線パターン(図示せず)が形成され、マザー基板90上の回路に第1のリード端子381が電気的に接続されている。
本変形例では、第1のリード端子381が、モジュール基板80に固定された固定部381aと、マザー基板90に固定された第1の平面部391との間に、屈曲部395と振動吸収部394とを備え、第2のリード端子382も同様な形状をしているので、モジュール基板80からマザー基板90へ伝わる振動を吸収し、回路基板の振動を更に抑制することができる。
第1実施形態に係るコンデンサモジュールを示す平面図である。 第1実施形態に係るコンデンサモジュールを示す側面図である。 第1実施形態に係るコンデンサの実装構造に用いられるマザー基板を示す平面図である。 第1実施形態に係るコンデンサの実装構造を示す平面図である。 第1実施形態に係るコンデンサの実装構造を示す断面図である。 第2実施形態に係るコンデンサモジュールを示す平面図である。 第2実施形態に係るコンデンサモジュールを示す側面図である。 第2実施形態に係るコンデンサの実装構造を示す側面図である。 第2実施形態の第1の変形例に係るコンデンサの実装構造を示す側面図である。 第2実施形態の第2の変形例に係るコンデンサモジュールを示す平面図である。 第2実施形態の第3の変形例に係るコンデンサモジュールを示す平面図である。 第2実施形態の第3の変形例に係るコンデンサモジュールを示す側面図である。 第3実施形態に係るコンデンサモジュールを示す平面図である。 第3実施形態に係るコンデンサモジュールとコンデンサの実装構造を示す側面図である。 第3実施形態の第1及び第2の変形例に係るコンデンサモジュールを示す側面図である。 第4実施形態に係るコンデンサモジュールの平面図である。 第4実施形態に係るコンデンサモジュールが有する第1のリード端子を示す斜視図である。 第4実施形態に係るコンデンサの実装構造を示す側面図である。 第4実施形態の第1の変形例に係るコンデンサモジュールが有する第1のリード端子を示す斜視図である。 第4実施形態の第2の変形例に係るコンデンサモジュールが有する第1のリード端子を示す斜視図である。 第4実施形態の第2の変形例に係るコンデンサの実装構造を示す側面図である。 第4実施形態の第3の変形例に係るコンデンサモジュールが有する第1のリード端子を示す斜視図である。 第4実施形態の第3の変形例に係るコンデンサの実装構造を示す側面図である。
符号の説明
S1,S2a,S2c,S3,S4,S4b,S4c…コンデンサの実装構造、M1〜M4,M2a〜M2c,M3a,M3b,M4b,M4c…コンデンサモジュール、10…コンデンサ、11…第1の端子電極、12…第2の端子電極、20,40,60,80…モジュール基板、21,41,61,81…第1のリード端子、21a,22a,41a,42a,61a,61b,62a,62b,81a,82a…第1の固定部、21b,22b,41b,42b,61c,62c…第1の屈曲部、21c,22c,41c,42c,61d,62d…第2の屈曲部、21d,22d,41d,42d,61e,61f,62e,62f…第2の固定部、22,42,62,82…第2のリード端子、25,45,65,85…第1のランド、26,46,66,86…第2のランド、30,50,70,90…マザー基板、31…貫通孔、37,57,77…配線パターン、38,58,78…配線パターン、60A…第1の基板片、60B…第2の基板片、91,95,191,291,391…平面部(面)、92,96,292,392,393…平面部(垂直部分)、D1…対向方向、L1,L2,L3a,L3b,L4…直線。

Claims (18)

  1. 略直方体形状で、両端面にそれぞれ形成された第1の端子電極と第2の端子電極とを有する積層型の複数のコンデンサと、
    前記複数のコンデンサの複数の前記第1の端子電極がそれぞれ固定されると共に前記複数の第1の端子電極と電気的に接続された第1のランドと、複数の前記第2の端子電極がそれぞれ固定されると共に前記複数の第2の端子電極と電気的に接続された第2のランドと、が形成されたモジュール基板と、
    前記第1のランドと電気的に接続され、前記モジュール基板に固定された固定部を有する第1のリード端子と、
    前記第2のランドと電気的に接続され、前記モジュール基板に固定された固定部を有する第2のリード端子と、
    を備え、
    前記複数のコンデンサは、前記モジュール基板において、前記第1の端子電極と前記第2の端子電極との対向方向と垂直な方向に配列され、
    前記第1のリード端子の前記モジュール基板に固定された前記固定部と前記第2のリード端子の前記モジュール基板に固定された前記固定部は、前記複数のコンデンサの前記第1の端子電極と前記第2の端子電極との対向方向と交差する直線上に位置することを特徴とするコンデンサモジュール。
  2. 前記モジュール基板は、略直方形状で、その長手方向に沿って前記複数のコンデンサが配列し、
    前記第1のリード端子は、前記モジュール基板の一方の短辺側に固定され、
    前記第2のリード端子は、前記モジュール基板の他方の短辺側に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサモジュール。
  3. 前記第1のリード端子と前記第2のリード端子とは、前記モジュール基板に固定された前記固定部とマザー基板に固定される固定部との間に位置する屈曲部をそれぞれ有することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンデンサモジュール。
  4. 前記モジュール基板は、前記第1のランドが形成された第1の基板片と、前記第2のランドが形成された第2の基板片とに分割されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンデンサモジュール。
  5. 前記第1の基板片と前記第2の基板片とは、前記第1のリード端子と前記第2のリード端子とによって連結されていることを特徴とする請求項4に記載のコンデンサモジュール。
  6. 前記第1のリード端子と前記第2のリード端子とは、金属線で形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンデンサモジュール。
  7. 前記第1のリード端子と前記第2のリード端子とは、金属板で形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンデンサモジュール。
  8. 前記第1のリード端子と前記第2のリード端子とは、それぞれ、前記モジュール基板に固定された前記固定部と前記マザー基板に固定される固定部との間に位置して、前記モジュール基板の面に対して垂直方向に延びた垂直部分を有し
    前記マザー基板に固定される固定部は、前記モジュール基板の面に対して平行な面であることを特徴とする請求項7記載のコンデンサモジュール。
  9. コンデンサモジュールと、前記コンデンサモジュールが搭載されたマザー基板と、を用いたコンデンサの実装構造であって、
    前記コンデンサモジュールは、
    略直方体形状で、両端面にそれぞれ形成された第1の端子電極と第2の端子電極とを有する積層型の複数のコンデンサと、
    前記複数のコンデンサの複数の前記第1の端子電極がそれぞれ固定されると共に前記複数の第1の端子電極と電気的に接続された第1のランドと、複数の前記第2の端子電極がそれぞれ固定されると共に前記複数の第2の端子電極と電気的に接続された第2のランドと、が形成されたモジュール基板と、
    前記第1のランドと電気的に接続され、前記モジュール基板に固定された固定部を有する第1のリード端子と、
    前記第2のランドと電気的に接続され、前記モジュール基板に固定された固定部を有する第2のリード端子と、
    を備え、
    前記第1のリード端子は、前記マザー基板に固定されると共に前記マザー基板に形成された第1の配線パターンに電気的に接続され、
    前記第2のリード端子は、前記マザー基板に固定されると共に前記マザー基板に形成された第2の配線パターンに電気的に接続され、
    前記複数のコンデンサは、前記モジュール基板において、前記第1の端子電極と前記第2の端子電極との対向方向と垂直な方向に配列され、
    前記第1のリード端子の前記モジュール基板に固定された前記固定部と前記第2のリード端子の前記モジュール基板に固定された前記固定部は、前記複数のコンデンサの前記第1の端子電極と前記第2の端子電極との対向方向と交差する直線上に位置することを特徴とするコンデンサの実装構造。
  10. 前記モジュール基板は、略直方形状で、その長手方向に沿って前記複数のコンデンサが配列し、
    前記第1のリード端子は、前記モジュール基板の一方の短辺側に固定され、
    前記第2のリード端子は、前記モジュール基板の他方の短辺側に固定されていることを特徴とする請求項9に記載のコンデンサの実装構造。
  11. 前記第1のリード端子と前記第2のリード端子とは、前記モジュール基板に固定された前記固定部と前記マザー基板に固定された固定部との間に位置する屈曲部をそれぞれ有することを特徴とする請求項9又は10に記載のコンデンサの実装構造。
  12. 前記マザー基板には、前記モジュール基板に対応した貫通孔が形成され、
    前記モジュール基板は、当該モジュール基板の面が前記マザー基板の面と平行となるように、前記貫通孔内に配置されていることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載のコンデンサの実装構造。
  13. 前記モジュール基板は、前記第1のランドが形成された第1の基板片と、前記第2のランドが形成された第2の基板片とに分割されていることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載のコンデンサの実装構造。
  14. 前記第1の基板片と前記第2の基板片とは、前記第1のリード端子と前記第2のリード端子とによって連結されていることを特徴とする請求項13に記載のコンデンサの実装構造。
  15. 前記第1のリード端子と前記第2のリード端子とは、金属線で形成されていることを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載のコンデンサの実装構造。
  16. 前記第1のリード端子と前記第2のリード端子とは、金属板で形成されていることを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載のコンデンサの実装構造。
  17. 前記第1のリード端子と前記第2のリード端子とは、それぞれ、前記モジュール基板に固定された固定部と前記マザー基板に固定された前記固定部との間に位置して、前記モジュール基板の面に対して垂直方向に延びた垂直部分を有し、
    前記モジュール基板と前記マザー基板とは略平行に配置され、
    前記第1のリード端子と前記第2のリード端子の前記マザー基板に固定された前記固定部は、前記モジュール基板の面に対して平行な面であり、
    当該面と前記マザー基板の面とがそれぞれ接合されることにより、前記第1及び第2のリード端子がそれぞれ前記マザー基板に固定されていることを特徴とする請求項16に記載のコンデンサの実装構造。
  18. 長手方向が平行に並んだ第1のランドと第2のランドとが形成されたモジュール基板と、
    前記モジュール基板に実装されると共に前記第1のランドと前記第2のランドとに跨って前記長手方向に沿って配列された複数のコンデンサと、
    前記モジュール基板における配列された前記複数のコンデンサの両側の位置にそれぞれ固定され、前記第1のランドと前記第2のランドとそれぞれ電気的に接続された第1のリード端子と第2のリード端子と、
    を備えることを特徴としたコンデンサモジュール。
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