JP2009279751A - ノズル、ノズルユニット及びブラスト加工装置 - Google Patents

ノズル、ノズルユニット及びブラスト加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 高精度な微細加工と高い加工効率とを両立させることができるノズル、複数のノズルからなるノズルユニット及びこれらを備えたブラスト加工装置を実現する。
【解決手段】 ノズル11の噴射部13の先端には逃げ部13cが形成されているので、噴射材の拡がりを抑えるためにノズル11を加工面に近づけても、加工面で反射する噴射材が噴射部13の先端との間で滞留することがなく、精度の高い加工を行うことができる。ノズルユニット10、ブラスト加工装置20によれば、回動装置16によりノズル11mとノズル11nとをブラスト加工の加工幅に合わせた配置をすることにより、1回の走査により幅広い領域のブラスト加工を行うことができ、加工効率を向上させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、噴射材を被加工物に噴射するブラスト加工において、マスクレスにより微細加工を施すことができるノズル、及びそのノズルを複数本備えたノズルユニット、及び前記ノズル、またはノズルユニットを備えたブラスト加工装置に関する。
従来より、ブラスト加工技術は、バリ取り、面荒らし、鋳造品の湯じわ消しなどの表面加工の分野などで使用されてきたが、近年では、半導体、電子部品、液晶等に使われる部材の微細加工の分野にも用いられるようになってきている。ブラスト加工は、乾式プロセスであるので、エッチングなどと異なり廃液の処理などが不要であるため、環境負荷を小さくすることができる。また、プロセスの簡素化を図ることができるので、低コストプロセスを実現できるという利点がある。このような微細加工の分野にブラスト加工を適用した例として、例えば、特許文献1には、ブラスト加工技術を太陽電池モジュール用基板の微細加工に適用する技術が開示されている。
特許文献1: 特開2001−332748号公報
発明が解決しようとする課題
このような微細加工を行うためには、ブラスト加工パターンを形成したマスクを被加工面に貼り付けて、該マスクに向けて噴射材を噴射する方法が一般的であるが、前記マスクを無くしてブラスト微細加工を行う場合は、ノズルから噴射される噴射材の拡がりを抑えてブラスト加工が施された領域と加工されていない領域との境界を明確にする必要がある。噴射材の拡がりを抑えるには、ノズルを被加工物に近づけて噴射距離を短くすることが有効であるが、噴射距離を短くすると、加工面から跳ね返った噴射材がノズルの先端面との間で乱流状態を形成してしまい、加工面の加工深さや粗さの制御が困難になるという問題があった。また、噴射材の拡がりを抑えるためにノズル径を小さくすると、1回のノズルの走査で加工できる範囲が狭くなるため、加工効率が悪くなるという問題もあった。
そこで、本発明は、高精度な微細加工と高い加工効率とを両立させることができるノズル、複数のノズルからなるノズルユニット及びこれらを備えたブラスト加工装置を実現することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、噴射材を被加工物の加工面に噴射することによりブラスト加工するためのノズルであって、一端に噴射材を噴射する噴射口を有する噴射部を備え、前記噴射部の外周面には、噴射方向に垂直な横断面の外形寸法が噴射口に向かって連続的に減少するように形成され、被加工物の加工面に衝突し反射した噴射材が噴射部の先端と衝突することにより噴射部の先端と加工面との間に滞留することを防ぐための逃げ部が設けられている、という技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明によれば、被加工物の加工面に衝突し反射した噴射材が噴射部の先端と衝突することにより噴射部の先端と加工面との間に滞留することを防ぐための逃げ部が形成されているので、噴射材の拡がりを抑えるためにノズルを加工面に近づけても、加工面で反射する噴射材が噴射部の先端との間で滞留することがなく、精度の高い加工を行うことができる。ここで、逃げ部の外形寸法が「連続的に減少する」とは、外形寸法が噴射口に向かって増加することがなく、噴射口近傍の外形寸法が最も小さくなることであり、外形寸法が一定である領域や段差が形成されていてもよい。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のノズルにおいて、前記逃げ部は、噴射方向を軸とし、先端角が50〜70°の円錐面として形成されている、という技術的手段を用いる。
請求項2に記載の発明のように、逃げ部を、噴射方向を軸とし、先端角が50〜70°の円錐面として形成すると、噴射材を噴射部の先端と加工面との間からより効率的に外部に逃がすことができ、好適である。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載のノズルにおいて、前記逃げ部は、少なくとも1つの、前記横断面の外径が一定である円管部の周側面により形成されており、前記円管部は、前記噴射口の近くに配置されているものほど、外径が小さくなるように形成されている、という技術的手段を用いる。
請求項3に記載の発明のように、逃げ部を、少なくとも1つの、横断面の外径が一定である円管部の周側面により形成されており、円管部は、噴射口の近くに配置されているものほど、外径が小さくなるように形成すると、噴射材を噴射部と加工面との間からより効率的に外部に逃がすことができ、好適である。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のノズルを複数本備えたノズルユニットが、この複数本のノズルを、噴射材を被加工物の加工面に対して垂直に噴射するように並列して支持する支持部材と、この支持部材を加工面に対して垂直な軸を中心に回動可能に構成されている回動装置と、を備えた、という技術的手段を用いる。
請求項4に記載の発明によれば、ノズルユニットは、複数のノズルを並列して支持する支持部材を加工面に対して垂直な軸を中心に回動可能に構成されている回動装置を備えているため、ノズルをブラスト加工の加工幅に合わせた配置をすることができるので、1回の走査により幅広い領域のブラスト加工を行うことができ、加工効率を向上させることができる。これにより、加工精度の向上と加工効率の向上とを両立させることができる。
請求項5に記載の発明では、被加工物に対してノズルから噴射材を噴射するとともに、前記ノズルを走査して被加工物のブラスト加工を行うブラスト加工装置であって、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のノズルを備えた、という技術的手段を用いる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の発明と同様の効果を奏することができるブラスト加工装置を実現することができる。
請求項6に記載の発明では、被加工物に対してノズルから噴射材を噴射するとともに、前記ノズルを走査して被加工物のブラスト加工を行うブラスト加工装置であって、請求項4に記載のノズルユニットを備えた、という技術的手段を用いる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果を奏することができるブラスト加工装置を実現することができる。
ブラスト加工装置の構成を示す説明図である。 ノズルの構造を示す説明図である。 ノズルユニットの構成を示す説明図である。 本発明のブラスト加工装置によるパネルの周縁部加工におけるノズルの走査方法を示す説明図である。 ブラスト加工部と非ブラスト加工部との境界を拡大観察した電子顕微鏡の反射電子像である。 ブラスト加工部と非ブラスト加工部との境界を拡大観察した電子顕微鏡の2次電子像である。 非ブラスト加工部に生じた評価対象のキズを示す説明図である。 第2実施形態の噴射部の形状を示す説明図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るノズル、ノズルユニット及びブラスト加工装置について、図を参照して説明する。図1は、ブラスト加工装置の構成を示す説明図である。図2は、ノズルの構造を示す説明図である。図3は、ノズルユニットの構成を示す説明図である。図4は、本発明のブラスト加工装置によるパネルの周縁部加工におけるノズルの走査方法を示す説明図である。図5は、ブラスト加工部と非ブラスト加工部との境界を拡大観察した電子顕微鏡の反射電子像である。図6は、ブラスト加工部と非ブラスト加工部との境界を拡大観察した電子顕微鏡の2次電子像である。図7は、非ブラスト加工部に生じた評価対象のキズを示す説明図である。
(ブラスト加工装置の構造)
図1に示すように、ブラスト加工装置20は、噴射材を被加工物に噴射するためのノズルユニット10を備え、ブラスト加工を行うブラスト室21と、被加工物をブラスト室21に搬送するコンベア22と、噴射材を貯留する貯留タンク(図示せず)を備え、ノズル11(図2)に所定量の噴射材を定量供給する噴射材ホッパー23と、ノズル11に圧縮空気を供給する圧縮空気供給装置24と、噴射材と研磨された被加工物の粉塵を回収するとともに、使用可能な噴射材と使用不可の噴射材及び粉塵とを分級する分級装置25と、分級装置25から粉塵を排気除去する集塵機26とを備えている。
ブラスト室21の壁面には、被加工物を搬入するための搬入口21aと、被加工物を搬出するための搬出口21bと、が形成されている。搬出口21bの近傍には、被加工物の表面から噴射材を除去するためのエアブロー21cが、コンベア22を挟んで上下方向に配置されている。コンベア22の下方には、分級装置25と接続され、噴射後の噴射材と被加工物からの加工屑とを吸引回収する回収部21dが設けられている。
ブラスト室21の天井部には、ブラスト室21の内部にて、ノズルユニット10(図3)をコンベア22による搬送方向(以下、X方向という)と、この搬送方向と水平な垂直方向(以下、Y方向という)とに走査する走査装置21eが設けられている。
(ノズル及びノズルユニットの構造)
次に、ノズル11及びノズル11を支持するノズルユニット10について説明する。図2に示すように、ノズル11は、圧縮空気供給装置24と接続された圧縮空気供給ホース24aと連通している圧縮空気供給管12と、噴射材を噴射する噴射管13aが形成された噴射部13と、圧縮空気供給管12と噴射管13aとを、圧縮空気と噴射材とを混合する混合室14aを介して直線上に配置する噴射管ホルダー14とを備えている。混合室14aには、圧縮空気供給管12の先端部が挿入されており、噴射管ホルダー14の側面部からポート14bを介して噴射材ホッパー23と連通している噴射材供給ホース23aが接続されている。
噴射部13の先端には、噴射材を噴射する噴射口13bに向かって連続的に横断面の外周寸法が減少するように形成された逃げ部13cが形成されている。噴射部13の先端に逃げ部13cを形成することにより、被加工材の加工面に衝突し、反射した噴射材が噴射部13の先端と加工面との間に滞留することを防ぐことができる。
本実施形態では、逃げ部13cは、噴射口13bの直近から、先端角度θが50〜70°であり噴射方向を軸とする円錐の外側面となるように形成されている。先端角度θを50〜70°の範囲に設定することにより、噴射部13の先端と加工面との間からより効率的に外部に逃がすことができ、好適である。本実施形態では、θが70°、逃げ部13cの外径が24mm、高さLが14mmであるノズル11を用いた。
図3に示すように、ノズルユニット10は、2つのノズル11m、11nと、この2つのノズル11m、11nを並列して支持する支持部材15と、この支持部材15を被加工物の加工面と垂直な軸Hを中心に回動させる回動装置16とから構成されている。なお、図3では、簡単のため、圧縮空気供給ホース24a、噴射材供給ホース23aを省略している。
支持部材15は、ノズル11m、11nの噴射口13bと被加工物の加工面との距離(噴射距離)をそれぞれ等しくするとともに、噴射材を被加工物の加工面に垂直に噴射するように、ノズル11m、11nを支持している。
回動装置16を用いて支持部材15を回動させることにより、ノズル11m、11nの配列方向を、ノズル11m、11nの走査方向に対して任意の角度で設定することができる。
本実施形態では、噴射口13bの直径は3mmに形成されており、ノズル11mとノズル11nとは噴射口13bの中心の距離Dが40mmとなるように並んで配置されている。
(ブラスト加工方法)
以下に、本実施形態のブラスト加工装置20を用いたブラスト加工方法について説明する。本実施形態では、被加工物として太陽電池用パネルを用いた。a−Si型太陽電池用のパネルPは、ガラス基板上にITOである表側電極層、a−Si層、裏側電極層がこの順に積層されて形成されている。ガラス基板の周縁部において、各層の積層状態が乱れ、表側電極層と裏側電極層とが短絡する箇所が存在するため、パネルPの周縁部において、表側電極層の端縁部分をリード接続部として残して、裏側電極層とa−Si層の端縁部分を剥除することにより、両電極層間の短絡を除去する必要がある。本実施形態では、大きさ1500×1100mm、厚さ5mmの長方形のパネルPについて、幅5mmの周縁部加工をパネルPの全周に行った。
まず、コンベア22の上にパネルPを載置し、コンベア22を作動させて、ブラスト室21の搬入口21aよりパネルPをブラスト室21内へ導入する。次に、パネルPを図示しない位置決め機構により、各辺がX方向、Y方向に平行となるように所定の位置に固定する。
続いて、走査装置21eにより、ノズルユニット10を所定の加工開始位置に位置決めする。続いて、後に詳説する走査方法によりノズル11m、11nを所定速度にてパネルPの外周を走査しながら、平均粒径24μmのアルミナ砥粒を噴射し、パネルPの周縁部に幅6mmのブラスト加工を行い、周縁部の薄膜層を除去する。本実施形態では、ブラスト加工条件は、噴射圧力0.5MPa、噴射量250g/min、噴射距離2.5mmとした。ここで、上述のブラスト加工条件は、ブラスト加工装置20に設けられた図示しない制御装置により制御されている。
ブラスト加工は、以下の要領で行う。ノズル11m、11nの圧縮空気供給管12に、圧縮空気供給ホース24aを介して圧縮空気供給装置24により圧縮空気が供給され、先端より噴射管13aに向かって圧縮空気が噴射される。
噴射材は、噴射材ホッパー23によって供給量が制御され、圧縮空気が圧縮空気供給管12から混合室14aを通過する際に発生する負圧により、噴射材供給ホース23aを通って、ノズル11m、11nの噴射管ホルダー14の混合室14aに供給される。混合室14aに搬送された噴射材は、圧縮空気供給管12から噴射される圧縮空気と混合されて加速され、噴射管13aを通過し、噴射口13bから被加工物に対して噴射される。噴射された噴射材は、被加工物の加工面の所定の位置に衝突し、ブラスト加工が行われる。
被加工物に衝突した後に飛散した噴射材及び被加工材からの加工屑は、回収部21dから、集塵機26のファンにより吸引回収され、分級装置25に空気輸送されて分級される。分級装置25において分級された噴射材のうち、一定値以上の粒子径を有する再利用可能な噴射材のみ、噴射材ホッパー23の貯留タンクに再投入されて使用される。
周縁部のブラスト加工が終了したパネルPは、コンベア22により搬出口21bからブラスト室21の外部に排出され、ブラスト加工処理が終了する。このとき、搬出口21bの手前に配置されているエアブロー21cによりパネルPに付着している噴射材が吹き飛ばされて除去される。ここで、ブラスト室21の内部は、負圧となっているので、搬出口21bから噴射材などが外部に漏れることはない。
次に、ブラスト加工におけるノズル11m、11nの走査方法について、図4を参照して説明する。図4は、ノズル11m、11nの配置を上方から見た透視図である。ノズル11m、11nは、噴射距離は5mm以下、本実施形態では、2.5mmになるように支持部材15により支持されている。このようにノズル11m、11nの噴射距離が短いため、噴射材はほとんど拡がらず、噴射口13bの直径と等しいφ3mmの領域に噴射される。また、噴射部13の先端には逃げ部13cが形成されているので、加工面で反射する噴射材が噴射部13の先端との間で滞留することがなく、これにより、ノズルを一方向に走査したときに、1つのノズルにつき加工領域を幅3mmに精度良く制御したブラスト加工を行うことができる。
パネルPのY方向の周縁部加工を行うには、走査装置21eによりノズルユニット10をパネルPの角部上方に位置決めする。次に、図4(A)に示すように、ノズル11mによりブラスト加工する加工領域B1と、ノズル11nによりブラスト加工する加工領域B2とが、合わせて加工幅が6mmとなるように傾斜角αを設定し、回動装置16により軸Hを中心に支持部材15を回動させる。ここで、傾斜角αは、ノズル11m、11nの走査方向に対してノズル11m、11nの中心線がなす角度をいう。本実施形態では、加工幅を6mmとするが、回動装置16により傾斜角αを変えることにより、加工幅を3〜6mmの間で自由に設定することができる。
続いて、噴射材を噴射しながら、走査装置21eによりノズルユニット10をY方向に走査する。これにより、1回の走査で幅6mmの加工を行うことができ、加工効率を向上させることができる。また、ノズル11mの噴射口13bとノズル11nの噴射口13bとが離間して設けられているため、それぞれのノズルが噴射する噴射材が互いに干渉することがなく、加工精度を向上させることができる。
次に、図4(B)に示すように、支持部材15を回動装置16により、上方から見て90°反時計回りに回転させる。そして、走査装置21eにより、X軸方向にノズル11m、11nを走査させて、噴射材を噴射し、ブラスト加工を行う。これにより、Y軸方向と同様に、1回の走査により加工幅6mmの周縁部加工を行うことができる。
残りの2辺についても、同様のブラスト加工を行うことにより、パネルPの全周の周縁部加工を行うことができる。このように、本発明のブラスト加工装置によれば、噴射部13の先端には逃げ部13cが形成されているので、噴射材の拡がりを抑えるためにノズル11を加工面に近づけても、加工面で反射する噴射材が噴射部13の先端との間で滞留することがなく、精度の高い加工を行うことができる。また、回動装置16によりノズル11mとノズル11nとをブラスト加工の加工幅に合わせた配置をすることにより、1回の走査により1辺の周縁部加工を行うことができ、加工効率を向上させることができる。つまり、微細加工の精度の向上と加工効率の向上とを両立させることができる。
本実施形態では、逃げ部13cは円錐状に形成されているが、これに限定されるものではなく、加工面で反射する噴射材が噴射部13の先端との間で滞留することがなければよい。例えば、噴射部13の先端を面取りしてもよいし、円錐以外の曲面で形成してもよい。
支持部材15におけるノズル11m、11nの支持方法は、図2(A)に記載の支持方法に限定されるものではなく、例えば、支持部材15の先端部に円板を取り付けて、この円板にノズル11m、11nを固定してもよい。
回動装置16の回動機構は、傾斜角αを制御することができれば、電動、手動など方式を問わない。
以下に、本発明の第1実施形態の実施例を比較例とともに示す。ここで、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
ブラスト加工は、1本のノズルを用い、第29段落に例示したa−Si型太陽電池用薄膜が表面に形成されたガラス基板に対し、表1に示す条件で行った。ノズルは、先端角度θが70°の逃げ部13cが形成されたノズル11と、比較例として逃げ部13cが形成されていないストレートノズルとを用いた。ノズルの最も外形寸法が大きな部分の外径(ノズル最大径)はφ24mmであり、噴射口13bの内径(ノズル内径)はφ4mmとした。噴射口13bとガラス基板との距離である噴射距離は2.5、3.0mmに設定した。ここで、噴射材WA#600は、新東ブレーター株式会社製の平均粒径25μmのアルミナ砥粒である。
Figure 2009279751
ブラスト加工後の評価は、膜除去が良好になされたか否か、ブラスト加工を行わない領域の薄膜にキズが生じたか否かという2つの観点により行った。
膜除去が良好になされたか否かという評価については、ブラスト加工部と非ブラスト加工部との境界が明確か否かにより判断した。図5は、ブラスト加工部と非ブラスト加工部との境界を拡大観察した電子顕微鏡の反射電子像である。図5の上図のように、ブラスト加工部と非ブラスト加工部との境界が明確でないものは×評価であり、下図のようにブラスト加工部と非ブラスト加工部との境界が明確なものは○評価とした。ここで、図5下図は後述する実施例1−1、上図は比較例の評価結果である。
ブラスト加工を行わない領域の薄膜にキズが生じたか否かという評価については、ブラスト加工部と非ブラスト加工部との境界から非ブラスト加工部へ向かう幅2mmの領域(評価領域)にキズが顕著に認められるか否かにより判断した。図6は、ブラスト加工部と非ブラスト加工部との境界を拡大観察した電子顕微鏡の2次電子像である。ここで評価するキズとは、図7の図中に矢印で代表して示すような、表面全体の色調に対し、斑点状に黒く見える表面より凹んだ点状及び線状の部分をいう。図6の上図のように、キズの評価領域においてキズが目立つものは×評価であり、下図のようにキズの評価領域においてキズが認められないものは○評価とした。ここで、図6下図は後述する実施例1−1、上図は比較例の評価結果である。
評価結果を表2に示す。比較例1に示す逃げ部13cが形成されていないストレートノズルでは、膜除去、キズともに×評価であるのに対し、実施例1−1、1−2に示す逃げ部13cが形成されたノズル11では、膜除去、キズともに○評価であり、本発明の効果が確認された。噴射距離が近いほど、ブラスト加工部と非ブラスト加工部との境界はシャープになる反面、薄膜がキズがつきやすくなるが、本実施例では、2.5mmという極めて短い噴射距離においても薄膜がキズがつかず、良好なブラスト加工が可能であった。
Figure 2009279751
本発明の第1の実施形態によれば、以下のような効果を有する。
(1)本発明のノズル11によれば、噴射部13の先端には逃げ部13cが形成されているので、噴射材の拡がりを抑えるためにノズル11を加工面に近づけても、加工面で反射する噴射材が噴射部13の先端との間で滞留することがなく、精度の高い加工を行うことができる。特に、逃げ部13cを先端角度θが50〜70°であり噴射方向を軸とする円錐の外側面となるように形成すると好適である。
(2)本発明のノズルユニット10、ブラスト加工装置20によれば、回動装置16によりノズル11mとノズル11nとをブラスト加工の加工幅に合わせた配置をすることにより、1回の走査により幅広い領域のブラスト加工を行うことができ、加工効率を向上させることができる。
(第2実施形態)
図8に基づいて本発明の第2の実施形態について説明する。図8は、第2実施形態の噴射部の形状を示す説明図である。
本発明の第2実施形態は、ノズルの先端に設けられた噴射部の形状についてのみ第1実施形態と異なっているため、相違点についてのみ説明する。
図8に第2実施形態の噴射部33の形状を示す。噴射部33には、第1実施形態の逃げ部13cに相当する逃げ部33aが設けられている。
本実施形態においては、逃げ部33aは、噴射管ホルダー14に固定されている部分よりも外径が小さく、外径が一定の円管の周側面により形成された第1円管部33bと、第1円管部33bに連結してノズル先端方向に設けられ、外径が第1円管部33bより小さい円管の周側面により形成された第2円管部33cとからなる。つまり、噴射部33は、逃げ部33aにおいて、第1円管部33b、第2円管部33cと噴射口13bの近くに配置されているものほど、連続的に外径が小さくなっている。例えば、第1円管部33bは外径φ11mm、長さ18mm、第2円管部33cは外径φ7mm、長さ10mmに形成される。
噴射部13の先端に逃げ部13cを形成することにより、被加工材の加工面に衝突し、反射した噴射材が噴射部13と加工面との間に滞留することを防ぐことができる。
図8に示すように、第1円管部33bと第2円管部33cとの間に、テーパー加工により傾斜部を設けて接続するようにしてもよい。第2円管部33cの先端を第1実施形態の逃げ部13c同様の円錐面に加工することもできる。これにより、反射した噴射材が噴射部13と加工面との間に滞留することをより効果的に防ぐことができる。また、図7では、円管部が2か所の場合を例示したが、これに限定されるものではなく、1か所でも3か所以上としてもよい。円管部を3か所以上に設ける場合には、噴射口13bの近くに配置されているものほど、外径が小さくなるように形成する。
第2実施形態の噴射部33を備えたノズルにおいても、第1実施形態と同様の構成のブラスト加工装置20を用いることができ、同様の効果を奏することができる。
以下に、本発明の第2実施形態の実施例を示す。ここで、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
ブラスト加工は、1本のノズルを用い、表面に第29段落に例示したa−Si型太陽電池用薄膜が形成されたガラス基板に対し、実施例1同様に表1に示す条件で行った。ノズルは、ノズル内径φ4mm、逃げ部33aの長さ28、42mmの噴射部33を有するものと、ノズル内径φ6mm、逃げ部33aの長さ28mmの噴射部33を有するものと、の計3種類を用意した。噴射距離は2.5〜4.0mmに設定した。
ブラスト加工後の評価は、実施例1と同様に行った。評価結果を表3に示す。実施例2−1〜2−8すべてにおいて、膜除去、キズともに○評価であり、本発明の効果が確認された。
Figure 2009279751
本発明の第2の実施形態によれば、以下のような効果を有する。
(1)噴射部33には逃げ部13cに相当する逃げ部33aが形成されているので、噴射材の拡がりを抑えるためにノズル11を加工面に近づけても、加工面で反射する噴射材が噴射部33との間で滞留することがなく、精度の高い加工を行うことができる。
(2)第1実施形態と同様に、回動装置16によりノズル11mとノズル11nとをブラスト加工の加工幅に合わせた配置をすることにより、1回の走査により幅広い領域のブラスト加工を行うことができ、加工効率を向上させることができる。
[その他の実施形態]
上述した実施形態では、噴射口13bの直径が等しい2つのノズルを用いる場合を例示したが、噴射口13bの直径が異なるノズルを組み合わせることもできる。また、3つ以上のノズルを並べて配置する構成を採用することもできる。
噴射材の噴射は、すべてのノズルから連続的に行う必要はなく、所定のタイミングで所定のノズルから噴射させることもできる。これにより、各種加工パターンでブラスト加工を行うことができる。
上述した実施形態では、吸引式のノズルを用いたが、噴射材ホッパーの貯留タンクに供給される圧縮空気により貯留タンク内の噴射材を定量した後に噴射材を噴射する加圧式のノズルにも適用することもできる。
10 ノズルユニット
11、11m、11n ノズル
13 噴射部
13a 噴射管
13b 噴射口
13c 逃げ部
15 支持部材
16 回動装置
20 ブラスト加工装置
21 ブラスト室
21e 走査装置
33 噴射部
33a 逃げ部
33b 第1円管部
33c 第2円管部

Claims (6)

  1. 噴射材を被加工物の加工面に噴射することによりブラスト加工するためのノズルであって、
    一端に噴射材を噴射する噴射口を有する噴射部を備え、
    前記噴射部の外周面には、噴射方向に垂直な横断面の外形寸法が噴射口に向かって連続的に減少するように形成され、被加工物の加工面に衝突し反射した噴射材が噴射部の先端と衝突することにより噴射部の先端と加工面との間に滞留することを防ぐための逃げ部が設けられていることを特徴とするノズル。
  2. 前記逃げ部は、噴射方向を軸とし、先端角が50〜70°の円錐面として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のノズル。
  3. 前記逃げ部は、少なくとも1つの、前記横断面の外径が一定である円管部の周側面により形成されており、前記円管部は、前記噴射口の近くに配置されているものほど、外径が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のノズル。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のノズルを複数本備え、
    この複数本のノズルを、噴射材を被加工物の加工面に対して垂直に噴射するように並列して支持する支持部材と、
    この支持部材を加工面に対して垂直な軸を中心に回動可能に構成されている回動装置と、を備えたことを特徴とするノズルユニット。
  5. 被加工物に対してノズルから噴射材を噴射するとともに、前記ノズルを走査して被加工物のブラスト加工を行うブラスト加工装置であって、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のノズルを備えたことを特徴とするブラスト加工装置。
  6. 被加工物に対してノズルから噴射材を噴射するとともに、前記ノズルを走査して被加工物のブラスト加工を行うブラスト加工装置であって、請求項4に記載のノズルユニットを備えたことを特徴とするブラスト加工装置。
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