JP2871408B2 - 内燃機関出力制御装置 - Google Patents

内燃機関出力制御装置

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JP2871408B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D17/00Controlling engines by cutting out individual cylinders; Rendering engines inoperative or idling
    • F02D17/02Cutting-out
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/008Controlling each cylinder individually
    • F02D41/0087Selective cylinder activation, i.e. partial cylinder operation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関出力制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関出力制御装置として、出力トル
クを低減させるためのに、燃料の遮断(フューエルカッ
ト:F/C)または点火カットを行って、一部(または
全部)の気筒の運転を休止させる方法がある。その場
合、出力トルクの低減量を段階的に制御するためには、
休止気筒の数を制御することになる。
【0003】かかる制御方式としては、休止気筒固定型
によるのものは、例えば特開昭58−8436号公報、
または特開平1−130018号公報に記載の技術が従
来から知られている。この場合は、出力トルクの低減量
に応じた、各モードに対する休止気筒を予め決めておく
もので、例えば4気筒の場合は、図13に示すようなマ
ップを使用して行うことができる。図中、#1,#2,
#3,#4は、順次、1番シリンダ〜4番シリンダを表
す。また、○印は、燃料の供給を行うことを表し、×印
は、燃料の遮断、即ちF/Cを行うことを表す(なお、
かかる○印、×印についての表記は、以下の説明での同
様の意味とする)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記構成の
装置にあっては、制御開始時の応答性が十分でない等の
面がある。例えば、図14(a)にように、モード1
(=1気筒F/C)の指令が出た時、たまたまF/C該
当気筒の爆発機会が当該指令直後のタイミングにあたる
場合は、#1シリンダのF/Cは実行できる。このよう
な場合はよいが、同図(b)にように、F/C該当気筒
の爆発機会が指令直前であった場合(逆にいえば、直前
に爆発工程に当たったものを、その爆発直後に休止気筒
として指令した場合)は、図示のように、次の爆発機会
までの時間(=クランク軸2回転分)がムダ時間にな
る。従って、このような場合は応答性が悪くなる。
【0005】本出願人は、このような対策から、先に次
のような提案を行っている(特願平4−298731
号)。これは、基本的には休止気筒固定型と同じではあ
るが、制御開始直後に爆発機会となるシリンダ番号を#
1とつけ直して、上記したような休止気筒固定型のマッ
プを用いるようにするもので、例えば図15に示すよう
に、制御が始まった時点で、仮想的にシリンダ番号を付
け替え、F/Cを確保する。これにより、休止気筒固定
型の上記した如き事態を避けられ、応答性の向上が図
れ、図14(a)のタイミングになるため、専ら休止気
筒固定型にのみ存在した場合でのムダ時間はなくなる。
【0006】ところが、次のような点を考えると、なお
改善の余地がある。即ち、リカバ側の応答性をみると、
例えばリカバ時に、図16のようにモードが4→3→2
→1→0と変化したとき、モードが4から1の間はF/
Cしたままとなり、リカバが遅れる。よって、ムダ時間
が生じ、このような場合は応答性が悪くなり、十分な対
応性を確保しにくい。
【0007】また、制御開始時の応答性についても、モ
ードの変化と爆発タイミングが合っていないと悪くな
る。図17は、制御が開始され、かつモードが増加する
例を示してあり、図中矢印を付して示す#2,#3,#
4シリンダの爆発タイミングの期間も、モードが増加し
ていくにもかかわらず、運転をし続けてしまう様子を表
している。これらの応答性の問題はまた、前記の従来の
ものに対しても、同様にいえることである。
【0008】内燃機関出力制御装置がホイールスピンを
防止するための駆動力制御装置として用いられる場合
に、このような応答性の点は、特に重要な問題となる。
即ち、トルクダウン側の応答性が悪いと、制御開始時、
即ち駆動スリップ発生時の応答性は車両安定性に影響を
与え、ホイールスピンの収束性が劣化し車両の安定性を
確保できなくなってしまうし、逆に、制御終了時でトル
クリカバ側の応答性が悪いと、車両の加速性を損ねてし
まう。
【0009】本発明は、上記のような点から改良を加
え、内燃機関の出力低減量制御にあたり、過去の運転判
断の結果を考慮した出力制御を可能とし、もって対応性
に優れかつ適切に応答性の向上を図ることのできる内燃
機関出力制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の内燃機関出力制
御装置は、図1に概念を示す如く、内燃機関の出力の低
減量を指令する出力低減量指令手段と、斯く指令される
指令値に応じて、内燃機関の爆発機会毎に運転を休止す
るか否かの判断を行う運転判断手段と、該手段により運
転を休止すると判断された爆発機会において、運転の休
止を実行する運転休止実行手段と、前記運転判断手段に
よる運転判断の結果を、過去の複数回分記憶しておく記
憶手段とを含み、かつ、前記の運転判断手段は、前記出
力低減量指令手段が現在指令している低減量と、該記憶
手段が記憶している過去の判断結果とを比較し、その結
果に応じて今回の爆発機会における運転判断を行う手段
であり、前記運転休止実行手段は、出力低減量指令手段
より出力される指令値が増加した場合には、当該指令値
が出力された直後に爆発機会となる気筒の運転休止を実
行し、当該指令値が減少した場合には、当該指令値が出
力された直後に爆発機会となる気筒の運転休止を実行し
ない、ことを特徴とする内燃機関出力制御装置である。
【0011】また、本発明の内燃機関出力制御装置は、
複数の気筒を有する内燃機関の出力の低減量を指令する
出力低減量指令手段と、斯く指令される指令値に応じ
て、休止させるべき気筒の数を算出する算出手段と、該
気筒数に応じて、内燃機関の爆発機会毎に運転を休止す
るか否かの判断を行う運転判断手段と、該手段により運
転を休止すると判断された爆発機会において、運転の休
止を実行する運転休止実行手段と、前記運転判断手段よ
る運転判断の結果を、内燃機関の有する前記複数の気筒
数から1を減じた値の回数分に相当する過去の回数分乃
至はそれ以上の回数分、記憶しておく記憶手段とを含
み、かつ、前記の運転判断手段は、前記算出手段が現在
指令している気筒数と、該記憶手段に記憶されている過
去の運転休止判断回数とを比較し、その結果に応じて今
回の爆発機会における運転判断を行う手段である、こと
を特徴とする内燃機関出力制御装置である。
【0012】
【作用】請求項1記載の内燃機関出力制御装置では、出
力低減量指令手段が内燃機関の出力の低減量を指令し、
該指令値に応じて、運転判断手段は内燃機関の爆発機会
毎に運転を休止するか否かの判断を行い、運転を休止す
ると判断された爆発機会において、運転休止実行手段に
より、内燃機関の出力が低減するよう実行されるが、こ
の場合、記憶手段が運転判断手段による運転判断の結果
を、過去の複数回分記憶する一方、運転判断手段は、出
力低減量指令手段が現在指令している低減量と、該記憶
手段が記憶している過去の判断結果とを比較し、その結
果に応じて今回の爆発機会における運転判断を行い、ま
た運転休止実行手段は、出力低減量指令手段より出力さ
れる指令値が増加した場合には、当該指令値が出力され
た直後に爆発機会となる気筒の運転休止を実行し、当該
指令値が減少した場合には、当該指令値が出力された直
後に爆発機会となる気筒の運転休止を実行しない。よっ
て、単に出力低減量指令に応じた運転の休止か否かの判
断をしそれを決定して制御を実行する方式に比し、各爆
発機会毎、過去の運転判断の結果を考慮した出力制御を
行え、高い対応性をもって応答性のよい適切な制御がで
き、制御開始時、制御終了時でも容易に応答遅れの少な
い出力制御が可能となる。
【0013】請求項2の場合は、出力低減量指令手段が
内燃機関の出力の低減量を指令し、該指令値に応じて、
算出手段が休止させるべき気筒の数を算出し、運転判断
手段は該気筒数に応じて、内燃機関の爆発機会毎に運転
を休止するか否かの判断を行い、運転を休止すると判断
された爆発機会において、運転休止実行手段により、内
燃機関の出力が低減するよう実行されるが、この場合、
記憶手段は、内燃機関の有する複数の気筒数から1を減
じた値の回数分に相当する過去の回数分乃至はそれ以上
の回数分、記憶し、運転判断手段は、算出手段が現在指
令している気筒数と、該記憶手段に記憶されている過去
の運転休止判断回数とを比較し、その結果に応じて今回
の爆発機会における運転判断を行う。これによっても、
同様に、内燃機関の出力低減量制御にあたり、過去の運
転判断の結果を考慮した出力制御ができ、対応性に優
れ、応答性の向上を図ることを可能とする。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図2は、本発明の内燃機関出力制御装置の一
実施例を示す。本実施例は、内燃機関出力制御をホイー
ルスピンを防止するための駆動力制御として使用した場
合の構成を示している。また、その場合の駆動力の調整
方法は、これをフューエルカット(F/C)を用いて行
う場合の例である。
【0015】図中、1L,1Rは車両の左右前輪、2
L,2Rは左右後輪、3はエンジンを示す。エンジン3
は、本例では4気筒とし、また、車両は該エンジンによ
って駆動輪である後2輪2L,2Rを駆動する駆動方式
のFR車とし、各輪1L,1R,2L,2Rには、それ
ぞれ車輪速センサ4,5,6,7が設けられている(な
お、車両は全輪駆動車であってもよい)。
【0016】車輪速センサ4〜7は、各車輪の回転数
を、当該回転数に応じた周波数のパルス信号として検出
し、各車輪1L,1R,2L,2Rの車輪速VFL,V
FR,VRF,VRRに応じた周波数のパルス信号をコ
ントロールユニット8のF/Vコンバータ9に入力す
る。コントロールユニット8は、F/Vコンバータ9、
A/Dコンバータ10及びマイクロコンピュータを構成
するCPU11等を備え、F/Vコンバータ9は車輪速
センサ4〜7からの入力信号を電圧変換してA/Dコン
バータ10に入力し、A/Dコンバータ10は各入力信
号をディジタル変換しCPU11に入力する。
【0017】CPU11は、車輪速VFL,VFR,V
RL,VRRに基づき、駆動スリップを検出し、ホイー
ルスピンを防止するよう駆動力を制御するべくエンジン
出力低減制御を行う。即ち、エンジンル3の駆動トルク
自体を調整することにより駆動輪に2L,2Rに付与す
るトルクの調整をするものであり、出力トルクを低減さ
せるため、本実施例ではフューエルカットを行って、4
気筒エンジン3の一部または全部の気筒の運転を休止さ
せるよう燃料供給制御を実行する。
【0018】フューエルカットは、燃料噴射制御による
燃料供給制御装置12にCPU11よりフューエルカッ
ト信号を出力することで行うことができ、エンジン3の
各気筒(#1,#2,#3,#4)13−1〜13−4
へそれぞれ出力されるインジェクションパルスIpが該
当するF/C気筒につき遮断されてフューエルカットが
実施され、これによりエンジン3の出力トルクを低下さ
せる。また、フューエルカットは、コントロールユニッ
ト8でなされるエンジン回転周期(爆発周期)と同期す
る燃料噴射量演算プログラムに従って燃料噴射量に応じ
た燃料噴射時間Tiが算出される場合において、後述の
本制御によるプログラム(図4〜図7)の実行の結果を
基に、CPU11がその算出された燃料噴射時間Ti値
を値0と設定し直すことによっても、フューエルカット
制御は実行することができ、更には、これら以外の方法
であってもよい。
【0019】上記の駆動力調整のためのフューエルカッ
ト制御において、CPU11は、駆動スリップ量を算出
して、必要な駆動トルク低減量を求め、これに応じて、
4気筒エンジンの爆発機会毎に、運転を休止するか否か
の判断をし、運転を休止すると判断された爆発機会にお
いてフューエルカットを実行させるが、更にこれに加え
て、過去の運転判断の結果につき所定回数分を記憶する
ようになし、運転判断のあたっては、これを考慮し、現
在得られている駆動トルク低減量と、その記憶されてい
る過去の判断結果とを比較し、その結果に応じて今回の
爆発機会における運転判断を行い、フューエルカット制
御を実行する。
【0020】図3の駆動スリップ検出部100a、駆動
トルク低減量指令部100b(出力低減量指令手段)、
運転判断部100c(運転判断手段)、燃料制御部10
0d(運転休止手段)の構成図は、そのような制御を機
能ブロックとして表したもので、駆動スリップ検出部1
00aで車輪速を基に算出される駆動スリップ量に応じ
て駆動トルク低減量指令部100bは、駆動トルク低減
量を決定し、及び運転判断部100cに指令する。
【0021】運転判断部100cは、指令値に応じて、
エンジンの爆発機会毎に運転を休止するか否かの判断を
行うところ、その場合の運転判断の結果を、過去の所定
回数分、記憶しておく手段(記憶手段)を含んで構成さ
れ、この運転判断部100cでは、駆動トルク低減量指
令部100bが現在指令している低減量と、かかる記憶
手段が記憶している過去の判断結果とに基づき比較判断
をし、その結果に応じて今回の爆発機会における運転判
断を行う。燃料制御部100dは、運転判断部100c
により運転を休止すると判断された爆発機会において、
フューエルカットを実行する。本例では、運転判断部1
00c及び燃料制御部100dにおいては、燃料遮断/
供給を表すF/Cフラグを用いるものとし、運転判断の
結果の記憶にもこのF/Cフラグを用いる。
【0022】図4乃至図7は、本実施例において実行さ
れる具体的な制御プログラム例であり、上記の各部10
0a〜100dに対応する。なお、以下のプログラム例
にあっては、出力トルクの低減量を段階的に制御するた
め休止気筒の数を制御する場合において、運転気筒数制
御のみ行う例である。従って、ここでは、爆発機会毎に
運転/休止を繰り返す、交互運転は行わない。即ち、ト
ルク制御の段階数(=モード数(ただし、全気筒が燃料
供給の対象となる、モード0は含めない))はシリンダ
の数に一致させる。言い換えると、モードの値と休止気
筒の数は同じである。
【0023】図4は、駆動スリップ検出部の内容に相当
する処理を実現するプログラムフローチャートである。
本制御プログラム及び次の図5の制御プログラムは、所
定の一定周期毎に実行されるものであってよい。
【0024】図4において、ステップ201で、車輪速
センサ4〜7の値である各車輪の車輪速VFL,VF
R,VRL,VRR(4ch)を読み込み、後2輪平均
速VRと前2輪平均速VFとを、それぞれ、
【数1】VR=(VRR+VRL)/2・・・1
【数2】VF=(VFR+VFL)/2・・・2 で算出する(ステップ202,203)。そして、ステ
ップ204で、
【数3】S=VR−VF・・・3 により、駆動輪である後輪の平均速VRと従動輪である
前輪の平均速VFの差として駆動スリップ量Sを算出す
る。
【0025】図5の制御プログラムは、駆動トルク低減
量指令部に相当する機能を実現するフローチャートであ
り、図4の制御プログラムの後に実行される。まず、ス
テップ301で、前記の駆動スリップ量S、及び駆動力
制御で用いるスリップ基準値S* を読み込み、次のステ
ップ302で、駆動トルクの低減量を示すモード値M
を、次式に従い算出する。
【0026】
【数4】 Mn =Mn-1 +KP ・(Sn − S* n )+KI ・Sn ・・・4 ここに、Mn ,Mn-1 はそれぞれモード値についての今
回算出値、前回値、S n ,S* n は上記駆動スリップ量
及びそれと比較されるスリップ基準値の今回適用値、K
P ,KI はそれぞれゲインを示す。このようにして、算
出駆動スリップ量S値とその基準値S* とを比較し、駆
動トルクの低減量を示すモード値Mを決定する。
【0027】ステップ303〜306におけるM<0の
判別、M=0の設定、M>Mmaxの判別、M=Mma
xの設定は、ステップ302での算出値Mに対するリミ
ッタ処理であり、これで、モード値を最小値0から最大
値であるモード数(Mmax)の間に抑えるためにリミ
ッタを効かせる。ここに、値Mmaxは本実施例では4
である。しかして、かかるリミッタ処理後のステップ3
07で、最終的に次に示す図6のプログラムに適用され
ることとなるモード値Mを0〜4の範囲内のものとして
決定し、かつ、本プログラム実行毎、駆動スリップの状
態に応じて逐次、決定し、最新のもの更新していく。
【0028】図6は、運転判断部の内容に相当する処理
を実現するプログラムフローチャートである。本部分の
サンプリング周期は、上記の駆動スリップ検出部及び駆
動トルク低減量指令部、従って図4及び図5の制御プロ
グラムとは異なり、エンジンの爆発周期に一致させる。
即ち、爆発機会毎に一回づつ処理を行うものであり、本
制御プログラムは当該タイミング周期に同期して実行さ
れ、今回の爆発機会においてフューエルカットを行うか
否かを決定する。
【0029】まず、ステップ401では、本ステップ実
行毎、当該時点で、前記図5のプログラムのステップ3
07で決定されているモード値M(最新値)を読み込
む。次にステップ402で、過去3回分のF/Cフラグ
n-1 ,Fn-2 ,Fn-3 を読み込む。
【0030】ここに、F/Cフラグは、値1でフューエ
ルカット実行を、また値0で燃料供給を行うことを意味
するフラグである。また、本プログラム実行毎、後述の
ステップ407,408のいずれかで、その該当ループ
での値が決定され、かつ同ステップ409で、過去3回
分のものが記憶されるとともに、順次更新されていくフ
ラグ値である。従って、ステップ402では、これら記
憶されているF/Cフラグの前回値F n-1 、前々回値F
n-2 、及び前々々回値Fn-3 をコントロールユニットに
内蔵の記憶回路から読み出して取り込む。
【0031】しかして、こうして読み込んだら、ステッ
プ403で、過去3回分のF/Cフラグのうちフューエ
ルカットを行った回数、即ちF/Cフラグが値1にセッ
トされて燃料遮断がなされた回数を、
【数5】 N=Fn-1 +Fn-2 +Fn-3 ・・・5 でカウントし、F/C回数Nを得る。ここに、値Nは過
去の履歴により、値0〜値3の範囲内のいずれかの値を
とることになる。
【0032】このようにして、過去3回分のF/Cフラ
グを読み込み、そのうちF/Cを行った回数をカウント
し、F/C回数Nとする。かかる算出N値は、後述のス
テップ406において、ステップ401での読み込みモ
ード値Mとの比較判別に適用される。
【0033】次に、ステップ404で、モード値Mが値
0かを判断し、モード値Mが値0の場合は、トルク制御
は要求されておらず、F/C回数Nの値によらず、今回
の爆発機会において、燃料を供給すべく、ステップ40
7でF/CフラグFn (今回値)をクリア、即ち値0に
設定し、処理をステップ409へ進め、今回ループで本
プログラムを終了する。
【0034】また、ステップ404からステップ405
へ進み、モード値Mがモード上限値Mmaxか否かを判
断した結果、値Mがモード上限値(Mmax=4)であ
る場合は、最も大きなトルク低減制御が要求されている
とみて、この場合、F/C回数Nの値によらず、今回の
爆発機会において、燃料を遮断すべく、ステップ408
でF/CフラグFn をセットする。即ち、フューエルカ
ットを実行させるべく今回F/Cフラグ値Fn を値1に
設定し、ステップ409を実行後、本プログラムを終了
する。
【0035】一方、ステップ404及び405のいずれ
の結果も否定で、従ってモード値Mが値1から値3の場
合は、ステップ406で、当該モード値Mと前記ステッ
プ403により算出のF/C回数値Nを、M≦Nによっ
て比較することにより、今回の爆発機会において、燃料
を供給するか否かを判断する。しかして、その結果、モ
ード値MがF/C回数N値以下の場合は、即ちM≦Nが
成立するときは、燃料を供給すべく、ステップ407以
下を実行し、F/CフラグFn をクリアする。
【0036】これに対し、上記判断の結果、M>Nが成
立し、従って、逆に、モード値MがF/C回数N値より
大きい場合は、燃料を遮断すべく、ステップ408以下
を実行し、F/CフラグFn をセットする。
【0037】上記のようにして、本プログラム実行毎、
当該ループでのF/CフラグFn 値がステップ407ま
たはステップ408で決定され、これが次の図7のプロ
グラムの燃料制御に適用される一方、ステップ409で
は、そのようにして決定さた過去3回分のF/Cフラグ
値を記憶し、及びそれを順次更新していくための処理
を、下記に従い実行する。
【数6】Fn-1 ←Fn ・・・6a Fn-2 ←Fn-1 ・・・6b Fn-3 ←Fn-2 ・・・6c
【0038】即ち、ステップ409では、本ステップ実
行毎、上記の如くにF/Cフラグを順次シフトさせて、
常に最新の過去3回分のものを記憶させ、次のサンプリ
ング時に備える。こうして記憶されたこれらF/Cフラ
グ値は、本プログラムの次回ループでのステップ40
2,403の処理に適用されることとなる。
【0039】図7の制御プログラムは、燃料制御部での
処理を実現するフローチャートであり、図6の制御プロ
グラムにより設定されたF/CフラグFn を用いて実行
される。即ち、上記制御プログラムのステップ407ま
たはステップ408で決めたF/CフラグFn 値を読み
込み(ステップ501)、その値が値0か値1に応じ
て、燃料供給制御装置12により燃料の供給または遮断
を実行するものである(ステップ502,503,50
4)。
【0040】以上のような制御によると、前掲公報のも
のの制御における休止気筒の決定方法での応答性の不具
合も解消し得て制御応答性の向上が図れ、本実施例のよ
うにホイールスピンを防止するための駆動力制御装置と
して適用した場合においては、制御開始時(スリップ発
生時)の応答性の悪さに起因する車両安定性の劣化につ
いても、制御終了時(リカバ時)の応答性の悪さに起因
する車両加速性の劣化についても、これらを同時に解消
し、改善することができる。
【0041】図8乃至図10は、本実施例制御での制御
内容を示すタイムチャートである。図8のケースは、前
記図14のものに対応する場合である。既述のように各
モードに対する休止気筒を設定マップ(前記図13)で
固定的に決めた休止気筒固定型とは異なり、本制御によ
ると、制御開始直後の爆発シリンダが何番であっても直
ちにF/Cされる。即ち、図8に示す如く、今、モード
が0か1となって、制御が開始されることとなる場合
(図5のプログラムでモード値Mが値1に決定され、こ
れが、図6のプログラムで読み込まれた場合)、制御が
始まった直後の爆発機会となる爆発シリンダが#4シリ
ンダであっても、それがF/Cされる。その上モードが
1のままであれば、最初にF/Cを行った#4シリンダ
が、その後も、F/Cされ続ける(以降、同じ気筒(#
4)が対象とされてF/Cされる)。
【0042】具体的には、図6のプログラムにおいて、
始めてモード値M=1が読み込まれたループでは、F/
C回数Nは値0で、M>Nが成立し、よって、ステップ
406→408で処理が進み、爆発機会のタイミングに
ある#4シリンダにフューエルカットが実行される(図
)。そして、続く#1,#2,#3シリンダに対する
各爆発機会では、過去3回分を対象とするF/C回数N
値は値1であり、M≦Nが成立し、結果、ステップ40
6→40で処理が進む。かくして、再び#4シリンダ
の爆発機会となるとき、直前の過去3回分の爆発機会の
#1,#2,#3シリンダでは、いずれも燃料供給が実
行されたため、F/C回数Nは値0に戻り、また、モー
ド値M=1は継続するため、このタイミングでM>Nが
成立し、よって、ステップ406→40と処理が切り
換わり、#4シリンダにフューエルカットが実行される
こととなるのである。
【0043】このようにして、本実施例では、図6の制
御プログラムに従い制御がなされるため、図14(b)
のようなムダ時間も発生せず、対応性に優れ、応答性も
高い。
【0044】図9のケースは、前記図16のものに対応
する場合、これと対比して示すものである。先に触れた
休止気筒スライド型による場合とは異なり、本制御で
は、モードが減少するに従い、直ちにF/Cは禁止され
る。図10のケースは、前記図17のものに対応する場
合で、同様にこれと対比して示すものである。休止気筒
スライド型とは異なり、本制御では、モードが増加する
に従い、F/C気筒数が増加していく。
【0045】これらも、同様に図6での制御処理によっ
て実現されるものであり、トルクダウン側の応答性も上
げられて、ホイールスピンの収束性を高め、車両の安定
性を確保でき、また、トルクリカバ側の応答性がよく、
車両の加速性を高められる。また、更に、シリンダ数の
違いによらず、同じロジックが使えるという汎用性等の
面でも優れている。
【0046】即ち、本実施例ではエンジンは4気筒であ
ったが、例えば6気筒の場合でも、モード数(Mma
x)を値6に変えるだけで、上記の処理が基本的にその
まま使える。このような汎用性も、前掲公報の休止気筒
固定型によるものにはない本制御による利点である。
【0047】また、モード数とシリンダ数を一致させた
例で説明したが、そのようにしたのは、定常状態(例え
ば、前記図8のケース)では、常に同じ気筒を運転(ま
たは休止)させるための観点からである。従って、その
必要がなければ、モード数とシリンダ数を一致させる必
要はない。その場合でも、上記の処理はモード数(Mm
ax)を変えるだけでそのまま使える。その点もまた、
上記休止気筒固定型にはない、本制御による利点であ
る。
【0048】次に、本発明の他の実施例について、図1
1及び図12によって説明する。本実施例は、前記実施
例(第1実施例)で行った運転気筒数制御に加え、交互
運転、即ち爆発機会毎に運転/休止を繰り返すようにも
して駆動力制御を行わせようとするものである。そのた
めにモード数は、シリンダ数の2倍として分解能を上げ
てきめ細かくし、一方1モード当りのトルク変化量は、
1シリンダの半分のトルクとする。
【0049】第1実施例とは、基本的に図2及び図3の
構成は同じでよく、また、図4及び図7の制御プログラ
ムも同じでよい。また、本実施例の場合の駆動トルク低
減量指令部については、第1実施例による図5の制御プ
ログラムに対して、以下の点を変更すればよい。即ち、
図5のステップ302での処理においてモード値Mを算
出する上でのゲインKP ,KI を2倍にするとともに、
同ステップ305,306でのモード数(Mmax)を
2倍の値8に変更すればよい。
【0050】図11は、本実施例において駆動トルク低
減量指令部に相当する機能を実現するプログラムフロー
チャートである。基本的な処理態様は、第1実施例によ
る図6のプログラムに準じているが、それと対比してい
えば、次のようである。
【0051】即ち、ステップ602及び603での処理
内容が、過去3回分のF/Cフラグfn-1 ,fn-2 ,f
n-3 を読み込むとともに、本プログラム例で導入する交
互運転用フラグとしての交互F/Cフラグにつき、過去
7回分のフラグgn-1 〜gn- 7 を読み込み、それぞれの
フラグにつき、フラグが立っている回数(値1をとなっ
た回数)を、
【数7】Nf=fn-1 +fn-2 +fn-3 ・・・7
【数8】Ng=gn-1 +〜gn-7 ・・・8 で算出する内容のものになっている。
【0052】また、それに伴い、ステップ614のフラ
グシフト処理にフラグgについての記憶、更新処理が付
加されており、更にステップ606ではM≦2Nfに関
する判別処理となっているとともに、ステップ607,
608,609,611,612による処理、即ちM≧
2(Nf+1)の判別、Ng=0の判別、gn (今回
値)=0の設定、gn (今回値)=1の設定の処理が前
記図6の場合に対し加えられている。他の処理は同様で
あってよい。
【0053】より具体的にみると、第1実施例との違い
はモードの分解能が2倍になっただけであるから、モー
ドを2で割って考えれば、第1実施例と同じことであ
る。例えば、ステップ606は、M/2≦Nfと書き直
せば、この場合の左辺のM/2が第1実施例でのMに相
当するので、その図6のステップ406と同じ内容であ
ることが分かる。
【0054】また、ステップ607以下の処理は、モー
ドMの分解能を2倍にしたために、M/2=N+0.5
の場合を考える必要を生じたことからであり、かかるケ
ースを考慮した対策のためである。即ち、ステップ60
8に進んだ場合は、上記の関係式が成り立っているとき
である。この時、運転判断のための制御として実行すべ
き内容は、N個の気筒の運転を休止し、他の気筒の中の
ひとつだけを交互運転させることである。この交互運転
気筒については、エンジンとしての爆発機会8回の内、
一回の割合で運転を休止させればよい。そのために本実
施例では、図11のプログラムで交互運転用のフラグg
を用意し、過去7回分のフラグgから運転判断を行なう
こととしたものである。
【0055】図12は、本実施例での制御内容を示すタ
イムチャートである。図では、モードが1気筒F/Cと
2気筒F/Cの中間であるモード、即ちモード3となっ
ているときの例を示してある。これによると、#2シリ
ンダは、当該シリンダの爆発機会毎「休止,休止,休
止」というように連続して運転を休止し、他方、#3シ
リンダは、当該シリンダの爆発機会毎「休止,爆発,休
止」というように交互に運転をしている様子が分かる。
きめ細かな制御が容易に行える。
【0056】本実施例によれば、前記実施例と同様の効
果が得られるほか、このように交互運転を行う場合で
も、ロジックはほぼそのまま流用できる。このような汎
用性もまた、休止気筒固定型にはない、本制御の利点で
ある。なお、交互運転の周期を3回とし、休止/爆発/
爆発、休止/休止/爆発のパターンを使えば、モード数
はシリンダ数の3倍になる。また、同様の考えで、何倍
にも増やすことができる。
【0057】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、各実施例とも、駆動力の調整方法
として、F/Cを用いたが、点火カットを用いた場合、
もしくは併用した場合でも、全く同様の処理が行なえ
る。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、内燃機関の出力低減量
制御にあたり、各爆発機会毎、過去の運転判断の結果を
考慮した出力制御ができ、単に出力低減量指令に応じた
運転の休止か否かの判断をしそれを決定して制御を実行
する方式のものにおけるような応答性の不十分さを良好
に解消し得て、対応性の高い、応答性のよい適切な制御
ができ、制御開始時、制御終了時でも容易に応答遅れの
少ない内燃機関出力出力制御が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明内燃機関出力制御装置の概念図である。
【図2】本発明の内燃機関出力制御装置の一実施例の構
成を示す図である。
【図3】同例における制御系を機能ブロックで表す図で
ある。
【図4】同例のコントロールユニットにより実行される
制御プログラムの一部を示すものであって、駆動スリッ
プ量算出の制御プログラムの一例を示すフローチャート
である。
【図5】同じく、駆動トルク低減量指令のためのモード
決定を実行する制御プログラムの一例を示すフローチャ
ートである。
【図6】同じく、運転判断のための制御プログラムの一
例を示すフローチャートである。
【図7】同じく、燃料制御の制御プログラムの一例を示
すフローチャートである。
【図8】同例における制御内容の説明に供するタイムチ
ャートで、フューエルカット制御開始時のケ−スにおけ
るタイムチャートの一例を示す図である。
【図9】同じく、モード減少時のケ−スでの一例のタイ
ムチャートである。
【図10】同じく、モード増加時のケ−スでの一例のタ
イムチャートである。
【図11】本発明の他の実施例における制御プログラム
の要部の一例を示すフローチャートである。
【図12】同例における制御内容の説明に供するタイム
チャートの一例を示す図である。
【図13】従来例制御による休止気筒固定型の設定マッ
プを例示する図である。
【図14】従来例での制御内容を示す図である。
【図15】本出願人の先の出願に係る休止気筒スライド
制御の様子を示す図である。
【図16】リカバ時の態様での制御の説明に供する図で
ある。
【図17】更に他の態様での制御の説明に供する図であ
る。
【符号の説明】
1L,1R 2L,2R 3 エンジン 4〜7 車輪速センサ 8 コントロールユニット 11 CPU 12 燃料供給制御装置 13−1〜13−4 気筒 100a 駆動スリップ検出部 100b 駆動トルク低減指令部 100c 運転判断部 100d 燃料制御部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 17/00 - 17/04 F02D 29/00 - 29/06 F02D 41/00 - 41/40 F02D 43/00 - 45/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の出力の低減量を指令する出力
    低減量指令手段と、 斯く指令される指令値に応じて、内燃機関の爆発機会毎
    に運転を休止するか否かの判断を行う運転判断手段と、 該手段により運転を休止すると判断された爆発機会にお
    いて、運転の休止を実行する運転休止実行手段と、 前記運転判断手段による運転判断の結果を、過去の複数
    回分記憶しておく記憶手段とを含み、かつ、 前記の運転判断手段は、前記出力低減量指令手段が現在
    指令している低減量と、該記憶手段が記憶している過去
    の判断結果とを比較し、その結果に応じて今回の爆発機
    会における運転判断を行う手段であり、 前記運転休止実行手段は、出力低減量指令手段より出力
    される指令値が増加した場合には、当該指令値が出力さ
    れた直後に爆発機会となる気筒の運転休止を実行し、当
    該指令値が減少した場合には、当該指令値が出力された
    直後に爆発機会となる気筒の運転休止を実行しない、 ことを特徴とする内燃機関出力制御装置。
  2. 【請求項2】 複数の気筒を有する内燃機関の出力の低
    減量を指令する出力低減量指令手段と、 斯く指令される指令値に応じて、休止させるべき気筒の
    数を算出する算出手段と、 該気筒数に応じて、内燃機関の爆発機会毎に運転を休止
    するか否かの判断を行う運転判断手段と、 該手段により運転を休止すると判断された爆発機会にお
    いて、運転の休止を実行する運転休止実行手段と、 前記運転判断手段による運転判断の結果を、内燃機関の
    有する前記複数の気筒数から1を減じた値の回数分に相
    当する過去の回数分乃至はそれ以上の回数分、記憶して
    おく記憶手段とを含み、かつ、 前記の運転判断手段は、前記算出手段が現在指令してい
    る気筒数と、該記憶手段に記憶されている過去の運転休
    止判断回数とを比較し、その結果に応じて今回の爆発機
    会における運転判断を行う手段である、 ことを特徴とする内燃機関出力制御装置。
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