JP2009278270A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でレーザの出力光量の変動を補正する。
【解決手段】投影面に照射されるレーザ光の走査位置を検出する走査位置検出部と、検出された走査位置に基づき走査タイミングを指示する同期信号を生成し、生成した同期信号に基づき、レーザ光により、投影面において画像の所定領域に対応する部分が走査されているか否かを補正領域検出部412により検出する。補正量導出部413は、補正領域検出部412により、投影面において画像の所定領域に対応する部分が走査されていると検出されるときに、検出されるレーザ光の光量と、所定領域の画像を表示するためにレーザから出力されるべき所定光量との差分に基づき、階調信号を補正し、補正後の階調信号をを用いてレーザを駆動する。
【選択図】図3

Description

この発明は、画像表示装置に関し、特に、レーザ光を被投影面に照射して画像を表示するための画像表示装置に関する。
レーザ光をスクリーン、壁などの被投影面に照射して画像を表示する画像表示装置として、いわゆるレーザプロジェクタがある。レーザプロジェクタでは、フルカラーで画像を再現するには、赤色、緑色、青色の三原色のレーザ光を準備することが必要である。このようなレーザ光を用いた画像表示に係る構成は、次のようなものが提案されている。
特許文献1は、光源の駆動タイミングと変調のタイミングとの同期をとる構成が開示される。そのために、光量を検知するための特別のパターンを準備するが、このパターンが投影されることを防止する構成を開示する。
特許文献2は、光スポットの走査の位置ずれに関する情報を取得する構成を開示する。
特許文献3では、2次元に走査して画像を表示する場合に、走査手段および光源手段が故障したことを、受光手段からの出力信号に基づき検出して、光源手段の駆動を制御する構成を開示する。
特許文献4は、複数光源による光スポットの位置を補正する構成を開示する。
特許文献5は、同期信号を精度よく検出することができ、良好な画質の画像を表示し、観察することができる装置を開示する。
特開2003−005110号公報 特開2007−114526号公報 特開2007−003687号公報 特開2005−242036号公報 特開2005−077431号公報
レーザプロジェクタ装置などのように、レーザ光を被投影面に照射して画像を表示する装置は、光源として、たとえばレーザダイオードを備える。レーザダイオードは、長時間通電された場合には、レーザダイオード自体の温度が変化するので、その温度変化に伴い応答特性が変化することが知られている。つまり、駆動のためにレーザダイオードに印加される電流レベルに対する光の出力量は、温度上昇に伴い低下する。その結果、常温時で所定階調について得られたはずの光量を、温度上昇時には得ることができず、表示画像の画質は低下する。したがって、このような応答特性の変化にかかわらず、簡単な構成で表示画像の画質を適切に維持することが望まれていた。
これに対して、特許文献1は、特別なパターン情報を準備して、当該パターン情報に従いレーザダイオードを駆動することにより出力された光量をモニタし、そのモニタ結果に基づきレーザダイオードの駆動電流の基準値を更新することを提案する。しかし、特別なパターン情報を準備する必要がある。また、当該パターン情報に従う画像が表示されないような特別な制御が必要となる、など構成が複雑である。
また、上述の特許文献2〜5においては、光源の出力変動を補正するための具体的な技術は開示されていない。
それゆえに、この発明の目的は、簡単な構成でレーザの出力光量の変動を補正する画像表示装置を提供することである。
この発明のある局面に従うと、レーザ光を垂直および水平方向に走査しながら投影面に照射して画像を表示する画像表示装置は、駆動信号に基づき駆動されて、画像データに従う階調信号に基づく光量を有するレーザ光を出力するレーザと、投影面に照射されるレーザ光の走査位置を検出する走査位置検出部と、走査位置検出部により検出された走査位置に基づき、レーザの駆動タイミングを指示する垂直同期信号および水平同期信号を生成して出力する垂直水平同期信号生成部と、垂直水平同期信号生成部により生成された垂直および水平同期信号、ならびに画像データに従い画素同期信号を生成し、生成した画素同期信号を前記駆動信号として出力する駆動信号生成部と、垂直および水平同期信号、ならびに画素同期信号を入力し、入力した同期信号に基づき、レーザ光により、投影面において画像の所定領域に対応する部分が走査されているか否かを検出する領域検出部と、レーザが出力するレーザ光の光量を検出する光量検出部と、階調信号を補正する信号補正部とを備える。
信号補正部は、領域検出部により、レーザ光により投影面において画像の所定領域に対応する部分が走査されていると検出されるときに、光量検出部によって検出される光量と、所定領域の画像を表示するためにレーザから出力されるべき所定光量との差分に基づき、階調信号を補正し、補正後の階調信号を前記レーザに出力する。
好ましくは、走査位置検出部は、レーザから前記投影面の所定走査位置に向けて照射されるレーザ光の光路において、レーザ光を検出する光検出部を含み、光検出部によってレーザ光が検出された時点からの経過時間と、所定走査位置とに基づき、レーザ光による投影面における走査位置を検出する。
好ましくは、領域検出部は、入力した同期信号に基づき、レーザ光が照射される投影面における位置を、垂直および水平方向に従う座標で検出する座標検出部と、所定領域に対応する部分を指示する所定の座標と、座標検出部により検出された座標とを比較し、比較結果を出力する座標比較部とを含み、比較結果は、レーザ光により、投影面において画像の所定領域に対応する部分が走査されているか否かを指示する。
好ましくは、信号補正部は、領域検出部により、レーザ光により投影面において画像の所定領域に対応する部分が走査されていると検出されるときに、差分と、常温時においてレーザが出力するレーザ光が有する光量と階調信号のレベルとの相関関係を示す所定の特性値とに従い、階調信号を補正する。
好ましくは、画像データは、表示するべきコンテンツに対応するソース画像のデータと、画像表示装置に外部から指示を与えるために表示される画像表示装置に固有のインターフェイスの画像のデータとを含み、所定領域はインターフェイスの画像に対応する領域を指す。
好ましくは、インターフェイスの画像に対応する領域は、ソース画像とインターフェイスの画像とを区分するために、インターフェイスの画像を囲む枠状の領域を指す。
好ましくは、インターフェイスの画像に対応する領域は、インターフェイスの画像の背景となるべき画像を表示する領域を指す。
好ましくは、所定領域は、インターフェイスの画像に対応する領域の一部または全部を指す。
本発明によれば、表示するべき画像の所定領域における既知の画像データを用いて、レーザの駆動信号を補正することができる。これによって、所定領域を除く他の領域の画像を表示するためのレーザ光出力期間において、レーザの出力光量の変動が生じても、出力変動を補正して、レーザ光出力制御の精度を向上させることができる。その結果、出力変動を補正するための特別な画像パターンを準備しなくとも、レーザの出力変動によって生じる表示画像の階調表現誤差が低減されるので、構成を簡単にしながら表示画像の品質を高めることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部分には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1には本実施の形態に係る画像表示装置の概略構成が示される。画像表示装置は、光源より出力された光を、投影面112上において、二次元的に走査することにより、画像データに従う画像を形成し表示する。走査する方向は、水平走査方向と垂直走査方向からなる。表示動作において、画像表示装置は、光源であるレーザダイオード(以下、LD(Laser Diode)という)の出力の変動を補正する。
ここでは、説明を簡単にするために、投影面112の表示領域と画像データが指す画像の形状およびサイズは対応関係を有する。両者は、直交する2本の線分(X軸とY軸とする)によって規定される2次元座標の平面領域であるとする。X軸が延びる方向は水平走査方向に対応し、Y軸が延びる方向は垂直走査方向に対応する。
本実施の形態では、画像表示装置による表示動作においては、たとえば図10(A)〜(C)に示すように、画像は、投影面112上のソース画像表示領域62とUI(User Interface)表示領域63において表示される。ソース画像表示領域62には、表示するべきコンテンツ(放送番組、映画等)に独自の画像が表示される。UI表示領域63には、ユーザが当該画像表示装置を操作するための指示データの画像が表示される。ユーザは、UI表示領域63に表示されている当該指示データを入力することによって、画像表示装置を操作することができる。
UI表示領域63では、画像表示装置のメモリに予め格納された固有の画像(以下、固有画像と呼ぶ)のデータに従い、固有画像が表示される。UI表示領域63はLDの出力の変動を補正するために用いられる補正領域64を有する。
補正領域64は、図16(A)と(B)のように、UI表示領域63をソース画像表示領域62と区分するために、UI表示領域63を囲む枠状の領域(図中、斜線で示す領域)を指す。または、図16(C)のように、UI表示領域63内において指示データの画像の背景となるべき画像を表示する領域(図中、斜線で示す領域)を指す。
なお、説明を簡単にするために、本実施の形態では、領域の配置は図10(A)のようであると想定する。
画像表示装置は、固有画像に従いレーザ光を投影面112において走査する期間の一部、すなわち補正領域64の画像データを変調した結果に基づきLDを発光駆動していると検出されるときにおいて補正動作を行なう。つまり、画像データ上の補正領域に対応する特定の位置に存在する特定パターンに従いレーザを照射するタイミングを検出し、検出したタイミングにおいて光量をモニタし、モニタ結果に基づきレーザを駆動するための信号(レーザ駆動信号という)を補正する。補正は、この特定パターンに対応する補正領域64の画像表示のために照射されるレーザ光の強度を測定し、その測定結果に基づきレーザの出力レベルが、補正領域64の画素値に応じた適正なレベルとなるように、レーザ駆動信号を補正する。これにより、レーザの出力変動が補正される。ここでは、レーザ光の強度は輝度に相当し、照射光量によって示される。
図1を参照して画像表示装置は、光源として赤色レーザ光を出力するLDである赤レーザ354、緑色レーザ光を出力するLDである緑レーザ356および青色レーザ光を出力するLDである青レーザ357を備える。さらに、各レーザから出力された3つのレーザ光を入力して合成して出力する光合成部3612、光合成部3612から出力された合成後の光(3色の光が混合した光)を入力し、入力した光を2方向に分割して出力するビームスプリッタ363、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を利用して振動されるミラー372、PD(Photo Diode)からなるフォトディテクタ370およびシステム制御部400を備える。
ミラー372は、MEMSによって振動させられることにより、ミラー面に入射し、ミラー面で反射するレーザ光の投影面112におけるスポットの移動を実現する。つまり、ミラー372は、システム制御部400から与えられるミラー駆動信号440により振動させられる。振動によって、ミラー面に入射するレーザ光の反射角度が変更させられるので、ミラー372において反射して投影面112に照射されるレーザ光のスポットの位置が制御される。画像表示動作においては、ミラー372は、与えられるミラー駆動信号440に基づき振動させられる。振動に連動して、ミラー面において反射して投影面112に照射されるレーザ光のスポットはX軸およびY軸に従う方向に移動させられる。これにより、図1に示すように、投影面112の左上端(座標の原点)から右下端にかけて矢印方向にスポットが移動して、画像が投影面112に表示される。
ビームスプリッタ363は、光合成部3612から出力されるレーザ光を入力し、分光し、分光された後の一方のレーザ光をミラー372に出力し、他方のレーザ光をフォトディテクタ370に出力する。ビームスプリッタ363からミラー372側に出力されるレーザ光は、投影面112において画像を表示のための十分な光量を有する。
フォトディテクタ370は、レーザ光を入力すると、光電変換により、入力したレーザ光の光量に応じたレベルの電流信号である光検出信号390を、システム制御部400に出力する。光検出信号390はレーザ光の強度を示す。
図2(A)と(B)には、本実施の形態に係るフォトディテクタ370の構成例が示される。図2(A)を参照してフォトディテクタ370は、赤色の波長の光、緑色の波長の光および青色の波長の光のそれぞれに対応して、対応する光を検出するための領域381、382および383を有する。これら領域のそれぞれは、フォトダイオード384とカラーフィルタ385が一体的に構成されてなる。具体的には、各領域においては、フォトダイオード384の受光面に、カラーフィルタ385が一体的に装着されている。各領域のカラーフィルタは、当該領域に対応した波長の光のみを通過させるための特性を有している。したがって、各領域には、対応する色の光のみが当該カラーフィルタ385を通過して、フォトダイオード384によって検出される。領域381〜383おいてフォトダイオード384によって検出された光は、その受光量に応じた電流信号である光検出信号391〜393に変換されて出力される。光検出信号390は光検出信号391〜393を含む。
ここでは、補正領域64の画素は、赤、緑および青の3原色からなると想定しているので、フォトディテクタ370は図2(A)の構成としたが、これに限定されない。たとえば、図2(B)に示されるような簡単化された構成としてもよい。
図2(B)では、フォトディテクタ370は、カラーフィルタ385に代替して画像表示装置が有するLDが照射する波長の光をすべて透過させる特性を有したフィルタ386を備えて、フィルタ386とフォトダイオード384によって構成されてもよい。フォトダイオード384の受光面に当該フィルタ386が一体的に形成される。この場合には、後述の光出力補正部404は、各LDの駆動信号の補正量をそれぞれ異なる時間に検出し、更新をするように動作する。
図3を参照して、システム制御部400は大きく分けて光源制御部401、投影面112におけるレーザ光の走査を制御する走査制御部402、統括制御部403およびタイミング制御部422を備える。
光源制御部401は、光出力補正部404、レーザ354、356および357のそれぞれの駆動を制御するレーザ制御部411、変調部421およびメモリ420を含む。光出力補正部404は、補正領域検出部412および補正量導出部413を含む。
走査制御部402は、ミラー372を振動させてミラー面の傾きを制御するためのミラー駆動制御部416を含む。
統括制御部403は、他の各部を制御するCPU(Central Processing Unit)418およびメモリ420を含む。CPU418は、タイミング制御部422、走査制御部402および光源制御部401の各部を制御する機能を有する。
タイミング制御部422は、後述するクロック回路4221およびミラーモニタ部4222を含む。
画像表示装置は、統括制御部403に関連して操作パネル430および外部メモリI/F(インターフェイスの略)431をさらに備える。操作パネル430は、ユーザが装置の動作を制御するための指示をCPU418に入力するために操作されるボタン、スイッチなどからなる。外部メモリI/F431は、図示のない外部のメモリから読出されたデータ433を入力してCPU418に与える。CPU418は、入力したデータ433をメモリ420に格納する。データ433は、図16(A)〜(C)に示すような領域62の画像を表示するための画像データを指す。
光出力補正部404は、タイミング制御部422から与えられる位置信号423、CPU418による制御信号ならびにフォトディテクタ370から与えられる光検出信号390に基づき、レーザ制御部411の動作を制御する。
画像を表示するとき、CPU418によりメモリ420から領域62〜64の画像データが読出される。メモリ420の画像データは画素単位での階調を指す階調データ、フレームレート、画像サイズ、画像解像度、水平走査1ライン分の画素数などのデータからなる。
CPU418が、内部で発生させたクロックCLKに同期してメモリ420から読出した階調データを変調部421に与える。変調部421は、与えられる階調データを変調した後にレーザ制御部411に与える。また、タイミング制御部422により生成される後述の画素同期信号523は変調部421を介して変調がされた後にレーザ制御部411に与えられる。したがって、レーザ制御部411は、与えられる階調データに従う変調後の信号451、452および453に基づき各LDの発光量を制御するとともに、与えられる変調後の画素同期信号523に同期して各LDの発光タイミングを制御する。
タイミング制御部422は、ミラー372を振動させるための信号を生成し、ミラー駆動制御部416に与える。ミラー駆動制御部416は、与えられる信号に基づきミラー372を制御する信号を生成し、ミラー372に出力する。当該制御信号によってミラー372の振動が制御される。また、タイミング制御部422はレーザ光の投影面112における走査位置、すなわちLDの発光が照射するべき位置を指す位置信号423を検出し、補正領域検出部412に出力する。
位置信号423の検出について説明する。画像表示装置は、光源と、光源より出力された光を投影面112上でXY2次元方向に走査する走査デバイスを備える。具体的には、光源はレーザ354、356および357であり、走査デバイスはミラー372に相当する。
投影面112上で光ビームがXY2次元方向に移動するようにミラー372を振動させて、光スポットが水平ラインを重ねながら矩形領域を形成するような軌跡を取るように、光スポットを走査する。図4を参照すると、投影面112の左上端から右下端方向に走査を進めるとした場合に、光源から出力された光スポットが(X0,Y0)、(X1,Y0)、(X2,Y0)、…、(Xm、Y0)、(Xm、Y1)、…、(X0,Y1)、(X0,Y2)…と通過するように、走査が行なわれる。ここで、この走査する領域の一部が投射領域(画像を表示するための領域)に相当する。
投射領域は、画像データの画素pixel(0,0)〜pixel(m,n)に対応する複数の区画で構成されると想定する。各画素に対応する区画を光が走査するタイミングで、各画素に応じた階調に従う光を出力するように光源を駆動することにより、投影面112において画像が形成される。このように本実施の形態では、投影面112における光の走査に従い光源が駆動される。以下、これを具体的に説明する。
図5を参照して、ミラー駆動制御部416は、ドライバ回路4161、クロック分周部4162、DAC(デジタルアナログコンバータ)4163およびメモリ4164、ならびにメモリ4164に関して設けられるI/F(インターフェイスの略)4165を備える。ミラー駆動制御部416による、ミラー372の振動を制御する信号の生成について説明する。
ミラー駆動制御部416は、ミラー372を振動させるための駆動信号440として、水平方向にミラー372を振動させるための水平駆動信号441と、垂直方向にミラー372を振動させるための垂直駆動信号442とを生成し出力する。
図6には、水平駆動信号441と垂直駆動信号442と同期信号のタイミングチャートが模式的に示される。
まず、水平駆動信号441の生成について説明する。
ミラー372を水平方向に共振駆動させるために、クロック分周部4162は、タイミング制御部422のクロック回路4221から供給されるクロック443を入力し、入力したクロック443を所定の分周比に従い分周して出力する。これにより、ミラー372を水平方向に振動周波数である共振周波数と同じ周波数を有する矩形波信号が生成されて、ドライバ回路4161へ出力される。ドライバ回路4161は、与えられる矩形波信号を入力し、増幅、波形成形などし、水平駆動信号441(図6参照)を生成し出力する。ここで、ミラー372の水平方向の共振周波数は、ミラー372に固有の値であり、画像表示装置が投影面112に映し出す画像の解像度に応じた共振周波数となっている。したがって、クロック分周部4162の分周比は、CPU418がメモリ420から読出した画像の解像度データに応じて予め決められている。
垂直駆動信号442の生成について説明する。
ミラー372は、垂直方向の振動に関して、DC(直流電流)信号に従い駆動される。垂直方向1往復走査に相当する駆動パターンデータDPDはメモリ4164に予め格納されている。駆動パターンデータDPDを図7に模式的に示す。駆動パターンデータDPDは、1フレームの走査時間FTに対応付けられた駆動信号レベルのデータを示す。1フレーム走査時間FTは開始および終了時点(図7の時点STおよびET)で指示されて、メモリ420から読出したフレームレートに従い決定される。フレーム走査時間FTの開始時点(図7の時点ST)においては、投影面112における光のスポットは、図4の(X0、Y0)に位置し、駆動信号レベルが駆動波形の底に相当する値を指示する時点(図7の時点BT)においては、図4の(Xm、Yn)に位置する。
メモリ4164から、I/F4165が、クロック分周部4162から入力するクロック444に同期して駆動パターンデータDPDを読出す。読出された駆動パターンデータDPDは、DAC4163に与えられる。DAC4163は、クロック分周部4162から入力するクロック444に同期して、駆動パターンデータDPDをアナログ信号に変換してドライバ回路4161に出力する。ドライバ回路4161は、DAC4163から与えられる駆動パターン信号を入力して、クロック444に同期して入力信号を波形成形、増幅などして出力する。この結果、ドライバ回路4161からは垂直駆動信号442(図6を参照)が生成されて出力される。
ここで、クロック444は、タイミング制御部422から供給されるクロック信号443をクロック分周部4162によって分周することにより生成されたものである。クロック444は、1/フレームレートの時間内(図7の1フレーム走査時間FTに相当する)に、上述の駆動パターンデータDPDを用いてミラー372を往復動作させることができるような周波数の信号である。また、駆動パターンデータDPDは、投影面112を光のスポットが垂直方向に走査中の期間において、リニアにミラー372を動作させるための波形形状を有する。具体的には、図7に示すように、垂直方向に1往復走査する期間(周期)の終わりに、水平駆動信号との同期を取るための期間SSTが存在する。
図8を参照して、タイミング制御部422が有するミラーモニタ部4222について説明する。
ミラーモニタ部4222は、垂直位置検出部4223、水平位置検出部4224、垂直同期信号生成部4225、水平同期信号生成部4226および画素同期信号生成部4227を備える。
画像表示装置には、ミラー372に関連して、ミラー372の動きをモニタするためにフォトディテクタ4228が設けられる。フォトディテクタ4228は、図2(B)と同様の構成を有し、図9に示すように、ミラー372において反射した光が投影面112に進行する光路の途上に設けられる。
水平位置検出部4224による水平方向の光走査位置の検出について説明する。
フォトディテクタ4228は、投影面112上の水平方向の所定の走査位置(以下、所定水平位置という)に向けて、ミラー372から反射した光が進む光路上に固定して設けられている。フォトディテクタ4228が取付けられるべき位置は、実験などにより予め検出されたものである。
フォトディテクタ4228は、投影面112の所定水平位置に向けて出力された光ビームを受光すると、応じて検出信号を水平位置検出部4224に出力する。水平位置検出部4224は、フォトディテクタ4228から当該検出信号を入力すると、入力したタイミングを所定水平位置に光スポットが照射されたタイミングであると検出する。ここで、ミラー372は共振駆動されるため、水平位置検出部4224は、予め記憶しておいたデータD1と、フォトディテクタ4228を光が通過したときからの経過時間とに基づき、投影面112における現在の光ビームの水平方向のスポット位置を検出することができる。データD1は、投影面112上の所定水平位置を指示するデータである。また、経過時間はCPU418から与えられるクロックCLKに基づき計時される。クロックCLKはCPU418がメモリ420から読出した画像データの解像度、フレームレートのデータに基づき生成して出力する。したがって、水平位置検出部4224が検出する位置は、図4の左側の位置(X0、Y0)〜(Xm、Ym)のいずれかの位置を指す。
垂直位置検出部4223は、投影面112における垂直方向の現在のスポット位置を検出する。垂直位置検出部4223は、クロック444に同期してメモリ4164から時系列に順次に読出される垂直駆動パターンデータDPDを入力し、入力する垂直駆動パターンデータDPDが有する時間データに基づき、垂直方向の現在のスポット位置を検出する。この時間データは、図7の横軸の時間成分に対応するデータを指す。
以上のように、ミラー372の共振振動による投影面112における光の走査位置を検出することができる。
次に、光源の駆動タイミングを指示するための垂直同期信号521、水平同期信号522および画素同期信号523の生成方法について説明する。
垂直同期信号生成部4225は、垂直同期信号521を生成して出力する。具体的には、垂直同期信号生成部4225は、垂直位置検出部4223から出力された垂直走査位置検出信号と、水平位置検出部4224から出力された水平走査位置検出信号とを入力し、入力したこれら信号に基づき、投影面112の垂直最上部(水平同期取り区間に相当)に光スポットを位置させるようにミラー372が位置しており、かつ1フレームの走査時間が経過しており、所定水平位置を光が通過したことが検出されていると検出したとき、パルス信号を出力する。このパルス信号は、図6の垂直走査期間VTSを指示する垂直同期信号Vに相当する。
水平同期信号生成部4226は水平同期信号522を生成して出力する。具体的には、水平同期信号生成部4226は、水平位置検出部4224から出力された水平走査位置検出信号を入力し、入力した信号に基づき、所定水平位置を光ビームが通過したことを検出した時点から、入力するクロックCLKが計時する所定の遅延時間が経過したときパルス信号を出力する。このパルス信号は、図6の水平走査期間HTSを指示する水平同期信号Hに相当する。
水平同期信号を生成するために用いる、この遅延時間は、画像表示装置毎に有しているテーブル4229から読出したデータに基づき決定される。つまり、水平同期信号生成部4226のテーブル4229には、水平駆動信号441の周波数それぞれと、対応する遅延時間のデータとが予め格納されている。水平同期信号生成部4226は、ミラーモニタ部4222から入力する水平駆動信号441を入力し、その周波数を検出し、検出した周波数に基づきテーブル4229を検索して対応する遅延時間のデータを読出す。
画素同期信号生成部4227は、画素同期信号523を生成して出力する。画素同期信号523は図6のクロックパルス信号Pで示される。図4を参照すると、画素同期信号523は、表示するべき画像を構成する各画素pixel(0,0)〜pixel(m,n)の値を、変調部421により変調した結果に従いLDを駆動するタイミングを示す信号を指す。
具体的には、画素同期信号生成部4227は、上述した水平駆動信号441を入力し、入力した水平駆動信号441の周波数を検出する。そして、検出した周波数に基づき、光スポットが投影面112の水平走査1ラインを通過するのに要する時間tを検出する。そして、検出した時間tを水平走査1ライン分の画素数で割った(除した)時間を検出する。検出した当該時間は、クロックパルス幅に相当する。なお、クロックパルス幅を検出するのに用いる水平走査1ライン分の画素数は、CPU418がメモリ420から読出した画素数データ4331により指示される。
画素同期信号生成部4227は、水平同期信号生成部4226から出力される水平同期信号522を入力する。入力した水平同期信号522に基づきパルス信号(図6の水平同期信号H)を検出する毎に、上述のクロックパルス幅に従うクロックパルス信号Pを連続して生成し出力する。したがって、このクロックパルス信号Pは、図6の1水平走査期間HTSにおいて水平走査1ラインの画素数分だけ出力される。
図10を参照して、補正領域検出部412の構成について説明する。補正領域検出部412は、補正量導出部413を動作させるタイミングをコントロールするために、座標比較部500、補正領域指定レジスタ部501、Yカウンタ502およびXカウンタ503を備える。補正領域検出部412は、補正量の導出に使用する画素パターン領域である補正領域64のデータを変調した結果に基づきLDを駆動するタイミングを検出する。
補正領域指定レジスタ部501は、投影面112に照射される1フレームの画像ごとに、補正領域64を指示するための信号510、511および512を出力する。信号510、511および512のそれぞれは、赤、緑および青のそれぞれのレーザ光の信号に対応する。
座標比較部500は、図5に示すように、赤色、緑色および青色のそれぞれのレーザ光に対応して座標比較器601、602および603を備える。
Yカウンタ502およびXカウンタ503それぞれは、投影面112におけるY軸が延びる垂直方向およびX軸が延びる水平方向それぞれに従う走査位置を画素単位で指定するための信号504および505を出力する。信号504および505で指定される走査位置は、投影面112に照射されるべきレーザ光のスポット位置に対応する。
Yカウンタ502は、1フレームの走査期間(1垂直走査期間)を指示する垂直同期信号521を入力するリセット端子520を有し、そして、X軸方向における1水平走査期間を指示するための水平同期信号522を入力する毎にカウント動作をしてカウント値を指す出力信号504を座標比較部500に出力する。動作において、リセット端子520に垂直同期信号521が与えられて1フレームの画像表示の終了が指示されると、Yカウンタ502のカウント値はリセットされて、出力信号504はリセットされる。
Xカウンタ503は、1水平走査期間を指示する水平同期信号522を入力するリセット端子530を有し、そして、走査すべき画素の位置を指示するための画素同期信号523を入力する毎にカウント動作をしてカウント値を指す出力信号505を座標比較部500に出力する。動作において、リセット端子530に水平同期信号522が与えられて1水平走査期間の終了が指示されると、Xカウンタ503のカウント値はリセットされて、出力信号505はリセットされる。
垂直同期信号521、水平同期信号522および画素同期信号523はタイミング制御部422から与えられる、現在の画像の走査位置を画素単位で指す画像データに基づく位置信号423に対応する。位置信号423は、画素(図4のpixel(0,0)〜(m,n)のいずれかの画素)を表示する場合において、投影面112におけるレーザ光のスポット位置を指示する。したがって、出力信号504と505によって、投影面112におけるレーザ光が照射するべき位置(スポット位置)が出力信号505と504が指すカウント値に対応のアドレス(x、y)で指示される。
座標比較部500は図11に示すように、補正領域指定レジスタ部501、ならびに赤色レーザ光、緑色レーザ光および青色レーザ光のそれぞれに対応した座標比較器601、602および603のそれぞれを有する。各比較器には、出力信号504と505が並行して与えられる。また、座標比較器601、602および603には、補正領域指定レジスタ部501から補正領域64を指示する投影面112におけるアドレス(x、y)を指す信号510、511および512のそれぞれが与えられる。補正領域レジスタ部501は、図示のない内部のレジスタに予め格納された図16(A)の領域64の投影面112における対応部分の座標を指示するアドレス(x、y)を読出して、信号510、511および512として出力する。
ここでは、画像はフレーム単位で表示される。たとえば、画像は1秒間あたり60枚のフレームから構成されて、各フレームは、図16(A)の配置に従う領域62、63および64を有する。ここでは、説明を簡単するためにフレームは直交するX軸およびY軸で規定される2次元平面の矩形状の画像に相当し、投影面112も矩形状であると想定する。
座標比較器601、602および603それぞれは、信号510、511および512が指す補正領域64に対応する部分のアドレス(x、y)と、信号504および505によって指示される現在のレーザ光の投影面112におけるスポット位置に対応のアドレス(x、y)とを比較する。比較結果に基づき、補正量を導出すべきタイミングを指示する補正タイミング指示信号506、507および508を生成し、出力する。座標比較器601、602および603それぞれは、垂直同期信号521が与えられており、垂直同期信号521が指示する1フレームの表示が終了する(1垂直走査期間終了)毎に、出力信号がリセットされる。
具体的には、上述の比較結果に基づき、上述の両アドレスは一致することを検出すると、すなわち投影面112の補正領域64に対応する部分が、現在、レーザ光によって走査されていると検出すると、補正タイミング指示信号506〜508をレベル“H”にして出力する。両アドレスは一致しないと検出すると、すなわち投影面112の補正領域64に対応する部分以外の領域が、現在、レーザ光によって走査されていると検出すると、補正タイミング指示信号506〜508をレベル“L”にして出力する。したがって、補正タイミング指示信号506〜508のそれぞれのレベル“H”の期間は、補正領域64に対応する特定の位置に存在する特定パターンに従いLDが駆動されてレーザ光を照射するべきタイミングを指示する。この期間では、対応する色のレーザ光を照射するLDの出力の変動を補正するタイミングであることが指示される。
図12には、補正領域検出部413が検出する補正領域の一例が示されて、図13には、図12の補正領域を検出する際の補正領域検出部413の動作を説明するためのタイミングチャートが示される。図12を参照して、フレームは(Pxs,Py)と(Pxe,Py)との2点の座標を結んだ線分上の画素の並びで指示される補正領域700を有すると想定する。ここでは説明のために補正領域700を単純化して示したが、補正領域700についての処理は補正領域64について同様に適用できる。
図13を参照すると、X軸方向の走査を指示する信号505においては、1フレームの走査期間において投影面112のX軸方向の座標PxsおよびPxeを定期的に通過する。また、Y軸方向の走査を指示する信号504は、1フレームを走査する期間において、図13のように変化する。したがって、たとえば座標比較器601から出力される図13の信号506は、図12の補正領域700を指示する期間のみにおいてレベル“H”となり、その他の期間においてはレベル“L”となって出力される。このレベル“H”となっている期間が、補正領域700を指示する期間である。すなわち、画像データ上の補正領域700に対応する特定の位置に存在する特定パターンに従いLDが駆動されてレーザ光を照射するタイミングを指示する期間として、補正量導出部413に通知される。他の信号507および508についても同様である。
図14(A)と(B)を参照し、補正量導出部413について説明する。補正量導出部413は、レーザ駆動信号の補正量を導出するために、増幅部509、ならびに赤色レーザ354、緑色レーザ356および青色レーザ357のそれぞれに対応して補正量導出器581、582および583を有する。各補正量導出器は、テーブル571〜573のそれぞれを格納し、対応する色の光の座標比較器から出力された信号506、507、508のそれぞれを入力する。また、対応の色の光の光検出信号391、392および393が、増幅部509を介して増幅された後に与えられる。増幅後の光検出信号391、392および393は電圧信号を指す。さらに、各補正量導出器には、メモリ420に予め格納された基準データが変調部421によって読出されて基準信号491、492および493に変換されて与えられる。
動作において、補正量導出器581、582および583のそれぞれは、光検出信号391、392および393のそれぞれと、基準信号491、492および493のそれぞれとの信号レベルの差分を検出し、当該差分に基づきテーブル571〜573のそれぞれを検索する。検索によりテーブルから読出したデータは、補正量指示信号591、592および593のそれぞれとして出力される。テーブル571〜573のデータについては後述する。
ここで、補正量導出器581、582および583による補正量導出の手順について説明する。補正量導出器581、582および583のそれぞれは同様の構成および動作をするので、ここでは、補正量導出器581を例に、図15を参照して説明する。
補正量導出器581は、入力する補正タイミングを指示する信号506がレベル“H”の期間において補正量を新たに導出するように動作する(図15の補正量更新期間601を参照)。補正量更新期間601においては、補正量導出器581は、フォトディテクタ370から出力された光検出信号391と、与えられる基準信号491とを比較し、比較結果が示す両方の信号レベルの差分に基づいて補正量を生成して、補正量指示信号591として、レーザ制御部411に出力する。補正量更新期間601において導出された補正量は、直後の補正量ホールド期間(図15の期間602)においては保持されて出力される。次の補正量更新期間601が開始されるまでは、当該補正量は保持される。
したがって、画像データ上の補正領域700にレーザ光を照射するタイミングが指示されるごとに、新たな補正量が導出される。ここで、補正領域700における画素を構成する各色のレーザ光の階調レベルは予め決められているので、基準信号491は、この予め決まった階調レベルを指示する電圧信号である。補正量導出器581は、光検出信号391と基準信号491との電圧レベル同士を比較し、その差分に応じた電圧信号を補正量指示信号591として出力する。
ここで、図17を参照して、補正量導出器581による補正量の決定の手順について説明する。図17には、LDのスロープ効率(出力する光強度/駆動電流I(mA))が示される。図17に示すようにLDに印加される閾値電流およびスロープ効率(出力する光強度/駆動電流I(mA))は、LD素子自体の温度変化の影響で変化する。つまり、LDは、通電されている時間が長くなるに従いジャンクション部で発熱が起こり素子自体の温度が上昇する。この温度上昇に従い出力可能な最大光強度が低下し、LDの動作範囲は小さくなる。この動作範囲は、画像表示においては階調を制御するための階調制御領域E1、E2に相当する。図17では、LDが常温時にはスロープ効率は直線H1に従い変化するが、温度上昇時にはスロープ効率は直線H2に従い変化する。
したがって、たとえば画像を画像データが指示する階調データに従い0〜255階調に従い表示すると想定した場合に、常温時には、LDは閾値電流I1を印加すると発光を開始し、以降、駆動電流Iを増加させることで、最大255階調(最大輝度MAX)までを表示することができる。閾値電流I1からこの最大階調を表示するときの印加電流までの範囲を階調制御領域E1と称し、階調制御領域E1が示す範囲で駆動電流Iを制御することで階調“0”から階調“255”までを表示することができる。
一方、長時間通電などによりLD自体の温度が上昇するとスロープ効率は直線H2に従うように変化する。つまり、LDは閾値電流I2(>I1)を印加すると発光を開始する。したがって、温度上昇時に、駆動電流Iを階調制御領域E1内において制御しても所望の階調を表示することはできない。たとえば、階調“255”を表示するために階調制御領域E1内の最大駆動電流Iを印加したとしても、LDの照射光の光強度LはCN(<MAX)しか得られず、差分D(MAX−CN)だけ強度は低下する。したがって、温度上昇時に、常温時の特性である直線H1に従い駆動電流Iを制御したも、画像データにより指定される階調に従って画像を表示することができず、表示画像の画質は劣化する。
これを回避するために、本実施の形態では、補正量更新期間601ごとに、各LDの駆動電流Iを補正する。つまり、補正領域64の画像は所定階調で表示されることを利用して、当該画像を表示するためにLDから実際に出射された光量を指す光検出信号391〜393と、当該所定階調に従い画像を表示するために必要とされるLDからの出射光量を指す基準信号491〜493との差分(図11の差分Dに相当)を、補正量導出部413によって検出し、検出した差分に応じた調整量D1(図11を参照)を用いて駆動電流Iを補正する。
補正量導出部413の補正量導出器581〜583のそれぞれはテーブル571、572および573それぞれに、上述の差分(図11の差分Dに相当)を指す複数の差分データ574と、各差分データ574に対応して調整量データ575(調整量DXに相当)を予め格納する。
図17に示す駆動電流Iと光強度Lの常温時の相関関係(直線H1で示す関係)を指す特性値は実験などにより検出されて、検出した値に基づき各種差分のデータ574と、対応する調整量のデータ575とが検出されて、テーブル571、572および573に予め格納される。補正量導出器581〜583のそれぞれは、光検出信号391、392、393と、直線H2に従う基準信号491〜493との差分を検出して、検出した差分に基づきテーブル571〜573のそれぞれを検索し、対応する調整量データ575を読出す。そして読出した調整量データ575を指示する補正量指示信号591〜593を生成して出力する。これにより、補正量指示信号591〜593を用いて、LDの駆動信号についてLDの温度変化などの特性に起因した出力変動を補うことができる。
図18を参照してレーザ制御部411は、レーザ354、356および357に対応してR用制御部441、G用制御部442およびB用制御部443を含む。R用制御部441、G用制御部442およびB用制御部443は同じ構成および動作をするので、ここでは、R用制御部441について説明する。
R用制御部441は、新たな補正量を指示する補正量指示信号591を入力すると、前回の補正量更新期間601に検出されて与えられて保持していた補正量を破棄して、今回、新たに入力した補正量指示信号591が指示する補正量に従い、階調データ451が指示するLDの駆動電流Iを更新して(たとえば、増加させて)、更新後の駆動電流Iを赤レーザ354に出力する。新たに入力した補正量指示信号591が指示する補正量は保持される。これにより、赤レーザ354は、図17に示す階調制御領域E2において階調制御が可能なように駆動電流Iが供給される。したがって、ソース画像表示領域62を含む投影面112の全ての表示領域において、表示画像の正確な階調表示が可能となり、画質劣化を回避できる。
図19には、本実施の形態に係る処理手順のフローチャートが示される。このフローチャートに従うプログラムは、予めメモリ420に格納されており、CPU418が当該プログラムをメモリから読出し、実行することにより、画像表示装置の各部が制御されて、当該フローチャートに従う処理が実現される。このフローチャートは画像を構成するフレーム毎に繰返される。
まず、CPU418は、メモリ420から、領域62〜64に対応する画像データを、読出して、各部に与える。これにより、投影面112に対して、変調部421による変調後の当該画像データに従ったレーザ光の照射がなされて、図16(A)の画像が表示される(ステップS3)。
次に、信号504および505が、補正領域検出部412のYカウンタ502およびXカウンタ503のカウント動作によって生成される。これにより、投影面112における現在のレーザ光のスポット位置の検出がされる(ステップS5)。
続いて、座標比較部500は、補正領域指定レジスタ部501からの入力信号510〜512および、信号504および505とに基づき、現在、投影面112におけるレーザ光のスポット位置が、補正領域64に該当するかを検出する(ステップS7)。現在は、補正領域64を照射するタイミング(期間)ではないと検出されると(ステップS7でNO)、処理は、後述のステップS15の処理に移る。
一方、補正領域64を照射するタイミング(期間)であることが検出されると(ステップS7でYES)、補正量導出部413によって補正量が導出されて、導出された補正量を指す補正量指示信号591〜593はレーザ制御部411に与えられる(ステップS9)。
レーザ制御部411は、赤色光、緑色光および青色光のそれぞれのレーザ354、356および357について、変調部421を介して与えられる画像データの階調が指示する信号451〜453と、補正量指示信号591〜593とに基づき、駆動電流Iを調整する(ステップS11)。次の補正領域が検出されるまでは、すなわち次の補正量更新期間601が検出するまでは、補正量指示信号591〜593が指示する補正量が保持される(ステップS13)。
続いてCPU418は、タイミング制御部422が出力する垂直同期信号521に基づき1フレームの走査が終了したか否かを検出する(ステップS15)。1フレームの走査の終了でないと検出されると、次の補正領域64の画像データを変調した結果に基づきLDが駆動される期間を検出するために、処理はステップS5に移る。したがって、補正領域64を光スポットが走査する期間が検出される毎に、補正量導出部413によって検出される補正量は更新される。
一方、1フレームの走査が終了したと検出されると(ステップS15でYES)、一連の処理は終了する。
本実施の形態によれば、画像表示装置の固有画像に含まれている既知の画素パターンを用いてLDの駆動電流Iを調整することができる。これによって、表示領域62のレーザ光投射期間においてLDの出力変動が生じても、たとえばLDの特性ゆえに出力変動が生じてもそれを補正して、レーザ光出力制御の精度を向上させることができる。その結果、LDの出力変動によって生じる表示画像の階調表現誤差が低減されて、表示画像の品質を高めることができる。
本実施の形態では、UI表示領域63の枠である補正領域64またはUI表示領域63の背景画像の補正領域を例示したが、これら領域の全てに限定されず、これら補正領域のの一部を選択して補正領域に割当てもよい。つまり、画像表示装置固有のインターフェース画像あるいはインターフェース画像の全部または一部を割当てるようにしてもよい。
また、図16(A)〜(C)のいずれの補正領域を用いるかは、画像表示装置の操作パネル430をユーザが操作して、CPU418に対して選択的に切替え指示を与えるようにしてもよい。
または、補正領域はLDの発光色(赤、緑、青)毎にそれぞれ個別に割当ててもよい。または、1フレームに複数回補正を行なえるように複数の補正領域を配置してもよい。
また、本実施の形態では、フレーム毎に補正量指示信号591〜593を導出しているが、これに限定されない。たとえば、複数フレームにわたって検出した補正領域での光量に基づき、複数フレーム毎に補正量指示信号591〜593を変更するように構成してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係る画像表示装置の概略構成図である。 (A)と(B)は、本実施の形態に係るフォトディテクタの構成の一例を説明する図である。 本実施の形態に係るシステム制御部の機能構成を示す図である。 本実施の形態に係る光スポットの走査について説明する図である。 本実施の形態に係るミラー駆動制御部の構成を示す図である。 本実施の形態に係る駆動信号と同期信号のタイミングを示す図である。 本実施の形態に係る駆動パターンデータについて示す図である。 本実施の形態に係るミラーモニタ部の構成を示す図である。 本実施の形態に係るミラーに関連して設けられるフォトディテクタを説明する図である。 本実施の形態に係る補正領域検出部の構成例を示す図である。 本実施の形態に係る座標比較部の構成を示す図である。 本実施の形態に係る補正領域検出部が検出する補正領域の一例を示す図である。 図12の補正領域を検出する際の補正領域検出部の動作を示すタイミングチャートである。 (A)と(B)は本実施の形態に係る補正量導出部の構成を示す図である。 本実施の形態に係る補正量の更新と保持のタイミングを示す図である。 (A)〜(C)は投影面における補正領域の配置を示す図である。 本実施の形態に係るレーザダイオードの特性を説明する図である。 本実施の形態に係るレーザ制御部の構成例を示す図である。 本実施の形態に係る処理フローチャートである。
符号の説明
64,700 補正領域、370 フォトディテクタ、401 光源制御部、402 走査制御部、403 統括制御部、404 光出力補正部、412 補正領域検出部、413 補正量導出部、411 レーザ制御部、416 ミラー駆動制御部、422 タイミング制御部、500 座標比較部、501 補正領域指定レジスタ部、502 Yカウンタ、503 Xカウンタ、4221 クロック回路、4222 ミラーモニタ部。

Claims (8)

  1. レーザ光を垂直および水平方向に走査しながら投影面に照射して画像を表示する画像表示装置であって、
    駆動信号に基づき駆動されて、画像データに従う階調信号に基づく光量を有するレーザ光を出力するレーザと、
    前記投影面に照射される前記レーザ光の走査位置を検出する走査位置検出部と、
    前記走査位置検出部により検出された前記走査位置に基づき、前記レーザの駆動タイミングを指示する垂直同期信号および水平同期信号を生成して出力する垂直水平同期信号生成部と、
    前記垂直水平同期信号生成部により生成された垂直および水平同期信号、ならびに前記画像データに従い画素同期信号を生成し、生成した前記画素同期信号を前記駆動信号として出力する駆動信号生成部と、
    前記垂直および水平同期信号、ならびに前記画素同期信号を入力し、入力した同期信号に基づき、前記レーザ光により、前記投影面において前記画像の所定領域に対応する部分が走査されているか否かを検出する領域検出部と、
    前記レーザが出力する前記レーザ光の光量を検出する光量検出部と、
    前記階調信号を補正する信号補正部とを備え、
    前記信号補正部は、
    前記領域検出部により、前記レーザ光により前記投影面において前記画像の所定領域に対応する部分が走査されていると検出されるときに、前記光量検出部によって検出される前記光量と、前記所定領域の画像を表示するために前記レーザから出力されるべき所定光量との差分に基づき、前記階調信号を補正し、補正後の前記階調信号を前記レーザに出力する、画像表示装置。
  2. 前記走査位置検出部は、前記レーザから前記投影面の所定走査位置に向けて照射される前記レーザ光の光路において、前記レーザ光を検出する光検出部を含み、
    前記光検出部によって前記レーザ光が検出された時点からの経過時間と、前記所定走査位置とに基づき、前記レーザ光による前記投影面における走査位置を検出する、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記領域検出部は、
    前記入力した同期信号に基づき、前記レーザ光が照射される前記投影面における位置を、前記垂直および水平方向に従う座標で検出する座標検出部と、
    前記所定領域に対応する前記部分を指示する所定の座標と、前記座標検出部により検出された座標とを比較し、比較結果を出力する座標比較部とを含み、
    前記比較結果は、前記レーザ光により、前記投影面において前記画像の所定領域に対応する部分が走査されているか否かを指示する、請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 前記信号補正部は、
    前記領域検出部により、前記レーザ光により前記投影面において前記画像の所定領域に対応する部分が走査されていると検出されるときに、前記差分と、常温時において前記レーザが出力するレーザ光が有する前記光量と前記階調信号のレベルとの相関関係を示す所定の特性値とに従い、前記階調信号を補正する、請求項1から3のいずれかに記載の画像表示装置。
  5. 前記画像データは、表示するべきコンテンツに対応するソース画像のデータと、前記画像表示装置に外部から指示を与えるために表示される前記画像表示装置に固有のインターフェイスの画像のデータとを含み、
    前記所定領域は前記インターフェイスの画像に対応する領域を指す、請求項1から4のいずれかに記載の画像表示装置。
  6. 前記インターフェイスの画像に対応する領域は、前記ソース画像と前記インターフェイスの画像とを区分するために、前記インターフェイスの画像を囲む枠状の領域を指す、請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記インターフェイスの画像に対応する領域は、前記インターフェイスの画像の背景となるべき画像を表示する領域を指す、請求項項5に記載の画像表示装置。
  8. 前記所定領域は、前記インターフェイスの画像に対応する領域の一部または全部を指す、請求項項5から7のいずれかに記載の画像表示装置。
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