JP2014095788A - 駆動制御装置および駆動制御方法、並びに映像出力装置 - Google Patents

駆動制御装置および駆動制御方法、並びに映像出力装置 Download PDF

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Abstract

【課題】走査ミラーの機械共振周波数の影響を抑制する。
【解決手段】水平制御部は、レーザ光を走査する走査ミラーが水平方向に一定の周波数で駆動するように、走査ミラーの水平方向の走査を制御し、垂直制御部は、水平制御部が走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づいて、走査ミラーの垂直方向の走査を制御する。そして、垂直制御部が走査ミラーの垂直方向の走査を制御するために出力する垂直駆動信号が、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とを有し、それぞれの期間で交互に1フレームごとの映像が表示される。本技術は、例えば、レーザ光源を使用したプロジェクション装置に適用できる。
【選択図】図4

Description

本開示は、駆動制御装置および駆動制御方法、並びに映像出力装置に関し、特に、走査ミラーの機械共振周波数の影響を抑制することができるようにした駆動制御装置および駆動制御方法、並びに映像出力装置に関する。
従来、例えば、特許文献1に開示されているように、微細なミラーを高速で駆動させてレーザ光を反射しながらスキャンすることで、スクリーンに映像を投影するレーザ走査型のプロジェクション装置が開発されている。
特開2006−189573号公報
ところで、レーザ光源を使用したプロジェクション装置では、レーザ光を走査する方法として、一般的に、ラスタースキャンと呼ばれる方法が採用されている。ラスタースキャンでは、フレームごとに毎回、上から下の順で描画されるため、走査ミラーの垂直方向の走査は、あるフレームの描画が完了してから次のフレームの描画が開始するまでの間に、走査軌道の下端から上端に戻る必要がある。
しかしながら、この戻り動作における周波数が、走査ミラーの機械共振周波数に近くなると、走査ミラーが機械共振周波数の影響を受けてしまい、例えば、走査ミラーが静定するまでに所定の時間を要することがあった。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、走査ミラーの機械共振周波数の影響を抑制することができるようにするものである。
本開示の一側面の駆動制御装置は、レーザ光を走査する走査ミラーが水平方向に一定の周波数で駆動するように、前記走査ミラーの水平方向の走査を制御する水平制御部と、前記水平制御部が前記走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づいて、前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御する垂直制御部とを備え、前記垂直制御部が前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御するために出力する垂直駆動信号が、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とを有し、それぞれの期間で交互に所定量ごとの出力が行われる。
本開示の一側面の駆動制御方法は、レーザ光を走査する走査ミラーが水平方向に一定の周波数で駆動するように、前記走査ミラーの水平方向の走査を制御し、前記走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づいて、前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御し、前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御するために出力される垂直駆動信号が、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とを有し、それぞれの期間で交互に所定量ごとの出力が行われる。
本開示の一側面の映像出力装置は、レーザ光を発生するレーザ光源と、前記レーザ光源から出力されたレーザ光を反射するとともに二次元的に走査する走査ミラーと、前記走査ミラーが水平方向に一定の周波数で駆動するように、前記走査ミラーの水平方向の走査を制御する水平制御部と、前記水平制御部が前記走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づいて、前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御する垂直制御部とを備え、前記垂直制御部が前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御するために出力する垂直駆動信号が、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とを有し、それぞれの期間で交互に1フレームごとの映像の出力が行われる。
本開示の一側面においては、レーザ光を走査する走査ミラーが水平方向に一定の周波数で駆動するように、走査ミラーの水平方向の走査が制御され、走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づいて、走査ミラーの垂直方向の走査が制御される。そして、走査ミラーの垂直方向の走査を制御するために出力される垂直駆動信号が、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とを有し、それぞれの期間で交互に所定量ごとの出力が行われる。
本開示の一側面によれば、走査ミラーの機械共振周波数の影響を抑制することができる。
従来のラスタースキャンについて説明する図である。 従来の走査ミラーの垂直駆動信号を示す図である。 走査ミラーの周波数特性および走査軌道を説明する図である。 本技術を適用したプロジェクション装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 垂直駆動信号の波形の例を示す図である。 垂直制御回路の第1の構成例を示すブロック図である。 同期化誤差について説明する図である。 同期化誤差について説明する図である。 静定時間を短縮するための垂直駆動信号を示す図である。 信号の遅延について説明する図である。 信号の遅延の補正と、水平方向の描画開始位置との関係を説明する図である。 垂直制御回路の第2の構成例を示すブロック図である。 垂直制御回路の第3の構成例を示すブロック図である。 垂直駆動信号の波形の変形例を示す図である。
まず、本技術を適用した具体的な実施の形態について説明する前に、従来のプロジェクション装置におけるラスタースキャンについて説明する。
図1に示すように、ラスタースキャンでは、レーザ光が、水平双方向に走査しながら、垂直方向に徐々に下方に移動していくことにより、2次元の映像が構成される。また、映像が表示される表示エリアではレーザ光が発光され、レーザ光が折り返す左右端の部分ではレーザ光は非発光とされる。そして、1フレームの描画が終了し、レーザ光が走査軌道の下端まで走査された後に上端に戻るとき、レーザ光は非発光とされる。
このように、ラスタースキャンでは、フレームごとに毎回、上から下の順で描画されるため、走査ミラーの垂直方向の走査は、あるフレームの描画が完了してから次のフレームの描画が開始するまでの間に、走査軌道の下端から上端に戻る必要がある。従って、1フレームは、この戻り動作に要する期間であるブランキング期間と、映像を表示する期間である表示期間とから構成される。
図2には、走査ミラーを垂直方向に走査するための垂直駆動信号が示されている。
図2に示すように、垂直駆動信号は、レーザ光を発光して映像を表示する表示期間よりも、レーザ光を非発光として走査軌道の下端から上端への戻り動作を行うブランキング期間が短いことより、のこぎり波状の波形とされる。
このような戻り動作における下端から上端までの大きな振幅の変化は、走査ミラーの構造に起因する機械的な共振の影響や、高速動作による慣性の影響を大きく受けることになる。走査ミラーの駆動波形は、ブランキング期間と表示期間とで、スルーレート(≒1/周波数)の異なる三角波駆動である。即ち、表示期間では略フレーム周波数に近い周波数となるのに対し、ブランキング期間では短時間である必要があるため、フレーム周期の数倍以上の周波数となる。例えば、ブランキング期間を1フレーム時間のN%としたときの垂直駆動信号の周波数Fbは、Fb=Fframe/Nとなる。ここで、Fframeは、フレーム周波数である。
一般的に、走査ミラーの機械共振周波数は、フレーム周波数と比較して高い周波数になるように設計されている。しかしながら、ブランキング期間を短縮しようとすると、図3Aに示すように、戻り動作の周波数が走査ミラーの機械共振周波数に近づいてしまう。これにより、走査ミラーの動作に共振成分が加わるため、図3Bに示されている実際の走査ミラーの走査軌道のように、走査ミラーが静定するまでに時間を要することになる。従って、毎フレーム同じ位置から描画するためには、十分に静定してから垂直ミラーの走査を再開する必要がある。
しかしながら、走査ミラーの機械共振周波数の影響により、ブランキング期間を短縮することが困難であった。また、走査ミラーの機械共振周波数の影響を緩和するために、駆動波形がもつ走査ミラーの機械共振周波数成分を除去することや、振動成分を検出してフィードバック制御することで、走査ミラーの振動を抑制する対策などが取られている。しかしながら、このような対策では、走査ミラーごとの詳細な調整が必要となり、静定時間を短縮するのには限界がある。さらに、戻り動作は高速で大振幅な動作であり、走査ミラーを静止させるための逆方向のダンピング成分を含んだ駆動をする必要があり、その調整は困難である。
一方、戻り動作時間を長く設定した場合には、表示期間が短くなるため、映像を出力している時間中における走査線数が低下することになり、映像の解像度が低下してしまう。また、1フレーム時間内の時間発光効率が低下するため、映写される映像の輝度が低下することになる。このため、戻り動作時間を長く設定することは好ましくなく、戻り動作時間を短く設定したうえで、走査ミラーの機械共振周波数の影響を抑制することが求められている。
以下、本技術を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図4は、本技術を適用したプロジェクション装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図4において、プロジェクション装置11は、光学ブロック12、映像信号処理回路13、レーザ駆動回路14、およびスキャナ駆動回路15を備えて構成される。プロジェクション装置11は、例えば、再生装置や撮像装置などの外部の装置から供給される映像信号に応じた映像を、レーザ光を光源としてスクリーンに映写する。
光学ブロック12は、光源ユニット21、ビームススプリッタ22、受光素子23、および水平垂直スキャナユニット24を有して構成される。
光源ユニット21は、レーザ光源25R,25G、および25B、コリメートレンズ26−1乃至26−3、およびビームススプリッタ27−1乃至27−3が組み合わされて構成される。
レーザ光源25R,25G、および25Bは、レーザ駆動回路14から供給される電流に従って、それぞれ対応する3種類の色(波長)のレーザ光を出力する。例えば、レーザ光源25Rは、プロジェクション装置11から投影される映像の赤色の画素値に応じたレベルで赤色のレーザ光を出力する。同様に、レーザ光源25Gは、プロジェクション装置11から投影される映像の緑色の画素値に応じたレベルで緑色のレーザ光を出力する。また、レーザ光源25Bは、プロジェクション装置11から投影される映像の青色の画素値に応じたレベルで青色のレーザ光を出力する。なお、レーザ光源25R,25G、および25Bとしては、小型で高効率の半導体レーザを使用することが好適である。
コリメートレンズ26−1乃至26−3は、レーザ光源25R,25G、および25Bから出力されるレーザ光を、それぞれ略平行光にする。
ビームススプリッタ27−1乃至27−3は、レーザ光源25R,25G、および25Bから出力されるレーザ光を1本のビームに束ねる。
即ち、ビームススプリッタ27−1は、レーザ光源25Bから出力される青色のレーザ光を水平垂直スキャナユニット24に向かって反射する。ビームススプリッタ27−2は、レーザ光源25Gから出力される緑色のレーザ光を水平垂直スキャナユニット24に向かって反射するとともに、ビームススプリッタ27−1により反射された青色のレーザ光を透過させる。ビームススプリッタ27−3は、レーザ光源25Rから出力される赤色のレーザ光を水平垂直スキャナユニット24に向かって反射するとともに、ビームススプリッタ27−1および27−2によりそれぞれ反射された青色および緑色のレーザ光を透過させる。そして、ビームススプリッタ27−1乃至27−3は、レーザ光源25R,25G、および25Bから出力されたレーザ光の光軸が同軸となるように組み合わされて配置されている。
ビームススプリッタ22は、光源ユニット21から水平垂直スキャナユニット24に向かうレーザ光の光軸上に配置されており、レーザ光源25R,25G、および25Bから出力されたレーザ光の一部を受光素子23に向かって反射する。そして、ビームススプリッタ22を透過したレーザ光が水平垂直スキャナユニット24に入射する。
受光素子23は、ビームススプリッタ22により反射されたレーザ光を受光して、その光量に応じたレベルの電気信号に変換し、レーザ光の出射パワーに対応するレーザパワーモニタ信号として映像信号処理回路13に供給する。
水平垂直スキャナユニット24は、走査ミラー28、並びに、角度センサ29Vおよび29Hを少なくとも有する。
走査ミラー28は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)により形成された微小な可動式のミラーであり、スキャナ駆動回路15から供給される垂直駆動信号および水平駆動信号に従って、垂直方向および水平方向に所定の角度範囲で駆動する。即ち、走査ミラー28は、レーザ光源25R,25G、および25Bから出力されたレーザ光を反射することによりレーザ光の照射角度に変調を加え、プロジェクション装置11により投影される映像の垂直方向および水平方向にレーザ光をスキャンする。
角度センサ29Vは、走査ミラー28の垂直方向の角度を検出して、映像の垂直方向に走査されるレーザ光の照射角度を示す垂直角度信号を出力する。角度センサ29Hは、走査ミラー28の水平方向の角度を検出して、映像の水平方向に走査されるレーザ光の照射角度を示す水平角度信号を出力する。
なお、図4に示すプロジェクション装置11では、水平垂直スキャナユニット24が、垂直方向および水平方向に駆動する1枚の走査ミラー28(2軸スキャナ)を有する構成が採用されている。これに対し、例えば、水平垂直スキャナが、垂直方向に駆動する走査ミラーと水平方向に駆動する走査ミラーとの2枚の走査ミラー(1軸スキャナ)を有するように、プロジェクション装置11を構成してもよい。また、水平垂直スキャナユニット24が角度センサ29Vおよび29Hを内蔵する構成の他、走査ミラー28の角度を検出するセンサを外部に設ける構成としてもよい。
映像信号処理回路13は、デコーダ31、信号生成回路32、フレームメモリ33、レーザ制御部34、システム制御部35を備えて構成される。映像信号処理回路13は、外部から供給される映像信号に対して信号処理を施すことにより、スクリーンに映像を投影するための投影映像信号を、レーザ光のスキャン動作に同期し、かつ、レーザの波長などの特性に応じて生成する。
デコーダ31は、映像信号をデコードしてフレームメモリ33に供給する。例えば、デコーダ31は、映像信号が輝度色度信号(YCC)により構成されているとき、光学ブロック12が有するレーザ光源25R,25G、および25Bそれぞれの波長に応じた映像信号(RGB)となるように、映像信号を色域変換する処理を行う。さらに、デコーダ31は、映像信号に含まれる垂直同期信号を抽出して、フレームメモリ33およびスキャナ駆動回路15に供給する。
信号生成回路32は、スキャナ駆動回路15から供給される水平走査クロック信号に同期して、投影映像信号を出力するタイミングを示す投影映像クロック信号を生成し、フレームメモリ33およびレーザ制御部34に供給する。このとき、信号生成回路32は、スキャナ駆動回路15から供給される垂直同期信号および水平同期信号のタイミングに基づいて、各ピクセルを投影するクロックにおけるスクリーン上の走査位置を計算し、その走査位置に応じた映像信号が読み出されるように投影映像クロック信号を生成する。さらに、信号生成回路32は、映像信号の読み出しを開始するタイミングを示す読み出しタイミング信号を生成して、フレームメモリ33に供給する。
フレームメモリ33は、デコーダ31から供給される映像信号を一時的に格納する。フレームメモリ33は、信号生成回路32から供給される投影映像クロック信号に従ったタイミングで、格納している映像信号に応じた映像の画素ごとの画素値を示す画素信号をレーザ制御部34に供給する。また、フレームメモリ33は、信号生成回路32から供給される読み出しタイミング信号に従って、映像信号を読み出すタイミングを調整する。
レーザ制御部34は、信号生成回路32から供給される投影映像クロック信号に従ったタイミングで駆動する。レーザ制御部34は、フレームメモリ33から読み出した映像信号から、レーザ光源25R,25G、および25Bの射出光特性や、受光素子23から供給されるレーザパワーモニタ信号などに基づいて、レーザ光源25R,25G、および25Bから出力されるレーザ光が、映像信号に応じた射出パワーで発光するような投影映像信号を生成する。そして、レーザ制御部34は、生成した投影映像信号、投影映像クロック信号、および、レーザ光源25R,25G、および25Bがレーザ光を出力するための電流を制御する電流制御信号を、レーザ駆動回路14に供給する。
システム制御部35は、CPU(Central Processing Unit)を有しており、例えば、図示しないホストコントローラから供給される制御信号に応じて、映像信号処理回路13を構成する各ブロックの制御を行う。
レーザ駆動回路14は、光学ブロック12が有するレーザ光源25R,25G、および25Bそれぞれの波長に応じた投影映像信号に従って、レーザ光源25R,25G、および25Bを駆動する。
即ち、レーザ駆動回路14は、電流供給部41R,41G、および41Bを有している。電流供給部41Rは、赤色の投影映像信号に従って変調した電流を生成して、投影映像クロック信号に基づいたタイミングでレーザ光源25Rに供給する。同様に、電流供給部41Gは、緑色の投影映像信号に従って変調した電流を生成して、投影映像クロック信号に基づいたタイミングでレーザ光源25Gに供給する。また、電流供給部41Bは、青色の投影映像信号に従って変調した電流を生成して、投影映像クロック信号に基づいたタイミングでレーザ光源25Bに供給する。また、電流供給部41R,41G、および41Bでは、レーザ制御部34から供給される電流制御信号に従って、フルスケールの電流が制御される。
スキャナ駆動回路15は、水平制御回路51、垂直制御回路52、水平駆動回路53、垂直駆動回路54、並びに、アンプ55および56を有する。
水平制御回路51は、走査ミラー28の機械共振周波数に基づいて、走査ミラー28の水平方向の走査と同期した水平走査クロック信号を生成するとともに、走査ミラー28の水平方向の走査を開始する位置を示す水平同期信号を生成する。また、水平制御回路51は、アンプ55を介して角度センサ29Hから供給される水平角度信号に従って、走査ミラー28の共振が適切な振幅で維持されるように水平同期信号および水平走査クロック信号を調整して、走査ミラー28の水平方向の動作を制御する。そして、水平制御回路51は、水平同期信号および水平走査クロック信号を信号生成回路32に供給するとともに、水平同期信号を垂直制御回路52および水平駆動回路53に供給する。
垂直制御回路52は、デコーダ31から供給される映像信号に同期した垂直同期信号と、水平制御回路51から供給される水平同期信号とに基づいて、走査ミラー28の垂直方向の走査を開始する位置を示す垂直同期信号、即ち、走査ミラー28の走査に同期した垂直同期信号を生成する。そして、垂直制御回路52は、走査ミラー28の走査に同期した垂直同期信号を信号生成回路32および垂直駆動回路54に供給する。
水平駆動回路53は、水平制御回路51から供給される水平同期信号に従ったタイミングで、走査ミラー28を水平方向に駆動するための正弦波状の水平駆動信号を生成して、走査ミラー28に供給する。
垂直駆動回路54は、垂直制御回路52から供給される走査ミラー28の走査に同期した垂直同期信号に従って、走査ミラー28を垂直方向に駆動するための垂直駆動信号を生成して、走査ミラー28に供給する。なお、プロジェクション装置11において使用される垂直駆動信号の波形については、図5を参照して後述する。
以上のようにプロジェクション装置11は構成されており、走査ミラー28の走査位置に応じた投影映像信号でレーザ光源25R,25G、および25Bを駆動することができるように構成されている。
そして、プロジェクション装置11では、上述したような戻り動作の周波数が走査ミラー28の機械共振周波数に近づくことによる影響を抑制するために、垂直方向の上から下に向かう表示期間と、垂直方向の下から上に向かう表示期間とで、双方向について略同一の速度で線形動作する波形の垂直駆動信号が用いられる。
図5には、プロジェクション装置11で用いられる垂直駆動信号の波形の例が示されている。
図5A乃至図5Cに示すように、垂直駆動信号は、レーザ光が下から上に向かう表示期間と、レーザ光が上から下に向かう表示期間とを交互に有し、それぞれの表示期間の間において、レーザ光が非表示となるブランキング期間を有している。つまり、レーザ光が下から上に向かう表示期間と、レーザ光が上から下に向かう表示期間とで交互に、1フレームごとの映像を表示(即ち、所定量ごとの出力)することを可能とする処理が行われる。そして、垂直駆動信号は、レーザ光が下から上に向かう表示期間と、レーザ光が上から下に向かう表示期間とにおいて、双方向について略同一の速度で線形動作する波形、即ち、それぞれの表示期間における傾きの絶対値が略同一となる波形とされている。
また、図5Aに示すような三角形の形状をした垂直駆動信号のように、ブランキング期間において、直前の表示期間における傾きから、直後の表示期間における傾きに直接的に変化する頂点を有するような波形を用いることができる。
また、図5Bに示すような表示期間の間に平坦部分を有する台形の形状をした垂直駆動信号のように、ブランキング期間において、直前の表示期間における傾きから平坦な波形となった後に、直後の表示期間における傾きに変化するような波形を用いることができる。このような台形の形状をした波形の垂直駆動信号により、垂直駆動回路54は、表示期間の間に、走査ミラー28の垂直方向の動きが停止するブランキング期間が設けられるように、走査ミラー28の垂直方向の走査を制御することができる。
また、図5Cに示すような曲線状の頂点部を有する形状をした垂直駆動信号のように、ブランキング期間において、直前の表示期間における傾きから、直後の表示期間における傾きになるように、滑らかな曲線で変化するような波形を用いることができる。つまり、図5Cに示されている垂直駆動信号は、三角形の形状をした垂直駆動信号の頂点をなまらせることによって、走査ミラー28の機械共振周波数に相当する成分を低減し、走査ミラー28の戻り動作における静定時間の短縮を図ることができる。
そして、このような波形の垂直駆動信号を用いるためには、垂直方向の上から下に向かう表示期間と、垂直方向の下から上に向かう表示期間とで2フレーム分の駆動波形データを個別に保持しておき、折り返しのタイミングごとに、それぞれの駆動波形データの読み出しを交互に行う必要がある。
例えば、プロジェクション装置11では、このような垂直駆動信号を生成するための駆動波形データが予め作成されて垂直制御回路52に保持されており、垂直制御回路52は、駆動波形データに従って垂直駆動信号を生成する。
次に、図6は、垂直制御回路52の第1の構成例を示すブロック図である。
図6に示すように、垂直制御回路52は、映像同期処理部61、PLL(Phase Locked Loop)62、カウンタ63、RAM(Random Access Memory)64、DAC(Digital to Analog Converter)65、VGA(Variable Gain Amplifier)66、振幅センサ67、ADC(Analog-to-Digital Converter)68、タイミング検出部69、コンパレータ70、カウンタ71、およびCPU72を備えて構成される。
映像同期処理部61には、図4のデコーダ31から映像信号に同期した垂直同期信号が供給されるとともに、水平制御回路51から走査ミラー28の水平方向の走査に同期した水平走査クロック信号が供給される。そして、映像同期処理部61は、映像信号に同期した垂直同期信号に従ったタイミングで、カウンタ63のカウントをリセットするリセット信号をカウンタ63に供給する。
PLL62は、水平制御回路51から供給される走査ミラー28の水平方向の走査と同期した水平走査クロック信号に基づく水平走査周波数FhをA逓倍した読み出し周波数Fdvを生成して、カウンタ63およびカウンタ71に供給する。
カウンタ63は、PLL62から供給される読み出し周波数Fdvの周期をカウントする。そして、カウンタ63は、カウント値Nが、1フレーム周期を読み出し周波数Fdvで除算した値(1frame/Fdv)より大となったタイミングでリセットされ、次のフレームのカウントを開始する。また、カウンタ63は、カウント値Nがフレームの中央になったタイミングで、タイミング信号をコンパレータ70に供給する。
RAM64には、駆動波形データがデータテーブルの形式で格納されており、カウンタ63を介して供給される読み出し周波数Fdvに同期したクロックに従って、駆動波形データの値が順次、DAC65に読み出される。また、RAM64は、CPU72から供給される波形制御信号に従って、図10を参照して後述するように、遅延量に応じて、駆動波形データを読み出すタイミングを前方にシフトさせる。
DAC65は、水平走査周波数FhをA逓倍した読み出し周波数Fdvに応じてRAM64から読み出される駆動波形データをD/A変換することによりアナログの垂直駆動信号を生成して、VGA66に供給する。
VGA66は、振幅センサ67からのゲイン制御信号に従ったゲインで、DAC65から供給される垂直駆動信号を増幅して出力する。そして、VGA66から出力される垂直駆動信号に従って、垂直駆動回路54を介して水平垂直スキャナユニット24の走査ミラー28(図4)が駆動される。また、水平垂直スキャナユニット24の角度センサ29Vから出力される垂直角度信号は、低ノイズのアンプ56によって増幅されて振幅センサ67およびタイミング検出部69に供給される。
振幅センサ67は、アンプ56から供給される垂直角度信号のピークおよびボトムをホールドして、それらの差分を求めることで、走査ミラー28の垂直方向の振幅を検出する。そして、振幅センサ67は、走査ミラー28の垂直方向の振幅が、所定の範囲を維持するようにVGA66のゲインを制御するゲイン制御信号をVGA66に供給して、VGA66の出力をフィードバック制御する。また、振幅センサ67は、走査ミラー28の垂直方向の振幅を示す信号をADC68に供給する。
ADC68は、振幅センサ67から供給される走査ミラー28の垂直方向の振幅を示す信号をA/D変換して、CPU72に供給する。
タイミング検出部69は、アンプ56から供給される垂直角度信号に従って、例えば、走査ミラー28の垂直方向の角度がゼロとなるタイミングを検出することにより、走査ミラー28の垂直方向の位置を示すタイミング信号を出力する。
コンパレータ70は、カウンタ63から供給されるタイミング信号と、タイミング検出部69から供給されるタイミング信号とを比較する。カウンタ63が出力するタイミング信号は、RAM64から駆動波形データを読み出ためのフレームの中央に同期したタイミングを示しており、タイミング検出部69が出力するタイミング信号は、走査ミラー28の垂直方向の角度がゼロとなるタイミングを示している。従って、コンパレータ70は、それらのタイミング信号を比較して、そのタイミングの差分に応じたパルスをカウンタ71に供給する。
カウンタ71は、コンパレータ70から供給されるパルスをカウントすることにより、アンプ56やコンパレータ70を信号が通過することで発生する遅延の遅延量を測定して、その遅延量を示すカウント値をCPU72に供給する。
CPU72は、カウンタ71により測定された遅延量に従って、遅延を補正する処理を行う。即ち、CPU72は、カウンタ71により測定された遅延量だけ、RAM64から読み出される駆動波形データが前方にシフトして読み出されるように制御する波形制御信号をRAM64に供給する。
このように垂直制御回路52は構成されており、走査ミラー28の水平方向の走査と同期した水平走査クロック信号に基づく水平走査周波数FhをA逓倍した読み出し周波数Fdvに従って、駆動波形データが生成される。そして、入力される映像信号の垂直同期信号に同期して処理が行われる場合には、入力される映像信号によってフレーム時間が固定されている。このため、垂直方向のライン数を増減することにより、走査ミラー28の垂直方向の走査周波数が、映像信号のフレーム周波数(60Hz)となるように調整する必要がある。または、例えば、描画ライン数を固定し、ブランキング時間を調整することにより、走査ミラー28の垂直方向の走査周波数が、映像信号のフレーム周波数(60Hz)となるように調整することができる。
また、垂直制御回路52では、水平走査周波数FhをA逓倍することにより、DAC65によりD/A変換されて生成される駆動波形データが増加するため、垂直駆動信号を高精度に生成することができる。これにより、描画開始や走査ミラー28の折り返し位置と、走査ミラー28の水平方向の位置(位相)との精細な制御を行うことができる。
さらに、垂直制御回路52では、RAM64から読み出された駆動波形データからD/A変換された垂直駆動信号に対し、水平垂直スキャナユニット24から供給される水平角度信号を用いたフィードバック制御を行うことができる。これにより、適切な振幅となるようにVGA66で垂直駆動信号を調整した後に、水平垂直スキャナユニット24に供給することができる。
また、映像信号と同期して処理を行う場合には、映像信号のフレーム周波数と水平走査周波数Fhが整数で割り切れない関係であるため、各フレームの水平走査ライン数には周期的に異なる同期化誤差が発生する。このため、映像信号と同期して処理を行う場合には、垂直駆動信号を生成するための駆動波形データにおいて、上から下に向かうデータと、下から上に向かうデータとを個別に準備する必要がある。
具体的には、映像信号のフレーム周波数が60Hzであって、水平走査周波数Fhが20kHzである場合、1フレーム当たり333.333周期となる。このとき、双方向に映像を出力することを考慮すると、フレームの水平走査ライン数は、あるフレームで666ラインとなり、次のフレームで666ラインとなり、その次のフレームで668ラインとなることが繰り返される。
このように、水平走査ライン数がフレームごとに異なってしまう同期化誤差は、図5Aに示したような三角形の形状をした垂直駆動信号を用いた場合には、垂直位置の誤差として現れる。
例えば、図7Aに示すように、水平走査ライン数が666ラインとなる短フレームと、水平走査ライン数が668ラインとなる長フレームとで、垂直方向の描画位置に位置ズレが発生してしまう。図7では、理想的な垂直駆動信号が実線で示されており、フレーム時間にズレが発生した垂直駆動信号が破線で示されている。
そこで、走査ミラー28が折り返す位置に平坦部分を設けた台形形状の垂直駆動信号(図5B)を用い、台形形状の垂直駆動信号の平坦部分を増減することによって同期化誤差を調整することで、図7Bに示すように、垂直位置の誤差を抑制することができる。
つまり、図8に示されているように、台形形状の垂直駆動信号の平坦部分、つまり走査ミラー28が折り返す位置における静定部分において、理想的には、走査ミラー28の動作が止まっている(実際には変位速度が小さい)。そして、この静定部分において、駆動波形データの読み出し数を増減しても、走査ミラー28の変位速度が小さい位置であることより、静定部分で同じデータを読み出すことにより同期化誤差を吸収し、垂直方向の描画位置の位置ズレを抑制することができる。
例えば、同期化誤差は、水平走査の1周期に相当することより、垂直方向の描画位置の位置ズレとしては2ライン分に相当する。そして、台形形状の垂直駆動信号の平坦部分において走査ミラー28の変位速度を1/20にすることで、垂直方向の描画位置の位置ズレを0.1ライン以下に抑制することができる。
次に、図9を参照して、静定時間を短縮するための垂直駆動信号について説明する。
図9には、台形形状の垂直駆動信号の下方の平坦部分が示されている。なお、台形の波形の上方の平坦部についても同様である。
図9Aに示すように、台形形状の垂直駆動信号の平坦部分の両端近傍において、傾きが変化する部分から、走査ミラー28の共振成分を取り除いた形状の波形を有することにより、静定時間を短縮することができる。なお、このような波形は、デジタル処理により生成する他、例えば、アナログ処理(ノッチフィルタ)により生成することができる。
さらに、図9Bに示すように、台形形状の垂直駆動信号の平坦部分が開始する箇所において、走査ミラー28の移動方向に対して逆方向に駆動させるような形状のブレーキ信号を有する波形とし、このような垂直駆動信号によって走査ミラー28に対してブレーキ動作を行わせることで、静定時間を短縮することができる。
即ち、図9Cには、台形形状の垂直駆動信号と走査ミラー28の走査軌道とが重ね合わせて表示されており、走査ミラー28の共振成分を取り除き、ブレーキ信号を有する波形によって、走査ミラー28が静定するまでの振動が抑制され、静定時間が短縮されることが示されている。
次に、図10および図11を参照して、垂直制御回路52における信号の遅延の補正について説明する。
図6を参照して上述したように、垂直制御回路52では、水平垂直スキャナユニット24から供給される垂直角度信号は、低ノイズのアンプ56によって増幅されて、走査ミラー28の垂直方向の振幅を検出することや、走査ミラー28の垂直方向の位置を示すタイミング信号を生成することなどに使用される。そして、垂直角度信号がアンプ56やコンパレータ70を通過することによって遅延が発生する。垂直角度信号は、映像信号の描画を開始する位置を決定することに使用されるため、垂直角度信号が遅延することによって、走査位置のズレが発生してしまい、画質に影響を与えることになる。
例えば、図10Aに示すように、RAM64から駆動波形データを読み出すタイミングに対して、走査ミラー28の走査軌道に遅延が発生する。
そこで、垂直制御回路52では、垂直角度信号の遅延による走査位置のズレを補正するために、コンパレータ70およびカウンタ71の組み合わせによって遅延量を測定する。そして、CPU72が、その遅延量に応じて、RAM64から駆動波形データを読み出すタイミングを早めるように、図10Bに示すように、駆動波形データを読み出すタイミングをシフトするように波形制御信号をRAM64に供給する。
これにより、走査ミラー28の走査軌道は、本来のRAM64から駆動波形データを読み出すタイミング(図10A)に一致させることができ、垂直角度信号が遅延することによる走査位置のズレの発生を抑制することができる。
また、RAM64から駆動波形データを読み出す読み出し周波数Fdvを生成する際に、水平走査周波数FhをA逓倍するときのAによって遅延補正可能な最少調整時間を変化させることができる。
つまり、水平走査周波数Fhを1逓倍(A=1)するときは、水平方向に描画する2ラインごとの精度でしか遅延を補正することができない。これに対し、例えば、水平走査周波数Fhを20逓倍以上(A≧20)とすることにより、1/10ライン以上の精度で遅延を補正することができる。
このような調整により、垂直方向の描画開始位置を補正することができ、このとき、水平方向の描画開始位置は、水平走査周波数Fhを逓倍する設定値(A)に応じた箇所となる。
例えば、図11に示すように、水平走査周波数Fhを1逓倍(A=1)するときは、図11において○印で示す箇所が水平方向の描画開始位置となり、水平走査周波数Fhを2逓倍(A=2)するときは、図11において○印および□印の箇所が水平方向の描画開始位置となる。同様に、水平走査周波数Fhを4逓倍(A=4)するときは、図11において○印、□印、および◇印の箇所が水平方向の描画開始位置となり、水平走査周波数Fhを8逓倍(A=8)するときは、図11において○印、□印、◇印、および△印の箇所の箇所が水平方向の描画開始位置となる。
このため、垂直制御回路52では、垂直方向の描画開始位置を補正するのに応じて、RAM64から駆動波形データを読み出すタイミングを調整する必要がある。
なお、図6の垂直制御回路52は、映像信号の垂直同期信号に同期して処理が行われるように構成されているが、例えば、映像信号の垂直同期信号に同期と同期せずに処理を行うように構成することができる。
即ち、図12には、垂直制御回路52の第2の構成例が示されている。
図12に示すように、垂直制御回路52Aは、図6の垂直制御回路52が備えていた映像同期処理部61を備えず、PLL62、カウンタ63、RAM64、DAC65、VGA66、振幅センサ67、ADC68、タイミング検出部69、コンパレータ70、カウンタ71、およびCPU72を備えて構成される。
垂直制御回路52Aは、映像信号の垂直同期信号と、走査ミラー28の水平方向の走査とを同期化させない点で、図6の垂直制御回路52と異なる。また、垂直制御回路52Aは、図6の垂直制御回路52と異なり、フレーム時間が、水平走査周波数Fhの1/2の値と、垂直方向のライン数とを積算した値(1/2fh×ライン数)で決定され、垂直方向のライン数は、描画したい映像の垂直解像度とブランキング期間との合計により求められる。
また、垂直制御回路52Aでは、垂直駆動信号を生成するための駆動波形データにおいて、上から下に向かうデータと、下から上に向かうデータとを1つのデータとして、2フレームごとに繰り返して読み出しを行うことができる。
また、垂直制御回路52および52Aでは、コンパレータ70およびカウンタ71の組み合わせによって信号の遅延量を測定する構成とされているが、例えば、PLLにより遅延量を測定する構成とすることができる。
即ち、図13には、垂直制御回路52の第3の構成例が示されている。
図13に示すように、垂直制御回路52Bは、図12の垂直制御回路52Aのコンパレータ70およびカウンタ71に替えて、PLL73を備えて構成され、その他の点で、垂直制御回路52Aと同様の構成とされる。
このようにPLL73により信号の遅延量を測定することにより、構成を簡易化することができる。なお、図6の垂直制御回路52がコンパレータ70およびカウンタ71に替えてPLL73を備える構成としてもよい。
なお、プロジェクション装置11において採用される垂直駆動信号としては、垂直方向の上から下に向かう表示期間と、垂直方向の下から上に向かう表示期間とで双方向について略同一の速度で線形動作する波形に限定されることはない。つまり、垂直方向の上から下に向かう表示期間と、垂直方向の下から上に向かう表示期間とで、異なる速度で線形動作する波形を垂直駆動信号として採用してもよい。
例えば、図14に示すように、台形形状の垂直駆動信号において、垂直方向の上から下に向かう表示期間における傾きよりも、垂直方向の下から上に向かう表示期間における傾きが大きくなるような垂直駆動信号としてもよい。このような垂直駆動信号においても、図8を参照して上述したように、垂直駆動信号の平坦部分において駆動波形データの読み出し数を増減することにより、垂直方向の描画位置の位置ズレを抑制することができる。
以上のように、プロジェクション装置11では、走査ミラー28を垂直方向に走査するときのブランキング期間の変位量や垂直駆動信号のスルーレートが小さいために、従来と比較して、容易に静定時間を短縮することができる。これにより、プロジェクション装置11では、発光時間効率を改善すること、即ち、ブランキング期間を短縮して相対的に表示期間の比率を向上させることができるので、同一性能のレーザ光源25を使用したとしても、より明るい映像を映写することができ、垂直解像度を向上させることができる。
また、プロジェクション装置11では、従来と同じ明るさの映像を映写する場合には、レーザ光のピークパワーを抑制することができ省電力化を図ることができる。さらに、プロジェクション装置11では、ブランキング期間を短縮することによって垂直走査周波数を高めることができ、フレーム周波数を向上させることができる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
レーザ光を走査する走査ミラーが水平方向に一定の周波数で駆動するように、前記走査ミラーの水平方向の走査を制御する水平制御部と、
前記水平制御部が前記走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づいて、前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御する垂直制御部と
を備え、
前記垂直制御部が前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御するために出力する垂直駆動信号が、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とを有し、それぞれの期間で交互に所定量ごとの出力が行われる
駆動制御装置。
(2)
前記垂直制御部が前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御するために出力する垂直駆動信号における垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とで、交互に1フレームごとの映像を表示することを可能とする処理が行われる
上記(1)に記載の駆動制御装置。
(3)
前記垂直駆動信号は、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とにおいて略同一の傾きとなる波形である
上記(1)または(2)に記載の駆動制御装置。
(4)
前記垂直駆動信号は、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間との間に平坦部分を有する台形形状の波形である
上記(1)から(3)までのいずれかに記載の駆動制御装置。
(5)
前記垂直駆動信号は、垂直方向の上から下に向かう期間における傾きから、垂直方向の下から上に向かう期間における傾きに直接的に変化する頂点を有する三角形状の波形である
上記(1)から(4)までのいずれかに記載の駆動制御装置。
(6)
前記垂直駆動信号は、垂直方向の上から下に向かう期間における傾きから、垂直方向の下から上に向かう期間における傾きに滑らかな曲線で変化する波形である
上記(1)から(5)までのいずれかに記載の駆動制御装置。
(7)
前記垂直駆動信号は、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間との間に平坦部分を有する台形形状の波形であり、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間において異なる傾きを有する波形である
上記(1)から(6)までのいずれかに記載の駆動制御装置。
(8)
前記垂直制御部は、前記垂直駆動信号を生成するための予め作成された駆動波形データを保持しており、前記走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づいて、前記駆動波形データを順次読み出して前記垂直駆動信号を生成する
上記(1)から(7)までのいずれかに記載の駆動制御装置。
(9)
前記垂直制御部は、前記台形形状の波形をした前記垂直駆動信号において、前記平坦部分となる期間を増減することで、入力される映像のフレーム周期と、前記走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づくフレーム周期とを同期化させる
上記(1)から(8)までのいずれかに記載の駆動制御装置。
(10)
前記垂直駆動信号は、前記平坦部分の両端近傍において、前記走査ミラーの共振成分が取り除かれた形状の波形を有する
上記(1)から(9)までのいずれかに記載の駆動制御装置。
(11)
前記垂直駆動信号は、前記平坦部分が開始する箇所において、前記走査ミラーの移動方向に対して逆方向に駆動させるような形状の波形を有する
上記(1)から(10)までのいずれかに記載の駆動制御装置。
(12)
前記垂直制御部は、前記走査ミラーの垂直方向の角度を示す信号を処理する際の遅延を計測し、その遅延量に従って、前記駆動波形データから前記垂直駆動信号を生成する際のタイミングをシフトさせる
上記(1)から(11)までのいずれかに記載の駆動制御装置。
(13)
前記垂直制御部は、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間との間に、前記走査ミラーの垂直方向の動きが停止する期間が設けられるように前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御する
上記(1)から(12)までのいずれかに記載の駆動制御装置。
なお、本実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 プロジェクション装置, 12 光学ブロック, 13 映像信号処理回路, 14 レーザ駆動回路, 15 スキャナ駆動回路, 21 光源ユニット, 22 ビームススプリッタ, 23 受光素子, 24 水平垂直スキャナユニット, 25R,25G、および25B レーザ光源, 26−1乃至26−3 コリメートレンズ, 27−1乃至27−3 ビームススプリッタ, 28 走査ミラー, 角度センサ29Vおよび29H, 31 デコーダ, 32 信号生成回路, 33 フレームメモリ, 34 レーザ制御部, 35 システム制御部, 41R,41G、および41B 電流供給部, 51 水平制御回路, 52 垂直制御回路, 53 水平駆動回路, 54 垂直駆動回路, 55および56 アンプ, 61 映像同期処理部, 62 PLL, 63 カウンタ, 64 RAM, 65 DAC, 66 VGA, 67 振幅センサ, 68 ADC, 69 タイミング検出部, 70 コンパレータ, 71 カウンタ, 72 CPU

Claims (15)

  1. レーザ光を走査する走査ミラーが水平方向に一定の周波数で駆動するように、前記走査ミラーの水平方向の走査を制御する水平制御部と、
    前記水平制御部が前記走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づいて、前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御する垂直制御部と
    を備え、
    前記垂直制御部が前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御するために出力する垂直駆動信号が、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とを有し、それぞれの期間で交互に所定量ごとの出力が行われる
    駆動制御装置。
  2. 前記垂直制御部が前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御するために出力する垂直駆動信号における垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とで、交互に1フレームごとの映像を表示することを可能とする処理が行われる
    請求項1に記載の駆動制御装置。
  3. 前記垂直駆動信号は、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とにおいて略同一の傾きとなる波形である
    請求項2に記載の駆動制御装置。
  4. 前記垂直駆動信号は、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間との間に平坦部分を有する台形形状の波形である
    請求項3に記載の駆動制御装置。
  5. 前記垂直駆動信号は、垂直方向の上から下に向かう期間における傾きから、垂直方向の下から上に向かう期間における傾きに直接的に変化する頂点を有する三角形状の波形である
    請求項3に記載の駆動制御装置。
  6. 前記垂直駆動信号は、垂直方向の上から下に向かう期間における傾きから、垂直方向の下から上に向かう期間における傾きに滑らかな曲線で変化する波形である
    請求項3に記載の駆動制御装置。
  7. 前記垂直駆動信号は、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間との間に平坦部分を有する台形形状の波形であり、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間において異なる傾きを有する波形である
    請求項2に記載の駆動制御装置。
  8. 前記垂直制御部は、前記垂直駆動信号を生成するための予め作成された駆動波形データを保持しており、前記走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づいて、前記駆動波形データを順次読み出して前記垂直駆動信号を生成する
    請求項3に記載の駆動制御装置。
  9. 前記垂直制御部は、前記台形形状の波形をした前記垂直駆動信号において、前記平坦部分となる期間を増減することで、入力される映像のフレーム周期と、前記走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づくフレーム周期とを同期化させる
    請求項4に記載の駆動制御装置。
  10. 前記垂直駆動信号は、前記平坦部分の両端近傍において、前記走査ミラーの共振成分が取り除かれた形状の波形を有する
    請求項4に記載の駆動制御装置。
  11. 前記垂直駆動信号は、前記平坦部分が開始する箇所において、前記走査ミラーの移動方向に対して逆方向に駆動させるような形状の波形を有する
    請求項4に記載の駆動制御装置。
  12. 前記垂直制御部は、前記走査ミラーの垂直方向の角度を示す信号を処理する際の遅延を計測し、その遅延量に従って、前記駆動波形データから前記垂直駆動信号を生成する際のタイミングをシフトさせる
    請求項3に記載の駆動制御装置。
  13. 前記垂直制御部は、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間との間に、前記走査ミラーの垂直方向の動きが停止する期間が設けられるように前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御する
    請求項3に記載の駆動制御装置。
  14. レーザ光を走査する走査ミラーが水平方向に一定の周波数で駆動するように、前記走査ミラーの水平方向の走査を制御し、
    前記走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づいて、前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御し、
    前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御するために出力される垂直駆動信号が、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とを有し、それぞれの期間で交互に所定量ごとの出力が行われる
    駆動制御方法。
  15. レーザ光を発生するレーザ光源と、
    前記レーザ光源から出力されたレーザ光を反射するとともに二次元的に走査する走査ミラーと、
    前記走査ミラーが水平方向に一定の周波数で駆動するように、前記走査ミラーの水平方向の走査を制御する水平制御部と、
    前記水平制御部が前記走査ミラーを水平方向に駆動する周波数に基づいて、前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御する垂直制御部と
    を備え、
    前記垂直制御部が前記走査ミラーの垂直方向の走査を制御するために出力する垂直駆動信号が、垂直方向の上から下に向かう期間と垂直方向の下から上に向かう期間とを有し、それぞれの期間で交互に1フレームごとの映像の出力が行われる
    を備える映像出力装置。
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