JP2009272638A - 測定された発光特性に基づいた光変換材料の選択的堆積によって発光素子を製造する方法 - Google Patents

測定された発光特性に基づいた光変換材料の選択的堆積によって発光素子を製造する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】測定された発光特性に基づいた光変換材料の選択的堆積によって発光素子を製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る発光素子(LED)を製造する方法は、第1の色の光を発するように構成された複数のLEDチップの発光特性を測定することを含む。複数のLEDチップは、測定された発光特性に基づいて分類されて、同様の発光特性を有するLEDチップを含む複数の群が設けられる。複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれたLEDチップの発光特性および所望の色ポイントに基づいて、それぞれの光変換材料が選択される。選択された光変換材料は、第1の色の光の少なくとも幾分かを吸収し、それに応答して第2の色の光を発するように構成されている。複数の群のそれぞれについて、それぞれの選択された光変換材料が、その群の中に含まれたLEDチップの上に堆積されて、複数のLEDチップを含み、所望の色ポイントを有する光を発するように構成された複数のパッケージ化LEDが設けられる。また、関連した装置も含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体発光素子に関し、より詳細には、半導体発光素子を製造する方法に関する。
発光ダイオード(LED)は、電気エネルギーを光に変換する半導体素子である。無機LEDは、典型的には、半導体材料の活性層と、逆にドープされた2つの層間の境界面に形成されたPN接合部とを含む。PN接合部にわたってバイアスが印加されると、PN接合部によって正孔および/または電子が活性層内に注入される。活性層内で正孔と電子とが再結合することによって、LEDから発することができる光が生じる。素子の構造、および素子が構築される材料によって、その素子が発する光の強さおよび波長が決まる。LED技術における近年の進歩の結果、白熱光源やハロゲン光源の効率を上回る、非常に効率の良い固体光源が得られるようになり、入力パワーに対して同等またはより高い輝度の光が得られるようになってきている。
従来のLEDでは、狭帯域幅の、基本的に単色の光が生じる。しかし、固体光源を用いて、白色光など、広帯域幅の多色光を生じることが非常に望ましい場合がある。従来のLEDから白色光を生成する手法の1つに、単色LEDチップまたはダイを、蛍光体などの光変換材料で取り囲むことがある。一般に、蛍光体はより短い波長を有する光を吸収し、より長い波長を有する光を再度発する。LEDチップが発する第1の波長の光(一次光)の少なくとも幾分かは、蛍光体によって吸収され得、この蛍光体は、それに応答して第2の波長の光(二次光)を発することができる。LEDチップが発する一次光と、蛍光体粒子が発する二次光とを組み合わせて、複数の波長を有する光を生成することができ、こうした光は、一次光とも二次光とも異なる色を有する光として知覚することができる。
例えば、青色発光LEDチップからの光が、セリウムをドープしたイットリウムアルミニウムガーネット(YAG:Ce)などの黄色蛍光体、ポリマー、またはダイ(dye)でLEDを取り囲むことによって白色光に変換されている。蛍光材料は、LEDチップによって生じる青色光の幾分かを吸収し、「ダウンコンバート(downconvert)」する。すなわち、蛍光材料は、青色光を吸収することに応答して、黄色光などの光を生じる。したがって、LEDチップによって生じる青色光の幾分かは、黄色光に変換されるように見える。しかし、LEDチップからの青色光の幾分かは、変わらずに蛍光体を通過する。したがって、LED/蛍光体構造またはパッケージ全体では、青色光と黄色光の両方を発し、これらが組み合わさって白色光として知覚される光が得られる。
図1は、従来の方法によって製造され、白色光を発するように構成されたパッケージ化LEDの色ポイント分布を示す1931国際照明委員会(CIE)色度図の領域である。図1を参照すると、複数の青色LEDチップが、451から469ナノメートル(nm)の波長範囲にわたって光を発するように構成されている。LED/蛍光体パッケージ全体が、青色光と黄色光の両方を発し、これらが組み合わさって白色光として知覚される光が得られるように、黄色発光蛍光体が従来の方法に従って全ての青色LEDチップ上に堆積されている。線101、102、103、104、および105はそれぞれ、451nm、455nm、461nm、465nm、および469nmの発光波長を有する青色LEDチップが、黄色発光蛍光体と組み合わさって生じ得る光の色ポイントを表す。図1に示すように、線102、103、および104は、7ステップマカダム楕円(7−step Mac Adam ellipse)115内に収まり、この楕円115は、目標色ポイント120を中心とした周囲にある。マカダム楕円115は、中心、水平軸に対する傾斜角、および分散レベルに基づいて画定される色度座標の楕円形領域である。マカダム楕円115内に含まれる色ポイントは、楕円115の中心にある目標色ポイント120とは人間の目では見分けがつかない。しかし、パッケージ化LEDの全てが、楕円115内の色ポイントを有する白色光を発するというわけではない。特に、451nmおよび469nmの波長で光を発するLEDチップは、線101および105でそれぞれ表され、これらは7ステップマカダム楕円115の外側となる。
場合によっては、特定の色ポイントを目標とするパッケージ化LEDは、目標色ポイント周囲の4ステップマカダム楕円内で白色光を発することが有利となることがある。分布がより狭くなることによって、歩留りがより高くなり得、したがって、4ステップマカダム楕円内の色ポイントを目標とすることによって分布が狭まり、その結果歩留りを改善することができる。
欧州特許出願公開第1696016号明細書 米国特許出願公開第2007/0075629号明細書 米国特許出願公開第2008/0283864号明細書
しかし、図1に示すように、従来の方法に従って製造された個々のパッケージ化LEDの電気および/または光学パラメータは、例えば、ルーチンプロセスの変動のため、かなり変動し得る。したがって、改善された製造方法が求められる場合がある。
本発明のいくつかの実施形態によれば、発光素子(LED)を製造する方法は、第1の色の光を発するように構成された複数のLEDチップの発光特性を測定することを含む。複数のLEDチップは、測定された発光特性に基づいて分類されて、同様の測定された発光特性を有するLEDチップをそれぞれ含む複数の群が設けられる。複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれたLEDチップの測定された発光特性および所望の色ポイントに基づいて、第1の色の光の少なくとも幾分かを吸収し、それに応答して第2の色の光を発するように構成されたそれぞれの光変換材料が選択される。複数の群のそれぞれについて、それぞれの選択された光変換材料が、その群の中に含まれたLEDチップ上に堆積されて、複数のパッケージ化LEDが設けられる。複数のパッケージ化LEDは、複数のLEDチップを含み、所望の色ポイントを有する光を発するようにそれぞれ構成される。
いくつかの実施形態では、発光特性は、複数のLEDチップのそれぞれが発する光の放射束、色ポイント、および/または波長を測定することによって測定することができる。
他の実施形態では、複数の群のそれぞれの光変換材料は、LEDチップ上に堆積した場合に、LEDチップとそれぞれの光変換材料とが発する光の組合せによって所望の色ポイントを有する光が出現するように、その群の中に含まれたLEDチップの測定波長の平均に基づいて、ある色ポイントを有するように選択することができる。例えば、複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれたLEDチップの平均測定波長および所望の色ポイントによって画定される線に基づいて、CIE1931色度図上の色座標を決定することができ、複数の群のそれぞれについて、決定した色座標によって画定される色ポイントを有するそれぞれの光変換材料を選択することができる。
いくつかの実施形態では、選択された光変換材料の厚さは、複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれたLEDチップの測定放射束の平均に基づいて決定することができる。複数の群のそれぞれについて、LEDチップとそれぞれの光変換材料とが発する光の組合せによって所望の色ポイントを有する光が出現するように、それぞれの光変換材料をその群の中に含まれたLEDチップの上に、それぞれの決定した厚さまで堆積させることができる。例えば、複数の群のそれぞれについて、光変換材料は、蛍光体および封入溶液、または単に蛍光体層だけを含むことができる。それぞれの選択された光変換材料の厚さは、複数の群のそれぞれについて、封入溶液の体積当たりの蛍光体濃度に基づいて決定することができる。いくつかの実施形態では、複数の群のそれぞれについて選択された光変換材料は、複数の群のそれぞれについて異なる厚さを有する同じ光変換材料でよい。
他の実施形態では、複数の群のそれぞれの光変換材料は、複数の群のそれぞれについて異なるドープ濃度および/または粒径を有する同じ光変換材料でよい。
いくつかの実施形態では、複数の群のそれぞれにおいて、複数のLEDチップは、互いに約5ナノメートル(nm)以下の範囲内の波長を有する第1の色の光を発するように構成することができる。
他の実施形態では、複数の群のそれぞれにおいて、複数のLEDチップは、互いに約10〜20ミリワット(mW)以下の範囲内の放射束を有する第1の色の光を発するように構成される。
いくつかの実施形態では、所望の色ポイントを有する光は、所望の色ポイントを中心とした4ステップマカダム楕円内の色ポイントを有する光でよい。
他の実施形態では、複数のLEDチップは、青色波長範囲内の光を発するように構成することができ、複数の群のそれぞれについて選択される光変換材料は、黄色発光蛍光体でよい。
いくつかの実施形態では、複数の群のそれぞれについて、それぞれの光変換材料は、第1の光変換材料でよい。複数の群の少なくともいくつかについて、その群の中に含まれたLEDチップの測定された発光特性、第1の光変換材料の発光特性、および所望の色ポイントに基づいて、第1および/または第2の色の光の少なくとも幾分かを吸収し、それに応答して第3の色の光を発するように構成された第2の光変換材料を選択することができる。複数の群の少なくともいくつかについて、第2の光変換材料をその群の中に含まれたLEDチップの上に堆積させて、複数のパッケージ化LEDを設けることができる。複数のパッケージ化LEDは、複数のLEDチップを含むことができ、所望の色ポイントを有する光を発するようにそれぞれ構成することができる。例えば、複数のLEDチップは、青色波長範囲内の光を発するように構成することができ、複数の群のそれぞれについて選択される第1の光変換材料は、黄/緑色発光蛍光体でよく、複数の群の少なくともいくつかについて選択される第2の光変換材料は、オレンジ/赤色発光蛍光体でよい。
他の実施形態では、複数のLEDチップは、同一のウェハに対応してもよい。
本発明の他の実施形態によれば、発光素子(LED)を製造する方法は、複数のLEDチップの発光特性を測定することを含む。複数のLEDチップは、測定された発光特性に基づいて分類されて、同様の測定された発光特性を有するLEDチップをそれぞれ含む第1および第2の群が設けられる。第1の群について、その群の中に含まれたLEDチップの測定された発光特性および所望の色ポイントに基づいて、第1の光変換材料が選択される。第1の光変換材料は、第1の群のLEDチップが発する少なくとも1つの波長の光を吸収し、それに応答して異なる波長の光を発するように構成されている。第2の群について、その群の中に含まれたLEDチップの測定された発光特性および所望の色ポイントに基づいて、第2の光変換材料が選択される。第2の光変換材料は、第2の群のLEDチップが発する少なくとも1つの波長の光を吸収し、それに応答して異なる波長の光を発するように構成されている。第1の光変換材料が第1の群に含まれたLEDチップの上に堆積されて、所望の色ポイントの光を発するように構成された第1の複数のパッケージ化LEDが設けられ、第2の光変換材料が第2の群に含まれたLEDチップの上に堆積されて、所望の色ポイントの光を発するように構成された第2の複数のパッケージ化LEDが設けられる。
本発明のさらなる実施形態によれば、発光素子(LED)を製造する装置は、センサ、分類機構、貯蔵部、光変換材料供給ライン、制御器、および分注機構を含む。センサは、第1の色の光を発するように構成された複数のLEDチップの発光特性を測定するように構成される。分類機構は、測定された発光特性に基づいて複数のLEDチップを分類して、同様の測定された発光特性を有するLEDチップをそれぞれ含む複数の群を設けるように構成される。貯蔵部は、第1の色の光の少なくとも幾分かを吸収し、それに応答して第2の色の光を発するように構成された複数の光変換材料を含む。光変換材料供給ラインは、貯蔵部に結合される。制御器は、複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれたLEDチップの測定された発光特性および所望の色ポイントに基づいて、複数の光変換材料を選択するように構成される。制御器は、貯蔵部に信号を供給して、複数の群のそれぞれについて選択された光変換材料を供給ラインに供給するようにさらに構成される。分注機構は、供給ラインに結合され、複数の群のそれぞれについて選択された光変換材料を、その群の中に含まれたLEDチップの上に堆積させて、複数のLEDチップを含む複数のパッケージ化LEDを設けるように構成される。複数のパッケージ化LEDは、所望の色ポイントを有する光を発するようにそれぞれ構成される。
いくつかの実施形態では、蛍光体または他の光変換材料がシート状に予め形成される場合、装置は、例えばピックアンドプレイスツール(pick and place tool)を含むことができる。この場合、LEDチップおよび蛍光体シートの発光特性は、LEDチップの群のそれぞれについて特定の蛍光体を選択する前に、別個に測定することができる。
従来の方法によって製造されたパッケージ化LEDの発光特性を示す色度図の領域である。 本発明のいくつかの実施形態によるパッケージ化LEDを製造する装置を示すブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態によるパッケージ化LEDを製造する例示動作を示す流れ図である。 本発明のいくつかの実施形態によるパッケージ化LEDを製造するための光変換材料選択方法を示す色度図である。 本発明のいくつかの実施形態によるパッケージ化LEDを製造するための、青色LED放射束と、光変換材料の厚さとの関係を示すグラフである。 本発明のいくつかの実施形態に従って製造された例示のパッケージ化LED構造を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態に従って製造された例示のパッケージ化LED構造を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態に従って製造された例示のパッケージ化LED構造を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態に従って製造された例示のパッケージ化LED構造を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態に従って製造された例示のパッケージ化LED構造を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態に従って製造されたパッケージ化LEDの発光特性を示す色度図の領域である。
次に、本発明の実施形態を示す添付の図面を参照しながら、本発明をより完全に説明する。しかし、本発明は、数多くの異なる形態で実施することができ、本明細書に記載する実施形態に限定されるものと解釈すべきではない。そうではなく、以下の実施形態は、本開示を網羅的かつ完璧なものとし、本発明の範囲を当業者に完全に伝えるために示すものである。図面では、層および領域の寸法および相対的な寸法は、分かりやすいように誇張してあることがある。同じ番号は、全体を通して同じ要素を指す。
本明細書において本発明の説明に使用する用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、本発明を限定することを意図するものではない。本発明の説明および添付の特許請求の範囲では、単数形「1つの(a、an)」、および「その(the)」は、文脈において別段の明白な指示がない限り、複数形も同様に含むことを意図するものである。また、本明細書で使用する用語「および/または(and/or)」は、列挙された関連する品目の1つまたは複数の考えられ得る任意の組合せ、およびあらゆる組合せを指し、包含するものであることが理解されよう。さらに、用語「含む(comprises)」および/または「含んでいる(comprising)」は、本明細書では、記載された特徴(feature)、実体物(integer)、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示するが、1つまたは複数の他の特徴、実体物、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらの群の存在または追加を排除するものではないことが理解されよう。
本明細書では、第1の、第2の、などの用語を用いて様々な要素を説明することがあるが、これらの要素は、これらの用語によって限定されるべきものではないことが理解されよう。これらの用語は、ある要素を別の要素から区別するために使用するにすぎない。例えば、本発明の範囲から逸脱することなく、第1の要素を第2の要素と呼ぶことができ、同様に、第2の要素を第1の要素と呼ぶこともできる。本明細書では、用語「および/または」は、列挙された関連する品目の1つまたは複数の任意の組合せ、およびあらゆる組合せを含む。
層、領域、または基板などの要素が別の要素の「上に(on)」ある、または「上へと(onto)」延びると称される場合、その要素は、他方の要素のすぐ上にあるか、もしくはすぐ上へと延びても、または介在要素が存在してもよいことが理解されよう。逆に、ある要素が別の要素の「すぐ上に(directly on)」ある、または「すぐ上へと(directly onto)」延びると称される場合、介在要素は存在しない。また、ある要素が別の要素に「接続される(connected)」、または「結合される(coupled)」と称される場合、その要素は、他方の要素に直接接続もしくは結合されても、または介在要素が存在してもよいことが理解されよう。逆に、ある要素が別の要素に「直接接続される(directly connected)」、または「直接結合される(directly coupled)」と称される場合、介在要素は存在しない。
本発明の実施形態による方法、装置、およびコンピュータプログラム製品の流れ図(flowchart illustration)および/またはブロック図および/またはフロー図(flow diagram)を参照しながら、本発明を以下で説明する。流れ図および/またはブロック図の各ブロック、ならびに流れ図および/またはブロック図の諸ブロックの組合せは、コンピュータプログラム命令によって実施することができることが理解されよう。こうしたコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、特殊用途コンピュータ、または機械を製造するための他のプログラム可能なデータ処理装置の処理装置に提供することができ、したがって、コンピュータの処理装置、または他のプログラム可能なデータ処理装置を介して実行される命令によって、流れ図および/またはブロック図および/またはフロー図の1つのブロックもしくは複数のブロックに明示された機能/行為を実施する手段が生成されることになる。
こうしたコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプラグラム可能処理装置が特定の様式で機能するように指示することができるコンピュータ可読メモリ内に記憶させることができ、したがって、コンピュータ可読メモリ内に記憶された命令によって、流れ図および/またはブロック図の1つのブロックもしくは複数のブロックに明示された機能/行為を実施する命令手段を含む製造物品が生産されることになる。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置にロードして、一連の動作ステップをコンピュータまたは他のプログラム可能処理装置上で実施させてコンピュータ実施工程を生成し、それによってコンピュータまたは他のプログラム可能処理装置上で実行される命令によって、流れ図および/またはブロック図の1つのブロックもしくは複数のブロックに明示された機能または行為を実施するステップを実現することができる。また、いくつかの代替実施態様では、ブロックに記載の機能/行為は、流れ図に記載の順序以外でも生じ得ることに留意されたい。例えば、連続して示される2つのブロックは、実際には、関与する機能性/行為に応じて、実質的に並行して実行してもよく、時には逆の順序で実行してもよい。
本明細書で使用する用語(技術的および科学的用語を含む)は全て、別段の定義がない限り、本発明が属する分野の当業者によって一般に理解されている意味と同じ意味を有する。さらに、一般に使用されている辞書に定義されているものなどの用語は、関連技術および本明細書の文脈における意味と一致する意味を有するものとして解釈すべきであり、本明細書にて明白にそのように定義されない限り、理想化された、または過度に形式的な意味で解釈すべきものではないことが理解されよう。
本明細書では、用語「半導体発光素子」および/または「LED」には、発光ダイオード、レーザダイオード、および/または1つもしくは複数の半導体層を含む他の半導体素子が含まれ得、これらは、シリコン、炭化ケイ素、窒化物系化合物、および/または他の半導体材料を含み得る。発光素子は、サファイア、シリコン、炭化ケイ素、窒化ガリウム、および/または別のマイクロ電子基板などの基板を含んでも、含まなくてもよい。発光素子は、金属および/または他の導電層を含み得る1つまたは複数のコンタクト層を含むことができる。いくつかの実施形態では、紫外、青、シアン、緑、琥珀、および/または赤色LEDを設けることができる。半導体発光素子の設計および製造は当業者には周知であり、本明細書において詳細には説明しない。
本明細書では、用語「光変換材料」は、蛍光体など、ある波長の光を吸収し、それに応答して異なる波長の光を発するどのような材料をも指すことがあり、吸収と再発光との間の遅れや、関与する波長は問わない。光のほんの一部分はまた、ほとんど、または全く変換されずに、基本的に入射光と同じ波長で蛍光体から再度発せられることがある。したがって、本明細書で使用する用語「蛍光体(phosphor)」は、時には蛍光性(fluorescent)および/または燐光性(phosphorescent)と呼ばれる材料を指すことがある。本発明の実施形態による光変換材料は、ある波長の光を別の波長の光に変換することが可能な適当などのような蛍光材料からも形成することができる。例えば、いくつかの実施形態では、蛍光体材料は、Y3Al512(YAG:Ce)などのセリウム(Ce)をドープした単結晶でよい。他の実施形態では、Ceおよび/またはユーロピウム(Eu)ドープ(Ca、Sr、Mg)AlSiN3(CASNまたはSCASN)、EuドープSr2-xBaxSiO4(BOSE)、Eu2+ドープSiAlON、Eu2+ドープSr3SiO5、Ce3+ドープTb3Al512(TAG:Ce)、CeまたはEuドープストロンチウムチオガレート、またはEu2+ドープSr2Si58、Eu2+ドープ(Ca、Sr、Ba)Si222、Eu3+ドープ(Bi、Y)VO4、Y22S、La22S、シリコンガーネット、Y22S、もしくはLa22Sなどの他の蛍光体を使用してもよい。さらに、いくつかの実施形態では、特許文献1および/または特許文献2に記載されている蛍光体を使用してもよい。蛍光体はまた、適当などのようなレベルにもドープすることができる。いくつかの実施形態では、Ceおよび/またはEuを、ドーパント濃度が約0.1から約20%の範囲内となるように単結晶蛍光体内にドープする。さらに、本願の譲受人に譲渡され、その開示を参照により本明細書に組み込む特許文献3に記載のように、蛍光体または他の光変換材料をシート状に予め形成し、個々の光変換構造に個片化し、ピックアンドプレイスツールを用いて発光表面上に堆積させてもよい。
また、本明細書では、特定の色の光とは、可視光スペクトル内の特定の色に対応する波長範囲内に収まる波長を有する光を指すことがある。例えば、青色光は約440ナノメートル(nm)から約470nmの間の波長を有することができ、緑色光は約505nmから約555nmの間の波長を有することができ、黄色光は約565nmから約580nmの間の波長を有することができ、赤色光は約610nmから約720nmの間の波長を有することができる。
本発明のいくつかの実施形態は、従来の蛍光体分注方法では、異なる電気および/または光学パラメータを有する数百または数千ものLEDチップが共にグループ化されて、蛍光コーティング機構に用いられることを受けて生じ得たものである。したがって、LEDチップは全て、同じ種類および量の蛍光コーティングを受けることになり、その結果、従来方法に従って製造されたパッケージ化LEDでは、色ポイントに大きなばらつきが生じ得る。したがって、ビニングの生産歩留りを増大させるために、各LEDチップ上に堆積させる光変換材料の量、厚さ、および/または色ポイントを変動させることによって、パッケージ化LED間での色ポイント差異を低減させると有利となり得る。特に、各LEDチップは、特定の放射束(RF)および/または特定の平均波長(WL)を有する光を発することができ、これらは各LEDチップについて測定することができる。各LEDチップ上に堆積させるべき蛍光体または他の光変換材料の量、厚さ、および/または色ポイントは、各チップおよび/または同様の測定された発光特性を有するチップ群について測定された発光特性に基づいて選択することができる。例えば、青色LEDチップでは、青色LEDチップ上に堆積させるべき黄色蛍光体の量および色ポイントは、青色LEDチップと黄色蛍光体とが発する光の組合せによって、所望の色ポイントの白色光が出現するように選択することができる。したがって、本発明のいくつかの実施形態では、光変換材料の量、厚さ、および/または色ポイントを各LEDチップについて変動させて、構成要素となる各LEDチップの発光特性が異なるにもかかわらず、全てが同じ色ポイントの光出力をもたらすパッケージ化LEDを設けることができる。したがって、特定の色ポイント/CCTを目標とするパッケージ化LEDは、目標色ポイント周囲の4ステップマカダム楕円内で測定することができる。
図2は、本発明のいくつかの実施形態によるLEDを製造するための装置またはシステム200を示す概略図である。ここで図2を参照すると、システム200は、LEDチップの測定された発光特性に基づいて、LEDチップ上に光変換材料を選択的に堆積させるように構成され、したがって、それによって生産されたパッケージ化LEDは全て、所望の色ポイントの光を発するように構成されることになる。特に、システム200は、LED構造10が発する光37の発光特性を測定するように構成された光センサ35に結合された制御器20を含む。例えば、光センサ35は、LED構造10がプローブ59によって活性化(energize)されたときに、LED構造10が発する光37の波長および/または放射束を測定することができる。測定された発光特性は、通信ライン28を介して制御器20に供給することができ、システム200の動作制御に使用することができ、これについては以下でより詳細に説明する。LED構造10は、LEDウェハ、装着されたLEDダイもしくはチップ、および/または装着されてない(すなわち裸の)LEDチップを含むことができる。したがって、本発明の実施形態によるシステムおよび方法は、製造工程の様々な段階で使用することができる。
図2に示すように、システム200は、制御ライン26を介して制御器20に結合された分類機構42と、異なる光変換材料をそれぞれ含む複数のカートリッジ/貯蔵部30Aから30Cとをさらに含む。例えば、貯蔵部30Aから30Cはそれぞれ、蛍光体粒子濃度が懸濁した液状封入材料(例えば、エポキシ、シリコーンなど)を含むことができる。いくつかの実施形態では、各貯蔵部30Aから30Cは、LED構造10が発する光37を異なる色の光に変換するように構成された異なる蛍光体粒子を含むことができる。例えば、貯蔵部30Aは黄色発光蛍光体を含むことができ、貯蔵部30Bは赤色発光蛍光体を含むことができ、貯蔵部30Cは緑色発光蛍光体を含むことができる。あるいは、各貯蔵部30Aから30Cは、異なる種類の黄色発光蛍光体(YAG、BOSE、およびCASNなど)を含んでも、または、同じ種類であるが、粒径および/または光学特性が異なる黄色発光蛍光体を含んでもよい。いくつかの実施形態では、貯蔵部は30Cまた、Al23、TiO2、および/またはZrO2などの散乱粒子を含んでもよい。貯蔵部30Aから30Cは、それぞれの入力ライン32Aから32Cを介して供給ライン36に取り付けられる。入力ライン32Aから32Cを介した液体の流れは、電子的に制御可能な質量流量制御器34Aから34Cによってそれぞれ制御することができ、これらの質量流量制御器は、制御ライン22を介して制御器20に結合されている。供給ライン36は、1つまたは複数の光変換材料を分注器50に供給する。1つ(または複数)の光変換材料の、供給ライン36を介した分注器50への流れは、制御ライン24によって制御器20に結合された電子的に制御可能な弁40によって制御することができる。
分類機構42は、制御器20からの信号に応答して、LED構造10を、センサ35からの測定された発光特性に基づいて、同様の発光波長および/または同様の放射束など、同様の測定された発光特性を有するLEDチップを含む45Aから45Dの複数の群の1つに分類することができる。例えば、LED構造10がLEDチップである場合、LEDチップの発光特性を測定することができ、このLEDチップを、同様の発光特性を有する他のLEDチップを含む45Aから45Dの群の1つに分類することができる。あるいは、LED構造10がLEDウェハである場合、ウェハ上のあらゆるチップを試験するのではなく、ウェハ上の代表的な領域および/またはLEDチップの発光特性を測定すればよい。したがって、チップをウェハから分離した後、LED構造10の試験位置の発光特性に基づいて、LEDチップを同様の発光特性を有する45Aから45Dの群に分類することができる。したがって、LED構造10は、蛍光体堆積および/またはLEDパッケージ化完成の前に、チップおよび/またはウェハレベルで、45Aから45Dの群の1つに分類される。
制御器20は、それによって、特定の群の特定の測定された発光特性、および完成したパッケージ化LEDに所望または目標とされる色ポイントに基づいて、群45Aから45D内のLEDチップのそれぞれの上に堆積させる1つまたは複数の光変換材料を貯蔵部30Aから30Cから選択することができる。したがって、45Aから45Dの各群内のLEDチップは、それらの特定の発光特性に応じて、異なる選択された光変換材料および/または厚さが異なる選択された光変換材料で被覆することができ、これについては以下でより詳細に論じる。
図2をさらに参照すると、制御器20は、電子制御ライン22および24を介して質量流量制御器34Aから34C、および弁40の動作を制御して、選択された光変換材料を貯蔵部30Aから30Cの対応する1つから分注器50に供給することができる。制御器20は、従来のプログラム可能制御器でよく、かつ/またはシステム100のそれぞれの要素の動作を制御するように構成された特定用途向け集積回路(ASIC)、または汎用マイクロプロセッサもしくは制御器(例えば、コンピュータ)を含んでもよい。したがって、制御器20は、質量流量制御器(MFC)34Aから34Cの動作を制御することによって、供給ライン36を介して分注器50に供給される材料の組成を正確に制御することができる。制御器はさらに、弁40の動作を制御することによって、分注器50に供給される選択された光変換材料の量(したがって、堆積させるべき光変換材料の厚さ)を制御することができる。分注器50は、それによって、45Aから45Dの各群について選択された1つ(または複数)の光変換材料を、その群のLEDチップ上に堆積させて、所望の色ポイントの光を発するように構成されたパッケージ化LEDを設けることができる。選択された光変換材料は、容積測定分注方法、ステンシル印刷、液滴堆積、および/または他の周知の堆積方法によって堆積させることができる。例えば、選択された光変換材料は、分注器50の一端部に光変換材料のビードを形成し、その形成されたビードにLEDチップおよび/またはLEDチップが中に取り付けられる、分注器50からビードを分注するための反射キャビティを接触させることによって堆積させることができる。
図2には3つの蛍光体貯蔵部30Aから30Cが示されているが、追加の、またはより少数の貯蔵部を設け、制御器20によって電子的に制御できるそれぞれのMFCおよび/または供給弁を介して供給ラインに取り付けてもよいことが理解されよう。例えば、パッケージ化LEDに所望される色ポイントに応じて、赤色蛍光体、緑色蛍光体、黄色蛍光体、青色蛍光体などを単独で、かつ/または組み合わせて堆積させるために、別個の蛍光体貯蔵部を設けることができる。図2に示すシステム200はいくつかの部品に分割してもよく、したがって、例えば各LEDチップ群45Aから45Dのために別個の供給ライン36が設けられ、かつ/または別個の分注器50が設けられることがさらに理解されよう。さらに、システムは、光変換材料のそれぞれのものを堆積させるための専用の1つの供給ライン36および分注器50を有してもよい。したがって、様々な実施形態に従って、貯蔵部、供給ライン、および分注器の数多くの異なる組合せが企図される。
また、図2は、分注器50による光変換材料の堆積を示すが、本発明のいくつかの実施形態によれば、電気泳動堆積などの他の堆積方法を使用してもよいことを理解されたい。例えば、同様の測定された発光特性を有するLEDチップの各群を、そのLEDチップ群に選択された1つ(または複数)の光変換材料を含む電解質ベースの溶液に浸漬させることができ、その溶液に印加される電流に応答して、LEDチップを1つ(または複数)の選択された光変換材料で被覆することができる。あるいは、蛍光体または他の光変換材料は、シート状に予め形成することができ、システム200は、光変換材料を個片化し、同様の測定された発光特性を有するLEDチップの各群上に堆積させるのに使用できるツールを含むことができる。LEDチップおよび蛍光体シートの発光特性は、各LEDチップ群用の特定の蛍光体を選択する前に別個に測定することができる。
図3は、本発明のいくつかの実施形態による発光素子(LED)を製造するための例示動作を示す流れ図である。ここで図3を参照すると、ブロック302で、複数のLEDチップの発光特性が測定される。例えば、各LEDチップは、プローブを用いて活性化することができ、LEDチップが出力する光は、光センサを用いて測定することができる。測定される発光特性には、各LEDチップが発した光の波長(WL)および/または放射束(RF)が含まれ得る。LEDチップは、同じ色の光を発するように構成される。例えば、LEDチップは、約440nmから約470nmの波長範囲内の青色光を発するように構成することができる。いくつかの実施形態では、LEDチップは、同じLEDウェハから設けることができる。例えば、LEDウェハは、発光ダイオード構造を画定する複数のエピタキシャル層を含むことができ、例えば、ダイシングソーを用いてダイシングすることによって、複数の離散チップ領域に分割することができる。かかる技術は当業者には周知であり、本明細書では詳細には論じない。
ブロック304で、LEDチップは、各LEDチップの測定された発光特性に基づいて複数の群に分類され、したがって、各群は同様の測定された発光特性を有するLEDチップを含むことになる。例えば、LEDチップは、同様のピーク発光波長を有する群に分類することができる。特に、各群内のLEDチップは、互いに約5nm以下の範囲内のピーク波長を有する光を発することができる。LEDチップはまた、同様の放射束を有する群に分類することができる。例えば、各群内のLEDチップは、互いに約10〜20ミリワット(mW)の範囲内の放射束を有する光を発することができ、これは、LEDチップを組み込むことができる製品の全光出力の約2%から約5%を表し得る。この範囲は、他のダイ寸法ではより低くてもよいことが理解されよう。複数のLEDチップが同じLEDウェハから設けられる場合、それらのチップをウェハからダイシングおよび/または他の形で分離する前に、ウェハ上の代表的な試験領域/チップの発光特性を測定することが可能となり得る。したがって、LEDチップは、試験位置から出力された光に基づいて各群に分類することができる。したがって、ブロック304での分類は、パッケージ化LEDの完成前に、チップおよび/またはウェハレベルで実施される。
さらに図3を参照すると、ブロック306で、各LEDチップ群について、それぞれの光変換材料が選択される。光変換材料は、各群についてその群に含まれたLEDチップの測定された発光特性、および所望または目標とされる色ポイントに基づいて選択される。光変換材料は、LEDチップが発する光の少なくとも幾分かを吸収し、それに応答して異なる色の光を発するように構成される。いくつかの実施形態では、選択される光変換材料は、蛍光体および/または蛍光体粒子濃度が懸濁した溶液でよい。したがって、各LEDチップ群について、光変換材料から出力される光が、その特定の群のLEDチップから出力される光と組み合わさって、所望の色ポイントを有する光が出現するように、光変換材料がそれぞれ選択される。
光変換材料は、各群について、各群に含まれたLEDチップの測定発光波長の平均に基づいて選択することができる。例えば、ブロック302で測定されたそれぞれの発光波長に基づいて、ブロック304で2つの群に分類された青色発光LEDチップから白色光を得るには、第1のLEDチップ群について、その第1のLEDチップ群の平均発光波長に基づいて、CeドープY3Al512(YAG:Ce)などの第1の黄色発光蛍光体を選択することができる。同様に、第2のLEDチップ群については、その第2のLEDチップ群の平均発光波長に基づいて、EuドープSr2-xBaxSiO4(BOSE)などの第2の黄色発光蛍光体を選択することができる。あるいは、各LEDチップ群について、異なるドーピングプロフィルを有する同じ光変換材料を選択することもできる。各LEDチップ群のための光変換材料の選択について、図4を参照しながら以下でさらに説明する。
また、各群のLEDチップ上に堆積させるべき光変換材料の厚さも、各群のLEDチップについて測定された平均放射束に基づいて選択することができる。例えば、ブロック302で測定されたそれぞれの放射束および色ポイントに基づいて、ブロック304で2つの群に分類された青色発光LEDチップから白色光を得るには、LEDチップの両群についてCeドープY3Al512(YAG:Ce)を選択することができるが、その厚さは、各群のLEDチップの平均放射束に基づいて、各群で異なる。光変換材料がシリコーン溶液に懸濁した蛍光体粒子を含む場合は、各群の選択された光変換材料の厚さもやはり、シリコーン溶液の体積当たりの蛍光体濃度に基づくことができる。各LEDチップ群のための光変換材料の厚さの選択について、図5を参照しながら以下でさらに説明する。
いくつかの実施形態では、所望の色ポイントを有する光が出現するように、1つまたは複数のLED群について複数の光変換材料を選択することができる。例えば、青色発光LEDチップ群では、上記で論じたように、青色発光LEDチップの測定された発光特性に基づいて、LEDチップが発する青色光を黄色波長範囲内の光に変換するように構成された、黄色発光蛍光体などの第1の光変換材料を選択することができる。さらに、第2の光変換材料を、青色発光LEDチップの測定された発光特性および/または第1の光変換材料の発光特性に基づいて選択することができる。例えば、特定の群のLEDチップが発する青色光および/または第1の光変換材料が発する黄色光を赤色光に変換するように構成された赤色発光蛍光体を選択することができる。したがって、第1および第2の光変換材料は、そこから発せられる黄色および赤色光が、特定の群のLEDチップが発する青色光と組み合わさって、所望の色ポイントを有する白色光が出現するように選択することができる。かかる第1および第2の光変換材料はまた、順次堆積させることができる。例えば、まず赤色発光蛍光体を堆積させ、次いで、青色発光LEDチップおよび赤色発光蛍光体の色ポイントを測定することができる。最終の色ポイントをより正確に目指すために、測定した青色発光LEDチップと赤色発光蛍光体との組合せの発光特性に基づいて、黄色または緑色発光蛍光体の蛍光体厚さおよび/または濃度を選択することができる。
ブロック308で、各群について選択されたそれぞれの1つ(または複数)の光変換材料を各群のLEDチップ上に堆積させて、複数のパッケージ化LEDを設ける。各群について選択された1つ(または複数)の光変換材料は、いくつかの既知の方法によって堆積させることができる。例えば、ブロック306で選択されたそれぞれの1つ(または複数)の光変換材料が、シリコーン溶液に懸濁した蛍光体粒子を含む場合、それぞれの光変換材料は、図2を参照しながら上記で論じたように、容積測定分注方法、ステンシル印刷、電気泳動堆積、および/または液滴堆積によって堆積させることができる。したがって、本発明のいくつかの実施形態に従って製造される各パッケージ化LEDは、LEDチップと、各群のLEDチップの測定された発光特性に基づいて特別に選択された異なる種類および/または厚さの光変換材料とを含むことができる。言い換えれば、各LEDチップ上に堆積させる光変換材料の種類および/または量は、全てのLEDチップが同じ種類および量の蛍光体で被覆され得る従来の製造方法とは異なり、各LEDチップ群の特定の発光特性に基づいて調整される。したがって、本発明のいくつかの実施形態によるパッケージ化LEDは、それらの構成要素となるLEDチップの電気および/または光学特性が異なるにもかかわらず、ほぼ同じ色ポイントを有する光を発するように構成することができる。
上記では、白色光を発するように構成されたパッケージ化LEDの形成について参照しながら主に論じたが、図3の流れ図を参照しながら上記で説明した動作を用いて、任意の所望の色を有する光を発するように構成されたパッケージ化LEDを製造することができることを理解されたい。例えば、ブロック306で、特定の青色LEDチップ群が発する光の大部分かつ/または全てを吸収して、所望の色ポイントを有する赤色光が出現するように構成された赤色発光蛍光体を選択することができる。同様に、ブロック306で、特定の青色LEDチップ群が発する光の大部分かつ/または全てを吸収して、所望の色ポイントを有する緑色光が生じるように構成された緑色発光蛍光体を選択することもできる。また、上記では、青色LEDチップを、それらの測定された発光特性に基づいて異なる群に分類することを参照しながら主に論じたが、他の色の光を発するように構成されたLEDチップの発光特性を測定し、分類することもでき、そうした測定された発光特性に基づいてそれぞれの光変換材料を選択して、所望の色ポイントの他の色の光を生じることができる。
図4は、本発明のいくつかの実施形態による、LEDチップの測定波長に基づいた光変換材料の選択を示す1931CIE色度図である。図4には、可視色度の全色域が馬蹄形の図として示されている。より具体的には、色域の曲線縁部400はスペクトル軌跡と呼ばれ、ナノメートル(nm)で記載された波長を有する単色光に対応する。色域の下側部分の直線縁部410は、紫線(purple line)と呼ばれる。これらの色は、色域の境界にあるものの、対応する単色光を有しない。この図の内部では純色がより少なくなり、中心には白色が出現する。任意の2色を混合することによって形成できる色は全て、色度図上のその2色を表す2点を結ぶ直線上に存在することになる。同様に、3色を混合することによって形成できる色は全て、色度図上の対応する点によって形成される三角形の内部に見られる(複数源でも同様である)。
白色光源では、色度は、光源の「白色ポイント」と称することができる。白色光源の白色ポイントは、所与の温度まで加熱された黒体輻射体が発する光の色に対応する色度ポイントの軌跡に沿って収まることになり得る。したがって、白色ポイントは、光源の相関色温度(CCT)によって識別することができ、これは、加熱された黒体輻射体が白色光源の色または色相に整合する温度である。本発明のいくつかの実施形態によって製造されるパッケージ化LEDは、約2500ケルビン(K)から約10,000Kの相関色温度(CCT)を有する白色光を発するように構成することができる。
図4に示すように、青色発光LEDチップは、451nm、455nm、461nm、465nm、および469nmの平均測定発光波長をそれぞれ有する5つの群に分類された。色度図上の色ポイント401〜405はそれぞれ、各群の平均発光波長を表す。より具体的には、色ポイント401は、約451nmの平均発光波長を有するLEDチップ群を表し、色ポイント402は、約455nmの平均発光波長を有するLEDチップ群を表し、色ポイント403は、約461nmの平均発光波長を有するLEDチップ群を表し、色ポイント404は、約465nmの平均発光波長を有するLEDチップ群を表し、色ポイント405は、約469nmの平均発光波長を有するLEDチップ群を表す。
それぞれの光変換材料が、各群の平均発光波長に基づいた所望の色ポイント420を有する光が出現するように、色ポイント401〜405によって表される各LEDチップ群について選択される。より具体的には、色度図上の各群を表す色ポイント401〜405と、所望の色ポイント420とによって画定される線411〜415に基づいて、各群の色座標(CCx、CCy)が決定される。決定した色座標に対応する色ポイント421〜425を図4に示す。したがって、色ポイント401〜405によって表される各群について、決定した色ポイント421〜425を有するそれぞれの光変換材料が選択される。線411〜415は、色ポイント401〜405および421〜425によって表される色のそれぞれのものを混合することによって形成できる全ての色を画定する。それぞれの光変換材料の量または厚さは、線411〜415に沿った所望の色ポイント420の光出力をもたらすように選択することができ、これについては以下でより詳細に論じる。
図5は、本発明のいくつかの実施形態による、LEDチップの測定放射束に基づいた光変換材料の厚さの選択を示すグラフである。図5に示すように、青色LEDチップ群の平均放射束RF(ミリワットで示す)と、選択された光変換材料の厚さ(オングストロームで示す)とを関連付ける曲線505が、選択された光変換材料の特性に基づいてプロットされている。例えば、選択された光変換材料が、シリコーン溶液内に分散した蛍光体粒子を含む場合、曲線505は、シリコーン溶液の体積当たりの蛍光体濃度に基づく。選択される厚さと蛍光体濃度とは、非常に相関し得る。より具体的には、光変換材料の選択される厚さは、蛍光体濃度、青色LED放射束、青色LED波長、および分注される体積の関数となり得る。上記のように、各群内のLEDチップは、互いに約10〜20mW以内の放射束を有することができる。したがって、LEDチップ群について測定した放射束値の平均を用いると、曲線505および/または上記の式に基づいて、所望の色ポイントを有する光が出現するように、そのLEDチップ群に適当な光変換材料の厚さを決定することができる。
図6A〜6Eはそれぞれ、本発明のいくつかの実施形態に従って調整された色ポイントを有するパッケージ化LED600A〜600Eを示し、図7は、図6A〜6Eのパッケージ化LEDのシミュレーション結果を示す色度図の領域である。ここで図6A〜6Eを参照すると、パッケージ化LED600A〜600Eは、異なる発光波長を有する青色発光LEDチップ601〜605をそれぞれ含む。特に、LEDチップ601は、約451nmのピーク波長を有する光を発し、LEDチップ602は、約455nmのピーク波長を有する光を発し、LEDチップ603は、約461nmのピーク波長を有する光を発し、LEDチップ604は、約465nmのピーク波長を有する光を発し、LEDチップ605は、約469nmのピーク波長を有する光を発する。青色LEDチップ601〜605はそれぞれ、上記で論じたように、それらのそれぞれの発光波長に基づいて異なる群に分類され、異なる種類および/または量の黄色発光光変換材料によって被覆される。特に、LEDチップ601、602、および603は、YAG:Ceなどの同じ光変換材料621が異なる厚さ/量で被覆される。LEDチップ604は、Ce:CaAlSiN3などの異なる光変換材料622によって被覆され、その厚さはLEDチップ601の光変換材料621とほぼ同じ厚さを有する。LEDチップ605も同様に、BOSEなどの異なる光変換材料623によって被覆され、その厚さはLEDチップ603の光変換材料621とほぼ同じ厚さを有する。各光変換材料621〜623の色ポイントおよび厚さは、各LEDチップと、選択された光変換材料とが発する光の組合せによって、所望の色ポイント720を有する白色光が出現するように、図7に示す青色LEDチップ601〜605それぞれの発光特性および所望の色ポイント720に基づいて選択された。
次に図7を参照すると、線701、702、703、704、および705はそれぞれ、図6A〜6Eに示す青色発光LEDチップ601、602、603、604、および605が出力する光と、黄色発光蛍光体621、622、および623が出力する光との組合せによって画定することができる色ポイントを表す。図7に示すように、線701〜705は、所望の色ポイント720周囲の4ステップマカダム楕円715内で交差する。したがって、本発明のいくつかの実施形態によるパッケージ化LED600A〜600Eは、青色光および黄色光の両方を発するように構成することができ、その光は、それらの個々の構成要素となるLEDチップ601〜605の発光特性が異なるにもかかわらず、同じ色ポイント720の白色光として知覚される。
図6A〜6Eおよび図7には、白色光をもたらすために、黄色発光光変換材料によって取り囲まれた青色LEDチップを含むものとして示しているが、本発明の実施形態に従って製造されるパッケージ化LEDは、任意の所望の色ポイントに基づいて選択されたLEDチップと光変換材料との他の組合せを含むことができることを理解されたい。したがって、本発明の実施形態によれば、任意の所望の色を有する光を発するパッケージ化LEDを製造することができる。
図面および明細書では、本発明の典型的な実施形態を開示し、特定の用語を使用してきたが、これらの用語は概括的かつ説明的な意味で使用したものにすぎず、添付の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲を限定するものではない。

Claims (21)

  1. 発光素子(LED)を製造する方法であって、
    第1の色の光を発するように構成された複数のLEDチップの発光特性を測定すること、
    前記測定された発光特性に基づいて前記複数のLEDチップを分類して、同様の測定された発光特性を有するLEDチップをそれぞれ含む複数の群を設けること、
    前記複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれた前記LEDチップの前記測定された発光特性および所望の色ポイントに基づいて、前記第1の色の光の少なくとも幾分かを吸収し、それに応答して第2の色の光を発するように構成されたそれぞれの光変換材料を選択すること、および
    前記複数の群のそれぞれについて、前記それぞれの選択された光変換材料を、その群の中に含まれた前記LEDチップの上に堆積させて、前記複数のLEDチップを含み、前記所望の色ポイントを有する光を発するようにそれぞれ構成された複数のパッケージ化LEDを設けること
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記発光特性を測定することは、前記複数のLEDチップのそれぞれが発する前記光の放射束および/または波長を測定することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記それぞれの光変換材料を選択することは、
    堆積した場合に、前記LEDチップと前記それぞれの光変換材料とが発する光の組合せによって、前記所望の色ポイントを有する光が出現するように、前記複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれた前記LEDチップの前記測定波長の平均に基づいて、ある色ポイントを有する前記それぞれの光変換材料を選択することを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記それぞれの光変換材料を選択することは、
    前記複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれた前記LEDチップの前記平均測定波長および前記所望の色ポイントによって画定される線に基づいて、CIE1931色度図上の色座標を決定すること、および、
    前記複数の群のそれぞれについて、決定した色座標によって画定される前記色ポイントを有する前記それぞれの光変換材料を選択すること
    をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記それぞれの光変換材料を選択することは、
    前記複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれた前記LEDチップの前記測定放射束の平均に基づいて、前記それぞれの選択された光変換材料の厚さを決定することをさらに含み、
    前記複数の群のそれぞれについて、前記それぞれの光変換材料を堆積させることは、前記LEDチップと前記それぞれの光変換材料とが発する光の組合せによって、前記所望の色ポイントを有する光が出現するように、前記それぞれの光変換材料をその群の中に含まれた前記LEDチップの上に、それぞれの決定した厚さまで堆積させることを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記複数の群のそれぞれについて、前記それぞれの光変換材料は、蛍光体および封入溶液を含み、前記それぞれの選択された光変換材料の厚さを決定することは、
    前記複数の群のそれぞれについて、前記封入溶液の体積当たりの蛍光体濃度に基づいて、前記それぞれの選択された光変換材料の厚さを決定することを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記複数の群の前記それぞれの光変換材料は、同じ光変換材料を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記複数の群の前記それぞれの光変換材料は、前記複数の群のそれぞれについて異なるドープ濃度および/または粒径を有する同じ光変換材料を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  9. 前記複数の群のそれぞれにおいて、複数の前記LEDチップは、互いに約5ナノメートル(nm)以下の範囲内の波長を有する前記第1の色の光を発するようにそれぞれ構成されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  10. 前記複数の群のそれぞれにおいて、複数の前記LEDチップは、互いに約10ミリワット(mW)から約20mW以下の範囲内の放射束を有する前記第1の色の光を発するようにそれぞれ構成されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  11. 前記所望の色ポイントを有する光は、前記所望の色ポイントを中心とした4ステップマカダム楕円内の色ポイントを有する光を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記複数のLEDチップは、青色波長範囲内の光を発するように構成され、前記複数の群のそれぞれについて選択される前記それぞれの光変換材料は、黄色発光蛍光体を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記複数の群のそれぞれについて、前記それぞれの光変換材料は、第1の光変換材料を含み、
    前記複数の群の少なくともいくつかについて、その群の中に含まれた前記LEDチップの前記測定された発光特性、前記第1の光変換材料の発光特性、および前記所望の色ポイントに基づいて、前記第1および/または第2の色の光の少なくとも幾分かを吸収し、それに応答して第3の色の光を発するように構成された第2の光変換材料を選択すること、および
    前記複数の群の前記少なくともいくつかについて、前記それぞれの第2の光変換材料を、その群の中に含まれた前記LEDチップの上に堆積させて、前記複数のLEDチップを含み、前記所望の色ポイントを有する光を発するようにそれぞれ構成された複数のパッケージ化LEDを設けること
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記複数のLEDチップは、青色波長範囲内の光を発するように構成され、前記複数の群のそれぞれについて選択される前記第1の光変換材料は、黄色発光蛍光体を含み、前記複数の群の前記少なくともいくつかについて選択される前記第2の光変換材料は、赤色発光蛍光体を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 発光素子(LED)を製造する方法であって、
    複数のLEDチップの発光特性を測定すること、
    前記測定された発光特性に基づいて前記複数のLEDチップを分類して、同様の測定された発光特性を有するLEDチップをそれぞれ含む第1および第2の群を設けること、
    前記第1の群について、その群の中に含まれた前記LEDチップの前記測定された発光特性および所望の色ポイントに基づいて、第1の光変換材料を選択することであって、前記第1の光変換材料は、前記第1の群の前記LEDチップが発する少なくとも1つの波長の光を吸収し、それに応答して異なる波長の光を発するように構成されていること、
    前記第2の群について、その群の中に含まれた前記LEDチップの前記測定された発光特性および所望の色ポイントに基づいて、第2の光変換材料を選択することであって、前記第2の光変換材料は、前記第2の群の前記LEDチップが発する少なくとも1つの波長の光を吸収し、それに応答して異なる波長の光を発するように構成されていること、
    前記第1の光変換材料を、前記第1の群に含まれた前記LEDチップの上に堆積させて、前記所望の色ポイントの光を発するように構成された第1の複数のパッケージ化LEDを設けること、および
    前記第2の光変換材料を、前記第2の群に含まれた前記LEDチップの上に堆積させて、前記所望の色ポイントの光を発するように構成された第2の複数のパッケージ化LEDを設けること
    を含むことを特徴とする方法。
  16. 前記発光特性を測定することは、前記複数のLEDチップのそれぞれが発する光のピーク波長を測定することを含み、前記第1および第2の光変換材料を選択することは、
    堆積した場合に、前記第1の群の前記LEDチップと前記第1の光変換材料とが発する光の組合せによって、前記所望の色ポイントを有する光が出現するように、前記第1の群の前記LEDチップの前記測定波長の平均に基づいて、ある色ポイントを有する前記第1の光変換材料を選択すること、および
    堆積した場合に、前記第2の群の前記LEDチップと前記それぞれの光変換材料とが発する光の組合せによって、前記所望の色ポイントを有する光が出現するように、前記第2の群の前記LEDチップの前記測定波長の平均に基づいて、ある色ポイントを有する前記第2の光変換材料を選択すること
    を含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記発光特性を測定することは、前記複数のLEDチップのそれぞれが発する光の放射束を測定することを含み、前記第1および第2の光変換材料を選択することは、
    前記第1の群の前記LEDチップの前記測定放射束の平均に基づいて、前記第1の光変換材料の厚さを決定すること、および
    前記第2の群の前記LEDチップの前記測定放射束の平均に基づいて、前記第2の光変換材料の厚さを決定することを含み、
    前記第1および第2の光変換材料を堆積させることは、
    前記第1の群の前記LEDチップと前記第1の光変換材料とが発する光の組合せによって、前記所望の色ポイントを有する光が出現するように、前記第1の光変換材料を前記第1の群の前記LEDチップの上に前記第1の厚さまで堆積させること、および
    前記第2の群の前記LEDチップと前記第2の光変換材料とが発する光の組合せによって、前記所望の色ポイントを有する光が出現するように、前記第2の光変換材料を前記第2の群の前記LEDチップの上に前記第2の厚さまで堆積させることを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 発光素子(LED)を製造する装置であって、
    第1の色の光を発するように構成された複数のLEDチップの発光特性を測定するように構成されたセンサと、
    前記測定された発光特性に基づいて前記複数のLEDチップを分類して、同様の測定された発光特性を有するLEDチップをそれぞれ含む複数の群を設けるように構成された分類機構と、
    前記第1の色の前記光の少なくとも幾分かを吸収し、それに応答して第2の色の光を発するように構成された複数の光変換材料を含む貯蔵部と、
    前記貯蔵部に結合された光変換材料供給ラインと、
    前記複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれた前記LEDチップの前記測定された発光特性および所望の色ポイントに基づいて、前記複数の光変換材料を選択するように構成され、かつ、前記貯蔵部に信号を供給して、前記複数の群のそれぞれについて選択された前記それぞれの光変換材料を前記供給ラインに供給するように構成された制御器と、
    前記供給ラインに結合され、前記複数の群のそれぞれについて選択された前記それぞれの光変換材料を、その群の中に含まれた前記LEDチップの上に堆積させて、前記複数のLEDチップを含む複数のパッケージ化LEDを設けるように構成された分注機構とを備え、
    前記複数のパッケージ化LEDは、前記所望の色ポイントを有する光を発するようにそれぞれ構成されることを特徴とする装置。
  19. 前記センサは、前記複数のLEDチップのそれぞれが発する光の放射束および/または波長を測定するように構成されることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記制御器は、堆積した場合に、前記LEDチップと前記それぞれの光変換材料とが発する光の組合せによって、前記所望の色ポイントを有する光が出現するように、前記複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれた前記LEDチップの前記測定波長の平均に基づいて、ある色ポイントを有する前記それぞれの光変換材料を選択するように構成されることを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記制御器は、前記複数の群のそれぞれについて、その群の中に含まれた前記LEDチップの測定放射束の平均に基づいて、前記それぞれの選択された光変換材料の厚さを決定するように構成され、かつ、前記制御器は、前記貯蔵部に前記信号を送信して、対応する量の前記それぞれの光変換材料を前記複数の群のそれぞれに供給するように構成され、したがって、前記分注器は、その群の中に含まれた前記LEDチップと前記それぞれの光変換材料とが発する光の組合せによって、前記所望の色ポイントを有する光が出現するように、前記それぞれの光変換材料を、前記複数の群のそれぞれの前記LEDチップの上に、それぞれの決定した厚さまで堆積させることになることを特徴とする請求項19に記載の装置。
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