JP2009271730A - 印刷システム、情報処理装置、画像形成装置及び情報処理方法、処理方法 - Google Patents

印刷システム、情報処理装置、画像形成装置及び情報処理方法、処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の上限管理の仕組みを2パス印刷システムにおいて適用するための、特に2パス目の処理に進むことが可能であるか否かを適切に判断できる、柔軟な手法を提供する。
【解決手段】 2パス印刷の実行に際して、印刷システムにおいてユーザの利用枚数による上限管理が行われており、かつ2パス目の印刷処理を実行する際には、たとえ1パス目の印刷処理によりユーザの利用枚数が上限値に達していても、2パス目の印刷処理に関しては印刷処理を許可することを特徴とする。
【選択図】 図9

Description

本発明は、複数の画像形成装置による処理を管理する情報処理装置による情報処理技術に関するものである。
従来より、複数の装置が連携して動作する種々のシステムが知られている。一例として、画像をスキャンするスキャン装置と画像を印刷する画像形成装置とが接続され、コピー機能を提供するシステムが挙げられる。
一方、画像形成装置において排紙した枚数などをカウントするためのカウンタ機能や、処理にかかった費用(処理費用)を算出するための課金機能を持つものがある。
2つの装置を連携させて処理させるシステムにおいて、ユーザの使用状況(使用枚数、使用料金)を管理する際に、課金を行う装置を決定する際に、連携する相手の装置が課金機能を備えるか否かを判断する手法が提案されている(下記特許文献1参照)。これにより2重課金を回避することができるからである。
ここで、近年、商業印刷の分野等で、ある印刷装置における印刷処理の後に、その他の装置においてその出力物に対してクリアトナーという光沢のあるトナーを塗布する塗布処理を行うといった技術がある。これにより、印刷物の仕上がりをより高画質に仕上げる印刷システムが普及してきている。このようなシステムでは、ユーザは、画像を印刷するにあたり、従来の通常印刷を選択することも、高画質印刷を選択することもできる。尚、このような2つのパスを通して(2つの装置を連携させて)、高画質印刷をおこなう手法を2パス印刷とするのに対し、高画質印刷を1つのパス(1つの装置のみ)で実現するものを1パス印刷とする。1パス印刷での高画質印刷においては、印刷処理を行った用紙を排紙することなく、クリアトナーの塗布処理を行うことになる。このような2パス印刷の例として、他にも帳票印刷などが挙げられる。これも1パス目で通常の印刷を行い、2パス目の装置で予め登録されたフォームデータを合成することによりユーザ所望の印刷物を作成することができる。
特開2002−033868号公報
しかしながら、このように通常印刷と高画質印刷とを異なる装置で提供する2パス印刷の場合、ユーザの使用状況を管理するに際して、特許文献1で想定する管理方法とは異なる手法が望まれる。
例えば、特許文献1のように、いずれかの装置が備える課金機能を動作させると、高画質印刷を行った場合に、正確な処理費用を算出することができない場合がある。
具体的には、高画質印刷の場合、通常の印刷を行う画像形成装置における課金結果と、クリアトナーを塗布する画像形成装置における課金結果とを足し合わせた費用が、処理費用となる。このため、2パス印刷において、一方の画像形成装置における課金機能のみを動作させることとすると、正確な処理費用を算出することができなくなってしまう。ユーザが高画質印刷を選択したが、通常印刷のみを行い、高画質印刷を実際には行わなかった場合も、その逆の場合もあり得るため、予め何れかの装置で全ての課金を行ったとしても精度が低い。
これに対して、すべての装置が備える課金機能を動作させることも考えられる。しかしながら、この場合、トナーなどの処理費用を正確に算出することが可能となる一方、処理枚数のカウント値については、依然として問題が残る。すなわち、各装置で排紙枚数によりカウント値を取得する場合、2パスの処理を行った場合に、1パス目と同じ用紙に対して印刷をしているのにも関わらず、処理枚数をカウントアップしてしまうこととなる。
そして、このように2重でカウントをした場合、正確な処理枚数を算出できないばかりでなく、高画質印刷の利用が制限されてしまうという問題も生じることとなる。例えば、システムで各ユーザの使用枚数を上限管理していた場合について考える。通常印刷を行う1パス目の画像形成装置における印刷により、ユーザの処理枚数が上限数に到達してしまう。すると、2パス目のクリアトナーを塗布されるべき印刷処理に対して、上限を超える印刷を抑止するための処理が実行され、処理が終了してしまう場合がある。当然、ユーザにとしては新たな用紙を2パス目で利用しているわけではないので、上述したような2パス目での印刷の抑止は、正常の動作とはいえない。
このため、複数の画像形成装置が連携するシステムにおいては、トナーなどの料金や用紙の枚数などに対する処理費用を適切に管理するとともに、ユーザによる画像形成装置の利用が不当に制限される事態を柔軟に回避することが望まれている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、2パス印刷であっても、ユーザによる画像形成装置の利用に関して、柔軟な上限管理が適用できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る印刷システムは以下のような構成を備える。即ち、
複数の画像形成装置を連携させて2パス印刷を実現可能な印刷システムであって、
ユーザごとに印刷処理で用いた用紙枚数を実績として管理する実績管理手段と、
ユーザごとに印刷可能な用紙枚数の上限値を記憶し、前記実績管理手段で管理される用紙枚数の実績が前記上限値を超えるユーザからの印刷要求に基づき、印刷の抑止処理を行う上限管理手段と、
第1の画像形成装置において、2パス印刷における1パス目の印刷処理を実行し、印刷物の排紙を行う第1処理手段と、
第2の画像形成装置において、印刷物に対して、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理を実行する第2処理手段と、を有し、
前記上限管理手段は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理手段で管理される用紙枚数の実績が前記上限値に達していても前記抑止処理を行わず、前記第2処理手段において2パス目の印刷処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、2パス印刷であっても、ユーザによる画像形成装置の利用に関して、柔軟な上限管理が適用できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
1.画像形成システムの構成
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置を備える画像形成システムの全体構成を示す図である。図1において、101は情報処理装置である。102は、スキャナ機能、プリンタ機能、複合機機能などを有する画像形成装置(第1の画像形成装置)である。103は、クリアトナーを塗布する機能などを有し、画像形成装置102と連携して2パス印刷を実現可能とするための画像形成装置(第2の画像形成装置)である。情報処理装置101、画像形成装置102、103は、LAN等のネットワーク104を介して互いに接続されている。ここで、本実施例では、例えば、2パス印刷の1パス目の印刷処理(第1処理)を画像形成装置102で、2パス目の印刷処理(第2処理)を画像形成装置103で行うものとする。
なお、情報処理装置101には、2パス上限管理プログラム(詳細は後述)が実行可能に格納されており、画像形成装置102〜103から収集したジョブごとの履歴情報に基づいた実績情報が管理されている。また、実績情報に基づく上限管理を行うために印刷可能な使用上限値を記憶・管理している。
2.情報処理装置及び画像形成装置の構成
図2は、情報処理装置101及び画像形成装置102、103の詳細構成を示す図である。
はじめに、情報処理装置101の構成について説明する。図1において、CPU201は、ROM203のプログラムROMに記憶された、或いは外部メモリ211からRAM202にロードされたOSやアプリケーション(2パス上限管理プログラム等)等のプログラムを実行する。
ここでOSとはコンピュータ上で稼動するオペレーティングシステムの略語であり、以下オペレーティングシステムのことをOSと呼ぶ。後述する各フローチャートに示す2パス上限管理処理は、この2パス上限管理プログラムの実行により実現される。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード(KB)209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。
CRTコントローラ(CRTC)206は、CRT210の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)207は各種プログラム及び各種情報を記憶するハードディスク(HD)やフロッピ(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ211におけるデータアクセスを制御する。
外部メモリ211は、各種プログラムや各種情報を記憶するハードディスク(HD)やフロッピ(登録商標)ディスク(FD)であり、後述する2パス上限管理プログラム213や、該プログラムにより処理される管理情報214が格納されている。
PRTC208は、接続された画像形成装置102、103との間の信号の交換を制御する。NC212はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
次に、画像形成装置102、103の構成について説明する。図示するように、画像形成装置102、103において、221は画像形成装置102、103のCPUであり、ROM223や、外部メモリ230に記憶された制御プログラムに基づいてシステムバス224に接続される各ブロックを制御する。
CPU201の処理により生成された画像信号が、印刷部I/F226を介して、印刷部(画像形成装置エンジン)227に出力情報として出力される。また、CPU221は、入力部225を介して情報処理装置101との通信処理が可能となっており、これにより画像形成装置102、103内の各種情報等を情報処理装置101に通知することができる。
ROM223内のプログラムROMには、CPU221の制御プログラム等が記憶されている。ROM223内のフォントROMには、出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等が記憶されている。ROM223内のデータROMには、ハードディスク等の外部メモリ230が搭載されていない画像形成装置にあっては、情報処理装置101上で利用される各種情報等が記憶されている。
RAM222は、CPU221の主メモリや、ワークエリア等として機能するRAMであり、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。また、RAM222は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。
外部メモリ230は、メモリコントローラ(MC)229によりアクセスが制御される。外部メモリ230は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。
操作部228は操作のためのスイッチ及びLED表示器(表示部)等により構成されている。ここには、ユーザに対する情報を提供する操作画面や通知画面などのUI(ユーザインターフェース)画面が表示される。
印刷部227は、印刷部I/F226を介して受信した画像信号に基づいて、紙等の記録媒体にモノクロ印刷またはカラー印刷を施す。また、画像形成装置103の場合にあっては、印刷された記録媒体の表面に、クリアトナーを塗布する処理を行う。
スキャナ部I/F231は、スキャナ部232から受け取った画像データに対して、補正、加工、及び編集を行う。
スキャナ部232は、原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をCCDに入力することで画像の情報を電気信号に変換する。さらに電気信号をR、G、B各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像データとして読み込む。ユーザが操作部228から読み取り開始を指示すると、スキャナ部232に原稿読み取り指示が与えられる。スキャナ部232は、この指示を受けると原稿の読み取り動作を行う。
尚、原稿の読み取り方法は原稿フィーダ(不図示)にセットされる自動送り方式の形態であってもよい。また、原稿を不図示のガラス面上に載せ、露光部を移動させることで原稿の走査を行う方法であってもよい。
3.情報処理装置の2パス上限管理プログラムのモジュール構成及び管理情報の詳細
図3は、情報処理装置101の2パス上限管理プログラム213のモジュール構成及び管理情報214の詳細を示す図である。また、図4〜図8は管理情報214の一例を示す図である。以下、図4〜図8を参照しながら、2パス上限管理プログラム213のモジュール構成について説明する。
(1)ユーザ情報管理部
図3において、301はユーザ情報管理部であり、管理者により設定されたユーザ情報(ユーザを識別可能な情報)305を管理する。図4は、ユーザ情報管理部301を介して設定されたユーザ情報305の一例を示す図である。
図4に示すように、ユーザ情報305は、各ユーザが画像形成システム100を使用する場合の使用上限値が、ユーザごとに設定されている。
図4(a)の例では、ユーザ“A”が利用可能な用紙枚数の上限枚数は“2枚”であることを示している。同様にユーザ“B”が利用可能な用紙枚数の上限枚数は“7枚”、ユーザ“C”が利用可能な用紙枚数の上限枚数は“5枚”であることを示している。
また、ユーザ“D”が利用可能な金額の上限金額(上限費用)は“20円”であることを示している。同様にユーザ“E”が利用可能な金額の上限金額は“100円”であることを示している。
管理者は、使用上限値の管理方法を「枚数」で行うか「金額」で行うかを、ユーザ情報管理部301を介して選択できるものとし、ユーザ情報305は、当該選択結果に基づいて設定されるものとする。
図4(b)は、ユーザ“A”に対しての使用上限値の管理方法を、「枚数」から「金額」に変更した場合の例を示している。この場合、ユーザ“A”が利用可能な用紙の上限枚数の制限がなくなる一方、利用可能な金額の上限金額が“40円”と制限されることとなる。
(2)機器情報管理部
図3において、302は機器情報管理部であり、管理者により設定された機器情報306を管理する。また、各機器情報306において管理される画像形成装置において処理を実行した場合の処理費用に関する情報が格納された処理費用情報308を管理する。
図5は、機器情報306の一例を示す図である。図5に示すように、機器情報306には、情報処理装置101が管理する各画像形成装置の機器名が、IPアドレス(所在)と対応付けて格納されている。更に、各画像形成装置がクリアトナーを塗布する処理が可能であるか否かを示す情報が格納されている。
図5の例では、機器名“AAA”のIPアドレスは“111.11.111.111”であり、当該機器が、クリアトナーの塗布処理には対応していない機器であることを示している。
同様に、機器名“BBB”のIPアドレスは“111.11.111.222”であり、当該機器が、クリアトナーの塗布処理に対応している機器であることを示している。さらに機器名“CCC”のIPアドレスは“111.11.111.333”であり、クリアトナーの塗布処理に対応している機器であることを示している。
また、図6は処理費用情報308の一例を示す図である。図6に示すように、処理費用情報308は、印刷種別(処理内容)ごとに、処理費用が設定されている。図6の例では、用紙1枚の“モノクロ”印刷を行うにあたり、“10円”の費用がかかることを示している。同様に“カラー”印刷の場合は“20円”、“クリア”印刷の場合は“30円”の費用がかかることを示している。
なお、図6の例では、画像形成システム全体として統一的に設定することとしているが、画像形成装置毎に個別に設定するようにしてもよい。
(3)印刷情報管理部及び利用状況取得部
画像形成装置102上で、ユーザが印刷情報を設定し印刷要求を行うと、画像形成装置102は、印刷処理を実行するため、情報処理装置101では、これを管理するため、印刷情報管理部及び利用状況取得部が処理を開始する。
なお、ここでいう印刷情報には、印刷枚数やページ枚数、印刷サイズ、使用する用紙のタイプ、印刷要求を発行したユーザに関する情報(ユーザ情報)、カラー印刷に関する情報(カラー情報)などが含まれるものとする。
図3において、303は印刷情報管理部であり、利用状況取得部304を介して画像形成装置102より履歴情報を収集し、印刷履歴情報307として管理する。また、収集した履歴情報に基づいて、ユーザごとに、利用した累積枚数及び累積金額を算出し、それら実績を累積枚数及び累積金額情報309として実績管理する。
図7は、印刷履歴情報307の一例を示す図である。図7に示すように、印刷履歴情報307においては、印刷履歴情報をジョブ単位で識別情報としての「ジョブID」に対応させて管理されている。また履歴情報には、印刷された枚数を示す「印刷枚数」、ユーザの識別情報であり、名称を示す「ユーザ名」、カラー印刷やモノクロ印刷などの種別を示す「印刷種別」が含まれる。
さらに2パス処理を行う場合の1パス目のジョブであるかどうかを示す「1パス」の設定、並びに2パス処理を行う場合の2パス目の印刷ジョブであるかどうかを示す「2パス」の設定が含まれる。
図7の例では、ジョブID“1”のジョブは、印刷枚数が“3枚”であり、印刷要求を行ったユーザが“B”であり、印刷種別が“カラー印刷”であったことを示している。また「1パス」、「2パス」に関する情報が無いことから、当該ジョブは、「2パス印刷」ではない通常印刷であったことを示している。
同様にジョブID“3”の印刷ジョブは、ユーザ“C”が1つの装置により(1パス印刷により)カラーとクリアの印刷が行ったことを示している。ジョブID“5”の印刷ジョブは、印刷枚数が“2枚”であり、印刷要求を行ったユーザが“A”であり、印刷種別が“カラー印刷”であったことを示している。また「1パス」に“○”があることから「2パス印刷」の1パス目のジョブであったことを示している。ジョブID“6”の印刷ジョブは、ユーザ“E”によって要求された、印刷種別が“クリア印刷”であったことを示している。またこの印刷ジョブは、「2パス」に“○”があることから「2パス印刷」の2パス目のジョブであったことを示している。
一方、図8は、累積枚数及び累積金額情報309の一例を示す図である。累積枚数及び累積金額情報309は、画像形成装置102においてジョブ(1パス目の処理)が完了した段階での、ユーザ“A”の累積枚数及び累積金額を示している。
図7に示すように、現時点で、ユーザ“A”により印刷要求されたジョブID“5”のジョブが完了しているので、ユーザ“A”についての累積枚数及び累積金額が、印刷履歴情報307及び機器情報306に基づいて算出される。
具体的には、印刷枚数が“2枚”で、印刷種別が“カラー”であることから、累積枚数として2枚、累積金額として40円(2枚×20円)が算出される。
(4)2パス上限管理部
図3において、310は2パス上限管理部である。2パス上限管理部310は、印刷履歴情報307に基づいて、画像形成装置102において完了した最新のジョブを識別する。
更に、識別したジョブに対応するユーザ名を参照し、当該印刷ジョブの印刷要求を行ったユーザを識別する。更に、識別したユーザについての、ユーザ情報305と累積枚数及び累積金額情報309とを比較し、ユーザ情報305に設定された使用上限値に、累積枚数または累積金額が到達したか否かを判定する。そして、当該ユーザが2パス目の処理を実行可能であるか否かを判断し、判断結果を画像形成装置102に通知する。
4.2パス上限管理部における処理の流れ
次に2パス上限管理部310における2パス上限管理処理の流れについて説明する。図9は、情報処理装置101の2パス上限管理部310における処理の流れ及び対応する画像形成装置102、103における処理の流れを示すフローチャートである。なお、2パス上限管理処理の説明にあたっては、画像形成装置102または103の操作部228に表示される画面(図10〜図13)を参照しながら行うものとする。
画像形成装置102の操作部228を介して、ジョブが選択され、印刷情報が設定された後、印刷要求が指示されると、印刷処理を開始する。
ステップS901では、2パス印刷であるか否かの設定、ならびに2パス印刷であった場合、当該ジョブが1パス目であるのか2パス目であるのかの設定を行うためのUI画面(図10)が操作部228上に表示される。
ユーザは、図10に示すUI画面上で、所定の設定を行う。図10の例では、当該ジョブが2パス処理であり、今回のジョブは、そのうちの1パス目のジョブであることを示している。
ステップS901において、2パス処理が選択された場合には、ステップS902に進み、図10に示すUI画面上で設定されたパス情報(1パス目か2パス目かについての情報)を認識した後、ステップS903に進む。
一方、ステップS901において、2パス処理が選択されなかった場合には、そのままステップS903に進む。
ステップS903では、選択されたジョブについて、設定された印刷情報に基づいて、印刷処理を実行する。なお、印刷処理中は、逐次、通常のカウント機能及び課金機能が動作し、印刷要求を行ったユーザについてのユーザ情報305を参照しながら、使用上限値に到達していないか否かを判断するものとする。
なお、図9においては不図示であるが、画像形成装置102における印刷処理実行中に、使用上限値に到達するような場合には、印刷抑止処理として印刷処理を停止し、ユーザにメッセージが通知される。また、他にも抑止処理としては、上限を達したことをユーザに対して警告した上での印刷の続行を許可するなどがある。
ステップS903において、選択されたジョブについての印刷処理が完了すると、ステップS904に進む。ステップS904では、履歴情報を情報処理装置101に送信する。
ステップS904において、履歴情報が情報処理装置101に送信されると、情報処理装置101では、2パス上限管理処理が開始される。
ステップS911では、画像形成装置102より送信された履歴情報に基づいて、印刷履歴情報307を記憶する。記憶した印刷履歴情報307と機器情報306とに基づいて、累積枚数及び累積金額情報309を算出する。
ステップS912では、当該ジョブが2パス処理の1パス目のジョブであった場合に、算出された累積枚数及び累積金額情報309と、ユーザ情報305の当該ユーザに関する使用上限値とを比較する。
ステップS912における比較の結果、算出された累積枚数及び累積金額情報309が、使用上限値に到達していると判定された場合には、ステップS913に進む。ステップS912における比較の結果、算出された累積枚数及び累積金額情報309が、使用上限値に到達していないと判定された場合には、ステップS915に進む。
ステップS913では、使用上限値に到達したと判断された使用上限値のタイプが、「上限枚数」であるのか、「上限金額」であるのかを判断する。ステップS913において、「上限金額」であると判断された場合には、ステップS914に進み、2パス目の処理は不可能であると判断する。一方、ステップS913において、「上限枚数」であると判断された場合には、ステップS915に進み、2パス目の処理は可能であると判断する。
ここで、累積枚数及び累積金額情報309が、図8に示すように、累積枚数=2、累積金額=40円であったとする。一方、ユーザ“A”についてのユーザ情報305が、図4(a)に示すように、上限枚数=2であったとする。
この場合、累積枚数が上限枚数に到達しているが、使用上限値のタイプが、「上限枚数」であるため、2パス目の処理は可能であると判断される。
一方、ユーザ“A”についてのユーザ情報305が、図4(b)に示すように、上限金額=40円であったとする。この場合、累積金額が上限金額に到達しており、使用上限値のタイプが、「上限金額」であるため、2パス目の処理は不可能であると判断される。
尚、ステップS912において、ユーザ“A”の累積金額が上限金額に到達していない場合であっても、印刷情報に基づき2パス目のクリア印刷で上限金額を超えるか否かを判断することも可能である。ここで、2パス目のクリア印刷によりユーザの上限金額が超えると予測された場合、ステップS914に進む。
ステップS916では、ステップS914またはステップS915における判断結果を画像形成装置102に通知し、2パス上限管理処理を終了する。
情報処理装置101より判断結果を受信した画像形成装置102では、ステップS905において、通知された判断結果の内容を解析する。ステップS905における解析の結果、2パス目の処理が不可能であると判断されていた場合には、ステップS906に進み、操作部228上に、2パス印刷抑止のメッセージを表示する。
図11は、操作部228上に表示された2パス印刷抑止表示の一例を示す図である。図11に示すように、2パス処理抑止表示として、累積金額が上限金額に到達したため、2パス目の処理に進むことができない旨のメッセージがユーザに通知される。
一方、ステップS905における解析の結果、2パス目の処理が可能であると判断されていた場合には、ステップS907に進み、操作部228上に、2パス処理許可のメッセージを表示する。
図12は、操作部228上に表示された2パス印刷許可表示の一例を示す図である。図12に示すように、2パス印刷許可の表示として、1201には、1パス目の印刷処理がなされたジョブIDが表示される。また、1202には、2パス目の処理が可能な画像形成装置の一覧が表示される。更に、1パス目の処理が完了することで、使用上限値に到達したが、使用上限値のタイプが、「上限枚数」であるため、2パス目に進むことが可能である旨のメッセージがユーザに通知される。
ステップS909では、ステップS908での表示において、ユーザにより、2パス目の処理を実行させる画像形成装置が選択されると、画像形成装置102ではこれを受け付ける。ステップS910では、2パス目の処理を実行させる画像形成装置として選択された画像形成装置(ここでは、画像形成装置103)に対して、選択結果を通知する。ステップS910において選択結果の通知が完了すると、画像形成装置102では、印刷処理を終了する。
一方、選択結果の通知を受信した画像形成装置103では、クリアトナーの印刷処理を開始する。なお、画像形成装置103では、ユーザによる画像形成装置102において排紙された印刷物の給紙後、操作部228を介して、予めジョブが選択され、処理情報が設定される。
この状態で、画像形成装置102より選択結果の通知を受信すると、ステップS921に進む。ステップS921では、当該ジョブが、2パス印刷であるか否かの設定、ならびに2パス印刷であった場合には、当該印刷ジョブが1パス目であるのか2パス目であるのかの設定を行うためのUI画面(図13)が操作部228上に表示される。
ユーザは、図13に示すUI画面上で、所定の設定を行う。図13の例では、当該ジョブが2パス処理であり、今回のジョブは、そのうちの2パス目のジョブであることを示している。また、ここで同時に画像形成装置102で通知したジョブIDの入力を受け付け、ユーザより正しいジョブIDを受け付けたときのみジョブの実行を許可とすることも可能である。
ステップS922では、選択されたジョブについて、設定された処理情報に基づいて、クリアトナーの印刷処理を実行する。なお、処理中は、逐次、通常の課金機能を動作させ、処理要求を行ったユーザについてのユーザ情報305を参照しながら、使用上限値に到達していないか否かを判断する。
なお、図9においては不図示であるが、画像形成装置103における処理実行中に、使用上限値に到達した場合には、印刷処理を停止し、ユーザにメッセージが通知される。
ステップS922におけるクリアトナーの印刷処理が完了すると、処理を終了する。
5.処理後の管理情報
図14、図15はユーザAによる2パス印刷後の情報処理装置101における、印刷履歴情報、累積枚数及び累積金額情報の更新後の情報を示している。
図14ではジョブID“7”が追加されている。これは、2パス目の印刷履歴を示しており、ジョブIDの欄の括弧書き(5)は、対応する1パス目のジョブIDを示している。
図15では、ユーザAの2パス目の処理後の累積枚数及び累積金額情報として、累積枚数には変化が無く、累積金額に関してはクリア印刷2枚分の料金が追加課金されている。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、2パス印刷システムにおいて、1パス目の処理が完了した後、2パス目の処理に進むか否かを判断する。特にユーザの上限管理の手法が枚数か金額かにより、処理を切り替える構成とした。
この結果、2パス目の処理に進むことが可能であるか否かを、適切に判断することが可能となった。
[他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体を、システムあるいは装置に供給するよう構成することによっても達成されることはいうまでもない。この場合、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することにより、上記機能が実現されることとなる。なお、この場合、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合に限られない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。つまり、プログラムコードがメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置を備える画像形成システムの全体構成を示す図である。 情報処理装置101及び画像形成装置102、103の詳細構成を示す図である。 情報処理装置101の2パス上限管理プログラム213のモジュール構成及び管理情報214の詳細を示す図である。 ユーザ情報305の一例を示す図である。 機器情報306の一例を示す図である。 処理費用情報308の一例を示す図である。 印刷履歴情報307の一例を示す図である。 累積枚数及び累積金額情報309の一例を示す図である。 情報処理装置101の2パス上限管理部310における処理の流れ及び対応する画像形成装置102、103における処理の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置102の操作部228に表示されるUI画面の一例を示す図である。 画像形成装置102の操作部228に表示されるUI画面の一例を示す図である。 画像形成装置102の操作部228に表示されるUI画面の一例を示す図である。 画像形成装置103の操作部228に表示されるUI画面の一例を示す図である。 本実施形態における処理後の印刷履歴情報307の一例を示す図である。 本実施形態における処理後の累積枚数及び累積金額情報309の一例を示す図である。

Claims (22)

  1. 複数の画像形成装置を連携させて2パス印刷を実現可能な印刷システムであって、
    ユーザごとに印刷処理で用いた用紙枚数を実績として管理する実績管理手段と、
    ユーザごとに印刷可能な用紙枚数の上限値を記憶し、前記実績管理手段で管理される用紙枚数の実績が前記上限値を超えるユーザからの印刷要求に基づき、印刷の抑止処理を行う上限管理手段と、
    第1の画像形成装置において、2パス印刷における1パス目の印刷処理を実行し、印刷物の排紙を行う第1処理手段と、
    第2の画像形成装置において、印刷物に対して、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理を実行する第2処理手段と、を有し、
    前記上限管理手段は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理手段で管理される用紙枚数の実績が前記上限値に達していても前記抑止処理を行わず、前記第2処理手段において2パス目の印刷処理を行うことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記2パス印刷において、1パス目におけるカラー印刷またはモノクロ印刷を行った印刷物に対して、2パス目ではクリアトナーの塗布を行う印刷処理または予め登録されたフォームデータの合成を行う印刷処理が行われることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記抑止処理は、前記2パス印刷を指示したユーザに対する処理の続行が不可能である旨の通知であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷システム。
  4. 前記実績管理手段は、ユーザごとに印刷処理でかかった金額を実績として管理し、
    前記上限管理手段は、ユーザごとに利用可能な上限金額を記憶し、前記実績管理手段で管理される金額の実績が前記上限金額を超えるユーザからの印刷要求に基づき、印刷の抑止処理を行い、
    前記印刷システムは、
    前記上限管理手段においてユーザごとの上限管理を用紙枚数で行うか、金額で行うかを設定するための設定手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の印刷システム。
  5. 前記設定手段によりユーザごとの上限管理を用紙枚数で行うことが設定された場合、前記上限管理手段は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理手段で管理される用紙枚数の実績が前記上限値に達していても抑止処理を行わず、前記第2処理手段において2パス目の印刷処理を行い、
    前記設定手段によりユーザごとの上限管理を金額で行うことが設定された場合、前記上限管理手段は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理手段で管理される金額の実績が前記上限金額に達していることに応じて、前記抑止処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  6. 複数の画像形成装置を連携させて2パス印刷を実現可能な印刷システムにおける情報処理方法であって、
    ユーザごとに印刷処理で用いた用紙枚数を実績として管理する実績管理工程と、
    ユーザごとに印刷可能な用紙枚数の上限値を記憶し、前記実績管理工程において管理される用紙枚数の実績が前記上限値を超えるユーザからの印刷要求に基づき、印刷の抑止処理を行う上限管理工程と、
    第1の画像形成装置において、2パス印刷における1パス目の印刷処理を実行し、印刷物の排紙を行う第1処理工程と、
    第2の画像形成装置において、印刷物に対して、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理を実行する第2処理工程と、を有し、
    前記上限管理工程は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理工程において管理される用紙枚数の実績が前記上限値に達していても前記抑止処理を行わず、前記第2処理工程において2パス目の印刷処理を行うことを特徴とする情報処理方法。
  7. 前記2パス印刷において、1パス目におけるカラー印刷またはモノクロ印刷を行った印刷物に対して、2パス目ではクリアトナーの塗布を行う印刷処理または予め登録されたフォームデータの合成を行う印刷処理が行われることを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 前記抑止処理は、前記2パス印刷を指示したユーザに対する処理の続行が不可能である旨の通知であることを特徴とする請求項6または7に記載の情報処理方法。
  9. 前記実績管理工程は、ユーザごとに印刷処理でかかった金額を実績として管理し、
    前記上限管理工程は、ユーザごとに利用可能な上限金額を記憶し、前記実績管理工程で管理される金額の実績が前記上限金額を超えるユーザからの印刷要求に基づき、印刷の抑止処理を行い、
    前記情報処理方法は、
    前記上限管理工程においてユーザごとの上限管理を用紙枚数で行うか、金額で行うかを設定するための設定工程を更に有することを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の情報処理方法。
  10. 前記設定工程によりユーザごとの上限管理を用紙枚数で行うことが設定された場合、前記上限管理工程は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理工程において管理される用紙枚数の実績が前記上限値に達していても抑止処理を行わず、前記第2処理工程において2パス目の印刷処理を行い、
    前記設定工程によりユーザごとの上限管理を金額で行うことが設定された場合、前記上限管理工程は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理工程で管理される金額の実績が前記上限金額に達していることに応じて、前記抑止処理を行うことを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 画像形成装置を利用して2パス印刷を実現可能な印刷システムにおける情報処理装置であって、
    前記画像形成装置から、印刷処理を指示したユーザを識別可能な印刷処理の履歴情報を収集する収集手段と、
    前記収集手段で収集した履歴情報に基づき、ユーザごとに印刷処理で用いた用紙枚数を実績として管理する実績管理手段と、
    ユーザごとに印刷可能な用紙枚数の上限値を記憶し、前記実績管理手段で管理される用紙枚数の実績が前記上限値を超えるユーザの印刷要求に基づき、印刷の抑止処理を行う上限管理手段と、を有し、
    前記上限管理手段は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理手段で管理される用紙枚数の実績が前記上限値に達していても前記抑止処理を行わず、前記印刷システムにおいて、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理が行われることを特徴とする情報処理装置。
  12. 前記抑止処理は、前記2パス印刷を指示したユーザに対して処理の続行が不可能である旨を前記2パス印刷における1パス目の印刷処理を行った画像形成装置の表示部を介して通知するための情報を送信することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記実績管理手段は、ユーザごとに印刷処理でかかった金額を実績として管理し、
    前記上限管理手段は、ユーザごとに利用可能な上限金額を記憶し、前記実績管理手段で管理される金額の実績が前記上限金額を超えるユーザからの印刷要求に基づき、印刷の抑止処理を行い、
    前記情報処理装置は、
    前記上限管理手段においてユーザごとの上限管理を用紙枚数で行うか、金額で行うかを設定するための設定手段を更に有することを特徴とする請求項11または12に記載の情報処理装置。
  14. 前記設定手段によりユーザごとの上限管理を用紙枚数で行うことが設定された場合、前記上限管理手段は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理手段で管理される用紙枚数の実績が前記上限値に達していても前記抑止処理を行わず、
    前記設定手段によりユーザごとの上限管理を金額で行うことが設定された場合、前記上限管理手段は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理手段で管理される金額の実績が前記上限金額に達していることに応じて、前記抑止処理を行うことを特徴とする請求項11乃至13の何れか1項に記載の情報処理装置。
  15. 画像形成装置を利用して2パス印刷を実現可能な印刷システムを構成する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記画像形成装置から、印刷処理を指示したユーザを識別可能な印刷処理の履歴情報を収集する収集工程と、
    前記収集工程において収集した履歴情報に基づき、ユーザごとに印刷処理で用いた用紙枚数を実績として管理する実績管理工程と、
    ユーザごとに印刷可能な用紙枚数の上限値を記憶し、前記実績管理工程において管理される用紙枚数の実績が前記上限値を超えるユーザの印刷要求に基づき、印刷の抑止処理を行う上限管理工程と、を有し、
    前記上限管理工程は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理工程において管理される用紙枚数の実績が前記上限値に達していても前記抑止処理を行わず、前記印刷システムにおいて、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理が行われることを特徴とする情報処理方法。
  16. 前記抑止処理は、前記2パス印刷を指示したユーザに対して処理の続行が不可能である旨を前記2パス印刷における1パス目の印刷処理を行った画像形成装置の表示部を介して通知するための情報を送信することを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。
  17. 前記実績管理工程は、ユーザごとに印刷処理でかかった金額を実績として管理し、
    前記上限管理工程は、ユーザごとに利用可能な上限金額を記憶し、前記実績管理工程において管理される金額の実績が前記上限金額を超えるユーザからの印刷要求に基づき、印刷の抑止処理を行い、
    前記情報処理方法は、
    前記上限管理工程においてユーザごとの上限管理を用紙枚数で行うか、金額で行うかを設定するための設定工程を更に有することを特徴とする請求項15または16に記載の情報処理方法。
  18. 前記設定工程によりユーザごとの上限管理を用紙枚数で行うことが設定された場合、前記上限管理工程は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理工程において管理される用紙枚数の実績が前記上限値に達していても前記抑止処理を行わず、
    前記設定工程によりユーザごとの上限管理を金額で行うことが設定された場合、前記上限管理工程は、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理に際して、前記2パス印刷を指示したユーザの前記実績管理工程において管理される金額の実績が前記上限金額に達していることに応じて、前記抑止処理を行うことを特徴とする請求項15乃至17の何れか1項に記載の情報処理方法。
  19. 請求項15乃至18のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータによって実行させるためのプログラム。
  20. ユーザごとに印刷処理で用いた用紙枚数を実績として管理し、ユーザごとに管理される用紙枚数の実績が上限値を超えるようなユーザからの印刷要求に基づき、印刷の抑止処理を行う印刷システムにおける、他の画像形成装置と連携して2パス印刷を実現可能な画像形成装置であって、
    前記他の画像形成装置の印刷物を給紙する給紙手段と、
    前記給紙手段により給紙された印刷物に対して、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理を行う処理手段と、
    前記2パス印刷における1パス目の印刷処理での実績を管理するために用いた識別情報を取得する取得手段と、
    前記処理手段による印刷処理の履歴情報を前記取得手段で取得した識別情報とともに外部に出力する出力手段とを有し、
    前記2パス印刷を指示したユーザの印刷処理で用いた用紙枚数の実績が前記上限値に達していても前記抑止処理が行われず、前記処理手段が2パス目の印刷処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  21. ユーザごとに印刷処理で用いた用紙枚数を実績として管理し、ユーザごとに管理される用紙枚数の実績が上限値を超えるようなユーザからの印刷要求に基づき、印刷の抑止処理を行う印刷システムにおける、他の画像形成装置と連携して2パス印刷を実現可能な画像形成装置における処理方法であって、
    前記他の画像形成装置の印刷物を給紙する給紙工程と、
    前記給紙工程において給紙された印刷物に対して、前記2パス印刷における2パス目の印刷処理を行う処理工程と、
    前記2パス印刷における1パス目の印刷処理での実績を管理するために用いた識別情報を取得する取得工程と、
    前記処理工程において印刷処理の履歴情報を前記取得工程で取得した識別情報とともに外部に出力する出力工程とを有し、
    前記2パス印刷を指示したユーザの印刷処理で用いた用紙枚数の実績が前記上限値に達していても前記抑止処理が行われず、前記処理工程において2パス目の印刷処理を行うことを特徴とする処理方法。
  22. 請求項21に記載の処理方法をコンピュータによって実行させるためのプログラム。
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