JP2006093899A - ジョブ実行装置 - Google Patents

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Kenji Tsutsumi
健次 堤
Yukimasa Ishida
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Abstract

【課題】 ジョブ実行装置の使用についての利便性を向上させることができるジョブ実行装置を提供する。
【解決手段】 スキャナ部、プリンタ部、ファックス部等を備えた複合機において、ユーザIDやこのユーザが属するグループを特定するためのアカウントID、これらに対応したパスワードを入力させ、これらが予め登録されたユーザIDやアカウントID及びパスワードと一致する場合に複合機の使用を許可する。複合機の機能に関する設定情報は、ユーザID毎及びアカウントID毎に設定情報テーブルデータ50、52に各々登録される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ジョブ実行装置に係り、特に、ユーザを特定するための情報を入力させ、装置の利用を管理するジョブ実行装置に関する。
従来より、画像形成装置の使用に際し無駄なプリントやコピーを防いで経済性を高める等の理由により、画像形成装置におけるプリント枚数やコピー枚数等の使用実績をユーザ別に管理集計するシステムが提案されている。
例えば特許文献1には、ネットワークを介して複数のコンピュータが接続されたプリンタにおいて、ユーザ毎にプリント枚数等の使用実績を記憶管理する技術が開示されている。
また、特許文献2には、ユーザIDコード毎にコピー枚数をカウントして記憶管理する技術が開示されている。
ところで、企業では組織単位での予算管理だけではなく、各種プロジェクトがある場合には、そのプロジェクト、すなわちグループ毎に予算を管理する必要がある。このような場合には、一人が同時に複数のグループに所属する場合があるため、それぞれのグループにアカウントIDを付与し、グループ毎に使用実績を管理することが行われる場合がある。
特許第2787321号公報 特許第3301856号公報
しかしながら、従来では、ユーザ毎又はグループ毎に画像形成装置の各種設定をすることができなかったため、利便性がよいとは言えなかった。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、画像形成装置等のジョブ実行装置の使用についての利便性を向上させることができるジョブ実行装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、ジョブを実行する実行手段を備えたジョブ実行装置において、前記ジョブ実行装置の使用者を特定するためのユーザ情報及び前記使用者を含むグループを特定するためのアカウント情報を入力するための入力手段と、前記使用者毎及び前記グループ毎に前記ジョブ実行装置の機能の設定情報を登録する登録手段と、を備えたことを特徴とする。
ジョブ実行装置は、ジョブを実行する実行手段を備えている。このジョブは、例えば請求項7に記載したように、画像形成に関するジョブとすることができるが、これに限られない。画像形成に関するジョブとしては、例えばスキャン機能、プリント機能、コピー機能、ファックス機能等に関するジョブがある。
入力手段は、このようなジョブ実行装置の使用者を特定するためのユーザ情報のみならず、使用者を含むグループを特定するためのアカウント情報を入力するための手段である。ここで、ユーザ情報は、少なくとも使用者を識別するための識別符号を含み、さらにパスワードを含んでもよい。また、アカウント情報も同様に、少なくとも使用者を含むグループを識別するための識別符号を含み、さらにパスワードを含んでもよい。また、ここでのグループとは、例えば使用者が属する部署やプロジェクト等の単位をいう。
登録手段は、使用者毎及びグループ毎にジョブ実行装置の機能の設定情報を登録する。ここで、例えばジョブ実行装置が画像形成に関するジョブを実行する装置である場合には、ジョブ実行装置の機能には前述したスキャン機能等があり、設定情報には、例えば機能がコピー機能であればカラーコピーか白黒コピーかを指定するための情報や、コピー用紙の種類の情報等が含まれる。
このように、使用者毎だけでなく、グループ毎にジョブ実行装置の機能の設定情報を登録することができるので、ジョブ実行装置の使用についての利便性を大幅に向上させることができる。
また、請求項2に記載したように、前記実行手段の実行による使用実績を、前記使用者報毎及び前記グループ毎に計数する計数手段と、前記計数手段の計数結果を前記使用者毎及び前記グループ毎に記憶する使用実績記憶手段と、をさらに備えた構成としてもよい。
これにより、使用者毎の使用実績だけでなくグループ毎の使用実績を把握するのが容易となり、さらに利便性を向上させることができる。
また、請求項3に記載したように、前記設定情報の登録を予め定めた管理者に限定する限定手段をさらに備えた構成としてもよい。これにより、使用者により安易に設定情報が登録されるのを防ぐことができる。
また、請求項4に記憶したように、前記設定情報の登録を前記使用者に許可するか否かを選択する選択手段をさらに備えた構成としてもよい。これにより、使用者も設定情報の登録を行うことが可能となり、様々な利用形態に柔軟に対応することができる。
ところで、使用者毎及びグループ毎に設定情報を登録できるため、使用者及びこの使用者が属するグループについて異なる設定情報が登録される場合がある。
そこで、請求項5に記載したように、前記使用者毎の設定情報及び前記グループ毎の設定情報のうち、何れの設定情報を優先して有効にするかを設定する優先設定手段をさらに備えた構成としてもよい。これにより、使用者及びこの使用者が属するグループについて異なる設定情報が登録された場合でも適切に処理することが可能となる。
また、請求項6に記載したように、前記優先設定手段は、前記何れの設定情報を優先して有効にするかを前記使用者毎に設定するようにしてもよい。これにより、使用者の要求に応じて何れの設定情報を有効にするかを設定することができ、より利便性を向上させることができる。
以上説明したように本発明によれば、ジョブ実行装置の使用についての利便性を向上させることができる、という効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1には、本発明に係るジョブ実行装置としての複合機10の概略構成をブロック図で示した。図1に示すように、複合機10は、スキャナ部12、プリンタ部14、ファックス部16、ネットワーク通信部18、タッチパネル20、課金部22、カードリーダ24、タイマ26、メモリ28、及びこれらの各部を統括制御する制御部30を含んで構成されており、プリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の各種機能を備えている。
スキャナ部12は、図示しないプラテンガラス上に載置された原稿に記録された画像を読み取る機能を有する。ユーザーによってコピー指示された場合には、スキャナ部12によって原稿に記録された画像が読み取られ、プリンタ部14へ出力されてプリントされる。
プリンタ部14は、スキャナ部12、ファックス部16、ネットワーク通信部18等から入力された画像データを用紙等の記録媒体に印刷する機能を有する。プリンタ部14は、例えば電子写真方式によって入力された画像データを記録媒体に印刷する。この場合、プリンタ部14は、帯電器、感光体、現像器、転写器、定着器、及び光走査装置等を含んで構成され、帯電器によって帯電された感光体に、光走査装置等によって画像に応じた光ビームを照射して静電潜像を形成し、これを現像器でトナー現像し、転写器によって記録媒体に転写し、定着器によって定着させることにより記録媒体に画像を記録することができる。
ファックス部16は、ファックス回線に接続され、スキャナ部12やネットワーク通信部18等から入力された原稿の画像データをファックス送信すると共に、ファックス回線から入力されたファクシミリ画像の画像データをプリンタ部14へ出力してプリントさせる。
ネットワーク通信部18は、図示しないLAN等のネットワークに接続され、ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ等の端末装置と画像データ等の情報を授受する機能を有する。
タッチパネル20は、各種機能の実行の選択や各種設定の操作、ユーザIDやアカウントID、パスワード等の入力操作等を行うための操作機能と、各種メニューや設定情報、実行結果等を表示する表示機能と、を有する。
課金部22は、複合機10の使用に対して課金する機能を有し、投入された硬貨や紙幣の金額を検出し、実行されたジョブに従って算出された料金を投入金額から減算した金額を返却する。
カードリーダ24は、例えばユーザIDやアカウントID、これらのIDに対応したパスワード、複合機10を使用するためのが記録された磁気カードやICカード等を読み取る機能を有する。これらのカードはIDカードとしての機能を有するが、プリペイドカードとしての機能を有していても良い。すなわち、これらのカードに残額情報が記録されるように構成されていてもよい。これにより、複合機10の使用料金をこれらのカードで支払うことが可能となる。この場合、カードリーダ24は課金部22を兼用することとなる。
タイマ26は、現在時刻を提供する機能を有し、複合機10の利用可能な時間が制限されている場合や使用日時等を記憶する際に利用される。
メモリ28は、詳細は後述するが、ユーザIDとユーザパスワードとの対応関係、アカウントIDとアカウントパスワードとの対応関係を表す認証テーブルデータ、ユーザIDとアカウントIDとの対応関係を表すIDテーブルデータ、ユーザIDと各種設定情報との対応関係、アカウントIDと各種設定情報との対応関係を表す設定情報テーブルデータ、ユーザIDについての設定情報テーブルデータ及びアカウントIDについての設定情報テーブルデータの何れを用いるかについての優先情報を表す優先情報テーブルデータ、ユーザIDと使用料金等との対応関係、アカウントIDと使用料金等との対応関係を表す使用料金テーブルデータ等の各種テーブルデータ等が記憶される。
ユーザーが複合機10を使用する際には、ユーザID及びアカウントID、これらに対応したパスワードを入力して認証を行い、使用を許可された場合に複合機10の各機能を使用することができる。従って、使用を許可するユーザID及びアカウントID、これらに対応したパスワードは認証テーブルデータとして予めメモリ28に登録しておく必要があり、これらの登録処理は、例えば一般のユーザーが使用できる状態のユーザーモードではなく、予め定めた管理者が使用できる管理者モードにおいて行うことができる。
この管理者モードにおいて制御部30で実行される処理ルーチンについて、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
この管理者モードには、例えば管理者ID及びパスワードを予めメモリ28に登録しておき、例えばタッチパネル20から入力された管理者ID及びパスワード、又は、カードリーダ24にセットされた管理者用カードに記憶された管理者ID及びパスワードが、メモリ28に登録されたものと一致した場合に移行することができる。すなわち、図2に示す処理ルーチンは、管理者の認証を行い、管理者モードへの移行が許可された場合に実行される。
まず、ステップ100では、タッチパネル20に表示された管理者モードにおけるメニュー画面から管理者が処理を選択したか否かが判断され、処理が選択されていない場合には、処理が選択されるまで待機する。
一方、処理が選択された場合には、ステップ102において、登録処理が選択されたか否かを判断し、登録処理が選択された場合には、ステップ104へ移行する。登録処理が選択されていない場合には、ステップ106へ移行し、その他の処理を実行してステップ108へ移行する。
ステップ104では登録処理を行う。この処理は本発明の登録手段に相当する。この登録処理には、ユーザID、アカウントIDの登録や、ユーザID毎、アカウントID毎の各種設定情報の登録等、各種登録処理が含まれる。
まず、ユーザID及びアカウントIDの登録処理について説明する。ユーザIDは、ユーザ個々に割り当てられた識別符号であり、アカウントIDは、例えばユーザーが属する部署又はプロジェクト等のグループに各々割り当てられた識別符号である。従って、一つのユーザIDに対して複数のアカウントIDが関連付けられる場合もあり、逆に一つのアカウントIDに対して複数のユーザIDが関連付けられる場合もある。すなわち、ユーザIDとアカウントIDとは、一対一の関係ではなく、多対多の関係にある。
このユーザID及びアカウントIDの登録処理では、ID等の入力を促す画面がタッチパネル20に表示される。管理者は、例えばタッチパネル20からユーザID及びこれに対応したパスワード、アカウントID及びこれに対応したパスワードを入力する。入力されたユーザID及びパスワードは、メモリ28に記憶された図3(A)に示すようなユーザ認証テーブルデータ40に登録され、入力されたアカウントID及びパスワードは、図3(B)に示すようなアカウント認証テーブルデータ42に登録される。
また、管理者は、ユーザIDに関連付けるアカウントIDを入力することができ、入力されたアカウントIDは、図3(C)に示すようなユーザIDテーブルデータ44に登録される。図3(C)に示す例では、ユーザID‘U1’にはアカウントID‘A1’が関連付けられており、ユーザID‘U2’にはアカウントID‘A2’が関連付けられており、ユーザID‘U3’にはアカウントID‘A1’及び‘A2’が関連付けられている。換言すれば、アカウントID‘A1’は、ユーザID‘U1’及び‘U3’に関連付けられており、アカウントID‘A2’は、ユーザID‘U2’及び‘U3’に関連付けられている。このように、ユーザID及びアカウントIDを多対多の関係で登録することができる。
次に、複合機10の各種機能の設定情報の登録について説明する。この設定情報は、ユーザID毎、アカウントID毎に登録することができる。設定情報の登録処理では、ユーザID又はアカウントID、設定情報を登録するための画面がタッチパネル20に表示される。管理者は、画面表示に従ってユーザID又はアカウントIDを選択し、登録したい設定情報の内容を選択する。入力された内容は、メモリ28に記憶された図4(A)、(B)に示すような設定情報テーブルデータ50、52に登録される。
ここで、設定情報は、複合機10で提供される各種機能の設定に関する情報であり、例えば以下のようなものがある。
(1)コピー機能やプリント機能を実行する際に、予め定めたWater Mark(地紋)を出力するか否かの設定に関する情報。
(2)複合機10の利用可能時間帯の情報。
(3)複合機10で提供される各種機能の実行に対する料金の情報。
(4)コピー機能やプリント機能を実行した際に用紙が排出される排出トレイの指定の関する情報。
(5)Nアップ(1枚の用紙にN枚分の原稿を縮小して記録する機能)の指定に関する情報。
なお、上記は一例であり、他の設定情報が含まれていても良い。このような設定情報に従って各種機能が実行されるが、これらの設定情報はユーザID毎及びアカウントID毎に別個に登録することができるため、一組のユーザID及びアカウントIDに対して複数の設定情報が登録される場合が生じる。そこで、図4(C)に示すような優先情報テーブルデータ54に、ユーザID毎にどちらの設定情報を優先して用いるかを登録できるようにする。図4(C)に示す例では、ユーザID‘U1’及び‘U3’は、ユーザID毎の設定情報テーブルデータ50を使用するように設定され、ユーザID‘U2’は、アカウントID毎の設定情報テーブルデータ52を使用するように設定されている。
なお、ユーザ毎ではなく、ユーザID毎の設定情報を用いるかアカウントID毎の設定情報を用いるかを予め定めておいてもよいし、何れかを選択できるようにしてもよい。
登録処理が終了した場合には、ステップ108で管理者モードを終了するための終了操作が行われたか否かを判断し、終了操作が行われていない場合には、ステップ100へ戻って上記と同様の処理を繰り返し、終了操作が行われた場合には、本ルーチンを終了する。
次に、一般ユーザーが複合機10を使用する際のユーザモードにおいて制御部30で実行される処理ルーチンについて、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ200では、タッチパネル20からユーザIDが入力されたか否かを判断し、ユーザIDが入力されていない場合には、ユーザIDが入力されるまで待機し、ユーザIDが入力された場合には、ステップ202へ移行する。
ステップ202では、タッチパネル20からユーザパスワードが入力されたか否かを判断し、ユーザパスワードが入力されていない場合には、ユーザパスワードが入力されるまで待機し、ユーザパスワードが入力された場合には、ステップ204へ移行する。
ステップ204では、タッチパネル20からアカウントIDが入力されたか否かを判断し、アカウントIDが入力されていない場合には、アカウントIDが入力されるまで待機し、アカウントIDが入力された場合には、ステップ206へ移行する。
ステップ206では、タッチパネル20からアカウントパスワードが入力されたか否かを判断し、アカウントパスワードが入力されていない場合には、アカウントパスワードが入力されるまで待機し、アカウントパスワードが入力された場合には、ステップ208へ移行する。
ステップ208では、認証処理を行う。すなわち、入力されたユーザID、ユーザパスワード、アカウントID、アカウントパスワードと、メモリ28に記憶されたユーザ認証テーブルデータ40及びアカウント認証テーブルデータ42と、を照合する。
そして、ステップ210において、入力されたID及びパスワードが、登録されたID及びパスワードと全て一致するか否かを判断することにより認証OKとするか否か、すなわち複合機10の使用を許可するか否かを判断する。
入力されたID及びパスワードが、登録されたID及びパスワードと全て一致する場合には、複合機10の使用が許可されたステップ214へ移行し、何れか一つでもID又はパスワードが一致しない場合には、複合機10の使用が禁止され、ステップ212へ移行して警告処理が行われる。
この警告処理は、具体的には、例えばID又はパスワードが間違っている旨を表す警告メッセージをタッチパネル20に表示すること等の処理である。警告処理が終了した後は、ステップ200へ戻って上記と同様の処理を行う。
ステップ214では、タッチパネル20に表示された各種機能の選択画面から実行すべきジョブ(例えばコピーやファックス送信等)を選択する操作がなされたか否かを判断する。そして、ジョブ選択の操作が行われていない場合には、ステップ224へ移行し、ジョブ選択の操作が行われた場合には、ステップ216へ移行する。
ステップ216では、まず、メモリ28に記憶された優先情報テーブルデータ54を参照し、入力されたユーザIDに対応する設定情報テーブルデータを選択する。そして、選択した設定情報テーブルデータから、選択されたジョブに関する設定情報を読み出して、該当するジョブ実行部へ出力すると共にジョブの実行を指示する。これにより、ジョブ実行部では、指定された設定情報に従ってジョブが実行される。ここで、ジョブ実行部とはスキャナ部12、プリンタ部14、ファックス部16等であり、例えば選択されたジョブがコピーであれば、ジョブ実行部はスキャナ部12及びプリンタ部14である。
次のステップ218では、ジョブ実行部から実行結果情報を受信したか否かを判断し、受信していない場合は受信するまで待機する。一方、実行結果情報を受信した場合には、ステップ220へ移行する。ここで、実行結果情報とは、例えば実行した機能の種類に関する情報や使用量に関する情報を含む。例えば、ジョブがコピーである場合には、実行した機能の種類に関する情報としてはカラーコピーや白黒コピー等の色の種類や用紙サイズ等の情報が含まれ、使用量に関する情報としてはコピー枚数等の情報が含まれる。
次のステップ220では、集計処理を行う。この処理は本発明の計数手段に相当する。具体的には、まず、受信した実行結果情報に基づいて使用料金を計算する。このとき、ユーザID毎やアカウントID毎に使用料金(機能毎の単価等)が設定情報テーブルデータに登録されている場合には、その設定情報と実行結果情報とに基づいて使用料金を計算する。例えば、コピーを実行した場合には、実行結果情報に含まれる使用量としてのコピー枚数と、設定情報テーブルデータに登録されたコピー1枚当たりの単価とを乗算することにより使用料金を計算する。なお、何れの設定情報テーブルデータを使用するかは、図4(C)に示す優先情報テーブルデータ54に従って決定される。そして、タイマ26から現在日時を取得し、使用した機能の種類、使用量、使用料金、使用日時を、図6(A)に示すようなユーザIDについての使用料金テーブルデータ60及びアカウントIDについての使用料金テーブルデータ62に登録する。
なお、ユーザID毎及びアカウントID毎に使用料金の総額を計算してメモリ28に記憶しておくようにしてもよい。
次のステップ222では、課金処理を行い。具体的には、ステップ220で計算した使用料金を課金するべく、使用料金を課金部22に通知する。これにより、課金部22において、投入された金額から使用料金を減算した額のお金が返却される。なお、プリペイドカードによる支払いの場合には、カードリーダ24にセットされたプリペイドカードに記録された残額を、その残額から使用料金を減算した額に書き換えることにより課金する。
ステップ224では、ユーザモードを終了するための終了操作が行われたか否かを判断し、終了操作が行われていない場合には、ステップ214へ戻って上記と同様の処理を繰り返し、終了操作が行われた場合には、本ルーチンを終了する。
このように、ユーザID毎及びアカウントID毎に使用料金を計算して記憶しておくので、ユーザID毎のみならずアカウントID毎の使用料金を容易に把握することができ、利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、複合機の機能としてスキャン機能、コピー機能、プリント機能、ファックス機能等を含む場合について説明したが、これに限らず、他の機能を有する複合機についても本発明を適用可能であることはいうまでもない。
また、本実施形態では、各種テーブルデータを複合機内部のメモリに記憶する場合について説明したが、これに限らず、ネットワークに接続された他の端末装置に記憶させるようにしてもよい。さらに、設定情報の登録等をネットワークに接続された他の端末装置から実行できるように構成してもよい。
また、本実施形態では、画像形成に関するジョブを実行する複合機に本発明を適用した場合について説明したが、画像形成に関するジョブに限らず、他のジョブを実行する装置にも本発明を適用可能であることはいうまでもない。
複合機の概略構成を示すブロック図である。 管理者モードにおける処理ルーチンのフローチャートである。 テーブルデータの一例を示す図である。 テーブルデータの一例を示す図である。 管理者モードにおける処理ルーチンのフローチャートである。 テーブルデータの一例を示す図である。
符号の説明
10 複合機
12 スキャナ部(実行手段)
14 プリンタ部(実行手段)
16 ファックス部(実行手段)
18 ネットワーク通信部
20 タッチパネル(入力手段)
22 課金部
24 カードリーダ
26 タイマ
28 メモリ(使用実績記憶手段)
30 制御部
40 ユーザ認証テーブルデータ
42 アカウント認証テーブルデータ
44 ユーザIDテーブルデータ
50 設定情報テーブルデータ
52 設定情報テーブルデータ
54 優先情報テーブルデータ
60 使用料金テーブルデータ
62 使用料金テーブルデータ

Claims (7)

  1. ジョブを実行する実行手段を備えたジョブ実行装置において、
    前記ジョブ実行装置の使用者を特定するためのユーザ情報及び前記使用者を含むグループを特定するためのアカウント情報を入力するための入力手段と、
    前記使用者毎及び前記グループ毎に前記ジョブ実行装置の機能の設定情報を登録する登録手段と、
    を備えたことを特徴とするジョブ実行装置。
  2. 前記実行手段の実行による使用実績を、前記使用者報毎及び前記グループ毎に計数する計数手段と、
    前記計数手段の計数結果を前記使用者毎及び前記グループ毎に記憶する使用実績記憶手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のジョブ実行装置。
  3. 前記設定情報の登録を予め定めた管理者に限定する限定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のジョブ実行装置。
  4. 前記設定情報の登録を前記使用者に許可するか否かを選択する選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のジョブ実行装置。
  5. 前記使用者毎の設定情報及び前記グループ毎の設定情報のうち、何れの設定情報を優先して有効にするかを設定する優先設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のジョブ実行装置。
  6. 前記優先設定手段は、前記何れの設定情報を優先して有効にするかを前記使用者毎に設定することを特徴とする請求項5記載のジョブ実行装置。
  7. 前記ジョブは、画像形成に関するジョブであることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のジョブ実行装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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