JP2010049145A - 課金管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】非接触型ICカードを活用した分散型の課金管理システムを実現する。
【解決手段】スキャン動作の許可に係る承認ユーザと、印刷出力動作の許可に係る承認ユーザとの同一性を確認した上で、最終的な印刷出力動作の許可を与えるように構成したので、従って、承認ユーザによってスキャンされて印刷出力待ち状態にある画像に係る印刷出力動作が、未承認の第三者によって実行される事態を未然に回避して、セキュリティの観点から好ましい、非接触型ICカードを活用した分散型の課金管理システムを実現することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プリンタ等の画像形成装置における印刷出力動作に係る課金管理を行う課金管理システムに関する。
例えば、プリンタ等の画像形成装置にあっては、ユーザの要求に応じた各種機能に係るジョブを遂行可能に構成されている。この際、ユーザ毎の要求に応じた機能の利用に対する課金管理を厳密に実行すべきとの要請が生じてくる。
かかる要請に応えるためのアプローチのひとつとして、本願出願人は、画像データに基づき用紙上に画像形成を行う画像形成装置であって、画像形成の態様に応じて定められた課金テーブルに基づき課金情報を生成する課金情報生成手段と、前記用紙に、前記画像形成を行うのに併せて当該画像形成を実行した対価としての前記課金情報を形成する画像形成手段と、を備えた画像形成装置を提案している(特許文献1)。
特許文献1に係る従来技術によれば、個々の画像形成ジョブ毎のサービス料金がいくらであったのかをユーザが容易に認識することができる。
ところで、最近時、例えば画像形成装置に対するアクセス管理を行う目的で、データの読み書き機能を有する非接触型ICカードが導入されてきている。この非接触型ICカードは、アンテナと、このアンテナに電気的に接続されたICチップとを備え、リーダライタとの間において非接触でのデータ交換乃至処理を行う。かかる利用態様では、非接触型ICカードにはユーザ毎に固有のユーザ識別情報が記憶されている。ユーザが画像形成装置の元へとアクセスしてきて、自身が所持している非接触型ICカードを、画像形成装置に接続されたリーダライタへと近づける。すると、非接触型ICカードとリーダライタとの間で無線によるユーザ識別情報を含むデータ交換が行われ、装置内部に設けられたユーザ認証部が、アクセスしてきたユーザが正当ユーザであるか否かに係るユーザ認証を遂行する。これにより、正当ユーザ以外のユーザによる装置の利用を制限する等といったアクセス管理を実現することができる。
本件発明者は、上述した非接触型ICカードが有する諸機能のうち、情報の読み書き機能に注目した。非接触型ICカードにおける記憶領域に、各ユーザ毎の課金情報を蓄えるように構成すれば、課金情報の分散管理を遂行可能な、新しい課金管理システムを実現することができるからである。しかるに、こうした試みは一切されてこなかったのが現状である。
特開平11−136278号公報
解決しようとする問題点は、従来技術では、非接触型ICカードを活用した分散型の課金管理システムを実現することはできていなかった点である。
特開2005−195667号公報
本発明は、非接触型ICカードを活用した分散型の課金管理システムを実現することを目的として、原稿を読み取るとともに、同原稿に係る画像情報を出力するスキャン動作を行うスキャナ部と、印刷出力対象となる画像を記録紙上に画像形成する印刷出力動作を行うエンジン部と、を有する画像形成装置と、アンテナと、該アンテナに電気的に接続されたICチップとを有し、複数の各ユーザに所持されて各ユーザ毎に固有のユーザ識別情報を記憶した非接触型ICカードと、を備え、前記両者間において非接触での所要のデータ交換乃至処理を行うことにより、前記画像形成装置における印刷出力動作に係る課金管理を行う課金管理システムであって、前記画像形成装置は、画像形成に係る操作情報を取得する操作情報取得部と、スキャン動作に基づく画像情報を取得する画像情報取得部と、当該画像形成装置の元にアクセスしてきたユーザが所持する前記非接触型ICカードとの間においてユーザ識別情報を含むデータ交換を行う装置側通信部と、前記装置側通信部を介して取得したユーザ識別情報に基づきユーザの正当性に係る認証を行うユーザ認証部と、アクセスしてきたユーザが正当ユーザである旨が前記ユーザ認証部において承認されたとき、当該承認ユーザに係るスキャン動作を許可するジョブ管理部と、スキャン動作に基づく候補画像を印刷出力したときに課される前記承認ユーザに係る料金を、予め定められる課金ルールに則して演算するとともに、当該演算された課金情報を、当該承認ユーザと対応付けて記憶保持する課金管理を行う装置側課金管理部と、を備え、前記ジョブ管理部は、前記承認ユーザに係る課金情報を、当該承認ユーザと対応付けて記憶保持する課金管理が前記装置側課金管理部において遂行された後、当該承認ユーザに係る印刷出力動作を許可し、前記非接触型ICカードは、前記装置側通信部との間においてデータ交換を行うカード側通信部と、前記カード側通信部を介して、前記装置側課金管理部が管理している課金情報のうち、当該ユーザに係る課金情報を取得する課金情報取得部と、当該ユーザに係る課金情報を記憶する課金情報記憶部と、前記課金情報取得部を介して当該ユーザに係る課金情報が取得されたとき、前記課金情報記憶部の記憶領域に、当該取得した課金情報を書き込ませる課金管理を行うカード側課金管理部と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係る課金管理システムにおいて、画像形成装置側では、当該装置の元にユーザがアクセスしてくると、装置側通信部は、当該ユーザが所持する非接触型ICカードとの間においてユーザ識別情報を含むデータ交換を行う。次いで、ユーザ認証部は、装置側通信部を介して取得したユーザ識別情報に基づきユーザの正当性に係る認証を行う。アクセスしてきたユーザが正当ユーザである旨がユーザ認証部において承認されたとき、ジョブ管理部は、当該承認ユーザに係るスキャン動作を許可する。これを受けて承認ユーザが、コピージョブに係る原稿をスキャン動作させると、当該スキャン動作に基づく画像情報が画像情報取得部において取得される。次いで、装置側課金管理部は、スキャン動作に基づく候補画像を印刷出力したときに課される前記承認ユーザに係る料金を、予め定められる課金ルールに則して演算するとともに、当該演算された課金情報を、当該承認ユーザと対応付けて記憶保持する課金管理を行うかかる課金管理が装置側課金管理部において遂行された後、ジョブ管理部は、当該承認ユーザに係る印刷出力動作を許可する。
一方、非接触型ICカード側では、画像形成装置の元に当該ユーザがアクセスすると、カード側通信部は、前記装置側通信部との間においてデータ交換を行う。次いで、課金情報取得部は、カード側通信部を介して、装置側課金管理部が管理している課金情報のうち、当該ユーザに係る課金情報を取得する。課金情報取得部を介して当該ユーザに係る課金情報が取得されたとき、カード側課金管理部は、課金情報記憶部の記憶領域に、当該取得した課金情報を書き込ませる課金管理を行う。
上述したように、本発明に係る課金管理システムによれば、画像形成装置と、ユーザが所持する非接触型ICカードと、を連係動作させ、画像形成装置から、非接触型ICカード宛に、ユーザ識別情報に基づく承認ユーザに係る課金情報が提供がされ、この課金情報が、非接触型ICカード側で分散管理される。従って、非接触型ICカードを活用した分散型の課金管理システムを実現することができる。
非接触型ICカードを活用した分散型の課金管理システムを実現するといった目的を、スキャン動作に基づく候補画像を印刷出力したときに課される前記承認ユーザに係る料金を、予め定められる課金ルールに則して演算するとともに、当該演算された課金情報を、当該承認ユーザと対応付けて記憶保持する課金管理を行う装置側課金管理部と、前記課金情報取得部を介して当該ユーザに係る課金情報が取得されたとき、前記課金情報記憶部の記憶領域に、当該取得した課金情報を書き込ませる課金管理を行うカード側課金管理部と、を連係動作させ、画像形成装置から非接触型ICカード宛に、ユーザ識別情報に基づく承認ユーザに係る課金情報が提供がされ、この課金情報が、非接触型ICカード側で分散管理されることによって実現した。
以下、本発明に係る課金管理システムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[課金管理システムの概略構成]
図1は、本発明実施例に係る課金管理システムの概略構成を示す機能ブロック図、図2は、画像形成装置における操作パネル部の外観図、図3は、課金管理システムの一部を構成する非接触型ICカードの概略構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、本発明実施例に係る課金管理システムは、スキャン動作及び印刷出力動作を実行する機能を有する画像形成装置1と、アンテナ3と、該アンテナ3に電気的に接続されたICチップ5とを有し、複数の各ユーザに所持されて各ユーザ毎に固有のユーザ識別情報を記憶した非接触型ICカード(以下、単にICカードという場合がある。)7と、を備え、前記両者1,7間において非接触での所要のデータ交換乃至処理を行うことにより、画像形成装置1における印刷出力動作に係る課金管理を行うように構成されている。
このうち、画像形成装置1は、例えば、コピージョブ、Fax送信ジョブ、印刷ジョブ、又はネットワーク送信(メール送信やデータ送信)ジョブを含む諸機能が利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、本装置は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、HDD(ハードディスクドライブ)63、ネットワークI/F(インタフェース)部65、並びに、装置側通信部67を備える。
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13と、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ19を内蔵し、本装置全体の動作を統括制御する。
本発明においてスキャン動作を遂行する役割を果たすスキャナ部21は、スキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサー25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサー25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部61等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、ガンマ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
本発明において印刷出力動作を遂行する役割を果たすエンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部65を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信されてきた文書或いは画像データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて、用紙上に画像を印刷出力する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部51は、図1及び図2に示すように、タッチパネル部53及び機能キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
本発明において表示部としての役割を果たすタッチパネル部53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。タッチパネル部53は、スキャン動作に基づく候補画像のうち、印刷出力対象となる画像の選択操作入力を促す催促画面を表示画面上に表示する際、或いは、装置の利用に際してICカードのタッチを促す催促画面をタッチパネル部53における表示画面上に表示させる際などに用いられる。
操作キー部55は、ユーザの操作入力を受付けるための複数の操作キーを備えている。具体的には、例えば、コピー機能やスキャナ機能の実行に係る指示操作を行う際等に操作されるスタートキー57やテンキー等を備えている。これら複数の操作キーは、例えば、ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能などの諸機能のなかから、所要機能のキー入力操作をユーザが選択的に実行する際に用いられる。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部21によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
本発明で画像情報記憶部としての役割を果たすHDD(ハードディスクドライブ)63は、スキャナ部21によって読み取られた画像データを一時的に蓄積する。HDDに記憶されている文書或いは画像データは、画像形成装置、プログラム及び記録媒体内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部65を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される場合がある。
ネットワークI/F部65は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等のユーザ端末に対する種々のデータの送受信を制御する。
装置側通信部67は、画像形成装置1の元にアクセスしてきたユーザが所持するICカード7との間においてユーザ識別情報を含むデータ交換を行う。具体的には、装置側通信部67は、ユーザが所持するICカード7のアクセスを検知し、ICカード7に記憶されたユーザ識別情報を読み出して、主制御部11宛に転送する機能を備えている。
ところで、ICカード7を活用した分散型の課金管理システムを実現するために、主制御部11は、画像形成に係る操作情報を取得する操作情報取得部71と、スキャナ部21のスキャン動作に基づく画像情報を取得する画像情報取得部73と、装置側通信部67を介して取得したユーザ識別情報及びユーザによって操作入力されたパスワード(ただし、パスワードを省略してもよい。)等の認証情報に基づきユーザの正当性に係る認証を行うユーザ認証部75と、アクセスしてきたユーザが正当ユーザである旨がユーザ認証部75において承認されたとき、当該承認ユーザに係るスキャン動作を許可するジョブ管理部77と、アクセスしてきたユーザが正当ユーザである旨がユーザ認証部75において承認され、かつ、当該承認ユーザに係るスキャン動作がジョブ管理部77において許可された後、当該スキャン動作に基づく候補画像が画像情報取得部73で取得されたとき、当該取得された候補画像のうち、印刷出力対象となる画像の選択操作入力を促す催促画面をタッチパネル部53における表示画面上に表示させる制御を行う表示制御部79と、スキャン動作に基づく候補画像のうち、印刷出力対象として選択された画像を印刷出力したときに課される料金を、予め定められる課金ルール(具体的には、例えば、カラーモードはフルカラーか、白黒か、印刷出力枚数は何枚か、出力サイズはどのサイズか、などの諸要因を勘案して課金金額を決定するためのルールをいう。)に則して演算するとともに、当該演算された課金情報を、当該承認ユーザと対応付けて記憶保持する課金管理を行う装置側課金管理部80と、を備えて構成されている。なお、ジョブ管理部77は、承認ユーザに係る課金情報を、当該承認ユーザと対応付けて記憶保持する課金管理が装置側課金管理部80において遂行された後、当該承認ユーザに係る印刷出力動作を許可するように動作する。
一方、ICカード7を活用した分散型の課金管理システムを実現するために、課金管理システムの構成要素であるICカード7におけるICチップ5は、図3に示すように、装置側通信部67との間においてデータ交換を行うカード側通信部81と、カード側通信部81を介して、装置側課金管理部80が管理している課金情報のうち、当該ユーザに係る課金情報を取得する課金情報取得部83と、当該ユーザに係るユーザ識別情報を記憶するユーザ識別情報記憶部85と、当該ユーザに係る課金情報を記憶する課金情報記憶部87と、課金情報取得部83を介して当該ユーザに係る課金情報が取得されたとき、課金情報記憶部87の記憶領域に、当該取得した課金情報を書き込ませる課金管理を行うカード側課金管理部89と、を備えて構成されている。
[本発明実施例に係る課金管理システムの動作]
次に、本発明実施例に係る課金管理システムの動作について、画像形成装置における処理の流れを示す動作フローチャートを参照して説明する。図4は、第1実施例に係る課金管理システムの構成要素である画像形成装置の動作フローチャート図、図5は、第2実施例に係る課金管理システムの構成要素である画像形成装置の動作フローチャート図である。
本動作説明に先立って、前提となる画像形成装置1の構成に言及する。本画像形成装置1は、ユーザが所持するICカード7との間でユーザ識別情報を含む認証情報に係るデータ交換を通じて装置の利用を許可するカードキー認証モードと、ユーザ識別情報及びパスワード(認証情報)のキー入力操作をユーザに要求することを通じて装置の使用を許可するパネル認証モードとを二通り備えており、原則として、カードキー認証モードで動作している。以下の実施例では、原則通りの処理であるカードキー認証モードでの、画像形成装置の動作について説明してゆく。
初めに、第1実施例に係る課金管理システムの構成要素である画像形成装置1の動作について説明する。
図4に示すように、表示制御部79は、装置1の利用に際して、ICカード7の所定位置へのタッチを促す催促画面をタッチパネル部53における表示画面上に表示(ステップS11)させながら、ユーザのアクセスを待つ。装置側通信部67は、ICカード7のアクセスを常時監視している。このとき、コピージョブの遂行を企図して装置の元にやってきたユーザが、ICカード7を画像形成装置におけるICカードリーダライタ(不図示)にかざすと、装置側通信部67は、ICカード7のアクセスを検知するとともに、ICカード7に記憶されているユーザ識別情報を読み取り、読み取ったICカード7のユーザ識別情報を、ユーザ認証部75宛に転送する。
ユーザ認証部75は、装置側通信部67から転送されてきたユーザ識別情報と、ユーザ認証部75に予め登録されているユーザ識別情報と、を照合することで、カードキー認証を介してアクセスしてきたユーザが正当ユーザか否かに係るユーザ認証を行う(ステップS12)。なお、ユーザ認証に際して、パスワードによるログイン管理機能を追加しても良い。
ステップS12のユーザ認証の結果、アクセスユーザが正当ユーザである旨の承認がなされると(ステップS13の”Yes”)、ジョブ管理部77は、当該承認ユーザに係るスキャン動作を許可する(ステップS14)。かかるスキャン動作の許可を受けて、ユーザは、コピージョブに係る原稿をスキャン動作させることになる。なお、ステップS14の時点では、スキャン動作は許可されているため、スキャン動作を行わせることはできるが、印刷出力動作は未だ許可されていないため、これを行わせることはできない。
次いで、表示制御部79は、ユーザによるスキャン動作に基づく候補画像が画像情報取得部73で取得されたとき、当該取得された候補画像のうち、印刷出力対象となる画像の選択操作入力を促す催促画面を、タッチパネル部53における表示画面上に表示させる制御を行う(ステップS15)。このとき、ユーザが、印刷出力対象となる画像の選択操作を行うと、その操作情報が、操作情報取得部71を介して装置側課金管理部80宛に送られる(ステップS16)。ステップS15〜S16では、例えば、スキャン動作済みの、30枚からなる候補画像のうち、1頁目から10頁目までの10枚を、印刷出力対象として選択するなどといった、印刷出力対象となる画像の選択に係るユーザ意図を確認するようにしている。なお、スキャン動作済みの候補画像から印刷出力対象となる画像をユーザに選択させる旨を、装置における印刷出力対象の選択に係る初期値として設定する態様に代えて、スキャン動作済みの候補画像全てが、印刷出力対象として自動選択される旨を、前記初期値として設定する態様を採用しても良い。
印刷出力対象となる画像の選択に係るユーザ意図の確認がなされると(ステップS16の”Yes”)、装置側課金管理部80は、印刷出力対象として選択された画像を印刷出力したときに課される料金(この時点では、未だ印刷出力動作は実行されていない。)を、予め定められる課金ルールに則して演算するとともに、当該演算された課金情報を、当該承認ユーザと対応付けて記憶保持する課金管理を行う(ステップS17)。ステップS17では、ユーザ意図に従う画像を印刷出力したときに課されるであろう料金を演算して、その演算結果を課金するようにしている。換言すれば、ステップS17の時点では、ユーザは、ユーザ意図に従う画像を印刷出力するための権利を、先取り的に購入したということができる。ステップS17の意義は、印刷出力待ち状態にある画像に係る印刷出力動作が未完の段階で、その課金料金を先取り的に、ユーザ意図を加味して正確に把握する点にある。
次いで、表示制御部79は、ICカード7の所定位置へのタッチを促す催促画面をタッチパネル部53における表示画面上に表示(ステップS18)させながら、ステップS13における承認ユーザのアクセスを待つ。装置側通信部67は、ICカード7のアクセスを常時監視している。このとき、ステップS13における承認ユーザと同一のユーザが、ICカード7をICカードリーダライタにかざすと、装置側通信部67は、ICカード7のアクセスを検知するとともに、ICカード7に記憶されているユーザ識別情報を読み取り、読み取ったICカード7のユーザ識別情報を、主制御部11宛に転送する。
ユーザ認証部75は、装置側通信部67から転送されてきたユーザ識別情報と、ステップS13における承認ユーザのユーザ識別情報と、を照合することで、今回アクセスしてきたユーザが、ステップS13における承認ユーザと同一のユーザか否かに係るユーザ認証を行う(ステップS19)。ステップS19の意義は、ステップS14におけるスキャン動作の許可に対応し、承認ユーザによってスキャンされて印刷出力待ち状態にある画像に係る印刷出力動作が、未承認の第三者(印刷出力待ち画像にアクセスする権限を持たない。)によって実行される事態を未然に回避する点にある。
ステップS19のユーザ認証の結果、今回アクセスしてきたユーザが、ステップS13における承認ユーザと同一のユーザである旨の承認がなされると(ステップS20の”Yes”)、装置側課金管理部80は、当該承認ユーザに係る課金情報を、該当ユーザに係るICカード7宛に提供する課金管理を行う(ステップS21)。これにより、当該承認ユーザに係る課金情報は、装置側通信部67及びカード側通信部81をそれぞれ介して、ICカード7側の課金情報取得部83に提供される。これを受けて、カード側課金管理部89は、課金情報記憶部87の記憶領域に、該当ユーザに係る課金情報を書き込ませる課金管理を行う。このようにして、課金料金の書き込みが遂行されることになる。
ICカード7への課金料金の書き込み後に、ジョブ管理部77は、当該承認ユーザに係る印刷出力動作を許可する(ステップS22)。かかる印刷出力動作の許可を受けて、ユーザは、ステップS16で印刷出力対象として選択した画像を、はれて印刷出力動作させることができる。なお、ステップS22における印刷出力動作の許可を、ステップS21におけるICカード7への課金料金の書き込み後に行う意義は、課金料金の取り損ないを未然に回避する点にある。ステップS21におけるICカード7への課金料金の書き込み時点をもって、課金処理は済んだものと考えられるからである。
次に、第2実施例に係る課金管理システムの構成要素である画像形成装置1の動作について説明する。
第1実施例に係る課金管理システムでは、ユーザは、図4に示すように、二回にわたる(ステップS12,S19)ユーザ認証を経た後に、所要のコピージョブが遂行可能となるところ、いわゆるワンストップサービス提供の観点から、ただ一回のユーザ認証によって、所要のコピージョブが遂行可能な課金管理システムを実現することができれば、ユーザの利便性向上に大きく貢献することができるであろう。
そうした観点から、第2実施例に係る課金管理システムは、ただ一回のユーザ認証によって、所要のコピージョブを遂行可能に構成したものである。
図5に示すように、表示制御部79は、装置1の利用に際して、ICカード7の所定位置へのタッチを促す催促画面をタッチパネル部53における表示画面上に表示(ステップS31)させながら、ユーザのアクセスを待つ。装置側通信部67は、ICカード7のアクセスを常時監視している。このとき、コピージョブの遂行を企図して装置の元にやってきたユーザが、ICカード7を画像形成装置におけるICカードリーダライタにかざすと、装置側通信部67は、ICカード7のアクセスを検知するとともに、ICカード7に記憶されているユーザ識別情報を読み取り、読み取ったICカード7のユーザ識別情報を、ユーザ認証部75宛に転送する。
ユーザ認証部75は、装置側通信部67から転送されてきたユーザ識別情報と、ユーザ認証部75に予め登録されているユーザ識別情報と、を照合することで、カードキー認証を介してアクセスしてきたユーザが正当ユーザか否かに係るユーザ認証を行う(ステップS32)。なお、ユーザ認証に際して、パスワードによるログイン管理機能を追加しても良い。
ステップS32のユーザ認証の結果、アクセスユーザが正当ユーザである旨の承認がなされると(ステップS33の”Yes”)、装置側課金管理部80は、当該承認ユーザと対応付けて記憶保持されている課金残テーブル(不図示)を参照することで、当該承認ユーザに係る課金残の有無を調べる(ステップS34)。
ステップS34における課金残調査の結果、当該承認ユーザに係る課金残がない旨の判定が下されたとき、主制御部11は、処理の流れをステップS36へとジャンプさせる。
一方、ステップS34における課金残調査の結果、当該承認ユーザに係る課金残がある旨の判定が下されたとき、装置側課金管理部80は、当該承認ユーザに係る課金情報(課金残)を、該当ユーザに係るICカード7宛に提供する課金管理を行う(ステップS35)。これにより、当該承認ユーザに係る課金情報(課金残)は、装置側通信部67及びカード側通信部81をそれぞれ介して、ICカード7側の課金情報取得部83に提供される。これを受けて、カード側課金管理部89は、課金情報記憶部87の記憶領域に、該当ユーザに係る課金情報(課金残)を書き込ませる課金管理を行う。このようにして、課金料金(課金残)の書き込みが遂行されることになる。
ICカード7への課金料金(課金残)の書き込み後に、ジョブ管理部77は、当該承認ユーザに係るスキャン動作を許可する(ステップS36)。かかるスキャン動作の許可を受けて、ユーザは、コピージョブに係る原稿をスキャン動作させることになる。なお、ステップS36の時点では、スキャン動作は許可されているため、スキャン動作を行わせることはできるが、印刷出力動作は未だ許可されていないため、これを行わせることはできない。
次いで、表示制御部79は、ユーザによるスキャン動作に基づく候補画像が画像情報取得部73で取得されたとき、当該取得された候補画像のうち、印刷出力対象となる画像の選択操作入力を促す催促画面を、タッチパネル部53における表示画面上に表示させる制御を行う(ステップS37)。このとき、ユーザが、印刷出力対象となる画像の選択操作を行うと、その操作情報が、操作情報取得部71を介して装置側課金管理部80宛に送られる(ステップS38)。ステップS37〜S38では、印刷出力対象となる画像の選択に係るユーザ意図を確認するようにしている。なお、スキャン動作済みの候補画像から印刷出力対象となる画像をユーザに選択させる旨を、装置における印刷出力対象の選択に係る初期値として設定する態様に代えて、スキャン動作済みの候補画像全てが、印刷出力対象として自動選択される旨を、前記初期値として設定する態様を採用しても良い。
印刷出力対象となる画像の選択に係るユーザ意図の確認がなされると(ステップS38の”Yes”)、装置側課金管理部80は、印刷出力対象として選択された画像を印刷出力したときに課される料金(この時点では、未だ印刷出力動作は実行されていない。)を、予め定められる課金ルールに則して演算するとともに、当該演算された課金情報を、当該承認ユーザと対応付けて課金残テーブルに記憶保持する課金管理を行う(ステップS39)。ステップS39では、印刷出力対象となる画像の選択に係るユーザ意図に従う画像を印刷出力したときに課されるであろう料金を演算して、その演算結果を課金するようにしている。換言すれば、ステップS39の時点では、ユーザは、ユーザ意図に従う画像を印刷出力するための権利を、先取り的に購入したということができる。ステップS39の意義は、印刷出力待ち状態にある画像に係る印刷出力動作が未完の段階で、その課金料金を先取り的に、ユーザ意図を加味して正確に把握する点にある。
次いで、装置側課金管理部80は、現時点での課金残テーブルの記憶内容と、ステップS35における課金残の書き込み額と、ステップS39で演算された課金料金と、を参照して、課金残テーブルの記憶内容を、当該ユーザの印刷出力動作に係る課金実績(サービス料金の発生と、同料金に対する課金の実績)を忠実に反映した内容に記憶更新させる(ステップS40)。
課金残テーブルの記憶更新後に、ジョブ管理部77は、当該承認ユーザに係る印刷出力動作を許可する(ステップS41)。かかる印刷出力動作の許可を受けて、ユーザは、ステップS38で印刷出力対象として選択した画像を、はれて印刷出力動作させることができる。なお、ステップS41における印刷出力動作の許可を、ステップS40における課金残テーブルの記憶更新後に行う意義は、課金料金の取り損ないを未然に回避する点にある。ステップS40における課金残テーブルの記憶更新時点をもって、課金処理は済んだものと擬制することができるからである。実際には、ステップS35をもって課金処理が終了するが、ステップS40における課金残テーブルの記憶更新内容を参照して、ステップS35における課金処理が行われるのであるから、ステップS40における課金残テーブルの記憶更新内容と、ステップS35における課金処理と、の一体不可分性を鑑みれば、上述のように擬制しても、課金料金を取り損なうリスクが増大するとは考えられない。
[実施例の効果]
以上説明したように、本発明実施例に係る課金管理システムによれば、画像形成装置1と、ユーザが所持する非接触型ICカード3と、を連係動作させ、画像形成装置1から非接触型ICカード7宛に、ユーザ識別情報に基づく承認ユーザに係る課金情報が提供がされ、この課金情報が、非接触型ICカード7側で分散管理される。従って、非接触型ICカードを活用した分散型の課金管理システムを実現することができる。
また、本発明実施例に係る課金管理システムによれば、ジョブ管理部77は、スキャン動作の許可に係る承認ユーザと、印刷出力動作の許可に係る承認ユーザとの同一性を確認した上で、最終的な印刷出力動作の許可を与えるように構成したので、従って、承認ユーザによってスキャンされて印刷出力待ち状態にある画像に係る印刷出力動作が、未承認の第三者(印刷出力待ち画像にアクセスする権限を持たない。)によって実行される事態を未然に回避して、セキュリティの観点から好ましい課金管理システムを実現することができる。
さらに、本発明実施例に係る課金管理システムによれば、装置側課金管理部80は、アクセスしてきたユーザが正当ユーザである旨がユーザ認証部75において承認され、かつ、当該承認ユーザに係るスキャン動作がジョブ管理部77において許可された後、当該承認ユーザに係る課金情報を、該当ユーザに係る非接触型ICカード7宛に提供する課金管理を行う。具体的には、装置側課金管理部80は、ユーザ意図に従う画像を印刷出力したときに課されるであろう料金を演算して、その演算結果を課金するので、従って、印刷出力待ち状態にある画像に係る印刷出力動作が未完の段階で、その課金料金を先取り的に、ユーザ意図を加味して正確に把握することができる。
しかも、本発明実施例に係る課金管理システムによれば、装置側課金管理部80は、承認ユーザに係る印刷出力動作がジョブ管理部77において許可される前に、当該承認ユーザに係る課金情報を、該当ユーザに係る非接触型ICカード宛に提供する課金管理を行うので、従って、課金料金の取り損ないを未然に回避することができる。
そして、本発明第2実施例に係る課金管理システムによれば、装置側課金管理部80は、承認ユーザに係る印刷出力動作がジョブ管理部77において許可された後に、当該承認ユーザに係る課金情報を、該当ユーザに係る非接触型ICカード宛に提供する課金管理を行うので、従って、ただ一回のユーザ認証によって、所要のコピージョブが遂行可能となる結果として、ワンストップサービス提供の観点から好ましい課金管理システムを実現することができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、本発明実施例において、非接触型ICカードにおける記憶領域に、各ユーザ毎の課金情報を蓄えることによって、非接触型ICカードを活用した分散型の課金管理システムを実現する態様を例示して説明したが、非接触型ICカードに記憶された課金情報の決済手段としては、例えばプリペイド方式、クレジット決済方式など、いかなる決済手段を採用してもよい。
また、本発明でいう「課金」とは、印刷出力動作に係るサービス料金を、金銭をもって決済する態様を含むことは当然として、例えば、金銭に代えて、金銭と略同一視できる、いわゆるポイントと呼ばれるような金銭代替手段をもって決済する態様をも、その概念に含むことはいうまでもない。
本発明実施例に係る課金管理システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 画像形成装置における操作パネル部の外観図である。 課金管理システムの一部を構成する非接触型ICカードの概略構成を示す機能ブロック図である。 第1実施例に係る課金管理システムの構成要素である画像形成装置の動作フローチャート図である。 第2実施例に係る課金管理システムの構成要素である画像形成装置の動作フローチャート図である。
符号の説明
1 画像形成装置
3 アンテナ
5 ICチップ
7 非接触型ICカード
11 主制御部
21 スキャナ部
41 エンジン部
53 タッチパネル部(表示部)
63 HDD(画像情報記憶部)
67 装置側通信部
71 操作情報取得部
73 画像情報取得部
75 ユーザ認証部
77 ジョブ管理部
79 表示制御部
80 装置側課金管理部
81 カード側通信部
83 課金情報取得部
85 カード側課金管理部
87 課金情報記憶部
89 ユーザ識別情報記憶部

Claims (5)

  1. 原稿を読み取るとともに、同原稿に係る画像情報を出力するスキャン動作を行うスキャナ部と、印刷出力対象となる画像を記録紙上に画像形成する印刷出力動作を行うエンジン部と、を有する画像形成装置と、
    アンテナと、該アンテナに電気的に接続されたICチップとを有し、複数の各ユーザに所持されて各ユーザ毎に固有のユーザ識別情報を記憶した非接触型ICカードと、
    を備え、
    前記両者間において非接触での所要のデータ交換乃至処理を行うことにより、前記画像形成装置における印刷出力動作に係る課金管理を行う課金管理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    画像形成に係る操作情報を取得する操作情報取得部と、
    スキャン動作に基づく画像情報を取得する画像情報取得部と、
    当該画像形成装置の元にアクセスしてきたユーザが所持する前記非接触型ICカードとの間においてユーザ識別情報を含むデータ交換を行う装置側通信部と、
    前記装置側通信部を介して取得したユーザ識別情報に基づきユーザの正当性に係る認証を行うユーザ認証部と、
    アクセスしてきたユーザが正当ユーザである旨が前記ユーザ認証部において承認されたとき、当該承認ユーザに係るスキャン動作を許可するジョブ管理部と、
    スキャン動作に基づく候補画像を印刷出力したときに課される前記承認ユーザに係る料金を、予め定められる課金ルールに則して演算するとともに、当該演算された課金情報を、当該承認ユーザと対応付けて記憶保持する課金管理を行う装置側課金管理部と、
    を備え、
    前記ジョブ管理部は、
    前記承認ユーザに係る課金情報を、当該承認ユーザと対応付けて記憶保持する課金管理が前記装置側課金管理部において遂行された後、当該承認ユーザに係る印刷出力動作を許可し、
    前記非接触型ICカードは、
    前記装置側通信部との間においてデータ交換を行うカード側通信部と、
    前記カード側通信部を介して、前記装置側課金管理部が管理している課金情報のうち、当該ユーザに係る課金情報を取得する課金情報取得部と、
    当該ユーザに係る課金情報を記憶する課金情報記憶部と、
    前記課金情報取得部を介して当該ユーザに係る課金情報が取得されたとき、前記課金情報記憶部の記憶領域に、当該取得した課金情報を書き込ませる課金管理を行うカード側課金管理部と、
    を備えたことを特徴とする課金管理システム。
  2. 請求項1に記載の課金管理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    各種情報を表示するための表示部と、
    前記表示部の表示内容を制御するための表示制御部と、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、
    アクセスしてきたユーザが正当ユーザである旨が前記ユーザ認証部において承認され、かつ、当該承認ユーザに係るスキャン動作が前記ジョブ管理部において許可された後、当該スキャン動作に基づく候補画像が前記画像情報取得部で取得されたとき、当該取得された候補画像のうち、印刷出力対象となる画像の選択操作入力を促す催促画面を前記表示部における表示画面上に表示させ、
    この場合、
    前記装置側課金管理部は、
    スキャン動作に基づく候補画像のうち、印刷出力対象として選択された画像を印刷出力したときに課される料金を演算し、
    前記ジョブ管理部は、
    前記印刷出力対象として選択された画像に限って、当該承認ユーザに係る印刷出力動作を許可する、
    ことを特徴とする課金管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の課金管理システムであって、
    前記装置側課金管理部は、
    アクセスしてきたユーザが正当ユーザである旨が前記ユーザ認証部において承認され、かつ、当該承認ユーザに係るスキャン動作が前記ジョブ管理部において許可された後、当該承認ユーザに係る課金情報を、該当ユーザに係る非接触型ICカード宛に提供する課金管理を行う、
    ことを特徴とする課金管理システム。
  4. 請求項3に記載の課金管理システムであって、
    前記装置側課金管理部は、
    前記承認ユーザに係る印刷出力動作が前記ジョブ管理部において許可される前に、当該承認ユーザに係る課金情報を、該当ユーザに係る非接触型ICカード宛に提供する課金管理を行う、
    ことを特徴とする課金管理システム。
  5. 請求項3に記載の課金管理システムであって、
    前記装置側課金管理部は、
    前記承認ユーザに係る印刷出力動作が前記ジョブ管理部において許可された後に、当該承認ユーザに係る課金情報を、該当ユーザに係る非接触型ICカード宛に提供する課金管理を行う、
    ことを特徴とする課金管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012243158A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Sharp Corp 指示受付システム、情報処理装置、指示装置、指示受付方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2015012520A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 キヤノン株式会社 印刷装置及び通信方法、並びに、プログラム

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