JP2007141100A - プリンタドライバプログラム及びプリンタドライバプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】経済的な負担がかかることなく、印刷制限枚数や料金等の印刷情報の設定機能、印刷実行確認機能、及び印刷制限機能を実現することを目的とする。
【解決手段】HDDにプリンタドライバプログラムをインストールする際に、印刷設定ダイアログを表示させ、設定(プリント単価設定や料金設定等)を行う。そして、印刷時に、印刷ジョブから印刷枚数を算出して(102)、設定された設定値と算出された印刷枚数を用いて、印刷枚数と料金を表示する印刷確認ダイアログをポップアップ表示してユーザに確認を求め(104)、印刷確認ダイアログの「OK」ボタンが操作されたか否かを判定することによって印刷がOKか否かを判定して印刷を実行する(106、108)。そして、日付/枚数/料金/出力先等を印刷結果として保存して処理を終了する(110)。
【選択図】図6
【解決手段】HDDにプリンタドライバプログラムをインストールする際に、印刷設定ダイアログを表示させ、設定(プリント単価設定や料金設定等)を行う。そして、印刷時に、印刷ジョブから印刷枚数を算出して(102)、設定された設定値と算出された印刷枚数を用いて、印刷枚数と料金を表示する印刷確認ダイアログをポップアップ表示してユーザに確認を求め(104)、印刷確認ダイアログの「OK」ボタンが操作されたか否かを判定することによって印刷がOKか否かを判定して印刷を実行する(106、108)。そして、日付/枚数/料金/出力先等を印刷結果として保存して処理を終了する(110)。
【選択図】図6
Description
本発明は、プリンタドライバプログラム及びプリンタドライバプログラムを記憶した記憶媒体にかかり、特に、各種プリンタを駆動するプリンタドライバプログラム及びこれを記憶した記憶媒体に関する。
画像形成装置においては、印刷枚数に応じて課金を行うシステムが組み込まれたものが提案されており、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置で、ジョブを実行して印刷を行うと共に、利用者に対して印刷の料金を課すものがある。
また、印刷時や印刷後に印刷枚数や料金を確認したり、印刷枚数に制限をかけて、印刷時に確認したり、印刷の累積枚数に制限をかけて、印刷時に確認する機能を有するものがある。
例えば、特許文献1に記載の技術では、予め印刷枚数、ファイルサイズ、送信データサイズ、推定印刷時間などをユーザインタフェース上で設定することで、印刷時に確認し、設定した閾値を超えた場合に、警告ダイアログを表示して印刷の可否判断を行うことが提案されている。
また、特許文献2に記載の技術では、印刷の累積枚数に制限をかけて印刷時に確認することが提案されている。
特開平11−203089号公報
特開2003−208292号公報
しかしながら、上述のような機能は、出力先のデバイスやサーバに蓄積した情報を別途用意したアプリケーションで解析することで実現されており、全ての機能をプリンタドライバプログラムで行っているものはない。
一般的には、印刷時や印刷後に印刷枚数や料金の確認を行う機能、印刷枚数に制限をかけて印刷時に確認する機能、及び累積枚数に制限をかけて印刷時に確認する機能の全ての機能を実現させるためには、別途機能を追加したり、アプリケーションを購入したりすることで経済的負担がかかってしまう。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、経済的な負担がかかることなく、印刷制限枚数や料金等の印刷情報の設定機能、印刷実行確認機能、及び印刷制限機能を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、コンピュータに以下の処理を実行させるプリンタドライバプログラムであって、前記プリンタドライバプログラムをコンピュータにインストールする際に、印刷単価、印刷制限料金及び印刷制限枚数を含む印刷情報を設定する設定ステップと、印刷する際に、前記設定ステップで設定した前記印刷情報に基づいて、印刷枚数及び印刷料金を含む印刷量を算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出した前記印刷量を報知して印刷実行を確認する確認ステップと、前記確認ステップの確認結果に基づいて印刷実行を指示する実行ステップと、を含むことを特徴としている。
請求項1に記載のプリンタドライバプログラムによれば、設定ステップでは、プリンタドライバプログラムをコンピュータにインストールする際に、印刷単価、印刷制限料金及び印刷制限枚数を含む印刷情報が設定される。すなわち、印刷制限枚数や料金等の印刷情報の設定を行うことができる。
また、算出ステップでは、印刷する際に、設定ステップで設定された印刷情報に基づいて、印刷枚数及び印刷料金を含む印刷量が算出され、確認ステップでは、算出ステップで算出された印刷量を表示する等を行うことによって報知して印刷実行が確認される。そして、実行ステップでは、確認ステップの確認結果に基づいて印刷が実行指示される。すなわち、確認ステップによって印刷実行を確認することができ、算出ステップで算出した印刷量が設定ステップの設定値を超過する場合には、印刷制限することが可能となる。
このようにプリンタドライバプログラムによって処理を行うことで、特別にアプリケーション等を購入する必要がなくなるので、経済的な負担がかかることなく、印刷制限枚数や料金等の印刷情報の設定機能、印刷実行確認機能、及び印刷制限機能を実現することができる。
なお、本発明のプリンタドライバプログラムは、請求項2に記載の発明のように、実行ステップで印刷実行した印刷量に、印刷日時、印刷を実行したプリンタを識別するプリンタ情報、及びユーザを識別するユーザ情報を含む付加情報を付加して印刷結果として保存する保存ステップを更に含むようにしてもよい。この時、請求項3に記載の発明のように、保存ステップで保存した印刷結果の累計を一覧表示する表示ステップを更に含むようにしてもよい。
また、本発明のプリンタドライバプログラムは、請求項4に記載の発明のように、実行ステップで印刷を実行する際に、印刷量が設定ステップで設定した印刷情報を超過する場合、超過を警告する警告ステップを更に含むようにしてもよいし、請求項5に記載の発明のように、実行ステップで印刷を実行する際に、印刷量の印刷枚数が設定ステップで設定した印刷情報の印刷制限枚数を超過する場合、1ページに複数ページを印刷する印刷設定及び両面印刷設定の少なくとも一方の印刷設定に変更する変更ステップを更に含むようにしてもよいし、請求項6に記載の発明のように、実行ステップで印刷を実行する際に、印刷量の印刷料金が設定ステップで設定した印刷情報の印刷制限料金を超過する場合に、カラー印刷を強制的に白黒印刷に変更する印刷変更ステップを更に含むようにしてもよいし、請求項7に記載の発明のように、設定ステップが、印刷情報に対する期間を更に設定して、設定ステップで設定した期間に対して、印刷情報の印刷制限料金及び印刷制限枚数に対する残量を予測して表示する予測表示ステップを更に含むようにしてもよい。
さらに、本発明のプリンタドライバプログラムは、請求項8に記載の発明のように、記憶媒体に記憶するようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、プリンタドライバプログラムによって、印刷制限枚数や料金等の印刷情報の設定、印刷実行確認機能、及び印刷制限機能を実行することによって、特別にアプリケーション等を購入する必要がなくなるので、経済的な負担がかかることなく、印刷制限枚数や料金等の印刷情報の設定機能、印刷実行確認機能、及び印刷制限機能を実現することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わるプリンタドライバプログラムを適用したプリントシステムを示す。
プリントシステム10は、プリンタ12と、プリンタ12にネットワーク14を介して接続された複数のクライアントコンピュータ16、18,・・・とを備えている。なお、複数のクライアントコンピュータ16、18、・・・は、それぞれ同様の構成であるので、以下、クライアントコンピュータ16を代表して説明する。
図2は、クライアントコンピュータ16の構成を示すブロック図である。
クライアントコンピュータ16は、図2に示すように、CPU20、ROM22、RAM24、ハードディスク(HDD)26、モニタ28、キーボード30、及びネットワーク14を介してプリンタ12に接続するインタフェース32がバス34を介して相互に接続されて構成されている。
HDD26には、オペレーティングシステム(OS)36、アプリケーションプログラム38、及びプリンタドライバプログラム40などが記憶されており、I/F32を介してネットワーク14に接続されたプリンタ12に接続することができる。
プリンタドライバプログラム40は、OS36を経由して接続されたプリンタ12に対応しており、アプリケーションプログラム38によって要求した印刷要求をOS36を介して受け付けて、プリンタドライバプログラム40が対応するプリンタ12に対してOS36を介して印刷要求を行う。なお、プリンタドライバプログラム40は、印刷要求をプリンタ12に対して行う際に、プリンタ12が処理可能な言語等に変換した後にプリンタ12に印刷要求を行う。
プリンタ12は、プリンタドライバプログラム40からの印刷要求を受けて、印刷データをビットマップデータ等に展開した後に印刷を行う。
プリンタドライバプログラム40は、フレキシブルディスクやCD−ROM等のメディア等に格納されたファイルとして供給され、インストール時にOS36によりHDD26の記憶領域にコピーされる。なお、プリンタドライバプログラム40のクライアントコンピュータ16へのインストールは、各種メディアを用いて行う他に、例えば、ネットワーク14に接続されたサーバコンピュータ等から行うようにしてもよい。
ここで、本発明の実施の形態に係わるプリンタドライバプログラム40について説明する。
本発明の実施の形態に係わるプリンタドライバプログラム40は、HDD26にインストールする際に、プリンタ12の設定タブで該当のプリンタ12のプリント単価を設定する機能や、印刷時の金額の設定を行うダイアログをポップアップ表示する機能を有している。
例えば、図3に示すように、HDD26にプリンタドライバプログラム40をインストールする際に、印刷設定ダイアログを表示させ、上記設定(プリント単価設定や料金設定等)を行う。図3では、白黒印刷とカラー印刷の印刷料金の設定、白黒印刷とカラー印刷のそれぞれについて印刷制限枚数の設定を可能とした画面を示す。また、図3では、制限周期や保存先の設定が可能とされている。また、図3では、「印刷制限を行う」をオンにすることによって、上記設定がオンされ、「印刷時に確認ダイアログを表示する」をオンすることによって、印刷時にジョブの内容から印刷枚数を算出して、設定したプリント単価から金額が算出されて印刷確認ダイアログがポップアップ表示される。例えば、図4に示すように、「印刷枚数が50枚、印刷料金50円、印刷を開始してもよろしいですか?」のように印刷確認ダイアログがポップアップ表示され、ユーザがポップアップ表示された内容を確認して「OK」、「キャンセル」ボタンを操作する指示を行い、「OK」の場合に印刷を続行し、「キャンセル」の場合に印刷を終了する。そして、「OK」の場合には、印刷枚数や金額などを記録する。印刷確認ダイアログは、制限枚数等がある場合には、上記の他に累積枚数を表示するようにしてもよい。
なお、上記の設定は、プレコンフィグ機能としてプリンタドライバプログラム40に予め作成した上記設定内容を含むプレコンフィグファイルを付加しておき、インストール時に自動的に設定を一意にコントロールするようにしてもよい。
また、HDD26にプリンタドライバプログラム40をインストールする際には、上記の設定をそれぞれ異なる設定として異なる識別子(名前等)を付加してプリンタアイコンとしてインストールするようにしてもよい。これによってプリンタアイコンを選択するだけで、異なる設定で印刷を行うことが可能となる。この場合には、印刷枚数や金額などの記録を、図5に示すように、プリンタアイコン毎に記録することにより、記録内容の表示が可能となる。
続いて、本発明の実施の形態に係わるプリンタドライバプログラムで行われる印刷時の処理の流れについて説明する。図6は、本発明の実施の形態に係わるプリンタドライバプログラムで行われる印刷時の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
プリンタドライバプログラム40は、アプリケーションプログラム38によって要求された印刷要求をOS36を介して受け付けると、ステップ100において、印刷設定がオンか否かを判定する。該判定は、プリンタドライバプログラム40をHDD26にインストールする際に、例えば、図3に示す印刷設定ダイアログによって印刷設定が行われているか否かを判定し、該判定が否定された場合には、ステップ112へ移行して、通常印刷を行って処理を終了し、肯定された場合には、ステップ102へ移行する。なお、ステップ112の通常印刷処理は、印刷枚数や印刷料金を算出せずに、印刷要求通り印刷を実行する。
ステップ102では、印刷ジョブから枚数を算出してステップ104へ移行する。すなわち、印刷要求に含まれる印刷データに基づいて印刷枚数を算出する。
ステップ104では、印刷設定ダイアログで設定された設定値と算出された印刷枚数を用いて、図4に示すように、印刷枚数と料金を表示する印刷確認ダイアログをポップアップ表示して、ユーザに確認を求める。
次に、ステップ106では、印刷がOKか否かを判定する。該判定は、図4に示す印刷確認ダイアログの「OK」ボタンが操作されたか否かを判定することによって行い、該判定が否定、すなわち、図4の「キャンセル」ボタンが操作された場合には、印刷を中断してそのまま処理を終了する。
また、ステップ106の判定が肯定された場合、すなわち、図4に示す「OK」ボタンが操作された場合には、ステップ108へ移行して、印刷を実行した後、ステップ110へ移行する。すなわち、プリンタドライバプログラム40によって印刷実行指示がなされることによって、プリンタ12では印刷が実行される。
ステップ110では、日付/枚数/料金/出力先等を印刷結果として保存して処理を終了する。例えば、図5に示す、日時、プリンタアイコン名、ユーザ名、出力先、総枚数、カラー枚数、Nup(1ページに数ページ分を縮小して印刷する処理)、カラー印刷の料金、白黒印刷の料金等の印刷結果を保存する。これによって、図5に示す印刷記録ダイアログを表示することで印刷結果を確認することができる。
このように本発明の実施の形態に係わるプリンタドライバプログラムでは、印刷情報(印刷単価、印刷制限枚数、印刷制限料金等)の設定を行うことができると共に、印刷結果(印刷枚数、料金、出力先のプリンタ12等)の保存管理を行うことができる。従って、別途アプリケーション等を購入したりする必要がなくなり、経済的負荷を軽減することができる。
続いて、上記の実施の形態の変形例について説明する。上記の実施の形態では、制限枚数や制限料金の設定がある場合でも印刷要求された状態のまま印刷可能としたが、制限枚数や料金の設定がある場合に、Nup、両面印刷、強制白黒印刷等に変更して、制限を超える場合の超過分を抑えるようにしたものである。
図7は、本発明の実施の形態の変形例におけるプリンタドライバプログラムで行われる印刷時の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
プリンタドライバプログラム40は、アプリケーションプログラム38によって要求された印刷要求をOS36を介して受け付けると、ステップ200において、印刷設定がオンか否かを判定する。該判定は、プリンタドライバプログラム40をHDD26にインストールする際に、例えば、図3に示す印刷設定ダイアログによって印刷設定が行われているか否かを判定し、該判定が否定された場合には、ステップ232へ移行して、通常印刷を行って処理を終了し、肯定された場合には、ステップ202へ移行する。なお、ステップ232の通常印刷処理は、印刷枚数や印刷料金を算出せずに、印刷要求通り印刷を実行する。
ステップ202では、印刷ジョブから枚数を算出してステップ204へ移行する。すなわち、印刷要求に含まれる印刷データに基づいて印刷枚数を算出する。
ステップ204では、印刷設定ダイアログで設定された上限枚数を超過するか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ206へ移行し、否定された場合にはステップ212へ移行する。
ステップ206では、上限枚数超過時に印刷中止する設定か否かを判定する。該判定は、例えば、プリンタドライバプログラム40をインストールする際に行う印刷設定時に、図8に示すように、上限枚数超過時の設定(「枚数制限超過時に印刷を中止する」)を可能として、上限枚数超過時に印刷中止する場合に該判定が肯定されてそのまま処理を終了し、印刷中止しない設定を行った場合に否定されてステップ208へ移行する。
ステップ208では、Nup又は両面印刷に変更してステップ210へ移行する。すなわち、設定した上限枚数を超過するので、超過しないように、或いは超過する枚数が少なくなるように1ページに数ページを印刷するNup印刷及び両面印刷の少なくとも一方に変更する。
ステップ210では、上限枚数を超過することを表す上限枚数超過フラグをオンしてステップ212へ移行する。なお、ステップ208の変更において上限枚数を超過しない場合には、上限枚数超過フラグをオンせずにそのままステップ212へ移行する。
ステップ212では、印刷設定ダイアログで設定された上限料金を超過するか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ214へ移行し、否定された場合にはステップ220へ移行する。
ステップ214では、上限料金超過時に印刷中止する設定か否かを判定する。該判定は、例えば、プリンタドライバプログラム40をインストールする際に行う印刷設定時に、図8に示すように、上限料金超過時の設定(「料金制限超過時に印刷を中止する」)を可能として、上限枚数超過時に印刷中止する場合に該判定が肯定されてそのまま処理を終了し、印刷中止しない設定を行った場合に否定されてステップ216へ移行する。
ステップ216では、カラー印刷であっても強制的に白黒印刷に変更してステップ218へ移行する。
ステップ218では、上限料金を超過することを表す上限料金超過フラグをオンしてステップ220へ移行する。なお、ステップ216の変更において上限料金を超過しない場合には、上限料金超過フラグをオンせずにそのままステップ220へ移行する。
ステップ220では、上限枚数又は上限料金超過フラグがオンか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ222へ移行し、否定された場合にはステップ228へ移行する。
ステップ222では、警告ダイアログを表示してステップ224へ移行して、上限枚数及び上限料金超過フラグをリセットしてステップ226へ移行する。例えば、設定した印刷枚数或いは印刷料金の上限を超過したことを表す警告ダイアログを予め記憶しておき、表示する。この時、設定値や超過枚数/料金等を表示するようにしてもよい。
ステップ226では、印刷がOKか否かを判定する。該判定は、例えば、警告ダイアログ表示の際に、図4に示す印刷確認ダイアログまたはこの内容を警告ダイアログに含ませて表示して「OK」ボタンが操作されたか否かを判定することによって行い、該判定が否定、すなわち、図4の「キャンセル」ボタンが操作された場合には、印刷を中断してそのまま処理を終了する。また、ステップ226の判定が肯定された場合、すなわち、図4に示す「OK」ボタンが操作された場合には、ステップ232へ移行する。
一方、ステップ220の判定が否定されてステップ228へ移行すると、残量予測ダイアログを表示してステップ230へ移行する。残量予測ダイアログは、例えば、印刷設定で印刷枚数及び料金を設定した期間に対して、累積使用枚数から、1日の平均使用枚数等を求めて、設定した最終日に対する予測を算出して、算出結果を図9に示すように残量予測ダイアログとして表示する。これによって、ユーザに警告することができる。なお、予測としては、残料金、印刷可能枚数、現時点での日度平均枚数から算出される到達金額及び枚数等を表示するようにしてもよい。
ステップ230では、印刷がOKか否かを判定する。該判定は、例えば、予測ダイアログ表示の際に、図4に示す印刷確認ダイアログまたはこの内容を予測ダイアログに含ませて表示して「OK」ボタンが操作されたか否かを判定することによって行い、該判定が否定、すなわち、図4の「キャンセル」ボタンが操作された場合には、印刷を中断してそのまま処理を終了する。また、ステップ230の判定が肯定された場合、すなわち、図4に示す「OK」ボタンが操作された場合には、ステップ232へ移行する。
ステップ232では、印刷を実行した後、ステップ110へ移行する。すなわち、プリンタドライバプログラム40によって印刷実行指示がなされることによって、プリンタドライバプログラム40からの要求に応じてプリンタ12では印刷が実行される。
ステップ110では、日付/枚数/料金/出力先等を印刷結果として保存して処理を終了する。例えば、図5に示す、日時、プリンタアイコン名、ユーザ名、出力先、総枚数、カラー枚数、Nup、カラー単価、白黒単価等の印刷結果を保存する。これによって、図5に示す印刷記録ダイアログを表示することで印刷結果を確認することができる。
このようにプリンタドライバプログラムで処理することによっても上記の実施の形態と同様に、印刷情報(印刷単価、印刷制限枚数、印刷制限料金等)の設定を行うことができると共に、印刷結果(印刷枚数、料金、出力先のプリンタ12等)の保存管理を行うことができる。従って、別途アプリケーション等を購入したりする必要がなくなり、経済的負荷を軽減することができる。
また、変形例では、設定した印刷制限枚数を超過して印刷する場合には、Nup及び両面印刷の少なくとも一方に変更して印刷を行うので、制限枚数に対する超過枚数を抑制することができる。また同様に、設定した印刷制限料金を超過して印刷する場合にも、カラー印刷がある場合に強制的に白黒印刷に変更して印刷を行うので、制限に対する制限料金に対する超過料金を抑制することができる。
なお、上記の実施の形態の変形例においては、設定した上限枚数を超過する場合に、Nup及び両面印刷の少なくとも一方へ変更するようにしたが、どのように変更するかは、印刷設定ダイアログで設定可能としてもよいし、印刷時に選択可能としてもよい。例えば、図10に示すように、印刷設定ダイアログ上で制限超過時の設定をユーザが任意に設定可能として、上限枚数を超過する場合の処理を予め設定して、Nup、両面印刷、強制白黒印刷等を設定可能とするようにしてもよい。
10 プリントシステム
12 プリンタ
14 ネットワーク
16、18 クライアントコンピュータ
26 ハードディスク(HDD)
40 プリンタドライバプログラム
12 プリンタ
14 ネットワーク
16、18 クライアントコンピュータ
26 ハードディスク(HDD)
40 プリンタドライバプログラム
Claims (8)
- コンピュータに以下の処理を実行させるプリンタドライバプログラムであって、
前記プリンタドライバプログラムをコンピュータにインストールする際に、印刷単価、印刷制限料金及び印刷制限枚数を含む印刷情報を設定する設定ステップと、
印刷する際に、前記設定ステップで設定した前記印刷情報に基づいて、印刷枚数及び印刷料金を含む印刷量を算出する算出ステップと、
前記算出ステップで算出した前記印刷量を報知して印刷実行を確認する確認ステップと、
前記確認ステップの確認結果に基づいて印刷実行を指示する実行ステップと、
を含むことを特徴とするプリンタドライバプログラム。 - 前記実行ステップで印刷実行した前記印刷量に、印刷日時、印刷を実行したプリンタを識別するプリンタ情報、及びユーザを識別するユーザ情報を含む付加情報を付加して印刷結果として保存する保存ステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライバプログラム。
- 前記保存ステップで保存した前記印刷結果の累計を一覧表示する表示ステップを更に含むことを特徴とする請求項2に記載のプリンタドライバプログラム。
- 前記実行ステップで印刷を実行する際に、前記印刷量が前記設定ステップで設定した前記印刷情報を超過する場合、超過を警告する警告ステップを更に含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のプリンタドライバプログラム。
- 前記実行ステップで印刷を実行する際に、前記印刷量の印刷枚数が前記設定ステップで設定した前記印刷情報の印刷制限枚数を超過する場合、1ページに複数ページを印刷する印刷設定及び両面印刷設定の少なくとも一方の印刷設定に変更する変更ステップを更に含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のプリンタドライバプログラム。
- 前記実行ステップで印刷を実行する際に、前記印刷量の印刷料金が前記設定ステップで設定した前記印刷情報の印刷制限料金を超過する場合に、カラー印刷を強制的に白黒印刷に変更する印刷変更ステップを更に含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のプリンタドライバプログラム。
- 前記設定ステップは、前記印刷情報に対する期間を更に設定し、前記設定ステップで設定した前記期間に対して、前記印刷情報の印刷制限料金及び印刷制限枚数に対する残量を予測して表示する予測表示ステップを更に含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のプリンタドライバプログラム。
- 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のプリンタドライバプログラムを記憶した記憶媒体。
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