JP2009270550A - 羽根車の着脱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな保持力で羽根車が回転軸から抜けて落下することを防止し、かつ、容易に着脱操作できる羽根車の着脱装置を提供することを目的とする。
【解決手段】羽根車6のボス部10に、回転軸2に直交する方向に移動自在で、係止用ばね17の付勢力によって回転軸2の係止溝5に係止して羽根車6を抜け止め状態に保持する保持部15と、係止用ばね17の付勢力に抗して保持部15を移動させ保持部15と係止溝5との係止を解除する脱却操作部19とを設けたことにより、簡単な操作により大きな保持力の抜け止め状態で羽根車6を取り付けることができ、また、脱却操作部19の簡単な操作で羽根車6を容易に取り外すことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、羽根車を電動機の回転軸にスピンナーナット等を用いずに、容易に着脱できる羽根車の着脱装置に関する。
従来、この種の羽根車の着脱装置として、羽根車のボス部に回転軸が挿入される操作をするだけで、羽根車が回転軸に固着され、羽根車を取り外す場合は、ボス部に設けた羽根脱却用の操作部を指で押すだけで羽根車が回転軸から外れる羽根車の着脱装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その羽根の着脱装置について、図7を参照しながら説明する。
図に示すように、送風ファン101は、円筒状の羽根基部102の外周囲に羽根片103を突設し、中心部にモータの回転軸104(回転軸のみ図示)が嵌入されるボス部105を設けてなり、羽根基部102に、回転軸104の外周部に環状に設けられた係合溝106に係合して送風ファン101の抜け止めをなす二股状のばね線材からなるばね部材107と、先端部分がばね部材107の両先端部間に対応位置してばね部材107の両先端部と摺接するテーパ面108aを有した拡開用凸部108と、ばね部材107を拡開用凸部108の方向に押圧操作する押釦109とを備え、押釦109が押圧操作されることにより、ばね部材107の先端部が拡開用凸部108のテーパ面108a上を相対的に摺動して拡開し、ばね部材107が係合溝106から外れ、送風ファン101を回転軸104から取り外すことができるものである。
実公平3−41115号公報(第2頁、第2図)
このような従来の羽根車の着脱装置では、送風ファン101はモータの回転軸104に対し、押釦109を押圧操作することによって外れるので、その着脱が容易であるが、送風ファン101は二股状のばね線材からなるばね部材107の二股間に回転軸104の係止溝106の対向する一部箇所が係止して抜け止め状態を維持しているので、ばね部材107が長期間にわたって、繰り返し拡開されたり荷重を受けて、二股間の寸法が広がってくると、ばね部材107が係止溝106から外れてしまうことがある、という危険性があり、送風ファン101の回転時における回転軸104から外れる方向の推力が大きいものや、重い送風ファン101が取り付けられた回転軸104が垂直下方に向いて配設される場合は、とくに危険性が高くなる。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、羽根車が長期間取り付けられても、また、その着脱状況のいかんにかかわらず、羽根車が回転軸から抜けて外れたり落下してしまうことがなく、かつ、容易に着脱操作できる羽根車の着脱装置を提供することを目的とする。
本発明の羽根車の着脱装置は上記目的を達成するために、電動機の回転軸に、回り止め用の係合凸部と環状の係止溝とを設け、前記回転軸が嵌入される嵌入孔を有した羽根車のボス部に、前記回転軸の前記係合凸部と係合する係合凹部と、前記回転軸に直交する方向に移動自在で、ばねの付勢力によって前記回転軸の係止溝に係止して前記羽根車を抜け止め状態に保持する保持部と、前記ばねの付勢力に抗して前記保持部を移動させ前記保持部と前記係止溝との係止を解除する脱却操作部とを設けたものである。
また、他の手段は、保持部は、羽根車の前記嵌入孔に連通し前記嵌入孔と略同径の大径円と前記回転軸の前記係止溝よりやや大径の小径円とを複合した係止孔を有し、係止用ばねによって前記小径円が前記係止溝に係止する方向に付勢されて、前記羽根車を抜け止め状態に保持する構成としたものである。
また、他の手段は、保持部と脱却操作部とを別個に設け、連結して一体的に構成したものである。
また、他の手段は、脱却操作部を保持部に回動自在に連結するとともに、前記脱却操作部に、ボス部を囲繞するボスフレーム部に当接して前記保持部と前記係止溝との係止を解除する方向への移動を阻止するロック用突部を設けたものである。
また、他の手段は、脱却操作部に、ロック用突部がボスフレーム部に当接する方向に回動するように付勢したロック用ばねを設けたものである。
また、他の手段は、脱却操作部の回動時に、ボスフレーム部との当接部で係脱する突起を設けたものである。
また、他の手段は、脱却操作部の操作面となる表面に滑り止め部を形成したものである。
また、他の手段は、羽根車の嵌入孔に連通し前記嵌入孔と略同径の大径円と回転軸の係止溝よりやや大径の小径円とを複合した係止孔を有し、解除用ばねによって前記大径円が回転軸の方向に移動するように付勢されるとともに、前記保持部に設けた固着操作部により前記解除用ばねの付勢力に抗して移動し、前記小径円と前記係止溝とが係止する位置で、係止ロック用ばねによって前記保持部に直交する方向に付勢されたロック用操作部が係止して、前記保持部の移動を阻止する構成としたものである。
また、他の手段は、回転軸の先端部に先端側が細くなる傾斜部を形成し、羽根車の嵌入孔に、前記回転軸の挿入側が広くなる傾斜部を設けたものである。
また、他の手段は、回転軸の係合凸部に緩衝材料からなるシートを備え、前記シートをボス部の係合凹部との間に挟持したものである。
また、他の手段は、ボス部を囲繞するボスフレーム部の内周側空間に羽根車の重量バランス調整手段を設けたしたものである。
本発明によれば、羽根車のボス部に、回転軸に直交する方向に移動自在で、ばねの付勢力によって回転軸の係止溝に係止して羽根車を抜け止め状態に保持する保持部と、ばねの付勢力に抗して保持部を移動させ保持部と係止溝との係止を解除する脱却操作部とを設けたことにより、ばねの付勢力で回転軸に直交する方向に移動する保持部が回転軸の係止溝に係止するので、羽根車の抜け止めとしての保持力が高くなり、長期間の取り付けにおいて抜けて外れたり落下する危険を防止し、かつ、羽根車の取り外し時は、保持を解除する方向に保持部を移動させることで容易に取り外しできる羽根車の着脱装置を提供できる。
また、保持部は、羽根車の嵌入孔に連通し嵌入孔と略同径の大径円と回転軸の係止溝よりやや大径の小径円とを複合した係止孔を有し、係止用ばねによって小径円が係止溝に係止する方向に付勢されて、羽根車を抜け止め状態に保持する構成としたことにより、大径円と小径円とからなる係止孔を有する保持部によって、羽根車の抜け止めの保持力が向上し、かつ、羽根車の着脱がより容易になる。
また、保持部と脱却操作部とを別個に設け、連結して一体的に構成したことにより、保持部の移動方向とは異なる方向の力も加えながら保持部の移動操作を行うことができ、羽根車の抜け止め解除をスムーズに行うことができる。
また、脱却操作部を保持部に回動自在に連結するとともに、脱却操作部に、ボス部を囲繞するボスフレーム部に当接して保持部と係止溝との係止を解除する方向への移動を阻止するロック用突部を設けたことにより、万一、何らかの要因で保持部の回転軸との係止が外れる事態になっても、羽根車が回転軸から抜けて外れたり落下してしまうという危険性を確実になくすことができ、また、掃除等で取り外す場合は、脱却操作部を回動させるだけの操作で容易に取り外すことができる。
また、脱却操作部に、ロック用突部がボスフレーム部に当接する方向に回動するように付勢したロック用ばねを設けたことにより、使用者が保持部の移動をロックする操作をしなくても、羽根車が抜けて外れたり落下するのを確実に防止できる。
また、脱却操作部の回動時に、ボスフレーム部との当接部で係脱する突起を設けたことにより、使用者は、脱却操作部を操作して羽根車を着脱する際、突起の係脱によるクリック感で、確実に抜け止め保持の状態あるいは取り外しの状態にあることを確認できる。
また、脱却操作部の操作面となる表面に滑り止め部を形成したことにより、脱却操作部を回動する際に、不正規の位置で止めてしまうという誤操作を低減できる。
また、保持部は、解除用ばねによって係止孔の大径円が回転軸の方向に移動するように付勢されるとともに、保持部に設けた固着操作部により解除用ばねの付勢力に抗して移動し、係止孔の小径円と回転軸の係止溝とが係止する位置で、係止ロック用ばねによって保持部に直交する方向に付勢されたロック用操作部が係止して、保持部の移動を阻止する構成としたことにより、羽根車取り付け時に、抜け止めと抜け止め状態ロックの2つの操作が同時にでき、羽根車取り外し時は、固着用操作部とは異なるロック用操作部を操作することで操作が分かりやすく、羽根車の着脱がより簡単で分かりやすいものとなる。
また、回転軸の先端部に先端側が細くなる傾斜部を形成し、羽根車の嵌入孔に、回転軸の挿入側が広くなる傾斜部を設けたことにより、羽根車の取り付けが容易なものとなる。
また、回転軸の係合凸部に緩衝材料からなるシートを備え、シートをボス部の係合凹部との間に挟持したことにより、羽根車の着脱装置から発生する騒音や振動を低減することができる。
また、ボス部を囲繞するボスフレーム部の内周側空間に羽根車の重量バランス調整手段を設けたことにより、羽根車の着脱がしやすいものとなる。
本発明の請求項1記載の羽根車の着脱装置は、羽根車のボス部に、回転軸に直交する方向に移動自在で、ばねの付勢力によって前記回転軸の係止溝に係止して前記羽根車を抜け止め状態に保持する保持部と、前記ばねの付勢力に抗して前記保持部を移動させ前記保持部と前記係止溝との係止を解除する脱却操作部とを設けたものであり、ばねの付勢力で回転軸に直交する方向に作用する保持部の保持力によって保持部が回転軸の係止溝に係止するので、ばねは弾性力を発揮するのみに使われ、ばねの寸法変化等の影響が小さく、また、保持部と回転軸とが係止する部分の寸法が大きくなり、羽根車の抜け止めとしての保持力が増大し、また、羽根車を取り外す場合は、脱却操作部によって係止を解除する方向に保持部を移動させることで容易に取り外すことができる、という作用を有する。
また、本発明の請求項2記載の羽根車の着脱装置は、保持部は、羽根車の嵌入孔に連通し前記嵌入孔と略同径の大径円と回転軸の係止溝よりやや大径の小径円とを複合した係止孔を有し、係止用ばねによって前記小径円が前記係止溝に係止する方向に付勢されて、前記羽根車を抜け止め状態に保持する構成としたものであり、羽根車は、保持部の係止孔の小径円が回転軸の係止溝に係止するので、小径円の略1/2が係止して、係止保持力が増大するとともに、取り外し時は、係止孔の大径円の位置に回転軸がくるように移動させることで容易に取り外せる。
また、本発明の請求項3記載の羽根車の着脱装置は、保持部と脱却操作部とを別個に設け、連結して一体的に構成したものであり、保持部を移動させる操作を、保持部の移動方向とは若干異なる方向にも力を加えて行うことができる。
また、本発明の請求項4記載の羽根車の着脱装置は、脱却操作部を保持部に回動自在に連結するとともに、前記脱却操作部に、ボス部を囲繞するボスフレーム部に当接して前記保持部と前記係止溝との係止を解除する方向への移動を阻止するロック用突部を設けたものであり、何らかの要因で、保持部が回転軸との係止が外れる方向に移動する事態になっても、ロック用突部によって保持部の移動が阻止されて係止が外れるのを確実になくし、また、係止を外す場合は、脱却操作部を回動してロック用突部のボスフレーム部との当接を外すことによって、容易に取り外すことができる。
また、本発明の請求項5記載の羽根車の着脱装置は、ロック用突部がボスフレーム部に当接する方向に回動するように付勢したロック用ばねを設けたものであり、ロック用ばねの付勢力によって、自動的に保持部の回転軸との係止が外れる方向の移動を阻止することとなる。
また、本発明の請求項6記載の羽根車の着脱装置は、脱却操作部の回動時に、ボスフレーム部との当接部で係脱する突起を設けたものであり、使用者は脱却操作部を回動させる際に、突起の係脱によりクリック感を感じて、操作が正常に行われたことを確認できる。
また、本発明の請求項7記載の羽根車の着脱装置は、脱却操作部の操作面となる表面に滑り止め部を形成したものであり、指が滑ることなく回動させることができ、所定の位置までの回動操作性が向上する。
また、本発明の請求項8記載の羽根車の着脱装置は、保持部は、解除用ばねによって係止孔の大径円が回転軸の方向に移動するように付勢されるとともに、前記保持部に設けた固着操作部により前記解除用ばねの付勢力に抗して移動し、係止孔の小径円と前記回転軸の係止溝とが係止する位置で、係止ロック用ばねによって前記保持部に直交する方向に付勢されたロック用操作部が係止して、前記保持部の移動を阻止する構成としたものであり、羽根車取り付け時に、保持部による抜け止めのための係止と同時に、保持部の移動にロックがかかり、また、羽根車取り外し時に、ロック用操作部を係止ロック用ばねの付勢力に抗して移動させることで、容易に取り外すことができる。
また、本発明の請求項9記載の羽根車の着脱装置は、回転軸の先端部に先端側が細くなる傾斜部を形成し、羽根車の嵌入孔に、前記回転軸の挿入側が広くなる傾斜部を設けたものであり、羽根車の取り付け時、回転軸の羽根車の嵌入孔への挿入がスムーズにできることとなる。
また、本発明の請求項10記載の羽根車の着脱装置は、回転軸の係合凸部に緩衝材料からなるシートを備え、前記シートをボス部の係合凹部との間に挟持したものであり、羽根車の振動や、回転軸の係合凸部とボス部の係合凹部との干渉をシートによって緩和することができる。
本発明の請求項11記載の羽根車の着脱装置は、ボス部を囲繞するボスフレーム部の内周側空間に羽根車の重量バランス調整手段を設けたものであり、羽根車の重量バランス調整手段が、ブレードやボス部の表面側には設けられずに、羽根車の着脱に支障とならない箇所に設けられることとなる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、電動機1の回転軸2の基端部側に、回り止め用の係合凸部である係合ピン3が直交する方向に貫通して固着され、係合ピン3には、ゴム等の緩衝材からなるシート4が備えられ、また、先端側に環状の係止溝5が形成されている。また、回転軸2の先端部には、先端側が細くなる傾斜部2aが形成されている。
図2〜図4に示すように、電動機1の回転軸2に取り付けられる羽根車6は、円盤状の基板7の外周部に複数のブレード8を立設し、中央部に、回転軸2が挿入される側を広くし形成した傾斜部9aを形成した嵌入孔9を有するボス部10と、ボス部10の外周を囲むように円筒状のボスフレーム部11とを設けたシロッコファンである。
そして、羽根車6のボス部10には、回転軸2の係合ピン3が係合する係合凹部12が形成され、また、ボス部10を囲繞するボスフレーム部11の内周側空間13に2条の平行なガイドリブ14を設け、このガイドリブ14間に摺動させて後述する保持部15を、嵌入孔9に直交する方向に、移動自在に設けている。
保持部15は、上面が開口した概略箱形で、底面に、嵌入孔9に連通し、嵌入孔9と略同径の大径円16aと係止溝5よりやや大径の小径円16bとを複合しただるま形状の係止孔16を有し、一側面に、小径円16bが嵌入孔9方向に移動するように付勢した係止用ばね17を設け、また、この一側面に対向する他側面に、支持ピン18によって連結された脱却操作部19が支持ピン18を支点として回動自在に設けられている。脱却操作部19の先端側には、係止孔16の小径円16bが嵌入孔9と一致する位置にあるときボスフレーム部11の外周面に当接して保持部15の移動を阻止するロック用突部20が設けられるとともに、その回動時に、円弧状に形成された前記他側面に摺接する円弧状突部21が設けられている。また、脱却操作部19には、ロック用突部20がボスフレーム部11の外周面に当接する方向に付勢したロック用ばね22が設けられており、脱却操作部19を操作しないときは、自動的に保持部15がロック状態になるようにしている。
上記のように構成された羽根車6の回転軸2への着脱について、以下に説明する。
羽根車6を回転軸2に取り付ける場合は、脱却操作部19を指先で回動して押しながら、羽根車6の嵌入孔9に回転軸2が押し込まれるように羽根車6を押し付けると、回転軸2の先端部に傾斜部2aが、嵌入孔9に傾斜部9aが、それぞれ形成されているので、回転軸2が嵌入孔9にスムーズに挿入され、さらに押し込み、所定の位置で(回り止め用の係合ピン3と係合凹部12とが係合したら)脱却操作部19から指を離すと、係止用ばね17の付勢力によって保持部15が移動し、係止孔16の小径円16bが回転軸2の係止溝5に係止して羽根車6が抜け止め状態に保持される。さらに、保持部15がこの位置にくると、ロック用ばね22によりロック用突部20が回動されてボスフレーム部11の外周面に当接し、保持部15の移動が阻止されて、誤って脱却操作部19に衝撃を加えたり、なんらかの要因で係止用ばね17の弾性力が低下するようなことが万一起こったとしても、保持部15と係止溝5の係止は外れることなく保持される。このようにロック用突部20による保持部15のロックをロック用ばね22によって自動的に行うので、使用者がロックをし忘れるということがなくなり、確実にロックされる。
そして、羽根車6が回転軸2に取り付けられると、係合ピン3と係合凹部12との間に緩衝材からなるシート4が挟持された状態となるので、羽根車6の振動や、回転軸2と係合ピン3との干渉を緩和して、騒音や振動を低減することができる。
次に、回転軸2に取り付けられた羽根車6を外す場合は、ボスフレーム部11に当接しているロック用突部20がボスフレーム部11から離れる方向に脱却操作部19を指で回動しながら押すと、保持部15の移動ロックが解除されるとともに、保持部15の小径円16bと回転軸2の係止溝5との係止が外れ、さらに大径円16aが嵌入穴9位置に移動し、羽根車6を回転軸2から取り外すことができる。そして、この脱却操作部19の回動操作は、円弧状突部21を保持部15の円弧状に形成された側面に摺動させながら回動するので、スムーズに操作できる。
このように、本実施の形態1の羽根車の着脱装置によれば、羽根車6の抜け止めが、概略箱形に形成された保持部15を回転軸2に直交する方向に移動させ、保持部15の係止孔16と回転軸2の係止溝5を係止させ、この係止を係止用ばね17の付勢力で保持することによってなされるので、係止する部分の寸法が回転軸2の径の略1/2と大きくなって保持力が増大するとともに、係止用ばね17は、従来のように係止する機能を担うものではなく、弾性力のみを発揮する本来の機能を担うものであり、その寸法変化の影響を大幅に低減できる。
また、抜け止め保持された状態で、万一、保持部15が何らかの要因で回転軸2との係止が外れる方向に移動する事態になっても、ロック用突部20が保持部15の移動を阻止しロックしているので、係止が外れるのを確実に防止できる。
また、保持部15と脱却操作部19は別個のものを連結する構成としているので、保持部15を係止用ばね17の付勢力に抗して移動させる操作が、保持部15の移動する一方向だけでなく、回動させながら押すことができるので、その操作がスムーズになり、さらに、別個にすることにより、係止して抜け止めの機能を備える保持部15の材質を、羽根車6の大きさ等から必要とされる保持力によって樹脂や金属に、指での操作性が要求される脱却操作部19の材質とは別に、使い分けることができる。
なお、本実施の形態1では、羽根車6をシロッコファンとしているが、いうまでもなく、羽根車6はこのタイプのものに限定されるものではない。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の羽根車の着脱装置は、図5に示すように、上記実施の形態1の羽根車の着脱装置に対し、ロック用突部20をボスフレーム部11に当接する方向に付勢するロック用ばね22をなくして脱却操作部19Aを手動で回動する構成とし、脱却操作部19Aの操作面となる指をかける表面に凹凸状の滑り止め部23を形成している。また、脱却操作部19Aの円弧状突部21Aに、その回動時にボスフレーム部11の内周面と当接する箇所で係脱する突起24を設けている。
また、ボスフレーム部11の内周面と保持部15等の間の内周側空間13に、羽根車6の重量バランスを調整する手段であるバランス取り用ピン25を立設し、このバランス取り用ピン25を規定の重量バランスが得られるように適切に切断して調整する。
上記構成において、羽根車6を着脱するために脱却操作部19Aを指先で回動操作するとき、滑り止め部23によって指が滑ることなく回動させることができ、さらに、回動時の突起24の係脱によりクリック感を感じて、確実に羽根車6抜け止め保持の状態になったか、あるいは、羽根車6取り外しの状態になったかを確認して操作できることとなる。
また、バランス取り用ピン25がボスフレーム部11の内周側空間に設けられているので、ブレード8にバランサーを固着したり、ボス部10の表面側にピン等を設けることがなくなって、羽根車6を着脱する際に、手に引っ掛かったりして支障となることがなくなり、さらには、掃除をするうえでも良好なものとなる。
(実施の形態3)
図6に示すように、上記実施の形態1と同様に係止孔16を有し回転軸2に直交する方向に移動自在の保持部15Aを備え、保持部15Aは、係止孔16の大径円16aが回転軸2に向かって移動する方向に解除用ばね26によって付勢され、また、解除用ばね26を備えた側面と対向する側面側に固着操作部27が設けられている。
そして、保持部15Aに直交して貫通するロック用操作部28が移動自在に、かつ、係止ロック用ばね29によって一方向に付勢されて設けられている。ロック用操作部28は、上面に阻止用突部30が設けられ、一方、ロック用操作部28が直交する保持部15Aの側壁に、ロック用操作部28の高さより若干高い低開口31が幅広に形成され、この低開口31に連続して阻止用突部30より若干高い高開口32が形成されている。
上記構成において、羽根車6を取り付ける場合は、羽根車6の嵌入孔9に回転軸2を挿入し、固着操作部27を指で押して保持部15Aを移動させる。このとき、ロック用操作部28が保持部15Aに直交して配設されているが、低開口31が幅広に、すなわち保持部15Aが移動する長さにわたって形成されているので、ロック用操作部28は保持部15Aの側壁を貫通した状態にあり、保持部15Aは自在に移動する。そして、保持部15Aが係止孔16の小径円16bと回転軸2の係止溝5が係止する位置に移動すると、高開口32の位置とロック用操作部28の阻止用突部30の位置が一致し、それまで、阻止用突部30が保持部15Aの側壁に当接して移動が阻止されていたロック用操作部28が前方に移動し、阻止用突部30と高開口32とが係合した位置で停止し、保持部15Aの移動がロックされた状態となる。
そして、羽根車6を取り外す場合は、ロック用操作部28を、係止ロック用ばね29の付勢力に抗して、指で押すと阻止用突部30と高開口32との係合が外れ、保持部15Aが解除用ばね26の付勢力により移動して、大径円16aと回転軸2との位置が一致し、羽根車6を取り外すことができる。
このように、本実施の形態3の羽根車の着脱装置によれば、羽根取り付け時に保持部15Aによる抜け止めのための係止と同時に、保持部15Aの移動にロックがかかり、抜け止めと抜け止め状態ロックの2つの操作が同時にでき、しかも、羽根車6の取り付け時と取り外し時の操作は、各操作用の操作部をいずれも押すだけの操作でできるので、羽根車6の着脱操作がより簡単で、分かりやすいものとなる。
本発明に係る羽根車の着脱装置は、羽根車の抜け止め保持力が大きく、長期間の取り付けにおいてもその保持力が維持されるので、金属や大型の重い羽根車に対しして、とくに有用である。
本発明の実施の形態1の羽根車の着脱装置の電動機を示す斜視図 同羽根車の着脱装置の羽根車を示す斜視図 同羽根車の背面側斜視図 同羽根車の着脱装置の要部斜視図 本発明の実施の形態2の羽根車の着脱装置の要部斜視図 本発明の実施の形態3の羽根車の着脱装置の要部斜視図 従来の羽根車の着脱装置の要部背面図
符号の説明
1 電動機
2 回転軸
2a 傾斜部
3 係合ピン
4 シート
5 係止溝
6 羽根車
9 嵌入孔
9a 傾斜部
10 ボス部
11 ボスフレーム部
12 係合凹部
13 内周側空間
15 保持部
15A 保持部
16 係止孔
16a 大径円
16b 小径円
17 係止用ばね
19 脱却操作部
19A 脱却操作部
20 ロック用突部
22 ロック用ばね
23 滑り止め部
24 突起
25 バランス取り用ピン
26 解除用ばね
27 固着操作部
28 ロック用操作部
29 係止ロック用ばね

Claims (11)

  1. 電動機の回転軸に、回り止め用の係合凸部と環状の係止溝とを設け、前記回転軸が嵌入される嵌入孔を有した羽根車のボス部に、前記回転軸の前記係合凸部と係合する係合凹部と、前記回転軸に直交する方向に移動自在で、ばねの付勢力によって前記回転軸の係止溝に係止して前記羽根車を抜け止め状態に保持する保持部と、前記ばねの付勢力に抗して前記保持部を移動させ前記保持部と前記係止溝との係止を解除する脱却操作部とを設けたことを特徴とする羽根車の着脱装置。
  2. 保持部は、羽根車の嵌入孔に連通し前記嵌入孔と略同径の大径円と回転軸の係止溝よりやや大径の小径円とを複合した係止孔を有し、係止用ばねによって前記小径円が前記係止溝に係止する方向に付勢されて、前記羽根車を抜け止め状態に保持する構成とした請求項1記載の羽根車の着脱装置。
  3. 保持部と脱却操作部とを別個に設け、連結して一体的に構成した請求項1または2記載の羽根車の着脱装置。
  4. 脱却操作部を保持部に回動自在に連結するとともに、前記脱却操作部に、ボス部を囲繞するボスフレーム部に当接して前記保持部と前記係止溝との係止を解除する方向への移動を阻止するロック用突部を設けた請求項3記載の羽根車の着脱装置。
  5. 脱却操作部に、ロック用突部がボスフレーム部に当接する方向に回動するように付勢したロック用ばねを設けた請求項4記載の羽根車の着脱装置。
  6. 脱却操作部の回動時に、ボスフレーム部との当接部で係脱する突起を設けた請求項4記載の羽根車の着脱装置。
  7. 脱却操作部の操作面となる表面に滑り止め部を形成した請求項4〜6のいずれかに記載の羽根車の着脱装置。
  8. 保持部は、羽根車の嵌入孔に連通し前記嵌入孔と略同径の大径円と回転軸の係止溝よりやや大径の小径円とを複合した係止孔を有し、解除用ばねによって前記大径円が回転軸の方向に移動するように付勢されるとともに、前記保持部に設けた固着操作部により前記解除用ばねの付勢力に抗して移動し、前記小径円と前記係止溝とが係止する位置で、係止ロック用ばねによって前記保持部に直交する方向に付勢されたロック用操作部が係止して、前記保持部の移動を阻止する構成とした請求項1記載の羽根車の着脱装置。
  9. 回転軸の先端部に先端側が細くなる傾斜部を形成し、羽根車の嵌入孔に、前記回転軸の挿入側が広くなる傾斜部を設けた請求項1〜8のいずれかに記載の羽根車の着脱装置。
  10. 回転軸の係合凸部に緩衝材料からなるシートを備え、前記シートをボス部の係合凹部との間に挟持した請求項1〜9のいずれかに記載の羽根車の着脱装置。
  11. ボス部を囲繞するボスフレーム部の内周側空間に羽根車の重量バランス調整手段を設けた請求項1〜10のいずれかに記載の羽根車の着脱装置。
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