JP4887099B2 - 車椅子の車輪ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車椅子の車輪ロック装置、詳しくはユーザーがシートに座れば車輪のロックが自動的に解除される車椅子の車輪ロック装置に関するものである。
従来、利用者が車椅子を使用しているときは車輪は自由に回転し、車椅子から降りたときは車椅子が勝手に動かないようにブレーキを操作して、車輪が動かないようにして離れるようにしていたが、車椅子から離れるときにうっかりブレーキ操作をしないで車椅子を支えにして立ち上がると、車椅子が勝手に動き出して利用者が転倒する等の危険な状態になるため、車椅子から離れると自動的にブレーキがかかる車椅子が提案されている(例えば、特許文献1)。この車椅子は、使用者が座ると後部座席シートが押し下げられ、結果的にブレーキワイヤーが下方に押し下げられてブレーキ作動レバーを押してブレーキが解除され、使用者が立ち上がると、後部座席シートは関節部を支点として回動し、結果的にブレーキワイヤーを上方に引き上げてブレーキ作動レバーを引くことになりブレーキがかかるようになっているものである。
特開2003−153961号公報
本発明が解決しようとする問題点は、上述のブレーキ構造は座席シートの動きに連動してブレーキワイヤーを介してブレーキレバーを操作することによりブレーキをかけたり、解除したりすることができるようになっているもので、経年変化でワイヤーの伸びが考えられワイヤーの動く量は絶えず調整しなければならない点であった。
本発明は、上記問題点を解決し、一旦車椅子に取り付けた車輪ロック装置は、経年変化でその動きが変ることがなく、安心して使用することができるとともに、車輪を直接ロックするので確実性の高い車椅子の車輪ロック装置を提供することができる。
前記課題を解決するために本発明に係る車椅子の車輪ロック装置は、以下の要件(イ)〜(ニ)をすべて備えることを特徴とする。
(イ)座面の下方には該座面の上下に連動して上下動する作動部材を設け、該作動部材の下面には係合板が回動可能に設けてあること
(ロ)上記係合板には、車輪に取り付けた円盤に形成された係合孔に係脱する係合軸が連係していること
(ハ)上記係合孔は上記円盤上であって、該円盤の周に沿って環状に多数配置したこと
(ニ)上記係合板は上記作動部材が上動しているときには上記係合軸を上記円盤の係合孔に係合させる方向に回動し、上記作動部材が下動しているときには上記係合軸を上記円盤の上記係合孔から退避させる方向に回動すること
なお、前記係合板の下方には、該係合板の下端部に係脱する係合部材を配置し、前記作動部材が下動したときには上記係合板の下端部は上記係合部材に係合し、該係合部材は上記係合板を前記円盤から離反する方向に回動させて前記係合軸を前記係合孔から退避させるようにしてもよい。
また、前記係合板には該係合板を強制的に円盤から離反する方向に回動させる回動手段を設け、回動手段を操作することにより係合板を円盤から離反する方向に強制的に回動させ、係合軸を係合孔から強制的に退避させるようにしてもよい。
そして、前記係合部材を前記係合板に対し退避位置に移動可能に配置し、退避時には前記作動部材が下動しても係合板の下端部が前記係合部材に係合しないようにしてもよい。
また、前記車輪のハブフランジを前記円盤と同じ大きさに形成し、該ハブフランジに前記係合孔を形成しても構わない。
なお、前記車輪をディスクホイールで構成し、前記係合孔をディスクホイールに形成してもよい。
請求項1の発明によれば、利用者が車椅子の座面に座るか否かで車輪のロック、ロック解除が確実にできるとともに、ワイヤーを使用して車輪にブレーキを掛ける従来のロック装置に比べ、経年変化でブレーキの利きが変るようなことがなく調整が不要なので安全性を長期にわたって確保することができる。
請求項2の発明によれば、係合板が係合部材に係合するか否かで車輪のロックを行なうか否かが決まるので、簡単な構造で車輪のロックを行なうことができる。
請求項3の発明によれば、車椅子に利用者が座っていないときでも、回動手段を操作して車輪のロックを解除することができるので、空の車椅子を容易に移動させることができる。
請求項4の発明によれば、係合部材を係合板に対し退避位置に移動させた場合は、車椅子に利用者が座っている状態であっても車輪はロックされ、介護者が回動手段を操作することにより車輪のロックを解除することができるので、利用者が座った状態の車椅子を介護者が安全に移動させることができる。
請求項5の発明によれば、ハブフランジを円盤と同じ大きさに形成し、このハブフランジに係合孔を形成したので別途円盤を必要とせず車輪のロック装置を構築することができる。
請求項6の発明によれば、車輪をディスクホイールで構成し、このホイールに係合孔を形成したので別途円盤を必要とせず車輪のロック装置を構築することができる。
図1は本発明に係る車椅子の車輪ロック装置を適用した車椅子Aの斜視図を示し、この車椅子Aに取り付けた車輪ロック装置(以下、ロック装置という)Bは、図2に示すように、車椅子Aのフレーム1に固定され座面2の下方に配置された装置本体3と、車椅子Aの車輪4に固定する円盤5、6とで構成されている。
装置本体3はフレーム1に適宜に固定する支持板10と、この支持板10の上端に逆L字状の固定金具11に固定されたバネ付きのヒンジ12を介して常に上方に回動するように付勢された作動部材である回動板13と、この回動板13の裏面にヒンジ14を介して垂下して取り付けられ、下端15aが支持板10に対し外側に曲折した係合板15と、この係合板15をローラ16aと支持板16bとで挟むように配置されたガイドローラ部材16と、このガイドローラ部材16の支持板16bに支持板17bが適宜手段で固定された係合軸17と、この係合軸17を前後にスライド可能に保持する平面視コ字状の保持板18と、上記係合板15の下方に配置された係合部材であるローラ部材19とで構成されている。
なお、上記ガイドローラ部材16とローラ部材19との間に配置された平面視コ字状のフレーム20は、回動手段であるワイヤー21を支持するフレームで、レバー24(図1参照)を握り操作してワイヤー21を引くことにより、係合板15に形成された長孔15bを通過して配置されたワイヤー21の先端に取り付けられたカシメ21aが係合板15を強制的に支持板10から離反させる方向に回動させるためのものである。なお、上記回動手段は、係合板15を回動することができるものであればワイヤーに限定されない。
円盤5は車輪4のフレーム1側に、円盤6は車輪4の軸部側にそれぞれスポークを挟んで円盤6に円盤5をネジ止めすることにより円盤5を車輪4に固定することができるようになっている。
そして、円盤5の周に沿って、多数の係合孔(本発明では、60個)22が環状に形成され、この係合孔22の大きさは上述した係合軸17の先端17aが挿通する大きさに形成されていればよい。
なお、係合軸17は軸部に形成された鍔17cと保持板18の外側の内壁面との間に配置された付勢部材であるスプリング23で常に係合軸17の先端17aが円盤5の係合孔22に係合するように付勢されている。
上記構成のロック装置によれば、図4に示すように、車椅子に利用者が座ると座面2が下がり、図5(a)に示すように、ヒンジ12のスプリングに抗して回動板13が下方に回動するので、係合板15が下降する。係合板15が下降するとその下端15aがローラ19に係合するので、ローラ19を回転させながら支持板10から離れる方向に動くので、ガイドローラ部材16も支持板10から離れる方向に動く。このガイドローラ部材には係合軸17が固定されているので、この係合軸17はスプリング23に抗して支持板10から離れる方向に動き、係合軸17の先端17aは、円盤5の係合孔22から外れ、円盤5のロックを解除するので車輪4は回転可能になり、利用者は車椅子に座った状態で車輪4を動かして移動することができるようになる。
一方、利用者が車椅子の座面2から離れると、図5(b)に示すように、回動板13はヒンジ12のスプリングに付勢されて上方に回動するので、係合板15は上昇し、下端15aとローラ19との係合は外れるので、ガイドローラ部材16は係合軸17とともにスプリング23に付勢されて支持板10側に移動する。係合軸17が支持板10側に移動すると係合軸17の先端17aが円盤5に当接し、係合孔22に対応するとスプリング23に付勢されて係合軸17の先端17aは係合孔22に挿通する。係合軸17の先端17aが係合孔22に挿通すると、円盤5の回転は阻止され結果として車輪4の回転も阻止され、利用者が車椅子から離れる際には自動的に車輪4がロックされ車椅子が勝手に動き出して利用者が転倒する事故を未然に防止することができる。
上述のように、利用者が車椅子の座面2に座るか座らないかで、係合軸17が円盤5の係合孔22に係合するか否かが自動的に選択され、利用者が意識することなく車輪4のロック、ロック解除を行なうことができる。
しかも、ワイヤーを用いることなく車輪4のロック、ロック解除が確実に行なわれるので、経年変化でワイヤーが伸び、調整をしなければならない煩わしさも回避することができる。
なお、車椅子に利用者が座っていない状態では車輪4がロックされているので、管理者や家族が車椅子Aを移動させる際は、レバー24を握ってワイヤー21を引き操作すると、図6に示すように、カシメ21aが係合板15の背面に当接するとともに、この係合板15を支持板10から離れる方向に強制的に回動するので、回動板13が上方に回動した状態であっても、ガイドローラ部材16を支持板10から離れる方向に強制的に移動する。このガイドローラ部材16には係合軸17が固定されているので、この係合軸17はスプリング23に抗して支持板10から離れる方向に動き、係合軸17の先端17aは、円盤5の係合孔22から外れ、円盤5のロックを解除するので車輪4は回転可能になり、座面2に利用者が座っていなくても車椅子Aを移動させることができる。
また、上述の車椅子は利用者が座面に座っていない場合に、管理者や家族が車椅子を移動させるときにレバー24を握るとロックが解除されるようにしたものであるが、利用者が座面に座っているときにも同様の機能を備えたロック装置について説明する。
このロック装置は、図7に示すように、支持板10の下部を直角に折り曲げてガイド板30を形成し、このガイド板30にはガイド溝31を2本形成し、ローラ19の底面には上記ガイド溝31に係合する係合凸部32と、ガイド板30の下からローラ19を固定する蝶ねじ33を捻じ込むネジ孔34を形成したもので、係合凸部32をガイド溝31に係合させた状態でローラ19をガイド溝31に沿ってガイド板30上をスライド移動できるようにしたものである。
このロック装置によれば、図8(a)に示すように、係合板15が下降した時、下端15aがローラ19に係合する位置にローラ19を移動させて蝶ねじを締めこみ、ローラ19をガイド板30に固定しておけば、車椅子に利用者が座って座面が下がると、回動板13が下方に回動して係合板15が下降すると下端15aがローラ19に係合するので、係合板15はローラ19を回転させながら支持板10から離れる方向に回動するので、ガイドローラ部材16は支持板10から離れる方向に動かされる。
このガイドローラ部材16に固定されている係合軸17はスプリング23に抗して動き、係合軸17の先端17aは、円盤5の係合孔22から外れて円盤5のロックを解除するので車輪4は回転可能になり、利用者は車椅子に座った状態で車輪4を動かして移動することができるようになる。
一方、利用者が車椅子の座面から離れると、図8(b)に示すように、回動板13は上方に回動するので、係合板15は上昇し、下端15aとローラ19との係合は外れるので、ガイドローラ部材16は係合軸17とともにスプリング23に付勢されて支持板10側に移動する。係合軸17が支持板10側に移動すると係合軸17の先端17aが円盤5に当接し、係合孔22に対応するとスプリング23に付勢されて係合軸17の先端17aは係合孔22に挿通する。係合軸17の先端17aが係合孔22に挿通すると、円盤5の回転は阻止され結果として車輪4の回転も阻止される。
そして、図9(a)に示すように、係合板15が下降した時、下端15aがローラ19に係合しないように、ローラ19を支持板10に接近する方向に移動させて蝶ねじ33を締めこんで、ガイド板30に固定しておけば、車椅子に利用者が座って座面が下がると回動板13が下方に回動し、係合板15が下降してもその下端15aはローラ19に係合しないので、ガイドローラ16の状態は変らないので係合軸17の先端17aは円盤5の係合孔22に係合した状態が維持されているので車輪はロックされたままであり、利用者が自分で車輪を回そうとしても回転させることができず移動ができないが、介護者がレバー24を握ってワイヤー21を引き操作すると、図9(b)に示すように、カシメ21aが係合板15の背面に当接するとともに、この係合板15を支持板10から離れる方向に強制的に回動させるので、ガイドローラ部材16を支持板10から離れる方向に強制的に移動させることができる。
このガイドローラ部材16と一体の係合軸17はスプリング23に抗して支持板10から離れる方向に動き、係合軸17の先端17aは、円盤5の係合孔22から外れ、円盤5のロックを解除するので車輪4は回転可能になり、座面2に利用者が座っている状態でも車椅子Aを移動させることができる。
このことは、車椅子に利用者が座っている状態で、介護者が車椅子を移動させようとする場合は、ローラ19を退避位置に移動させておけば、レバーを引いた状態で車椅子を移動させることができ、信号待ちや介護者に事故が発生した時など介護者がレバー24から手を離した場合は、係合軸17が係合孔22に係合して車輪をロックするので車椅子が介護者から離れ勝手に動き出すようなことがなくなり、介護者にとっても安心して利用者が乗った状態の車椅子を移動させることができる。
なお、上述のローラ19はガイド板30に対してスライド移動可能にしたが、ローラ19をガイド板30に固定し、ガイド板30自体を支持板10に上下に回動可能に連結して、上方に回動させたときには、図8(a)と同じ状態を構成し、下方に回動させたときに支持板10とガイド板30とが一直線になるようにすれば、係合板15が下降してもその下端15aはローラ19に係合しないようにしても構わない。
図10は別の例のロック装置を示し、このロック装置は支持板10を略コ字状に折り曲げ、上端の折り曲げ部10bにはバネ付きのヒンジ12を介して常に上方に回動するように付勢された作動部材である回動板13が取り付けられ、回動板13の裏面にはヒンジ14を介して係合板15が回動可能に取り付けられている。そして、支持板10の下端の折り曲げ部10aは後述するローラ37を走行させる走行面を構成している。
係合板15は下端15aを直角に折り曲げ、折り曲げた下端15aの裏側にリミッタ36とローラ37とを固定するとともに、縦に長孔15bと長孔15cとを形成し、長孔15bには先端にカシメ21aが取り付けられたワイヤー21が挿通され、長孔15cには係合軸17が挿通されている。
この係合軸17は平面視コ字状の保持板38に形成された挿通孔38aに挿通され、係合軸17に形成された鍔17cと保持板38との間に配設したスプリング23で、鍔17cが係合板15に当接するとともに係合軸17の先端17aが支持板10を貫通し、円盤5の方向に突出するように付勢されているものである。
このロック装置は、図11(a)に示すように、回動板13が上方に回動しているときはスプリング23に付勢されて係合軸17の先端17aは前方に突出し、円盤5の係合孔22に係合し円盤5の回転を阻止している。この時、係合板15も係合軸17の鍔17cに押されて外側に回動しようとするが、リミッタ36が支持板10の壁に突き当たって回動が阻止されている。
この状態で、座面に利用者が座ると、図11(b)に示すように、回動板13が下方に回動し、ローラ37が折り曲げ部10aで構成された走行面に接触するとともに、折り曲げ部10aからなる走行面上を回転しながら支持板10から離れる方向に移動するので、このローラ37が取り付けられている係合板15も同じ方向に回動する。この係合板15にはスプリング23に付勢されて係合軸17の鍔17cが押し付けられているので、この鍔17cも係合板15とともにスプリング23を圧縮しながら支持板10から離れる方向に移動し、鍔17cと一体の係合軸17は先端17aが円盤5の係合孔22から外れて円盤5のロックを解除するので車輪4は回転可能になり、利用者は車椅子に座った状態で車輪4を動かして移動することができるようになり、簡単な構造で車輪4のロックとロック解除とを行なうことができる。
なお、車椅子に利用者が座っていない状態では係合軸17の先端17aが円盤5の係合孔22に挿通しているので車輪4を回転させることはできないが、管理者や家族が車椅子Aを移動させる際は、レバー24を握ってワイヤー21を引き操作すると、図12に示すように、カシメ21aが係合板15の背面に当接するとともに、この係合板15を支持板10から離れる方向に強制的に回動するので、回動板13が上方に回動した状態であっても、この係合板15にはスプリング23に付勢されて係合軸17の鍔17cが押し付けられているので、この鍔17cも係合板15とともにスプリング23を圧縮しながら支持板10から離れる方向に移動し、鍔17cと一体の係合軸17は先端17aが円盤5の係合孔22から外れて円盤5のロックを解除するので車輪4は回転可能になり、利用者が車椅子に座っていなくても車椅子を移動させることができる。
また、上述のロック装置では、円盤5を車輪に固定していたが、図13に示すように、車輪の一方のハブフランジ40を円盤と同じ大きさに形成し、このハブフランジ40に係合孔22を形成してもよいし、図14に示すように、車輪をディスクホイールで構成し、このディスク41に係合孔22を形成しても構わない
本発明に係る車椅子の車輪ロック装置を適用した車椅子の一例を示す斜視図 上記車椅子の車輪ロック装置の構成を説明する斜視図 上記車椅子の車輪ロック装置の分解斜視図 上記車椅子の正面図 (a)(b)は上記車椅子の車輪ロック装置の作動状態の説明図 上記車椅子の車輪ロック装置の他の作動状態の説明図 車輪ロック装置の他の例の構成を説明する斜視図 (a)(b)は上記他の例の車輪ロック装置の作動状態の説明図 (a)(b)は上記他の例の車輪ロック装置の作動状態の説明図 車椅子の車輪ロック装置の別の例の分解斜視図 (a)(b)は上記別の例の車輪ロック装置の作動状態の説明図 上記別の例の車輪ロック装置の他の作動状態の説明図 車輪の他の例を説明する斜視図 車輪のさらに別の例を説明する斜視図
1 フレーム
2 座面
5 円盤
13 作動部材
15 係合板
17 係合軸
19 係合部材
22 係合孔
23 付勢部材(スプリング)
A 車椅子
B 車輪ロック装置

Claims (6)

  1. 以下の要件(イ)〜(ニ)をすべて備えることを特徴とする車椅子の車輪ロック装置。
    (イ)座面の下方には該座面の上下に連動して上下動する作動部材を設け、該作動部材の下面には係合板が回動可能に設けてあること
    (ロ)上記係合板には、車輪に取り付けた円盤に形成された係合孔に係脱する係合軸が連係していること
    (ハ)上記係合孔は上記円盤上であって、該円盤の周に沿って環状に多数配置したこと
    (ニ)上記係合板は上記作動部材が上動しているときには上記係合軸を上記円盤の係合孔に係合させる方向に回動し、上記作動部材が下動しているときには上記係合軸を上記円盤の上記係合孔から退避させる方向に回動すること
  2. 前記係合板の下方には、該係合板の下端部に係脱する係合部材を配置し、前記作動部材が下動したときには上記係合板の下端部は上記係合部材に係合し、該係合部材は上記係合板を前記円盤から離反する方向に回動させて前記係合軸を前記係合孔から退避させる、請求項1記載の車椅子の車輪ロック装置。
  3. 前記係合板には該係合板を強制的に円盤から離反する方向に回動させる回動手段を設けた、請求項1又は2記載の車椅子の車輪ロック装置。
  4. 前記係合部材を前記係合板に対し退避可能に配置し、退避時には前記作動部材が下動しても係合板の下端部が前記係合部材に係合しないようにした、請求項2記載の車椅子の車輪ロック装置。
  5. 前記車輪の少なくとも一方のハブフランジを前記円盤と同じ大きさに形成し、該ハブフランジに前記係合孔を形成した、請求項1、2、3又は4記載の車椅子の車輪ロック装置。
  6. 前記車輪をディスクホイールで構成し、前記係合孔を該ディスクホイールに形成した、請求項1、2、3又は4記載の車椅子の車輪ロック装置。
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