JP4103048B2 - キャスターのロック操作装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ベッドや台車の底部などに取り付けて使用されるキャスターのロック操作装置に関するものである。
従来、この種のロック操作装置としては、例えば図22に示したように、ベッド51のベースフレーム52にロック機構を備えたキャスターCに実施したものが存在する。このロック操作装置は、前記キャスターCにおけるロック機構を一括的にロック操作、アンロック操作を可能とした連動ロック操作機構54を設けている。この連動ロック操作機構54は、前記ベッド51のベースフレーム52の両端に設けられたキャスターC、C間に掛け渡された操作バーBの中央個所にセンターステップScと、両端側にサイドステップSs、Ssとを配設したものとしている(特許文献1)。
そして、前記ロック機構を備えたキャスターCとしては、例えば図23〜25に示したように、支軸部21の下部に旋回自在に取り付けたフレーム22に車輪5を回転自在に取り付けている。支軸部21には上下動自在とした操作ピン24を垂直方向に設け、この操作ピン24の上方において前記操作バーBが水平方向に配設されるようにすると共に、支軸部21の下部には係合ギヤ26を固着している。フレーム22の内部には制動アーム27を軸支している。さらに、車輪5の支持ピン5aの外周には係合ギヤ28を固着している。
前記操作バーBは、支軸部21のカム室21aに装着されたカム29を回動操作するようにしている。操作ピン24は、支軸部21のバネ室21bに装着されたバネ30により上方向に常時押圧されつつ、前記カム29をこの操作ピン24の上端に当接させている。操作ピン24の下端は前記制動アーム27にねじ込んで取り付けた調節ボルト31の上端に当接されている。そして、戻りバネ32を介して前記制動アーム27と同軸に回動する支軸制動体33の先端を前記係合ギヤ26の係合歯26aに係脱自在に配している。さらに、前記制動アーム27の下部に取り付けた車輪制動体34の係合端34aを前記係合ギヤ28の係合歯28aに係脱自在に配している(特許文献2)。
そこで、従来のロック操作装置により、前記キャスターCの車輪5をロック状態にするには、図23、24に示した状態から操作バーBに配設したセンターステップScまたはサイドステップSs、Ssを足で踏むなどして、この操作バーBを回転させ、カム29を図25に示した状態にする。すると、カム29と操作ピン24の上端との当接がカム29の長径側となり、操作ピン24がバネ30の押圧力に打ち勝って押され下降する。そして、この操作ピン24の下降により、操作ピン24の下端が調節ボルト31を押し下げるので、制動アーム27が戻りバネ32の押圧力に打ち勝って回動し、この制動アーム27と同軸に回動する支軸制動体33の先端が支軸部21の下部に固着した係合ギヤ26の係合歯26aに係合し、フレーム22の旋回がロックされる。さらに、制動アーム27の回動により、制動アーム27に取り付けた車輪制動体34の係合端34aが車輪5の支持ピン5aに固着した係合ギヤ28の係合歯28aに係合し、車輪5がロック状態になる。
次に、前記キャスターCの車輪5をアンロック状態にするには、図25に示した状態から操作バーBに配設したセンターステップScまたはサイドステップSs、Ssを足で下から引き上げるようにして、この操作バーBを逆回転させ、カム29を図23、24に示した状態に戻す。すると、カム29と操作ピン24の上端との当接がカム29の短径側となり、操作ピン24がバネ30に押されて上昇する。そして、この操作ピン24の上昇により、戻りバネ32の押圧力によって制動アーム27および支軸制動体33が回動して元の状態に戻り、この支軸制動体33の先端が支軸部21の下部に固着した係合ギヤ26の係合歯26aから離脱し、フレーム22の旋回が解除される。さらに、制動アーム27が回動して元の状態に戻ることより、制動アーム27に取り付けた車輪制動体34の係合端34aが車輪5の支持ピン5aに固着した係合ギヤ28の係合歯28aから離脱し、車輪5がアンロック状態になる。
特開2002−172903号公報(第2頁、図1) 特許第3252266号公報(第5頁、図4〜6)
しかしながら、上記従来のキャスターのロック操作装置では、車輪5をロック状態にする場合には、センターステップScまたはサイドステップSs、Ssを上側から足で踏めばよいので、その操作は行い易いが、車輪5をアンロック状態にする場合には、センターステップScまたはサイドステップSs、Ssの下側に足を差し込んで引き上げるようにしなければならないので、その操作が非常に行い難いという課題を有していた。
そこで、この発明は、上記従来の課題を解決するものであり、キャスターの車輪をロック状態にする場合、車輪をアンロック状態にする場合の何れにおいても、ステップを上側から足で踏めばよいようにして、その操作を行い易くしたキャスターのロック操作装置を提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この発明は、操作バーBの回転によって車輪5がロック、アンロック状態になるキャスターCに装備されるロック操作装置であって、キャスターCまたはベースフレーム1に固着されたベースプレート6の上部に操作バーBを貫通させ、この操作バーBに戻りバネ7aを介在させてカム8を固着し、このカム8の一端部下端に戻りバネ7bを介在させてラチェット9を回動自在に取り付け、前記カム8の他端部下端にロック部8aを設け、さらに前記ベースプレート6の下部に、前記ラチェット9の先端爪9aとの噛合歯10aと、ロックアンロックレバー11の凹凸部11aとの押当部10bとを併設してなる切替ギヤ10を回転自在として取り付け、また前記ベースプレート6の下部側端に戻りバネ7cを介在させて前記ロックアンロックレバー11の一端を揺動自在として取り付け、このロックアンロックレバー11の他端にロック部11cを設けたものとし、中央内側に前記凹凸歯11aを設けたものとしている。
そして、この発明において、前記操作バーBは、ベースフレーム1の一対の長手枠1aの両端において、互いに向かい合うキャスターC、C間に設けられており、一方の操作バーBには操作バーBを回転させるためのステップSが設けられ、さらにこの操作バーBと他方の操作バーBの間には連動杆4が掛け渡されたものとしている。
さらに、この発明において、前記操作バーBは、ベースフレーム1の一対の長手枠1aの略中央において、これら長手枠1a間に架設されており、前記一対の長手枠1aの一端側にはそれぞれ操作バーBを回転させるためのステップSが設けられ、さらに前記操作バーBとステップS間には連動杆4が掛け渡されたものとしている。
また、この発明において、前記操作バーBは、ベースフレーム1の一対の長手枠1aに沿って配された連動杆4の一端に連結されており、連動杆4の他端には連動杆4を作動させ、操作バーBを回転させるためのステップSが設けられたものとしている。
さらに、この発明において、前記ベースプレート6の略中央部にはガイド孔13が形成されており、このガイド孔13にカム8のロック部8aの近辺に設けたスライド突起8bが沿うようにして、前記カム8がスムーズに回動するようにしている。
また、この発明において、前記ステップSの回動部S2 の回動端Saを、キャスターCの支軸部21に回動自在に取り付け、この回動端Saの取り付け位置の上方に位置するキャスターCの支軸部21に、略逆く字状の作動部材41の折曲部41aを回動自在に取り付け、この作動部材41の上端を連動部材42の一端に回動自在に取り付け、連動部材42の他端を前記ステップSの回動部S2 の回動端Saと操作端Sbの中間位置に回動自在に取り付け、前記作動部材41の下端を連動杆4の一端に回動自在に取り付けたものとしている。
この発明のキャスターのロック操作装置は、以上に述べたように構成されているので、キャスターの車輪5をロック状態にする場合、車輪5をアンロック状態にする場合の何れにおいても、ステップを上側から足で踏むというような同じ動作をすればよいので、その操作が行い易いものとなった。
以下、この発明のキャスターのロック操作装置の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜3は、この発明のキャスターのロック操作装置Aをベッド等のベースフレーム1の一対の長手枠1aの両端に取り付けられたキャスターCに実施した形態を示しており、少なくともこれらキャスターCの何れかの操作バーBの一端に装着されている。
図1に示した操作バーBは、ベースフレーム1の一対の長手枠1aの両端において、互いに向かい合うキャスターC、C間に設けられており、一方の操作バーBにはこの操作バーBを回転させるためのステップSが設けられ、さらにこの操作バーBと他方の操作バーBの間には連動杆4が掛け渡され、一方の操作バーBの回転を他の操作バーBに連動させるようにしている。前記ステップSは、操作バーBの中央より少し片側に寄った位置に設けられているが、操作バーBの丁度中央であっても、操作バーBの何れか片側に大きく寄った位置に設けられてもよく、また操作バーBに複数設けたものとしてもよい。
図2に示した操作バーBは、ベースフレーム1の一対の長手枠1aの略中央において、これら長手枠1a間に架設されており、前記一対の長手枠1aの一端側にはそれぞれ操作バーBを回転させるためのステップSが設けられ、さらに前記操作バーBとステップS間には連動杆4が掛け渡されたものとしている。なお、図示していないが、前記操作バーBは、ベースフレーム1の一対の長手枠1aの後端側(ステップSと反対側)において、これら長手枠1a間に架設されていても、互いに向かい合うキャスターC、C間に設けられていてもよい。
図3に示した操作バーBは、ベースフレーム1の一対の長手枠1aに沿ってそれぞれ配された連動杆4の少なくとも何れかの一端に連結されており、連動杆4の他端にはこれら連動杆4を作動させ、操作バーBを回転させるためのステップSが設けられたものとしている。このステップSは、操作部S1 の両端に前記連動杆4を作動させる回動部S2 を連結したものとしているが、図1、2に示したように回動部S2 のみからなるものとしてもよい。そして、前記ステップSの回動部S2 の回動端Saを、キャスターCの支軸部21に回動自在に取り付け、この回動端Saの取り付け位置の上方に位置するキャスターCの支軸部21に、略逆く字状の作動部材41の折曲部41aを回動自在に取り付け、この作動部材41の上端を連動部材42の一端に回動自在に取り付け、連動部材42の他端を前記ステップSの回動部S2 の回動端Saと操作端Sbの中間位置に回動自在に取り付け、前記作動部材41の下端を連動杆4の一端に回動自在に取り付けたものとしている。この場合、作動部材41の折曲部41aから上端までの長さは、連動部材42の長さより短いものとなるが、図4、5に示したように、両者の長さの差が小さければ、操作角度αより回動角度βがそれほど大きくならない。しかし、図6、7に示したように、両者の長さの差が大きければ、操作角度αより回動角度βがより大きくなり、連動杆4の作動効率が良いものとなる。したがって、操作角度αを大きく取れない場合、すなわち低床ベッド等のようにベースフレーム1が低い位置にある場合には、作動部材41の折曲部41aから上端までの長さと、連動部材42の長さの差をより大きくして、操作角度αより回動角度βがより大きくなるようにすればよい。
この発明のキャスターのロック操作装置Aは、操作バーBの回転によって車輪5がロック、アンロック状態になるキャスターCに装備されるものであり、図8〜10に示したように、キャスターCまたはベースフレーム1に固着されたベースプレート6の上部に形成した貫通孔6aに操作バーBを貫通させ、この操作バーBに戻りバネ7aを介在させてカム8を固着している。図示したものは、前記操作バーBを六角バーとし、この操作バーBに虫ネジ2などによってカム8を固着し易いものとしているが、操作バーBは六角バーに限られるものではない。このカム8の一端部下端には戻りバネ7bを介在させてラチェット9を回動自在に取り付け、カム8の他端部下端にはロック部8aを突設している。
さらに、前記ベースプレート6の下部に突設した筒体6bに、前記ラチェット9の先端爪9aとの噛合歯10aと、後に述べるロックアンロックレバー11の凹凸部11aとの押当部10bとを併設してなる切替ギヤ10を、止めボルト12により回転自在として取り付けている。なお、前記切替ギヤ10の噛合歯10aは八枚歯としており、切替ギヤ10の押当部10bは十字形状にして四方に突設したものとしており、これら噛合歯10aと押当部10bは切替ギヤ10の裏表に形成されるようにしている。
また、前記ベースプレート6の下部側端に突設した筒体6cに、戻りバネ7cを介在させて前記ロックアンロックレバー11を揺動自在として取り付けている。このロックアンロックレバー11は、略U字状としており、一端に形成した貫通孔11bに前記筒体6cを差し込むようにして揺動自在として取り付けており、他端にはロック部11cを突設したものとし、中央内側に前記切替ギヤ10の押当部10bとの凹凸歯11aを設けたものとしている。
なお、前記ベースプレート6の略中央部にはガイド孔13が形成されており、このガイド孔13に、カム8のロック部8aの近辺に突設したスライド突起8bが沿うようにして、前記カム8がスムーズに回動するようにしている。
前記キャスターCは、例えば背景技術の欄に示したような、従来のキャスターと同様の構造としている。すなわち、図23〜25に示したように、支軸部21の下部に旋回自在に取り付けたフレーム22に車輪5を回転自在に取り付けている。支軸部21には上下動自在とした操作ピン24を垂直方向に設け、この操作ピン24の上方において前記操作バーBが水平方向に配設されるようにすると共に、支軸部21の下部には係合ギヤ26を固着している。フレーム22の内部には制動アーム27を軸支している。さらに、車輪5の支持ピン5aの外周には係合ギヤ28を固着している。
前記操作バーBは、キャスターCの支軸部21のカム室21aに装着されたカム29を回動操作するようにしている。操作ピン24は、支軸部21のバネ室21bに装着されたバネ30により上方向に常時押圧されつつ、前記カム29をこの操作ピン24の上端に当接させている。操作ピン24の下端は前記制動アーム27にねじ込んで取り付けた調節ボルト31の上端に当接されている。そして、戻りバネ32を介して前記制動アーム27と同軸に回動する支軸制動体33の先端を前記係合ギヤ26の係合歯26aに係脱自在に配している。さらに、前記制動アーム27の下部に取り付けた車輪制動体34の係合端34aを前記係合ギヤ28の係合歯28aに係脱自在に配している。
そこで、この発明のロック操作装置Aにより、前記キャスターCの車輪5をロック状態にするには、図1に示したものは、一方の操作バーBに設けたステップSを足で踏むなどして、この操作バーBを回転させると、連動杆4によって他方の操作バーBが回転する。図2に示したものは、ベースフレーム1の長手枠1aの一端側に設けたステップSを足で踏むなどして、連動杆4を作動させると、長手枠1a間に架設された操作バーBが回転する。図3に示したものは、ステップSの操作部S1 を足で踏むなどして、連動杆4を作動させると、連動杆4の一端に連結された操作バーB(図示せず)が回転する。
すると、この操作バーBに固定したカム8が回転して、図17に示したように、このカム8に回動自在に取り付けたラチェット9の先端爪9aが、ベースプレート6の下部に回転自在として取り付けられた切替ギヤ10の噛合歯10aに当たる。そして、図18に示したように、前記切替ギヤ10が回転して、この切替ギヤ10の押当部10bによるベースプレート6の下部側端に揺動自在に取り付けられたロックアンロックレバー11の凹凸部11aの押し当てが解除されることにより、このロックアンロックレバー11の一端のロック部11cが戻りバネ7cによって上昇する。
この状態で、ステップSから足を離すと、図19に示したように、前記カム8が戻りバネ7aによって逆回転し、このカム8の他側部下端のロック部8aが、前記ロックアンロックレバー11の一端のロック部11cに当たって停止することにより、操作バーBもその回転位置で停止する。
すると、前述したようにキャスターCにおいては、図25に示したように、カム29と操作ピン24の上端との当接がカム29の長径側となり、操作ピン24がバネ30の押圧力に打ち勝って押され下降する。そして、この操作ピン24の下降により、操作ピン24の下端が調節ボルト31を押し下げるので、制動アーム27が戻りバネ32の押圧力に打ち勝って回動し、この制動アーム27と同軸に回動する支軸制動体33の先端が支軸部21の下部に固着した係合ギヤ26の係合歯26aに係合し、フレーム22の旋回がロックされる。さらに、制動アーム27の回動により、制動アーム27に取り付けた車輪制動体34の係合端34aが車輪5の支持ピン5aに固着した係合ギヤ28の係合歯28aに係合し、車輪5がロック状態になる。
さらに、前記車輪5がロックされた状態からアンロック状態にするには、図1に示したこの発明のロック操作装置Aでは、図20に示したように、一方の操作バーBに設けたステップSをもう一度、足で踏むなどして、この操作バーBを回転させると、連動杆4によって他方の操作バーBが回転する。図2に示したこの発明のロック操作装置Aでは、ベースフレーム1の長手枠1aの一端側に設けたステップSをもう一度、足で踏むなどして、連動杆4を作動させると、長手枠1a間に架設された操作バーBが回転する。図3に示したこの発明のロック操作装置Aでは、ステップSの操作部S1 をもう一度、足で踏むなどして、連動杆4を作動させると、連動杆4の一端に連結された操作バーBが回転する。
すると、この操作バーBに固定したカム8が回転して、図21に示したように、このカム8の他側部下端のロック部8aが上昇し、ラチェット9の先端爪9aが切替ギヤ10の噛合歯10aに当たってこの切替ギヤ10が回転し、切替ギヤ10の押当部10bがロックアンロックレバー11の凹凸部11aに押し当てられて、このロックアンロックレバー11の一端のロック部11cが下降する。
この状態で、ステップSから足を離すと、図8に示したように、このロック部11cを前記カム8のロック部8aが通り越して、このカム8が戻りバネ7aによって逆回転することにより、操作バーBが逆回転してその位置で停止する。
すると、前述したようにキャスターCにおいては、図23、24に示したように、カム29と操作ピン24の上端との当接がカム29の短径側となり、操作ピン24がバネ30に押されて上昇する。そして、この操作ピン24の上昇により、戻りバネ32の押圧力によって制動アーム27および支軸制動体33が回動して元の状態に戻り、この支軸制動体33の先端が支軸部21の下部に固着した係合ギヤ26の係合歯26aから離脱し、フレーム22の旋回が解除される。さらに、制動アーム27が回動して元の状態に戻ることより、制動アーム27に取り付けた車輪制動体34の係合端34aが車輪5の支持ピン5aに固着した係合ギヤ28の係合歯28aから離脱し、車輪5がアンロック状態になる。
したがって、この発明のロック操作装置の作動により、キャスターCの車輪5をロック状態にする場合、車輪5をアンロック状態にする場合の何れにおいても、ステップSを上側から足で踏むというような同じ動作をすればよいことになる。
この発明のキャスターのロック操作装置をベット等のベースフレームに取り付けたキャスターに装着した一実施形態を示す斜視図である。 この発明のキャスターのロック操作装置をベット等のベースフレームに装着した他の実施形態を示す斜視図である。 この発明のキャスターのロック操作装置をベット等のベースフレームに取り付けたキャスターに装着したさらに他の実施形態を示す斜視図である。 図3に示したこの発明のキャスターのロック操作装置のステップを踏み込む前の状態の一例を示す説明図である。 図3に示したこの発明のキャスターのロック操作装置のステップを踏み込んだ後の状態の一例を示す説明図である。 図3に示したこの発明のキャスターのロック操作装置のステップを踏み込む前の状態の他の例を示す説明図である。 図3に示したこの発明のキャスターのロック操作装置のステップを踏み込んだ後の状態の他の例を示す説明図である。 この発明のキャスターのロック操作装置の正面図である。 この発明のキャスターのロック操作装置の側面図である。 この発明のキャスターのロック操作装置のベースプレートの正面図である。 この発明のキャスターのロック操作装置のカムの正面図である。 この発明のキャスターのロック操作装置のカムの側面図である。 この発明のキャスターのロック操作装置の切替ギヤの正面図である。 この発明のキャスターのロック操作装置の切替ギヤの側面図である。 この発明のキャスターのロック操作装置のロックアンロックレバーの正面図である。 この発明のキャスターのロック操作装置のロックアンロックレバーの平面図である。 この発明のキャスターのロック操作装置の作動状態を示す説明図である。 この発明のキャスターのロック操作装置の作動状態を示す説明図である。 この発明のキャスターのロック操作装置の作動状態を示す説明図である。 図1に示したこの発明のキャスターのロック操作装置のステップの踏み込み状態を示す説明図である。 この発明のキャスターのロック操作装置の作動状態を示す説明図である。 従来のキャスターのロック操作装置の一例を示す外観斜視図である。 従来のロック操作装置が用いられるキャスターの一部破断説明図である。 図23に示したキャスターの車輪のアンロック状態の断面図である。 図23に示したキャスターの車輪のロック状態の断面図である。
符号の説明
1 ベースフレーム
1a 長手枠
4 連動杆
5 車輪
6 ベースプレート
7a 戻りバネ
7b 戻りバネ
7c 戻りバネ
8 カム
8a ロック部
9 ラチェット
9a 先端爪
10 切替ギヤ
10a 噛合歯
10b 押当部
11 ロックアンロックレバー
11a 凹凸部
11c ロック部
13 ガイド孔
41 作動部材
41a 折曲部
42 連動部材
B 操作バー
C キャスター
S ステップ
Sa 回動端
Sb 操作端
S1 操作部
S2 回動部

Claims (6)

  1. 操作バー(B)の回転によって車輪(5)がロック、アンロック状態になるキャスター(C)に装備されるロック操作装置であって、キャスター(C)またはベースフレーム(1)に固着されたベースプレート(6)の上部に操作バー(B)を貫通させ、この操作バー(B)に戻りバネ(7a)を介在させてカム(8)を固着し、このカム(8)の一端部下端に戻りバネ(7b)を介在させてラチェット(9)を回動自在に取り付け、前記カム(8)の他端部下端にロック部(8a)を設け、さらに前記ベースプレート(6)の下部に、前記ラチェット(9)の先端爪(9a)との噛合歯(10a)と、ロックアンロックレバー(11)の凹凸部(11a)との押当部(10b)とを併設してなる切替ギヤ(10)を回転自在として取り付け、また前記ベースプレート(6)の下部側端に戻りバネ(7c)を介在させて前記ロックアンロックレバー(11)の一端を揺動自在として取り付け、このロックアンロックレバー(11)の他端にロック部(11c)を設けたものとし、中央内側に前記凹凸歯(11a)を設けたことを特徴とするキャスターのロック操作装置。
  2. 前記操作バー(B)、ベースフレーム(1)の一対の長手枠(1a)の両端において、互いに向かい合うキャスター(C、C)間に設けられており、一方の操作バー(B)には操作バー(B)を回転させるためのステップ(S)が設けられ、さらにこの操作バー(B)と他方の操作バー(B)の間には連動杆(4)が掛け渡されたものとしたことを特徴とする請求項1記載のキャスターのロック操作装置。
  3. 前記操作バー(B)が、ベースフレーム(1)の一対の長手枠(1a)の略中央において、これら長手枠(1a)間に架設されており、前記一対の長手枠(1a)の一端側にはそれぞれ操作バー(B)を回転させるためのステップ(S)が設けられ、さらに前記操作バー(B)とステップ(S)間には連動杆(4)が掛け渡されたものとしたことを特徴とする請求項1記載のキャスターのロック操作装置。
  4. 前記操作バー(B)が、ベースフレーム(1)の一対の長手枠(1a)に沿って配された連動杆(4)の一端に連結されており、連動杆(4)の他端には連動杆(4)を作動させ、操作バー(B)を回転させるためのステップ(S)が設けられたものとしたことを特徴とする請求項1記載のキャスターのロック操作装置。
  5. 前記ベースプレート(6)の略中央部にガイド孔(13)を形成し、このガイド孔(13)にカム(8)のロック部(8a)の近辺に設けたスライド突起(8b)が沿うようにして、前記カム(8)がスムーズに回動するようにしたことを特徴とする請求項1記載のキャスターのロック操作装置。
  6. 前記ステップ(S)の回動部(S2 )の回動端(Sa)を、キャスター(C)の支軸部(21)に回動自在に取り付け、この回動端(Sa)の取り付け位置の上方に位置するキャスター(C)の支軸部(21)に、略逆く字状の作動部材(41)の折曲部(41a)を回動自在に取り付け、この作動部材(41)の上端を連動部材(42)の一端に回動自在に取り付け、連動部材(42)の他端を前記ステップ(S)の回動部(S2 )の回動端(Sa)と操作端(Sb)の中間位置に回動自在に取り付け、前記作動部材(41)の下端を連動杆(4)の一端に回動自在に取り付けたことを特徴とする請求項3または4記載のキャスターのロック操作装置。
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