JP2001104514A - サドル高さ調節装置 - Google Patents
サドル高さ調節装置Info
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- JP2001104514A JP2001104514A JP28549699A JP28549699A JP2001104514A JP 2001104514 A JP2001104514 A JP 2001104514A JP 28549699 A JP28549699 A JP 28549699A JP 28549699 A JP28549699 A JP 28549699A JP 2001104514 A JP2001104514 A JP 2001104514A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K19/00—Cycle frames
- B62K19/30—Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories
- B62K19/36—Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories for attaching saddle pillars, e.g. adjustable during ride
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J1/00—Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
- B62J1/08—Frames for saddles; Connections between saddle frames and seat pillars; Seat pillars
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rehabilitation Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自転車形式の定置式トレーニング装置におい
て、サドルに跨がったままの状態で容易にサドルの高さ
を調節することができるとともに、サドルポストの周囲
にデットスペースが殆ど生じないようにすること。 【解決手段】 頂端にサドルが装着され、本体フレーム
2に対して軸線方向に移動可能に設けられた筒状のサド
ルポスト10と、本体フレームに装着され、サドルポス
ト10が嵌装された支柱33と、サドルポスト内に配設
され、一端部がサドルポスト10に揺動可能に装着され
るとともに、支柱33の前後両面にそれぞれ対向するロ
ックピン36a,36bが設けられたロックアーム34
と、サドルポスト内面とロックアーム34間に介装さ
れ、ロックアーム34の他端側を上方に付勢し、ロック
ピンを支柱に対して圧接方向に付勢するばね部材38
と、サドル4の近傍に設けられたロック解除レバー44
によって作動され、ロックアーム34をロック解除方向
に作動するロック解除ロッド39とを有する。
て、サドルに跨がったままの状態で容易にサドルの高さ
を調節することができるとともに、サドルポストの周囲
にデットスペースが殆ど生じないようにすること。 【解決手段】 頂端にサドルが装着され、本体フレーム
2に対して軸線方向に移動可能に設けられた筒状のサド
ルポスト10と、本体フレームに装着され、サドルポス
ト10が嵌装された支柱33と、サドルポスト内に配設
され、一端部がサドルポスト10に揺動可能に装着され
るとともに、支柱33の前後両面にそれぞれ対向するロ
ックピン36a,36bが設けられたロックアーム34
と、サドルポスト内面とロックアーム34間に介装さ
れ、ロックアーム34の他端側を上方に付勢し、ロック
ピンを支柱に対して圧接方向に付勢するばね部材38
と、サドル4の近傍に設けられたロック解除レバー44
によって作動され、ロックアーム34をロック解除方向
に作動するロック解除ロッド39とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレーニング装
置、特にペダルの回転操作を行う自転車形式の定置式ト
レーニング装置におけるサドル高さ調節装置に関する。
置、特にペダルの回転操作を行う自転車形式の定置式ト
レーニング装置におけるサドル高さ調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最近、
所望の負荷が加えられているペダルをサドルに跨がった
状態で漕ぐことによって筋力の鍛練を行う自転車形式の
トレーニング装置が普及するようになっている。
所望の負荷が加えられているペダルをサドルに跨がった
状態で漕ぐことによって筋力の鍛練を行う自転車形式の
トレーニング装置が普及するようになっている。
【0003】すなわち、図9は、上記従来の定置式トレ
ーニング装置の概略構成を示す図であって、カバー1に
よって覆われた本体フレーム2にはハンドル3、サドル
4、及びペダル5を漕ぐことによってチェーン6等を介
して回転駆動される発電ブレーキ7等が設けられてい
る。しかして、上記サドル4に跨がった状態でペダル5
を漕ぎ、適宜負荷がかかった発電ブレーキ7を回転駆動
することによって特に足、腰等の鍛練を行うことができ
る。
ーニング装置の概略構成を示す図であって、カバー1に
よって覆われた本体フレーム2にはハンドル3、サドル
4、及びペダル5を漕ぐことによってチェーン6等を介
して回転駆動される発電ブレーキ7等が設けられてい
る。しかして、上記サドル4に跨がった状態でペダル5
を漕ぎ、適宜負荷がかかった発電ブレーキ7を回転駆動
することによって特に足、腰等の鍛練を行うことができ
る。
【0004】ところで、上記本体フレーム2には、断面
コ字状のガイドフレーム8が垂直面内において傾斜した
状態に設けられるとともに、そのガイドフレーム8の開
口側にはこのガイドフレーム8と対向して上下二組のガ
イドローラ9a,9bが設けられている。そして上記ガ
イドフレーム8とガイドローラ9a,9bとの間に、頂
端に前記サドル4を装着した断面矩形状のサドルポスト
10が上記ガイドフレーム8に沿ってその長手軸線方向
に摺動可能に嵌挿されている。
コ字状のガイドフレーム8が垂直面内において傾斜した
状態に設けられるとともに、そのガイドフレーム8の開
口側にはこのガイドフレーム8と対向して上下二組のガ
イドローラ9a,9bが設けられている。そして上記ガ
イドフレーム8とガイドローラ9a,9bとの間に、頂
端に前記サドル4を装着した断面矩形状のサドルポスト
10が上記ガイドフレーム8に沿ってその長手軸線方向
に摺動可能に嵌挿されている。
【0005】また、サドルポスト10には基端部にロッ
ク解除レバー11が取り付けられた矩形枠状のロックア
ーム12が嵌装されており、そのロックアーム12の基
端部近くがロックアーム12に設けられた長孔13及び
軸14を介して本体フレーム2に枢着されている。上記
ロックアーム12には、上記サドルポスト10の前後両
面にそれぞれ対向するロックピン15,15が装着して
あり、また上記ロックアーム12の先端部とガイドフレ
ーム8との間には、上記ロックアーム12の先端側を下
方に付勢し、ロックピン15,15をサドルポスト10
の前後両面に圧接させるスプリング16が設けられてい
る。
ク解除レバー11が取り付けられた矩形枠状のロックア
ーム12が嵌装されており、そのロックアーム12の基
端部近くがロックアーム12に設けられた長孔13及び
軸14を介して本体フレーム2に枢着されている。上記
ロックアーム12には、上記サドルポスト10の前後両
面にそれぞれ対向するロックピン15,15が装着して
あり、また上記ロックアーム12の先端部とガイドフレ
ーム8との間には、上記ロックアーム12の先端側を下
方に付勢し、ロックピン15,15をサドルポスト10
の前後両面に圧接させるスプリング16が設けられてい
る。
【0006】しかして、サドル4の高さを高くする場合
には、サドルポスト10を上方に引き上げると、スプリ
ング16により先端部分が下方に付勢されているロック
アーム12がサドルポスト10の長手方向軸線に直交す
るように持ち上げられ、2つのロックピン15のサドル
ポスト10への圧接状態が解放され、サドルポスト10
を所定高さまで自由に上昇させることができる。
には、サドルポスト10を上方に引き上げると、スプリ
ング16により先端部分が下方に付勢されているロック
アーム12がサドルポスト10の長手方向軸線に直交す
るように持ち上げられ、2つのロックピン15のサドル
ポスト10への圧接状態が解放され、サドルポスト10
を所定高さまで自由に上昇させることができる。
【0007】また、サドル4の高さを低くする場合に
は、ロック解除レバー11を下方に押し下げると、ロッ
クアーム12の先端部が上方に持ち上げられ、上述と同
様にロックピン15のサドルポスト10への圧接状態が
解放される。したがって、サドルポスト10を自由に下
降させることができ、サドル4の高さを所定高さに調節
することができる。
は、ロック解除レバー11を下方に押し下げると、ロッ
クアーム12の先端部が上方に持ち上げられ、上述と同
様にロックピン15のサドルポスト10への圧接状態が
解放される。したがって、サドルポスト10を自由に下
降させることができ、サドル4の高さを所定高さに調節
することができる。
【0008】ところが、このようなものにおいては、ロ
ック解除レバー11が本体フレーム2に装着されている
ため、サドル4の高さを調節する場合にはサドル4に跨
座した状態ではその調節が不可能であり、その都度サド
ル4から降りて調節を行うか或はサドル4に跨がる前に
高さを調節しなければならず、その調節が煩わしい等の
問題がある。
ック解除レバー11が本体フレーム2に装着されている
ため、サドル4の高さを調節する場合にはサドル4に跨
座した状態ではその調節が不可能であり、その都度サド
ル4から降りて調節を行うか或はサドル4に跨がる前に
高さを調節しなければならず、その調節が煩わしい等の
問題がある。
【0009】このようなことから、サドルに跨がった状
態でサドルの高さを調節できるようにしたサドル高さ調
節装置も提案されている。
態でサドルの高さを調節できるようにしたサドル高さ調
節装置も提案されている。
【0010】すなわち、図10は上記サドルに跨がった
状態でサドルの高さを調節できるようにしたサドル高さ
調節装置の概略構成を示す図であって、頂端にサドルを
装着したサドルポスト10内に本体フレームのベースフ
レーム20に固設された支柱21が嵌挿されている。一
方、サドルポスト10の下端には断面コ字状のホルダー
ブラケット22が固着されており、このホルダーブラケ
ット22に軸23によってロックアーム24の一端が枢
着されている。上記ロックアーム24にはロックアーム
24内に挿通されている支柱21の前後両面にそれぞれ
対向するロックピン25,25が設けられており、ロッ
クアーム24の他端とホルダーブラケット22に取り付
けられた係止片26との間に上記ロックアーム24の他
端を上方に付勢し、ロックピン25,25を支柱21の
前後両面に圧接しサドルポスト10の高さ位置を固定す
るスプリング27が介装されている。そして、サドルの
近傍に設けられたロック解除レバー(図示せず)に連結
されたロック解除ロッド28の先端が前記ロックアーム
24に設けられたロックピン25のピン軸25aに係合
されている。
状態でサドルの高さを調節できるようにしたサドル高さ
調節装置の概略構成を示す図であって、頂端にサドルを
装着したサドルポスト10内に本体フレームのベースフ
レーム20に固設された支柱21が嵌挿されている。一
方、サドルポスト10の下端には断面コ字状のホルダー
ブラケット22が固着されており、このホルダーブラケ
ット22に軸23によってロックアーム24の一端が枢
着されている。上記ロックアーム24にはロックアーム
24内に挿通されている支柱21の前後両面にそれぞれ
対向するロックピン25,25が設けられており、ロッ
クアーム24の他端とホルダーブラケット22に取り付
けられた係止片26との間に上記ロックアーム24の他
端を上方に付勢し、ロックピン25,25を支柱21の
前後両面に圧接しサドルポスト10の高さ位置を固定す
るスプリング27が介装されている。そして、サドルの
近傍に設けられたロック解除レバー(図示せず)に連結
されたロック解除ロッド28の先端が前記ロックアーム
24に設けられたロックピン25のピン軸25aに係合
されている。
【0011】しかして、上記ロック解除レバーを介して
ロック解除ロッド28を押し下げると、ロックアーム2
4がスプリング27に抗して軸23を中心として図にお
いて時計方向に回動される。したがって、ロックピン2
5の支柱21への圧接状態が解放され、サドルポスト1
0は支柱21に沿って昇降自在となる。そこで、ロック
解除レバーを持ち上げた状態でサドルに体重を負荷して
所望の高さに下降させた後、ロック解除レバーを放す
と、ロックアーム24がスプリング27によって元の状
態に戻り、そのロックアーム24のロックピン25が支
柱21の前後両面に圧接され、サドルポスト10がその
高さに自動的に保持される。
ロック解除ロッド28を押し下げると、ロックアーム2
4がスプリング27に抗して軸23を中心として図にお
いて時計方向に回動される。したがって、ロックピン2
5の支柱21への圧接状態が解放され、サドルポスト1
0は支柱21に沿って昇降自在となる。そこで、ロック
解除レバーを持ち上げた状態でサドルに体重を負荷して
所望の高さに下降させた後、ロック解除レバーを放す
と、ロックアーム24がスプリング27によって元の状
態に戻り、そのロックアーム24のロックピン25が支
柱21の前後両面に圧接され、サドルポスト10がその
高さに自動的に保持される。
【0012】このように、図10記載のものは、サドル
の近傍に設けられているロック解除レバーによってサド
ルポストのロック状態を解除し、サドルの高さを調節す
ることができる。
の近傍に設けられているロック解除レバーによってサド
ルポストのロック状態を解除し、サドルの高さを調節す
ることができる。
【0013】しかしながら、このような装置において
は、サドルポスト10の下端部にロックアーム24やス
プリング27等を取付けたホルダーブラケット22が設
けられており、これがサドルポスト10と一緒に軸線方
向に摺動するので、このホルダーブラケット22等の移
動を許容するためのデッドスペースが生じ、サドルポス
ト10の周囲にフレームを配置することができず、フレ
ーム構造が限られデザイン自由度が小さい等の問題があ
る。
は、サドルポスト10の下端部にロックアーム24やス
プリング27等を取付けたホルダーブラケット22が設
けられており、これがサドルポスト10と一緒に軸線方
向に摺動するので、このホルダーブラケット22等の移
動を許容するためのデッドスペースが生じ、サドルポス
ト10の周囲にフレームを配置することができず、フレ
ーム構造が限られデザイン自由度が小さい等の問題があ
る。
【0014】本発明は、このような点に鑑み、サドルに
跨がったままの状態で容易にサドルの高さを調節するこ
とができるとともに、サドルポストの周囲にデッドスペ
ースが殆ど生じないようにしたサドル高さ調節装置を得
ることを目的とする。
跨がったままの状態で容易にサドルの高さを調節するこ
とができるとともに、サドルポストの周囲にデッドスペ
ースが殆ど生じないようにしたサドル高さ調節装置を得
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
頂端にサドルが装着され、本体フレームに対して軸線方
向に移動可能に設けられた筒状のサドルポストと、本体
フレームに装着され、上記サドルポストが嵌装された支
柱と、上記サドルポスト内に配設され、一端部が上記サ
ドルポストに水平軸によって揺動可能に装着されるとと
もに、上記水平軸と平行な軸線上に配設され上記支柱の
前後両面にそれぞれ対向するロックピンが設けられたロ
ックアームと、上記ロックアームの他端側を上方に付勢
し、ロックピンを支柱に対して圧接方向に付勢するばね
部材と、前記サドルの近傍に設けられたロック解除レバ
ーによって作動され、上記ロックアームをロック解除方
向に作動するロック解除ロッドとを有することを特徴と
する。
頂端にサドルが装着され、本体フレームに対して軸線方
向に移動可能に設けられた筒状のサドルポストと、本体
フレームに装着され、上記サドルポストが嵌装された支
柱と、上記サドルポスト内に配設され、一端部が上記サ
ドルポストに水平軸によって揺動可能に装着されるとと
もに、上記水平軸と平行な軸線上に配設され上記支柱の
前後両面にそれぞれ対向するロックピンが設けられたロ
ックアームと、上記ロックアームの他端側を上方に付勢
し、ロックピンを支柱に対して圧接方向に付勢するばね
部材と、前記サドルの近傍に設けられたロック解除レバ
ーによって作動され、上記ロックアームをロック解除方
向に作動するロック解除ロッドとを有することを特徴と
する。
【0016】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、ロックアームをサドルポストに支持する水
平軸の端面は、上記サドルポストの外面から突出しない
ように構成されていることを特徴とする。
明において、ロックアームをサドルポストに支持する水
平軸の端面は、上記サドルポストの外面から突出しない
ように構成されていることを特徴とする。
【0017】請求項3に係る発明は、頂端にサドルが装
着され、本体フレームに対して軸線方向に移動可能に設
けられた筒状のサドルポストと、本体フレームに装着さ
れ、上記サドルポストが嵌装された支柱と、一端部が上
記サドルポストに固着されたホルダーに水平軸によって
揺動可能に装着されるとともに、上記水平軸と平行な軸
線上に配設され上記支柱の前後両面にそれぞれ対向する
ロックピンが設けられたロックアームと、上記ロックア
ームの一端部と上記ホルダーとの間に介装され、ロック
アームの他端側を上方に付勢しロックアームを支柱に対
して圧接方向に付勢するばね部材と、前記サドルの近傍
に設けられたロック解除レバーによって作動され、上記
ロックアームをロック解除方向に作動するロック解除ロ
ッドとを有することを特徴とする。
着され、本体フレームに対して軸線方向に移動可能に設
けられた筒状のサドルポストと、本体フレームに装着さ
れ、上記サドルポストが嵌装された支柱と、一端部が上
記サドルポストに固着されたホルダーに水平軸によって
揺動可能に装着されるとともに、上記水平軸と平行な軸
線上に配設され上記支柱の前後両面にそれぞれ対向する
ロックピンが設けられたロックアームと、上記ロックア
ームの一端部と上記ホルダーとの間に介装され、ロック
アームの他端側を上方に付勢しロックアームを支柱に対
して圧接方向に付勢するばね部材と、前記サドルの近傍
に設けられたロック解除レバーによって作動され、上記
ロックアームをロック解除方向に作動するロック解除ロ
ッドとを有することを特徴とする。
【0018】請求項4に係る発明は、請求項3に係る発
明において、ロックアームには長孔が設けられており、
その長孔にホルダーに設けられた水平軸が遊挿されてい
ることを特徴とする。
明において、ロックアームには長孔が設けられており、
その長孔にホルダーに設けられた水平軸が遊挿されてい
ることを特徴とする。
【0019】請求項5に係る発明は、請求項1乃至3の
いずれかに係る発明において、支柱が本体フレームに対
して水平軸線回りに揺動可能であることを特徴とする。
いずれかに係る発明において、支柱が本体フレームに対
して水平軸線回りに揺動可能であることを特徴とする。
【0020】また請求項6に係る発明は、請求項1乃至
5のいずれかに係る発明において、サドルポストは本体
フレームに対して着脱可能であることを特徴とする。
5のいずれかに係る発明において、サドルポストは本体
フレームに対して着脱可能であることを特徴とする。
【0021】請求項7に係る発明は、請求項1乃至6の
いずれかに係る発明において、ロックアームを支持する
水平軸の中心と、ロックアームとロック解除ロッドとの
ロック解除時の接点との距離は、上記水平軸の中心とロ
ックピンの中心との距離よりも長く設定されていること
を特徴とする。
いずれかに係る発明において、ロックアームを支持する
水平軸の中心と、ロックアームとロック解除ロッドとの
ロック解除時の接点との距離は、上記水平軸の中心とロ
ックピンの中心との距離よりも長く設定されていること
を特徴とする。
【0022】請求項8に係る発明は、請求項1乃至7の
いずれかに係る発明において、ロックピンの長さは、サ
ドルポストの内寸よりも短く設定されていることを特徴
とする。
いずれかに係る発明において、ロックピンの長さは、サ
ドルポストの内寸よりも短く設定されていることを特徴
とする。
【0023】請求項9に係る発明は、請求項1乃至7の
いずれかに係る発明において、頂端にサドルが装着さ
れ、本体フレームに対して軸線方向に移動可能に設けら
れた筒状のサドルポストと、一端部が本体フレームに水
平軸によって揺動可能に装着されるとともに、上記水平
軸と平行な軸線上に配設されサドルポストの前後両面に
対向するロックピンが設けられたロックアームと、上記
ロックピンがサドルポストに圧接されサドルポストの摺
動を阻止する方向にロックアームを傾動付勢するばね部
材と、前記サドルの近傍に設けられたロック解除レバー
とを有し、そのロック解除レバーと前記ロックアームの
他端部とをサドルポストに挿通されたワイヤで連結し、
上記解除レバーの作動によって上記ワイヤを介してロッ
クアームをロック解除方向に揺動させるようにしたこと
を特徴とする。
いずれかに係る発明において、頂端にサドルが装着さ
れ、本体フレームに対して軸線方向に移動可能に設けら
れた筒状のサドルポストと、一端部が本体フレームに水
平軸によって揺動可能に装着されるとともに、上記水平
軸と平行な軸線上に配設されサドルポストの前後両面に
対向するロックピンが設けられたロックアームと、上記
ロックピンがサドルポストに圧接されサドルポストの摺
動を阻止する方向にロックアームを傾動付勢するばね部
材と、前記サドルの近傍に設けられたロック解除レバー
とを有し、そのロック解除レバーと前記ロックアームの
他端部とをサドルポストに挿通されたワイヤで連結し、
上記解除レバーの作動によって上記ワイヤを介してロッ
クアームをロック解除方向に揺動させるようにしたこと
を特徴とする。
【0024】請求項10に係る発明は、請求項1乃至9
に係る発明において、ロツクピンはロックアームに回転
可能に設けられていることを特徴とする。
に係る発明において、ロツクピンはロックアームに回転
可能に設けられていることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を参照して本
発明の実施の形態について説明する。
発明の実施の形態について説明する。
【0026】図1及び図2は第1の発明の一実施の形態
を示す図であって、断面コ字状の本体フレーム2には上
下二組の断面コ字状のサドルポストガイドフレーム2
9,29が固着され中空枠状に形成されている。上記サ
ドルポストガイドフレーム29内には、垂直軸線に対し
て頂端部がトレーニング装置の後方側に位置するように
傾斜されたサドルポスト10が着脱可能に貫挿されてお
り、そのサドルポスト10の前後両面が、本体フレーム
2の内面に設けられたスライドプレート30と上記サド
ルポストガイドフレーム29の内にサドルポスト10と
対向するように設けられたガイドローラ31とによって
支持され、上記サドルポスト10が長手軸線方向に摺動
可能としてある。
を示す図であって、断面コ字状の本体フレーム2には上
下二組の断面コ字状のサドルポストガイドフレーム2
9,29が固着され中空枠状に形成されている。上記サ
ドルポストガイドフレーム29内には、垂直軸線に対し
て頂端部がトレーニング装置の後方側に位置するように
傾斜されたサドルポスト10が着脱可能に貫挿されてお
り、そのサドルポスト10の前後両面が、本体フレーム
2の内面に設けられたスライドプレート30と上記サド
ルポストガイドフレーム29の内にサドルポスト10と
対向するように設けられたガイドローラ31とによって
支持され、上記サドルポスト10が長手軸線方向に摺動
可能としてある。
【0027】上記サドルポスト10は断面矩形の筒状で
あって、その頂端にサドル4が固着されている。
あって、その頂端にサドル4が固着されている。
【0028】一方、本体フレーム2のベースフレーム2
0には、トレーニング装置の左右方向に延びる水平軸3
2を中心として揺動可能に支柱33が立設してあり、そ
の支柱33が前記サドルポスト10内に挿入されてい
る。すなわち、上記支柱33にサドルポスト10の下部
が嵌装されている。
0には、トレーニング装置の左右方向に延びる水平軸3
2を中心として揺動可能に支柱33が立設してあり、そ
の支柱33が前記サドルポスト10内に挿入されてい
る。すなわち、上記支柱33にサドルポスト10の下部
が嵌装されている。
【0029】上記サドルポスト10内にはその下端近傍
部に、図3に拡大して示すように、ロックアーム34が
配設されており、そのロックアーム34の一端が前記水
平軸32と平行な水平軸35によってサドルポスト10
に枢着されている。上記水平軸35の両端はサドルポス
ト10の外面から突出しないようにしてあり、メンテナ
ンス時等において上記サドルポスト10を容易に本体フ
レーム2から外すことができる。上記ロックアーム34
は図4に示すように、矩形枠状に形成され、その内部に
前記支柱33が貫挿されており、そのロックアーム34
内に上記支柱33の前後両面に対向するように一対のロ
ックピン36a,36bが回転可能に装着されている。
上記ロックピン36a,36bは前記水平軸35と平行
な軸線上に設けられており、支柱33の水平軸35側の
面に対向するロックピン36aはローラ状に形成され、
他方のロックピン36bは支柱33と対向する面が平面
状に切り欠き形成されている。そして、上記ロックピン
36a,36bの長さはサドルポスト10の内寸より短
く設定されている。
部に、図3に拡大して示すように、ロックアーム34が
配設されており、そのロックアーム34の一端が前記水
平軸32と平行な水平軸35によってサドルポスト10
に枢着されている。上記水平軸35の両端はサドルポス
ト10の外面から突出しないようにしてあり、メンテナ
ンス時等において上記サドルポスト10を容易に本体フ
レーム2から外すことができる。上記ロックアーム34
は図4に示すように、矩形枠状に形成され、その内部に
前記支柱33が貫挿されており、そのロックアーム34
内に上記支柱33の前後両面に対向するように一対のロ
ックピン36a,36bが回転可能に装着されている。
上記ロックピン36a,36bは前記水平軸35と平行
な軸線上に設けられており、支柱33の水平軸35側の
面に対向するロックピン36aはローラ状に形成され、
他方のロックピン36bは支柱33と対向する面が平面
状に切り欠き形成されている。そして、上記ロックピン
36a,36bの長さはサドルポスト10の内寸より短
く設定されている。
【0030】また、上記ロックアーム34には前記水平
軸35の下方位置にスプリング係止用凹部37が形成さ
れており、そのスプリング係止用凹部37にコイルスプ
リング38の基端部が挿入係止されている。そして、そ
のコイルスプリング38の先端がサドルポスト10の内
面に圧接されており、そのコイルスプリング38の力に
よってロックアーム34が水平軸35を中心としてその
ロックアーム34の他端側が上方向に回動され、ロック
ピン36a,36bが支柱33の両面に圧接されるよう
に付勢されている。
軸35の下方位置にスプリング係止用凹部37が形成さ
れており、そのスプリング係止用凹部37にコイルスプ
リング38の基端部が挿入係止されている。そして、そ
のコイルスプリング38の先端がサドルポスト10の内
面に圧接されており、そのコイルスプリング38の力に
よってロックアーム34が水平軸35を中心としてその
ロックアーム34の他端側が上方向に回動され、ロック
ピン36a,36bが支柱33の両面に圧接されるよう
に付勢されている。
【0031】一方、サドルポスト10内には、そのサド
ルポスト10の軸線方向に移動可能であり、ロックアー
ム34のロックピン36bより先端側における他端側上
部に当接し得るようにしたロック解除ロッド39が配設
されている。上記ロック解除ロッド39の頂端には、図
1に示すように、ばね案内杆40が突設されており、そ
のばね案内杆40の先端に設けられているばね受け41
と前記サドルポスト10の頂端部内面に固着されたばね
支持片42との間にスプリング43が介装され、上記ス
プリング43によってロック解除ロッド39が常時上方
に付勢されている。また、サドル4の下方にはロック解
除レバー44が軸45を中心として揺動可能に枢着され
ており、そのロック解除レバー44の前部に、ロック解
除ロッド39に設けられたばね案内杆40の先端がばね
受け41を介して圧接され、ロック解除レバー44が図
1に示す位置に保持されている。
ルポスト10の軸線方向に移動可能であり、ロックアー
ム34のロックピン36bより先端側における他端側上
部に当接し得るようにしたロック解除ロッド39が配設
されている。上記ロック解除ロッド39の頂端には、図
1に示すように、ばね案内杆40が突設されており、そ
のばね案内杆40の先端に設けられているばね受け41
と前記サドルポスト10の頂端部内面に固着されたばね
支持片42との間にスプリング43が介装され、上記ス
プリング43によってロック解除ロッド39が常時上方
に付勢されている。また、サドル4の下方にはロック解
除レバー44が軸45を中心として揺動可能に枢着され
ており、そのロック解除レバー44の前部に、ロック解
除ロッド39に設けられたばね案内杆40の先端がばね
受け41を介して圧接され、ロック解除レバー44が図
1に示す位置に保持されている。
【0032】しかして、サドル4の位置を上昇させる場
合には、サドル4を持ってサドルポスト10を上方に引
き上げると、水平軸35を介してロックアーム34の一
端側が持ち上げられる。したがって、ロックピン36
a,36bの支柱33に対する圧接状態が解放され、サ
ドルポスト10の摺動に対して抵抗する部分がなくな
り、自由に上昇を行うことができる。
合には、サドル4を持ってサドルポスト10を上方に引
き上げると、水平軸35を介してロックアーム34の一
端側が持ち上げられる。したがって、ロックピン36
a,36bの支柱33に対する圧接状態が解放され、サ
ドルポスト10の摺動に対して抵抗する部分がなくな
り、自由に上昇を行うことができる。
【0033】そこで、サドルポスト10の引き上げを停
止すると、コイルスプリング38によってロックアーム
34が水平軸35の回りに回動されその他端が上方に押
圧されるので、ロックピン36a,36bが支柱33の
前後両面に再度圧接され、例えサドルポスト10に荷重
が加えられてもサドルポスト10が下降することはな
い。
止すると、コイルスプリング38によってロックアーム
34が水平軸35の回りに回動されその他端が上方に押
圧されるので、ロックピン36a,36bが支柱33の
前後両面に再度圧接され、例えサドルポスト10に荷重
が加えられてもサドルポスト10が下降することはな
い。
【0034】なお、上述のようにロックアーム34が回
動する場合、ロックピン36a,36bの軸が左右方向
に若干移動するが、支柱33の下端がベースフレーム2
0に枢着してあるので、上記ロックピン36a,36b
の軸の移動と対応して支柱33が揺動し、ロックアーム
34の揺動が阻害されることはない。
動する場合、ロックピン36a,36bの軸が左右方向
に若干移動するが、支柱33の下端がベースフレーム2
0に枢着してあるので、上記ロックピン36a,36b
の軸の移動と対応して支柱33が揺動し、ロックアーム
34の揺動が阻害されることはない。
【0035】一方、サドル4の位置を下降させる場合に
は、ロック解除レバー44の後端部を上方に持ち上げる
ように操作する。すると、スプリング43に抗してロッ
ク解除ロッド39が下方に移動され、そのロック解除ロ
ッド39の下端部がロックアーム34の他端側上部に当
接し、当該部がコイルスプリング38に抗して圧下さ
れ、ロックアーム34が水平軸35の回りに図3の一点
鎖線で示す位置まで回動される。したがって、ロックピ
ン36a,36bの支柱33に対する圧接が解除され、
サドルポスト10は自由に下降される。なお、この場合
ロック解除ロッド39がロックアーム34の先端である
他端側上部に当接するので、ロックアーム34への作動
位置が水平軸35より遠くなり、比較的小さい力で操作
することができる。そこで、ロック解除レバー44の引
き上げを解放すれば、ロックピン36a,36bが再び
支柱の両面に圧接され、以後サドルポスト10の下降は
阻止され、サドル4の位置が固定される。
は、ロック解除レバー44の後端部を上方に持ち上げる
ように操作する。すると、スプリング43に抗してロッ
ク解除ロッド39が下方に移動され、そのロック解除ロ
ッド39の下端部がロックアーム34の他端側上部に当
接し、当該部がコイルスプリング38に抗して圧下さ
れ、ロックアーム34が水平軸35の回りに図3の一点
鎖線で示す位置まで回動される。したがって、ロックピ
ン36a,36bの支柱33に対する圧接が解除され、
サドルポスト10は自由に下降される。なお、この場合
ロック解除ロッド39がロックアーム34の先端である
他端側上部に当接するので、ロックアーム34への作動
位置が水平軸35より遠くなり、比較的小さい力で操作
することができる。そこで、ロック解除レバー44の引
き上げを解放すれば、ロックピン36a,36bが再び
支柱の両面に圧接され、以後サドルポスト10の下降は
阻止され、サドル4の位置が固定される。
【0036】ところで、上記実施の形態においては、ロ
ックアーム34をコイルスプリング38によってロック
位置に付勢するものを示したが、図5に示すように板ば
ね46によってロックアーム34をロック位置に付勢す
るようにしてもよい。
ックアーム34をコイルスプリング38によってロック
位置に付勢するものを示したが、図5に示すように板ば
ね46によってロックアーム34をロック位置に付勢す
るようにしてもよい。
【0037】また、上記両実施の形態では、ロックアー
ム34の水平軸35が設けられている一端側にコイルス
プリング38或は板ばね46を設けたものを示したが、
ロックアーム34の他端側とサドルポストの内面との間
にロックアーム34の他端側を上方に付勢するばね部材
を設けても良く、さらには図6に示すようにサドルポス
ト10に固定ピン47aにより固定されたスプリング受
け47とロックアーム34との間にスプリング48及び
押圧部材49を設けても同様の効果を奏する。
ム34の水平軸35が設けられている一端側にコイルス
プリング38或は板ばね46を設けたものを示したが、
ロックアーム34の他端側とサドルポストの内面との間
にロックアーム34の他端側を上方に付勢するばね部材
を設けても良く、さらには図6に示すようにサドルポス
ト10に固定ピン47aにより固定されたスプリング受
け47とロックアーム34との間にスプリング48及び
押圧部材49を設けても同様の効果を奏する。
【0038】しかして、上記実施の形態においては、サ
ドルポスト10内にサドルのロック機構が全て収納され
ているので、ロック装置をコンパクトに構成することが
でき、サドルポスト10の周囲にデットスペースを設け
る必要がなく、本体フレームの配置に制約が生ずること
がなく、しかもサドル近傍にロック解除レバーを設ける
ことにより、サドルに跨がった状態で容易にサドルの高
さを調節することができる。また、支柱が揺動可能に設
けられているので、ロック解除時にロックアームの軸心
をスライドさせる必要もなく、ロックアームの軸心を固
定でき、サドルポストの内部スペースにロックアームの
軸心の移動を許容するための余分のスペースを設ける必
要がなく、スペースを最大に利用することができる。さ
らに、サドルポスト10を着脱可能に設けたことによ
り、メンテナンス時の分解組立が容易となる。また、支
柱33に圧接されるロックピン36a,36bが回転可
能としてあるため、ロックピン36a,36bの部分摩
耗を防止することができ、ひいては耐久性の向上を図る
ことができる。
ドルポスト10内にサドルのロック機構が全て収納され
ているので、ロック装置をコンパクトに構成することが
でき、サドルポスト10の周囲にデットスペースを設け
る必要がなく、本体フレームの配置に制約が生ずること
がなく、しかもサドル近傍にロック解除レバーを設ける
ことにより、サドルに跨がった状態で容易にサドルの高
さを調節することができる。また、支柱が揺動可能に設
けられているので、ロック解除時にロックアームの軸心
をスライドさせる必要もなく、ロックアームの軸心を固
定でき、サドルポストの内部スペースにロックアームの
軸心の移動を許容するための余分のスペースを設ける必
要がなく、スペースを最大に利用することができる。さ
らに、サドルポスト10を着脱可能に設けたことによ
り、メンテナンス時の分解組立が容易となる。また、支
柱33に圧接されるロックピン36a,36bが回転可
能としてあるため、ロックピン36a,36bの部分摩
耗を防止することができ、ひいては耐久性の向上を図る
ことができる。
【0039】図7は本発明の他の実施の形態を示す図で
あって、支柱33がベースフレーム20に固設されてお
り、その支柱33に嵌装されたサドルポスト10の下端
部後面には軸線方向に延びる開口50が設けられてい
る。また、サドルポスト10の下端部両側内面には、ロ
ックアームホルダー51が固定ピン52によって固着さ
れており、そのロックアームホルダー51の後部がサド
ルポスト10の上記開口50から後方に突出せしめられ
ている。
あって、支柱33がベースフレーム20に固設されてお
り、その支柱33に嵌装されたサドルポスト10の下端
部後面には軸線方向に延びる開口50が設けられてい
る。また、サドルポスト10の下端部両側内面には、ロ
ックアームホルダー51が固定ピン52によって固着さ
れており、そのロックアームホルダー51の後部がサド
ルポスト10の上記開口50から後方に突出せしめられ
ている。
【0040】そして、上記ロックアームホルダー51に
設けられた水平軸53がロックアーム34の後端に設け
られた前後方向に延びる長孔54に挿入され、ロックア
ーム34が上記水平軸53を中心として揺動可能として
ある。上記ロックアーム34内には、そのロックアーム
34内に貫挿されている支柱33の前後両面にそれぞれ
対向する断面六角形のロックピン55,55が装着して
ある。また、上記ロックアーム34の後端に突設された
ばね係止片56と前記ロックアームホルダー51に設け
られたばね係止片57との間にスプリング58が張設さ
れており、そのスプリング58によってロックアーム3
4が水平軸53を中心としてその前端側が上方に移動す
るように回動し、ロックピン55,55が支柱33の前
後両面に圧接するように付勢されている。その他は、図
1に示すものと同一である。
設けられた水平軸53がロックアーム34の後端に設け
られた前後方向に延びる長孔54に挿入され、ロックア
ーム34が上記水平軸53を中心として揺動可能として
ある。上記ロックアーム34内には、そのロックアーム
34内に貫挿されている支柱33の前後両面にそれぞれ
対向する断面六角形のロックピン55,55が装着して
ある。また、上記ロックアーム34の後端に突設された
ばね係止片56と前記ロックアームホルダー51に設け
られたばね係止片57との間にスプリング58が張設さ
れており、そのスプリング58によってロックアーム3
4が水平軸53を中心としてその前端側が上方に移動す
るように回動し、ロックピン55,55が支柱33の前
後両面に圧接するように付勢されている。その他は、図
1に示すものと同一である。
【0041】しかして、ロック解除レバーを操作してロ
ック解除ロッド39を下方に移動させ、ロックアーム3
4の前端部を圧下し水平軸53回りに回動させることに
よって、ロックピン55,55の支柱33に対する圧接
状態を解放し、サドルポスト10のロックを解除するこ
とができ、図1等に示すものと同一作用を行わせること
ができる。
ック解除ロッド39を下方に移動させ、ロックアーム3
4の前端部を圧下し水平軸53回りに回動させることに
よって、ロックピン55,55の支柱33に対する圧接
状態を解放し、サドルポスト10のロックを解除するこ
とができ、図1等に示すものと同一作用を行わせること
ができる。
【0042】しかも、この実施の形態においては、ロッ
クアーム34がサドルポスト10内に殆ど収納されると
ともに、ロックアーム34の回転支点及びスプリングが
同一方向にまとめて配置されているため、ロック機構を
コンパクトに構成することができ、サドルポスト10外
に突出する部分もきわめて少なく、デットスペースの発
生も最小限とすることができる。さらに、ロックピン5
5を断面六角形とすることによって支柱33との当接を
常に面接触とすることができ、そのロックピン55によ
るロックをより確実なものとすることができる。
クアーム34がサドルポスト10内に殆ど収納されると
ともに、ロックアーム34の回転支点及びスプリングが
同一方向にまとめて配置されているため、ロック機構を
コンパクトに構成することができ、サドルポスト10外
に突出する部分もきわめて少なく、デットスペースの発
生も最小限とすることができる。さらに、ロックピン5
5を断面六角形とすることによって支柱33との当接を
常に面接触とすることができ、そのロックピン55によ
るロックをより確実なものとすることができる。
【0043】図8はさらに他の実施の形態を示す図であ
って、本体フレーム2には断面コ字状のガイドフレーム
8が垂直面内において斜め上方後方に傾斜した状態に設
けられるとともに、そのガイドフレーム8の後方開口側
にはこのガイドフレーム8と対向して上下二組のガイド
ローラ9a,9bが設けられている。そして、上記ガイ
ドフレーム8とガイドローラ9a,9bとの間に、頂端
にサドル4を装着した断面矩形状のサドルポスト10が
その長手軸線方向に摺動可能に嵌挿されている。
って、本体フレーム2には断面コ字状のガイドフレーム
8が垂直面内において斜め上方後方に傾斜した状態に設
けられるとともに、そのガイドフレーム8の後方開口側
にはこのガイドフレーム8と対向して上下二組のガイド
ローラ9a,9bが設けられている。そして、上記ガイ
ドフレーム8とガイドローラ9a,9bとの間に、頂端
にサドル4を装着した断面矩形状のサドルポスト10が
その長手軸線方向に摺動可能に嵌挿されている。
【0044】また、サドルポスト10には矩形枠状のロ
ックアーム60が嵌装されており、そのロックアーム6
0は、その基端部に形成された長孔61を本体フレーム
2に設けられている軸62に係合させることによって本
体フレーム2に枢着されている。上記ロックアーム60
には、サドルポスト10の前後両面にそれぞれ対向する
ロックピン63,63が装着されており、また上記ロッ
クアーム60の先端部とガイドフレーム8との間には、
上記ロックアーム60の先端側を下方に付勢し、ロック
ピン63,63をサドルポスト10の前後両面に圧接さ
せるスプリング16が設けられている。
ックアーム60が嵌装されており、そのロックアーム6
0は、その基端部に形成された長孔61を本体フレーム
2に設けられている軸62に係合させることによって本
体フレーム2に枢着されている。上記ロックアーム60
には、サドルポスト10の前後両面にそれぞれ対向する
ロックピン63,63が装着されており、また上記ロッ
クアーム60の先端部とガイドフレーム8との間には、
上記ロックアーム60の先端側を下方に付勢し、ロック
ピン63,63をサドルポスト10の前後両面に圧接さ
せるスプリング16が設けられている。
【0045】上記構成は、図9に示すものと殆ど同一で
あるが、本実施の形態においては、サドル4の近傍に、
ロック解除レバー44が支点64を中心として揺動可能
に設けられており、そのロック解除レバー44にワイヤ
65の一端が連結されている。そのワイヤ65にはワイ
ヤ被覆66が設けられており、そのワイヤ被覆66は、
その一端がサドルポスト10の頂端部に固着され、サド
ルポスト10内を通りその下端部から上方に屈曲され、
他端が本体フレーム2に固着されている。そして、上記
ワイヤ被覆66内に貫挿されたワイヤ65は本体フレー
ム2から下方に延び、前記ロックアーム60の先端部に
連結されている。
あるが、本実施の形態においては、サドル4の近傍に、
ロック解除レバー44が支点64を中心として揺動可能
に設けられており、そのロック解除レバー44にワイヤ
65の一端が連結されている。そのワイヤ65にはワイ
ヤ被覆66が設けられており、そのワイヤ被覆66は、
その一端がサドルポスト10の頂端部に固着され、サド
ルポスト10内を通りその下端部から上方に屈曲され、
他端が本体フレーム2に固着されている。そして、上記
ワイヤ被覆66内に貫挿されたワイヤ65は本体フレー
ム2から下方に延び、前記ロックアーム60の先端部に
連結されている。
【0046】しかして、上記ロック解除レバー44を上
方に持ち上げると、ワイヤ65の一端が上方に持ち上げ
られ、そのワイヤ65を介してロックアーム60の先端
がスプリング16に抗して上方に引き上げられる。した
がって、ロックピン63,63のサドルポスト10への
圧接が解除され、サドルポスト10の摺動に対して抵抗
する部分がなくなり、自由に上昇させることができ、図
1等に示すものと同一作用を行わせることができる。
方に持ち上げると、ワイヤ65の一端が上方に持ち上げ
られ、そのワイヤ65を介してロックアーム60の先端
がスプリング16に抗して上方に引き上げられる。した
がって、ロックピン63,63のサドルポスト10への
圧接が解除され、サドルポスト10の摺動に対して抵抗
する部分がなくなり、自由に上昇させることができ、図
1等に示すものと同一作用を行わせることができる。
【0047】なお、上記各実施の形態において、ロック
ピンの形状は上記形状に限定されるものではなく、その
形状および組合わせは適宜、設計上変更することがで
き、支柱をロックすることができるものであればよい。
ピンの形状は上記形状に限定されるものではなく、その
形状および組合わせは適宜、設計上変更することがで
き、支柱をロックすることができるものであればよい。
【0048】
【発明の効果】本発明は、上述のように、ロック解除レ
バーをサドルの近傍部に設け、そのロック解除レバーの
操作によってサドルポストのロックを解除できるように
したので、サドルに跨がったままの状態でサドルポスト
を上下動させ、サドルの高さを自由に調整することがで
き、その都度サドルから降りる必要がない。しかも、ロ
ックアーム等のロック機構をサドルポスト内に配設した
ものにおいては、その構成をきわめてコンパクト化で
き、サドルポストの周囲にロック機構の移動のためのデ
ットスペースを設ける必要がなく、また、サドルポスト
の外面をロックピンで挟持するようにしたものにおいて
は、ロック機構自体が移動しないのでデットスペースが
生ずることがなく、フレーム構造が上記ロック機構によ
って制限されデザイン自由度が小さくなるようなことが
ない。
バーをサドルの近傍部に設け、そのロック解除レバーの
操作によってサドルポストのロックを解除できるように
したので、サドルに跨がったままの状態でサドルポスト
を上下動させ、サドルの高さを自由に調整することがで
き、その都度サドルから降りる必要がない。しかも、ロ
ックアーム等のロック機構をサドルポスト内に配設した
ものにおいては、その構成をきわめてコンパクト化で
き、サドルポストの周囲にロック機構の移動のためのデ
ットスペースを設ける必要がなく、また、サドルポスト
の外面をロックピンで挟持するようにしたものにおいて
は、ロック機構自体が移動しないのでデットスペースが
生ずることがなく、フレーム構造が上記ロック機構によ
って制限されデザイン自由度が小さくなるようなことが
ない。
【図1】本発明の一実施の形態を示す縦断側面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】図1のロック機構部の拡大断面図。
【図4】図3のB−B線に沿う断面拡大図。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す、図3と対応す
る断面図。
る断面図。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態を示す図。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態を示すロック機
構部の縦断側面図。
構部の縦断側面図。
【図8】本発明の他の実施の形態を示す縦断側面図。
【図9】従来のサドル高さ調節装置の概略構成を示す
図。
図。
【図10】従来のサドル高さ調節装置の他の例を示す
図。
図。
2 本体フレーム 4 サドル 8 ガイドフレーム 9a,9b ガイドローラ 10 サドルポスト 11,44 ロック解除レバー 12,24,34,60 ロックアーム 15,36a,36b,55,63 ロックピン 16,27 スプリング 21,33 支柱 22 ホルダーブラケット 28 ロック解除ロッド 29 サドルポストガイドフレーム 30 スライドプレート 31 ガイドローラ 38 コイルスプリング 39 ロック解除ロッド 46 板ばね 47 スプリング受け 48 スプリング 51 ロックアームホルダー 65 ワイヤ
Claims (10)
- 【請求項1】頂端にサドルが装着され、本体フレームに
対して軸線方向に移動可能に設けられた筒状のサドルポ
ストと、本体フレームに装着され、上記サドルポストが
嵌装された支柱と、上記サドルポスト内に配設され、一
端部が上記サドルポストに水平軸によって揺動可能に装
着されるとともに、上記水平軸と平行な軸線上に配設さ
れ上記支柱の前後両面にそれぞれ対向するロックピンが
設けられたロックアームと、上記ロックアームの他端側
を上方に付勢し、ロックピンを支柱に対して圧接方向に
付勢するばね部材と、前記サドルの近傍に設けられたロ
ック解除レバーによって作動され、上記ロックアームを
ロック解除方向に作動するロック解除ロッドとを有する
ことを特徴とする、サドル高さ調節装置。 - 【請求項2】ロックアームをサドルポストに支持する水
平軸の端面は、上記サドルポストの外面から突出しない
ように構成されていることを特徴とする、請求項1記載
のサドル高さ調節装置。 - 【請求項3】頂端にサドルが装着され、本体フレームに
対して軸線方向に移動可能に設けられた筒状のサドルポ
ストと、本体フレームに装着され、上記サドルポストが
嵌装された支柱と、一端部が上記サドルポストに固着さ
れたホルダーに水平軸によって揺動可能に装着されると
ともに、上記水平軸と平行な軸線上に配設され上記支柱
の前後両面にそれぞれ対向するロックピンが設けられた
ロックアームと、上記ロックアームの一端部と上記ホル
ダーとの間に介装され、ロックアームの他端側を上方に
付勢しロックアームを支柱に対して圧接方向に付勢する
ばね部材と、前記サドルの近傍に設けられたロック解除
レバーによって作動され、上記ロックアームをロック解
除方向に作動するロック解除ロッドとを有することを特
徴とする、サドル高さ調節装置。 - 【請求項4】ロックアームには長孔が設けられており、
その長孔にホルダーに設けられた水平軸が遊挿されてい
ることを特徴とする、請求項3記載のサドル高さ調節装
置。 - 【請求項5】支柱は本体フレームに対して水平軸線回り
に揺動可能であることを特徴とする、請求項1乃至3の
いずれかに記載のサドル高さ調節装置。 - 【請求項6】サドルポストは、本体フレームに対して着
脱可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
かに記載のサドル高さ調節装置。 - 【請求項7】ロックアームを支持する水平軸の中心と、
ロックアームとロック解除ロッドとのロック解除時の接
点との距離は、上記水平軸の中心とロックピンの中心と
の距離よりも長く設定されていることを特徴とする、請
求項1乃至6のいずれかに記載のサドル高さ調節装置。 - 【請求項8】ロックピンの長さは、サドルポストの内寸
よりも短く設定されていることを特徴とする、請求項1
乃至7のいずれかに記載のサドル高さ調節装置。 - 【請求項9】頂端にサドルが装着され、本体フレームに
対して軸線方向に移動可能に設けられた筒状のサドルポ
ストと、一端部が本体フレームに水平軸によって揺動可
能に装着されるとともに、上記水平軸と平行な軸線上に
配設されサドルポストの前後両面に対向するロックピン
が設けられたロックアームと、上記ロックピンがサドル
ポストに圧接されサドルポストの摺動を阻止する方向に
ロックアームを傾動付勢するばね部材と、前記サドルの
近傍に設けられたロック解除レバーとを有し、そのロッ
ク解除レバーと前記ロックアームの他端部とをサドルポ
ストに挿通されたワイヤで連結し、上記解除レバーの作
動によって上記ワイヤを介してロックアームをロック解
除方向に揺動させるようにしたことを特徴とする、サド
ル高さ調節装置。 - 【請求項10】ロツクピンはロックアームに回転可能に
設けられていることを特徴とする、請求項1乃至9のい
ずれかに記載のサドル高さ調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28549699A JP3437508B2 (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | サドル高さ調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28549699A JP3437508B2 (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | サドル高さ調節装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003055969A Division JP2003275339A (ja) | 2003-03-03 | 2003-03-03 | サドル高さ調節装置 |
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