JP4989118B2 - キャスタ - Google Patents

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Description

この発明は、ニュートラルと、旋回規制と、制動・旋回規制とに切り替えることができるキャスタのロック構造に関する。
キャスタの制動と旋回規制を同時に行う構成として、本出願人は既に特開2002−264604号の構成を開示しているが、この構成では、入力カムを伝動軸の上に配置して入力カムで直接に伝動軸を押し下げる構成としているために伝動軸の上部に入力カムを配置する空間を設ける必要があり、キャスタの全高が高くなって、扁平な固定台板を有するプレート式の旋回自在なキャスタに適用することができなかった。
また、上記構成では、制動と旋回規制を同時に行うので、旋回規制だけを行い車輪は走行可能とすることはできなかった。
特開2002−264604号
この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その主たる課題は、固定台板を有するプレート式の旋回自在なキャスタに、旋回規制と、制動・旋回規制とに切り替えてロックすることができるロック機構を備えたキャスタを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、
車輪(4)を軸支した支持ヨーク(3)を旋回自在に支持すると共に被取付体に固定される固定台板(2)と、
該固定台板(2)の下方に設けられて入力用カム部材(5)の回転軸(50)を軸支したカム支持部(6)と、
前記入力用カム部材(5)に設けられたニュートラル用のカム面(52)と、 該カム面(52)を中央として一方に連設された制動・旋回ロック用のカム面(53)と、他方に連設された旋回ロック用のカム面(51)と、
前記入力用カム部材(5)の回転軸(50)に接続されて外方へ延びる操作部材と、
前記カム支持部(6)に枢着され、前記入力用カム部材(5)が制動・旋回ロック用のカム面(53)に変位することで先端を上下に昇降させる第1レバー片(8)と、
前記固定台板(2)に固定されて支持ヨーク(3)内に嵌挿される略筒状体の取付基部(10)に昇降自在に挿入されると共に、前記第1レバー片(8)の先端の下降により反発可能に押し下げられる伝動軸(9)と、
該伝動軸(9)の下方で前記支持ヨーク(3)に枢着され、伝動軸(9)の下降によって一方端が下方へ枢動変位して下部に設けたブレーキシュー(41)を車輪(4)のトレッド面に押圧して車輪(4)を制動させる制動ロック部材(40)と、
制動ロック部材(40)を制動解除方向に付勢すると共に、制動ロック部材の上記枢動により押し上げられる係合突部(63)を設けた片を有する旋回ロック用片(60)と、
前記固定台板(2)に固定された第2受部部材(15)に設けられて、前記旋回ロック用片の係合突部(63)を係合して支持ヨーク(3)の旋回を拘束する第1旋回ロック受部(31)と、
前記入力用カム部材(5)が旋回ロック用のカム面(51)に変位することで先端が上下する第2レバー片(20)と、
前記支持ヨーク(3)に固定された第1受部部材(13)に設けられて、前記第2レバー片(20)の先端を係合する第2旋回ロック受部(32)とからなることを特徴とする。
また、請求項2の発明では、
前記第2受部部材(15)が、固定台板(2)に上部が固着され支持ヨーク(3)内に嵌挿される取付基部(10)の下端に固着された受皿部からなって、下向きに開口する凹部からなる第1旋回ロック受部が形成されており、
第1受部部材(13)が、前記取付基部(10)に外嵌した軸受部(12)の外輪と一体となって回転する軸受ケース部(14)に支持ヨーク(3)と共に固着された上皿部からなって、上向きに開口する凹部からなる第2旋回ロック受部(32)が形成されていることを特徴とする。
また、請求項3の発明では、
前記入力用カム部材(5)が、ニュートラル用のカム面(52)と隣接する回転方向の一方に制動・旋回ロック用のカム面(53)を形成し、ニュートラル用のカム面(52)と隣接する回転方向の他方に旋回ロック用のカム面(51)を形成してなることを特徴とする。
請求項4の発明では、
前記操作部材が、入力用カム部材(5)の回転軸(50)に固定されて、該回転軸を回転操作しうる一本の操作レバー(100)からなっていることを特徴とする。
また、請求項5の発明では、
前記操作部材が、左右に並んで略同一面上に設けられて、入力用カム部材(5)の回転軸(50)に第1クラッチ機構を介して断続自在に接続された第1操作レバー(110)と、前記回転軸(50)に第2クラッチ機構を介して断続自在に接続された第2操作レバー(120)とからなっており、
第1操作レバー(110)の操作で入力用カム部材(5)の回転軸(50)をニュートラル位置から制動・旋回ロック位置に回転変位させ、
第2操作レバー(120)の操作で入力用カム部材(5)の回転軸(50)をニュートラル位置から旋回ロック位置に逆転変位させることを特徴とする。
また、請求項6の発明では、
前記操作部材が、左右に並んで上下一対に設けられており、入力用カム部材(5)の回転軸(50)に一体的に取り付けられた第1ギアー部(G1)に一体的に形成されて前記回転軸を回転操作しうる第1操作レバー(150)と、
前記回転軸(50)の下方に離間して設けられた補助回転軸(50’)に取り付けられて前記第1ギアー部(G1)と上方または下方で噛合する第2ギアー部(G2)に一体的に形成されて前記第1ギアー部(G1)を介して前記回転軸(50)を回転操作しうる第2操作レバー(160)とからなっていることを特徴とする。
更に、請求項7の発明では、
前記回転軸(50)に第1操作レバー(170)と、連動部材(190)とが左右に並んで設けられており、補助回転軸(50’)に第2操作レバー(180)が設けられており、
該第2操作レバー(180)が、第1操作レバー(170)に形成された第1ギアー部(G10)と噛合する第2ギアー部(G20)と、連動部材(190)に形成された第3ギアー部(G30)と噛合する第4ギアー部(G40)とを有していることを特徴とすることを特徴とする。
この発明は上記のように、伝動軸をキャスタ内に内蔵することで、キャスタの全高を高く設定する必要がなく、通常のキャスタと同様に使用することができ、この種のキャスタの小型化を図ることができ有益である。
また、操作部材を設けることで、入力用カム部材の回転軸の操作を容易に行うことができ、極めて利便性が高い。
以下に、この発明の実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。
ここで、前後は走行姿勢のキャスタを基準とし、図1中の左側を前方とし、右側を後方として説明する。
[全体構成]
このキャスタ1は、図1〜図6、図8〜図10に示すように、車輪4を軸支した支持ヨーク3を旋回自在に支持すると共に被取付体に固定される固定台板2を有している。
該固定台板2には、その下方に入力用カム部材5の回転軸50を軸支したカム支持部6が固着されている。
また、前記入力用カム部材5の回転軸50は外方へ延びて、後述の操作部材が接続されている。
前記カム支持部6には、前記入力用カム部材5の変位によって先端を上下に昇降させる第1レバー片8が第1ピンP1によって枢着されている。
そして、前記第1レバー片8の先端が下向きに枢動することにより反発可能に押し下げられる伝動軸9がキャスタ1に内蔵されている。
該伝動軸9の下降によって、枢動する制動ロック部材40が支持ヨーク3に第3ピンP3によって枢着されている。
この制動ロック部材40は、一方端が下方へ変位してブレーキシュー41を車輪4のトレッド面に押圧して制動ロックすることができる。
また、上記制動ロック部材40の枢動により、他方端が上方へ変位して復帰可能に押し上げられる旋回ロック用片60が設けられている。
該旋回ロック用片60には係合突部63が設けられているので、前記制動ロック部材40の枢動で係合突部63が固定台板2と一体的に形成された第1旋回ロック受部31に係合して旋回をも拘束するようになっている。
また、前記入力用カム部材5の下方には、該入力用カム部材5の変位によって枢動し先端が上下する第2レバー片20が前記カム支持部6に第2ピンP2によって枢着されている。
そして、第2レバー片20の枢動によって、支持ヨーク3に一体的に設けられた第2旋回ロック受部32に第2レバー片20を係合することで旋回のみをロックすることができる。
[固定台板]
固定台板2は、略中央に窪み部2Aが形成されており、該窪み部2Aの中央には円形の孔が形成されており、取付基部10の上部を嵌合固着している。
この固定台部2は図示省略の被取付体にネジ止めなどにより固定してキャスタ1を取り付けるようになっている。
[カム支持部]
前記固定台板2には、キャスタ1の進行方向後方の裏面にカム支持部6を固設している。
カム支持部6は、図示例の場合、断面チャンネル状の支持部本体6aと、該支持部本体6aの上端で外方へ折れ曲がり固定台板2に固着される一対のブラケット片6bとから構成されている。
そして、支持部本体6aの左右側板には、入力用カム部材5の回転軸50が後方中央に回転可能に軸支されている。
また、その前方には第2レバー片20の枢動支点となる第2ピンP2が取り付けられており、その前方上方には第1レバー片8の枢動支点となる第1ピンP1が取り付けられている。
また、支持部本体6aの底板には、長孔6cが穿設されており、前記第2レバー片20の下方に曲折された掛止片21の可動範囲を規制している。
[第1レバー片]
第1レバー片8は、略プレート状からなっており、中途位置に設けた取付孔部8cに前記第1ピンP1を嵌合しており、キャスタ進行方向の後方(図中右側)となる力点側8aが入力用カム部材5の上部と接するように配置されている。
また、第1レバー片8の前記支点位置を超えて作用点側に続く中途部分が、固定台板2の略中央に設けた凹部2Aの周壁に形成された開口部2aから突出しており、後述の伝動軸9の頭部9aに作用点となる加圧部8bが接するように延出している。
この第1レバー片8は、前記加圧部8bが上向きに付勢された伝動軸9によって、図中時計方向となるロック解除方向に付勢され、力点側8aが入力用カム部材5と衝合している。
[第2レバー片]
第2レバー片20は、略プレート状からなっており後端(図中右側)が折れ曲がって掛止部21となっている。また、中途位置にはブラケット22を設けて前記第2ピンP2に枢着している。
この第2レバー片20は、第2ピンP2に環状部が外嵌し一方の腕が前記第1ピンP1に掛け止められ、他方の腕が第2レバー片20に掛け止められたねじりバネ25によって、作用点となる端部23が図中反時計方向となるロック方向に付勢され、力点側が入力用カム部材5と衝合している。
[入力用カム部材]
入力用カム部材5は、図7に示すように、山形状の第1〜第4のカム面51〜54と、該カム面の両側に形成された一対の第1、第2突出面55、56と、第2突出面56に連設された同心の円弧部57と、該円弧部57の終端から突出し前記第1突出面55に連なる突片部58とからなっている。
[支持ヨーク]
前記固定台板2には、車輪4を軸支した支持ヨーク3の上部が取付基部10を介して旋回自在に取り付けられている。
そして支持ヨーク3の車輪4上の上部中空内には、制動・旋回規制機構が内蔵されている。なお、図1〜図5と、図8〜図10とは支持ヨークが異なる形状からなっているが、この発明では特に限定されるものではない。
[取付基部]
前記取付基部10は、図6に示すように、略筒状体からなっており、上端は外側に折れ曲がって固定台部2を固定し、下端は外側に折れ曲がって受皿部15を固定している。
即ち、取付基部10は、必要に応じてスペーサーを介して、固定台部2と受皿部15の間にラジアル軸受部12の内輪側を固定している。
受皿部15は、取付基部10を介して固定台板2と一体的に固定されており、下向きに開口する凹部からなる第1旋回ロック受部31を有している。
該第1旋回ロック受部31には、後述の旋回ロック用片の一例としてのバネ材60の上方の片61に形成された係合突部63が突入しうるようになっている。
また、前記軸受部12の外輪側には軸受ケース部14が固定されており、該軸受ケース部14の上部で、上向きに開く上皿部13と下向きの支持ヨーク3の上端部とが外嵌し固着されている。
従って、上皿部13は軸受ケース部14を介して支持ヨーク3と一体となっており、前記軸受部12を介して固定台板2や取付基部10に対して旋回可能に取り付けられている。
そして、上皿部13には、上向きに開口する凹部からなる第2旋回ロック受部32を有している。
該第2旋回ロック受部32には、第2レバー片20の図中左側の作用点側となる端部23が突入しうるようになっている。
[伝動軸]
取付基部10の中央の貫通孔11には、伝動軸9が上下に摺動自在に嵌挿されている。
ここで、貫通孔11は、上部の開口径が下部に対して拡開した拡径部11aを有しており、伝動軸9と拡径部11aとの隙間に伝動軸9にコイルスプリング16を僅かな隙間を隔てて外嵌し、該コイルスプリング16の上端は、伝動軸9の頭部9aに衝合するようになっている。
伝動軸9は、上端に前記第1レバー片8の加圧部8bと接する鍔状の頭部9aが形成されており、下端は略半球面状に形成された円柱状からなっている。
この伝動軸9は、コイルスプリング16によって上向きに付勢されており、前記第1レバー片8の加圧部8bによって上から押さえられている。
している。
[旋回ロック部材]
旋回ロック部材40は、下部にブレーキシュー41を有し、支持ヨーク3に取り付けられた第3ピンP3により後方寄りの中途個所を枢着した枢動体からなっている。
上部には前記伝動軸9の下端9bを受ける球面状の凹部42が形成されており、伝動軸9の昇降に連動して、前記第3ピンP3を支点として枢動する。
また、43はブレーキシュー41の位置を微調整するための調整ネジである。
[旋回ロック用バネ材]
旋回ロック用バネ材60は割りピンを開いたような形状のバネ材からなっており、折れ曲がり部分の環状部65が、支持ヨーク3に固定された第4ピンP4に外嵌しており、一対の片61、62の間に前記旋回ロック部材40の後部42が嵌め込まれている。
即ち、下方の片62の先端は前記旋回ロック部材40の下部の中途位置に掛け止められており、上方の片61は前記旋回ロック部材40の後部42の上方部分に接しており、前記旋回ロック部材40が第3ピンP3を支点にして傾動することで下方の片S2と上方の片61の間を拡縮して、前記上方の片61を傾斜姿勢から略水平姿勢へと押し上げて変位しうるようになっている。
そして、略水平位置において、上方の片61に設けた係合突部63が前記第2旋回ロック受部32に突入し、受皿部15と支持ヨーク3の動きが規制され、旋回をロックすることができる。
また、これと同時に、前記伝動軸9の球面状の下端9bによって押し下げられた制動ロック部材40の前方側に設けられたブレーキシュー41が車輪4のトレッド面を押圧し、車輪4を制動することができる。
[ニュートラル]
次に、キャスタのロック装置の動作について説明する。
まず、いずれのロックも無く自由に走行や旋回ができるニュートラルについて説明する。
制動や旋回規制を行わないニュートラルの場合、図8に示すように、入力用カム部材5の第2カム面52が第1レバー片8の力点側(図中右側)と衝合して、作用点側(図中左側)が伝動軸9を押し下げない待機位置に保持する。
同時に、入力用カム部材5の第2突出面56の頂部が第2レバー片20の力点側(図中右側)を押し下げ、作用点側の端部23が第2旋回ロック受部32の凹部から離間した解除位置に保持される。
[制動・旋回ロック状態]
次に、制動・旋回ロックを行う場合、図9に示すように、回転軸50を回転し、入力用カム部材5の第3カム面53が第1レバー片8の力点側(図中右側)を押し上げて、加圧部8b側を下降させる。
この第1レバー片8の傾動により、伝動軸9が取付基部10の貫通孔11に沿って下方に摺動し、支持ヨーク3側に枢着された制動ロック部材40を車輪4方向に押し下げ、制動ロック部材40の先端側に設けられたブレーキシュー41を車輪4のトレッド面に押し付けて車輪4を制動する。
また、前記制動ロック部材40の傾動は、その基端側の昇動によって制動ロック部材40を制動解除方向に付勢する旋回ロック用バネ材60の上方の片61を押し上げる。
そして、前述のように旋回ロック用バネ材60の上方の片61には係合突部63が形成されて旋回ロック用片となっており、前記受皿部15の下面に形成された第2旋回ロック受部32に嵌合して、車輪4の制動と共に支持ヨーク3の旋回を規制する。
同時に、入力用カム部材5の円弧部57が第2レバー片20の力点側(図中右側)に接して第2レバー片20をロック解除の傾斜姿勢に保持する。
この際に、前記突片部58がカム支持部6の下部後端と衝合するので、入力用カム部材5の図中時計方向への回転が規制される。
このように、入力用カム部材5の切替によって、旋回規制や制動を行わないニュートラル状態と、旋回規制のみ行う旋回ロックと、制動と旋回規制を同時に行う制動・旋回ロックの3つの状態にキャスタを制御することができる。
[旋回ロック状態]
次に、旋回ロックを行なう場合、図10に示すように、回転軸50を回転し、入力用カム部材5の第1カム面51が隣接して段部を形成する第1突出面55と共に第1レバー片8の力点側8aと衝合して、第1レバー片8の作用点側となる加圧部8bを伝動軸9を押し下げない待機位置に保持する。
この際に、第2カム面52と第1カム面51との角部は入力用カム部材5の中心から大きく突出することはないので、入力用カム部材5の回転時に前記角部は僅かに伝動軸9を押し下げるがブレーキシュー41が車輪4に接することはない。
同時に、入力用カム部材5の第4カム面54が第2レバー片20の力点側(図中右側)に対峙するので第2レバー片20の力点側が付勢力で上昇し、第4カム面54とこれに隣接して段部を形成する第2突出面56が第2レバー片20の力点側(図中右側)と衝合し、作用点側の端部23が第1旋回ロック受部31の凹部内に没入した旋回ロック位置に保持される。
[操作部材]
前記入力用カム部材5を操作する操作部材は、ニュートラル位置を中央とし、ニュートラル位置から一方に動かすと制動・旋回ロック位置となり、他方に動かすと旋回ロック位置となるように構成されている。
図11および図12は、前記入力カム5の回転軸50に基端が固定された1本の操作レバー100からなっている。
この操作レバー100は、扁平なペダル部101と、該ペダル部101の左右両側に設けられた側板部103と、該側板部103の先端に設けられた一対の大径円板状の鍔部104と、該鍔部104間に形成された筒状で、前記回転軸50に外嵌し固定される軸取付部102とからなっている。
一方、固定台板2の後方には、左右一対のブラケット105が下方に突出しており、前記回転軸50を軸支しているので、ペダル部101を上下に傾動することにより回転軸50を回転させることができる。
上記構成からなっているので、操作レバー100は、図12中で中間位置が入力カム5のニュートラル位置(イ)となっており、ペダル部101を踏むと入力カム5を図中時計方向(a方向)に回転させて制動・旋回ロック位置(ロ)に変位させることができる。
また、操作レバー100を前記ニュートラル位置(イ)から蹴上げると入力カム5を図中反時計方向(b方向)に回転させて旋回ロック位置(ハ)に変位させることができる。
また、操作レバー100をそれぞれのロック位置から中間の位置まで踏み込みまたは蹴上げることで入力カム5を元のニュートラル位置(イ)に変位させることができる。
なお、この発明で操作部材は、1つのキャスタ1を制御するものでも、複数の離間したキャスタを同時に制御するものでもよい。後者の場合は、各キャスタ1の回転軸50を1本の同軸の回転軸とし、該回転軸に1つの操作部材を設ければよい。この場合、操作部材の配置は、キャスタ1に取付けるものでもよいし、キャスタ1間の回転軸に取り付けるものであってもよい。
図13および図15に示す異なる実施例の操作部材は、前記入力カム5の回転軸50を左右に略水平に並んだ第1操作レバー110と第2操作レバー120とにより個別に操作する構造からなっている。
回転軸50は、2方向カムとクラッチ機構を介して第1操作レバー110または第2操作レバー120と接続するようになっている。
図示例の場合、入力カム5の回転軸50の中央で所定の間隔を隔てて円板状の第1クラッチ板C1と第2クラッチ板C2とが固定されている。
また、前記回転軸50で、第1クラッチ板C1の外側にはスプリングで接続方向に付勢された第3クラッチ板C3が前記回転軸50に沿って接近乃至離間方向に摺動可能に設けられている。
この第1クラッチ板C1には、2方向カムを有する第1作動片135が固着されており、ガイドプレート112を介して第1操作レバー110が取り付けられている。
同様に前記回転軸50で、第2クラッチ板C2の外側にはスプリングで接続方向に付勢された第4クラッチ板C4が前記回転軸50に沿って接近乃至離間方向に摺動可能に設けられている。
この第2クラッチ板C2には、2方向カムを有する第2作動片136が固着されており、該第2作動片136には第2操作レバー120が取り付けられている。
即ち、前記第1操作レバー110は、横倒略T状からなって後方に延びるペダル部111が形成されている。
また、ペダル部111の上下に延びる前方上部は、カム支持部6の側壁間の固定位置に第5ピンP5で枢着されており、下部は、ガイドプレート112の端部に枢着P6されている。
ガイドプレート112は、直線状に延びると共に前方に長孔113を有しており、前記第1傾動作動片135の下部に設けた第7ピンP7を前記長孔113内に摺動自在に嵌合している。
なお、114は、第1操作レバー110をそのペダル部111が略水平となるニュートラル位置の方向に付勢するバネの一例としてのねじりバネである。
従って、図中実線で示すニュートラル位置(イ)の第1操作レバー110を下方に踏み込むと、第5ピンP5を支点にしてペダル部111を図中時計方向に回転しガイドプレート112を点線で示す前方上方へと変位させ、前記第6ピンを介して第1傾動作動片135を図中時計方向に傾動する。
これにより第3クラッチ板C3と第1クラッチ板C1とが接続されて回転軸50を図中時計方向に傾動して入力カム5を実線で示すニュートラル位置(イ)から点線で示す回転・旋回ロック位置(ロ)へと変位させることができる。
また、第1操作レバー110へ力がかからなくなると、前記バネ114の復元力により第1操作レバー110を点線位置からもとの実線で示すニュートラル位置(イ)に復帰させる(図14(a)参照)。
ここで、第1操作レバー110と第2操作レバー120の機構部分は、カム支持部6のハウジング200内に収納されており、第1操作レバー110は、ハウジング200の内壁がストッパとなって、ニュートラル位置(イ)で図中反時計方向への回転が拘束される。
次に、第2操作レバー120は、図14(b)(c)に示すように、前部が略扇状となっており、後方に直線状に延びるペダル部121が形成されている。
そして、略扇状の本体前部で下方の要部分が第8ピンP8によってカム支持部6のハウジング200に枢着されており、上部は扇形状に沿った円弧状の長孔123が穿設されている。
そして、 前記第2傾動作動片136の下部に設けた長孔137に嵌め込まれたカムとしての第9ピンP9を前記長孔123内に摺動自在に嵌合している。
なお、124は、第2操作レバー120をそのペダル部121が略水平となるニュートラル位置(イ)の方向に付勢するバネの一例としてのねじりバネである。
従って、図中実線で示すニュートラル位置(イ)の第2操作レバー120を下方に踏み込むと、第8ピンP8を支点にして図中時計方向に回転し、前記第9ピンP9を介して第2傾動作動片136を図中反時計方向に傾動させる(図14(c)参照)。
これにより第2クラッチ板C2と第4クラッチ板C4とが接続されて係合し回転軸50を図中反時計方向に傾動して入力カム5を実線で示すニュートラル位置(イ)から点線で示す旋回ロック位置(ハ)へと変位させることができる。
また、第2操作レバー120へ力がかからなくなると、前記バネ124の復元力により第2操作レバー120をもとのニュートラル位置(イ)に復帰させる。
この際に、第2傾動作動片136はそのままの位置に固定され、カムとしての第9ピンP9は変位せずに前記長孔123が回転変位して第2操作レバー120だけがニュートラル位置(イ)に変位する(図14(b)参照)。
従って、第1操作レバー110をニュートラル位置(イ)から下方に踏み込むと、回転・旋回ロック位置(ロ)に変位し、第2操作レバー120をニュートラル位置(イ)から下方に踏み込むと、旋回ロック位置(ロ)に変位する。
そして、第1操作レバー110と第2操作レバー120のいずれか一方を下方に踏み込んだ状態で更に他方を下方に踏み込むと、回転軸50は元に戻ってニュートラル位置(イ)に復帰する。
図16および図17に示す更に別の実施例の操作部材は、前記入力カム5の回転軸50を上に設けた第1操作レバー150と下に設けた第2操作レバー160とにより連動して操作する構造からなっている。
この実施例でも、第1操作レバー170と第2操作レバー180は左右に並んで配置されている。
そして、上方に設けた第1操作レバー150は、ペダル部151が中途位置に配置されてニュートラル位置(イ)となり、入力カム5の回転軸50に固着された第1ギア部G1を回転させる。
この第1操作レバー150は、ペダル部151が上方にあると旋回ロック位置(ハ)となり、中途にあるとニュートラル位置(イ)となり、下方にあると制動・旋回ロック位置(ロ)となる。
前記第1ギア部G1の下方には、カム支持部6に前記回転軸50の下方で補助回転軸50’が軸支されており、該補助回転軸50’に前記第1ギア部G1と噛合する第2ギア部G2が固着されている。
そして、第2操作レバー160は、第2ギア部G2の一端から後方延びている。
この第2操作レバー160は、ペダル部161が上方にあると制動・旋回ロック位置(ロ)となり、中途位置にあるとニュートラル位置(イ)となり、下方にあると旋回ロック位置(ハ)となる。
上記構成からなっているので、第1操作レバー150のペダル部151を下まで踏み込むと、第1ギア部G1を介して入力カム5を時計方向に回転させて制動・旋回ロック位置(ロ)となる。
また、前記第1ギア部G1の時計方向の回転によって第2ギア部G2は反時計方向に回転し、第2操作レバー160を上方位置に変位させる。
第2操作レバー160のペダル部161を下まで踏み込むと、第2ギア部G2の時計方向の回転を介して第1ギア部G1が連動して反時計方向に回転して入力カム5を反時計方向に回転させて旋回ロック位置(ハ)となる。
第1操作レバー150または第2操作レバー160のいずれか上にあがっている側のペダル部151または161を元の中途位置まで踏み込むと、第1、第2操作レバー150、160がいずれも中途位置まで変位して並び、ニュートラル位置(イ)となる。
図18から図22には、前記実施例3に示した操作部材を変形した更に異なる実施例を示す。
この実施例でも、第1操作レバー170と第2操作レバー180は左右に並んで配置されている。
上方の第1操作レバー170は、カム支持部6に軸支された前記回転軸50に固着されており、一方の側端(図示例ではペダル部から見て左側)に突出する第1ギアー部G10を一体に設けている。
同様に下方の第2操作レバー180は、前記回転軸50の下方に離間して平行に設けられた補助回転軸50’に固定されて回転可能となっている。
そして、第2操作レバー180の他方の側端(図示例ではペダル部から見て右側で前記第1ギアー部G10と噛合する真下の位置)に突出する第2ギアー部G20を一体に設けている。
更に、第2操作レバー180は、前記第2ギアー部G20の反対側の側端に、前記第3ギアG30より大径の第4ギアー部G40を一体に形成している。
そして、前記回転軸50には第1操作レバー170に対応する位置に、連動部材190が固定されている。
この連動部材190には、前記第4ギアー部G40と噛合する第3ギアー部G30が設けられている。
従って、第2操作レバー180は第2ギアー部G20が第1操作レバー170の第1ギアー部G10に噛合し、第4ギアー部G40が連動部材190の第3ギアー部G30と噛合している。
上記構成からなっているので、第1操作レバー170のペダル171を操作すると中途位置にあるとニュートラル位置(イ)となり、そこから図中反時計方向に回転させると回転軸50も同じ方向に回転し、ペダル部171が上方になると旋回ロック位置(ハ)となり、ニュートラル位置(イ)からペダル171を図中時計方向に回転させると回転軸50が連動してペダル171が下方になると制動・旋回ロック位置(ロ)となる(図22(a)参照)。
同様に、第2操作レバー180のペダル181を操作すると中途位置にあるとニュートラル位置(イ)となり、そこからペダル181を図中反時計方向に回転させると回転軸50は図中時計方向に回転し、ペダル部181が上方になると制動・旋回ロック位置(ロ)となり、ニュートラル位置(イ)からペダル181を図中時計方向に回転させると回転軸50が反対方向に連動して回転し、ペダル181が下方になると旋回ロック位置(ハ)となる(図22(b)(c)参照)。
換言すれば、制動・旋回ロックしたい場合は、第1操作レバー170のペダル171をニュートラル位置から下に踏み込み、旋回ロックしたい場合は、第2操作レバー180のペダル181をニュートラル位置から下に踏み込み、ニュートラル位置にしたい場合は、いずれか上に上がっているペダルをニュートラル位置まで踏み込む(または下に下がっているペダルをニュートラル位置まで上げる)操作を行えばよい。
この発明で、入力カムの形状は実施例に限定されるものではなく、要するにニュートラル位置と、旋回ロック位置と、制動・旋回ロック位置の3段階に変位させることができればよい。
また、操作部材は、入力用カム部材を前記3段階に回転変位させることができればよく、上記実施例に限定されるものではない。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
実施例1のキャスタのロック装置を示す部分断面図である。 図1のキャスタの側面図である。 同キャスタの背面側の縦断面図である。 同キャスタの正面図である。 同キャスタの平面図である。 キャスタの旋回機構部分の拡大断面図である。 入力用カム部材の拡大図である。 ニュートラル状態を示す要部断面図である。 制動・旋回ロック状態を示す要部断面図である。 旋回ロック状態を示す要部断面図である。 回転軸を操作する操作部材の一例を示す平面図である。 操作部材の動作を説明する側面図である。 実施例2の操作部材を示す平面図である。 (a)は第1操作レバーの動作を説明する側面図、(b)第1操作レバーと第2操作レバーの関連を説明する側面図、(c)は第2操作レバーの動作を説明する側面図である。 同斜視図である。 実施例3の操作部材を説明する平面図である。 (a)は第1操作レバーの動作を説明する側面図、(b)は第2操作レバーの動作を説明する側面図である。 実施例4の操作部材を説明する平面図である。 操作部材の要部を示す縦断面図である。 (a)は第1操作レバーの右側面図、(b)は同左側面図である。 (a)は第2操作レバーの右側面図、(b)は同左側面図である。 (a)は第1操作レバーの動作を説明する側面図、(b)は第2操作レバーと第1操作レバーの関係を説明する側面図、(c)は第2操作レバーと連動部材の関係を説明する側面図である。
符号の説明
1 キャスタ
2 固定台板
3 支持ヨーク
4 車輪
5 入力用カム部材
6 カム支持部
7 操作部材
8 第1レバー片
9 伝動軸
10 取付基部
11 貫通孔
13 上皿部
14 軸受ケース部
16 コイルスプリング
20 第2レバー片
21 掛止片
23 端部
22 ブラケット
20 第2レバー片
31 第1旋回ロック受部
32 第2旋回ロック受部
40 制動ロック部材
41 ブレーキシュー
42 凹部
50 回転軸
51〜54 第1〜第4カム面
55、56 第1、第2突出面
60 バネ材
61 上方の片
62 下方の片
63 係合突部
P1〜P8 第1ピン〜第8ピン
100 操作レバー
110 第1操作レバー
120 第2操作レバー
150 第1操作レバー
160 第2操作レバー
170 第1操作レバー
180 第2操作レバー
190 連動部材

Claims (7)

  1. 車輪(4)を軸支した支持ヨーク(3)を旋回自在に支持すると共に被取付体に固定される固定台板(2)と、
    該固定台板(2)の下方に設けられて入力用カム部材(5)の回転軸(50)を軸支したカム支持部(6)と、
    前記入力用カム部材(5)に設けられたニュートラル用のカム面(52)と、 該カム面(52)を中央として一方に連設された制動・旋回ロック用のカム面(53)と、他方に連設された旋回ロック用のカム面(51)と、
    前記入力用カム部材(5)の回転軸(50)に接続されて外方へ延びる操作部材と、
    前記カム支持部(6)に枢着され、前記入力用カム部材(5)が制動・旋回ロック用のカム面(53)に変位することで先端を上下に昇降させる第1レバー片(8)と、
    前記固定台板(2)に固定されて支持ヨーク(3)内に嵌挿される略筒状体の取付基部(10)に昇降自在に挿入されると共に、前記第1レバー片(8)の先端の下降により反発可能に押し下げられる伝動軸(9)と、
    該伝動軸(9)の下方で前記支持ヨーク(3)に枢着され、伝動軸(9)の下降によって一方端が下方へ枢動変位して下部に設けたブレーキシュー(41)を車輪(4)のトレッド面に押圧して車輪(4)を制動させる制動ロック部材(40)と、
    制動ロック部材(40)を制動解除方向に付勢すると共に、制動ロック部材の上記枢動により押し上げられる係合突部(63)を設けた片を有する旋回ロック用片(60)と、
    前記固定台板(2)に固定された第2受部部材(15)に設けられて、前記旋回ロック用片の係合突部(63)を係合して支持ヨーク(3)の旋回を拘束する第1旋回ロック受部(31)と、
    前記入力用カム部材(5)が旋回ロック用のカム面(51)に変位することで先端が上下する第2レバー片(20)と、
    前記支持ヨーク(3)に固定された第1受部部材(13)に設けられて、前記第2レバー片(20)の先端を係合する第2旋回ロック受部(32)とからなることを特徴とするキャスタ。
  2. 第2受部部材(15)が、固定台板(2)に上部が固着され支持ヨーク(3)内に嵌挿される取付基部(10)の下端に固着された受皿部からなって、下向きに開口する凹部からなる第1旋回ロック受部が形成されており、
    第1受部部材(13)が、前記取付基部(10)に外嵌した軸受部(12)の外輪と一体となって回転する軸受ケース部(14)に支持ヨーク(3)と共に固着された上皿部からなって、上向きに開口する凹部からなる第2旋回ロック受部(32)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャスタ。
  3. 入力用カム部材(5)が、ニュートラル用のカム面(52)と隣接する回転方向の一方に制動・旋回ロック用のカム面(53)を形成し、ニュートラル用のカム面(52)と隣接する回転方向の他方に旋回ロック用のカム面(51)を形成してなることを特徴とする請求項1に記載のキャスタ。
  4. 操作部材が、入力用カム部材(5)の回転軸(50)に固定されて、該回転軸を回転操作しうる一本の操作レバー(100)からなっていることを特徴とする請求項1に記載のキャスタ。
  5. 操作部材が、左右に並んで略同一面上に設けられて、入力用カム部材(5)の回転軸(50)に第1クラッチ機構を介して断続自在に接続された第1操作レバー(110)と、前記回転軸(50)に第2クラッチ機構を介して断続自在に接続された第2操作レバー(120)とからなっており、
    第1操作レバー(110)の操作で入力用カム部材(5)の回転軸(50)をニュートラル位置から制動・旋回ロック位置に回転変位させ、
    第2操作レバー(120)の操作で入力用カム部材(5)の回転軸(50)をニュートラル位置から旋回ロック位置に逆転変位させることを特徴とする請求項1に記載のキャスタ。
  6. 操作部材が、左右に並んで上下一対に設けられており、入力用カム部材(5)の回転軸(50)に一体的に取り付けられた第1ギアー部(G1)に一体的に形成されて前記回転軸を回転操作しうる第1操作レバー(150)と、
    前記回転軸(50)の下方に離間して設けられた補助回転軸(50’)に取り付けられて前記第1ギアー部(G1)と上方または下方で噛合する第2ギアー部(G2)に一体的に形成されて前記第1ギアー部(G1)を介して前記回転軸(50)を回転操作しうる第2操作レバー(160)とからなっていることを特徴とする請求項1に記載のキャスタ。
  7. 回転軸(50)に第1操作レバー(170)と、連動部材(190)とが左右に並んで設けられており、補助回転軸(50’)に第2操作レバー(180)が設けられており、
    該第2操作レバー(180)が、第1操作レバー(170)に形成された第1ギアー部(G10)と噛合する第2ギアー部(G20)と、連動部材(190)に形成された第3ギアー部(G30)と噛合する第4ギアー部(G40)とを有していることを特徴とする請求項に記載のキャスタ。
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