JPH0472742B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0472742B2
JPH0472742B2 JP60279690A JP27969085A JPH0472742B2 JP H0472742 B2 JPH0472742 B2 JP H0472742B2 JP 60279690 A JP60279690 A JP 60279690A JP 27969085 A JP27969085 A JP 27969085A JP H0472742 B2 JPH0472742 B2 JP H0472742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
lock
operating lever
engagement
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60279690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62137252A (ja
Inventor
Seiji Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP27969085A priority Critical patent/JPS62137252A/ja
Publication of JPS62137252A publication Critical patent/JPS62137252A/ja
Publication of JPH0472742B2 publication Critical patent/JPH0472742B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、運転席の側部に設けられる駐車ブレ
ーキの操作レバー装置に関する。
(従来の技術) 従来の駐車ブレーキの操作レバー装置として
は、例えば、実開昭52−144530号公報に記載され
ているようなものが知られている。
この従来の装置は、車体に固定された支持ブラ
ケツトにロツクレバーが回動可能に軸支され、該
ロツクレバーに回動可能に操作レバーが軸支さ
れ、ロツクレバーには前記支持ブラケツトに形成
された円弧状止歯に噛合可能なロツク爪が設けら
れると共に、駐車ブレーキ装置のワイヤが連結さ
れ、前記操作レバーには前記ラチエツトと円弧状
止歯との噛合を解除するプツシロツドが設けられ
たものであつた。
従つて、駐車ブレーキ装置をロツクした状態で
運転者が運転席から助手席又は運転席の後方の荷
室等へ移るような人員移動の場合には、ロツクレ
バーを残して操作レバーをロツクレバーの支軸を
中心に下方へ傾倒させて操作レバーがシートクツ
シヨンより上方に突出しないようにしたものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の装置にあつて
は、操作レバーと、ブレーキケーブルが連結され
たロツクレバーとの結合状態が単にばね力等によ
つて保持されているため、両者の結合及び分離の
状態が明確でなく、例えばプツシユロツドを十分
に押圧せずに操作レバーを押し下げたような場合
に、ブレーキが解除されないまま操作レバーが折
れ曲がつてしまうなど操作性、信頼性に欠けると
いう問題点があり、さらに、操作レバーとロツク
レバーとを分離させる際に結合解除の操作を要さ
ず、しかも操作レバーの回動方向がブレーキ解除
操作時の回動方向と同じであるために、乗員の体
が触れたりして不用意に下方へ回動してしまうこ
とがあり、運転者がブレーキ解除状態であると誤
認してそのまま発進してしまう恐れがあるという
問題点があつた。
また、操作レバーのみを下方へ回動させた状態
で操作レバーは運転席と助手席とのシートクツシ
ヨン間に位置されるが、このシートクツシヨン間
のスペースは運転者が運転席に座つたままでこの
スペースに足を移動したりする等の人員移動の際
の足元スペースとなるため、依然として人員移動
の邪魔になることがあるという問題点があつた。
そこで、操作レバーをロツク位置から上方へ回
動可能に形成し、シートクツシヨン間ではなしに
シートバツク間に位置させようとした場合には、
操作レバーがロツクレバーに対して中折れ構造で
あり、操作レバーの支軸がロツクレバーの支軸よ
りも前方に位置するために、操作レバーの支軸を
シートクツシヨン間に位置させると操作レバーが
かなり後方に設けられることとなり、そのため、
操作レバーを長くすると操作レバーの回動ストロ
ークが大きくなり通常の使用に支障をきたしてし
まうという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに本発明では、運転席の側部下方位置の車体に
固定した支持ブラケツトが運転席の側方後部に配
設され、該支持ブラケツトの前縁部にラチエツト
歯が形成され、前記支持ブラケツトに、運転席シ
ートバツクの下端部側へ配置したロツク側回動軸
を中心にブレーキをかけた位置から下方の解除し
た位置までの範囲で回動可能にロツクレバーが軸
支され、該ロツクレバーには、前記ラチエツト歯
に噛合するロツク爪が回動可能に軸支され、前記
支持ブラケツトに、前記ロツクレバーと同軸で回
動可能に、先端に把手部が形成された操作レバー
が軸支され、該操作レバーには、前記ロツク爪を
回動させてラチエツト歯との噛合を解除するプツ
シユロツドが設けられ、前記操作レバーとロツク
レバーとを連動可能にする係合状態と、ブレーキ
をかけた位置のロツクレバーに対して操作レバー
のみを略垂直に起立した起立状態となるまで上方
に回動可能とする係合解除状態とが選択できる係
合手段が設けられている手段とした。
(作用) 本発明の駐車ブレーキの操作レバー装置では、
係合手段の係合を外して操作レバーを、ブレーキ
レバーの回動中心であるロツク側回動軸を中心に
略垂直に起立した起立状態となるまで上方へ回動
させることができる。
従つて、操作レバーの先端が、後方に移動して
運転席のシートバツクに近づき、操作レバーは、
シートバツクに近い位置や助手席のシートバツク
との間の位置で直立するから、足元スペースを広
くすることが可能となり、人員の車幅方向移動も
容易に行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第3図に示す第1実施例につい
てその構成を説明する。
Aは本発明第1実施例の駐車ブレーキの操作レ
バー装置であつて、支持ブラケツト11と、ロツ
クレバー15と操作レバー16と、前記ロツクレ
バー15と操作レバー16との間に設けられた係
合手段40と、を主構成要素としている。
前記支持ブラケツト11は、脚部112,11
3が車体100のフロントフロア101に固定さ
れており、中央部にロツク側回動軸12が設けら
れ、かつ前縁部に前記ロツク側回動軸12を中心
として円弧状のラチエツト歯111が形成されて
いる。
尚、支持ブラケツト11は、運転席200の側
方後部に配設されている。
前記ロツクレバー15は、駐車ブレーキ装置
(図示省略)のブレーキ操作を行なうためのもの
で、第1図に示すように、後部の上下略中央部が
前記支持ブラケツト11のロツク側回動軸12に
より回動可能に支持され、後方下端部がピン13
により前記駐車ブレーキ装置(図示省略)のワイ
ヤ14に連結されている。
尚、前記ブレーキ装置は、ロツクレバー15を
先端部が上方移動するように回動させることでワ
イヤ14が前方へ引張られるとブレーキ作動し
て、車輪をロツクするものである。
また、ロツクレバー15にはロツク爪20が設
けられている。該ロツク爪20は、前記支持ブラ
ケツト11に形成された円弧状のラチエツト歯1
11との噛合によりロツクレバー15を支持ブラ
ケツト11に対して駐車ブレーキ装置(図示省
略)がブレーキ作動するまでワイヤを引張つた上
方回動位置で固定させて駐車ブレーキ装置による
ブレーキ状態を保持させるもので、このロツク爪
20は、第1図に示すようにロツクレバー15に
形成された支軸21に回動可能に支持されている
と共に、先端の爪部201が、上方(ラチエツト
歯111との噛合方向)へ回動するようスプリン
グ22により付勢されている。
尚、スプリング22は、ロツクレバー15に形
成されたスプリング支持ロツド23に巻回支持さ
れて一端がロツクレバー15に圧接され、他端が
ロツク爪20に圧接されている。
前記操作レバー16は、先端部に筒状の把手部
161が形成され、かつ、後端部は前記ロツクレ
バーが支持された前記ロツク側回動軸12により
前記支持ブラケツト11に対して回動可能に支持
されている。
尚、ロツク側回動軸12は、運転席200のシ
ートバツク210の下端部より下方の側方に配置
されている。
また、操作レバー16内いには、前後方向へス
ライド可能にプツシユロツド30が挿通されてい
る。該プツシユロツド30は、スライドにより前
記ロツク爪20とラチエツト歯111との噛合を
解除すると共に、前記係合手段40の係合解除操
作を行うもので、このプツシユロツド30には、
前端部に操作ボタン31が設けられ、中間部には
プツシユロツド30をスライドさせた際に第1図
に示す基準位置にリターンさせるリターン機構3
4が設けられ、後端部には下方へ折曲され、前記
係合手段40の後述する係合ロツド43に係止す
る係合操作部302が設けられ、後部下側には前
記ロツク爪20の基端に当接するロツク爪操作部
301が設けられている。
前記リターン機構34は、操作レバー16の先
端部の内側に設けられた係止爪162,162
と、前記プツシユロツド30に巻かれたリターン
スプリング32により前記係止爪162,162
に圧接され、プツシユロツド30に対してスライ
ダ可能なスプリングシート33,33と、該スプ
リングシート33,33の上記係止爪162,1
62への圧接状態でスプリングシート33,33
に当接する位置に形成された係止凸部303,3
03と、から構成されている。
このリターン機構34は次のように作動する。
前記プツシユロツド30が操作ボタン31の操
作によりスライドされるとスライド方向とは反対
側のスプリングシート33が係止凸部303によ
りスライド方向にスライドされ、それと共に、リ
ターンスプリング32が短縮されて、その弾発力
がスプリングシート33を介して係止凸部303
に対してスライド方向とは逆方向に加わり、操作
ボタン31への操作力が無くなるとプツシユロツ
ド30を元の位置へスライドさせる。
前記ロツクレバー15と操作レバー16との間
には係合手段40が設けられている。この係合手
段40は、係合状態で前記ロツクレバー15と操
作レバー16とをロツク側回動軸12に対して回
動が連動可能な固定状態にし、かつ、係合が外れ
た状態で操作レバー16だけをロツク側回動軸1
2に対し回動可能にすると共に、操作レバー16
のブレーキ操作位置(第3図bの実線で示す位
置)から操作レバー16のレバー起立状態(第3
図bの仮想線で示す位置)までの上方回動を許す
もので、この係合手段40は、前記操作レバー1
6に形成された長溝41と、前記ロツクレバー1
5に形成された係合ピン支持溝42と、両溝4
1,42に挿通され係合ピン支持溝42にスライ
ド可能に支持された係合ピン43と、から構成さ
れている。
前記長溝41,41は、第1図や第3図に示す
ように、操作レバー16の側面に開穴されている
もので、この長溝41は、ロツク側回動軸12を
中心とした円弧形状の回動ガイド部411と、該
回動ガイド部411の上端部から後方に向けて形
成された短い溝の固定溝部412とから形成され
ている。
前記係合ピン支持溝42は、前記ロツクレバー
15の側面の上部に開穴され、前記長溝41の固
定溝部412と重なるように形成されている。
前記係合ピン43は、長溝41及び係合ピン支
持溝42に挿通されると共に、係合ピン支持溝4
2に支持されて、前記ロツクレバー15と操作レ
バー16とを連動可能な係合状態と、第3図bに
示すように、ロツク側回動軸12に対して操作レ
バー16のみを起立状態まで回動するのを許す係
合解除状態と、に切換えるものである。
また、前記係合ピン43は、スプリング44に
よつて係合ピン支持溝42及び固定溝部412の
後端に位置するようスライド付勢され、この状態
でロツクレバー15と操作レバー16とは連動可
能に係合されており、この係合ピン43が、プツ
シユロツド30の係合操作部302により係合ピ
ン支持溝42及び固定溝部412の前端(回動ガ
イド部411の上端)に位置された状態で、操作
レバー16をロツク側回動軸12に対して上方へ
回動させることができる。
尚、この操作レバー16の上方回動は長溝41
の回動ガイド部411の下端が係合ピン43に当
接することで規制される。
尚、前記スプリング44は、ロツクレバー15
に形成されたスプリング支持ロツド45に巻回さ
れ支持されると共に、一端部が係合ピン43に圧
接されて他端部がロツクレバー15に固定されて
いるものである。
次に、実施例の作用について説明する。
通常、操作レバー16とロツクレバー15とは
係合手段40の係合によつて固定状態となつてい
るもので、車両を停車した後に駐車ブレーキ装置
をブレーキ作動させる際には、操作レバー16の
把手部161に手を掛けて第1図に示す位置から
第3図に示す位置まで引き上げる。
すると、ロツクレバー15が回動されること
で、ワイヤ14が引張られてブレーキ装置(図示
省略)がブレーキ作動する。
また、操作レバー16(ロツクレバー15)の
回動を停止すると、ロツク爪20の爪部201が
ラチエツト歯111に噛合してロツクレバー15
が固定され駐車ブレーキのブレーキ状態が保持さ
れる。
次に、駐車ブレーキのブレーキ作動状態で、運
転者が運転席200から助手席側(図示省略)へ
移動する場合等に操作レバー16を起立させる手
順について述べる。
まず、操作ボタン31を引く。
すると、プツシユロツド30がリターンスプリ
ング32のスプリング力に抗して前端側へ(第1
図に示す位置から第2図の仮想線で示す位置ま
で)スライドされ、それに伴い係合操作部302
は係合ピン43をスプリング44のスプリング力
に抗して前端側へスライドさせる。
第2図の仮想線に示すように、係合ピン43が
固定溝部412から回動ガイド部411へと位置
移動されると、係合ピン43による操作レバー1
6とロツクレバー15との係合が外れ、支持ブラ
ケツト11にロツクレバー15が固定された状態
で操作レバー16のみが上方へ回動可能となる。
そして、操作レバー16を第3図bに示すよう
に実線で示す位置から回動溝部411の起立側ス
トツパ413に係合ピン43が当接する仮想線で
示す位置まで起立回動させると、操作レバー16
は運転席200と助手席(図示省略)とのシート
バツク間に起立状態で配置される。
この状態で、操作レバー16の存在による足元
の障害が解消され、運転者が通り抜ける際に操作
レバー16に足が引掛かるといつたこともなくな
り通り抜けが行ない易くなる。
尚、駐車ブレーキ装置のブレーキ作動状態では
操作レバー16は常に起立側にあるので、ブレー
キ解除状態と誤認することがない。
その後、ブレーキ装置によるロツクを解除させ
る際には、操作レバー16を回動溝部411の上
端部が係合ピン43に当接するまで下方へ回動さ
せる。
すると、係合ピン支持溝42と固定溝部412
とが重なつて、係合ピン43が後方スライド可能
となりスプリング44によつて後方スライドし、
操作レバー16とロツクレバー15とが係合して
固定状態となる。
そして、プツシユロツド30の操作ボタン31
を押すと、第2図の実線で示すように、プツシユ
ロツド30のロツク爪操作部301がロツク爪2
0を回動させてラチエツト歯111との噛合を解
き、ロツクレバー15のロツクが解除される。
その状態で操作レバー16を下方へ回動させる
とワイヤ14が弛められてブレーキ装置のブレー
キ作動が解除される。
次に、第2,3実施例について説明する。
この第2,3実施例を説明するにあたり、第1
実施例と同様の構成には同じ符号を付けて説明を
省略する。また、作用についても第1実施例と同
様の作用は説明を省略する。
まず、第4図に示す第2実施例について説明す
る。
この実施例は、係合ピン300による操作レバ
ー16とロツクレバー15との固定を解除させる
ものとしてリリースレバー350を用いた例であ
る。
前記係合ピン300は、基端がロツクレバー1
5に固定された支持ロツド310に巻回状態で支
持され、かつ、該支持ロツド310に巻かれたコ
イルスプリング320により係合ピン支持溝42
の後端側へスライド付勢されている。
前記リリースレバー350は、操作レバー16
にスライド可能に支持されると共に、前記係合ピ
ン300をスライド操作可能に形成され、かつ、
係合ピン300を前方へスライドさせてロツクレ
バー15と操作レバー16との係合を解くもの
で、このリリースレバー350は、後部に前記係
合ピン300を押圧する押圧腕351が下方に延
設して形成されている。
尚、図中370は、リリースレバー350を支
持すると共に、スライドをガイドするガイド機構
であつて、リリースレバー350に固定されて操
作レバー16のスライド溝163に挿通されたリ
リースレバー側ピン371と、操作レバー16に
固定された操作レバー側ピン372と、該操作レ
バー側ピン372にスライド可能に挿通されてリ
リースレバー側ピン371に固定されたガイドロ
ツド373と、該ガイドロツド373に巻かれ、
リリースレバー350を後方向へスライド付勢す
るコイルスプリング374とで構成されている。
また、図中380は、プツシユロツドであり、
先端のロツク爪操作部301がロツク爪20を押
圧可能に形成されている。
従つて、リリースレバー350を前方に押すと
リリースレバー側ピン371がガイド機構370
のコイルスプリング374のスプリング力に抗し
てスライド溝163内を移動し、係合ピン300
が押圧腕351により押されてコイルスプリング
320のスプリング力に抗して長溝41の回動ガ
イド部411側へとスライドされて、係合ロツド
300による操作レバー16とロツクレバー15
との固定が解除されると共に、操作レバー16の
上方への起立回動が許される。
次に、第5図に示す第3実施例について説明す
る。
この実施例は、係合ピン610を操作レバー6
50にスライド可能に設け、かつ、操作レバー6
50の長溝を廃して係合手段640を係合ピン6
10とロツクレバー620に形成された係合穴6
30とで形成させた例である。
前記係合ピン610はプツシユロツド600の
後端に固定されている。
前記係合穴630は、係合ピン610が係合可
能なもので、この係合穴630は、ロツクレバー
620の前端部に係合ピン610の軸径より僅か
に大きく開穴されている。
従つて、係合ピン610が係合穴630に挿通
されて係合された状態で操作レバー650とロツ
クレバー620とは固定されている。
そして、係合を外す際には、プツシユボタン3
1を引く。
すると、コイルスプリング32のスプリング力
に抗してプツシユロツド600が前方へスライド
されることで、係合ピン600が係合穴630よ
り抜かれて係合が外れ、操作レバー650とロツ
ドレバー620との固定が解除されると共に、操
作レバー650の上方への起立回動が許される。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本発明に含まれる。
例えば、係合手段は、実施例で示したものに限
定されるものではなく、要は係合状態でロツクレ
バーと操作レバーとを固定させ、係合が外れた状
態で操作レバーのを略垂直に起立させた起立状態
までの上方回動を許すものであればよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の駐車ブレーキの
操作レバー装置では前述のような手段としたため
に以下に列挙する効果が得られる。
(イ) 操作レバーとロツクレバーとの間には係合手
段が設けられており、両者の連動を解除する際
には係合解除操作を要するため、操作レバーと
ロツクレバーとの結合・分離が明確となり誤操
作が生じ難く操作性が良い。
(ロ) 人員移動の際には操作レバーを運転席のシー
トバツクに近い位置に略垂直に起立させるか
ら、ブレーキ状態をブレーキ解除状態と誤認す
ることがなく、かつ、操作レバーの起立状態で
足元スペースが広くなつて人員移動を行い易
い。
(ハ) 操作レバーはロツクレバーの回動中心でもあ
る支軸を中心に回動されるから、操作レバーが
略垂直に起立させた起立状態でシートバツク間
に位置されるように操作レバーを配設した場合
でも、操作レバーの位置が後ろすぎて使用に支
障をきたすといつたことが無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の駐車ブレーキの操
作レバー装置を示す断面図、第2図は第1実施例
装置の要部を示す断面図、第3図は第1実施例装
置の作用を示す図、第4図は本発明第2実施例の
駐車ブレーキの操作レバー装置を示す断面図、第
5図は本発明第3実施例の駐車ブレーキの操作レ
バー装置を示す断面図である。 11……支持ブラケツト、12……ロツク側回
動軸、14……ワイヤ、15,620……ロツク
レバー、16,650……操作レバー、20……
ロツク爪、30……プツシユロツド、40,64
0……係合手段、100……車体、111……ラ
チエツト歯。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 運転席の側部下方位置の車体に固定した支持
    ブラケツトが運転席の側方後部に配設され、 該支持ブラケツトの前縁部にラチエツト歯が形
    成され、 前記支持ブラケツトに、運転席シートバツクの
    下端部側へ配置したロツク側回動軸を中心にブレ
    ーキをかけた位置から下方の解除した位置までの
    範囲で回動可能にロツクレバーが軸支され、 該ロツクレバーには、前記ラチエツト歯に噛合
    するロツク爪が回動可能に軸支され、 前記支持ブラケツトに、前記ロツクレバーと同
    軸で回動可能に、先端に把手部が形成された操作
    レバーが軸支され、 該操作レバーには、前記ロツク爪を回動させて
    ラチエツト歯との噛合を解除するプツシユロツド
    が設けられ、 前記操作レバーとロツクレバーとを連動可能に
    する係合状態と、ブレーキをかけた位置のロツク
    レバーに対して操作レバーのみを略垂直に起立し
    た起立状態となるまで上方に回動可能とする係合
    解除状態とが選択できる係合手段が設けられてい
    ることを特徴とする駐車ブレーキの操作レバー装
    置。
JP27969085A 1985-12-11 1985-12-11 駐車ブレ−キの操作レバ−装置 Granted JPS62137252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27969085A JPS62137252A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 駐車ブレ−キの操作レバ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27969085A JPS62137252A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 駐車ブレ−キの操作レバ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62137252A JPS62137252A (ja) 1987-06-20
JPH0472742B2 true JPH0472742B2 (ja) 1992-11-19

Family

ID=17614512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27969085A Granted JPS62137252A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 駐車ブレ−キの操作レバ−装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62137252A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH043863U (ja) * 1990-04-25 1992-01-14
JPH043862U (ja) * 1990-04-25 1992-01-14
JP2518177Y2 (ja) * 1991-09-26 1996-11-20 株式会社大井製作所 パーキングブレーキの操作装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935153B2 (ja) * 1981-10-16 1984-08-27 テレタイプ・コ−ポレ−シヨン 保持クリツプ
JPS61218461A (ja) * 1985-03-22 1986-09-27 Nissan Shatai Co Ltd 駐車ブレ−キの操作レバ−装置
JPS61218460A (ja) * 1985-03-22 1986-09-27 Nissan Shatai Co Ltd 駐車ブレ−キの操作レバ−装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935153U (ja) * 1982-08-30 1984-03-05 トヨタ自動車株式会社 パ−キングブレ−キレバ−

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935153B2 (ja) * 1981-10-16 1984-08-27 テレタイプ・コ−ポレ−シヨン 保持クリツプ
JPS61218461A (ja) * 1985-03-22 1986-09-27 Nissan Shatai Co Ltd 駐車ブレ−キの操作レバ−装置
JPS61218460A (ja) * 1985-03-22 1986-09-27 Nissan Shatai Co Ltd 駐車ブレ−キの操作レバ−装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62137252A (ja) 1987-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03118238A (ja) 車両用シート・スライド機構
JP3747021B2 (ja) 乗物用シートのアンダーフレーム、そのようなアンダーフレームを有するシート、およびそのようなシートを有するシート組立品
JP4887099B2 (ja) 車椅子の車輪ロック装置
JPH0472742B2 (ja)
JP2525009Y2 (ja) パーキングブレーキの操作装置
JP5964649B2 (ja) パーキングブレーキのがたつき防止構造および該がたつき防止構造を備えるパーキングブレーキ
JPS6319225Y2 (ja)
JP5876369B2 (ja) パーキングブレーキ
JPS61218460A (ja) 駐車ブレ−キの操作レバ−装置
JPH024819Y2 (ja)
JPS6353049B2 (ja)
JPH019705Y2 (ja)
JPH0115535Y2 (ja)
JP2007286929A (ja) 車両用操作レバー装置
JP3777312B2 (ja) 可倒式パーキングブレーキ装置
JPH09206155A (ja) 車両用シートリクライニング装置
JPH0539949Y2 (ja)
JP4169751B2 (ja) パーキングブレーキ装置
JP2561589Y2 (ja) 自動車用パーキングブレーキ操作装置
JP2576666Y2 (ja) パーキングブレーキ操作装置
JP4486011B2 (ja) パーキングブレーキ装置
JPH0428863Y2 (ja)
JPH0810056Y2 (ja) パーキングブレーキの操作装置
JP2518177Y2 (ja) パーキングブレーキの操作装置
JPS6232097Y2 (ja)