JP2001258945A - 車椅子用固定装置 - Google Patents

車椅子用固定装置

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JP2001258945A
JP2001258945A JP2000079468A JP2000079468A JP2001258945A JP 2001258945 A JP2001258945 A JP 2001258945A JP 2000079468 A JP2000079468 A JP 2000079468A JP 2000079468 A JP2000079468 A JP 2000079468A JP 2001258945 A JP2001258945 A JP 2001258945A
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belt
front wheel
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belt member
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Kenji Shimazaki
健児 島崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車椅子の前側をベルト部材を用いることなく、
自動的に固定できるようにして取り付け作業の効率を良
好にし、かつ、レリーズ部材の機構を簡単にした車椅子
用固定装置を提供する。 【解決手段】車両等に車椅子Kを固定するための車椅子
用固定装置であって、車両等のフロア面Fに形成され、
車椅子Kの前輪2及び後輪3が設置される溝部9と、そ
の溝部9の前側に設けられた前側ホルダー10と、後側
ホルダー11とを有し、前側ホルダー10は、車椅子K
の前輪2の進入によって支軸13aを支点として水平状
態から垂直状態に回動して立ち上がり、前輪2の進入を
阻止するキャスターストッパー14と、前輪2のリムに
係止する係止爪15を備えたキャスターホルダー16
と、車椅子Kの前輪2の進入によってキャスターストッ
パー14を垂直状態に回動させるとともに、キャスター
ホルダー16の係止爪15を前輪2のリムに係止する方
向に移動させるスライディングプレート17とを有し、
溝部9の後端部には車椅子の後輪3の後退を阻止する傾
斜面9aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子用固定装置
に関し、特に、車椅子を搬送する車両等に設置され、車
両等のフロアに車椅子を固定するのに適合した車椅子用
固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車椅子を自動車等の車両に載せて搬送す
る場合、通常、車椅子が移動しないように車両のフロア
に車椅子を固定する必要がある。従来、車両等に車椅子
を固定する場合には、フック部を備えたベルト部材や図
22に示す車椅子用固定装置等が用いられる。
【0003】図22は、従来の車椅子用固定装置を示す
平面図、図23は従来の車椅子用固定装置を用いて車椅
子を固定した状態を示す斜視図である。
【0004】図22に示すように、従来の車椅子用固定
装置100は、車両のフロア面Fに設置された一対のベ
ルト支持部材101、102によって支持されるベルト
103と、そのベルト103の両端部に取り付けられ、
車椅子K(図23参照)のフレームに引っ掛けるフック
部104、105と、ベルト103に取り付けられ、ベ
ルト103を増し締めするための増締レバー106と、
を有する。
【0005】図23に示すように、車椅子Kを固定する
場合、まず、車両のフロア面Fに設置された左右のベル
ト支持部材107に取り付けられた左右のベルト部材1
08のフック部108aを車椅子の前部の左右のフレー
ムにそれぞれ引っ掛ける。
【0006】次いで、図22に示す車椅子用固定装置1
00の左右のフック部104、105を車椅子の後部の
左右のフレームにそれぞれ引っ掛ける。
【0007】最後に、増締レバー106を用いてベルト
を増し締めして、ベルトのたわみをとる。
【0008】しかし、この車椅子用固定装置100で
は、増締レバー106がベルト103の中間部に取り付
けられているので、締め付けを行いにくい。また、ベル
ト103はベルト支持部材101、102の中を通って
支持されているので、車両の左右の移動に応じて左右に
揺れやすく、車椅子が不安定になる。
【0009】また、車椅子用固定装置100を使用しな
いときは、収納箱等に入れて片付けなければならず、使
用するときは、収納箱等から取り出さなければならない
ので、作業が煩雑になる。
【0010】さらに、車椅子用固定装置100を車両等
のフロア面Fにそのまま放置しておくと、車椅子にぶつ
かったり、人の足に踏みつけられて、汚れたり破損した
りするおそれがある。
【0011】そこで、本出願人は、上記の課題を解決す
るために、特開平11−164851号公報に開示され
ている車椅子用固定装置を発明した。この従来の車椅子
用固定装置は、車椅子に引っ掛けるフック部を備えたベ
ルト部材と、そのベルト部材を引き出し可能に保持し、
車両等のフロアの下部に設けられるベルトホルダと、そ
のベルトホルダに回転可能に取り付けられ、ベルト部材
を巻き取る巻取部材と、その巻取部材に取り付けられ、
ベルト部材を引き込む方向に付勢する付勢部材と、ベル
トホルダに回転可能に取り付けられ、ベルト部材に当接
されるベルトストッパーと、車両等のフロアに出入可能
に取り付けられ、ベルトストッパーをベルト部材から離
れる方向に移動させるレリーズ部材と、巻取部材の回転
軸に取り付けられ、ベルト部材を増し締めするラチェッ
ト式の締付レバーを備えた締付部材と、を有する車椅子
用固定装置が開示されている。
【0012】この車椅子用固定装置によれば、ベルト部
材は、付勢部材によって巻き取られる方向に付勢されて
おり、締付部材の締付レバーを何回か持ち上げることに
より、左右のベルト部材を同時に増し締めできるので、
ベルト部材を車椅子に対して確実に締め付けることがで
きる。また、構成部材のほとんどを、車両等のフロア面
の下部に収納できるので、車椅子にぶつかったり、人の
足によって踏みつけられたりして、汚れたり破損したり
することがなくなる。さらに、レリーズ部材のレリーズ
ボタンを足で踏めば、ベルト部材を引き出すことがで
き、レリーズボタンから足を離して、締付部材の締付レ
バーを何回か持ち上げることにより増し締めできるの
で、操作が簡単である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の車椅子
用固定装置には、次のような課題がある。
【0014】(1)従来の車椅子用固定装置を用いて車
椅子を固定する場合、介護者は、車椅子を所定の位置に
設置した後、車椅子の前部のフレームに前側のベルト部
材を引っ掛けて取り付ける必要がある。その際、車椅子
に乗っている障害者等の足元に顔を入れた状態で引っ掛
けなければならないので、作業が面倒であり、取り付け
作業の効率が悪い。
【0015】(2)従来のレリーズ部材は、ベルト部材
が引き出される時に、ベルトストッパーのシャフト(支
軸)が傾斜した長孔によって案内され、ローラ状のロッ
ク部がベルト部材をロックベース(ガイド台)側に圧着
してベルト部材のベルトの引き出しをロックするように
構成されている。その際、ベルトストッパーがシャフト
(支軸)を中心に回転してスイングする構成であるた
め、レリーズ部材のレリーズ・ロック機構が複雑とな
り、設計の寸法誤差等のために作動が安定せず、確実性
に乏しかった。
【0016】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、車椅子の前側をベルト部材を用いるこ
となく、自動的に固定できるようにして取り付け作業の
効率を良好にし、かつ、レリーズ部材の機構を簡単にし
た車椅子用固定装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の車椅子用固定装
置は、車両等に車椅子を固定するための車椅子用固定装
置であって、前記車両等のフロア面に形成され、前記車
椅子の前輪及び後輪が設置される溝部と、その溝部の前
側に設けられた前側ホルダーとを有し、前記前側ホルダ
ーは、車椅子の前輪の進入によって支軸を支点として水
平状態から垂直状態に回動して立ち上がり、前輪の進入
を阻止するキャスターストッパーと、前輪のリムに係止
する係止爪を備えたキャスターホルダーと、車椅子の前
輪の進入によって前記キャスターストッパーを垂直状態
に回動させるとともに、前記キャスターホルダーの係止
爪を前輪のリムに係止する方向に移動させるスライディ
ングプレートとを有し、前記溝部の後端部には車椅子の
後輪の後退を阻止する傾斜面が形成されている、ことを
特徴とするものである。
【0018】前記キャスタホルダーは、車椅子の前輪を
誘導するリーディングプレートを備えたイコライザ上に
設けられ、そのイコライザは、車椅子の前輪を前記リー
ディングプレートの中心線上に導くように水平方向に移
動可能であるのが好ましい。
【0019】前記スライディングプレートは、前記キャ
スタホルダーに形成された係止孔に摺動可能に挿入され
た支持片と、前記溝部の両側部に設けられたレール内に
摺動可能に挿入された支持棒とを有し、前記スライディ
ングプレートを水平状態になるように付勢するための付
勢部材が取り付けられているのが好ましい。
【0020】前記フロア面の後側に設けられた後側ホル
ダーを有し、前記後側ホルダーは、車椅子に引っ掛ける
フック部を備えたベルト部材と、そのベルト部材を引き
出し可能に保持し、前記フロア面の下部に設けられたベ
ルトホルダと、前記ベルト部材を巻き取る巻取部材と、
その巻取部材に取り付けられ、前記ベルト部材を引き込
む方向に付勢する付勢部材と、前記ベルト部材に圧着し
てベルト部材の移動を停止するフリーローラと、そのフ
リーローラを前記ベルト部材から離脱させるレリーズ部
材と、前記巻取部材の回転軸に取り付けられ、前記ベル
ト部材を増し締めするラチェット式の締付レバーとを備
えているのが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本発明
の車椅子用固定装置は、車椅子Kを搬送するための車両
等のフロア面Fの下部に設置され、主に車椅子Kを固定
するために用いられる(車椅子K以外の物体を固定する
ために用いてもよい)。
【0022】車椅子Kは、例えば、車体フレーム1と、
車体フレーム1の前側下部に取り付けられた左右一対の
前輪(キャスター車輪)2と、車体フレーム1の後側下
部に取り付けられた左右一対の後輪(大輪)3と、車体
フレーム1の上部に取り付けられた座席部4と、座席部
4の後部に取り付けられた背もたれ部5と、背もたれ部
5の上部に取り付けられたハンドグリップ6と、車体フ
レーム1の前部に取り付けられたフットレストフレーム
7と、フットレストフレーム7の先端部に取り付けられ
た足載せ台8と、を有する(図1に示した車椅子Kは例
示であり、これに限定されるものではない)。
【0023】本発明の車椅子用固定装置は、車両等のフ
ロア面Fに形成され、車椅子Kの前輪2及び後輪3が設
置される溝部9と、その溝部9の前側に設けられた前側
ホルダー10と、フロア面Fの後側に設けられた後側ホ
ルダー11とを有する。
【0024】前側ホルダー10は、車椅子Kの前輪2の
進入を導き、水平方向(左右方向)に移動可能なイコラ
イザ12と、車椅子Kの前輪2の進入によってブラケッ
ト13(図6参照)の支軸13aを支点として水平状態
から垂直状態に回動して立ち上がり、前輪2の進入を阻
止するキャスターストッパー14と、イコライザ12上
に設けられ、前輪2のリムに係止する係止爪15を備え
た一対のキャスターホルダー16と、車椅子Kの前輪2
の進入によってキャスターストッパー14を垂直状態に
回動させるとともに、キャスターホルダー16の係止爪
15を前輪2のリムに係止する方向に移動させるスライ
ディングプレート17とを有する。
【0025】イコライザ12は、図9に示すように、溝
部9の底面又は基台(図示せず)上に設置される平板上
のイコライザプレート12aと、イコライザプレート1
2a上に設けられ、車椅子Kの前輪2を誘導するリーデ
ィングプレート12bとを有する。イコライザプレート
12aの端部は溝部9の底面又は基台(図示せず)上に
設けられたイコライザガイド18によって水平方向(図
9では左右方向)に移動可能にガイドされている。
【0026】また、図2に示すように、イコライザプレ
ート12上の所定位置には第1のピン19が設けられ、
溝部9の底面又は基台(図示せず)には第2のピン20
が設けられ、第1のピン19と第2のピン20との間に
は、イコライザ12を第2のピン20側に付勢するため
のスプリング等の第1の付勢部材21が取り付けられて
いる。
【0027】リーディングプレート12bは、基端側
(図9では手前側)に従って幅広になるようにハ字状に
成形され、車椅子Kの前輪2が進入しやすいようになっ
ている。
【0028】キャスターストッパー14は、図13に示
すように、平板部14aと、その平板部14aの両端部
に形成された端板部14bとからなる断面略コ字状に形
成され、図5(A)に示すように、端板部14bの後側
(図面では右側)に横長の係止孔14cが形成され、前
側(図面では左側)に切り欠き部14dが形成されてい
る。キャスターストッパー14の切り欠き部14dには
図6に示すブラケット13の支軸13aが挿入され、キ
ャスターストッパー14は、支軸13aを支点として水
平状態から垂直状態に回動して立ち上がることができ
る。
【0029】スライディングプレート17は、図4
(A)及び(B)に示すように、平板状に形成され、後
側(図面では右側)の下部に支持棒17aが取り付けら
れ、前側(図面では左側)両端部に支持片17bが突出
して形成されている。スライディングプレート17の支
持棒17aの両端部は、溝部9の両側部に設けられた第
1のレール22内に摺動可能に挿入されている(図13
参照)。また、図12に示すように、支持棒17aの両
端部と溝部9内の所定箇所との間には、スライディング
プレート17を水平状態になるように付勢するためのス
プリング等の第2の付勢部材23が取り付けられてい
る。
【0030】スライディングプレート17の各支持片1
7bはキャスターストッパー14の係止孔14cに摺動
可能に挿入されている(図11〜図13参照)。またス
ライディングプレート17の後側端部にはやや下方に傾
斜した折曲部17cが形成されている(図4(A)参
照)。
【0031】図6(A)に示すように、ブラケット13
の前側(図面では左側)には、キャスターストッパー1
4の回動を規制するストッパー24が設けられている。
このストッパー24によってキャスターストッパー14
が90度以上に回動することを防止できる。
【0032】キャスターホルダー16は、図2、図3、
図7及び図8に示すように、断面略コ字状のベース部1
6aと、ベース部16aの上部に設けられた第2のレー
ル16bと、ベース部16aの下部に設けられた支軸1
6cを支点として水平方向に回動可能な係止爪15と、
車椅子Kの前輪2の進入に伴いスライディングプレート
17の後側端部に押圧されて前側(図2及び図3では上
側)に移動する移動杆25と、移動杆25上に設けられ
た第3のピン26と係止爪15上に設けられた第4のピ
ン27とに枢着された連結杆28と、を有する。第4の
ピン27とリーディングプレート12bに形成された取
付孔12c(図9参照)との間には、係止爪15による
係止状態を解除する方向、すなわち、後側(図2及び図
3では下側)方向に付勢するスプリング等の第3の付勢
部材29が取り付けられている。
【0033】移動杆25は、平面視略コ字状に形成さ
れ、その前側(図2では上側)端部には、図3(B)に
示すように、スライディングプレート17の折曲部17
cに当接する突出部25aが形成されている。また、移
動杆25の後側(図2では下側)両端部は、第2のレー
ル16b内に摺動可能に挿入されている。
【0034】また、図8に示すように、ベース部16a
の前側(図8では左側)側面には、キャスターストッパ
ー14の下部に当接する当接片16dが設けられ、この
当接片16dによってキャスターストッパー14を水平
状態に維持することができる。
【0035】図15(A)に示すように、溝部9の後端
部には車椅子Kの後輪3の後退を阻止するための傾斜面
9aが形成されている。この傾斜面9aについては、図
15(B)に示すように、車椅子K全体が傾斜面9aの
縁部Tの部分で常に前方に押されているようにするた
め、前側ホルダー10による固定時に、溝部9の底面と
後輪3の最下部との間に隙間Sが生じるように傾斜面9
aの傾斜角度を設計するのが好ましい。
【0036】後側ホルダー11は、図16〜図21に示
すように、フロア面Fの後側であって溝部9の内側に溝
部9に沿って所定間隔を隔てて形成された一対の凹部3
0と、各凹部30内に収納され、車椅子Kの車体フレー
ム1に引っ掛けるベルト部材31と、そのベルト部材3
1を引き出し可能に保持し、凹部30内に設けられたベ
ルトホルダ32と、ベルト部材31を巻き取る巻取部材
33と、その巻取部材33に取り付けられ、ベルト部材
31を引き込む方向に付勢するリターンスプリング(付
勢部材)34と、ベルト部材31に圧着してベルト部材
31の移動を停止するフリーローラ35と、そのフリー
ローラ35をベルト部材31から離脱させるレリーズ部
材36と、巻取部材33の回転軸に取り付けられ、ベル
ト部材31を増し締めするラチェット式の締付レバー3
7とを備えている。
【0037】ベルト部材31は、図16に示すように、
市販されている長尺帯状のベルト38と、そのベルト3
8の先端部に取り付けられ、車椅子Kのフレーム等に引
っ掛けるためのフック部39と、からなる。
【0038】ベルトホルダ32は、ガイドローラ41
(図17、図19(C)参照)を支点として上方に回動
することができ、その先端のホルダ部32bの基端部3
2b’にベルト部材31のフック部39の基端部が当接
してベルト部材31を保持している。また、一対のベル
トホルダ32、32は、バネ32cによって上下方向に
移動可能に支持されている。
【0039】各ベルト部材31のベルト38は、凹部3
0内に取り付けられたロックベース40(図18参照)
によって案内され、ガイドローラ41によって略水平状
態から略垂直状態に捻られる(図19(B)参照)。す
なわち、水平に巻かれたベルト38をガイドローラ41
を介して縦方向に変位させることにより、車椅子Kの左
右の揺れに対して安定して対応できるようにしている。
なお、この点については、上述した特開平11−164
851号公報に開示されている技術と同様である。
【0040】巻取部材33は、図20に示すように、凹
部30の側面の後端部に回転可能に取り付けられ、ベル
ト部材31のベルト38を巻取るベルトリール42と、
ベルトリール42の内部を貫通し、ベルトリール42を
回転させるベルトシャフト43と、ベルトシャフト43
の端部に取り付けられ、ベルト38を引き込む方向に付
勢するためのリターンスプリング34(付勢部材)と、
を有する。リターンスプリング34の他方の端部は、凹
部30の側面に取り付けられたスプリングストッパー4
4によって係止される。また、リターンスプリング3
4、スプリングストッパー44を覆うカバー45が凹部
30の側面に取り付けられる。
【0041】レリーズ部材36は、図17、図18
(A)及び(B)に示すように、一対の凹部30間を横
切るように水平方向に延びた連結ロッド46と、その連
結ロッド46のコ字状の中間部を押圧するキッキングプ
レート47と、フリーローラ35をベルト部材31から
離脱させるレリーズプレート48と、凹部30の内側面
に固定されており、フリーローラ35の上部に当接して
いるロックガイド49と、そのロックガイド49の上面
に螺着された規制部50と、キッキングプレート47の
押し込みによりレリーズプレート48を斜め上方に移動
させる断面略L字状の中間部材51とを有する。
【0042】レリーズプレート48は、平板部48a
と、平板部48aの基端部に形成された断面略L字状の
当接部48bとを有する。レリーズプレート48の平板
部48aには、図19に示すように、中間部材51の先
端部が挿入される第1の開口部48cと、規制部50が
挿入される第2の開口部48dとが形成されている。レ
リーズプレート48は、ロックガイド49に螺着された
規制部50によって移動が規制される。
【0043】キッキングプレート47を押し込まない状
態のときは、図18(A)に示すように、ロックガイド
49に規制されたフリーローラ35が、ロックベース4
0上のベルト部材31のベルト38に圧着しているの
で、ベルト部材31の引き出し方向の移動が阻止され
る。
【0044】キッキングプレート47を下方に押し込む
と、図18(B)に示すように、連結ロッド46のシャ
フト部46aを中心に回転して中間部材51を連動して
回転させ、中間部材51の先端部が上方に持ち上がっ
て、レリーズプレート48を斜め上方に移動させる。こ
のレリーズプレート48の移動により、フリーローラ3
5はベルト部材31のベルト38から離脱するので、ベ
ルト部材31を移動させる(引き出し又は引き込みさせ
る)ことができる。
【0045】締付部材の機構については、上述した特開
平11−164851号公報に開示されている技術と同
様である。
【0046】次に、本発明の車椅子用固定装置を用いて
車椅子Kを固定する場合について説明する。
【0047】まず、車椅子Kの前輪2を溝部9内に進入
させる(図11(A)参照)。前輪2がスライディング
プレート17の折曲部17cに当接すると、スライディ
ングプレート17はその支持棒17aが第1のレール2
2内を摺動しながら押され、前側端部が上方に傾いた状
態に移動する。スライディングプレート17の支持片1
7bはキャスターストッパー14の係止孔14cに摺動
可能に挿入されているので、このスライディングプレー
ト17の移動により、キャスターストッパー14は、ブ
ラケット13の支軸13aを支点として水平状態から垂
直状態に回動し(図11(B)参照)、その平板部14
aがストッパー24に当接することにより回動が停止す
る(図11(C)参照)。これによって、車椅子Kの前
進を阻止することができる。
【0048】一方、スライディングプレート17の立ち
上がりにより、その折曲部17cが移動杆25の突出部
25aに当接し(図3(B)参照)、前輪2のさらなる
進入により、移動杆25は前側に移動する。この移動杆
25の移動により、図3(A)に示すように、連結杆2
8がハ字状に移動して、一対の係止爪15が水平方向に
移動する。この係止爪15の移動によって、係止爪15
の先端部が前輪2のリムに当接する(図1、図14参
照)。これによって、車椅子Kの持ち上がりや左右の移
動を阻止することができる。
【0049】その際、車椅子Kの後輪3は、図1、図1
5(B)及び図21に示すように、傾斜面9aの縁部T
に当接しており、車椅子K全体が傾斜面9aの縁部Tの
部分で常に前方に押されている状態となる。これによっ
て車椅子Kの後退を阻止することができる。
【0050】次いで、後側ホルダー11のキッキングプ
レート47を足で踏み、レリーズ部材36を作動させ、
左右のベルト部材31を引き出して、そのフック部39
を車椅子Kの後部のフレームに引っ掛ける(図21参
照)。キッキングプレート47から足を離すと、フリー
ローラ35がベルト部材31のベルト38を圧着するの
で、ベルト部材31の引き出し方向の移動が阻止され
る。
【0051】最後に、締付レバー37を何度が持ち上げ
て増し締めをして、ベルト部材31のベルト38のたる
みを同時に取る。
【0052】以上により、車椅子Kの固定作業が完了す
る。
【0053】次に、本発明の車椅子用固定装置による車
椅子Kの固定を解除する場合について説明する。
【0054】まず、後側ホルダー11のキッキングプレ
ート47を足で踏み、レリーズ部材36を作動させ(図
21参照)、次いで、左右のベルト部材31のフック部
39を車椅子Kの後部のフレームから取り外すと、リタ
ーンスプリング34の付勢力によりベルト部材31が引
き込まれ、ベルト部材31は、ベルトホルダ32のホル
ダ部32bの基端部32b’に保持される(図19
(C)参照)。キッキングプレート47から足を離す
と、フリーローラ35がベルト部材31のベルト38を
圧着するので、ベルト部材31の引き込みが完了した後
は、引き出し方向の移動が阻止される。
【0055】次いで、車椅子Kのハンドグリップ6(図
1参照)を用いて車椅子Kを後退させる。その際、図1
2に示すように、第2の付勢部材23の付勢力によりス
ライディングプレート17は水平状態になるように回動
し、さらに車椅子Kのフットレストフレーム7の下部が
キャスターストッパー14の平板部14aを押圧して、
キャスターストッパー14を水平状態に回動させる。
【0056】一方、スライディングプレート17の回動
により、スライディングプレート17の折曲部17cが
移動杆25の突出部から離れる。これによって、第3の
付勢部材29の付勢力により係止爪15は、車輪のリム
への係止状態を解除する方向に移動し、同時に、移動杆
25も後側に移動し、図3の状態から図2の状態に戻
る。
【0057】係止爪15による係止状態が解除されるこ
とにより、車椅子Kの固定は完全に解除され、車椅子K
を後退させることができる。
【0058】なお、キャスターストッパー14はキャス
ターホルダの当接片16dに当接するので、水平状態を
維持する(図8参照)。
【0059】次に、イコライザ12の作動について説明
する。一般に、車椅子Kの一対の前輪2の左右の幅は、
利用者の体格等に応じて設計されているので、種々の寸
法に設計される。従って、車椅子Kの前輪2がイコライ
ザ12のリーディングプレート12bの中心線上に進入
してくるとは限らない。本発明のイコライザ12は、水
平方向に移動可能であるので、車椅子Kの前輪2をイコ
ライザ12のリーディングプレート12bの中心線上に
導くことができる。
【0060】すなわち、図10(A)に示すように、前
輪2がリーディングプレート12bの中心線よりも左側
から進入してきた場合、イコライザ12は、図10
(B)に示すように、左側に移動するので、車椅子Kの
前輪2をイコライザ12のリーディングプレート12b
の中心線上に導くことができる。また、図10(C)に
示すように、前輪2がリーディングプレート12bの中
心線よりも右側から進入してきた場合、イコライザ12
は、図10(D)に示すように、右側に移動するので、
車椅子Kの前輪2をイコライザ12のリーディングプレ
ート12bの中心線上に導くことができる。なお、車椅
子Kの前輪2が後退した後は、イコライザ12は、第1
の付勢部材21(図2参照)により元の位置に戻る。
【0061】本発明の車椅子用固定装置によれば、車椅
子Kの前輪2を溝部9内に進入させ、自動的に一連の作
動によってキャスターストッパー14を立ち上げ、車椅
子Kの前方への移動を防止することができるとともに、
係止爪15が前輪2のリムに係止することにより車椅子
Kの持ち上がりや左右の移動を阻止することができる。
従って、介護者は、従来のように車椅子Kの前部のフレ
ームに前側のベルト部材を引っ掛けて取り付ける作業を
行う必要がなくなり、取り付け作業の効率が向上する。
【0062】また、フリーローラ35によってベルト部
材31の引き込みや引き出しを防止しているので、レリ
ーズ部材36のレリーズ・ロック機構が簡単となり、作
動が安定して確実性が向上する。
【0063】さらに、車椅子Kの前輪2を誘導するイコ
ライザ12は、水平方向に移動可能であるので、車椅子
Kの前輪2をイコライザ12の中心線上に導くことがで
きる。その結果、種々の寸法に設計された多くの車椅子
Kに対応させることが可能となる。
【0064】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、次のような優れた効果
を奏する。
【0066】(1)車椅子の前輪を溝部内に進入させ、
自動的に一連の作動によってキャスターストッパーを立
ち上げ、車椅子の前方への移動を防止することができる
とともに、係止爪が車輪の前輪に係止すること により
車椅子Kの持ち上がりや左右の移動を阻止することがで
きる。従って、介護者は、従来のように車椅子の前部の
フレームに前側のベルト部材を引っ掛けて取り付ける作
業を行う必要がなくなり、取り付け作業の効率が向上す
る。
【0067】(2)フリーローラによってベルト部材の
引き込みや引き出しを防止しているので、レリーズ部材
のレリーズ・ロック機構が簡単となり、作動が安定して
確実性が向上する。
【0068】(3)車椅子の前輪を誘導するイコライザ
は、水平方向に移動可能であるので、車椅子の前輪をイ
コライザの中心線上に導くことができる。その結果、種
々の寸法に設計された多くの車椅子に対応させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車椅子用固定装置を用いて車椅子を固
定している状態を示す斜視図である。
【図2】キャスタ−ホルダーの係止爪が引き出されてい
ない状態のイコライザを示す平面図である。
【図3】(A)は、キャスターホルダーの係止爪が引き
出された状態のイコライザーを示す平面図、(B)は、
スライディングプレートと移動杆とを示す側面図であ
る。
【図4】(A)はスライディングプレートを示す側面
図、(B)はその平面図である。
【図5】(A)はキャスターストッパーを示す側面図、
(B)はその平面図である。
【図6】(A)はブラケット及ぶストッパーを示す側面
図、(B)はブラケットを示す正面図である。
【図7】(A)はキャスターホルダーを示す正面図、
(B)はその平面図である。
【図8】キャスターホルダを示す側面図である。
【図9】キャスターホルダーを取り除いたイコライザを
示す斜視図である。
【図10】(A)〜(D)は、車椅子の前輪の進入位置
に応じたイコライザの移動を概略的に説明するための説
明図である。
【図11】(A)〜(C)は、車椅子の前輪の進入によ
るスライディングプレート及びキャスターストッパーの
移動を概略的に説明するための説明図である。
【図12】車椅子の前輪及びフットレストフレームの後
退によるスライディングプレート及びキャスターストッ
パーの移動を概略的に説明するための説明図である。
【図13】車椅子の前輪の進入によるスライディングプ
レート及びキャスターストッパーの移動を示す斜視図で
ある。
【図14】キャスターホルダーの係止爪が引き出され
て、前輪のリムに係止している状態を示す斜視図であ
る。
【図15】(A)は溝部に形成された傾斜面を示す斜視
図、(B)はその傾斜面によって車椅子の後輪が前方に
押されている状態を示す側面断面図である。
【図16】ベルト部材の一部を示す側面図である。
【図17】後側ホルダーの構成を示す平面図である。
【図18】(A)及び(B)は、レリーズ部材の動作を
説明するための説明図である。
【図19】(A)はレリーズプレート等を示す平面図、
(B)はベルトがガイドローラによって略水平状態から
略垂直状態に捻られることを説明するための側面図、
(C)は、ベルト部材がベルトホルダのホルダ部に保持
されている状態を示す平面断面図である。
【図20】(A)は巻取部材を示す平面断面図、(B)
は巻取部材を示す側面断面図である。
【図21】後側ホルダーによって車椅子の後輪が固定さ
れている状態を示す斜視図である。
【図22】従来の車椅子用固定装置を示す平面図であ
る。
【図23】従来の車椅子用固定装置を用いて車椅子を固
定した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
K:車椅子 F:フロア面 1:車体フレーム 2:前輪 3:後輪 4:座席部 5:背もたれ部 6:ハンドグリップ 7:フットレストフレーム 8:足載せ台 9:溝部 9a:傾斜面 10:前側ホルダー 11:後側ホルダー 12:イコライザ 12a:イコライザプレート 12b:リーディングプレート 12c:取付孔 13:ブラケット 13a:支軸 14:キャスターストッパー 14a:平板部 14b:端板部 14c:係止孔 14d:切り欠き部 15:係止爪 16:キャスターホルダー 16a:ベース部 16b:第2のレール 16c:支軸 16d:当接片 17:スライディングプレート 17a:支持棒 17b:支持片 17c:折曲部 18:イコライザガイド 19:第1のピン 20:第2のピン 21:第1の付勢部材 22:第1のレール 23:第2の付勢部材 24:ストッパー 25:移動杆 26:第3のピン 27:第4のピン 28:連結杆 29:第3の付勢部材 30:凹部 31:ベルト部材 32:ベルトホルダ 33:巻取部材 34:リターンスプリング(付勢部材) 35:フリーローラ 36:レリーズ部材 37:締付レバー 38:ベルト 39:フック部 40:ロックベース 41:ガイドローラ 42:ベルトリール 43:ベルトシャフト 44:スプリングストッパー 45:カバー 46:連結ロッド 47:キッキングプレート 48:レリーズプレート 49:ロックガイド 50:規制部 51:中間部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両等に車椅子を固定するための車椅子用
    固定装置であって、前記車両等のフロア面に形成され、
    前記車椅子の前輪及び後輪が設置される溝部と、その溝
    部の前側に設けられた前側ホルダーとを有し、 前記前側ホルダーは、車椅子の前輪の進入によって支軸
    を支点として水平状態から垂直状態に回動して立ち上が
    り、前輪の進入を阻止するキャスターストッパーと、前
    輪のリムに係止する係止爪を備えたキャスターホルダー
    と、車椅子の前輪の進入によって前記キャスターストッ
    パーを垂直状態に回動させるとともに、前記キャスター
    ホルダーの係止爪を前輪のリムに係止する方向に移動さ
    せるスライディングプレートとを有し、 前記溝部の後端部には車椅子の後輪の後退を阻止する傾
    斜面が形成されている、 ことを特徴とする車椅子用固定装置。
  2. 【請求項2】前記キャスタホルダーは、車椅子の前輪を
    誘導するリーディングプレートを備えたイコライザ上に
    設けられ、そのイコライザは、車椅子の前輪を前記リー
    ディングプレートの中心線上に導くように水平方向に移
    動可能であることを特徴とする請求項1に記載の車椅子
    用固定装置。
  3. 【請求項3】前記スライディングプレートは、前記キャ
    スタホルダーに形成された係止孔に摺動可能に挿入され
    た支持片と、前記溝部の両側部に設けられたレール内に
    摺動可能に挿入された支持棒とを有し、前記スライディ
    ングプレートを水平状態になるように付勢するための付
    勢部材が取り付けられている、ことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の車椅子用固定装置。
  4. 【請求項4】前記フロア面の後側に設けられた後側ホル
    ダーを有し、前記後側ホルダーは、車椅子に引っ掛ける
    フック部を備えたベルト部材と、そのベルト部材を引き
    出し可能に保持し、前記フロア面の下部に設けられたベ
    ルトホルダと、前記ベルト部材を巻き取る巻取部材と、
    その巻取部材に取り付けられ、前記ベルト部材を引き込
    む方向に付勢する付勢部材と、前記ベルト部材に圧着し
    てベルト部材の移動を停止するフリーローラと、そのフ
    リーローラを前記ベルト部材から離脱させるレリーズ部
    材と、前記巻取部材の回転軸に取り付けられ、前記ベル
    ト部材を増し締めするラチェット式の締付レバーとを備
    えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    つの項に記載の車椅子用固定装置。
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