JP2005231498A - チャイルドシートのベビーカーへのロック機構 - Google Patents

チャイルドシートのベビーカーへのロック機構 Download PDF

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Abstract

【課題】 着脱レバーの操作後その着脱レバーから手を離してもロック解除状態が確実に持続されるとともに、ロック状態に容易に戻すことができるようにしたチャイルドシートを得ること。
【解決手段】 ベビーカー本体のアームレストに装着されたピンに係脱可能なロック部材22と、そのロック部材22と一体的に回動するストッパー23と、そのストッパー23のストッパー段部23cに係脱可能な係合部24bを有するストッパー解除部材24とを有し、チャイルドシート15をベビーカー本体から取り外す際にロック解除状態が維持されるようにしたチャイルドシートのロック機構に関する。上記ストッパー段部23cと上記ロック解除部材24に形成された係合部24bのいずれか一方が、上記ストッパー段部23cと上記ロック解除部材24の係合部24bとの係合時に、その先端部が他方の係合部から次第に離れる方向に傾斜する傾斜面としてある。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ベビーカー本体に着脱可能なチャイルドシートのロック機構に関する。
一般に、1歳未満のような乳幼児を乗用車に乗せる場合にはチャイルドシートを使用することが行われている。このようなチャイルドシートは乗用車のシートに対して着脱可能としてあり、乗用車のシートから取り外した場合には、乳幼児をチャイルドシートに寝かせたまま移動するためのキャリーとして、或いはベビーカーに装着してベビーカーのシートとして使用することができるようにしたものが提案されている。
図9は上記ベビーカー本体に装着可能としたチャイルドシート10の形状を示す斜視図であって、チャイルドシート10には逆U字状の日除け取付部材を兼ねるハンドル11が揺動可能に設けられている。すなわち、チャイルドシート10の両側部にはハンドル取付部12が設けられており、そのハンドル取付部12内に上記ハンドル11の先端が挿入され揺動可能に装着されている。また、上記チャイルドシート10を固定するときの、後方に突出するフック状のベルトガイド13が設けられている。そして、上記チャイルドシート10は、図10に示すように、ベビーカー本体14に着脱可能に装着することができるようにしてある。ところで、ベビーカー本体に装着可能としたチャイルドシートにおいては、チャイルドシートにそのチャイルドシートをベビーカー本体に固定するロック装置が設けられている。
ところが、上記チャイルドシートをベビーカー本体から取り外す際には、着脱レバーを操作しながらチャイルドシートの取り外しを行う必要があるため、その操作性の悪さを改善するため、着脱レバーを引き上げ、手を離してもロック解除状態が持続される機能を持たせ、取付・取外し性の改善を図ったものも提案されている。しかし、このようなものにおいてはチャイルドシート単体時にロック解除状態に操作された着脱レバーを戻すことができない。したがって、上記着脱レバーを元に戻そうとして着脱レバーを強引に操作しようとすると上記着脱レバーが破損する可能性がある。そこで、別に解除レバーを設けてロック解除の状態とし得るようにしたものも提案されているが、このようなものにおいても、誤操作により着脱レバーを強引に操作しようとすると上記着脱レバーが破損する可能性がある。
特開2002−205586号公報
本発明は、着脱レバーの操作後その着脱レバーから手を離してもロック解除状態が確実に持続されるとともに、ロック状態に容易に戻すことができるようにしたチャイルドシートを得ることを目的とする。
請求項1に係る発明は、ベビーカー本体のアームレストに装着されたピンに係脱可能なロック部材と、そのロック部材と一体的に回動するストッパーと、そのストッパーのストッパー段部に係脱可能な係合突部を有するストッパー解除部材とを有し、チャイルドシートをベビーカー本体から取り外す際にロック解除状態が維持されるようにしたチャイルドシートのロック機構において、上記ストッパー段部と上記ロック解除部材の係合突部のいずれか一方が、上記ストッパー段部と上記ロック解除部材との係合時に、その先端部が他方の係合部から次第に離れる方向に傾斜する傾斜面としてあることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、上記ロック部材とストッパーとが同一軸に一体的に回動するように装着されるとともに、上記ストッパーのストッパー段部に係脱可能ストッパー解除部材が上記ストッパーと同一平面内において上記ロック部材と反対方向に回動可能に配設され、上記ストッパー段部と上記ロック解除部材の係合突部との係合時に、上記ストッパー解除部材の係合突部の先端部が上記ストッパー段部から次第に離れる方向に傾斜する傾斜面としてあることを特徴とす。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、上記ロック部材とストッパーとが一体的に形成されるとともに、上記ストッパー段部と上記ロック解除部材の突起部との係合時に、上記ストッパーのストッパー段部の先端部が、上記ロック解除部材の突起部のストッパー段部との係合部から次第に離れる方向に傾斜する傾斜面としてあることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る発明において、ストッパーとストッパー解除部材が1個のスプリングにより引き寄せられるように構成されていることを特徴とする。
本発明は、上記のように構成したので、チャイルドシートをベビーカー本体から取り外す際に、着脱レバーを操作し、手を離してもロック解除状態が持続される機能を有するとともに、チャイルドシート単体時にロック解除状態に操作された状態のままでも上記着脱レバーを容易に元に戻すことができ、着脱レバー等の破損事故等の発生を確実に防止することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のチャイルドシートをベビーカー本体に装着した状態を示す図であり、チャイルドシート15の両側部にはベビーカー本体のアームレスト16に係合する断面逆U字状の係止部15aが設けられており、その係止部15a内に後述する着脱ロック機構20が装着されている。一方、上記アームレスト16の上面には幅が狭い長穴17が形成されるとともに、アームレスト16内には左右方向に延びるピン18が設けられており、上記着脱機構20が上記長穴17に挿入され、上記ピン18に係合し得るようにしてある。
図2は上記着脱ロック機構20の分解斜視図であり、着脱ロック機構20は、左右両側面にそれぞれフレーム板21、21を有しており、その左右のフレーム板21、21の間に板体からなるロック部材22とそのロック部材22の一側に設けられたストッパー23及びストッパー解除部材24が配設されている。そして、上記ロック部材22、ストッパー23及びストッパー解除部材24とが左右のフレーム板21、21とともにプラスチック製の保護部材25内に装着されており、上記保護部材25により上記着脱ロック機構20が挿脱される前記アームレスト16の長穴16に損傷が生じることがないようにしてある。
上記保護部材25及び左右のフレーム板21には下端が開放し前記アームレスト16に設けられたピン17に係合可能な上方に延びる切り欠き27a、27bが形成されており、各フレーム板21から先方に突出された腕部21aに設けられたアングル部材21bを介してチャイルドシートの前記係止部15a内上面に固着されている。
上記保護部材25及びフレーム板21にはストッパー軸28が回動可能に装着されており、そのストッパー軸28に上記ロック部材22及びストッパー23が固着されている。すなわち、上記ストッパー軸28には両側に切り欠き平面部が形成されるとともに、上記ロック部材22及びストッパー23にも上記ストッパー軸28と同様な形状の穴22a、23aが形成されており、その穴22a、23aを上記ストッパー軸28に嵌合させることにより、上記ロック部材22及びストッパー23がストッパー軸28と一体的に回動するようにしてある。上記ストッパー軸28の先端部は前記係止部15aの側面から外方に突出されており、その突出先端部に着脱レバー30が固着されている。さらに上記保護部材25及びフレーム板21に設けられた軸31によりストッパ解除部材24が回動可能に装着されている。
前記ロック部材22には中間部に上記軸31に係合可能な凹部22bが形成され、下端部には前記ピン18と係合可能なロック爪22cが形成されており、そのロック爪22cの下端縁部には爪先側上方に傾斜する案内面22dが形成されている。
また、ストッパー23の先端部には穴23aの軸線を中心とする円弧23bが形成されており、その円弧23bの一端部に、上記穴23aの軸線に向かう径方向に延びるストッパー段部23cが形成されている。さらに、ストッパー解除部材24は逆L字状に形成され、その中間部が前記軸31に固着されており、そのストッパー解除部材24の水平腕24aの中間部に上記ストッパ段部23cに係合可能な係合突部24bが突設されている。また、上記ストッパ解除部材24の下方に延びる腕24cの下端部に前記ロック部材22のロック爪22cと反対側からピン18と係合可能なストッパー解除作動部24dが形成され、そのストッパー解除作動部24dの上縁には下方に向かう傾斜部24eが形成されている。そして、上記ストッパー23の水平腕23d及びストッパ解除部材24の水平腕24aの先端部間には、両者を引っ張り方向に付勢するスプリング32が設けられている。
図3は、上記図2に示す各部品を組み合わせてユニット化するとともに、一方のフレーム板21を省略して示す斜視図である。
図4は、上記ストッパー23のストッパ段部23cとストッパー解除部材24の係合突部24bとの係合部の拡大図であり、上記ストッパー解除部材24の係合突部24bにおける上記ストッパー段部23cと対向する部分が傾斜されている。すなわち、上記ストッパー解除部材24の係合突部24bの上記ストッパー段部23cと対向する部分は、上記ストッパー段部23cとの係合時に係合突部24bの先端が上記ストッパー段部23cから次第に離れる方向に傾斜する傾斜面24bとしてある。
しかして、チャイルドシートをベビーカー本体に装着する場合には、左右のアームレスト16間にチャイルドシートの下部を挿入するとともに、上記チャイルドシートの両側部に設けられた着脱ロック機構20をアームレスト16の長穴17を介してアームレスト16内に挿入する。そこで、チャイルドシートが下降して保護部材25及びフレーム板21の切り欠き27a、27bがアームレスト16内に設けられたピン18に嵌合し、さらにロック部材22の案内面22dが上記ピン18に当接すると、その案内面22dによってロック部材22がストッパー23とともにスプリング32に抗して、図5(a)において反時計方向に回動される。したがって、ロック爪22cが切り欠き27a、27bから側方に移動され、上記フレーム板21の切り欠き27bがアームレスト16のピン18に係合される。
このようにして、ピン18にフレーム板21の切り欠き27bが係合すると、ロック部材22がストッパー23を介してスプリング32によって時計方向に回動し、凹部22bが軸31に係合するとともに、ロック爪22cがピン18の下方に係合し、さらにストッパー解除部材24のストッパー解除作動部24dがピン18の下方に係合する。したがって、チャイルドシートがその位置にロックされる(図5(b))。
一方、チャイルドシートをベビーカー本体から取り外す場合には、着脱レバー30を図3において反時計方向に回動させると、ロック部材22が反時計方向に回動し、図5(a)に示すように、ロック爪22cがロック解除位置に移動される。このようにしてロック部材22がロック解除位置に回動されると、ストッパー23もストッパー軸28により同時に反時計方向に回動し、スプリング32によってストッパー解除部材24の係合突部24bがストッパー23のストッパー段部23cに係合する。したがって、ロック部22の回動が阻止されロック部材22がそのロック解除位置に自動固定される。
しかして、着脱レバー30から手を離してもロック部材22がそのロック解除位置に自動固定されているので、チャイルドシートを上方に持ち上げるだけでチャイルドシートをベビーカー本体から取り外すことができる。
一方、上述のようにチャイルドシートを持ち上げると、その途中においてストッパー解除作動部24eがピン18に当接してストッパー解除部材24がスプリング32に抗して軸31を中心として時計方向に回動される。したがって、係合突部24bがストッパー段部23cから離脱し、そのストッパー作用がなくなる。そのため、ロック部材22がスプリング32によってストッパー23を介してロック解除位置から図5(b)に示すような位置に自動復帰される。
ところが、上述のように着脱レバー30を操作するとロック部材22がそのロック解除位置に自動固定されるとともに、着脱レバー30もその作動位置に固定される。したがって、チャイルドシートを単体で使用している場合に上記着脱レバー30をロック解除位置に操作すると、その着脱レバー30はそのロック解除位置から元に戻すことができなくなる。そこで、その状態から強引に着脱レバー30を元に戻そうとすると着脱レバー30の破損を発生させる可能性がある。
しかし、本発明においては、前述のようにストッパー解除部材24の係合部24bの上記ストッパー段部23cと対向する部分が、上記ストッパー段部23cとの係合時に係合突部24bの先端が上記ストッパー段部23cから次第に離れる方向に傾斜する傾斜面24bとしてあるために、チャイルドシートを単体で使用している場合に着脱レバー30がそのロック解除位置に操作された場合でも、着脱レバー30を逆に操作するとストッパー23のストッパー段部23cがストッパー解除部材24の係合突部24bの傾斜面24bに沿って摺動し、ストッパー23すなわち着脱レバー30をそのロック解除位置から自由に元に戻すことができ、着脱レバー30等の破損が生じることはない。この場合、上記傾斜面の傾斜角はスプリング32のばね力との相関関係により選定することができ、ばね力を強くしてレバーの操作力を強くした場合には、上記傾斜角を大きくする。しかもストッパー23とストッパー解除部材24が1個のスプリングにより引き寄せられるように構成されているので、傾斜角のバランスには影響はなく、確実にロック解除状態を維持することができる。
図6及び図7は、本発明の他の実施の形態を示す図であり、前記ハンドル取付部12内に着脱ロック機構を設け、ベビーカー本体の左右のアームレスト16から突出されたボスに係合するようにした例である。
すなわち、図6及び図7は上記着脱ロック機構40の構成を示す断面図であり、上記ハンドル取付部12のチャイルドシート側側面にはアームレスト16から突出されたボス41に係合可能な上方に延びる切り欠き42が形成されており、また上記ハンドル取付部12内にはチャイルドシートから突出された軸43に回動可能に取り付けられたロック部材44が配設されている。
上記ロック部材44にはそのロック部材44の回動によって上記切り欠き42内に位置するボス41の下部に係合するロック爪45が一体的に形成されており、そのロック爪45の下面には、そのロック爪45の下面が上記ボス41に当接したとき上記ロック部材44をロック解除方向に揺動させる案内面45aが形成されている。また、上記ロック部材44はスプリング46により上記ロック爪45がロック方向に付勢されており、さらにその外周部にはハンドル取付部12に形成された周方向に延びるスリット47を経て外方に突出する着脱レバー48が設けられている。
また、ハンドル取付部12内にはロック部材44の軸43に対して偏心した位置に軸49が設けられており、その軸49にストッパー解除部材50が揺動可能に軸支されており、スプリング51により常時前記ロック部材44と反対方向に付勢されている。上記ストッパー解除部材50には係合片52が形成されており、前記ロック部材44がロック解除位置に移動したときに、その係合片52がロック部材44に設けられたストッパー段部53に係合し、ロック部材44をそのロック解除位置に自動固定するようにしてある(図7)。
図8は、上記ストッパー解除部材50の係合片52とロック部材44との係合部の拡大図であり、上記係合片52と対向する上記ロック部材44に設けられたストッパー段部53が傾斜されている。すなわち、上記ストッパー段部53の上記ストッパー片52と対向する部分は、上記ストッパー段部53と係合片52との係合時にストッパー段部53の先端が上記係合片52から次第に離れる方向に傾斜する傾斜面としてある。
さらに上記ストッパー解除部材50には下方に延びるストップ解除杆54が形成されており、そのストップ解除杆54の下端部には、前記ボス41との当接によりストッパー解除部材50をスプリング51に抗して揺動させ、係合片52をストッパー段部53から離脱させるロック解除作動部54aが形成されている。
しかして、チャイルドシートをベビーカー本体に装着する場合には、図6に示すように、展開状態のベビーカー本体の上方から左右のアームレスト16間にチャイルドシートの下部を挿入するとともに、チャイルドシートの左右のハンドル取付部12をアームレスト16の上部及び外側に係合させる。そこで、チャイルドシートが下降してロック部材44の案内面45aがベビーカー本体のボス41に当接すると、その案内面45aによってロック部材44がスプリング46に抗して図6において反時計方向に回動される。したがって、ロック爪45が切り欠き42から側方に移動され、ハンドル取付部12の切り欠き42がボス41に係合される。
このようにして、ボス41にハンドル取付部12の切り欠き42が係合すると、ロック部材44がスプリング46によって図6において時計方向に回動し、ロック爪45がボス41の下方に係合する。したがって、チャイルドシートがその位置にロックされ、さらにハンドル取付部12の前部及び後部がアームレスト16上に載置され、チャイルドシートがベビーカー本体に装着固定され、ベビーカーとして機能させることができる。
一方、チャイルドシートをベビーカー本体から取り外す場合には、着脱レバー48をもって図7に示すように上方に回動させると、ロック部材44が反時計方向に回動しロック爪45がロック解除位置に移動される。このようにしてロック部材44がロック解除位置に回動すると、ストッパー解除部材50がスプリング51によって軸49を中心として揺動し、係合片52がロック部材44のストッパー段部53に係合し、ロック部材44の回動が阻止されロック部材44がそのロック解除位置に自動固定される。
そこで、チャイルドシートを上方に持ち上げることによってチャイルドシートをベビーカー本体から取り外すことができる。一方、上述のようにチャイルドシートを持ち上げるとその途中においてロック解除作動部54aがボス41に当接してストッパー解除部材50がスプリング51に抗して軸49を中心として反時計方向に回動される。したがって、係合片52がストッパー段部53から離脱し、そのストッパ作用がなくなる。そのため、ロック部材44がスプリング46によりロック解除位置から図6に示すような位置に自動復帰される。
ところが、上述のように着脱レバー48を操作するとロック部材44がそのロック解除位置に自動固定されるとともに、着脱レバー48もその作動位置に固定される。したがって、チャイルドシートを単体で使用している場合に上記着脱レバー48をロック解除位置に操作すると、その着脱レバー48はそのロック解除位置から元に戻すことができなくなる。そこで、その状態から強引に着脱レバー48を元に戻そうとするとロック部材44の破損を発生させる可能性がある。
しかし、本発明においては、前述のようにストッパー段部53の上記係合片52と対向する部分が、上記係合片52との係合時にストッパー段部53の先端が上記係合片52から次第に離れる方向に傾斜する傾斜面としてあるために、チャイルドシートを単体で使用している場合に着脱レバー48がそのロック解除位置に操作された場合でも、着脱レバー48を逆に操作するとストッパー段部53の傾斜面が係合片52に沿って摺動し、ストッパー44すなわち着脱レバー48をそのロック解除位置から自由に元に戻すことができ、ロック部材44等の破損が生じることはない。この場合、上記傾斜面の傾斜角は2つのスプリングのばね力との相関関係により適宜選定することができる。
本発明のチャイルドシートのベビーカー本体への装着状態を示す一部切り欠き斜視図。 着脱ロック機構部の分解斜視図。 着脱ロック機構の概略構成を示す図。 着脱ロック機構におけるストッパーとストッパー解除部材の係合部分の拡大図。 (a)、(b)は着脱ロック機構の作動説明図。 本発明の他の実施の形態におけるロック機構装置のロック状態を示す図。 本発明の他の実施の形態におけるロック機構のロック解除状態を示す図。 図6に示すロック機構の部分拡大図。 従来のチャイルドシートの斜視図。 チャイルドシートをベビーカー本体に装着した状態を示す図。
符号の説明
10、15 チャイルドシート
11 ハンドル
12 ハンドル取付部
14 ベビーカー本体
15a チャイルドシートの係止部
16 アームレスト
17 長穴
18 ピン
20 着脱ロック機構
21 フレーム板
22 ロック部材
23 ストッパー
23c ストッパー段部
24 ストッパー解除部材
24b 係合部
27a、27b 切り欠き
28 ストッパー軸
30 着脱レバー
40 着脱ロック機構
41 ボス
42 切り欠き
44 ロック部材
45 ロック爪
50 ストッパー解除部材
52 係合片
53 ストッパー段部
54 ストップ解除杆

Claims (4)

  1. ベビーカー本体のアームレストに装着されたピンに係脱可能なロック部材と、そのロック部材と一体的に回動するストッパーと、そのストッパーのストッパー段部に係脱可能な係合突部を有するストッパー解除部材とを有し、チャイルドシートをベビーカー本体から取り外す際にロック解除状態が維持されるようにしたチャイルドシートのロック機構において、上記ストッパー段部と上記ロック解除部材に形成された係合突部のいずれか一方が、上記ストッパー段部と上記ロック解除部材の係合突部との係合時に、その先端部が他方の係合部から次第に離れる方向に傾斜する傾斜面としてあることを特徴とする、チャイルドシートのロック機構。
  2. 上記ロック部材とストッパーとが同一軸に一体的に回動するように装着されるとともに、上記ストッパーのストッパー段部に係脱可能なストッパー解除部材が上記ストッパーと同一平面内において上記ロック部材と反対方向に回動可能に配設され、上記ストッパー段部と上記ロック解除部材の係合突部との係合時に、上記ストッパー解除部材の係合突部の先端部が上記ストッパー段部から次第に離れる方向に傾斜する傾斜面としてあることを特徴とする、請求項1記載のチャイルドシートのロック機構。
  3. 上記ロック部材とストッパーとが一体的に形成されるとともに、上記ストッパー段部と上記ロック解除部材の係合突部との係合時に、上記ストッパーのストッパー段部の先端部が、上記ロック解除部材の係合突部から次第に離れる方向に傾斜する傾斜面としてあることを特徴とする、請求項1記載のチャイルドシートのロック機構。
  4. ストッパーとストッパー解除部材が1個のスプリングにより引き寄せられるように構成されていることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載のチャイルドシートのロック機構。
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