JP2009261089A - 空心コイルの巻線方法及び巻線装置 - Google Patents

空心コイルの巻線方法及び巻線装置 Download PDF

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Abstract

【課題】空芯コイルの巻き始めリード部をコイル部の側面巻き部に沿うように整形する空芯コイルの巻線方法及び巻線装置を提供する。
【解決手段】線材端保持手段(絡げ棒38)からノズル58へと延びる線材2をリードガイド溝12を通して巻芯42に掛け回す掛け回し工程と、巻芯42を回転して巻芯42にノズル58から繰り出される線材2を巻回してコイル部3を形成する巻回工程と、カッタ83によって線材端保持手段(絡げ棒38)からコイル部3へと延びる線材2を切断する切断工程と、クランプ84を移動することによってリードガイド溝12に収まる線材2を引き出してコイル部3の側面巻き部3bに沿うように整形する巻き始めリード部4の整形工程と、コイル部3から巻芯42を抜き取る抜き取り工程とを行う構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、空心コイルの巻線方法及び巻線装置に関するものである。
一般に、空芯コイルは、線材を渦巻き状に巻回したコイル部と、このコイル部の内周から延びる線材からなる巻き始めリード部と、このコイル部の外周から延びる線材からなる巻き終わりリード部とを有する(特許文献1参照)。
この種の空心コイルを形成する従来の巻線装置は、回転する巻芯にノズルから繰り出される線材を巻回した後、余分な線材をカッタによって切断し、巻き始めリード部と巻き終わりリード部が巻回方向に延びた状態で巻線作業を終了していた。
特開平10−303015号公報
しかしながら、従来の巻線装置は、巻き始めリード部と巻き終わりリード部が巻回方向に延びた状態で巻線作業を終了していたため、空心コイルを基板に接続する前の工程として、手作業によって巻き始めリード部と巻き終わりリード部とをコイル部から所定方向に延びるように整形する必要があり、この整形作業に手間がかかるという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、空芯コイルの巻き始めリード部をコイル部の側面巻き部に沿うように整形する空芯コイルの巻線方法及び巻線装置を提供することを目的とする。
本発明は、線材を渦巻き状に巻回したコイル部と、このコイル部の内周から延びる線材からなる巻き始めリード部と、このコイル部の外周から延びる線材からなる巻き終わりリード部とを有する空芯コイルを形成するコイル巻線方法または巻線装置において、線材を繰り出すノズルと、このノズルから繰り出される線材の先端部を保持する線材端保持手段と、線材端保持手段から延びる線材が収まるリードガイド溝と、線材端保持手段及びリードガイド溝と共に回転してノズルから繰り出される線材を巻回する巻芯と、線材を切断するカッタと、線材を保持して移動するクランプとを用い、またはこれらを備え、ノズルから繰り出される線材の先端部を線材端保持手段に保持する線材端保持工程と、線材端保持手段からノズルへと延びる線材をリードガイド溝を通して巻芯に掛け回す掛け回し工程と、巻芯を回転して巻芯にノズルから繰り出される線材を巻回してコイル部を形成する巻回工程と、カッタによって線材端保持手段からコイル部へと延びる線材を切断する切断工程と、クランプを移動することによってリードガイド溝に収まる線材を引き出してコイル部の側面巻き部に沿うように整形する巻き始めリード部の整形工程と、コイル部から巻芯を抜き取る抜き取り工程とを行う構成としたことを特徴とするものとした。
本発明によると、巻き始めリード部がコイル部の側面巻き部に沿うように整形された空芯コイルを自動的に形成することが可能となり、巻き始めリード部を手作業によって整形する必要が無くなり、生産性を高められる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1の(a)は空芯コイル1の側面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。この空芯コイル1は例えばハードディスク装置のアームを駆動する部品として用いられる。
空芯コイル1は線材2を台形の渦巻き状に巻回したコイル部3と、このコイル部3の内周から延びる線材2からなる巻き始めリード部4と、このコイル部3の外周から延びる線材2からなる巻き終わりリード部5とを有する。
線材2の表面に融着層がコーティングされており、この融着層がコイル部3の巻回時に加熱されて溶融した後に固まることにより、コイル部3の形状が維持される。
巻き始めリード部4と巻き終わりリード部5とは、それぞれコイル部3の巻回中心軸Oから半径方向に並んで延びるように整形される。
巻き始めリード部4はコイル部3の内周巻き部3aから曲折し、コイル部3の側面巻き部3bに沿うように延びる。
巻き終わりリード部5はコイル部3の外周巻き部3cから曲折し、巻き始めリード部4に対して所定の間隔をもって略平行に延びる。
線材2の表面には絶縁層がコーティングされているが、巻き始めリード部4の先端部と巻き終わりリード部5の先端部とは、絶縁層が剥離されており、例えばハードディスク装置に組み付けられる工程にて、ハードディスク装置に備えられる基板に半田付け等によって接続されるようになっている。
図2は空芯コイル1を形成する巻線装置10の概略構成を示す斜視図である。ここで、互いに直交するX、Y、Zの3軸を設定し、X軸が略水平横方向、Y軸が略水平前後方向、Z軸が略垂直方向に延びるものとし、巻線装置10の構成を説明する。
架台11上に同一X軸上にて回転する第一、第二スピンドル20、30が設けられ、第一、第二スピンドル20、30に第一、第二巻き治具40、35が取り付けられ、後述するように第一、第二巻き治具40、35を介して線材2が巻回されることによりコイル部3が形成される。
第一スピンドル20は第一ヘッド21に回転可能に支持され、第一スピンドルモータ22によってベルト23及びプーリを介して回転駆動される。
第一ヘッド21は架台11上にリニアガイド24を介してX軸方向に移動可能に支持され、移動機25によってX軸方向に移動するように駆動される。
移動機25は、サーボモータ27によって回転駆動されるボールネジ28と、このボールネジ28に螺合して平行移動する従動子29等によって構成される。
第二スピンドル30は第二ヘッド31に回転可能に支持され、第二スピンドルモータ32によってベルト33及びプーリを介して回転駆動される。第二ヘッド31は架台11上に固定される。
図3に示すように、第一巻き治具40はその治具端面41から巻芯42が突出する一方、第二巻き治具35はその治具端面36に開口する凹部37が形成される。移動機25によって第一スピンドル20がX軸方向に移動して第二スピンドル30に近づくことにより、巻芯42の先端部42aが凹部37に嵌合する。
巻芯42と凹部37の断面は、略台形に形成され、コイル部3の内周断面形状に沿うようにしているが、これに限らず、コイル部3の内周断面形状に応じて他の形状としてもよい。
巻芯42は第一巻き治具40に対してX軸方向に移動可能に支持され、治具端面41から出没可能に突出するように構成される。巻芯42にはロッド43が連結され、第一巻き治具40及び第一スピンドル20はこの巻芯42及びロッド43が貫通する中空構造をしており、ロッド43の第一スピンドル20から突出する端部が移動機45の従動子49にベアリング46を介して連結される。移動機45は、サーボモータ47によって回転駆動されるボールネジ48と、このボールネジ48に螺合して平行移動する従動子49等によって構成され、従動子49を介してロッド43をX軸方向に移動する。巻芯42は、移動機45の作動によって治具端面41から突出する巻線位置と、治具端面41から突出しないように引き込まれる格納位置とに切り換えられる。
架台11上に移動機51、52、53によってX、Y、Zの3軸方向に移動するノズル台50が設けられる。移動機51は架台11に対してX軸方向移動台56をX軸方向に移動する。移動機52はX軸方向移動台56に対してY軸方向移動台57をY軸方向に移動する。移動機53はY軸方向移動台57に対してノズル台50をZ軸方向に移動する。移動機51、52、53は、サーボモータによって回転駆動されるボールネジと、このボールネジに螺合して平行移動する従動子等によって構成される。
ノズル台50にはノズル58が固定され、このノズル58には図示しない線材供給源から線材2が供給される。
ノズル台50には被覆剥離機59が設けられ、この被覆剥離機59はコントローラから指令に基づいて線材2の周囲を回転するカッタによって融着層、絶縁層の被覆を線材2から所定の範囲で剥離するものであり、これについては、本出願人により特願2000−216443号として出願されている。
ノズル台50には線材押さえ機55が設けられ、この線材押さえ機55はコントローラから指令に基づいてシリンダによつて移動する押さえ部材を介して線材2を挟持し、線材2がノズル58から抜けないようにする。
ノズル台50にはカッタ61がシリンダ62を介してZ軸方向に移動可能に設けられる。カッタ61はコントローラから指令に基づいて線材2を切断するものである。
ノズル台50には線材ガイド63がシリンダ64を介してZ軸方向に移動可能に設けられる。図9の(10)に示すように、線材ガイド63はZ軸方向に延びる2本のガイド棒65の間に線材2を通して案内するものである。2本のガイド棒65の間隔は線材2の外径より所定のクリアランス分だけ大きく設定され、ノズル58から繰り出される線材2が各ガイド棒65の間を円滑に通るようにする。これにより、2本のガイド棒65の間隔は、ノズル58の開口径より小さく設定されるため、線材2を2本のガイド棒65の間を通して導くことにより、線材2を精度よく案内することができるとともに、線材2を巻回する速度を高められる。
線材ガイド63はシリンダ64の作動によって各ガイド棒65の間に線材2を通して案内する巻線位置と、各ガイド棒65が線材2から下方に離れる格納位置とに切り換えられる。
架台11上に移動機71、72、73によってX、Y、Zの3軸方向に移動するフォーミング台80が設けられる。移動機71は架台11に対してX軸方向移動台76をX軸方向に移動する。移動機72はX軸方向移動台76に対してY軸方向移動台77をY軸方向に移動する。移動機73はY軸方向移動台77に対してフォーミング台80をZ軸方向に移動する。移動機71、72、73は、サーボモータによって回転駆動されるボールネジと、このボールネジに螺合して平行移動する従動子等によって構成される。
フォーミング台80にはフォーミング板81、クランプ84、カッタ83、排出器85がそれぞれ取り付けられ、後述するように巻き始めリード部4、巻き終わりリード部5の切断、整形等の作業を行うようになっている。
架台11上に熱風器90が設けられ、この熱風器90はコントローラから指令に基づいて熱風を吹き出すものであり、コイル部3の巻回時に線材2にコーティングされている融着層を加熱して溶融させるようになっている。
図3に示すように、第二巻き治具35はその治具端面36に凹部37が開口しており、第一スピンドル20がX軸方向に移動することにより、図4に示すように、巻芯42の先端部42aが凹部37に嵌合する。
線材2の先端部を保持する線材端保持手段として、第二巻き治具35に絡げ棒38が設けられる。絡げ棒38の先端部にはスリット39が形成され、図5の(a)、(b)に示すように、線材2がスリット39に通して絡げられることにより、第二巻き治具35に対して線材2の先端部が保持される。
第二巻き治具35には、巻き始めリード部4となる線材2が収まるリードガイド溝12が形成される。このリードガイド溝12は絡げ棒38の近傍から凹部37へと延び、コイル部3の巻回時に絡げ棒38から巻芯42へと延びる線材2が収まるようになっている。
リードガイド溝12は、巻回中心軸O(第二巻き治具35の回転中心軸)を含む平面に対して平行に延びる2つの平面状の溝側面13を有し、その開口幅が線材2の外径より所定のクリアランス分だけ大きく設定される。
リードガイド溝12は、一対のリードガイド溝開口縁部14を有し、このリードガイド溝開口縁部14が巻芯42の間に線材2が入り込む断面楔状の間隙を画成するリード部案内手段を構成し、図5の(a)、(b)に示すように、線材2の巻き始めリード部4の基端部となる部位を巻芯42に押し付けるように案内する。
リードガイド溝開口縁部14は溝側面13に対して傾斜するように形成される。換言すると、リードガイド溝開口縁部14は巻回中心軸Oを含む平面に対して傾斜し、巻芯42の間に断面楔状の間隙を画成する。
リードガイド溝12の開口端に一対のリードガイド溝開口縁部14が形成されているため、巻芯42の回転方向を変えても各リードガイド溝開口縁部14の一方が線材2を巻芯42に押し付けるようになっている。
なお、巻芯42の回転方向を変えない場合は、リードガイド溝12の開口端の線材2が掛け回される側のみに一つのリードガイド溝開口縁部14を形成してもよい。
また、リード部案内手段として、リードガイド溝12の溝側面13を巻回中心軸Oを含む平面に対して傾斜するように形成していもよい。この場合、リードガイド溝12の溝側面13が巻芯42の間に線材2が入り込む断面楔状の間隙を画成し、線材2の巻き始めリード部4の基端部となる部位を巻芯42に押し付けるように案内する。
線材掛け回し工程にて、絡げ棒38からリードガイド溝12を通ってノズル58へと延びる線材2の巻回中心軸O(X軸)に対する傾斜角度が大きくなると、線材2をリードガイド溝開口縁部14に係合させることが難しくなる。
これに対処して、絡げ棒38は治具端面36(巻芯42)に対して巻回中心軸O(X軸)方向について所定距離だけ離して設けられ、線材掛け回し工程にて、絡げ棒38からリードガイド溝12を通って巻芯42へと延びる線材2が巻回中心軸O(X軸)に対して傾斜する角度を十分に小さく設定し、ノズル58を移動して絡げ棒38からリードガイド溝12を通って巻芯42へと掛け回される線材2がリードガイド溝開口縁部14と巻芯42の間に画成される断面楔状の間隙に入り込むようになっている。
第二巻き治具35の治具端面36と、第一巻き治具40の治具端面41とは、巻回中心軸O(X軸)に対して直交する平面状に形成される。
第二巻き治具35には巻回中心軸O(X軸)に対して傾斜する傾斜面15が形成され、この傾斜面15にリードガイド溝12が開口している。この傾斜面15によって第二巻き治具35はリードガイド溝12が開口する部位がテーパ状に削除されており、線材掛け回し工程にて絡げ棒38からノズル58へと延びる線材2がリードガイド溝12に入りやすくなっている。
コントローラは、各移動機25、45、51、52、53、71、72、73の各サーボモータ、第一、第二スピンドルモータ22、32、被覆剥離機59、シリンダ62、64、カッタ61、クランプ84、カッタ83等の作動をシーケンス制御し、第一、第二巻き治具40、35に対して線材2を巻回して空芯コイル1を自動的に形成する。
巻線装置10は、次の各工程を順に行い、空芯コイル1を形成する。以下、図6〜図14に基づいて巻線装置10の動作を説明する。
図6の(1)に矢印で示すように、 移動機25によって第一巻き治具40を第二巻き治具35に近づけるように移動し、巻芯42の先端部42aを凹部37に嵌合させる。
このとき、第一巻き治具40の治具端面41と第二巻き治具35の治具端面36との間隔は、空芯コイル1の巻き幅に応じて設定される。この各治具端面41、36どうしの間隔は、ノズル58の外径より大きい範囲で任意に設定され、各治具端面41、36の間にノズル58が入れるようにする。
(2)に矢印で示すように、第一、第二スピンドル20、30によって第一、第二巻き治具40、35を90°回転し、絡げ棒38をノズル58の方に向ける。
(3)、図7の(4)に矢印で示すように、各移動機51、52、53によってノズル58を動かして線材2を絡げ棒38に絡げ、スリット39からノズル58へと線材2が延びるようにする。これにより、線材2の先端部が第二巻き治具35に対して所定位置に保持される。
上記の動作が、ノズル58から繰り出される線材2の先端部を線材端保持手段(絡げ棒38)に保持する線材端保持工程として行われる。
(5)に矢印で示すように、ノズル58をリードガイド溝12に沿ってX軸方向に移動する。
(6)に矢印で示すように、ノズル58をY軸方向に移動し、ノズル58の先端部を各治具端面41、36の間に入れ、絡げ棒38からノズル58へと延びる線材2をリードガイド溝12に通す。
絡げ棒38のスリット39は、リードガイド溝12の延長線上に配置されており、スリット39からノズル58へと延びる線材2がリードガイド溝12に入るようになっている。なお、これに限らず、絡げ棒38のスリット39を、リードガイド溝12の延長線に対してオフセットし、スリット39に係合して絡げ棒38の外周からノズル58へと延びる線材2がリードガイド溝12に入るように構成してもよい。
図8の(7)に矢印で示すように、ノズル58を治具端面41、36の間でZ軸方向に移動し、リードガイド溝12を通ってノズル58へと延びる線材2をリードガイド溝開口縁部14と巻芯42の間に画成される断面楔状の間隙に入り込ませる(図5の(a)、(b)参照)。
このとき、線材2がリードガイド溝開口縁部14と巻芯42の間に画成される断面楔状の間隙に入り込むことにより、線材2を巻芯42に押し付け、線材2が巻芯42から浮き上がらないようにする。
上記の動作が、線材端保持手段(絡げ棒38)からノズル58へと延びる線材2をリードガイド溝12を通して巻芯42に掛け回す掛け回し工程として行われる。
(8)に矢印で示すように、第一、第二スピンドル20、30によって第一、第二巻き治具40、35を回転し、ノズル58から繰り出される線材2を巻芯42に巻回しながら、ノズル58をY軸方向に移動してノズル58の先端部を各治具端面41、36の間から出す。
続いて、移動機25によって第一巻き治具40を第二巻き治具35に近づけるように移動し、各治具端面41、36どうしの間隔を狭め、巻芯42に巻回される線材2を治具端面41に沿うように寄せる。このとき、各治具端面41、36の間には線材2の外径より所定のクリアランス分だけ大きい間隙が画成され、1巻き目の線材2が精度よく巻回される。
(9)に矢印で示すように、第一、第二巻き治具40、35の回転に同期してノズル58をX軸方向に移動するとともに、第一巻き治具40をX軸方向に移動する。巻芯42に1巻目のコイルが巻回されるとき、第一巻き治具40の治具端面41に案内されて線材2が巻回され、既に巻回された第一巻き治具40の治具端面41に案内されて線材2が精度よく巻回される。
こうして1層目のコイルが巻回される間は、既に巻回されたコイルと治具端面41とに案内されて線材2が巻芯42に整列して巻回される。
図9の(10)に矢印で示すように、第一、第二巻き治具40、35を回転し、ノズル58から繰り出される線材2を各ガイド棒65の間を通して線材2を1層目のコイルの上に巻回し、2層目、3層目と、所定の巻き数で線材2を巻回してコイル部3を形成する。
(10)に示すように、2層目のコイルが巻回されるとき、線材ガイド63を上方の巻線位置に移動し、各ガイド棒65の間に線材2を通す。各ガイド棒65はノズル58と共に第一、第二スピンドル20,30の回転と同期してY軸方向に移動し、各ガイド棒65に挿通する線材2を精度よく案内し、巻回速度を高めても線材2を整列させて巻回することができる。もちろん、1層目のコイルが巻回されるときにも線材2を各ガイド棒65の間に通して案内してもよい。
上記の動作が、巻芯42を回転して巻芯42にノズル58から繰り出される線材2を巻回してコイル部3を形成する巻回工程として行われる。
(11)に示すように、所定の巻き数で線材2を巻回してコイル部3が形成されると、絡げ棒38が下方を向く回転位置で第一、第二巻き治具40、35の回転を停止する。
なお、(9)(10)(11)に矢印で示すように、線材2を巻回する作業時は、熱風器90から熱風を吹き出し、線材2にコーティングされている融着層を加熱して溶融させ、コイル部3を形成する線材2どうしが融着層を介して溶着し、所定の巻き数で線材2を巻回してコイル部3が形成されると、熱風器90からの熱風の吹き出しを停止し、融着層を固める。
(11)に矢印で示すように、ノズル58をY軸方向に後退させ、コイル部3から延びる線材2を所定長さ分だけ引き出す。
(12)に矢印で示すように、第一、第二巻き治具40、35を90°だけ回転し、絡げ棒38とリードガイド溝12とがノズル58の方を向く位置で停止する。これにより、ノズル58からコイル部3へと延びる線材2が弛む。
図10の(13)に矢印で示すように、フォーミング板81を移動して、フォーミング板81の先端部82をコイル部3に当接させた後、ノズル58をY軸方向に後退させて、コイル部3から延びる線材2を、図1の(a)、(b)に示すように、コイル部3に巻回された線材2に対して略直交するように折り曲げて巻き終わりリード部5の整形を行う。
上記の動作が、フォーミング板81をコイル部3に当接させた状態でノズル58を移動することによってコイル部3から延びる線材2を整形する巻き終わりリード部5の整形工程として行われる。
なお、図15の(a)(b)に示すように、フォーミング板81の先端部82は曲折して形成され、コイル部3から延びる線材2を回り込むようにしてコイル部3に巻回された線材2を押さえるようになっている。
また、コイル部3の巻回方向が逆の場合、図16の(a)(b)に示すように、その先端部89が平板状に形成されたフォーミング板81を用いて、コイル部3に巻回された線材2を押さえるようにしてもよい。
(14)に矢印で示すように、フォーミング板81を移動し、コイル部3から遠ざける。
(15)に矢印で示すように、カッタ83を線材2に近づけるように移動する。
図11の(16)に示すように、カッタ83によって線材2を切断する。
(17)に矢印で示すように、第一、第二巻き治具40、35を90°だけ回転し、絡げ棒38とリードガイド溝12が上方を向く位置で停止する。
(18)(19)に矢印で示すように、カッタ83とクランプ84とを線材2に近づけるように移動する。
図12の(19)に示すように、クランプ84によって絡げ棒38からコイル部3へと延びる線材2を挟持し、カッタ83によって線材2を切断する。
上記の動作が、カッタ83によって線材端保持手段(絡げ棒38)からコイル部3へと延びる線材2を切断する切断工程として行われる。
(20)に矢印で示すように、カッタ83を線材2から遠ざける。
(21)に矢印で示すように、クランプ84を線材2を挟持したまま円弧状の軌跡を持って移動し、コイル部3から延びる線材2をリードガイド溝12から引き出し、図1の(a)、(b)に示すように、線材2をコイル部3の内周巻き部3aから曲折させ、コイル部3の側面巻き部3bに沿うように延ばして、巻き始めリード部4の整形を行う。
上記の動作が、クランプ84を移動することによってリードガイド溝12に収まる線材2を引き出してコイル部3の側面巻き部3bに沿うように整形する巻き始めリード部4の整形工程として行われる。
図13の(22)に矢印で示すように、クランプ84を線材2から遠ざけるとともに、カッタ83を下降させる。
(23)に矢印で示すように、第一、第二巻き治具40、35を90°だけ回転し、巻き始めリード部4となる線材2がノズル58の方に向く位置で停止する。続いて、カッタ83によって線材2を切断し、所定長さの巻き始めリード部4を形成する。
これにより、空芯コイル1が完成し、巻き始めリード部4と巻き終わりリード部5とは、図1の(a)、(b)に示すように、それぞれコイル部3の巻回中心軸Oから半径方向に並んで、略同一長さで延びるように形成される。
巻き始めリード部4と巻き終わりリード部5の先端部分は、被覆剥離機59によって融着層、絶縁層の被覆が剥離されている。
(24)に矢印で示すように、移動機25によって第一巻き治具40を第二巻き治具35から離れる方向に移動するとともに、排出器85を第一巻き治具40に近づける。
図14の(25)に矢印で示すように、移動機45によって巻芯42を治具端面41から引き込んで巻芯42をコイル部3から抜き取るとともに、排出器85を巻芯42に追従するように移動し、排出器85の棒状の先端部をコイル部3の内側に差し込む。これにより、第一巻き治具40から外される空芯コイル1が排出器85に受け渡される。
上記の動作が、コイル部3から巻芯42を抜き取る抜き取り工程として行われる。
なお、排出器85はこの構造に限らず、負圧によって空芯コイル1を吸着する吸引ノズルを備える構成としてもよい。
(26)に矢印で示すように、空芯コイル1を受け取った排出器85を移動し、空芯コイル1を図示しないストック棒に掛けてストックする。
以上の各工程が順に行われることによって、空芯コイル1が自動的に形成され、巻き始めリード部4と巻き終わりリード部5を手作業によって整形する必要が無くなり、生産性を高められる。
図1の(a)、(b)に示すように、空芯コイル1は、巻き始めリード部4と巻き終わりリード部5は所定の間隔をもって略平行に延びるように整形されるため、巻き始めリード部4と巻き終わりリード部5を基板に半田付けする作業が効率よく行われる。
本実施形態では、線材2を渦巻き状に巻回したコイル部3と、このコイル部3の内周から延びる線材2からなる巻き始めリード部4と、このコイル部3の外周から延びる線材2からなる巻き終わりリード部5とを有する空芯コイル1を形成するコイル巻線方法または巻線装置10において、線材2を繰り出すノズル58と、このノズル58から繰り出される線材2の先端部を保持する線材端保持手段(絡げ棒38)と、線材端保持手段(絡げ棒38)から延びる線材2が収まるリードガイド溝12と、線材端保持手段(絡げ棒38)及びリードガイド溝12と共に回転してノズル58から繰り出される線材2を巻回する巻芯42と、線材2を切断するカッタ83と、線材2を保持して移動するクランプ84とを用い、またはこれらを備え、ノズル58から繰り出される線材2の先端部を線材端保持手段(絡げ棒38)に保持する線材端保持工程と、線材端保持手段(絡げ棒38)からノズル58へと延びる線材2をリードガイド溝12を通して巻芯42に掛け回す掛け回し工程と、巻芯42を回転して巻芯42にノズル58から繰り出される線材2を巻回してコイル部3を形成する巻回工程と、カッタ83によって線材端保持手段(絡げ棒38)からコイル部3へと延びる線材2を切断する切断工程と、クランプ84を移動することによってリードガイド溝12に収まる線材2を引き出してコイル部3の側面巻き部3bに沿うように整形する巻き始めリード部4の整形工程と、コイル部3から巻芯42を抜き取る抜き取り工程とを行う構成とする。
上記構成に基づき、巻き始めリード部4がコイル部3の側面巻き部3bに沿うように整形された空芯コイル1を自動的に形成することが可能となり、巻き始めリード部4を手作業によって整形する必要が無くなり、生産性を高められる。
本実施形態では、リードガイド溝12は巻芯42の間に線材2が入り込む断面楔状の間隙を画成するリード部案内手段(リードガイド溝開口縁部14)を有し、掛け回し工程にてリードガイド溝12を通して巻芯42に掛け回される線材2がリード部案内手段(リードガイド溝開口縁部14)に係合することによって巻き始めリード部4の基端部を巻芯42に押し付ける構成とした。
上記構成に基づき、線材2がリード部案内手段(リードガイド溝開口縁部14)に係合することにより、ノズル58を移動して絡げ棒38からリードガイド溝12を通って巻芯42へと掛け回される線材2が巻芯42から浮き上がることなく巻回され、コイル部3の内周巻き部3aにおける線材2を整列して巻回するとともに、巻き始めリード部4をコイル部3の内周巻き部3aから曲折してコイル部3の側面巻き部3bに沿うように延ばし、空芯コイル1における線材2の占積率を高められる。
本実施形態では、巻芯42に対して移動するフォーミング板81を備え、このフォーミング板81をコイル部3に当接させた状態でノズル58を移動することによってコイル部3から延びる線材2を整形する巻き終わりリード部5の整形工程を行う構成とする。
上記構成に基づき、巻き終わりリード部5がコイル部3の外周巻き部3cから曲折して延びるように整形された空芯コイル1を自動的に形成することが可能となり、巻き終わりリード部5を手作業によって整形する必要が無くなり、生産性を高められる。
本実施形態では、巻回工程にてノズル58と巻芯42の間にノズル58から繰り出される線材2を通して案内する線材ガイド63を配置し、線材ガイド63をノズル58と共に移動させる構成とする。
上記構成に基づき、巻芯42に巻回される線材2は線材ガイド63によって精度よく案内され、巻回速度を高めても線材2を整列させて巻回することができる。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明の実施の形態を示す空芯コイルの側面図及び断面図。 同じく巻線装置の斜視図。 同じく第一、第二巻き治具の斜視図。 同じく第一、第二巻き治具の斜視図。 同じく第一、第二巻き治具の斜視図及び断面図。 同じく巻線装置の動作を示す斜視図。 同じく巻線装置の動作を示す斜視図。 同じく巻線装置の動作を示す斜視図。 同じく巻線装置の動作を示す斜視図。 同じく巻線装置の動作を示す斜視図。 同じく巻線装置の動作を示す斜視図。 同じく巻線装置の動作を示す斜視図。 同じく巻線装置の動作を示す斜視図。 同じく巻線装置の動作を示す斜視図。 同じくフォーミング板等の側面図及び正面図。 他の実施の形態を示すフォーミング板等の側面図及び正面図。
符号の説明
1 空芯コイル
2 線材
3 コイル部
3a 内周巻き部
3b 側面巻き部
3c 外周巻き部
4 巻き始めリード部
5 巻き終わりリード部
10 巻線装置
12 リードガイド溝
14 リードガイド溝開口縁部(リード部案内手段)
35 第二巻き治具
36 治具端面
37 凹部
38 絡げ棒(線材端保持手段)
40 第一巻き治具
42 巻芯
58 ノズル
59 被覆剥離機
81 フォーミング板
83 カッタ
84 クランプ
85 排出器
90 熱風器

Claims (5)

  1. 線材を渦巻き状に巻回したコイル部と、
    このコイル部の内周から延びる巻き始めリード部と、
    このコイル部の外周から延びる巻き終わりリード部とを有する空芯コイルを形成する空心コイルの巻線方法において、
    前記線材を繰り出すノズルと、
    このノズルから繰り出される前記線材の先端部を保持する線材端保持手段と、
    この線材端保持手段から延びる前記線材が収まるリードガイド溝と、
    前記線材端保持手段及び前記リードガイド溝と共に回転して前記ノズルから繰り出される線材を巻回する巻芯と、
    前記線材を切断するカッタと、
    前記線材を保持して移動するクランプとを用い、
    前記ノズルから繰り出される線材の先端部を前記線材端保持手段に保持する線材端保持工程と、
    前記線材端保持手段から前記ノズルへと延びる前記線材を前記リードガイド溝を通して前記巻芯に掛け回す掛け回し工程と、
    前記巻芯を回転して前記巻芯に前記ノズルから繰り出される前記線材を巻回して前記コイル部を形成する巻回工程と、
    前記カッタによって前記線材端保持手段から前記コイル部へと延びる前記線材を切断する切断工程と、
    前記クランプを移動することによって前記リードガイド溝に収まる前記線材を引き出して前記コイル部の側面巻き部に沿うように整形する前記巻き始めリード部の整形工程と、
    前記コイル部から前記巻芯を抜き取る抜き取り工程とを行うことを特徴とする空心コイルの巻線方法。
  2. 線材を渦巻き状に巻回したコイル部と、
    このコイル部の内周から延びる巻き始めリード部と、
    このコイル部の外周から延びる巻き終わりリード部とを有する空芯コイルを形成する空心コイルの巻線方法において、
    前記線材を繰り出すノズルと、
    このノズルから繰り出される前記線材の先端部を保持する線材端保持手段と、
    この線材端保持手段から延びる前記線材が収まるリードガイド溝と、
    前記線材端保持手段及び前記リードガイド溝と共に回転して前記ノズルから繰り出される線材を巻回する巻芯と、
    前記線材を切断するカッタと、
    前記線材を保持して移動するクランプとを備え、
    前記ノズルから繰り出される線材の先端部を前記線材端保持手段に保持する線材端保持工程と、
    前記線材端保持手段から前記ノズルへと延びる前記線材を前記リードガイド溝を通して前記巻芯に掛け回す掛け回し工程と、
    前記巻芯を回転して前記巻芯に前記ノズルから繰り出される前記線材を巻回して前記コイル部を形成する巻回工程と、
    前記カッタによって前記線材端保持手段から前記コイル部へと延びる前記線材を切断する切断工程と、
    前記クランプを移動することによって前記リードガイド溝に収まる前記線材を引き出して前記コイル部の側面巻き部に沿うように整形する前記巻き始めリード部の整形工程と、
    前記コイル部から前記巻芯を抜き取る抜き取り工程とを行う構成としたことを特徴とする空心コイルの巻線装置。
  3. 前記リードガイド溝は前記巻芯の間に前記線材が入り込む断面楔状の間隙を画成するリード部案内手段を有し、
    前記掛け回し工程にて前記リードガイド溝を通して前記巻芯に掛け回される前記線材が前記リード部案内手段に係合することによって前記巻き始めリード部の基端部を前記巻芯に押し付ける構成としたことを特徴とする請求項2に記載の空心コイルの巻線装置。
  4. 前記巻芯に対して移動するフォーミング板を備え、
    このフォーミング板を前記コイル部に当接させた状態で前記ノズルを移動することによって前記コイル部から延びる前記線材を整形する巻き終わりリード部の整形工程を行う構成としたことを特徴とする請求項2または3に記載の空心コイルの巻線装置。
  5. 前記巻回工程にて前記ノズルと前記巻芯の間に前記ノズルから繰り出される前記線材を通して案内する線材ガイドを配置し、この線材ガイドを前記ノズルと共に移動させる構成とたしことを特徴とする請求項2から4のいずれか一つに記載の空心コイルの巻線装置。
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