JP2009252930A - 静電気対策部品およびこの静電気対策部品を備えた発光ダイオードモジュール - Google Patents

静電気対策部品およびこの静電気対策部品を備えた発光ダイオードモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】焼成の際のセラミック基板とバリスタ層の熱収縮挙動の違いなどから発生する反りを低減し、実装信頼性が向上した薄型構成の静電気対策部品を提供することが課題であった。
【解決手段】この課題を解決するために、セラミック基板1とバリスタ層3とガラスセラミック層2を有する静電気対策部品において、製造時の反り解消用として、セラミック基板のバリスタ層を設けた面と反対側の面にガラスセラミック層4を設けた構成とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は電子機器を静電気から保護する静電気対策部品およびこの静電気対策部品と発光ダイオード素子とを備えた発光ダイオードモジュールに関するものである。
従来から、小型の携帯機器などの電子機器に搭載される薄型の静電気対策部品として、セラミック基板とバリスタ層からなる静電気対策部品が知られている。
図5に従来の静電気対策部品の断面図を示す。
図5に示すように、従来の静電気対策部品は、セラミック基板11と、バリスタ層12と、導体層13と、端子電極14から構成されている。
その製造方法としては、まずセラミック基板11の上に銀などの導電材料により導体層13を形成し、その上にバリスタ材料からなるバリスタ層12を焼成することにより形成する。
そして、このバリスタ層12の上に導体層13を設けてバリスタ層12を導体層13で上下に挟み込むことでバリスタ素子が形成されている。
さらに、バリスタ素子の両端に導体層13と接続するように端子電極14が設けられ、バリスタ特性を有する静電気対策部品となっている。
この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば特許文献1が知られている。
特開2005−191205号公報
ここで、上述したように、静電気対策部品はセラミック基板11上にバリスタ層12を形成する際に、セラミック基板11及びバリスタ層12を接着させて焼成する工程を含み、この焼成の際のセラミック基板11とバリスタ層12の熱収縮挙動の違いなどから、焼成後の静電気対策部品に反りが発生し、この反りにより静電気対策部品に対する保護対象部品の実装信頼性や静電気対策部品の基板に対する実装信頼性が低下するという問題があった。
この問題を解決する方法としては、セラミック基板11のバリスタ層12とは反対側の面に、バリスタ層12と同じ材質であり、同じ厚さのダミー層を設ける方法が考えられる。
しかしながら、上記の方法は、バリスタ層と同じ厚さ分のダミー層を設ける必要があるので、静電気対策部品の薄型化の妨げになってしまうという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、焼成工程による反りを解消した薄型構成が可能な静電気対策部品、及びこの静電気対策部品を備えた発光ダイオードモジュールの提供を目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明の静電気対策部品及びこの静電気対策部品を備えた発光ダイオードモジュールは、以下の構成を有するものとなっている。
請求項1記載のものは、セラミック基板と、このセラミック基板の一方の面に設けられたバリスタ層と、このバリスタ層の前記セラミック基板が設けられた面と反対側の面に設けられた第1ガラスセラミック層と、前記バリスタ層の内部に形成された内部導体層と、この内部導体層と電気的に接続された端子電極とを有した静電気対策部品において、前記セラミック基板の前記バリスタ層が設けられた面と反対側の面に第2ガラスセラミック層を設けて構成した静電気対策部品である。
請求項2記載のものは、請求項1記載の静電気対策部品において、端子電極を、前記第1ガラスセラミック層から前記第2ガラスセラミック層にかけて貫通するビア電極と、前記第1ガラスセラミック層の前記バリスタ層が設けられた面と反対側の面及び前記第2ガラスセラミック層の前記セラミック基板が設けられた面と反対側の面に位置する主面電極とから構成したものである。
請求項3記載のものは、請求項1記載の静電気対策部品において、端子電極を、各層を貫通する複数のビア電極と、層の界面に位置し、異なる位置に配置された前記ビア電極間を接続するビア接続電極と、前記第1ガラスセラミック層の前記バリスタ層が設けられた面と反対側の面及び前記第2ガラスセラミック層の前記セラミック基板が設けられた面と反対側の面に位置する主面電極とから構成したものである。
請求項4記載のものは、請求項1記載の静電気対策部品において、第2ガラスセラミック層の焼結完了温度を、前記第1ガラスセラミック層の焼結完了温度より低くし、この温度差が50℃以上150℃以下として構成したものである。
請求項5記載のものは、請求項1記載の静電気対策部品において、第2ガラスセラミック層の熱膨張係数と前記セラミック基板の熱膨張係数との差が、第2ガラスセラミック層の熱膨張係数の10%以内として構成したものである。
請求項6記載のものは、請求項1記載の静電気対策部品において、セラミック基板を、少なくとも酸化アルミニウムもしくは窒化アルミニウムを含んで構成したものである。
請求項7記載のものは、請求項1記載の静電気対策部品と、前記第2ガラスセラミック側の面に設けられ、前記端子電極と電気的に接続された発光ダイオード素子とから構成した発光ダイオードモジュールである。
以上のように本発明は、セラミック基板のバリスタ層と反対側の面にガラスセラミック層を設けた構成としているので、薄型で、製造工程時の焼結による反りが小さく、実装信頼性の高い静電気対策部品とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。尚、同様の内容についてはその説明を省略して説明する。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1、及び4−6に記載の発明について説明する。
図1は本発明の一実施の形態における静電気対策部品の断面図である。
図1において、1はセラミック基板、2は第1ガラスセラミック層、3はバリスタ層、4は第2ガラスセラミック層、5は内部導体層、6は端子電極を示す。
その構成は、セラミック基板1の上面に第2ガラスセラミック層4が設けられ、セラミック基板1の下面にバリスタ層3が設けられ、バリスタ層3の下面に第1ガラスセラミック層2が設けられ、バリスタ層3の内部に上下に対向する1対の内部導体層5が設けられ、静電気対策部品の主面に位置する主面電極6aと端面に位置する端面電極6bとからなる端子電極6が内部導体層5とそれぞれ接続されており、バリスタ特性を有する構成となっている。
次に、この図1に示した構成を有する静電気対策部品の作製方法の一例について説明する。
まずセラミック基板1を準備する。
次に、バリスタ層3となるバリスタグリーンシートを以下のように作製する。
まずバリスタ粉末、例えば酸化亜鉛、酸化ビスマス、酸化マンガン、酸化コバルト、酸化アンチモンを混合した粉末を準備する。次に上記のバリスタ粉末を、樹脂バインダ、可塑剤とともに溶剤中で混合し、バリスタスラリーを得る。次に、バリスタスラリーをドクターブレード法などの方法によりPETフィルム上にシート成形し、バリスタグリーンシートを得る。
次に、第1ガラスセラミック層2となる第1ガラスセラミックグリーンシートを以下のように作製する。
まず、原料となる第1ガラスセラミック粉末を樹脂バインダ、可塑剤とともに溶剤中で混合し、第1ガラスセラミックスラリーを得る。次に、第1ガラスセラミックスラリーをドクターブレード法などの方法によりPETフィルム上にシート成形し、第1ガラスセラミックグリーンシートを得る。
そして、第2ガラスセラミック層4となる第2ガラスセラミックグリーンシートも同様に以下のように作製する。
まず、原料となる第2ガラスセラミック粉末、例えばAl、Si、Ca、Zn、Ba等の元素を含む粉末を樹脂バインダ、可塑剤とともに溶剤中で混合し、第2ガラスセラミックスラリーを得る。次に、第2ガラスセラミックスラリーをドクターブレード法などの方法によりPETフィルム上にシート成形し、第2ガラスセラミックグリーンシートを得る。
この得られたバリスタグリーンシートに、例えば導体ペーストをスクリーン印刷することにより、内部導体層5を形成する。
内部導体層5を形成したバリスタグリーンシートを少なくとも2枚、また内部導体層5を形成していないバリスタグリーンシートを数枚用い、内部導体層5が面上に露出しないように、熱プレスなどの方法により積層して、バリスタ層3を形成する。
またさらに、バリスタ層3の一方の面に、第1ガラスセラミックグリーンシートを熱プレスなどの方法により積層し、バリスタ複合積層体を形成する。
次に、セラミック基板1の一方の面に、必要に応じて樹脂接着層などを用い、バリスタ複合積層体のバリスタ層3側の面を接着させる。
また、セラミック基板1の他方の面に、同様に必要に応じて樹脂接着層などを用い、第2ガラスセラミックグリーンシートを接着させる。ここで、上記の樹脂接着層は、焼成前にセラミック基板1と他の層を接着固定させておくものであって、後述の焼成過程でその成分が全て消失してしまうものでもかまわない。
そうして製造されたものを、400〜500℃程度の温度で脱バインダを行い、800〜1000℃の温度で焼成する。
焼成して出来上がったものを、必要に応じて切断や研磨等により、対向する内部導体層5の端部がそれぞれ端面に露出するようにする。その後、それぞれの内部導体層5に端面電極6bが接続するように、端子電極6を形成する。
尚、ここでは主面電極6aと端面電極6bが一体成形されて端子電極6が形成されている。
以上のような工程を経て製造された図1に示す静電気対策部品は、焼成工程による反りの解消用にガラスセラミック層(第2ガラスセラミック層4)を用いているので、ダミー層を用いる場合に比べて薄型の静電気対策部品とすることが可能となる。
つまり、反り解消用にダミー層を用いた場合には、内部導体層5は必要ないものの、バリスタ層3と第1ガラスセラミック層2と同じものを同じ厚さ分だけ設けなければいけないのに対し、ガラスセラミック層(第2ガラスセラミック層4)を用いた場合は、ガラスセラミック層の性質を適宜選択することによって、同じ効果をダミー層よりも薄い層で発揮することが可能となる。
ここで、上記の第2ガラスセラミック粉末を、上記の第1ガラスセラミック粉末よりも、焼成時の焼結完了温度が低いものとすることで、さらなる反りの解消効果を発揮することが可能となる。
つまり、第2ガラスセラミック層4のほうが第1ガラスセラミック層2より焼成時に早く焼結が完了し、焼成工程の早い段階でセラミック基板1の形状を支配できるので、バリスタ層3および第1ガラスセラミック層2が焼結する際に発生する反りを効率よく抑制することができる。
特に、第1ガラスセラミック粉末の焼結完了温度と第2ガラスセラミック粉末の焼結完了温度の差は、50℃以上であることがより望ましい。
そうすることで、第1ガラスセラミック層2の焼成がほとんど開始されないうちに第2ガラスセラミック層4の焼結が完了するため、第2ガラスセラミック層4による形状支配が強くなるので、第2ガラスセラミック層4をより薄くすることが可能となる。
また、上記の第1ガラスセラミック粉末の焼結完了温度と第2ガラスセラミック粉末の焼結完了温度の差は、150℃以下であることが望ましい。
150℃以上の差があると、第1ガラスセラミック層2の焼結が完了したときには、第2ガラスセラミック層4は過焼結状態となっており、第2ガラスセラミック層4がセラミック基板1から剥離してしまうという現象が起こる。
また、第2ガラスセラミック層4の熱膨張係数は、セラミック基板1の熱膨張係数と近いことが望ましく、その差は望ましくは10%以内、より望ましくは5%以内である。
両者の熱膨張係数差が大きいと、焼成後室温まで降温する過程において、第2ガラスセラミック層4とセラミック基板1の界面において応力が発生し、第2ガラスセラミック層4にクラックが入ったり、第2ガラスセラミック層4がセラミック基板1から剥離してしまったりする問題を生じやすい。
また、セラミック基板1はバリスタ層3よりも強度の強いものが望ましい。通常バリスタは、強度が弱く脆いことから薄型化が困難であるが、強度の強いセラミック基板1でバリスタ層3を保護することにより、バリスタ層3をより薄くすることが可能となる。
また、セラミック基板1の材質としては、特に限定されるものではないが、主成分として酸化アルミニウムや窒化アルミニウムを含むことが望ましい。
酸化アルミニウムもしくは窒化アルミニウムを含むことで、強度が高い上に熱伝導率の高い静電気対策部品とすることができる。
セラミック基板1の熱伝導率を高くすることによる利点としては、例えば後述する発光ダイオード素子などの静電気保護対象となる電子部品が発熱し、その熱を効率的に逃がすことが必要な場合、この静電気対策部品が、熱対策も備えた部品として機能するという効果がある。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項2に記載の発明について説明する。
図2は本発明の一実施の形態における静電気対策部品の断面図である。
図2の静電気対策部品は、実施の形態1で記述した静電気対策部品において、端子電極6を、第1ガラスセラミック層2の外表面から第2ガラスセラミック層4の外表面にかけて、つまり静電気対策部品を主面からもう一方の主面へ貫通するビア電極6cと、それぞれの主面に位置する主面電極6aから構成したもので、内部導体層5がビア電極6cに接続し、ビア電極6cがそれぞれの主面電極6aと主面において接続することで、内部導体層5と端子電極6が電気的に接続された状態となっている。
以下、図2に示す静電気対策部品の製造方法の一例を示す。
まずセラミック基板1を準備する。ここでのセラミック基板1は、ビア電極6cを形成するための孔が設けられている必要がある。孔を有するセラミック基板1を作製する方法としては、例えばセラミック基板1にレーザーを用いて孔あけ加工する方法がある。
次に、バリスタグリーンシート、第1ガラスセラミックグリーンシート、第2ガラスセラミックグリーンシートを作製するが、この方法については、実施の形態1に記述した方法と同じである。
次に、各グリーンシートに、ビア電極6cを形成するための孔を形成する。この方法としては、例えば円筒状の金属製の刃をグリーンシートに刺し、PETフィルムごと孔を開ける方法がある(パンチャー法)。
このパンチャー法による孔あけ加工は、グリーンシートを用いた製法に適用できる孔あけ方法であって、レーザーによる孔あけ加工に比べて安価に実施することができ、また1つの孔を短時間に形成できるので、量産性向上及び低コスト化を促進することができる。
また、それぞれの層で任意にビア電極6cを形成することができ、各層での配線パターンの自由度が高く、内部に様々な配線パターンを形成しても、プレスにより最終的に凹凸の無い平坦なデバイスとできることも特徴である。
そして孔あけ加工後、セラミック基板1や各グリーンシートにビア電極6cを形成する。一例としては、導体ペーストを、それぞれの孔に埋め込む方法がある。ただし、セラミック基板1の孔に導体ペーストを埋め込む場合、セラミック基板1の表面に導体ペーストが付着しないように、セラミック基板1と同じ孔を配したスクリーン版などを用い、スクリーン印刷と同様の方法にて、ペーストを孔に流入させるようにする。また、グリーンシートの孔にペーストを埋め込む際には、PETフィルム側からペーストを孔に流入させるようにすれば、グリーンシート表面にほとんど導体ペーストが付着することなくビア電極6cを形成できる。
次に、ビア電極6cつきのバリスタグリーンシートに、例えば導体ペーストをスクリーン印刷することにより、内部導体層5を形成する。
この内部導体層5を形成したビア電極付きバリスタグリーンシートを少なくとも2枚、また内部導体層5を形成していないビア電極付きバリスタグリーンシートを数枚用い、内部導体層5が面上に露出しないように、熱プレスなどの方法により積層して、バリスタ層3を形成する。またさらに、バリスタ層3の一方の面に、ビア電極付き第1ガラスセラミックグリーンシートを熱プレスなどの方法により積層し、バリスタ複合積層体を形成する。
次に、セラミック基板1の一方の面に、必要に応じて樹脂接着層などを用い、バリスタ複合積層体のバリスタ層3側の面を接着させる。また、セラミック基板1の他方の主面に、同様に必要に応じて樹脂接着層などを用い、ビア電極つき第2ガラスセラミックグリーンシートを接着させる。ここで、上記の樹脂接着層は、焼成前にセラミック基板1と他の層を接着固定させておくものであって、後述の焼成過程でその成分が全て消失してしまうものでもかまわない。
また、ビア電極6cの端部と接続するように、それぞれの主面に主面電極6aを形成する。この主面電極6aは、上記製造工程において、積層前のグリーンシートの段階でスクリーン印刷等の方法により形成しておいてもよいし、セラミック基板1に各層を接着させた後に形成してもよく、また後述する焼成の後に形成する方法でもかまわない。
そうして製造されたものを、400〜500℃程度の温度で脱バインダを行い、800〜1000℃の温度で焼成する。
以上のような工程を経て静電気対策部品が製造される。
このようにして得られた静電気対策部品は、実施の形態1で述べた効果以外に、さらに以下のような効果を発揮するものである。
まず、端子電極6が部品の端面に形成されず、静電気対策部品の内部に形成されたビア電極6cと、主面に形成された主面電極6aから構成されているので、端子電極6の端面電極6bの分だけ静電気対策部品の実装面積を小さくすることが可能となる。
また、第1ガラスセラミック層2上にLED等の部品を実装した場合等において、そのLED等が発生する熱をより早く放熱させることが可能となる。
つまり、ビア電極6cはその径を大きくしたとしても、静電気対策部品の実装面積の増減に影響を与えることがないので、静電気対策部品の実装面積を小さくすることが要求されている場合に、端面電極6bに比べてビア電極6cは径を大きくすることができ、またLED等の部品のより近傍、望ましくは直下に配置することができるので、より放熱性に優れた静電気対策部品とすることができる。
そしてこの放熱性は、ビア電極6cの径が大きいほど高く、また発熱体とビア電極6cとの間の距離が短いほど高くなる。
尚、ビア電極6cの形状は円柱、直方体等様々な形状とすることが可能である。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項3に記載の発明について説明する。
図3は本発明の一実施の形態における静電気対策部品の断面図である。
図3の静電気対策部品は、実施の形態2で記述した図2の静電気対策部品において、ビア電極6cが主面からもう一方の主面まで直線状に配置されておらず、各層を貫通するビア電極が、上下に隣接する層におけるビア電極6cと水平方向に異なる位置に配置されて形成されている。
そして、それぞれの層を貫通するビア電極6cのうち、上下に隣り合うビア電極6c同士を、層の界面に形成されたビア接続導体層6dによって層間で電気的に接続させ、端子電極6と内部導体層5が電気的に接続されているものである。
この図3に示す静電気対策部品の製造方法は、実施の形態2で示した製造過程において、バリスタ複合積層体を作製する際や、セラミック基板1に各層を接着させる際に、ビア電極6cが上下の層で位置が一致しない箇所に、積層前にその界面にあらかじめ導体ペーストをスクリーン印刷法などにより印刷し、上下のビア電極6cが電気的に接続されるようにビア接続導体層6dを形成しておくことで製造可能である。
この本実施の形態の静電気対策部品は、実施の形態2で示した静電気対策部品と同様の効果に加えて、一方の主面側と他方の主面側とで任意に主面電極6aの位置を変えることができるので、電子機器に搭載した際に、第1ガラスセラミック層側に接続する電極と第2ガラスセラミック層側に接続する電極の位置がずれていたとしても、そのずれに対応可能な静電気対策部品とすることができる。
(実施の形態4)
以下、実施の形態4を用いて、本発明の特に請求項7に記載の発明について説明する。
図4は本発明の一実施の形態における発光ダイオードモジュールの断面図である。
図4の発光ダイオードモジュールは、発光ダイオード素子7に実施の形態1で示した図1の静電気対策部品を適用したもので、発光ダイオード素子7は、第2ガラスセラミック層4のセラミック層1が設けられた面と反対側の面に主面電極6aを介して設けられている。
発光ダイオード素子7の静電気対策部品上への実装方法については、特に限定されるものではないが、例えば以下の方法がある。
1つは、静電気対策部品の一主面に設けられた主面電極6aと、発光ダイオード素子7の下部に設けられた端子電極との間に導体ボールを挟んで熱などを加えることによってバンプ電極を形成し、この電極により静電気対策部品と発光ダイオード素子7を電気的機械的に接続する方法である。
またもう1つは、静電気対策部品の主面と発光ダイオード素子7の下部を接着剤等で固定させ、静電気対策部品の端子電極6と発光ダイオード素子7の端子電極をワイヤーボンディングにより電気的に接続させる方法である。
このようにして製造された発光ダイオードモジュールは、実施の形態1で述べた静電気対策部品を用いていることから、静電気に強い薄型で実装信頼性の高い発光ダイオードモジュールとすることができる。
また、静電気対策が発光ダイオードモジュール内で実現できるので、新たに外部に静電気対策部品を設ける必要が無く、実装面積を小さくすることができるという効果も有する。
さらに、静電気対策が発光ダイオード素子の下部で実現できていることから、発光ダイオード素子の横に静電気対策部品を設ける場合に比べ、実装面積が小さく、また発生する光が部分的に静電気対策部品に妨げられることもなく、等方的に光を供給できるという効果も有する。
ここで、本発明における静電気対策部品は、発光素子等に適用した場合にその発光効率を向上させることができるという効果も有している。
つまり、ダミー層はバリスタの色の影響でその表面が黒色であるのに対して、ガラスセラミック層はその表面をほぼ白色とすることができるので、反り解消用にガラスセラミック層を用い、このガラスセラミック層の上に発光素子を設けた場合、発光素子の下部へ放出された光も、反射によって利用することができ、発光効率を上昇させることが可能となる。
光の反射率としては、60%以上とすることが可能となる。
以上本実施の形態では、図1に示す静電気対策部品を用いた発光ダイオードモジュールについて説明したが、図2及び図3に示す静電気対策部品を用いた場合には、上記の効果に加えて、さらに実装面積を小さくすることが可能であり、また発光ダイオード素子が発する熱を効率よく放熱することのできる発光ダイオードモジュールとすることができる。
以上のように本発明は、携帯機器に代表される電子機器内部の、発光ダイオード素子などの電子部品の静電気対策部品として、薄型で反りが少なく実装信頼性が高いものを提供することが可能となる。
本発明の一実施の形態における静電気対策部品の断面図 本発明の一実施の形態における静電気対策部品の断面図 本発明の一実施の形態における静電気対策部品の断面図 本発明の一実施の形態における発光ダイオードモジュールの断面図 従来の静電気対策部品の断面図
符号の説明
1 セラミック基板
2 第1ガラスセラミック層
3 バリスタ層
4 第2ガラスセラミック層
5 内部導体層
6 端子電極
6a 主面電極
6b 端面電極
6c ビア電極
6d ビア接続導体層
7 発光ダイオード素子

Claims (7)

  1. セラミック基板と、このセラミック基板の一方の面に設けられたバリスタ層と、このバリスタ層の前記セラミック基板が設けられた面と反対側の面に設けられた第1ガラスセラミック層と、前記バリスタ層の内部に形成された内部導体層と、この内部導体層と電気的に接続された端子電極とを有する静電気対策部品であって、前記セラミック基板の前記バリスタ層が設けられた面と反対側の面に第2ガラスセラミック層を設けた静電気対策部品。
  2. 端子電極は、前記第1ガラスセラミック層から前記第2ガラスセラミック層にかけて貫通するビア電極と、前記第1ガラスセラミック層の前記バリスタ層が設けられた面と反対側の面、及び前記第2ガラスセラミック層の前記セラミック基板が設けられた面と反対側の面に位置する主面電極とから構成される請求項1記載の静電気対策部品。
  3. 端子電極は、各層を貫通する複数のビア電極と、層の界面に位置し、異なる位置に配置された前記ビア電極間を接続するビア接続電極と、前記第1ガラスセラミック層の前記バリスタ層が設けられた面と反対側の面及び前記第2ガラスセラミック層の前記セラミック基板が設けられた面と反対側の面に位置する主面電極とから構成される請求項1記載の静電気対策部品。
  4. 第2ガラスセラミック層の焼結完了温度は、前記第1ガラスセラミック層の焼結完了温度より低く、この温度差が50℃以上150℃以下である請求項1記載の静電気対策部品。
  5. 第2ガラスセラミック層の熱膨張係数と前記セラミック基板の熱膨張係数との差が前記第2ガラスセラミック層の熱膨張係数の10%以内である請求項1記載の静電気対策部品。
  6. セラミック基板は、少なくとも酸化アルミニウムもしくは窒化アルミニウムを含んで構成されている請求項1記載の静電気対策部品。
  7. 請求項1記載の静電気対策部品と、前記第2ガラスセラミック側の面に設けられ、前記端子電極と電気的に接続された発光ダイオード素子とを有する発光ダイオードモジュール。
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