JP2009252662A - エキシマランプおよびこれを備えたランプユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】エキシマランプを被照射物に近接配置を可能にしたリード保持体を備えるエキシマランプ、該エキシマランプを備えたランプユニットを提供する。
【解決手段】長手方向に伸びる上下両面を有し、内部に発光ガスを封入した放電容器51と、前記上下両面に設けられた外部電極52、53と、放電容器51の端部側に設けたリード保持体54と、からなるエキシマランプ5において、リード保持体54は、電気絶縁性を有するリード保持部541と金属薄板からなる平坦支持部542とから構成され、リード保持部541と平坦支持部542とで放電容器51を挟持することにより、リード保持部541は、一方の外部電極52と電気的に接続された一方のリード55を放電容器51の一方の面との間で保持し、平坦支持部542は、他方の外部電極と電気的に接続すると共に、放電容器51の他方の平坦面に当接する、ことを特徴とするエキシマランプである。
【選択図】図3

Description

本発明は、エキシマランプおよびこれを備えたランプユニットに係わり、特に、エキシマランプの端部にランプ保持部を備えたエキシマランプおよびこれを備えたランプユニットに関する。
従来、特許文献1に記載されているように、半導体基板や液晶基板の製造工程においては、基板の洗浄を目的として真空紫外線を照射するエキシマランプを備えたランプユニットが用いられている。
図20は、従来技術に係るエキシマランプ103の長手方向に対して直交する切断面から見た紫外線照射装置100の構成を示す断面図、図21は、図20に示したE−E切断面から見た紫外線照射装置100の断面図である。
これらの図に示すように、紫外線照射装置100は、概略、箱状に構成された筐体内104にエキシマランプ103を備えたランプユニット101(図上方)と、ランプユニット101を載置すると共に被照射物Wを搬送する搬送機構102(図下方)とから構成されている。
これらの図に示すように、ランプユニット101は、ランプユニット101の筐体104の内部に設置された複数本のエキシマランプ103と、エキシマランプ103を収納すると共に保持する筐体104とからから構成されている。エキシマランプ103は、ランプ保持体111によって隔壁110を介して筐体104に支持されている。搬送機構102は、ランプユニット101の筐体104を載置すると共に、内部に並列配置された複数のローラ109と各ローラ109の両端に設けられると共にローラ109を回転駆動させる駆動体110とを備えている。搬送機構の搬入口から搬入された被照射物Wは、ローラ109に載置され、ローラ109が回転駆動されることにより、エキシマランプ103の直下に搬入される。搬入された被照射物Wは、エキシマランプ103と近接され、エキシマランプ103からの真空紫外線が照射される。真空紫外線により照射された被照射物Wは搬出口から搬出される。
図22は、図20および図21に示したエキシマランプ103の斜視図、図23は、図21に示したエキシマランプ103の一方の端部(丸く囲まれた箇所)の拡大断面図、図24は、図23に示したF−F切断面から見たエキシマランプ103の一方の端部の断面図である。
これらの図に示すように、エキシマランプ103は、略直方体の放電容器105を備え、その長手方向に対して垂直方向の断面が長方形であり、放電容器105の上下両面には放電容器の長手方向に沿って延びるように網状の一方の外部電極106および他方の外部電極107が設けられている。放電容器105の両端には、一方の外部電極106および他方の外部電極107に各々接続された一方のリード114および他方のリード115を保持するリード保持体112が設けられ、リード保持体112から一方のリード114および他方のリード115が引き出されている。
特開2005−197291号公報
通常、図22に示すようなエキシマランプ103に設けられるリード保持体112は、以下に示すような3つの機能を備えている。第1の機能は、通常、リード114,115と外部電極106,107とは半田のようなろう接によって電気的に接続されているため、両者の接続を確保維持するための、リード114,115を保持する機能であり、例えば、エキシマランプ103の外部電極106,107に接続されたリード114,115を放電容器105とリード保持体112との間に設けて、リード114,115を放電容器105とリード保持体112との間で圧接して保持する機能である。第2の機能は、放電容器105に固定される機能であり、例えば、リード保持体112と放電容器105との間の空隙に接着剤116を充填して、リード保持体112が放電容器105の外面に固定される機能である。第3の機能は、放電容器105外面における外部電極106,107間の絶縁破壊を防止する機能であり、例えば、リード114,115に当接するリード保持体112が電気絶縁性を有する部材で構成されることにより、放電容器105の外面における外部電極106,107間の沿面放電を防止する機能である。
図21ないし図24に示される従来技術に係るリード保持体112は、上記の第1ないし第3の機能を備えているが、エキシマランプ103と被照射物Wとが対向配置されるランプユニット101においては、エキシマランプ103から被照射物Wに放射される真空紫外線が、できるだけ酸素に吸収されないで効率良く被照射物Wに照射されるために、エキシマランプ103と被照射物Wとはできるだけ近接配置することが必要である。エキシマランプ103と被照射物W間の距離は、例えば、3〜5mmの範囲に近接することが必要とされている。しかし、図21ないし図24に示した従来技術に係るリード保持体112が、セラミックのような電気絶縁性を有する部材で構成されると、放電容器105の平坦面からリード保持体112の肉厚部分が突出し、この肉厚部分がエキシマランプ103と被照射物W間の距離L10の近接化を困難にしている。すなわち、リード保持体112は、第4の機能として、エキシマランプ103と被照射物Wとの近接配置に障害とならないように構成されていることが必要である。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、エキシマランプと被照射物間の距離を0.1〜5mmの範囲に近接配置することを可能にしたリード保持体を備えるエキシマランプおよびそのエキシマランプを備えたランプユニットを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような手段を採用した。
第1の手段は、長手方向に伸びる上下両面を有すると共に、内部に発光ガスを封入した放電容器と、前記上下両面のうちの一方の面に設けた一方の外部電極と、前記上下両面のうちの他方の平坦面に設けた他方の外部電極と、前記放電容器の少なくとも一方の端部側に設けたリード保持体と、からなるエキシマランプにおいて、前記リード保持体は、電気絶縁性を有するリード保持部と金属薄板からなる平坦支持部とから構成され、前記リード保持部と前記平坦支持部とで前記放電容器を挟持することにより、前記リード保持部は、前記一方の外部電極と電気的に接続された一方のリードを前記放電容器の前記一方の面との間で保持し、前記平坦支持部は、前記他方の外部電極と電気的に接続すると共に、前記放電容器の前記他方の平坦面に当接する、ことを特徴とするエキシマランプである。
第2の手段は、長手方向に伸びる上下両面を有し、該上下両面間に形成された湾曲面上に形成された屈曲部または前記上下両面間に形成された屈曲部を有すると共に、内部に発光ガスを封入した放電容器と、前記上下両面のうちの一方の面に設けた一方の外部電極と、前記上下両面のうちの他方の平坦面に設けた他方の外部電極と、前記放電容器の少なくとも一方の端部側に設けたリード保持体と、からなるエキシマランプにおいて、前記リード保持体は、電気絶縁性を有するリード保持部と弾性を有する金属薄板からなる平坦側支持部とから構成され、前記リード保持部と前記平坦側支持部とで前記放電容器を挟持することにより、前記リード保持部は、前記一方の外部電極と電気的に接続された一方のリードを前記放電容器の前記一方の面との間で保持し、前記平坦側支持部は、前記他方の外部電極と電気的に接続された他方のリードを前記放電容器の前記他方の平坦面との間で保持した、ことを特徴とするエキシマランプである。
第3の手段は、長手方向に伸びる上下両面を有すると共に、内部に発光ガスを封入した放電容器と、前記上下両面のうちの一方の面に設けた一方の外部電極と、前記上下両面のうちの他方の平坦面に設けた他方の外部電極と、前記放電容器の少なくとも一方の端部側に設けたリード保持体と、からなるエキシマランプにおいて、前記リード保持体は、電気絶縁性を有するリード保持部と、該リード保持部と前記放電容器との間に充填固化された接着材からなる拡径支持部とから構成され、前記リード保持部と前記放電容器との間に接着材が充填固化されることにより、前記リード保持部は、前記一方の外部電極と電気的に接続された一方のリードを前記放電容器の前記一方の面との間で保持し、前記拡径支持部は、前記他方の外部電極から放電容器の側面に形成された拡径部まで連続して伸びる外部電極部分と電気的に接続された他方のリードを当該拡径支持部内で保持した、ことを特徴とするエキシマランプである。
第4の手段は、長手方向に伸びる上下両面を有すると共に、内部に発光ガスを封入した放電容器と、前記上下両面のうちの一方の面に設けた一方の外部電極と、前上下両面のうちの他方の面に設けた他方の外部電極と、前記放電容器の少なくとも一方の端部側に設けたリード保持体と、からなるエキシマランプにおいて、前記放電容器は、前記両面間の側面に拡径部が形成され、前記リード保持体は、電気絶縁性を有するリード保持部と拡径支持部とから構成され、前記リード保持部と前記拡径支持部とで前記放電容器を挟持することにより、前記リード保持部は、前記一方の外部電極と電気的に接続された一方のリードを前記放電容器の前記一方の面との間で保持し、前記拡径支持部は、前記放電容器の前記拡径部と当接する、ことを特徴とするエキシマランプである。
第5の手段は、第4の手段において、前記他方の外部電極が前記放電容器の拡径部まで連続して伸びる外部電極部分を有し、前記拡径支持部は金属材料で構成され、前記リード保持部と前記拡径支持部とで前記放電容器を挟持することにより、前記放電容器の外部電極部分と前記拡径支持部とが電気的接続が図られることを特徴とするエキシマランプである。
第6の手段は、第1の手段ないし第5の手段のいずれか1つの手段において、前記放電容器は、該放電容器の端壁部から突出するチップ管を有し、前記リード保持体は、リード保持部にチップ管の管軸方向に伸びる連接部と、該連接部からチップ管の長手方向の外方に設けた保護部とを有することを特徴とするエキシマランプである。
第7の手段は、エキシマランプと、該エキシマランプを保持した一面開口の筐体と、からなるランプユニットにおいて、前記エキシマランプが、第1の手段ないし第6の手段のいずれか1つの手段に記載の1つまたは複数のエキシマランプであって、該エキシマランプの平坦面が、前記筐体の開口に位置する被照射物の被照射面と平行に配置されていることを特徴とするランプユニットである。
第8の手段は、エキシマランプと、該エキシマランプの保持した一面開口の筐体と、からなるランプユニットにおいて、前記エキシマランプが、第1の手段ないし第6の手段のいずれか1つの手段に記載の複数のエキシマランプであって、該エキシマランプが、該エキシマランプの長手方向と直交する方向にあって、前記各エキシマランプの平坦面が同一平面上に配置されていることを特徴とするランプユニットである。
請求項1ないし請求項2に記載の発明によれば、第1に、エキシマランプの外部電極に接続されたリードを放電容器とリード保持体との間に設けて、リードを放電容器とリード保持体との間で圧接して保持することが可能となる。また、第2に、リード保持体が放電容器の外面に固定されることが可能となる。また、第3に、リードに当接するリード保持部が電気絶縁性を有する部材で構成されることにより、放電容器の外面における外部電極間の沿面放電を防止することができる。また、第4に、平坦支持部として金属薄板を用いたので平坦支持部の肉厚を薄くすることができ、エキシマランプと被照射物との近接配置が可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、第1に、エキシマランプの外部電極に接続されたリードを放電容器とリード保持体との間に設けて、リードを放電容器とリード保持体との間で圧接して保持することが可能となる。また、第2に、リード保持体が放電容器の外面に固定されることが可能となる。また、第3に、リードに当接するリード保持部が電気絶縁性を有する部材で構成されることにより、放電容器の外面における外部電極間の沿面放電を防止することができる。また、第4に、拡径支持部に接着剤を用いたので、放電容器の下部平坦面よりリード保持体が突出する箇所がなくなり、エキシマランプと被照射物との近接配置が可能となる。
請求項4および請求項5に記載の発明によれば、第1に、エキシマランプの外部電極に接続されたリードを放電容器とリード保持体との間に設けて、リードを放電容器とリード保持体との間で圧接して保持することが可能となる。また、第2に、リード保持体が放電容器の外面に固定されることが可能となる。また、第3に、リードに当接するリード保持部が電気絶縁性を有する部材で構成されることにより、放電容器の外面における外部電極間の沿面放電を防止することができる。また、第4に、拡径支持部で放電容器の拡径部を当接させたので、放電容器の下部平坦面よりリード保持体が突出する箇所がなくなり、エキシマランプと被照射物との近接配置が可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、リード保持体によってチップ管を保護し、チップ管のの損傷を防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、エキシマランプと被照射物との近接配置が可能なランプユニットを実現することができる。
請求項8に記載の発明によれば、エキシマランプと被照射物との近接配置が可能となると共に、エキシマランプの長手方向の長さ以上の幅を有する被照射物Wに対しても真空紫外線を照射することのできるランプユニットを実現することができる。
本発明の第1の実施形態を図1ないし図5を用いて説明する。
図1は、本実施形態の発明に係るエキシマランプ5の長手方向に沿った切断面から見た紫外線照射装置1の構成を示す断面図である。
同図に示すように、この紫外線照射装置1は、概略、箱状に構成された筐体4内に1つまたは複数のエキシマランプ5を備えるランプユニット2(図上方)と、ランプユニット2を載置すると共に被照射物Wを搬送する搬送機構3(図下方)とから構成されている。
ランプユニット2は、筐体4の内部に、紙面と平行な方向に並列に配列された複数本のエキシマランプ5と、エキシマランプ5を収納すると共に保持する筐体4とからから構成されている。エキシマランプ5は、エキシマランプ5の両端にリード保持体54が設けられており、ランプ保持体52によって隔壁41を介して筐体4に支持されている。搬送機構3は、ランプユニット2の筐体4を載置すると共に、内部に紙面と平行な方向に並列配置された複数のローラ31と各ローラ31の両端に設けられると共にローラ31を回転駆動する駆動部32とを備えている。搬送機構3内に搬入された被照射物Wは、ローラ31に載置され、ローラ31が回転駆動されることにより、エキシマランプ5の直下に搬入される。搬入された被照射物Wは、エキシマランプ5と近接し、エキシマランプ5から真空紫外線が照射される。真空紫外線により照射された被照射物Wは搬送機構3外に搬出される。
図2は、図1に示したエキシマランプ5の一方の端部(点線で丸く囲まれた箇所)の拡大断面図である。
同図に示すように、エキシマランプ5の、例えば、石英ガラスからなる放電容器51の少なくとも一方の端部は、リード保持体54によって挟持されている。放電容器51の長手方向の一方の平坦面511に形成された一方の外部電極52は、一方のリード55と、例えば、ろう接(ろう付け、半田付け)手段によって電気的に接続されている。電気的に接続された一方のリード55は、電気絶縁性を有するリード保持部541と放電容器51の一方の平坦面511との間で保持される。一方、放電容器51の長手方向の他方の平坦面512に形成された他方の外部電極53は、例えば、厚さが0.1mm〜5mm、好ましくは0.1mm〜1.5mmの金属薄板からなる平坦支持部542と接触され、電気的に接続されている。なお、外部電極52、53は、例えば、金と低融点ガラスとを混合した導電性ペーストを放電容器51の外面に塗布して焼成することによって形成される。
図3は、エキシマランプ5の構成を示す斜視図であり、図4(a)は図3に示したエキシマランプ5のA−A切断面から見た断面図、図4(b)は図3に示したエキシマランプ5のB−B切断面から見た断面図である。
これらの図に示すように、リード保持体54のリード保持部541は、放電容器51の一方の平坦面511と略平行な平板部分5411と、平板部分5411の両端から略直角方向に伸びる突出部分5412とから構成されている。リード保持体54の平坦支持部542は、放電容器51の他方の平坦面512と略平行な平板部分5421と、平板部分5421の両端から略直角方向に伸びる突出部分5422とから構成されている。リード保持部541の突出部分5412と平坦支持部542の突出部分5422は、軸部5431と頭部5432とからなる螺合体(ボルト)543によって螺合され、放電容器51を挟持している。
そのため、一方の外部電極52と電気的に接続された一方のリード55は、リード保持部541の平板部分5411の溝5413に埋設されて、平板部分5411と放電容器51の一方の平坦面511との間で挟持され、リード保持体54の外部に引き出される。他方の外部電極53は、金属薄板からなる平坦支持部542の平板部分5421と電気的に密着することによって電気的接続が図られると共に、平板部分5421は放電容器51の他方の平坦面512に当接される。他方の外部電極53と電気的接続が図られた平坦支持部542は、突出部分5422において他方のリード56と電気的接続が図られ、他方のリード56はリード保持体54の外部に引き出される。
本実施形態の発明によれば、リード保持体54のリード保持部541と平坦支持部542とが放電容器51を挟持することにより、リード保持部541は放電容器51に向かって力が働き、リード保持部541と放電容器51とに挟まれた一方のリード55は固定される。つまり、先に述べた、リード保持体54の一方のリード55を保持する第1の機能を果たすことができる。さらに、一方のリード55を、例えば、フッ素樹脂からなる柔軟性を有する被覆体で被覆されていると、リード保持部541と放電容器51との間に挟まれた一方のリード55は、リード保持部541と放電容器51と接する外面形状が変形される。これにより、リード保持部541と一方のリード55との接触面積が大きくなり、また放電容器51と一方のリード55との接触面積が大きくなるので、一方のリード55が引っ張られる等の外部からの負荷がかかっても、一方のリード55により接触面積が大きくなっているのでその接触面で摩擦力が働き、一方のリード55への負荷をその摩擦力で耐えることができる。
また、本実施形態の発明によれば、平坦支持部542と放電容器51とが面接触した状態で、リード保持部541と平坦支持部542とが放電容器51を挟持する。このとき放電容器51にだけ負荷がかけられても、平坦支持部541との面接触により、互いの当接面で摩擦力が働き、リード保持体54と放電容器51との一体状態が維持される。つまり、先に述べた、リード保持体54が放電容器51に固定される第2の機能を果たすことができる。
また、本実施形態の発明によれば、一方の外部電極52にはランプ点灯時に高周波高電圧が印加される。このため、一方の外部電極52に給電する一方のリード55を保持するリード保持部541を電気絶縁性を有する部材で構成することにより、リード保持部541を介した外部電極52,53間またはリード55,56間での絶縁破壊を防止することができる。つまり、先に述べた、放電容器51外面における外部電極52,53間の絶縁破壊を防止する第3の機能を果たすことができる。
さらに、本実施形態の発明によれば、平坦支持部542を金属薄板で構成することにより、その肉厚L2を電気絶縁体で構成される部材の厚さL1よりも薄くすることができる。つまり、先に述べた、放電容器51の他方の平坦面511(被照射物Wと対向する側の面)への突出を抑制する第4の機能を果たすことができる。さらに、他方の平坦面512に形成した他方の外部電極53と平坦支持部542とが電気的接触により接続されるので、放電容器51の他方の平坦面512と平坦支持部542との間にあった、従来のリードの直径分の距離を短くすることができ、より一層、平坦支持部542と被照射物Wとの距離L3を短くすることができる。なお、平坦支持部542を給電部材ないし接地部材とすることにより、他方のリード56を平坦支持部542の突出部分5422に接続すればよく、他方のリード56を簡便に設けることが可能となる。
図5は、第1の実施形態に係るエキシマランプ5(図4(b)に示したエキシマランプ5の断面図と対応する)とは放電容器の形状が異なる変形例を示すエキシマランプ5の断面図である。
同図に示すように、このエキシマランプ5においては、放電容器51Aは、底面が平坦面51A2で形成され、上面が湾曲面51A1で形成されている。一方のリード55は、リード保持部541の平板部分5411に設けた溝5413に埋設され、リード保持部541の平板部分5411と放電容器51Aの湾曲面51A1の頂点との間で挟持される。放電容器51Aの平坦面51A2は平坦支持部542と当接される。その他の構成は、図4(b)に示したエキシマランプ5の同符号の構成に対応するので説明を省略する。
この変形例に係るエキシマランプ5においても、図4(b)に示したエキシマランプ5と同様に、先に述べた、リード保持体54は、第1ないし第4の機能を果たすことができる。
本発明の第2の実施形態を図6および図7を用いて説明する。
図6は、本実施形態の発明に係り、第1の実施形態における図4(b)に示したエキシマランプの断面図と対応する、エキシマランプ5の長手方向に対して直交する切断面から見たリード保持体54の構成を示す断面図、図7は、本実施形態の変形例の発明に係り、第1の実施形態の図5に示したエキシマランプの断面図と対応する、エキシマランプ5の長手方向に対して直交する切断面から見たリード保持体54の構成を示す断面図である。
図6に示すエキシマランプ5においては、放電容器51の他方の平坦面512から伸びる屈曲部(拡径部)513が、弾性を有する金属薄板で形成された平坦側支持部542Aと一部接触するように設けられる。また、図7に示すエキシマランプ5においては、放電容器51Aの長手方向に対して直交する切断面が湾曲面51A1と平坦面51A2とから構成されており、放電容器51Aの湾曲面51A1と平坦面51A2との境目に形成される屈曲部(縮径部)51A3が、弾性を有する金属薄板で形成された平坦側支持部542Aと点接触するように設けられる。なお、図6および図7のその他の構成は図4(b)に示したエキシマランプ5の同符号の構成に対応するので、説明を省略する。
本実施形態の発明によれば、図6においては、放電容器51の屈曲部(拡径部)513がリード保持体54の平坦側支持部542Aと点接触し、図7においては、放電容器51Aの屈曲部(縮径部)51A3がリード保持体54の平坦側支持部542Aと点接触する。そのため、放電容器51(51A)は、リード保持体54により挟持されるので、放電容器51(51A)に対して異なる3方向から押圧がかかることによりリード保持体54は放電容器51(51A)に固定される。つまり、先に述べた、リード保持体54が放電容器51(51A)に固定される第2の機能を果たすことができる。
また、本実施形態の発明によれば、リード保持体54の平坦側支持部542Aは金属薄板で構成されているので、その肉厚を電気絶縁体からなる部材で構成した場合に比べて薄くすることができる。つまり、放電容器51(51A)の平坦面512(51A2)(被照射物Wと対向する側の面)への突出を抑制する第4の機能を果たすことができる。また、平坦側支持部542Aを給電部材または接地部材とするとすることにより、平坦側支持部542Aと放電容器51(51A)の屈曲部513(51A3)に位置する他方の外部電極53とが接触することで電気的に接続され、他方のリード56を平坦側支持部542Aに設ければよいので、他方のリード56の引き出しが容易となる。
なお、本実施形態の発明においても、第1の実施形態の発明と同様に、先に述べた、リード保持体54の第1のリード55を保持する第1の機能、および放電容器51(51A)外面における外部電極52,53間の絶縁破壊を防止する第3の機能も果たすことができる。
本発明の第3の実施形態を図8ないし図12を用いて説明する。
図8は、本実施形態の発明に係るエキシマランプの長手方向に沿った切断面から見た紫外線照射装置1の構成を示す断面図である。
同図に示すように、この紫外線照射装置1は、概略、箱状に構成された筐体4内に1つまたは複数のエキシマランプ5を備えるランプユニット2(図上方)と、ランプユニット2を載置すると共に被照射物Wを搬送する搬送機構3(図下方)とから構成されている。なお、その他の構成は、リード保持体54Aの構成を除いて、図1に示した同符号の構成に対応するので説明を省略する。
図9は、図1に示したエキシマランプ5一方の端部(点線で丸く囲まれた箇所)の拡大断面図である。
同図に示すように、エキシマランプ5の放電容器51の少なくとも一方の端部は、リード保持体54によって挟持されている。放電容器51の長手方向の一方の平坦面511に形成された一方の外部電極52は一方のリード55と、例えば、ろう接(ろう付け、半田付け)手段によって電気的に接続される。電気的に接続された一方のリード55は、電気絶縁性を有するリード保持部54A1と放電容器51の一方の平坦面511との間で保持されている。一方、放電容器51の長手方向の他方の平坦面512に形成された他方の外部電極53は、後述するように、他方のリード56と、例えば、ろう接(ろう付け、半田付け)手段によって電気的に接続され、リード保持体54Aから外部に引き出されている。
図10は、エキシマランプ5の構成を示す斜視図であり、図11は図10に示したエキシマランプ5のC−C切断面から見た断面図、図12は図10に示したエキシマランプ5の一方の端部におけるリード保持体54を取り除いた状態の放電容器51を示す一部斜視図である。
これらの図に示すように、リード保持体54Aは、放電容器51の一方の平坦面511と略平行な平板部分54A11と平板部分54A11の両端から略直角方向に伸びる突出部分54A12とからなる電気絶縁性を有するリード保持部54A1と、放電容器51の平坦面511,512から周方向に向かって拡径する拡径部514とリード保持部54A1の平板部分54A11と突出部分54A12とで囲まれた無機接着材が充填された領域からなる拡径支持部54A2とから構成されている。
一方のリード55は、一方の外部電極52と半田等によって電気的に接続され、リード保持部54A1の平板部分54A11の溝54A13に埋設されて、平板部分54A11と放電容器51の一方の平坦面511との間で挟持され、リード保持体54Aの外部に引き出される。一方、他方の外部電極53は、他方の外部電極53の一部から伸びる外部電極部分531が放電容器51の拡径部514まで伸びて形成されており、他方のリード56が、外部電極部分531と半田等によって電気的に接続され、無機接着剤で形成される拡径支持部54A2内を通ってリード保持体54Aの外部に引き出されている。
本実施形態の発明によれば、リード保持体54Aのリード保持部54A1と拡径支持部54A2とが放電容器51を挟持することにより、リード保持部54A1と拡径支持部54A2とがは放電容器51に向かって挟持する力が働き、リード保持部54A1と放電容器51とに挟まれた一方のリード55は固定される。つまり、リード保持体54Aの一方のリード55を保持する第1の機能を果たすことができる。さらに、一方のリード55が柔軟性を有する被覆体で被覆されていると、リード保持部545と放電容器51との間に挟まれた一方のリード55は、リード保持部54A1と放電容器51と接する外面形状が変形される。これにより、リード保持部545と一方のリード55との接触面積が大きくなり、また放電容器51と一方のリード55との接触面積が大きくなるので、一方のリード55が引っ張られる等の外部からの負荷がかかっても、一方のリード55により接触面積が大きくなっているのでその接触面で摩擦力が働き、一方のリード55への負荷をその摩擦力で耐えることができる。
また、本実施形態の発明によれば、拡径支持部54A2は、無機接着剤が充填固化された状態で、リード保持部54A1と拡径支持部54A2とが放電容器51を挟持する。このとき放電容器51にだけ負荷をかけても、拡径支持部54A2における無機接着剤が放電容器51の拡径部514に接着していることによって、リード保持体54Aと放電容器51との一体状態が維持される。つまり、リード保持体54Aが放電容器51に固定される第2の機能を果たすことができる。
また、本実施形態の発明によれば、一方の外部電極52にはランプ点灯時に高周波高電圧が印加される。このため、一方の外部電極52に給電する一方のリード55を保持するリード保持部54A1が電気絶縁性を有する部材で構成されているので、リード保持部54A1を介した外部電極52,53間またはリード55,56間での絶縁破壊を防止することができる。つまり、放電容器51外面における外部電極52,53間の絶縁破壊を防止する第3の機能を果たすことができる。
さらに、本実施形態の発明によれば、リード保持体54Aは、放電容器51の他方の平坦面512より下部に突出する部分が存在しない。そのため、放電容器51と被照射物Wとはリード保持体54Aに係わりなく近接させることができる。つまり、放電容器51の他方の平坦面512(被照射物Wと対向する側の面)への突出を抑制する第4の機能を果たすことができる。また、他方の外部電極53から伸びる外部電極部分531が放電容器51の拡径部514に形成され、他方のリード56と外部電極部分531とが、例えば、半田により電気的に接続されるので、放電容器51の他方の平坦面512の下部にあった、従来の他方のリード56の直径分の距離も無くすことができ、他方の平坦部512と被照射物Wとの距離を短くすることができる。
本発明の第4の実施形態を図13ないし図16を用いて説明する。
図13は、本実施形態の発明に係り、第3の実施形態における図11に示したエキシマランプの断面図と対応する、エキシマランプ5の長手方向に直交する切断面から見たリード保持体54Bの構成を示す断面図である。
図13(a)はエキシマランプ5の短手方向の長さがL6、エキシマランプ5の厚さがL5のときのリード保持体54Bの構成を示す断面図、図13(b)は、エキシマランプ5の厚さが図13(a)のエキシマランプの厚さL5より厚いL7のときのリード保持体54Bの構成を示す断面図、図13(c)は、エキシマランプの短手方向の長さが図13(a)のエキシマランプの短手方向の長さL6より長いL8のときのリード保持体54Bの構成を示す断面図である。
図13(a)に示すように、リード保持体54Bは、リード保持部54B1と拡径支持部54B2とから構成され、リード保持部54B1は、放電容器51の一方の平坦面511と略平行な平板部分54B11と、この平板部分54B11の両端から略直角方向に伸びる突出部分54B12とから構成されている。拡径支持部54B2は、放電容器51の他方の平坦面512と同一面にある底部54B21と、放電容器51の拡径部514と接触し放電容器51を支持する傾斜面54B22と、リード保持部54B1の突出部分54B12の底部54B13と接触する水平面54B23とから構成されている。拡径支持部54B2の水平面54B23とリード保持部54B1の底部54B13とを接触させ、両者を螺合体(ボルト)543によって螺合することによって、放電容器51を挟持する。
図13(b)は、図13(a)に示した放電容器51と短手方向の長さL6は同じであるが、放電容器51の厚さL5より厚いL7の場合のリード保持体54Bの状態を示す図である。この場合は、拡径支持部54B2とリード保持部54B1との螺合に際し、螺合体(ボルト)543による螺合量を調節する。結果として、拡径支持部54B2の水平面54B23とリード保持部54B1の底部54B13とは間隔を空けて螺合され、放電容器51を挟持することができる。
図13(c)は、図13(a)に示した放電容器51の厚さL5は同じであるが、放電容器51の短手方向の長さL6より長いL8の場合のリード保持体54Bの状態を示す図である。この場合は、拡径支持部54B2とリード保持部54B1との螺合に際し、螺合体(ボルト)543による螺合量を調節する。結果として、拡径支持部54B2の水平面54B23とリード保持部54B1の底部54B13とは間隔を空けて、放電容器51の他方の平坦面512より拡径支持部54B2の底部54B21が下方にはみ出した状態で螺合され、放電容器51を挟持する。
これらの図において、一方の外部電極52と電気的に接続された一方のリード55は、リード保持部54B1の平板部分54B11の溝54B14に埋設されて、平板部分54B11と放電容器51の一方の平坦面511との間で挟持され、リード保持体54Bの外部に引き出される。他方の外部電極53は、例えば、図12に示したように、他方の外部電極53から伸びる外部電極部分531を放電容器51の拡径部514に形成し、拡径支持部54B2を金属材料で構成することにより、外部電極部分531と拡径支持部54B2とを当接させて電気的接続を図り、拡径支持部54B2から他方のリード56を、例えば、半田により電気的に接続することにより、他方のリード56はリード保持体54Bの外部に引き出される。このように構成することにより、放電容器51の他方の平坦面512の下部にあった、従来の他方のリード56の直径分の距離も無くすことができ、他方の平坦部512と被照射物Wとの距離を短くすることができる。
本実施形態の発明によれば、リード保持体54のリード保持部54B1と拡径支持部54B2とが放電容器51を挟持することにより、拡径支持部54B2は放電容器51に向かって力が働き、リード保持部54B1と放電容器51とに挟まれた一方のリード55は固定され、先に述べた、リード保持体54Bの一方のリード55を保持する第1の機能を果たすことができる。
また、本実施形態の発明によれば、拡径支持部54B2の傾斜面54B22と放電容器51の拡径部514とが接触した状態で、リード保持部54B1と拡径支持部54B2とが放電容器51を挟持する。このとき放電容器51にだけ負荷がかけられても、拡径支持部54B2との接触により、互いの当接面で摩擦力が働き、リード保持体54Bと放電容器51との一体状態が維持され、先に述べた、リード保持体54Bが放電容器51に固定される第2の機能を果たすことができる。
また、本実施形態の発明によれば、一方の外部電極52に給電する一方のリード55を保持するリード保持部54B1を電気絶縁性を有する部材で構成することにより、リード保持部54B1を介した外部電極52,53間またはリード55,56間での絶縁破壊を防止することができ、先に述べた、放電容器51外面における外部電極52,53間の絶縁破壊を防止する第3の機能を果たすことができる。
さらに、本実施形態の発明によれば、図13(c)の場合を除き、リード保持体54Bは、放電容器51の他方の平坦面512より下部に突出する部分が存在しない。そのため、放電容器51と被照射物Wとはリード保持体54Bに係わりなく近接させることができる。つまり、放電容器51の他方の平坦面512(被照射物Wと対向する側の面)への突出を抑制する第4の機能を果たすことができる。
図14は、本実施形態の発明に係わり、図13に示したリード保持体54Bの変形例1を示すリード保持体54Bの構成を示す断面図である。図14(a)はエキシマランプ5の短手方向の長さがL6、エキシマランプ5の厚さがL5のときのリード保持体54Bの構成を示す断面図、図14(b)は、エキシマランプの短手方向の長さが図14(a)のエキシマランプの短手方向の長さL6より長いL8のときのリード保持体54Bの構成を示す断面図である。
これらの図に示すように、拡径支持部54B2において螺合体543が螺合される周辺に、螺合体(ボルト)543が、螺合方向に対して直角な方向には移動可能であるが、螺合方向には移動できない空隙54B24を設ける。このように構成することにより、図13(c)において、エキシマランプの短手方向の長さが図13(a)のエキシマランプの短手方向の長さL6より長いL8のとき、放電容器51の他方の平坦面512より拡径支持部54B2の底部54B21が下方にはみ出した状態で螺合されたが、図14(b)に示すように、螺合体(ボルト)543を拡径支持部54B2の空隙54B24において放電容器51の短手方向に移動させて螺合することにより、放電容器51の他方の平坦面512と拡径支持部54B2の底部54B21とを同一面の状態に維持することができる。
本実施形態の変形例1の発明によれば、本実施形態の図13に係わる発明と同様に、第1なし第4の機能を果たすことができる。
図15は、本実施形態の発明に係わり、図13に示したリード保持体54Bの変形例2を示すリード保持体54Cの構成を示す断面図である。
図15(a)はエキシマランプ5の短手方向の長さがL6、エキシマランプ5の厚さがL5のときのリード保持体54Cの構成を示す断面図、図15(b)は、エキシマランプ5の厚さが図15(a)のエキシマランプ5の厚さL5より厚いL7のときのリード保持体54Cの構成を示す断面図、図15(c)は、エキシマランプ5の短手方向の長さが図15(a)のエキシマランプ5の短手方向の長さL6より長いL8のときのリード保持体54Cの構成を示す断面図である。
図15(a)に示すように、リード保持体54Cは、拡径支持部兼リード保持部54C1と拡径支持部54C2とから構成され、拡径支持部兼リード保持部54C1は、放電容器51の一方の平坦面511と略平行な平板部分54C11と、この平板部分54C11の一端から略直角方向に伸びる突出部分54C12と、この突出部分54C12の一部において放電容器51の拡径部514と接触し放電容器51を支持する傾斜面54C13とから構成されている。拡径支持部54C2は、拡径支持部兼リード保持部54C1の平板部分54C11の一端の側面54C14に対向する垂直部分54C21と、この垂直部分54C21の一部において放電容器51の拡径部514と接触し放電容器51を支持する傾斜面54C22とから構成されている。拡径支持部54C2の垂直部分54C21と拡径支持部兼リード保持部54C1の平板部分54C11の側面54C14とが接触する方向に、両者を螺合体(ボルト)543によって螺合することによって、放電容器51を挟持する。
図15(b)は、図15(a)に示した放電容器51と短手方向の長さL6は同じであるが、放電容器51の厚さL5より厚いL7の場合のリード保持体54Cの状態を示す図である。この場合は、拡径支持部兼リード保持部54C1の側面54C14と拡径支持部54C2の垂直部分54C21間の螺合に際し、螺合体(ボルト)543による螺合量を調節する。結果として、拡径支持部兼リード保持部54C1の側面54C14と拡径支持部54C2の垂直部分54C21とは間隔を空けて螺合され、放電容器51を挟持することができる。
図15(c)は、図15(a)に示した放電容器51の厚さL5は同じであるが、放電容器51の短手方向の長さL6より長いL8の場合のリード保持体54Cの状態を示す図である。この場合も、拡径支持部兼リード保持部54C1の側面54C14と拡径支持部54C2の垂直部分54C21間の螺合に際し、螺合体(ボルト)543による螺合量を調節する。結果として、拡径支持部兼リード保持部54C1の側面54C14と拡径支持部54C2の垂直部分54C21とは間隔を空けて螺合され、放電容器51を挟持することができる。
これらの図に示すように、図15(b)においては、螺合体(ボルト)543によって拡径支持部兼リード保持部54C1と拡径支持部54C2とを螺合することにより、放電容器51の他方の平坦面512と拡径支持部54C2の底部54C23が上方に引っ込んだ状態で螺合される。また、図15(c)に示すように、螺合体(ボルト)543によって拡径支持部兼リード保持部54C1と拡径支持部54C2とを螺合することにより、放電容器51の他方の平坦面512と拡径支持部54C2の底部54C23とが同一面の状態で螺合することができる。
本実施形態の変形例2の発明においても、本実施形態の図13に係わる発明と同様に、第1ないし第4の機能を果たすことができる。
図16は、本実施形態の発明に係わり、図13に示したリード保持体54Bの変形例3に係るリード保持体54Bの構成を示す断面図である。
図16に示すように、放電容器51Bは、放電容器51Bの長手方向に対して直交する切断面が拡径部51B2を有する湾曲面51B1と平坦面51B3とから構成されている。リード保持体54Bは、リード保持部54B1と拡径支持部54B2とから構成され、リード保持部54B1は、放電容器51Bの平坦面51B3と略平行な平板部分54B11と、この平板部分54B11の両端から略直角方向に伸びる突出部分54B12とから構成されている。拡径支持部54B2は、放電容器51Bの平坦面51B3と同一面にある底部54B21と、放電容器51Bの拡径部51B2と接触し放電容器51Bを支持する傾斜面54B22と、リード保持部54B1の突出部分54B12の底部54B13と接触する方向に対向する水平面54B23とから構成されている。拡径支持部54B2の水平面54B23とリード保持部54B1の底部54B13とを接触する方向に、両者を螺合体(ボルト)543によって螺合することによって、放電容器51を挟持する。
本実施形態の変形例3の発明においても、本実施形態の図13に係わる発明と同様に、第1ないし第4の機能を果たすことができる。
本発明の第5の実施形態を図17を用いて説明する。
図17は、本実施形態の発明に係るエキシマランプ5の長手方向に沿うチップ管51C1を通る切断面から見たエキシマランプ5の一部断面図、図17(b)は、図17(a)に示したエキシマランプ5のX方向から見たエキシマランプ5の側面図、図17(c)は、図17(a)、(b)に示した放電容器51Cの両端に設けられるリード保持体54Dを除いた状態における放電容器51Cの構成を示す斜視図である。
これらの図に示すように、このエキシマランプ5は、放電容器51Cの両端にチップ管51C1が形成されている。このチップ管51C1の先端が放電容器51Cの両端から突出しているので、他の物体と衝突して破損のおそれがある。そのため、リード保持体54Dに、リード保持部54D1に連続する連接部54D2、および連接部54D2からチップ管51C1の先端を覆うように形成された保護部54D3とを設ける。なお、その他の構成は、第3の実施形態の図11に示したリード保持体54Aの構成に対応するので、説明を省略する。また、チップ管51C1を用いたエキシマランプ5に適用されるリード保持体54Dとしては、他の実施形態に示したリード保持体54、54B、54Cも適用可能である。
本発明の第6の実施形態を図18および図19を用いて説明する。
図18は、本実施形態の発明に係るエキシマランプ5の長手方向に沿った切断面から見た紫外線照射装置1の構成を示す断面図、図19は、図18に示した紫外線照射装置1のD−D切断面から見た紫外線照射装置1の断面図である。
同図に示すように、この紫外線照射装置1は、概略、箱状に構成された筐体4内にエキシマランプ5を備えるランプユニット2(図上方)と、ランプユニット2を載置すると共に被照射物Wを搬送する搬送機構3(図下方)とから構成されている。本実施形態の発明は、第1の実施形態の図1に示した紫外線照射装置1に記載の複数のエキシマランプ5と同様に、同一平面上に配置されているが、第1の実施形態の図1に示した紫外線照射装置1とは、複数のエキシマランプ5が、エキシマランプ5の長手方向と直交する方向にあって、互いに長手方向に位置がずれるように配列されている、いわゆる、千鳥足状に配列されている点で相違している。なお、その他の構成は図1に示した同符号の構成に対応するので、説明を省略する。
本実施形態の発明によれば、エキシマランプの長手方向の長さ以上の幅を有する被照射物Wに対しても真空紫外線を照射することができる。
第1の実施形態の発明に係るエキシマランプ5の長手方向に沿った切断面から見た紫外線照射装置1の構成を示す断面図である。 図1に示したエキシマランプ5一方の端部(点線で丸く囲まれた箇所)の拡大図である。 エキシマランプ5の構成を示す斜視図である。 図3に示したエキシマランプ5のA−A切断面から見た断面図および図3に示したエキシマランプ5のB−B切断面から見た断面図である。 第1の実施形態に係るエキシマランプ5とは放電容器の形状が異なる変形例を示すエキシマランプ5の断面図である。 第2の実施形態の発明に係り、第1の実施形態における図4(b)に示したエキシマランプ5の断面図と対応する、エキシマランプ5の長手方向に対して直交する切断面から見たリード保持体の構成を示す断面図である。 第2の実施形態の変形例の発明に係り、第1の実施形態の図5に示したエキシマランプ5の断面図と対応する、エキシマランプ5の長手方向に対して直交する切断面から見たリード保持体54の構成を示す断面図である。 第3の実施形態の発明に係るエキシマランプ5の長手方向に沿った切断面から見た紫外線照射装置1の構成を示す断面図である。 図1に示したエキシマランプ5一方の端部(点線で丸く囲まれた箇所)の拡大図である。 エキシマランプ5の構成を示す斜視図である。 図10に示したエキシマランプ5のC−C切断面から見た断面図である。 図10に示したエキシマランプ5の一方の端部におけるリード保持体54を取り除いた状態の放電容器51を示す一部斜視図である。 第4の実施形態の発明に係り、第3の実施形態における図11に示したエキシマランプの断面図と対応する、エキシマランプ5の長手方向に直交する切断面から見たリード保持体54Bの構成を示す断面図である。 第4の実施形態の発明に係わり、図13に示したリード保持体54Bの変形例1を示すリード保持体54Bの構成を示す断面図である。 第4の発明に係わり、図13に示したリード保持体54の変形例2を示すリード保持体の構成を示す断面図である。 第4の実施形態の発明に係わり、図13に示したリード保持体54の変形例3に係るリード保持体54Bの構成を示す断面図である。 第5の実施形態の発明に係るエキシマランプ5の長手方向に沿うチップ管41C1を通る切断面から見たエキシマランプ5の一部断面図である 第6の実施形態の発明に係るエキシマランプ5の長手方向に沿った切断面から見た紫外線照射装置1の構成を示す断面図である。 図18に示した紫外線照射装置1のD−D切断面から見た紫外線照射装置1の断面図である。 従来技術に係るエキシマランプ103の長手方向に対して直交する切断面から見た紫外線照射装置100の構成を示す断面図である。 図20に示したE−E切断面から見た紫外線照射装置100の断面図である。 図20および図21に示したエキシマランプ103の斜視図である。 図21に示したエキシマランプ103の一方の端部(丸く囲まれた箇所)の拡大断面図である。 図23に示したF−F切断面から見たエキシマランプ103の一方の端部の断面図である。
符号の説明
1 紫外線照射装置
2 ランプユニット
3 搬送機構
31 ローラ
32 駆動部
4 筐体
41 隔壁
5 エキシマランプ
51 放電容器
511 一方の平坦面
512 他方の平坦面
513 屈曲部(拡径部)
514 拡径部
51A 放電容器
51A1 湾曲面
51A2 平坦面
51A3 屈曲部(縮径部)
51B 放電容器
51B1 湾曲面
51B2 拡径部
51B3 平坦面
51C 放電容器
51C1 チップ管
52 一方の外部電極
53 他方の外部電極
531 外部電極部分
54 リード保持体
541 リード保持部
5411 平板部分
5412 突出部分
5413 溝
542A 平坦側支持部
543 螺合体(ボルト)
54A リード保持体
54A1 リード保持部
54A11 平板部分
54A12 突出部分
54A13 溝
54A2 拡径支持部
54B リード保持体
54B1 リード保持部
54B11 平板部分
54B12 突出部分
54B13 底部
54B14 溝
54B2 拡径支持部
54B21 底部
54B22 傾斜面
54B23 水平面
54B24 空隙
54C リード保持体
54C1 拡径支持部兼リード保持部
54C2 拡径支持部
54C11 平板部分
54C12 突出部分
54C13 傾斜面
54C14 側面
54C21 垂直部分
54C22 傾斜面
54C23 底部
54D リード保持体
54D1 リード保持部
54D2 連接部
54D3 保護部
55 第1のリード
56 他方のリード
W 被照射物

Claims (8)

  1. 長手方向に伸びる上下両面を有すると共に、内部に発光ガスを封入した放電容器と、前記上下両面のうちの一方の面に設けた一方の外部電極と、前記上下両面のうちの他方の平坦面に設けた他方の外部電極と、前記放電容器の少なくとも一方の端部側に設けたリード保持体と、からなるエキシマランプにおいて、
    前記リード保持体は、電気絶縁性を有するリード保持部と金属薄板からなる平坦支持部とから構成され、前記リード保持部と前記平坦支持部とで前記放電容器を挟持することにより、前記リード保持部は、前記一方の外部電極と電気的に接続された一方のリードを前記放電容器の前記一方の面との間で保持し、前記平坦支持部は、前記他方の外部電極と電気的に接続すると共に、前記放電容器の前記他方の平坦面に当接する、ことを特徴とするエキシマランプ。
  2. 長手方向に伸びる上下両面を有し、該上下両面間に形成された湾曲面上に形成された屈曲部または前記上下両面間に形成された屈曲部を有すると共に、内部に発光ガスを封入した放電容器と、前記上下両面のうちの一方の面に設けた一方の外部電極と、前記上下両面のうちの他方の平坦面に設けた他方の外部電極と、前記放電容器の少なくとも一方の端部側に設けたリード保持体と、からなるエキシマランプにおいて、
    前記リード保持体は、電気絶縁性を有するリード保持部と弾性を有する金属薄板からなる平坦側支持部とから構成され、前記リード保持部と前記平坦側支持部とで前記放電容器を挟持することにより、前記リード保持部は、前記一方の外部電極と電気的に接続された一方のリードを前記放電容器の前記一方の面との間で保持し、前記平坦側支持部は、前記他方の外部電極と電気的に接続された他方のリードを前記放電容器の前記他方の平坦面との間で保持した、ことを特徴とするエキシマランプ。
  3. 長手方向に伸びる上下両面を有すると共に、内部に発光ガスを封入した放電容器と、前記上下両面のうちの一方の面に設けた一方の外部電極と、前記上下両面のうちの他方の平坦面に設けた他方の外部電極と、前記放電容器の少なくとも一方の端部側に設けたリード保持体と、からなるエキシマランプにおいて、
    前記リード保持体は、電気絶縁性を有するリード保持部と、該リード保持部と前記放電容器との間に充填固化された接着材からなる拡径支持部とから構成され、前記リード保持部と前記放電容器との間に接着材が充填固化されることにより、前記リード保持部は、前記一方の外部電極と電気的に接続された一方のリードを前記放電容器の前記一方の面との間で保持し、前記拡径支持部は、前記他方の外部電極から放電容器の側面に形成された拡径部まで連続して伸びる外部電極部分と電気的に接続された他方のリードを当該拡径支持部内で保持した、ことを特徴とするエキシマランプ。
  4. 長手方向に伸びる上下両面を有すると共に、内部に発光ガスを封入した放電容器と、前記上下両面のうちの一方の面に設けた一方の外部電極と、前上下両面のうちの他方の面に設けた他方の外部電極と、前記放電容器の少なくとも一方の端部側に設けたリード保持体と、からなるエキシマランプにおいて、
    前記放電容器は、前記両面間の側面に拡径部が形成され、前記リード保持体は、電気絶縁性を有するリード保持部と拡径支持部とから構成され、前記リード保持部と前記拡径支持部とで前記放電容器を挟持することにより、前記リード保持部は、前記一方の外部電極と電気的に接続された一方のリードを前記放電容器の前記一方の面との間で保持し、前記拡径支持部は、前記放電容器の前記拡径部と当接する、ことを特徴とするエキシマランプ。
  5. 前記他方の外部電極が前記放電容器の拡径部まで連続して伸びる外部電極部分を有し、前記拡径支持部は金属材料で構成され、前記リード保持部と前記拡径支持部とで前記放電容器を挟持することにより、前記放電容器の外部電極部分と前記拡径支持部とが電気的接続が図られることを特徴とする請求項4に記載のエキシマランプ。
  6. 前記放電容器は、該放電容器の端壁部から突出するチップ管を有し、前記リード保持体は、リード保持部にチップ管の管軸方向に伸びる連接部と、該連接部からチップ管の長手方向の外方に設けた保護部とを有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つの請求項に記載のエキシマランプ。
  7. エキシマランプと、該エキシマランプを保持した一面開口の筐体と、からなるランプユニットにおいて、
    前記エキシマランプが、請求項1ないし請求項6のいずれか1つの請求項に記載の1つまたは複数のエキシマランプであって、該エキシマランプの平坦面が、前記筐体の開口に位置する被照射物の被照射面と平行に配置されていることを特徴とするランプユニット。
  8. エキシマランプと、該エキシマランプの保持した一面開口の筐体と、からなるランプユニットにおいて、
    前記エキシマランプが、請求項1ないし請求項6のいずれか1つの請求項に記載の複数のエキシマランプであって、該エキシマランプが、該エキシマランプの長手方向と直交する方向にあって、前記各エキシマランプの平坦面が同一平面上に配置されていることを特徴とするランプユニット。
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