JP2009241250A - 卓上切断機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型・軽量で、厚い材料を切断可能な卓上切断機の提供。
【解決手段】切断刃7を駆動するモータ51と、木材Wを支持するベース部と、ベース部上に設けられベース部の上方で切断刃7を回転可能に支持すると共に切断刃7をベース部に対して近接離間可能な切断部4と、ベース部に接続され切断部4を移動可能に支持する支持部と、を備え、切断部4は、モータ51の動力を切断刃7に伝達する伝達機構4Dと、伝達機構4Dを覆いベ−ス部の上面22Bに対向する下面部4Eを有するギヤケース4Bとを有し、伝達機構4Dは、切断刃7を同心で支持するスピンドル43Aと、スピンドル43Aに切断刃7を固定するフランジ44を備えた切断刃固定部を有し、切断刃7が上面22Bと直交した状態で、下面部4Eと上面22Bとの距離は、フランジ44のベース部側端面と上面22Bとの距離以上である卓上切断機を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は卓上切断機に関する。
特許文献1に示されるような従来の卓上切断機においては、厚い材料を切断する際には、大径の切断刃を用いており、この大径の切断刃を保持する為、卓上切断機も大きいものが用いられていた。この従来の卓上切断機としては、図13に示される卓上丸鋸501がある。卓上丸鋸501は、ベース部2上において、切断刃507を回転可能に支持する切断部504を有し、図14に示されるように、切断部504にはベルト552Cを介してモータ551の回転が伝達される第一ギヤ541と、切断刃507が固定されると共に第一ギヤ541から動力が伝達される第二ギヤ543とを有している。モータ551の回転は2つのギヤにより減速され切断刃507が回転される。
特開2004−135501号公報
モータ551の回転は第二ギヤ543で減速されるため、第二ギヤ543の径が大きくなってしまう。そのため、各ギヤを収納するギヤケース504Bはギヤの径方向に大きくなってしまい切断刃507の切断能力(切込深さ)が低下してしまう。よって厚い材料を切断するためには、卓上切断機を大きくして切断能力を確保する必要があった。卓上切断機を大きくすると、重量も増すため、運搬性が悪化していた。また大きくなることにより収納性も悪化していた。また卓上切断機においては、切断刃をスピンドルに固定するフランジに比べて、切断刃がフランジより固定されるスピンドルやスピンドルを駆動するギヤ等が内蔵されたギヤケースの方が大きく構成されている。よって切断刃は、切断刃の径に対して切断可能な領域が限られ、その結果厚い材料を切断する際にはより大径の切断刃が必要とされていた。よって本発明は、切断刃を効率よく利用し小型・軽量で、厚い材料を切断可能な卓上切断機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、切断刃を駆動する駆動部と、加工部材を支持するベース部と、ベース部上に設けられ該ベース部の上方で該切断刃を回転可能に支持すると共に該切断刃を該ベース部に対して近接離間可能な切断部と、該ベースに接続され該切断部を移動可能に支持する支持部と、を備え、該切断部は、該駆動部の動力を該切断刃に伝達する伝達機構と、該伝達機構を覆い該ベス部の上面に対向する下面部を有するギヤケースと、を有し、該伝達機構は、該切断刃を同心で支持するスピンドルと、該スピンドルに該切断刃を固定するフランジを備えた切断刃固定部を有し、該切断刃が該ベース部の該上面と直交した状態で、該ギヤケースの該下面部と該ベース部の該上面との距離は、該フランジの該ベース部側端面と該ベース部の該上面との距離以上である卓上切断機を提供する。
このような構成によると、切断刃において、切断刃外周位置からフランジ位置までを切断代とすることができる。よって切断刃の径に対し、切断に利用可能な切断刃の範囲を大きくすることができ、切り込み深さを深くすることができる。これにより、小さい切断刃においても厚い材料を切断することができ、小さい卓上切断機でも厚い材料を切断可能になる。
また該伝達機構は、該モータに直接駆動される第一ギヤと、該スピンドルと一体回転する最終ギヤと、該第一ギヤと該最終ギヤとのそれぞれに噛合し該第一ギヤの回転を該最終ギヤに減速して伝達する中間ギヤ部と、を含んで構成されていることが好ましい。
また該伝達機構は、該モータにベルトまたはチェーンを介して駆動される第一ギヤと、該スピンドルと一体回転する最終ギヤと、該第一ギヤと該最終ギヤとのそれぞれに噛合し該第一ギヤの回転を該最終ギヤに減速して伝達する中間ギヤ部と、を含んで構成されていてもよい。
これらのような構成によると、駆動部の回転力が充分減速された状態で最終ギヤに動力が伝達される。よって最終ギヤを大きくする必要が無くなり、最終ギヤに接続されるスピンドル周辺のギヤケースを小さくすることができる。
また該伝達機構は、該ギヤケースに保持されると共に該中間ギヤ部に係合するロックピンを備えていることが好ましい。
このような構成によると、中間ギヤ部がギヤケースに固定される為、中間ギヤ部に噛合する最終ギヤ及びスピンドルが固定される。よってスピンドルに固定されたフランジを容易に外すことができる。また、ロックピンを中間ギヤ部に係合するため、最終ギヤにロックピンを係合する場合と比較してギヤケースの鋸刃幅方向の寸法が大きくなることを防止できる。
また該支持部は、該ベース部に対して該切断部を該切断刃の側面に直交する方向に傾動可能に支持する傾動機構を備え、該ギヤケースは、該切断刃を傾動させた際に該ベース部の該上面に対向する傾斜面を有し、該傾斜面には該ロックピンを操作する開口部が形成されていることが好ましい。また該開口部には開閉自在の蓋が設けられていることが好ましい。
また該中間ギヤ部は、該第一ギヤと噛合する第二ギヤと、該第二ギヤに同軸で固定されて該最終ギヤと噛合する第三ギヤと、を有し、該ロックピンは該第二ギヤに係合することが好ましい。
これらのような構成によると、ロックピンに容易にアクセスすることができる。また蓋を付けることにより、ロックピンに不意に接触することが抑制される。
また該切断部を揺動させて該ベース部に最も近接させかつ該切断刃が該ベース部の該上面と直交した状態で、該第一ギヤが最上位置でかつ該切断刃から最も離間し、該最終ギヤが最下位置でかつ該切断刃に最も近接し、該中間ギヤ部が該第一ギヤと該最終ギヤの間の中間位置にあり、該第一ギヤと該中間ギヤ部と該最終ギヤのそれぞれの回転軸は、該上面と直交する同一軸上に位置していることが好ましい。
このような構成によると、最終ギヤと中間ギヤ部と第一ギヤとにおいてベース部から最も遠い第一ギヤを、上述のように鉛直方向かつ略同一線上に並べることにより、ベース部から最大限離間させることができる。上述の最終ギヤと中間ギヤ部と第一ギヤとの構成において、切断刃から第一ギヤまでの距離とベース部から第一ギヤまでの距離とに基づき傾斜面の切断刃に対する斜度が規定されるが、第一ギヤをベース部から最大限離間させることにより、切断刃に対する傾斜面の角度を鋭角にすることができる。傾斜面の角度が鋭角になることにより、切断部を傾動させる傾動角度を大きくすることができる。
また該駆動部は回転力を出力する出力軸部を有し、該第一ギヤは傘歯ギヤから構成されると共に該出力軸部に装着され、該中間ギヤ部は該第一ギヤと噛合する傘歯ギヤを備えていることが好ましい。
また該駆動部は該出力軸部が該第一ギヤと該切断刃との間に位置するように配置されていることが好ましい。
このような構成によると、駆動部の出力軸部を切断刃の側面と平行に配置することができ、切断刃の側面からから駆動部までの距離を小さくすることができる。特に出力軸部が第一ギヤと切断刃との間に位置するように構成することにより、より切断刃の側面から駆動部までの距離を小さくすることができる。よって切断部を傾動した際に駆動部がベース部に当接することが抑制され、より傾動角度を稼ぐことができる。
また該駆動部は、該スピンドルの軸方向に対して水平、垂直或いは傾斜して配置されることが好ましい。
また該駆動部は出力軸部を有し、該伝達機構は、第一ギヤと、該出力軸部と該第一ギヤとの間に介在して該出力軸部の回転を該第一ギヤに伝達する伝達部材と、該スピンドルと一体回転する最終ギヤと、該第一ギヤと該最終ギヤとのそれぞれに噛合し該第一ギヤの回転を該最終ギヤに伝達する中間ギヤ部と、を含んで構成され、該伝達部材は、該出力軸部に接続され一体回転する第一プーリと、該第一ギヤに接続されて一体回転する第二プーリと、該第一プーリと該第二プーリとに掛けられて回転を伝達するベルトと、を含んで構成され、該第二プーリの径は該第一プーリの径より大きいことが好ましい。
この様な構成によると、第一プーリ、ベルト、第二プーリにおいても減速することができ、第一ギヤ〜最終ギヤにおける二段階の減速と併せて三段減速を行うことができる。また第一ギヤに伝達されるモータの回転がプーリによって減速されるため、簡単な構成でモータの回転を減速してギヤに伝達できると共に、中間ギヤ及び最終ギヤを小さくでき切断深さ能力を向上させることができる。
また上記課題を解決する為に、加工部材を支持可能なベース部と、駆動部により駆動される切断刃を支持し、該ベース部から離間した上方位置と該ベースに接近した下方位置との間を揺動可能であると共に該ベース部に対して傾斜可能な切断部とを備え、該切断部は、該切断刃がフランジによって固定され該駆動部の回転を該切断刃に伝達する動力伝達機構と、該動力伝達機構を収納するギヤケースとを有し、該動力伝達機構は、該駆動部により駆動される第一ギヤと、該切断刃が固定されたスピンドルに固定された最終ギヤと、該第一ギヤと該最終ギヤとにそれぞれ嵌合し、該第一ギヤの回転を該最終ギヤに伝達する中間ギヤ部とを含み、該切断部が該下方位置にある状態において、該スピンドルの径方向における該フランジと該ベース部の表面との距離が、該ギヤケースと該ベース表面との距離と同等或いはそれ以下にした卓上切断機を提供する。
また上記卓上切断機において、該駆動部は該切断部の上方に配置されると共に該駆動部の出力軸部は該スピンドルと略平行に配置され、該出力軸部の回転はベルトを介して該第一ギヤに伝達されることが好ましい。
これらのような構成によると、駆動部の回転力が充分減速された状態で最終ギヤに動力が伝達される。よって最終ギヤを大きくする必要が無くなり、最終ギヤに接続されるスピンドル周辺のギヤケースを小さくすることができる。ギヤケースが小さくなることにより、断刃において、切断刃外周位置からフランジ位置までを切断代とすることができる。よって切断刃の径に対し、切断に利用可能な切断刃の範囲を大きくすることができ、切込深さを深くすることができる。これにより、小さい切断刃においても厚い材料を切断することができ、小さい卓上切断機でも厚い材料を切断可能になる。
また該出力軸部には第一プーリが同軸一体回転するように接続され、該第一ギヤには第二プーリが同軸一体回転するように接続され、該第二プーリの径は該第一プーリの径より大きく構成され、該ベルトは該第一プーリと該第二プーリとのそれぞれに掛けられ、該出力軸部の回転は、該第一プーリ、該ベルト及び該第二プーリを介して該第一ギヤに伝達されることが好ましい。
この様な構成によると、第一プーリ、ベルト、第二プーリにおいても減速することができ、第一ギヤ〜最終ギヤにおける二段階の減速と併せて三段減速を行うことができる。また第一ギヤに伝達されるモータの回転がプーリによって減速されるため、簡単な構成でモータの回転を減速してギヤに伝達できると共に、中間ギヤ及び最終ギヤを小さくでき切断深さ能力を向上させることができる。
本発明の卓上切断機によれば、小型化・軽量化を図ることができ、また、切込量を深くすることができる。
本発明の実施の形態に係る卓上切断機の側面図。 本発明の実施の形態に係る卓上切断機の正面図。 本発明の実施の形態に係る卓上切断機の切断部の断面図。 本発明の実施の形態に係る卓上切断機の伝達機構の配置を示す略図。 本発明の実施の形態に係る卓上切断機の傾動状態での切断部の断面図。 本発明の実施の形態に係る卓上切断機の切断部の側面図。 本発明の実施の形態に係る卓上切断機の切断部の部分断面図(第二ギヤがロックされた状態)。 本発明の実施の形態に係る卓上切断機の切断部の側面図(蓋が閉じた状態)。 本発明の実施の形態の第一の変形例に係る卓上切断機の切断部の側面図。 本発明の実施の形態の第一の変形例に係る卓上切断機の切断部の断面図。 本発明の実施の形態の第二の変形例に係る卓上切断機の切断部の断面図。 本発明の実施の形態の第二の変形例に係る卓上切断機の正面図。 従来例に係る卓上切断機の側面図。 従来例に係る卓上切断機の切断部の断面図。
本発明の実施の形態について、図1乃至図8に基づき説明する。図1に示される卓上切断機である卓上丸鋸1は、スライド機構を備えた卓上丸鋸であり、ベース部2と、支持部3と、切断部4と、切断刃7と、から主に構成されている。
ベース部2は、被切断部材である木材Wを担持するベース21と、ベース21上に回動可能に担持されたターンテーブル22と、ベース21に設けられたフェンス23とから主に構成されている。ベース21は、図2に示されるように、一対の左ベース21Aと右ベース21Bとから構成されている。これら左ベース21Aと右ベース21Bとが並んでいる方向を左右方向と定義し、ベース21の木材W(図1)を載置する面の上方を上方、反対を下方と定義する。
図2に示されるように、ターンテーブル22は、右ベース21Bと左ベース21Aとの間に配置されている。図1に示されるようにターンテーブル22は、略円台状のターンテーブル本体部22Aとターンテーブル本体部22Aの一方側に突出する突出部24と他方側に設けられた後述の支持部3を支持する切断部支持部27とから構成されている。この突出部24がターンテーブルより突出している方向であって左右方向と直交する方向を前方、反対を後方と定義する。
また、ターンテーブル22の上面22Bには、切断部支持部27近傍位置から突出部24にかけて一連の溝部22a(図3)が形成されている。この溝部22aは、切断刃7が下方に揺動してターンテーブル22と交わった際の交線位置と同一位置にあり切断刃7の刃先を収容する箇所となっている。
図1及び図2に示されるように、突出部24には、ターンテーブル22のベース21に対する回動を規制する際の操作部となる規制操作部28が設けられている。図1に示されるように切断部支持部27は、ターンテーブル22の中心軸に対して突出部24の反対位置に配置されている。切断部支持部27には、溝部22a(図3)の延長線上に位置する傾動軸27Aと、支持部3が任意の傾斜角度で固定される傾動支持部27Bとを有している。
図1に示されるように、ベース21上であって、ターンテーブル22の上方位置には、フェンス23が設けられている。フェンス23は、図2に示されるように、左ベース21A及び右ベース21Bに対応して左フェンス23A及び右フェンス23Bから構成されており、左フェンス23A及び右フェンス23Bの前面は、同一平面状に位置するように配置されて、木材W(図1)の位置を規定している。
図1に示されるように、支持部3は、傾動部31と、スライド支持部33と、スライド部34と、揺動軸部35とから主に構成されている。傾動部31は、傾動軸27Aにより支持されると共に、傾動支持部27Bにクランプ31Aで固定可能に構成されている。このクランプ31Aを緩めることにより傾動部31が傾動可能であり、クランプ31Aを締めつけることにより傾動部31が傾動支持部27Bに固定される。スライド支持部33は、二本の筒状体から構成されて傾動部31の上部に傾動部31と一体に設けられている。スライド部34は、スライド支持部33の二本の筒内に挿入される二本のスライドパイプ34Aを備えており、二本のスライドパイプ34Aがスライド支持部33に対してスライドすることにより、前後移動可能に構成されている。揺動軸部35はスライド部34に設けられており、一対の腕部から構成されている。一対の腕部の間に揺動軸部35Aが渡され、揺動軸部35Aで切断部4を切断刃7がターンテーブル22の上面に対して近接離間するように支持している。
切断部4は、揺動軸部35Aに軸支されるハウジング4A(図3)を外殻として構成されている。図3に示されるようにハウジング4Aは、内部にモータ51と、プーリ部52とが配置され、ギヤケース4Bと切断刃カバー4Cとを備えており、切断時の把持部となるハンドル等を備えて構成されている。
モータ51は、プーリ部52に接続される出力軸51Aが後述のスピンドル43Aの軸方向と平行に延出されるように配置され、出力軸51Aには冷却用のファン51Bが装着されている。プーリ部52は、出力軸51Aに接続される第一プーリ52Aと、後述の伝達機構4Dに接続される第二プーリ52Cと、第一プーリ52Aと第二プーリ52Cとに掛け渡されるベルト52Bとから構成されている。
ギヤケース4Bは、図3に示されるように、切断刃7がベース21またはターンテーブル22と近接した状態であってターンテーブル22の上面22Bと略直交した状態で、上面22Bと対向する下面部4Eと、下面部4Eに対して、斜めに配置される傾斜面4Fとを有しており、内部に伝達機構4Dが配置されている。尚、傾斜面4Fは、ハウジング4Aの一部を含んで構成されている。また下面部4Eは、切断刃7が上面22Bと直交した状態で、下面部4Eと上面22Bとの距離が、後述のフランジ44のターンテーブル22側端面と上面22Bとの距離以上となるように構成されている。
伝達機構4Dは、第一ギヤ41と、中間ギヤ部42と、最終ギヤ43とから主に構成されている。第一ギヤ41は、斜歯歯車であって第二プーリ52Bと接続されており、軸受によりギヤケース4Bに回転可能に支持されている。中間ギヤ部42は、第一ギヤ41と噛合する第二ギヤ42Aと、第二ギヤ42Aと同軸に配置されて最終ギヤ43と噛合する第三ギヤ42Bとから構成されており、一対の軸受によりギヤケース4Bに回転可能に支持されている。また第二ギヤ42Aと第三ギヤ42Bとはそれぞれ斜歯歯車より構成されており、それぞれの歯すじが逆方向を向き、第二ギヤ42Aの丁数が第三ギヤ42Bの丁数より多くなるように構成されている。この構成により第一ギヤ41の回転数を減速して最終ギヤ43に伝達することができ、かつスラスト方向を互いに打ち消す様に構成することが可能になる。最終ギヤ43は、斜歯歯車であって第三ギヤ42Bに噛合すると共に、切断刃7が装着されるスピンドル43Aを有しており、一対の軸受よりギヤケース4Bに回転可能に支持されている。
最終ギヤ43は、中間ギヤ部42により減速されて動力が伝達される為、過度にギヤを大径に構成する必要がない。よって最終ギヤ43周りのギヤケース4Bを小さく構成することができる。またスピンドル43Aには、切断刃7を固定する切断刃固定部であるフランジ44及びボルト44Cが装着可能に構成されている。また、プーリ部52は、上述したように第一プーリ52A、第二プーリ52C及びベルト52Bから構成されているが、図3に示すように、第二プーリ52Cの寸法(直径)は第一プーリ52Aの寸法(直径)より大きく構成されている。このような構成を採ることによって、モータ51の回転は、出力軸51Aからプーリ部52を介して伝達機構4Dの第一ギヤ41に、減速されて伝達される。よって所望の減速比を得るために、第1プーリ52Aと第2プーリ52Bの寸法(直径)が同径の場合よりも中間ギヤ42、最終ギヤ43の寸法(直径)を小径に構成することができ、中間ギヤ42や最終ギヤ43周りのギヤケース4Bを更に小さく構成することができる。すなわち、プーリ部52で一段減速を行い、ギヤ機構4Dで二段(第一ギヤ41と中間ギヤ部42との間で一段、中間ギヤ部42と最終ギヤ43との間で一段)の計三段で減速する構成を採ることができるので、より切断深さ能力を向上させることができる。また、プーリ部52においてそれぞれのプーリ径を異なる径寸法として一段分の減速を行う構成であり、ギヤを複数段設けて三段減速を達成する構成に比べて、簡単な構成で安価に切断深さ能力を向上させつつギヤケースを小さく構成することができる。
第一ギヤ41と中間ギヤ部42と最終ギヤ43とは、図3に示されるように、切断部4を揺動させてベース部2(図1)のターンテーブル22の上面22Bに最も近接させると共に切断刃7が上面22Bと直交した状態で、第一ギヤ41が最上位置でかつ切断刃7から最も離間し、最終ギヤ43が最下位置でかつ切断刃7に最も近接し、中間ギヤ部42が第一ギヤ41と最終ギヤ43の間の中間位置にあるように配置されている。また切断部4を揺動させて上面22Bに最も近接させた状態において第一ギヤ41と中間ギヤ部42と最終ギヤ43とは、図4に示されるように、それぞれの回転軸が上面22Bと直交する軸G上に一列に位置するように配置されている。
傾斜面4Fは、上述の最終ギヤ43と中間ギヤ部42と第一ギヤ41との構成において、切断刃7から第一ギヤ41までの距離と上面22Bから第一ギヤ41までの距離とに基づきこれらを収容する為の切断刃7に対する斜度が規定される。上述のようにそれぞれの回転軸を上面22Bと直交する同一の軸G上に配置することにより、切断部4を下方に揺動させた状態で第一ギヤ41を上面22Bから最大限離間させることができる。第一ギヤ41が上面22Bから最大限離間した位置に配置されることにより、切断刃7に対する傾斜面4Fの角度を鋭角にすることができる。傾斜面4Fの角度が鋭角になることにより、図5に示されるように、切断部4を傾動させた際に、切断部4の傾動角度θを大きくすることができる。
また図3に示されるように、第二ギヤ42Aの傾斜面4F側の側面には、穿孔42aが形成されている。図3及び図6に示されるように、ギヤケース4Bの傾斜面4F部分には、開口部4a形成されており、開口部4a内には、第二ギヤ42A側に向かって移動可能なロックピン54が配置されている。ロックピン54は、第二ギヤ42A側の端部が穿孔42a内に挿入可能に構成され、バネにより反第二ギヤ42A側に付勢されている。よって切断時においては、図3に示されるように、ロックピン54は、第二ギヤ42Aから離れた位置にあり、第二ギヤ42Aがロックピン54によりロックされることはない。
切断刃7を固定しているボルト44Cを外す際には、図7に示すように、第二ギヤ42Aをロックすることにより最終ギヤ43及びスピンドル43Aをロックするが、この際にはロックピン54を第二ギヤ42A側に押し込み穿孔42aに係合させることにより、第二ギヤ42Aを好適にロックすることができる。またロックピン54にアクセスする開口部4aには、図8に示されるように蓋4Gが設けられている。よって蓋4Gを開けてロックピン54を押さない限り、ロックピン54が第二ギヤ42A側に移動することが無く、ロックピン54の誤動作を防止することができる。
切断刃カバー4Cは、図1に示されるように切断刃7の上方を覆うように構成され、図3に示されるように、切断部4を下方に揺動させた状態において、フランジ44より下側に突出しないように構成されている。
上記構成の卓上丸鋸1において、木材Wを切断する際には、図3に示されるように切断部4を下方に揺動させて切断刃7により木材Wを切断する。この時に、卓上丸鋸1で切断できる木材Wの厚さは、切断刃7の最下端位置から切断部4の木材Wの上面と当接する位置までの距離に応じて設定される。本件の卓上丸鋸1では、切断部4の木材Wの上面と当接する位置がフランジ44の最下端位置になり、これにより切断刃7の半径からフランジ44の半径を除した値、即ち切断刃7が露出している部分の径を切断深さとすることができる。
従来の卓上丸鋸においては、フランジが木材に当接する前に、ギヤケースやハウジング、若しくは鋸刃カバーが木材に当接する為、切断刃7が露出している部分の径を切断深さとすることはできなかった。これに対して本件の卓上丸鋸1においては、例えば従来の8インチの切断刃で無ければ切断できなかった木材を、7インチの切断刃7により切断することができる。使用することができる切断刃径の上限が8インチの卓上丸鋸と、使用することができる切断刃の上限が7インチの卓上丸鋸1とでは、8インチの卓上丸鋸の方が大きくかつ重くなる。よって本件の構成を採ることにより、小型、軽量な小さい卓上切断機でも厚い材料を切断可能になる。
尚、本発明の卓上切断機は、上記した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば図9及び図10に示されるように、モータ151の出力軸151Aに直接第一ギヤ141を装着する構成を採ってもよい。この場合、切断部104はベース21に対して片側に傾斜可能な片傾斜となる。また駆動部に直接第一ギヤを固定する別の実施形態として、図11に示されるように、第一ギヤ241と第二ギヤ242Aとをそれぞれ傘歯歯車とし、出力軸151Aがスピンドル243Aの軸方向と直交するようにモータ251を配置してもよい。このような構成によると、図12に示されるように切断部204において、右方向の出っ張りが抑制され、切断部204の右方向への傾動角度を大きく取ることができる。
また図11に示されるように、出力軸251Aが第一ギヤ241と切断刃207との間に位置するようにモータ251が配置されていることにより、図12の切断部204の右方向の出っ張りが更に抑制されている。また第三ギヤ242B及び最終ギヤ243を斜歯歯車より構成してもよい。この時に第三ギヤ242Bの斜歯の向きをスラスト方向が左方向になる方向、即ち第二ギヤ242Aが第一ギヤ241に押し付けられる方向にしてもよい。
1・・卓上丸鋸 2・・ベース部 2a・・溝部 3・・支持部 4・・切断部
4A・・ハウジング 4B・・ギヤケース 4C・・切断刃カバー 4D・・伝達機構
4E・・下面部 4F・・傾斜面 4G・・蓋 4a・・開口部 7・・切断刃
21・・ベース 21A・・左ベース 21B・・右ベース 22・・ターンテーブル
22A・・ターンテーブル本体部 22B・・上面 22a・・溝部 23・・フェンス
23A・・左フェンス 23B・・右フェンス 24・・突出部 27・・切断部支持部
27A・・傾動軸 27B・・傾動支持部 28・・規制操作部 31・・傾動部
31A・・クランプ 33・・スライド支持部 34A・・スライドパイプ
34・・スライド部 35・・揺動軸部 35A・・揺動軸部 41・・第一ギヤ
42・・中間ギヤ部 42A・・第二ギヤ 42B・・第三ギヤ 42a・・穿孔
43・・最終ギヤ 43A・・スピンドル 44・・フランジ 44C・・ボルト
51・・モータ 51A・・出力軸 51B・・ファン 52・・プーリ部
52A・・第一プーリ 52B・・ベルト 52C・・第二プーリ 54・・ロックピン

Claims (15)

  1. 切断刃を駆動する駆動部と、
    加工部材を支持するベース部と、
    ベース部上に設けられ該ベース部の上方で該切断刃を回転可能に支持すると共に該切断刃を該ベース部に対して近接離間可能な切断部と、
    該ベースに接続され該切断部を移動可能に支持する支持部と、を備え、
    該切断部は、該駆動部の動力を該切断刃に伝達する伝達機構と、該伝達機構を覆い該ベス部の上面に対向する下面部を有するギヤケースと、を有し、
    該伝達機構は、該切断刃を同心で支持するスピンドルと、該スピンドルに該切断刃を固定するフランジを備えた切断刃固定部を有し、
    該切断刃が該ベース部の該上面と直交した状態で、該ギヤケースの該下面部と該ベース部の該上面との距離は、該フランジの該ベース部側端面と該ベース部の該上面との距離以上であることを特徴とする卓上切断機。
  2. 該伝達機構は、該駆動部に直接駆動される第一ギヤと、該スピンドルと一体回転する最終ギヤと、該第一ギヤと該最終ギヤとのそれぞれに噛合し該第一ギヤの回転を該最終ギヤに減速して伝達する中間ギヤ部と、を含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の卓上切断機。
  3. 該伝達機構は、該駆動部にベルトまたはチェーンを介して駆動される第一ギヤと、該スピンドルとてする最終ギヤと、該第一ギヤと該最終ギヤとのそれぞれに噛合し該第一ギヤの回転を該最終ギヤに減速して伝達する中間ギヤ部と、を含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の卓上切断機。
  4. 該伝達機構は、該ギヤケースに保持されると共に該中間ギヤ部に係合するロックピンを備えていることを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の卓上切断機。
  5. 該支持部は、該ベース部に対して該切断部を該切断刃の側面に直交する方向に傾動可能に支持する傾動機構を備え、
    該ギヤケースは、該切断刃を傾動させた際に該ベース部の該上面に対向する傾斜面を有し、該傾斜面には該ロックピンを操作する開口部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の卓上切断機。
  6. 該開口部には開閉自在の蓋が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の卓上切断機。
  7. 該中間ギヤ部は、該第一ギヤと噛合する第二ギヤと、該第二ギヤに同軸で固定されて該最終ギヤと噛合する第三ギヤと、を有し、
    該ロックピンは該第二ギヤに係合することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一に記載の卓上切断機。
  8. 該切断部を揺動させて該ベース部に最も近接させると共に該切断刃が該ベース部の該上面と直交した状態で、該第一ギヤが最上位置でかつ該切断刃から最も離間し、該最終ギヤが最下位置でかつ該切断刃に最も近接し、該中間ギヤ部が該第一ギヤと該最終ギヤの間の中間位置にあり、該第一ギヤと該中間ギヤ部と該最終ギヤとは、それぞれの回転軸が該上面と直交する同一軸上に位置していることを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれか一に記載の卓上切断機。
  9. 該駆動部は回転力を出力する出力軸部を有し、該第一ギヤは傘歯ギヤから構成されると共に該出力軸部に装着され、
    該中間ギヤ部は該第一ギヤと噛合する傘歯ギヤを備えていることを特徴とする請求項2に記載の卓上切断機。
  10. 該駆動部は該出力軸部が該第一ギヤと該切断刃との間に位置するように配置されていることを特徴とする請求項9に記載の卓上切断機。
  11. 該駆動部は、該スピンドルの軸方向に対して水平、垂直或いは傾斜して配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一に記載の卓上切断機。
  12. 該駆動部は出力軸部を有し、
    該伝達機構は、第一ギヤと、該出力軸部と該第一ギヤとの間に介在して該出力軸部の回転を該第一ギヤに伝達する伝達部材と、該スピンドルと一体回転する最終ギヤと、該第一ギヤと該最終ギヤとのそれぞれに噛合し該第一ギヤの回転を該最終ギヤに伝達する中間ギヤ部と、を含んで構成され、
    該伝達部材は、該出力軸部に接続され一体回転する第一プーリと、該第一ギヤに接続されて一体回転する第二プーリと、該第一プーリと該第二プーリとに掛けられて回転を伝達するベルトと、を含んで構成され、
    該第二プーリの径は該第一プーリの径より大きいことを特徴とする請求項1に記載の卓上切断機。
  13. 加工部材を支持可能なベース部と、
    駆動部により駆動される切断刃を支持し、該ベース部から離間した上方位置と該ベースに接近した下方位置との間を揺動可能であると共に該ベース部に対して傾斜可能な切断部とを備え、
    該切断部は、該切断刃がフランジによって固定され該駆動部の回転を該切断刃に伝達する動力伝達機構と、該動力伝達機構を収納するギヤケースとを有し、
    該動力伝達機構は、該駆動部により駆動される第一ギヤと、該切断刃が固定されたスピンドルに固定された最終ギヤと、該第一ギヤと該最終ギヤとにそれぞれ嵌合し、該第一ギヤの回転を該最終ギヤに伝達する中間ギヤ部とを含み、
    該切断部が該下方位置にある状態において、該スピンドルの径方向における該フランジと該ベース部の表面との距離が、該ギヤケースと該ベース表面との距離と同等或いはそれ以下にしたことを特徴とする卓上切断機。
  14. 該駆動部は該切断部の上方に配置されると共に該駆動部の出力軸部は該スピンドルと略平行に配置され、該出力軸部の回転はベルトを介して該第一ギヤに伝達されることを特徴とする請求項13記載の卓上切断機。
  15. 該出力軸部には第一プーリが同軸一体回転するように接続され、該第一ギヤには第二プーリが同軸一体回転するように接続され、該第二プーリの径は該第一プーリの径より大きく構成され、
    該ベルトは該第一プーリと該第二プーリとのそれぞれに掛けられ、
    該出力軸部の回転は、該第一プーリ、該ベルト及び該第二プーリを介して該第一ギヤに伝達されることを特徴とする請求項14に記載の卓上切断機。
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