JP2007223127A - 卓上切断機 - Google Patents

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Abstract

【課題】切断刃の揺動軸に略垂直の方向に切断刃が移動可能な案内部を有する構成で、上下方向及び切断刃の回転軸方向においてコンパクトであり、且つ切断部を充分に下方へ揺動させて加工部材を切断することができる卓上切断機の提供。
【解決手段】切断部ハウジング30Aと一対のパイプ50、51とは、摺動支持部36が最も後方位置にあり第1端部保持部材52と当接しているときに、一対のパイプ50、51を含み揺動方向に平行な平面上における揺動軸32と切断部ハウジング30Aの外表面との距離R1が、同平面上における揺動軸32と第2端部保持部材53の上端であって揺動軸32から最も離れた端縁との距離R2より大きくなるように構成されている。R1とR2とがこのような関係となるために、切断部30が揺動して最も下方に位置したときには、モータ33の回転軸たる出力軸33Aは切断刃31の回転軸31Aよりも前方に位置する。
【選択図】図5

Description

本発明は卓上切断機に関し、特に、切断刃の揺動軸に略垂直の方向に切断刃が移動可能な案内部を有する卓上切断機に関する。
卓上切断機たる卓上丸鋸としては、加工部材たる被切断材を載置可能なベース部と、切断刃たる丸鋸刃を回転可能に支持し切断刃を回転させるモータを有する切断部と、丸鋸刃の回転軸と略平行な揺動軸を支点として切断部を揺動可能に支持する支持部とを有し、ベース部上面に対して支持部及び丸鋸刃側面を傾動可能に支持部とベース部とが連結されている構成のものが従来より知られている。このような構成の卓上切断機は、例えば特開2005−279933号公報(特許文献1)に記載されている。
同公報記載の卓上切断機では、支持部は、一端側においてベース部に支持され他端側には案内部支持部を有している。また、一端部が案内部支持部に支持され、揺動軸に対して略直交する方向に延出する案内部たる2本のパイプを備えている。案内部の他端側には、切断部を揺動可能に支持する揺動軸を有すると共に案内部に摺動案内されて前方位置と後方位置との間で移動可能な摺動部を有している。摺動部が案内部に沿って摺動することにより、切断刃が揺動軸に対して略直交する方向に移動する。ベース部上面に被切断材を載置し、切断刃を同方向へ移動させることにより被切断材を切断することができるように構成されている。
特開2005−279933号公報
しかし、従来の卓上切断機では、モータが切断刃の略上方に配置されていたため、卓上切断機の上下方向の寸法が大きかった。また、モータを有する切断部は切断刃の側面の一方の側から延出して突出しているのに対して案内部たる2本のパイプは切断刃の側面の他方の側に配置されていたので、切断刃の回転軸方向における卓上切断機の寸法が大きかった。これらのことから、卓上切断機をコンパクトにすることが困難であった。
ここで、モータを切断刃の側方に配置し、且つ、切断刃に対して案内部と同一の方向にモータを有する切断部を配置させる構成が考えられる。しかし、そのような構成では、切断部を揺動させたときに、モータを有する切断部が案内部たる2本のパイプに当接してしまい、それ以上切断部を下方へ揺動することができず、加工部材を切断することができないという問題が生ずる恐れがある。
そこで本発明は、切断刃の揺動軸に略垂直の方向に切断刃が移動可能な案内部を有する構成で、上下方向及び切断刃の回転軸方向においてコンパクトであり、且つ切断部を充分に下方へ揺動させて加工部材を切断することができる卓上切断機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、加工部材を支持可能なベース部と、回転可能な切断刃と、該切断刃を駆動させるためのモータと、該切断刃の一部と該モータとを収容する切断部ハウジングとを有する切断部と、該ベース部に支持され、該ベース部の上方で該切断部を該ベース方向及び反ベース方向且つ該切断刃の側面方向に揺動可能に支持する支持部とを備え、該支持部は該ベース部に支持される棒状の案内部と、該切断部を揺動可能に支持する揺動軸を有すると共に該案内部に摺動案内されて前方位置と後方位置との間で移動可能な摺動部とを有し、該揺動軸は該切断部が揺動する方向と該案内部が摺動する方向とに対して直交して延び、該案内部の少なくとも一部は、該切断刃に対して該モータと同一の側であって、該揺動軸の方向において該切断刃と該切断部ハウジングの該切断刃から最も離間した端部との間に配置され、該摺動部が該後方位置にあるとき該案内部を含み揺動方向に平行な平面上における該揺動軸と該切断部ハウジングとの距離R1が、該平面上における該揺動軸と該案内部前端の上端との距離R2より大きい卓上切断機を提供している。
ここで、該切断部が揺動して最も下方に位置したときに、該モータの回転軸は該切断刃の回転軸よりも前方に位置していることが好ましい。
また、該案内部は一対のパイプを有し、該一対のパイプの軸心を含む仮想平面は該切断刃の揺動方向と略平行な位置関係にあり、該揺動軸は、該一対のパイプの軸心間の中間位置よりも上方に位置していることが好ましい。
また、該一対のパイプの一方の該パイプは他方の該パイプよりも短いことが好ましい。
また、該切断部が揺動して最も下方に位置したときに、該一対のパイプの最下端は、該切断部ハウジングの最下端よりも上方に位置していることが好ましい。
請求項1記載の卓上切断機によれば、摺動部が後方位置にあるとき案内部を含み揺動方向に平行な平面上における揺動軸と切断部ハウジングとの距離R1が、平面上における揺動軸と案内部前端の上端との距離R2より大きいため、案内部の少なくとも一部が、切断刃に対してモータと同一の側であって、揺動軸の方向において切断刃と切断部ハウジングの切断刃から最も離間した端部との間に配置されている構成を採る場合に、切断部を揺動させたとき又は前方位置と後方位置との間で移動させたときに、切断部ハウジングと案内部とが接触することを防止することができる。このため、切断部が移動可能な前方位置と後方位置との間において、切断刃を十分に揺動させた状態で加工部材を切断することができる。
特に支持部材が、一端側においてベース部に支持され他端側には第1支持部を有する第1保持部を有し、案内部が第1支持部に摺動可能に支持される構成を採る場合には、案内部が第1支持部よりも後方に大きく突出させない状態で、切断部が移動可能な前方位置と後方位置との間において、切断刃を十分に揺動させた状態で加工部材を切断することができる。
また、案内部の少なくとも一部が切断刃に対してモータと同一の側に配置されているため、切断刃の側面をベース部に対して傾斜させるいわゆる傾動を行うときに、切断刃の一方の側面の側であってモータが配置されている側とは反対の側において、モータを収納する切断部ハウジング及び案内部が加工部材に当接することを防止でき、当該切断刃の一方の側面の側であってモータが配置されている側とは反対の側へ十分に傾動を行うことができる片側傾動タイプの卓上切断機とすることができる。
また、案内部の少なくとも一部が切断刃に対してモータと同一の側に配置されており、モータを切断刃の上方へ配置せずに済み、上方向における卓上切断機の寸法を小さくすることができる。また、案内部の少なくとも一部が、切断刃に対してモータと同一の側であって、揺動軸の方向において切断刃と切断部ハウジングの切断刃から最も離間した端部との間に配置されているため、案内部が、揺動軸の方向において切断刃と切断部ハウジングの切断刃から最も離間した端部との間の領域から大きく突出することを防止でき、揺動軸の方向における卓上切断機の寸法を小さくすることができる。これらのことから、卓上切断機をコンパクトな構成とすることができる。
また、モータを切断刃の上方へ配置せずに済むため、モータの回転軸と切断刃の回転軸とを駆動連結する駆動連結機構を簡単にすることができる。このため、卓上切断機の構成を簡単にすることができ、卓上切断機の軽量化を図ることができ、卓上切断機の価格の低減を図ることができる。
また、案内部が前後方向へ移動可能に構成されている場合であっても、卓上切断機の後方へ案内部を突出させない状態で加工部材を切断できるので、卓上切断機の後部をコンパクトにすることができる。
請求項2記載の卓上切断機によれば、切断部が揺動して最も下方に位置したときに、モータの回転軸は切断刃の回転軸よりも前方に位置する構成としたため、摺動部が後方位置にあるとき案内部を含み揺動方向に平行な平面上における揺動軸と切断部ハウジングとの距離R1が、平面上における揺動軸と案内部前端の上端との距離R2より大きくなるようにすることができ、且つ、モータを極力下方に配置させることができる。
請求項3記載の卓上切断機によれば、案内部は一対のパイプを有し、一対のパイプの軸心を含む仮想平面は切断刃の揺動方向と略平行な位置関係にあるため、揺動軸の方向における卓上切断機の寸法を小さくしてコンパクトにすることができる。また、揺動軸は、一対のパイプの軸心間の中間位置よりも上方に位置しているため、摺動部が後方位置にあるとき案内部を含み揺動方向に平行な平面上における揺動軸と切断部ハウジングとの距離R1が、平面上における揺動軸と案内部前端の上端との距離R2より大きくなるようにすることができる。
請求項4記載の卓上切断機によれば、一対のパイプの一方のパイプは他方のパイプよりも短いため、他方のパイプが短くなった分卓上切断機を軽量化することができる。
請求項5記載の卓上切断機によれば、切断部が揺動して最も下方に位置したときに、一対のパイプの最下端は、切断部ハウジングの最下端よりも上方に位置しているため、切断部を揺動させて加工部材を切断しているときに、一対のパイプの最下端が加工部材に当接することを防止することができる。
本発明の実施の形態による卓上切断機について図1乃至図11に基づき説明する。以下の説明における前後左右上下については、説明の便宜上、図1の右方を前とし、図1の左方を後ろとし、図1の紙面の裏側から表側へ向かう方向、即ち、図2の左方を左とし、図1の紙面の表側から裏側へ向かう方向、即ち、図2の右方を右とする。また、図1の上方を上として鉛直上方に一致し、図1の下方を下とし鉛直下方に一致する。
図1に示すように、卓上切断機1は具体的には卓上丸鋸であり、四角角柱状の木材である加工部材W(図9、図10)を支持可能なベース部10と、駆動源であるモータ33(図4)と丸鋸刃により構成される切断刃31とこれらモータ33及び切断刃31の一部を収容する切断部ハウジング30Aとを有しモータ33によって回転駆動される切断刃31を回転可能に支持する切断部30と、ベース部10に傾動可能に支持されベース部10の上方で切断部30をベース部10方向及び反ベース部10方向且つ切断刃31の側面方向に揺動可能に支持する支持部材40とを有している。
ベース部10は、床面等に設置されるベース11と、ベース11上でベース11に対して水平回動可能にベース11に支承された平面視略円形のターンテーブル21とを備えている。ここで、ベース11に対して回動されるターンテーブル21の角度を回動角度という。ベース11の上面11Aとターンテーブル21の上面21Aとは面一であり、これら上面11A、21Aに加工部材Wが支承されて切断刃31により切断される。ベース11には、ターンテーブル21の回動方向に沿って円弧形状をなす図示せぬ円弧部がベース11と一体に設けられている。また、ベース11上面11Aの前後方向の略中央の位置には、ベース11上面11Aから垂直に起立する左右一対のフェンス12A、12B(図2等)が設けられている。卓上切断機1の前方に指向するフェンス12A、12Bの面は押え面12Cをなしており、押え面12Cに加工部材Wの一面たる側面を突き当てた状態とすることにより加工部材Wを安定して支持し、切断作業を安定的に行うことができるように構成されている。
ターンテーブル21には図1に示すようにノブ22が設けられている。ノブ22は、ベース11の上面11A及びターンテーブル21の上面21Aと並行に且つ図3に示すようにターンテーブル21の半径方向外方に延出して設けられている。ノブ22はノブ軸22Aの一端に設けられており、ノブ軸22Aには図示せぬ雄ネジが設けられている。一方、ターンテーブル21には、ノブ軸22Aと平行にターンテーブル21の半径方向外方へ延出してフレーム23が設けられている。フレーム23には雌ネジが形成された図示せぬノブ軸支承部が設けられており、ノブ軸22Aの図示せぬ雄ネジは図示せぬノブ軸支承部に螺合し、ターンテーブル21の半径方向へフレーム23に対して螺進退可能に支承されている。
ノブ22をターンテーブル21の半径方向内方に螺進させ、ノブ22が設けられているノブ軸22Aの一端に対する図示せぬ他端を、ベース11と一体に設けられた図示せぬ円弧部に当接押圧させることにより、ターンテーブル21の回動を規制することができるように構成されている。また、ターンテーブル21の回動が規制されている状態から、ノブ22をターンテーブル21の半径方向外方に螺退させ、ノブ軸22Aの図示せぬ他端を、ベース11の図示せぬ円弧部から離間させることにより、ターンテーブル21が回動可能となる。また、卓上切断機1の作業者がターンテーブル21を回動操作する際には、ノブ22を握って回動することにより、ノブ22とフレーム23とターンテーブル21とが一体回動するように構成されている。
支持部材40は、図1に示すように、ターンテーブル21の後端部に設けられており、ターンテーブル21から略垂直に起立し、ターンテーブル21と一体で回動可能である。支持部材40は、ターンテーブル21に固定され前後方向に延出する傾動軸26によって図2の左方向にのみ切断部30と一体で傾動可能に支承されている。このため、ターンテーブル21上面21Aに対する支持部材40の傾動角度と、切断部30の切断刃31の側面の傾動角度とは同一となる。ここで、ベース11上面11Aに対する支持部材40の角度、即ち、及びベース11上面11Aに対する切断刃31の側面の角度を傾動角度という。支持部材40には、クランプボルト43が設けられており、クランプボルト43の一端に固定されたクランプレバー43Aを回動させることにより、支持部材40の図2における左方向への傾動をロック/ロック解除可能である。
ここで、図2に示すように、支持部材40のベース部10に近い基端部には、支持部材40の傾斜角度を規制するための位置決め手段であるストッパ40aが形成されている。一方、ターンテーブル21の上面21Aであって支持部材40の傾動によるストッパ40aの移動軌跡上の位置には、ストッパボルト21Cがターンテーブル21の上面21Aに対して垂直に螺着されている。この構成により、支持部材40と共に切断部30を、傾動軸26を中心として左に傾動させてゆくと、所定の傾斜角度でストッパ40aがストッパボルト21Cの各頭部にそれぞれ当接し、これによって支持部材40及び切断部30の傾斜角度が規制されるように構成されている。
より具体的には、支持部材40及び切断部30が左方向に45°傾斜したときストッパ40aがストッパボルト21Cの頭部に当接するよう設定されている。このように、支持部材40及び切断部30は傾動軸26を中心として左のみに最大45°傾動可能である。
支持部材40は、図2に示すように、卓上切断機1の左右方向における中心部から右上方に向かって斜めに延出しており第1保持部をなし、延出端にはアルミニウム合金製の第1端部保持部材52が設けられている。第1端部保持部材52には、前後方向に指向する鉄製の中空のパイプ50、51がそれぞれ合計で2本保持されている。パイプ50、51支持部材40は支持に相当する。
2本のパイプ50、51は、図1に示されるように、一端がそれぞれ後述の第2端部保持部材53によって覆われて保持され、他端がそれぞれ前述の第1端部保持部材52によって覆われて保持されることにより略平行に配置されて一対をなし、この一対のパイプ50、51の軸心を含む仮想平面は、図2の左右方向に延出して設けられた後述の切断部30の揺動軸32に対して略直交する位置関係とされている。一対のパイプ50、51の一端側の部分で後述の摺動支持部36の図示せぬ貫通孔を貫通している。
図7、図8に示されるように、一対のパイプ50、51の一方のパイプ50は他方のパイプ51よりも短い。これに伴い、第1端部保持部材52は一対のパイプ50、51の他端を同時に保持するために、第1端部保持部材52の一方のパイプ50を保持している部分は、図8に示されるように、第1端部保持部材52の他方のパイプ51を保持している部分よりも前方へ位置するような形状となっている。このように、鉄製の一対のパイプ50、51の一方のパイプ50は他方のパイプ51よりも短いため、アルミニウム合金製の第1端部保持部材52が第2端部保持部材53よりもその分若干長くなっているが、全体としては他方のパイプ51よりも短くなった分卓上切断機1を軽量化することができる。
また、第1端部保持部材52に保持されているパイプ50、51の端部側と反対の端部側には、後述のように切断部30が摺動支持部36を介してパイプ50、51によって支持されている。一対のパイプ50、51は案内部に相当する。
換言すれば一対のパイプ50、51は、一端側において切断部30を支持しており、他端側において第1端部保持部材52によって周方向に覆われ摺動可能に支持されて平行に配置されている。一対のパイプ50、51の軸心を含む仮想平面は後述の切断部30の揺動方向と略平行な位置関係とされている。一対のパイプ50、51は、図2に示されるように、後述の揺動軸32に垂直の方向から見た場合に、切断刃31に対して切断部ハウジング30A内に収容されているモータ33と同一の側であって、揺動軸32の方向において切断刃31と切断部ハウジング30Aの切断刃31から最も離間した端部30Eとの間に配置されている。
切断刃31を備える切断部30は、図1に示すように、後述の切断刃31の回転軸31Aに平行に配置された揺動軸32を有している。切断部30は、揺動軸32を境として一端側は摺動支持部36を備える第2保持部をなし、他端側に切断刃31等を備えている。摺動支持部36には、前後方向に指向する2つの図示せぬ貫通孔が形成されている。摺動支持部36は摺動部に相当する。
摺動支持部36の図示せぬ貫通孔は、前後方向に垂直な面で切った断面が略円形状をしており、一対のパイプ50、51がそれぞれ貫通している。パイプ50、51の外径はそれぞれ図示せぬ貫通孔の内径よりも小さく、一対のパイプ50、51は、それぞれ図示せぬ貫通孔内でその軸方向に摺動可能である。図示せぬ貫通孔の指向する方向、即ち、パイプ50、51の摺動方向は、揺動軸32に対して略直交する方向に一致している。
一対のパイプ50、51は、一端側において摺動支持部36を介して切断部30を支持している。図示せぬ貫通孔は鉛直上下方向に配置されているため、一対のパイプ50、51の軸心を含む仮想平面は、切断刃31の揺動方向と略平行な位置関係とされている。一対のパイプ50、51に対して摺動支持部36が摺動することにより、揺動軸32に対して略直交する方向に切断刃31が移動可能である。
切断刃31は、切断部30の切断部ハウジング30A内において回転軸31Aを中心に回転可能に支承されている。切断刃31の上部は切断部ハウジング30A内の収容されており、切断刃31の下部は切断部ハウジング30Aから下方へ向けて切断部ハウジング30Aの外部へ露出している。
切断部30の上部には、図1に示すようにハンドル37が設けられており、卓上切断機1の作業者がハンドル37を握って揺動軸32を中心として切断部30を揺動することができるように構成されている。切断部30は、図示せぬリターンスプリングによって上方へと常時付勢されている。このため、非切断時に卓上切断機1の作業者によって切断部30が下方へ押圧されていないときには、図1、図2等に示すように、図示せぬストッパ機構によって最も鉛直上方に位置するように構成されている。
切断部30の切断部ハウジング30A内には図示せぬ電源とモータ33とが設けられており、図示せぬ電源からモータ33へ電力が供給されて駆動するモータ33の駆動力により切断刃31が回転するように構成されている。より具体的には、図4に示されるように、モータ33の回転軸たる出力軸33Aが、図4の左右方向、即ち、図2に示される卓上切断機1の左右方向に指向して配置されており、図4に示されるように、軸受34、34を介して切断部ハウジング30Aに回転可能に支承されている。モータ33の出力軸33Aの先端には歯車33Bが出力軸33Aと同軸的に一体回転可能に固定されており、モータ33の出力軸33Aの先端よりも基端寄りの位置には、遠心ファン33Cが出力軸33Aと同軸的に一体回転可能に固定されている。遠心ファン33Cは、モータ33の出力軸33Aが回転することにより、ファン風を発生させることができるように構成されている。
切断刃31の回転軸31Aはモータ33の出力軸33Aと平行に配置されており、軸受35、35を介して切断部ハウジング30Aに回転可能に支承されている。切断刃31の回転軸31Aの右端寄りの部分には、歯車31Bが回転軸31Aと一体回転可能に固定されておりモータ33の出力軸33Aの歯車33Bと噛合している。この構成により、モータ33の回転は、モータ33の出力軸33Aの歯車33B及び切断刃31の回転軸31Aの歯車31Bを介して切断刃31に伝達することができる一段減速の構成となっている。切断刃31の回転軸31Aとモータ33の出力軸33Aとは平行の位置関係をなしているため、モータ33の出力軸33Aと切断刃31の回転軸31Aとを駆動連結する駆動連結機構を、ベベルギヤ等を用いずに構成することができる。
切断部ハウジング30Aの図4に示される右端には、切断部ハウジング30A内部と外部とを連通するファン風導入貫通孔30a、30aが形成されている。また、切断部ハウジング30A内であって遠心ファン33Cよりも左方の位置には、ファン風を切断刃31の上部の方向へ流すための上部流路30bと、切断部ハウジング30A内部と外部とを連通し下方へ開口しファン風を切断部ハウジング30A内部から外部へと排気するためのファン排気孔30cとが形成されている。
ファン排気孔30cは切断部ハウジング30Aの下部の一部をなす排気孔壁部30Bにより画成されている。図4において切断刃31の回転軸31A方向右寄りに位置する壁面30Cは、遠心ファン33Cと切断刃31との間に位置しており、ファン風が衝突可能である。壁面30Cは、ファン排気孔30cに向かうに従って切断刃31側に傾斜した壁部傾斜面30Fを有している。
また、図6に示されるように、切断部ハウジング30A内の下部であって遠心ファン33Cと切断刃31との間の位置には、リブ30Dが設けられている。リブ30Dは、切断刃31から遠心ファン33C側へ向けて延出しており、また、切断部30が揺動して最も下方に位置したときに、鉛直下方よりもわずかに後方へ傾斜してファン排気孔30cの開口部から遠心ファン33C(図4)の回転軸近傍位置まで延出している。
リブ30Dは、ファン排気孔30cに向かうに従ってフェンス12A、12B(図2等)側に傾斜した傾斜面30Gを有する。ここで、フェンス12A、12B側とは、遠心ファン33Cの回転軸を基準として見た場合のフェンス12A、12B(図2等)側のことをいう。なお、図6における右下方には、フェンス12A、12B(図7等)が配置されている。リブ30Dはフェンス側指向手段に相当する。
モータ33の回転により遠心ファン33Cが回転すると、図4中の矢印で示されるように、切断部ハウジング30A外部のエアはファン風導入貫通孔30aから流入し、モータ33の側面を図4の右側から左側へと流れ、遠心ファン33Cにより加速されてファン風となり、その一部は上部流路30bを通って切断刃31の上部へと流れ、また、他の一部はファン排気孔30cから切断部ハウジング30A外部へと流出する。
そして、後述のように切断部30が揺動して最も下方に位置しているときには、ファン風は、加工部材W上面上であって切断刃31の下部近傍の位置に衝突し、加工部材W上面に沿って流れ、その一部はフェンス12A、12B側へ流れる。このとき、加工部材W上であってフェンス12A、12B近傍且つ切断刃31近傍の位置に堆積している切粉を吹き飛ばして飛散させ排除することができるように構成されている。
このため、予め加工部材W上に罫書き線を記しておいた場合には、罫書き線が堆積した切粉によって目視不能となることを防止することができる。特に、加工部材Wを切断した後にわずかに位置をずらして当該加工部材Wを更に切断する場合には、罫書き線が堆積した切粉によって目視不能となることを効果的に防止できる。
また、リブ30Dは、切断刃31から遠心ファン33C側へ向けて延出しており、また、切断部30が揺動して最も下方に位置したときに、ファン排気孔30cに向かうに従ってフェンス12A、12B側に傾斜した傾斜面30Gを有しているため、フェンス12A、12B側にファン風を指向させることができる。このため、加工部材Wの上面上であって比較的フェンス12A、12B寄りの位置にファン風を衝突させることができ、フェンス12A、12B側へ向かうファン風を増加させることができる。このため、フェンス12A、12B近傍の切粉を飛散させることができる。
また、壁面30Cは、切断部30が揺動して最も下方に位置したときに、ファン排気孔30cに向かうに従って切断刃31側に傾斜した壁部傾斜面30Fを有しているため、加工部材上面上における、より切断刃31付近の位置であってこれから切断される部分上にファン風を送ることができ、当該部分上の切粉を飛散させて除去させることができる。
また、ファンは遠心ファン33Cからなるため、ファンが軸流ファンにより構成される場合よりも、ファン風による冷却能力を高くすることができる。遠心ファン33Cの場合には回転力が大きく、ファン風を旋回させるように発生させる。上述のようにモータ33及び遠心ファン33Cと切断刃31とは一段減速の構成により駆動連結されており、切断刃31の回転方向と遠心ファン33Cの回転方向とは逆方向となって、ファン風がフェンス12A、12Bから離間する方向へファン風が流れる。このような場合であっても、リブ30Dが設けられているため、フェンス12A、12B側へ向かうファン風を増加させることができる。このため、フェンス12A、12B近傍の切粉を飛散させることができる。
また、一対のパイプ50、51に対して摺動支持部36が摺動可能に支持されているため、切断部30Aをスライドさせながら加工部材Wを切断しているときに、フェンス12A、12B近傍の加工部材W上であってこれから切断しようとする部分上に堆積した切粉を排除することができる。このため、予め加工部材W上に罫書き線を記しておいた場合には、切断部30Aをスライドさせることによって、これから切断しようとする部分の罫書き線上に堆積した切粉を順次飛散させて排除することができ、罫書き線が目視不能となることを防止することができる。このため作業性を飛躍的に向上させることができる。
切断部ハウジング30Aと一対のパイプ50、51とは、図10に示されるように、摺動支持部36が最も後方位置にあり第1端部保持部材52と当接しているときに、図5に示されるように、一対のパイプ50、51を含み揺動方向に平行な平面上における揺動軸32と切断部ハウジング30Aの外表面との距離R1が、同平面上における揺動軸32と第2端部保持部材53の上端であって揺動軸32から最も離れた端縁との距離R2より大きくなるように構成されている。R1とR2とがこのような関係となるためには、切断部30が揺動して最も下方に位置したときには、モータ33の回転軸たる出力軸33Aは切断刃31の回転軸31Aよりも前方に位置するように構成されており、また、一対のパイプ50、51の軸心を含む仮想平面は切断刃31の揺動方向と略平行な位置関係にあり、揺動軸32は、図5に示されるように、一対のパイプ50、51の軸心間の中間位置よりも上方に位置するように構成されている。
R1、R2が上述の関係を有するため、一対のパイプ50、51が、前述のように切断刃31に対してモータ33と同一の側であって、揺動軸32の方向において切断刃31と切断部ハウジング30Aの切断刃31から最も離間した端部30Eとの間に配置されている構成を採る場合であっても、切断部30を揺動させたとき又は前方位置と後方位置との間で移動させたときに、切断部ハウジング30Aと、一対のパイプ50、51又は第2端部保持部材53とが接触することを防止することができる。このため、切断部30が移動可能な前方位置と後方位置との間において、切断刃31を十分に揺動させた状態で加工部材Wを切断することができる。
また、一対のパイプ50、51が切断刃31に対してモータ33と同一の側に配置されているため、切断刃31の側面をベース部10に対して傾斜させるいわゆる傾動を行うときに、切断刃31の一方の側面の側であってモータ33が配置されている側とは反対の側において、モータ33を収納する切断部ハウジング30Aと、一対のパイプ50、51又は第2端部保持部材53とが、加工部材Wに当接することを防止でき、当該切断刃31の一方の側面の側であってモータ33が配置されている側とは反対の側、即ち左側へ十分に傾動を行うことができる片側傾動タイプの卓上切断機1とすることができる。
また、一対のパイプ50、51が切断刃31に対してモータ33と同一の側に配置されているため、モータ33を切断刃31の上方へ配置せずに済み、上下方向における卓上切断機1の寸法を小さくすることができる。また、一対のパイプ50、51が、切断刃31に対してモータ33と同一の側であって、揺動軸32の方向において切断刃31と切断部ハウジング30Aの切断刃31から最も離間した端部30Eとの間に配置されているため、一対のパイプ50、51が、揺動軸32の方向において切断刃31と切断部ハウジング30Aの切断刃31から最も離間した端部30Eとの間の領域から大きく突出することを防止でき、揺動軸32の方向における卓上切断機1の寸法を小さくすることができる。これらのことから、卓上切断機1をコンパクトな構成とすることができる。
また、モータ33を切断刃31の上方へ配置せずに済むため、モータ33の回転軸たる出力軸33Aと切断刃31の回転軸31Aとを駆動連結する駆動連結機構を簡単にすることができる。このため、卓上切断機1の構成を簡単にすることができ、卓上切断機1の軽量化を図ることができる。また、切断部30が揺動して最も下方に位置したときに、モータ33の出力軸33Aは切断刃31の回転軸31Aよりも前方に位置するため、モータ33を極力下方に配置させることができる。また、一対のパイプ50、51の軸心を含む仮想平面は切断刃31の揺動方向と略平行な位置関係にあるため、揺動軸32の方向における卓上切断機1の寸法を小さくしてコンパクトにすることができる。
また、一対のパイプ50、51又は第2端部保持部材53のいずれか下に位置する方の最下端は、切断部30が揺動して最も下方に位置したときに、切断部ハウジング30Aの最下端よりも上方に位置するよう構成されている。このため、切断部30を揺動させて加工部材Wを切断しているときに、一対のパイプ50、51又は第2端部保持部材53のいずれか下に位置する方の最下端が加工部材Wに当接することを防止することができる。
加工部材W(木材)をターンテーブル21の上面21Aに対して直角に切断する際には、図7に示される状態から図8に示される状態とするように、第2端部保持部材53に当接するまで摺動支持部36を一対のパイプ50、51に沿って前方へと移動させる。そして、切断刃31を回転駆動させながら、ハンドル37を押し下げて、切断部30を図示せぬスプリングの付勢力に抗して揺動軸32を中心として図9に示すように下方へと揺動させる。
このとき、ファン排気孔30c(図4)から流れ出るファン風は、加工部材W上面上であって切断刃31の下部近傍の位置に衝突し、加工部材W上面に沿って流れ、その一部はフェンス12A、12B側へ流れる。このとき、加工部材W上であってフェンス12A、12B近傍且つ切断刃31近傍の位置に堆積している切粉を吹き飛ばして飛散させ排除する。
この状態のままハンドル37を握って、図10に示されるように、切断部30と摺動支持部36とをパイプ50、51の軸方向に沿って揺動軸32に垂直に後方へ移動させることにより、加工部材W(木材)をターンテーブル21の上面21Aに対して直角に切断することができる。このとき、R1、R2が前述の関係を有するため、切断部ハウジング30Aと、一対のパイプ50、51又は第2端部保持部材53とは接触しない。
そして、加工部材Wが切断された後にハンドル37を押し下げる力を解除すると、切断部30は、図示せぬスプリングの付勢力によって揺動軸32を中心として上方へと揺動して、ハンドル37を押下げる前の元の位置へと戻る。以後、同様の作業を繰り返すことによって加工部材Wを次々と連続的に切断することができる。加工部材Wの角度切り、傾斜切り及び複合切りも同様の要領で行うことができる。
本発明による卓上切断機は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態による卓上切断機1では、切断刃31の回転軸31A方向へ延出するリブ30Dは、鉛直下方よりもわずかに後方へ傾斜してファン排気孔30cの開口部から遠心ファン33Cの回転軸近傍位置まで延出していたが、この構成に限定されない。
例えば、図11に示されるように、切断部ハウジング30A´の一部をなす排気孔壁部30B´の壁面に設けられ遠心ファン33Cの回転軸方向へ延出するリブ30D´は、ファン排気孔30c´の開口部から遠心ファン33C(図4)の回転軸近傍位置まで延出せず、開口部にのみ設けられ、水平よりもわずかに下方且つ後方へ傾斜していてもよい。
また、一対のパイプ50、51は、揺動軸32に垂直の方向から見た場合に、切断刃31に対して切断ハウジング内に収容されているモータ33と同一の側であって、揺動軸32の方向において切断刃31と切断部ハウジング30Aの切断刃31から最も離間した端部30Eとの間に配置されていたが、一対のパイプ50、51の少なくとも一部がこの位置に配置されていればよい。
パイプ50、51の他端は支持部材40の第1端部保持部材52に保持されていたが、第1端部保持部材52に代えてパイプ50、51に対して相対的に摺動可能な第2の摺動支持部としてもよい。このようにすることにより、パイプ50、51に対して摺動支持部36を固定しパイプ50、51と摺動支持部36及び切断部30とを一体で前後方向に摺動させることが可能となる。この場合には、第2の摺動支持部とは別に、第2端部保持部材53のように一対のパイプの他端を保持する部材を設ける必要がある。この構成の場合であっても、卓上切断機の後方へパイプ50、51を突出させない状態として加工部材を切断することも可能なので、卓上切断機の後部をコンパクトにすることができる。
更に、摺動支持部36はパイプ50、51に対して摺動可能であったが、摺動支持部36に代えて、パイプに対して摺動不能に固定された固定支持部として、パイプが前述の第2の摺動支持部に摺動可能に支持される構成として、切断部及びパイプをベース部に対してスライド可能としてもよい。
また、本実施の形態では、ターンテーブル21が回動可能であり、且つ切断刃31が傾動可能であったが、ターンテーブルが回動可能で丸鋸刃が傾動不能、又はターンテーブルが回動不能で丸鋸刃が傾動可能であってもよい。
また、一対のパイプ50、51の軸心を含む仮想平面は、切断部30の揺動軸32に対して略直交する位置関係となっていたが、揺動軸32と平行の位置関係をなしていてもよい。
また、卓上切断機1では、切断部30が図2において左側にのみ傾動可能であったが、更に右側に、3度あるいは5度といった小角度傾動可能であってもよい。
本発明の実施の形態による卓上切断機を示す左側面図。 本発明の実施の形態による卓上切断機を示す正面図。 本発明の実施の形態による卓上切断機を示す要部平面図。 本発明の実施の形態による卓上切断機の切断部の断面図。 本発明の実施の形態による卓上切断機において、一対のパイプを含み揺動方向に平行な平面上における揺動軸と切断部ハウジングとの距離R1と、同平面上における揺動軸と第2端部保持部材53の上端との距離R2との関係を示す概念図。 本発明の実施の形態による卓上切断機の切断部ハウジングを図4のVI−VI線に沿って切った断面図。 本発明の実施の形態による卓上切断機の切断部が最も後方に位置し、且つ切断部が下方へ揺動していない状態を示す右側面図。 本発明の実施の形態による卓上切断機の切断部が最も前方に位置し、且つ切断部が下方へ揺動していない状態を示す右側面図。 本発明の実施の形態による卓上切断機の切断部が最も前方に位置し、且つ切断部が下方へ揺動している状態を示す右側面図。 本発明の実施の形態による卓上切断機の切断部が最も後方に位置し、且つ切断部が下方へ揺動している状態を示す右側面図。 本発明の実施の形態による卓上切断機の変形例を示す要部断面図。
符号の説明
1・・・卓上切断機 10・・・ベース部 11・・・ベース 30・・・切断部 30A、30A´・・・切断部ハウジング 30B、30B´・・・排気孔壁部 30C、30C´・・・壁面 30E・・・端部 30c、30c´・・・ファン排気孔 31・・・切断刃 31A・・・回転軸 32・・・揺動軸 33・・・モータ 33A・・・出力軸 33C・・・遠心ファン 36・・・摺動支持部 40・・・支持部材 50、51・・・パイプ




Claims (5)

  1. 加工部材を支持可能なベース部と、
    回転可能な切断刃と、該切断刃を駆動させるためのモータと、該切断刃の一部と該モータとを収容する切断部ハウジングとを有する切断部と、
    該ベース部に支持され、該ベース部の上方で該切断部を該ベース方向及び反ベース方向且つ該切断刃の側面方向に揺動可能に支持する支持部とを備え、
    該支持部は該ベース部に支持される棒状の案内部と、該切断部を揺動可能に支持する揺動軸を有すると共に該案内部に摺動案内されて前方位置と後方位置との間で移動可能な摺動部とを有し、該揺動軸は該切断部が揺動する方向と該案内部が摺動する方向とに対して直交して延び、
    該案内部の少なくとも一部は、該切断刃に対して該モータと同一の側であって、該揺動軸の方向において該切断刃と該切断部ハウジングの該切断刃から最も離間した端部との間に配置され、
    該摺動部が該後方位置にあるとき該案内部を含み揺動方向に平行な平面上における該揺動軸と該切断部ハウジングとの距離R1が、該平面上における該揺動軸と該案内部前端の上端との距離R2より大きいことを特徴とする卓上切断機。
  2. 該切断部が揺動して最も下方に位置したときに、該モータの回転軸は該切断刃の回転軸よりも前方に位置していることを特徴とする請求項1記載の卓上切断機。
  3. 該案内部は一対のパイプを有し、
    該一対のパイプの軸心を含む仮想平面は該切断刃の揺動方向と略平行な位置関係にあり、該揺動軸は、該一対のパイプの軸心間の中間位置よりも上方に位置していることを特徴とする請求項1記載の卓上切断機。
  4. 該一対のパイプの一方の該パイプは他方の該パイプよりも短いことを特徴とする請求項3記載の卓上切断機。
  5. 該切断部が揺動して最も下方に位置したときに、該一対のパイプの最下端は、該切断部ハウジングの最下端よりも上方に位置していることを特徴とする請求項3記載の卓上切断機。
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