JP2008100356A - スライド式卓上切断機 - Google Patents

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Masayuki Tajima
真行 田島
Eisaku Oka
栄作 岡
Ryuichi Imamura
隆一 今村
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Abstract

【課題】 スライドさせて切断する際に切断刃53を安定するスライド式卓上切断機の提供。
【解決手段】 木材Wを支持するベース部2と、ベース部2上に設けられベース部2の上方で切断刃53を支持する切断部3と、を備え、切断部3は、切断刃53を回転可能に支持する切断本体部5と、切断本体部5を支持すると共にベース部2上方で切断刃53の側面方向に切断本体部5をベース部2に対して移動可能とするスライド部6と、スライド部6を支持すると共にベース部2に接続される支持部4と、支持部4に設けられてベース部2上方で木材Wを切断可能な切断位置と木材Wを切断不能な非切断位置との間で切断刃53を揺動可能にする揺動軸部44と、切断刃53が切断位置に揺動された時に切断刃53を切断位置に保持する保持機構とを有したスライド式卓上切断機1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は卓上切断機に関し、特にスライド式の卓上切断機に関する。
スライド式卓上切断機のスライド方式としては、被切断部材を載置するベース面と平行に移動するスライド部材に切断刃を設ける方法や、特許文献1に示されるようにベース面と平行に設けられたスライド部材に、切断刃を移動可能に設ける方法が公知となっている。これらのスライド式卓上切断機においては、切断刃がベース面上で揺動可能に配置されており、使用者が切断刃を押し下げて加工部材に当接させて切断作業を行っている。
特開2005−279933号公報
従来のスライド式卓上切断機で、幅の広い加工部材を切断する場合には、切断刃を押し下げた後にスライド部材により切断刃をスライドさせて切断している。しかし切断刃は揺動可能であるため、スライド時に切断刃の位置が安定しない場合があった。よって一定の揺動角度で切断刃をスライドさせるのが困難であり、特にベース面と平行にスライドさせることが困難であった。そこで、本発明は、スライドさせて切断する際に切断刃を安定させたスライド式卓上切断機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、加工部材を支持するベース部と、該ベース部上に設けられ該ベース部の上方で切断刃を支持する切断部と、を備え、該切断部は、切断刃を回転可能に支持する切断本体部と、該切断本体部を支持すると共に該ベース部上方で該切断刃の側面方向に該切断本体部を該ベース部に対して移動可能とするスライド部と、該スライド部を支持すると共に該ベース部に接続される支持部と、該支持部に設けられて該ベース部上方で該加工部材を切断可能な切断位置と該加工部材を切断不能な非切断位置との間で該切断刃を揺動可能にする揺動軸部と、該切断刃が該切断位置に揺動された時に該切断刃を該切断位置に保持する保持機構と、を有しているスライド式卓上切断機を提供する。
このような構成によると、切断刃を切断する位置まで揺動させた際に、その揺動角度で切断刃を固定することができる。よって固定された後は、切断刃が揺動することがないため、切断刃がスライドする方向のみ力を加えることにより加工部材を切断することができる。
また該ベース部は、該加工部材が載置される載置面を有し、該支持部において該揺動軸部と該ベース部との間には、該載置面と同一平面上に位置すると共に該揺動軸部の軸方向と直交する方向に配置された軸を有する傾動軸部が設けられ、該切断刃は該傾動軸部を中心軸として傾動可能であってもよい。
また該ベース部は、設置個所になると共に該加工部材を支持するベースと、該ベース上に担持されて該ベースに対して回動可能なターンテーブルと、を有し、該切断部は該ターンテーブルに設けられていてもよい。
このような構成によると、切断刃を加工部材に多様な角度から当接させることができ、加工部材の切断角度(ベベル角度)の種類の幅を拡げることができる。
また該切断本体部は該切断刃と該切断刃を回転駆動するモータとを有し、該切断刃と該モータとは該揺動軸部の軸方向と平行に配列され、該切断本体部において該スライド部との接続箇所は該切断刃と該モータとの間に設けられていることが好ましい。
このような構成によると、スライド部が切断部の外側から突出することが抑制され、スライド式卓上切断機本体を小型化することができる。またモータと切断刃とは互いに重量物であるため、その中間位置でスライド部と接続することにより、切断本体部の重量バランスを好適にすることができる。
また該スライド部は、該揺動軸部の軸方向と直交する方向に平行に延びる複数の長尺部から構成され、該支持部に対する該切断本体部の位置規制を行う位置規制部が、該切断本体部と該支持部との少なくともいずれか一方に設けられ、該複数の長尺部のうち少なくとも一の長尺部は、該位置規制部と係合可能に構成され、該複数の長尺部のうち他の長尺部は、該一の長尺部より高強度に構成されていることが好ましい。
このような構成によると、一の長尺部を主に位置規制に用い、他の長尺部を主に構造部材として用いることができる。よって一の長尺部においては、過度に高強度が要求されず、軽量な部材を用いることができる。
また該複数の長尺部の配列方向は、該側面と平行に構成されていることが好ましい。このような構成によると、スライド部が切断部本体の外殻から突出することが抑制され、スライド式卓上切断機本体を小型化することができる。
本発明のスライド式卓上切断機によれば、スライドさせて加工部材を切断する際に切断刃の揺動に係る位置を安定させることができる。
本発明の実施の形態について、図1乃至図10に基づき説明する。図1に示される卓上切断機である卓上丸鋸1は、スライド機構を備えた卓上丸鋸であり、ベース部2と、切断部3とから主に構成されている。
ベース部2は、被切断部材である木材Wを担持するベース21と、ベース21上に回動可能に担持されたターンテーブル22と、ベース21に設けられたフェンス23とから主に構成されている。ベース21は、図2に示されるように、一対の左ベース21Aと右ベース21Bとから構成されている。これら左ベース21Aと右ベース21Bとが並んでいる方向を左右方向と定義し、ベース21の木材W(図1)を載置する面の上方を上方、反対を下方と定義する。
図2に示されるように、ターンテーブル22は、右ベース21Bと左ベース21Aとの間に配置されている。ターンテーブル22は、略円台状のターンテーブル本体部22Aとターンテーブル本体部22Aの一方側に突出する突出部24と他方側に設けられた後述の支持部4を支持する切断部支持部27とから構成されている。この突出部24がターンテーブルより突出している方向であって左右方向と直交する方向を前方、反対を後方と定義する。
また、ターンテーブル22の上面には、切断部支持部27近傍位置から突出部24にかけて一連の図示せぬ溝部が形成されている。この図示せぬ溝部は、後述の切断刃53が下方に揺動してターンテーブル22と交わった際の交線位置と同一位置にあり切断刃53の刃先を収容する箇所となっている。
図1及び図2に示されるように、突出部24には、ターンテーブル22のベース21に対する回動を規制する際の操作部となる規制操作部28が設けられている。切断部支持部27は、ターンテーブル22の中心軸に対して突出部24の反対位置に配置されている。切断部支持部27には、図示せぬ溝部の延長線上に位置する傾動軸27Aと、切断部3が任意の傾斜角度で固定される傾動支持部27Bとを有している。図3に示されるように、傾動支持部27Bには、傾動軸27Aを中心とする半円弧状の長孔27aが形成されている。
図1に示されるように、ベース21上であって、ターンテーブル22の上方位置には、フェンス23が設けられている。フェンス23は、図2に示されるように、左ベース21A及び右ベース21Bに対応して左フェンス23A及び右フェンス23Bから構成されており、左フェンス23A及び右フェンス23Bの前面は、同一平面状に位置するように配置されて、木材W(図1)の位置を規定している。
図1に示されるように、切断部3は、支持部4と切断本体部5とスライド部6とから主に構成されている。支持部4は、揺動支持部41と、揺動部42と、スライド支持部43と、揺動軸部44とから主に構成されている。
図3に示されるように、揺動支持部41は、一対の腕部41A、41Aを備え、反腕部41A、41A側位置で傾動軸27Aによって傾動支持部27Bに接続されている。揺動支持部41の傾動支持部27Bに形成された長孔27aと対向する箇所には、図示せぬネジ穴が形成されており、このネジ穴に長孔27aを貫通したクランプレバー41Bが螺接合されている。クランプレバー41Bを螺進させることにより、傾動支持部27Bと揺動支持部41とが互いに付勢されて傾動支持部27Bに対して揺動支持部41を傾動不能にすることができる。一対の腕部41A、41Aの間には揺動軸部44が設けられている。揺動軸部44は、一対の腕部41A、41Aのうち左側に位置する腕部41Aからその端部が突出しており、揺動軸部44の突出した部分には、ストッパホルダ45が揺動軸部44の軸回りに回転可能に設けられている。
ストッパホルダ45には、揺動軸部44位置から見て切断部支持部27側の一端部分に図4に示されるように、揺動軸部44を中心とした円弧状の長孔45aが形成されている。長孔45a内には固定ボルト45Aが挿入されており、固定ボルト45Aは揺動支持部41に設けられたネジ穴に螺合可能となっている。よって固定ボルト45Aを螺進させることによりストッパホルダ45と揺動支持部41とが互いに付勢されてストッパホルダ45が揺動支持部41に固定され、ストッパホルダ45が揺動軸部44の中心軸回りに回転不能となる。
図3に示されるように、ストッパホルダ45の反切断部支持部27側となる他端部分には、左右方向に貫通する筒部45Bが設けられている。筒部45Bの左側端部には、筒部45Bの半径方向に延びる溝45bが形成されている。また筒部45B内には左右方向に摺動可能なストッパピン45Cが挿入されており、筒部45Bとストッパピン45Cとの間には、筒部45Bに対してストッパピン45Cを右側に向けて付勢するバネ45Dが介在している。
図5及び図6に示されるようにストッパピン45Cは、右側の端部に係合部45Eを有しており、後述の揺動部42に形成された凹部42bと係合可能に構成されている。またストッパピン45Cの反係合部45E側には、ストッパピン45Cの摺動方向と直交する方向に延びるピン45Fが設けられており、このピン45Fは筒部45Bの溝45b内に挿入可能に構成されている。ストッパピン45Cは、図5に示されるように、ピン45Fが溝45b内に挿入されている場合のみ係合部45Eが筒部45Bの右側端部より突出して凹部42bと係合可能である。切断刃53において、ピン45Fが溝45b内に挿入可能でありかつ切断刃53が木材Wを切断可能な位置を切断位置と定義する。また図6に示されるようにピン45Fが溝45b外にある場合には、係合部45Eが筒部45B内に配されて係合部45Eが凹部42bと係合することが抑制される。ピン45Fが溝45b内に挿入不能でありかつ切断刃53が木材Wを切断不能な位置を非切断位置と定義する。これらストッパホルダ45、ストッパピン45C、固定ボルト45Aを含んで保持機構が構成される。
図1に示されるように揺動部42は、揺動軸部44により軸支されて、揺動軸部44の中心軸回りに揺動支持部41に対して回転可能に構成されている。揺動部42には、揺動軸部44の半径方向と略平行な方向に延びて後述のスライド支持部43の調整部43Aが挿入される調整溝42aが形成されている。揺動部42の上方に位置する面には孔42cが形成されていると共に、孔42c内に後述のネジ部42Bが挿入される調整ノブ42Aが設けられている。調整ノブ42Aは先端にネジ部42Bを有しており、このネジ部42Bが孔42cを貫通して調整溝42a内に配置され、後述の調整部43Aと螺合可能になっている。揺動部42の左側側面部分には、係合部45Eが挿入されて係合可能な凹部42bが形成されている。
揺動部42と揺動支持部41との間には、揺動軸部44に巻回されたバネ44A(図3)が介在している。バネ44Aにより揺動部42は、揺動軸部44の上方で前側から後側に向かう方向に付勢されている。
スライド支持部43は、スライド部6である後述の第一スライドパイプ61及び第二スライドパイプ62を固定して保持していると共に、反スライド部6側に揺動部42と接続される調整部43Aを有している。調整部43Aは、調整溝42a内に挿入されて調整溝42aの延長方向と平行に摺動可能に構成されている。また調整部43Aには、調整溝42aに挿入される位置に調整溝42aの延長方向と平行な方向に穿設されたネジ孔43aが形成されており、このネジ孔43aに調整ノブ42Aのネジ部42Bが螺合している。よって調整ノブ42Aを回転させることにより、調整部43Aを含むスライド支持部43は、調整溝42aの延長方向、即ち揺動軸部44の半径方向と略平行な方向と平行に移動することが可能となっている。これら揺動部42、調整部43A、及び調整ノブ42Aから切断刃53の揺動とは無関係に切断刃53とベース部2との間の距離を微調整可能な移動微調整部が構成されている。
スライド部6は、第一スライドパイプ61と第二スライドパイプ62とから主に構成されている。第一スライドパイプ61と第二スライドパイプ62とはそれぞれスライド支持部43に後側の一端で固定されており、揺動軸部44の軸方向と直交する方向を配列方向として略平行に配列されて前側に向けて延出されている。第二スライドパイプ62は、第一スライドパイプ61の下側に設けられており、第一スライドパイプと比べて大径かつ厚肉であり、熱処理が施されて高強度に構成されている。よって第二スライドパイプ62を主に切断本体部5を支える支柱とし、第一スライドパイプ61を切断本体部5のスライド部6に対する位置決めとすることができる。これにより、第一スライドパイプにおいては、その径等を小型化することができ、軽量化を図ることができる。
切断本体部5は、ハウジング5Aを外殻として、胴部51と、モータ52と、切断刃53と、切断刃カバー54と、ハンドル55とから主に構成されている。
胴部51は、スライド部6に摺動可能に保持されており、胴部51の上面であってスライド支持部43側の位置には固定ネジ51Aが設けられている。図7に示されるように固定ネジ51Aは、螺進することにより先端が第一スライドパイプ61と当接可能に構成されている。胴部51において第一スライドパイプ61の左右両側には、それぞれ圧接ブッシュ51B、51Bが第一スライドパイプ61に当接して設けられており、第一スライドパイプ61に対して胴部51が摺動する方向と直交する方向において胴部51に対する第一スライドパイプ61の位置を規定している。また圧接ブッシュ51B、51Bには、それぞれネジ51C、51Cが当接しており、このネジ51C、51Cを螺進退することにより、圧接ブッシュ51B、51Bの第一スライドパイプ61に対する圧力を調整している。
また胴部51において、第二スライドパイプ62を支持する箇所には、ボールブッシュ51Dが設けられている。ボールブッシュ51Dを介して胴部51は第二スライドパイプ62に支持されている。
切断刃53とモータ52とは、胴部51の前側に、左右に並んで配置されており、モータ52によって切断刃53が回転駆動されている。よって図2に示されるように、切断刃53とモータ52との間に第一スライドパイプ61及び第二スライドパイプ62が配置される。また第一スライドパイプ61及び第二スライドパイプ62の配列方向が切断刃53の側面と略平行になるように切断刃53が配置されている。このような配置を採ることにより、スライド部6が切断部3本体の外殻から突出することが抑制され、卓上丸鋸1を小型化することができる。またモータ52と切断刃53とは互いに重量物であるため、その中間位置でスライド部6と接続することにより、切断本体部5の重量バランスを好適にすることができる。
ハンドル55は、ハウジング5Aにおいて、モータ52の上部周辺に構成されており、切断刃53を揺動する際の把持部となっている。ハンドル55には、モータ52の回転を制御するトリガ55Aが設けられている。
上記構成の卓上丸鋸1において木材Wを切断する場合には、先ずストッパホルダ45において固定ボルト45Aを緩め、かつストッパピン45Cの係合部45Eを凹部42bに係合させた状態で、スライド部6がベース21の上面と略平行になるように切断部3を押し下げて切断刃53を揺動させる。この状態で固定ボルト45Aを締め、ストッパホルダ45の揺動支持部41に対する位置を規定する。また規制操作部28及びクランプレバー41Bを操作して、木材Wの切断角度に合わせてターンテーブル22の回動角度、切断部3の傾動角度を調整する。
その後に、固定ネジ51Aを緩めて切断本体部5がスライド部6に対してスライド可能な状態にして、ストッパピン45Cを引き、係合部45Eと凹部42bとの係合を解き、かつピン45Fが溝45b内に挿入された状態で切断部3を上方に揺動させ、図1示される様に切断刃53をベース部2上に配置する。この状態で木材Wをベース部2上に載置し、図8に示されるように、切断本体部5を前方にスライドさせて、ベース部2に近接するように揺動し、木材Wを切断する。
図4に示されるように、切断部3が、スライド部6とベース部2の上面とが平行になる位置まで揺動された状態で、ストッパピン45Cがバネ45Dの付勢力により摺動して、係合部45Eが凹部42b内に入り、切断刃53が切断位置に配される。これにより切断部3は揺動不可となり、よって作業者がバネ44Aの付勢力に逆らってハンドル55を押し下げていなくても、切断本体部5は揺動に係る方向において常に一定の位置に保たれる。故に、スライド部6とベース部2の上面とが平行になる所定の揺動角度で切断刃53を固定することができる。固定された後は、切断刃53が揺動することがないため、切断刃53がスライドする方向のみハンドル55に力を加えることにより木材Wを切断することができる。
スライド部6とベース部2の上面とが平行な状態で図9に示されるように切断本体部5を後方にスライドさせて、木材Wを切断する。切断し終わった後には、ストッパピン45Cを引くことにより、係合部45Eと凹部42bとの係合が解かれて、切断刃53は非切断位置である上方に向けて揺動することができる。
切断時において、切断本体部5のスライドにより切断することができる切断幅:Lは、図10に示されるように、スライド量をn、切断刃53の半径をl、切断刃53の中心からベース部2の上面までの距離をmとした場合に、
=n+(l−m (1/2)×2
で与えられる。切断幅がLの状態においては、木材Wの幅:HよりLの方が小さいため木材Wを切断することができない。これに対して、スライド部6がベース部2上面と平行な状態で調整ノブ42Aを回転し、切断本体部5をベース部2に近接させて切断刃53の中心からベース部2の上面までの距離をm(m>m)とした場合には、
=n+(l−m (1/2)×2>H>Lとなり、木材Wを好適に切断することができる。
故に切断刃53をベース部2に近接させることにより、より幅の広い木材Wを切断することができる。逆に切断刃53で切断することができる木材Wの厚さは、ベース部2表面から切断刃53の中心までの距離で決まるため、切断刃53をベース部2から離間させることにより、より厚い木材Wを切断することができる。また切断刃53からベース部2までの距離を任意に変更することができるため、切断刃53が小径な場合であっても厚い木材Wから幅広の木材Wまで好適に切断加工することができる。
本発明の実施の形態に係るスライド式卓上切断機の側面図(切断前状態)。 本発明の実施の形態に係るスライド式卓上切断機の正面部分断面図。 本発明の実施の形態に係るスライド式卓上切断機の揺動支持部周辺を表す部分背面図。 本発明の実施の形態に係るスライド式卓上切断機の側面図(切断位置状態)。 本発明の実施の形態に係るスライド式卓上切断機の揺動支持部周辺であって保持機構を表す部分背面図(係合状態)。 本発明の実施の形態に係るスライド式卓上切断機の揺動支持部周辺であって保持機構を表す部分背面図(非係合状態)。 図4におけるVII-VII線に沿った断面図。 本発明の実施の形態に係るスライド式卓上切断機の側面図(切断本体部を切断位置からスライドする状態)。 本発明の実施の形態に係るスライド式卓上切断機の側面図(切断位置から非切断位置に移動した状態)。 本発明の実施の形態に係るスライド式卓上切断機の微調整機構による切断刃とベースとの関係を示す概念図。
符号の説明
1・・卓上丸鋸 2・・ベース部 3・・切断部 4・・支持部 5・・切断本体部
5A・・ハウジング 6・・スライド部 21・・ベース 21A・・左ベース
21B・・右ベース 22・・ターンテーブル 22A・・ターンテーブル本体部
23・・フェンス 23A・・左フェンス 23B・・右フェンス 24・・突出部
27・・切断部支持部 27A・・傾動軸 27B・・傾動支持部 27a・・長孔
28・・規制操作部 41B・・クランプレバー 41・・揺動支持部 41A・・腕部
42・・揺動部 42A・・調整ノブ 42B・・ネジ部 42a・・調整溝
42b・・凹部 42c・・孔 43・・スライド支持部 43A・・調整部
43a・・ネジ孔 44・・揺動軸部 44A・・バネ 45・・ストッパホルダ
45A・・固定ボルト 45B・・筒部 45C・・ストッパピン 45D・・バネ
45E・・係合部 45F・・ピン 45b・・溝 45a・・長孔 51・・胴部
51A・・固定ネジ 51B・・圧接ブッシュ 51C・・ネジ
51D・・ボールブッシュ 52・・モータ 53・・切断刃 54・・切断刃カバー
55A・・トリガ 55・・ハンドル 61・・第一スライドパイプ
62・・第二スライドパイプ

Claims (6)

  1. 加工部材を支持するベース部と、
    該ベース部上に設けられ該ベース部の上方で切断刃を支持する切断部と、を備え、
    該切断部は、切断刃を回転可能に支持する切断本体部と、該切断本体部を支持すると共に該ベース部上方で該切断刃の側面方向に該切断本体部を該ベース部に対して移動可能とするスライド部と、該スライド部を支持すると共に該ベース部に接続される支持部と、該支持部に設けられて該ベース部上方で該加工部材を切断可能な切断位置と該加工部材を切断不能な非切断位置との間で該切断刃を揺動可能にする揺動軸部と、該切断刃が該切断位置に揺動された時に該切断刃を該切断位置に保持する保持機構と、を有していることを特徴とするスライド式卓上切断機。
  2. 該ベース部は、該加工部材が載置される載置面を有し、
    該支持部において該揺動軸部と該ベース部との間には、該載置面と同一平面上に位置すると共に該揺動軸部の軸方向と直交する方向に配置された軸を有する傾動軸部が設けられ、該切断刃は該傾動軸部を中心軸として傾動可能であることを特徴とする請求項1に記載のスライド式卓上切断機。
  3. 該ベース部は、設置個所になると共に該加工部材を支持するベースと、該ベース上に担持されて該ベースに対して回動可能なターンテーブルと、を有し、
    該切断部は該ターンテーブルに設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のスライド式卓上切断機。
  4. 該切断本体部は該切断刃と該切断刃を回転駆動するモータとを有し、
    該切断刃と該モータとは該揺動軸部の軸方向と平行に配列され、
    該切断本体部において該スライド部との接続箇所は該切断刃と該モータとの間に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のスライド式卓上切断機。
  5. 該スライド部は、該揺動軸部の軸方向と直交する方向に平行に延びる複数の長尺部から構成され、
    該支持部に対する該切断本体部の位置規制を行う位置規制部が、該切断本体部と該支持部との少なくともいずれか一方に設けられ、
    該複数の長尺部のうち少なくとも一の長尺部は、該位置規制部と係合可能に構成され、
    該複数の長尺部のうち他の長尺部は、該一の長尺部より高強度に構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のスライド式卓上切断機。
  6. 該複数の長尺部の配列方向は、該側面と平行に構成されていることを特徴とする請求項5に記載のスライド式卓上切断機。
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