JP5056318B2 - 卓上切断機 - Google Patents

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Description

本発明は、傾動及びスライド可能な構成である卓上切断機の丸鋸刃の可動カバーの構造に関するものである。
従来の卓上切断機の説明を、本願発明の断面図である図4を用いて行う。図示しない給電装置により卓上切断機に、給電されると、モータ21が回転を行う。モータ21の回転により、モータ軸22が回転する。
モータ軸22上に設けられた第1プーリ23により、モータ軸22の回転がベルト24に伝達される。なお、ベルト24は略円形をしている無端ベルトである。ベルト24は、プーリ軸17に設けられている第2プーリ18へと回転を伝達する。なお、ベルト24には溝があり、第1プーリ23、第2プーリ18にも同様にベルトの溝と係合する溝がある。プーリ軸17は、丸鋸刃軸15に設けられたギア16と係合し、丸鋸刃軸15へと回転を伝達する。丸鋸刃軸15には、丸鋸刃14が設けられている。
本願発明においては、傾動及びスライドが可能であるために、可動カバー19は、鉛直方向より、傾くものであり、また、切断方向である鋸刃の両側面に沿う向きであって水平方向に移動可能なものである。この傾動及びスライド機構については、後述する。
丸鋸刃14は、薄肉の円形の形状をしており、丸鋸カバー20と、可動カバー19とにより、その少なくとも一部を覆われている。
可動カバー19は、丸鋸刃軸15を略回動中心として回動可能である。また、可動カバー19は、回動することによって、少なくとも一部を丸鋸カバー20に収納可能になっている。
図11、図12、図13に可動カバー19の拡大図を示す。図11は、傾斜切断の際に、切断の幅が小さい場合に、切断の際に切断方向後方から切断の様子を示したものである。図12は、図11を側方から切断の様子を示したものである。図13は、傾斜切断の際に、切断の幅が大きい場合に、切断の際に切断方向後方から切断の様子を示したものである。
図13においては、切断の幅が大きいために、傾斜し、スライドを行った場合にも、可動カバー19は、切断の際に支障となることは無いものである。
しかしながら、図11のように、切断の幅が小さい場合には、傾斜し、スライドを行い、切断を行う際には不都合が生じていた。すなわち、図11及び図12に示すように、傾斜をしてスライド切断を行う際には、可動カバー19の可動部19bが長さLだけ被切断材の端部35aに引っかかってそれ以上スライドすることができなくなるために、可動カバー19の可動部19bがスライドの支障になっていた。このような場合には、作業者が、可動カバー19をその傾斜の高さLだけ持ち上げ、切断の支障にならないようにする必要があり、作業効率を低下させていた。また、被切断材35の厚さが大きい場合には、切り残しになり、切断可能な厚さが小さくなるものであった。可動カバー19の可動部19bが長さLだけ被切断材の端部35aに引っかからないように、その部分をなくすことも考えられるが、その際には、被切断材の切り粉が可動カバーから集塵することができないために、集塵効率が非常に落ちるものである。
例えば特許文献1、特許文献2等がある。
実用新案登録第2588333号 特許第2640862号
本発明の目的は上記した従来技術の欠点を解消することである。すなわち、傾斜し、スライドする卓上切断機において、その切断材の切断の幅が小さい場合に、スムーズな切断作業を行うことができ、作業効率を高めることができ、その際には集塵効率を落とさないようにできる卓上切断機を提供することである。
上記目的は、被切断材を載置可能な被切断材載置面を有するベース部と、該ベース部より立設されるホルダ部と、該ホルダ部に揺動可能に支持され、円形の形状をし側面部及び円周部を有する丸鋸刃を前記円形の中心で回転可能に軸支する丸鋸部とを有し、前記ホルダ部は、前記ベース部に対して前記丸鋸刃の軸支方向に傾動可能であり、前記丸鋸部は、前記ベース部に対して前記丸鋸刃の側面方向であって前記被切断材載置面の上面と平行な方向に移動可能である卓上切断機であって、前記丸鋸部は、前記丸鋸刃の一部を覆う丸鋸カバーと、前記丸鋸刃の一部を覆い、前記揺動に連動して前記丸鋸カバーが前記丸鋸カバー側へと回動可能な可動カバーとを有し、前記可動カバーは、前記丸鋸刃の前記側面部に位置する可動カバー側面部と、前記丸鋸刃の円周部に位置する可動カバー円周部とを有し、前記可動カバー円周部であって前記丸鋸カバーから露出する側の端部付近に、前記丸鋸刃の前記円周部の半径方向外側を覆い、前記被切断材と当接することにより前記可動カバーに対して前記丸鋸刃の半径方向外側に回動し、前記丸鋸刃の前記円周部の少なくとも一部が露出する位置に位置変更可能な可動部を設け、前記可動カバーには、前記可動部を前記可動カバー側面部に当接する方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする卓上切断機により達成される。
本願の請求項1に記載の卓上切断機によれば、傾動及びスライド切断を行う際であって、切断の幅が小さい場合には、可動カバーの可動部が被切断材の端部に引っかかることを抑制することができるために、スムーズな切断作業を行うことができ、作業効率を高めることができる。また、前記可動部は、被切断材と当接した際に、前記可動カバーに対して回動することにより位置変更可能であるために、位置変更をスムーズに行うことができ、作業性を向上することができる。また、前記可動部を前記可動カバー側面部に当接する方向に付勢する付勢手段を有するために、可動部が位置変更しない場合には、可動カバー円周部に当接する。そのため、可動カバーが位置変更しない場合には集じん効率を高くすることができる。また、一度可動カバー円周部が回動した際にも、その後付勢手段によって回動しない位置へと位置することができる。
また、請求項2に記載のように前記可動部は、変形することにより位置変更可能であるために、不意に可動カバーに物が衝突した際に変形によって衝撃を緩和することができるために、可動部が破損することを抑制することができる。
本願発明に係る卓上切断機を図1により説明する。なお、図面中に記載の通り、上方及び下方を、前方及び下方を定義する。
卓上切断機は、被切断材35を載置可能な被削材載置面1aを有するベース1及びベース1に回動可能に支持され被切断材35を載置可能な被削材載置面を有するターンテーブル2を有するベース部を有する。ベース部には、ベース部上面であって被削材載置面とほぼ垂直に延びるフェンス3が立設される。ターンテーブル2の上面中央には、丸鋸刃14が最下方に位置した場合に侵入可能な溝部を有する図示しない刃口板が設けられている。これは、被切断材35を切断する際に、丸鋸刃14の下端がターンテーブル2上面よりも下降したとき、丸鋸刃14が前記刃口板の溝部に侵入し、被切断材35の下面がけば立つことを抑制している。
ターンテーブル2後端にはホルダシャフト4を介して後述の丸鋸部の支持部材となるホルダ部を立設している。ホルダ部は、ホルダ5を有し、ターンテーブル2に対して、ホルダ5は、傾動可能となっている。また、この傾動の方向は、後述する丸鋸刃の回転軸である丸鋸刃軸15の方向とほぼ同じ方向である。ホルダ部は、ホルダシャフト4を有しており、ホルダシャフト4の軸心は、ターンテーブル2上面とほぼ一致している。これにより、ホルダ5はホルダシャフト4を支点として、ターンテーブル2の上面を中心に左右傾斜自在に軸支されるために、傾動することができる。ターンテーブル2の後部には、ホルダ支持面2aを有する。
サポート28は、ホルダ部の一部であり、スライダー29は、ターンテーブルの一部である。サポート28及びスライダー29に挿通するレバー6を設け、レバー6には雄ネジを設け、スライダー29の一部にレバーに設けられた雄ネジと勘合する雌ネジを設けることによって、スライダー29及びレバー6をネジ嵌合させ、レバー6を回転させることによりスライダー29を上下摺動可能に保持する。レバー6を回動させスライダー29を上方向へ移動させると、サポート28の斜面28aとスライダー29の斜面29aにより、スライダー29はホルダ5側へ移動するため、ターンテーブル2のホルダ支持面2aとホルダ5が密着するために、ホルダ5の傾動が抑制される。なお、ホルダ5は、丸鋸刃軸15の軸支方向であって図2又は図6及び図7に示すように、左右45度程度傾動ができるよう構成されている。
ホルダ5には、ガイドバーが2本その一端部で固定されている。2本のガイドバー7は、ベース部上面とほぼ平行になるように、間隔をおいて設けられている。このガイドバー7の延びる方向は、ベース部の被切断材載置面とほぼ平行な方向であって、かつ丸鋸刃軸15とほぼ垂直な方向である。
2本のガイドバー7の一端部とその一端部の他端である他端部には、ガイドバー7の他端部を支持するガイドバーサポート9が設けられている。
丸鋸部は、この2本のガイドバー上を摺動可能であり、ホルダ5とガイドバーサポート9の間にガイドバーと接触し丸鋸本体12を摺動可能に支持する丸鋸ホルダ8を有する。丸鋸ホルダ8には、2本のガイドバー7が貫通する貫通穴8aが2ヵ所設けられている。図5に示すように、一方の貫通穴8a(図1の下側の穴8a)内には、ガイドバー7の外径寸法とほぼ同寸法の内径を有し、ガイドバー7外径部に当接可能であり、ガイドバー7と丸鋸ホルダ8との間で相対的に摺動することが可能となるようにボールベアリング8bが設けられている。他方の貫通穴8a(後述の図3の上側穴8a)内にはガイドバー7との間に他方の摺動部である2個の移動部材8cが設けられており、この移動部材8cは丸鋸ホルダ8に螺合したボルト8dの先端によって穴部8a内からの抜け落ちが防止されていると共に、ボルト8dの先端の押圧によって移動を規制することができる構成となっている。
ガイドバー7の前方端部には、2個の穴部9aを有するガイドバーサポート9が取付けられている。ガイドバーサポート9は、穴部9a内でガイドバーを固定可能な固定手段9bが設けられており、固定手段9bによってガイドバー7に対するガイドバーサポート9の抜け止めを行い、同時にガイドバー7の回動を抑制している。
丸鋸ホルダ8は、丸鋸本体12をシャフト11を介してベース1上面に対し上下揺動自在に丸鋸本体12を軸支している。丸鋸ホルダ8と丸鋸本体12の間には、丸鋸本体12を上方に付勢するスプリング13が設けられている。
図4に示すように丸鋸本体12は、ギヤ16が設けられる丸鋸刃軸15を回転可能に支持し、丸鋸刃14は回転可能となっている。ギヤ16と噛合うピニオン17aを形成したプーリ軸17は、その軸上に第2プーリ18を保持する。さらに、丸鋸本体12は、丸鋸刃14の略下方部の扇形の形状部を覆う可動カバー19と、丸鋸刃14の略上方部の扇形の形状部を覆う丸鋸カバー20とを有する。また、回転駆動するモータ21と、モータに設けられるモータ軸22と、モータ軸22に保持された図4に示す第1プーリ23とを有する。また、第2プーリ18にモータ21の動力を、第1プーリ23により伝達する伝達ベルト24と、モータ21及びモータ軸22を覆い支持するモータハウジング25とを有する。
モータハウジング25は丸鋸刃14外周より外側で、かつのこ刃14の延長線上を交差する方向に配置し、モータハウジング25が丸鋸刃14の両側面から出張るように設けている。また、図1に示すように、丸鋸部の略上方部には、運搬用ハンドル51が設けられている。これは、丸鋸部の略上方部に設けられることにより、運搬を容易にしている。また、その位置は、丸鋸部の中で後方に位置している。これは、ベース1及びターンテーブル2の重量と丸鋸部のバランスを考えた上での位置に設けられている。
可動カバー19は、丸鋸刃軸15をほぼ回動中心として、回動可能に丸鋸本体12に支持され、丸鋸刃14の円周及び両側面を覆うように形成される。把持ハンドル26が丸鋸部上部に設けられており、把持ハンドル26を作業者が把持し、図1の下方へと押すことにより、シャフト11を介して下方へと揺動することによって丸鋸本体12を下降させると、図1に示すリンク42により可動カバー19が引き上げられ、丸鋸カバー20内へと可動カバー19の少なくとも一部が挿入され、丸鋸刃14が露出する。この回動の方向は、図1、図3、図8に示す矢印の方向である。
なお、図示しないが、卓上切断機には、卓上切断機へと給電を行う図示しない電源コードがある。この電源コードにより、卓上切断機に給電がなされる。
図2に、図1の卓上切断機を前方から見た様子を示す。なお、図面中に記載の通り、右側及び左側を定義する。
ホルダ5の前面部には傾斜時の位置決め部材となるストッパ5a及び5bが設けられ、ターンテーブル2上面後方にはストッパ5a及び5bの移動軌跡上に位置するように傾斜調整部材であるストッパボルト30及び31が設けられている。ストッパボルト30及び31には、雄ネジが設けられており、ターンテーブル2に設けられた雌ネジにネジ嵌合している。このストッパボルト30及び31のターンテーブル2からの突出量は、ねじ嵌合により、作業者が任意に設定することができる。ホルダ5を左側または右側方向の何れかに傾斜させると、所定の傾斜角度である例えば45度でストッパ5a又は5bがストッパボルト30又は31の各々の頭部に係合し、ホルダ5の傾斜位置を設定する。この際には、ホルダ5に支持されている丸鋸部も、ホルダ5と同様に傾斜する。ストッパボルト30は、ホルダ5が左方向に45度の位置に傾斜したときにストッパ5aに係合するように設けられている。また、ストッパボルト31は、ホルダ5が右方向に45度の位置に傾斜したときにストッパ5bに係合するように設けられている。なお、このストッパボルト30又は31によるホルダ5の傾斜角度は任意に設定することができるものである。



さらに、ホルダ5に貫通穴5cを有し、ホルダ5が傾斜しない直角時の位置決め部材となるピン32を前後方向であってに水平移動自在に軸支し、図2に位置するときにホルダ5にはピン32の移動軌跡上に位置するようにストッパボルト33が垂直方向にねじ嵌合している。このように、ホルダ5が直角切断位置になったとき、ストッパボルト33の先端とピン32の外径部が当接することができる。
丸鋸部を丸鋸刃軸15の方向である左右へと傾斜させ傾斜切りする方法について説明する。レバー6を緩め、ホルダ5の傾斜の規制状態を解除すると、図6、7に示すように、ホルダ5を左側又は右側方向へ傾斜することが可能になる。この際、モータ21の重心は、ホルダシャフト4のほぼ真上に位置させている。これによって、丸のこ部12を左傾斜、右傾斜のどちら側でもほぼ一定の力で傾斜させることができる。図6に示すように、レバー6を緩め、ホルダ5の傾斜の規制状態を解除してホルダ5を左方向へ傾斜させると、ストッパ5aがストッパボルト30に当接し、丸のこ部12は左傾斜45度の状態に位置決めされる。また、5bとストッパボルト31の当接によって、右傾斜45度の状態に位置決めされる。この状態で、レバー6を締めることによって、ホルダ5の傾斜位置を固定する。
次に被切断材を角度切りする方法について説明する。ベース1に対して回動可能なターンテーブル2をベースに対して回動させることによって行うことが可能である。この場合に、回動規制ハンドル52により、図示しないベースとターンテーブルとの間の回動阻止手段を操作することができ、回動を規制することができる。なお、前記と逆の操作によって、回動規制ハンドル52を操作することにより、回動の規制を解除することができる。
可動カバー19の回動方向の可動部について説明を行う。前述の通り、可動カバー19は、丸鋸刃軸15をほぼ回動中心として、回動可能に丸鋸部に支持され、丸鋸刃14の円周及び側面に位置するように形成される。可動カバー19は、図4に示すように、丸鋸刃14の側面14aに位置するように形成される可動カバー側面部19a1、19a2を有し、丸鋸刃14の円周部14bである半径方向外周に位置するように形成される可動カバー円周部19bを有する。可動カバー円周部19bの丸鋸カバー20から露出する側の端部付近であって、被切断材35の端部35aが小さい場合に、被切断材と当接する可動部40が位置変更可能に設けられている。また、この場合の可動部40の素材は、変形可能な弾性体としている。
図8に示すように、可動部40は、可動カバー19に対して、軸53を回動中心として、回動可能に支持されている。図8に示すように可動部40を可動カバー側面部に当接するように付勢する付勢手段であるねじりバネ41を有している。ねじりバネ41は、可動部の前記可動カバーに対しての回動を規制する方向に付勢する付勢手段であり、可動カバー円周部19bが延びるように可動部40が位置するように付勢するために設けられている。
図10に示すように、可動カバー円周部19の可動部40には、可動部40以外の部材は無いものであり、可動部が位置変更した場合には、可動カバー側面部19a1、19a2の続く円周部は存在しなくなるものである。
本願発明の卓上切断機の動作について説明を行う。
前述のように、図示しない給電装置により、モータ21を回転させることによって、モータ軸22からベルト24を介して、ピニオン軸17に回転を伝達し、ピニオン軸17から丸鋸刃軸15へと回転を伝達する。
図3に示すように、図1の状態から丸鋸ホルダ8をガイドバー7上を前方に摺動させ、丸鋸部を前方へと移動する。このように、ガイドバー7上で丸鋸部が摺動させることによって、切断方向の長さが長い材料を切断することができる。前方への移動後に、丸鋸部の略上方にある把持ハンドル26を把持し、スイッチ27を操作して丸鋸刃14を回転させ、操作した状態で把持ハンドル26を下方へと押す。把持ハンドル26を下方へと押すことにより、丸鋸本体12を下降させると、リンク42により可動カバー19が引き上げられ、丸鋸カバー20へと可動カバー19が挿入され、丸鋸刃14が露出する。把持ハンドル26には、スイッチ27が設けられており、スイッチ27を操作することによって、電気を丸鋸回路へと流すことにより、丸鋸刃を回転することができるようになっている。切断の際には、前方から後方へと、ガイドバー7上で丸鋸部を摺動させる。
なお、図5に示すように、丸鋸ホルダ8には上側穴部8a内に突出可能な摺動規制手段であるノブ10が設けられており、ノブ10の先端がガイドバー7外径部を押圧することによって、ガイドバー7上で丸のこ部ホルダ8の摺動を規制可能となっている。
図9に、切断幅が小さい被切断材を切断する際に、ホルダ部を傾斜させた状態であって、丸鋸部をガイドバー7上で摺動させる場合の本願発明の様子を示す。従来の卓上切断機では、図11に示すように、切断の際に、可動カバーの可動部19bが被切断材と当接することによって、スライド動作が抑制されるために、切断効率を下げていた。
しかしながら、本発明を示す図9に示すように、可動カバー19の可動カバー円周部19bの回動方向の可動部40が位置変更可能であるために、被切断材の端部35aと当接しても、可動部40が位置を変更するため、切断の邪魔となることがなく、可動部40が端部35aに引っかかることを抑制するために、スムーズにスライド動作を行うことができるものである。また、可動部40を弾性体で形成したために、不意に被切断材などと衝突などしても、破損することが少ないものである。
本発明においては、ベース部に対して丸鋸部がスライドする機構を、ホルダ5にガイドバーが固定される機構であって、そのガイドバー上を丸鋸部が摺動する構成によってなしたが、本発明と同様にベース部に対して丸鋸部が相対的にスライドする機構であれば、本発明と同様の作用効果を奏し得ることができるために、変形例として良いものである。
本発明においては、ベース部に対してホルダ部が傾動する機構を、ホルダ部に設けられたホルダシャフト4とターンテーブル2によってなしたが、本願発明と同様にベース部に対してホルダ部が相対的に傾動する機構であれば、本願発明と同様の作用効果を奏し得ることができるために、良いものである。
本発明においては、モータ21の回転力をベルト24によって丸鋸刃14に伝達する構成としたが、ベルト24を有せず、歯車のみによって回転力を伝達する構成であっても、本発明と同様の作用効果を奏し得ることができるものであるために、良いものである。
本発明においては、ターンテーブル2は、ベース1上で回動可能な構成としたが、他の構成であって、角度切りが可能なものであっても、本発明と同様の作用効果を奏し得ることができるものであるために、良いものである。
本発明では、丸鋸本体12を下降させる際にリンク42によって、可動カバー19が引き上げられることによって、丸鋸カバー20へとその一部が挿入される構成としていたが、可動カバー19が引き上げられる構成であれば、どのような構成であっても本発明と同様の作用効果を奏し得ることができるものであるために、良いものである。
本発明の卓上切断機の一実施形態を示す正面図 本発明の卓上切断機の右側面図 図1の切断部をガイドバー上で前方へと移動した状態を示す正面図 図1のA−A線断面図 図1のB−B線断面図 ホルダ部を左に傾斜した状態を示す本願発明の右側面図 ホルダ部を右に傾斜した状態を示す本願発明の左側面図 図1のC部拡大図 傾斜切りの際に、被切断材の端部の幅が狭い時の正面から見た部分図 図9の側面図 従来技術での卓上切断機で、傾斜切りで端部の幅が狭い時の正面から見た部分図 図11の側面図 傾斜切りで端部の幅がある時の正面から見た部分図
符号の説明
1はベース、2はターンテーブル、3はフェンス、4はホルダシャフト、5はホルダ、7はガイドバー、8は丸鋸ホルダ、9はガイドバーサポート、12は丸鋸部、14は丸鋸刃、15は丸鋸刃軸、19は可動カバー、40は可動部、41はねじりバネである。

Claims (2)

  1. 被切断材を載置可能な被切断材載置面を有するベース部と、
    該ベース部より立設されるホルダ部と、
    該ホルダ部に揺動可能に支持され、円形の形状をし側面部及び円周部を有する丸鋸刃を前記円形の中心で回転可能に軸支する丸鋸部とを有し、
    前記ホルダ部は、前記ベース部に対して前記丸鋸刃の軸支方向に傾動可能であり、
    前記丸鋸部は、前記ベース部に対して前記丸鋸刃の側面方向であって前記被切断材載置面の上面と平行な方向に移動可能である卓上切断機であって、
    前記丸鋸部は、前記丸鋸刃の一部を覆う丸鋸カバーと、前記丸鋸刃の一部を覆い、前記揺動に連動して前記丸鋸カバーが前記丸鋸カバー側へと回動可能な可動カバーとを有し、
    前記可動カバーは、前記丸鋸刃の前記側面部に位置する可動カバー側面部と、前記丸鋸刃の円周部に位置する可動カバー円周部とを有し、
    前記可動カバー円周部であって前記丸鋸カバーから露出する側の端部付近に、前記丸鋸刃の前記円周部の半径方向外側を覆い、前記被切断材と当接することにより前記可動カバーに対して前記丸鋸刃の半径方向外側に回動し、前記丸鋸刃の前記円周部の少なくとも一部が露出する位置に位置変更可能な可動部を設け、
    前記可動カバーには、前記可動部を前記可動カバー側面部に当接する方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする卓上切断機。
  2. 前記可動部は、変形することにより位置変更可能であることを特徴とする請求項1記載の卓上切断機。
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